JP2859787B2 - レイアウトエディタにおける結線方法 - Google Patents

レイアウトエディタにおける結線方法

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JP2859787B2 JP4257009A JP25700992A JP2859787B2 JP 2859787 B2 JP2859787 B2 JP 2859787B2 JP 4257009 A JP4257009 A JP 4257009A JP 25700992 A JP25700992 A JP 25700992A JP 2859787 B2 JP2859787 B2 JP 2859787B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレイアウトエディタにお
いて、異なる二点間をポインタデバイスを操作すること
により、水平線分及び垂直線分でマニュアル結線する方
法に関する。
【0002】今日、半導体装置の設計において、レイア
ウトにおいても自動化が進んでいる。ところが、自動で
は結線できない場合や、特にマニュアル結線する必要の
ある場合が少なくない。このようにマニュアル結線する
必要のある場合の多くは、結線する二点間の距離が長か
ったり、結線する二点の途中に障害が存在する場合であ
る。
【0003】このため、マニュアル結線の操作では、無
駄な水平線分又は垂直線分の挿入や、一旦決定した線分
のキャンセル操作を低減して、作業効率を向上できるこ
とが必要となる。
【0004】
【従来の技術】従来のレイアウトエディタにおけるマニ
ュアル結線方法では、レイアウトエディタを操作する者
自身が結線する二点間を認識し、水平線分及び垂直線分
を接続させて最終的に二点間の結線を完了させている。
この水平線分及び垂直線分はマウス等のポインタデバイ
スを操作して始点と終点とを指示することにより発生さ
れる。この場合、二点間に障害物が存在すると、始点か
ら障害物を避けながら線分の端点指示を繰り返して水平
・垂直線分を発生させ、終点までを結線させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、結線す
る二点間が長距離となり、二点間の障害物が多くなる
と、途中まで結線を行った時点で障害物によって結線が
続けられなくなる場合がある。このとき、発生させた水
平・垂直線分を途中までキャンセルし、再度、結線操作
を行わなければならず、作業効率が低いという問題があ
った。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、結線する二点間が長距離である場合
や、結線する二点間に障害物が多く存在する場合におい
ても、水平線分又は垂直線分のキャンセル操作をなく
し、無駄な線分を低減して作業効率を向上できることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ディスプレイ上に表示されたポインタを移動
させるとともに、ポインタの指示点を固定点として設定
可能なポインタデバイスとを備えたレイアウトエディタ
において、ディスプレイ上に表示された異なる二点間を
ポインタデバイスで設定された固定点に基づいて水平線
分及び垂直線分で結線するようにした結線方法におい
て、異なる二点を基準固定点として記憶手段に記憶する
とともに、その二点間を結ぶ仮配線をディスプレイ上に
表示させる。仮配線上にポインタが位置する状態でポイ
ンタデバイスによりポインタの指示点が選択されたと
き、ポインタを通過して水平及び垂直に延びるカーソル
を表示させその表示状態を保持させる。カーソルの表示
状態においてポインタデバイスによるポインタの移動に
伴ってそのときどきのポインタの指示点を含むように仮
配線を再表示させる。そして、カーソルの表示状態にお
いてポインタデバイスにより固定点の設定操作が行われ
たとき、そのときのポインタの指示点を新たな固定点と
して設定するとともに、カーソルを消去する。仮配線に
おいてそのカーソル表示がなされたポインタの指示点が
記憶手段に記憶された基準固定点又は固定点でない場合
にはカーソル表示がなされた指示点を含む線分両端の固
定点間にその新たな固定点が位置するように記憶手段に
記憶する。又、仮配線においてそのカーソル表示がなさ
れたポインタの指示点が記憶手段に記憶された固定点で
ある場合にはその固定点を新たな固定点に変更して記憶
手段に記憶するようにした。
【0008】
【作用】従って、本発明によれば、カーソルの表示状態
でポインタを移動させ、ポインタの移動に伴って再表示
された仮配線がカーソルに重なる点を固定点として設定
すれば、仮配線の一部が水平線分及び垂直線分となる。
この操作を繰り返し行うことにより、異なる二点間が水
平線分及び垂直線分で結線される。再表示された仮配線
