JPH0586517B2 - - Google Patents

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JPH0586517B2
JPH0586517B2 JP60190156A JP19015685A JPH0586517B2 JP H0586517 B2 JPH0586517 B2 JP H0586517B2 JP 60190156 A JP60190156 A JP 60190156A JP 19015685 A JP19015685 A JP 19015685A JP H0586517 B2 JPH0586517 B2 JP H0586517B2
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JP
Japan
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hydraulic
oil
valve
pressure
oil passage
Prior art date
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JP60190156A
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JPS6249063A (ja
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Shigekazu Hasegawa
Masaru Machida
Yoshimi Oota
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Priority to US06/850,861 priority patent/US4711329A/en
Priority to GB8609401A priority patent/GB2179717B/en
Priority to FR868606930A priority patent/FR2586775B1/fr
Priority to CA000510723A priority patent/CA1265021A/en
Priority to DE19863621098 priority patent/DE3621098A1/de
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、速度選択用の油圧バルブ、この油圧
バルブを介して作動油が供給されるシフト変速用
の油圧シリンダ、この油圧シリンダの作動に伴つ
て発生又は消滅されるパイロツト圧で操作される
論理弁、この論理弁を介して供給される圧油で入
り操作され、排油されることにより切り操作され
る油圧クラツチ油圧制御系を形成すると共に、油
圧シリンダで操作されるギヤ変速機構の伝動系と
直列に油圧クラツチを介装し、かつ、油圧シリン
ダが変速位置から後退されるに伴つて、論理弁へ
のパイロツト圧の印加を解除して油圧クラツチを
切り作動させ、又、ギヤ変速機構が変速位置に作
動されたときに、論理弁にパイロツト圧を印加し
て油圧クラツチを入り操作するように構成した作
業車の油圧構造に関する。
〔従来の技術〕
前述のような作業車の油圧構造としては、例え
ば特開昭59−103059号公報に開示されているよう
に、変速選択用の油圧バルブのみの操作により、
油圧シリンダの作動と連動させて油圧クラツチを
入り切り操作して、主クラツチ等を入為的に入り
切り操作することなく、変速操作が行えるように
構成したものがある。
前記公報の構成では、走行系のギヤ変速機構を
シフト操作できるように、油圧シリンダにシフト
フオークを取り付けている。そして、油圧シリン
ダの作動時にシフトフオークがギヤ変速機構の中
立位置付近に達すると、油圧クラツチを一度切り
操作し、次にシフトフオークが変速位置に達する
と、油圧クラツチを入り操作するように連係して
いる。
そして、油圧シリンダの作動速度の低下を抑え
る為に、油圧バルブの油圧ポンプ側の油路にアキ
ユムレータを設ける場合がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前述の油圧構造では油圧クラツ
チが切り操作れたことを特に確認せずに、油圧シ
リンダをギヤ変速機構の変位速度に作動させるよ
うな不完全なシーケンンス構造となつている(圧
油が供給されると油圧シリンダが単に必要量だけ
作動し、この作動時に発生又は消滅するパイロツ
ト圧で論理弁がが操作されて、油圧クラツチが入
り切り操作される構造)。
これにより、アキユムレータの備蓄圧によつて
油圧シリンダの作動速度の低下が抑えられる反
面、油圧クラツチが完全に切り操作される前に、
油圧シリンダがギヤ変速機構を変速位置に操作し
ようとして、ギヤ鳴りを生じさせる場合があつ
た。
又、前記公報のように排油によつて油圧クラツ
チを切り操作する構造では、論理弁が油圧クラツ
チを切り操作する位置に操作されてから、油圧ク
ラツチが完全に切り操作される前に、再び論理弁
が油圧クラツチを入り操作する位置に操作されて
しまうことがある為、前述のようなギヤ鳴りを生
じさせる場合もある。
そこで、油圧クラツチを切り操作する為のドレ
イン油路の径を大きく設定して、排油時の油路抵
抗を小くする手段も考えられるが、このように改
造しようとすると、ドレン油路の径をきわめて大
きくしなければならず実現し難いものとなつてい
る。
本発明は、油圧シリンダ系と油圧クラツチ系と
が不完全なシーケンス構造で連係されていても、
ギヤ鳴りを防止できるように構成することを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴は以上のような作業車の油圧構造
において、次のように構成することにある。つま
り、 油圧ポンプからの第1油路を、速度選択用の油
圧バルブに圧油を供給する第2油路と、論理弁を
介して油圧クラツチに圧油を供給する第3油路と
に分岐させると共に、 第2及び第3油路の分岐点から上手側の第1油
路の部分に、第1油路の下手側の圧力が所定値以
上に上昇すると閉塞する常開型の開閉弁を介装し
てある。
〔作用〕
(i) 本発明のように構成すると例えば第1図に示す
ように、油圧バルブ14が操作される油圧シリン
ダ11,12が作動して変速操作を行う場合、開
閉弁25の作用で下手側の圧力が、所定値以上に
上昇しないように事前に抑えられている。そし
て、油圧シリンダ11,12に圧油が供給される
為に、開閉弁25の下手側の圧力が一旦下降した
後、開閉弁25が開いて上昇する状態となるの
で、油圧シリンダ11,12の作動速度が抑えら
れるのである。
(ii) そして、開閉弁25により設定される下手側の
圧力(第3油路20の圧力)を、油圧クラツチ3
を入り操作するのに必要な圧力よりも、少し高い
程度の低い圧力に設定することができる。
これにより、油圧シリンダ11,12による変
速操作が開始されて、論理弁22d,22cによ
り油圧クラツチ3が排油操作された際に、前述の
低い圧力の状態から排油操作されるので、油圧ク
ラツチ3がすぐに切り操作され、完全な切り状態
に達することになる。
この場合、油圧シリンダ11,12側の第2油
路19の圧力も前述の低い圧力に設定されること
になるが、このような油圧シリンダ11,12は
一般に、油圧クラツチ3を入り操作するのに必要
な圧力よりも低い圧力で作動する。従つて、開閉
弁25により第2及び第2油路19,20の圧力
を前述の低い圧力に設定しても、油圧シリンダ1
1,12は支障なく作動する。
〔発明の効果〕
以上のように、油圧シリンダの作動速度を抑
え、油圧クラツチが遅れることなく切り操作され
るように構成できた。
これにより、油