が障害物にかかる場合には障害物上の仮配線の一点をポ
インタにより選択してポインタを移動させることによ
り、仮配線を更に再表示させる。そして、新たに再表示
された仮配線が障害物にかからなくなった点を固定点と
して設定すれば、結線処理が完了する。従って、水平線
分及び垂直線分のキャンセル操作をなくし、無駄な線分
を低減できるため、結線する二点間が長距離である場合
や、結線する二点間に障害物が多く存在する場合におい
ても、結線処理の作業効率が向上される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図1は本発明を実施するためのレイア
ウトエディタの概略構成図である。レイアウトエディタ
1はディスプレイ表示部2、データ入力部3、レイアウ
トデータ処理部3、ファイルアクセス部5を備えてい
る。
【0010】ディスプレイ表示部2にはディスプレイ6
が接続されている。ディスプレイ6はディスプレイ表示
部2の制御に基づき、図6に示すように二点a,b、論
理セル等の障害物31,32、ポインタ33、二点aと
bとを結ぶ仮配線としてのラバーバンド34を表示する
ようになっている。ポインタ33はディスプレイ6上の
1点を指示するものである。又、ディスプレイ6は、ポ
インタ33の指示点(矢の先端)を通過して水平及び垂
直に延びるカーソル35a,35b(破線で示す)を表
示するようになっている。
【0011】データ入力部3にはポインタデバイスとし
てのマウス7と、同じくポインタデバイスとしてのキー
ボード8とが接続されている。マウス7はクリックボタ
ン7aを備えている。そして、マウス7を平面上で移動
操作することにより、図6に示すディスプレイ6上のポ
インタ33を移動させることができる。又、マウス7を
静止させた状態において、クリックボタン7aを押さえ
るとそのときのポインタ33の指示点を選択することが
でき、クリックボタン6aを離すとそのポインタ33の
指示点を固定点として設定できるようになっている。
【0012】データ入力部3はマウス7が移動されると
その移動量データを取り込み、取り込んだ移動量データ
をレイアウトデータ処理部4に出力する。又、データ入
力部3はクリックボタン7aが押されると選択信号をレ
イアウトデータ処理部4に出力し、クリックボタン7a
が離されると設定信号をレイアウトデータ処理部4に出
力する。
【0013】ファイルアクセス部5には記憶手段として
のディスクシステム9が接続されている。ディスクシス
テム9には論理セル(図6で示した障害物31,32)
のパターンデータ及び配置データ等が記憶されている。
又、ディスクシステム9には図14に示す端点座標テー
ブル40が割り付けられている。この端点座標テーブル
40には後記する結線処理において設定される基準固定
点及び固定点の座標データが格納される。
【0014】そして、ファイルアクセス部5はディスク
システム9から論理セルのパターンデータ及び配置デー
タを読み出してレイアウトデータ処理部4に出力する。
又、ファイルアクセス部5は端点座標テーブル40から
固定点の座標データを読み出す。又、ファイルアクセス
部5は端点座標テーブル40に新たな固定点の座標デー
タを付加したり、所定の座標データを変更したりする。
【0015】レイアウトデータ処理部4はファイルアク
セス部5から入力した論理セルのパターンデータ及び配
置データをディスプレイ表示部2に出力する。又、レイ
アウトデータ処理部4は前記ポインタ33を表示させる
ためのデータをディスプレイ表示部2に出力する。更
に、レイアウトデータ処理部4はデータ入力部3から移
動量データを入力すると、その移動量データをディスプ
レイ表示部2に出力する。
【0016】ディスプレイ表示部2はレイアウトデータ
処理部4から入力したデータに基づいてディスプレイ6
に障害物31,32、二点a,b、ポインタ33を表示
させる。ディスプレイ表示部2は移動量データを入力す
ると、ポインタ33を移動表示させる。
【0017】レイアウトデータ処理部4は、結線処理に
おいて例えば図5に示すようにディスプレイ6上で二点
a,bが設定されると、ラバーバンド34を表示するた
めのデータを作成しそのデータをディスプレイ表示部2
に出力する。ディスプレイ表示部2はこのデータに基づ
いてディスプレイ6にラバーバンド34を表示させる。
【0018】レイアウトデータ処理部4は、ポインタ3
3がラバーバンド34上に位置する状態で、データ入力
部3から前記クリックボタン7aの押さえ操作に基づく
選択信号が入力されると、ポインタ33の指示点を通過
するカーソル35a,35bを表示させるためのデータ
を作成しそのデータをディスプレイ表示部2に出力す
る。ディスプレイ表示部2はこのデータに基づいてディ
スプレイ6にポインタ33の指示点を通過するカーソル
35a,35bを表示させる。
【0019】レイアウトデータ処理部4は、カーソル3
5a,35bの表示状態においてデータ入力部3からマ
ウス7の移動に基づく移動量データを入力すると、図1
1に示すようにそのときどきのポインタ33の指示点を
含むように前記ラバーバンド34を再表示させるための
データを作成しそのデータをディスプレイ表示部2に出
力する。ディスプレイ表示部2はこのデータに基づいて
ディスプレイ6にラバーバンド34を再表示させる。
又、レイアウトデータ処理部4は、データ入力部3から
入力した移動量データに基づいてカーソル35a,35
bを移動表示させるためのデータを作成しそのデータを
ディスプレイ表示部6に出力する。ディスプレイ表示部
2はこのデータに基づいてディスプレイ6にカーソル3
5a,35bを移動表示させる。
【0020】レイアウトデータ処理部4は、カーソル3
5a,35bの表示状態においてデータ入力部3から前
記クリックボタン7aの離し操作に基づく設定信号が入
力されると、そのときのポインタ33の指示点を新たな
固定点として設定し、その固定点の座標データをディス
プレイ表示部2から取り込む。又、レイアウトデータ処
理部4はカーソル35a,35bを表示させるためのカ
ーソル表示データの出力を停止する。ディスプレイ表示
部2はカーソル表示データの停止に基づいてカーソル3
5a,35bを消去させる。
【0021】更に、レイアウトデータ処理部4は、新た
な固定点を設定する直前において前記ラバーバンド34
上でカーソル表示がなされたポインタ33の指示点が前
記端点座標テーブル40に記憶された基準固定点又は固
定点でない場合には、カーソル表示がなされたポインタ
33の指示点を含む線分両端の固定点間にその新たな固
定点を位置させる制御データと共にその新たな固定点の
座標データをファイルアクセス部5に出力する。ファイ
ルアクセス部5はレイアウトデータ処理部4から入力し
た制御データに基づいてその新たな固定点の座標データ
を端点座標テーブル40に記憶する。
【0022】又、レイアウトデータ処理部4は、新たな
固定点を設定する直前において前記ラバーバンド34上
でカーソル表示がなされたポインタ33の指示点が前記
端点座標テーブル40に記憶された固定点である場合に
は、その固定点の座標データを新たな固定点の座標デー
タに変更させる制御データと共にその新たな固定点の座
標データをファイルアクセス部5に出力する。ファイル
アクセス部5はレイアウトデータ処理部4から入力した
制御データに基づいてその新たな固定点の座標データを
端点座標テーブル40に記憶する。
【0023】次に 上記のように構成されたレイアウト
エディタ1の結線処理を図2,図3に従って説明する。
まず、ステップ11でディスプレイ上で結線すべき二点
の座標データをマウス7又はキーボード8を操作して入
力することにより、基準固定点を設定する。ステップ1
2で端点座標テーブル40に二点の座標データを設定す
る。ステップ13では端点座標テーブル40の座標デー
タに基づいてラバーバンドを表示する。
【0024】ステップ14ではマウス7のクリックボタ
ン7aによる入力待ちの状態となる。次のステップ15
でラバーバンド上にポインタが位置する状態でクリック
ボタン7aが押されると、ステップ16でそのときのポ
インタ位置をp1とする。
【0025】ステップ17では端点座標テーブル40の
データ線分上にポインタ位置p1があるか否かを判定す
る。データ線分上とは端点座標テーブル40の前後一対
の座標データで決まる線分である。ステップ17でデー
タ線分上にポインタ位置p1がないと判定すると、前記
ステップ14に戻る。ステップ17でデータ線分上にポ
インタ位置p1があると判定すると、ステップ18でポ
インタ位置p1は端点座標テーブル40に存在するか否
かを判定する。
【0026】ステップ18でポインタ位置p1が端点座
標テーブル40に存在すると判定すると、ステップ19
に進み、ポインタ位置p1が端点座標テーブル40に存
在しないと判定すると、ステップ20に進む。ステップ
19では端点座標テーブル40内のデータのうち、ポイ
ンタ位置p1と等しい座標データの前後の座標データを
t1,t2とする。ステップ20では端点座標テーブル
40内のデータのうち、ポインタ位置p1を含むデータ
線分の両端点の座標データをt1,t2とする。
【0027】次のステップ21ではポインタ位置p1を
通過して水平及び垂直に延びる一対のカーソルを表示す
る。ステップ22でポインタが移動されると、ステップ
23ではそのときのポインタ位置をpとする。次のステ
ップ24でポインタ位置pを通過して水平及び垂直に延
びる一対のカーソルを再表示するとともに、ポインタ位
置pを含むようにラバーバンドを再表示する。ラバーバ
ンドの再表示は前記ステップ19で設定したt1及びt
2、又は前記ステップ20で設定したt1及びt2とポ
インタ位置pとが結ばれるように表示する。
【0028】ステップ25でマウス7のクリックボタン
7aが離されると、ステップ26でそのときのポインタ
位置をp2とする。ステップ27ではポインタ位置p2
にて表示していたカーソルを消去するとともに、ポイン
タ位置p2を含むようにラバーバンドを再表示する。
【0029】次のステップ28では前記ステップ16の
ポインタ位置p1は端点座標テーブル40に存在するか
否かを判定する。ステップ28でポインタ位置p1が端
点座標テーブル40に存在すると判定すると、ステップ
29に進み、ポインタ位置p1が端点座標テーブル40
に存在しないと判定すると、ステップ30に進む。ステ
ップ29では端点座標テーブル40内の座標データp1
を座標データp2に変更する。ステップ30では端点座
標テーブル40内のデータのうち、前記ステップ20で
設定した端点座標データt1,t2間に座標データp2
を追加する。
【0030】ステップ29又は30の処理の後、前記ス
テップ14に戻る。ステップ14で入力待ちの状態とな
り、入力がなければ処理を終了する。従って、例えば、
図4に示すように結線前におけるディスプレイ6上に障
害物31,32とポインタ33とが表示されていたとす
る。この場合、図14に示すように端点座標テーブル4
0は座標データ無しとなっている。
【0031】この状態から図5に示すように、ディスプ
レイ6上に二点a,bを基準固定点として設定すると、
基準固定点a,bを結ぶラバーバンド34が表示され
る。このとき、図15に示すように端点座標テーブル4
0にはa座標及びb座標が設定される。
【0032】次に、図6に示すように、ポインタ33を
ラバーバンド34上の点cに移動させ、マウス7のクリ
ックボタン7aを押すと、点cを通過して水平及び垂直
に延びるカーソル35a,35bが表示される。
【0033】この状態からマウス7のクリックボタン7
aを離すと、図7に示すように点cが固定点として設定
されるとともに、カーソル35a,35bが消去され
る。クリックボタン7aが押されたとき点cが線分ab
上に存在するため、図16に示すように端点座標テーブ
ル40のa座標とb座標との間にc座標が追加格納され
る。
【0034】この後、図8に示すように、ポインタ33
をラバーバンド34上の点dに移動させ、マウス7のク
リックボタン7aを押すと、点dを通過して水平及び垂
直に延びるカーソル35a,35bが表示される。
【0035】この状態からマウス7のクリックボタン7
aを離すと、図9に示すように点dが固定点として設定
されるとともに、カーソル35a,35bが消去され
る。クリックボタン7aが押されたとき点dが線分ac
上に存在するため、図17に示すように端点座標テーブ
ル40のa座標とc座標との間にd座標が追加格納され
る。
【0036】次に、図10に示すように、ポインタ33
をラバーバンド34上の点dに移動させ、マウス7のク
リックボタン7aを押すと、点dを通過して水平及び垂
直に延びるカーソル35a,35bが表示される。
【0037】この状態から図11に示すようにクリック
ボタン7aを押したままマウス7を移動させてポインタ
33を移動させる。すると、ポインタ33の移動に伴っ
てカーソル35a,35bも移動する。ラバーバンド3
4はポインタ位置を含むように再表示される。ポインタ
33を点d1まで移動させてクリックボタン7aを離す
と、点d1が固定点として設定されるとともに、カーソ
ル35a,35bが消去される。クリックボタン7aが
押されたとき点dが端点座標テーブル40に存在するた
め、図18に示すように端点座標テーブル40のd座標
がd1座標に変更される。そして、点a及び点d1と、
点d1及び点cとを結ぶようにラバーバンド34が再表
示される。
【0038】次に、図12に示すように、ポインタ33
をラバーバンド34上の点eに移動させ、マウス7のク
リックボタン7aを押すと、点eを通過して水平及び垂
直に延びるカーソル35a,35bが表示される。
【0039】この状態から図13に示すようにクリック
ボタン7aを押したままマウス7を移動させてポインタ
33を移動させる。すると、ポインタ33の移動に伴っ
てカーソル35a,35bも移動する。ラバーバンド3
4はポインタ位置を含むように再表示される。ポインタ
33を点e1まで移動させてクリックボタン7aを離す
と、点e1が固定点として設定されるとともに、カーソ
ル35a,35bが消去される。クリックボタン7aが
押されたとき点eが線分cb上に存在するため、図19
に示すように端点座標テーブル40のc座標とb座標と
の間にe1座標が追加格納される。そして、点c及び点
e1と、点e1及び点bとを結ぶようにラバーバンド3
4が再表示される。
【0040】このように、本実施例ではカーソルの表示
状態でポインタを移動させ、ポインタの移動に伴って再
表示されたラバーバンドがカーソルに重なる点を固定点
として設定することにより、ラバーバンドの一部を水平
線分及び垂直線分とすることができる。この操作を繰り
返し行うことにより、異なる二点間を水平線分及び垂直
線分で結線することができる。この結線処理において再
表示されたラバーバンドが障害物にかかる場合には、障
害物上のラバーバンドの一点をポインタにより選択して
ポインタを移動させて障害物にかからないラバーバンド
を新たに再表示させる。そして、ラバーバンドが障害物
にかからなくなった点を固定点として設定することによ
り、異なる二点間を水平線分及び垂直線分で結線するこ
とができる。従って、水平線分及び垂直線分のキャンセ
ル操作をなくし、無駄な線分を低減できるため、結線す
る二点間が長距離である場合や、結線する二点間に障害
物が多く存在する場合においても、結線処理の作業効率
を向上することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、結
線する二点間が長距離である場合や、結線する二点間に
障害物が多く存在する場合においても、水平線分及び垂
直線分のキャンセル操作をなくし、無駄な線分を低減し
て作業効率を向上できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのレイアウトエディタの
概略構成図である。
【図2】一実施例の作用を示すフローチャートである。
【図3】一実施例の作用を示すフローチャートである。
【図4】基準固定点の設定前の説明図である。
【図5】ラバーバンドの表示を示す説明図である。
【図6】ポインタ指示点の選択を示す説明図である。
【図7】固定点の設定を示す説明図である。
【図8】ポインタ指示点の選択を示す説明図である。
【図9】固定点の設定を示す説明図である。
【図10】ポインタ指示点の選択を示す説明図である。
【図11】ラバーバンドの再表示を示す説明図である。
【図12】ポインタ指示点の選択を示す説明図である。
【図13】処理結果を示す説明図である。
【図14】図4の状態における端点座標テーブルを示す
図である。
【図15】図5の状態における端点座標テーブルを示す
図である。
【図16】図7の状態における端点座標テーブルを示す
図である。
【図17】図9の状態における端点座標テーブルを示す
図である。
【図18】図11の状態における端点座標テーブルを示
す図である。
【図19】図13の状態における端点座標テーブルを示
す図である。
【符号の説明】
2 ディスプレイ表示部 3 データ入力部 4 レイアウトデータ処理部 5 ファイルアクセス部 6 ディスプレイ 7 マウス 8 キーボード 9 ディスクシステム 33 ポインタ 34 仮配線としてのラバーバンド 35a,35b カーソル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ上に表示されたポインタを
    移動させるとともに、ポインタの指示点を固定点として
    設定可能なポインタデバイスとを備えたレイアウトエデ
    ィタにおいて、ディスプレイ上に表示された異なる二点
    間をポインタデバイスで設定された固定点に基づいて水
    平線分及び垂直線分で結線するようにした結線方法にお
    いて、 前記異なる二点を基準固定点として記憶手段に記憶する
    とともに、その二点間を結ぶ仮配線をディスプレイ上に
    表示させ、前記仮配線上にポインタが位置する状態でポ
    インタデバイスによりポインタの指示点が選択されたと
    き、ポインタを通過して水平及び垂直に延びるカーソル
    を表示させて表示状態を保持し、カーソルの表示状態に
    おいてポインタデバイスによるポインタの移動に伴って
    そのときどきのポインタの指示点を含むように前記仮配
    線を再表示させ、カーソルの表示状態においてポインタ
    デバイスにより固定点の設定操作が行われたとき、その
    ときのポインタの指示点を新たな固定点として設定する
    とともに、カーソルを消去し、前記仮配線においてその
    カーソル表示がなされたポインタの指示点が前記記憶手
    段に記憶された基準固定点又は固定点でない場合にはカ
    ーソル表示がなされた指示点を含む線分両端の固定点間
    にその新たな固定点が位置するように記憶手段に記憶
    し、又、前記仮配線においてそのカーソル表示がなされ
    たポインタの指示点が前記記憶手段に記憶された固定点
    である場合にはその固定点を新たな固定点に変更して記
    憶手段に記憶するようにしたことを特徴とするレイアウ
    トエディタにおける結線方法。
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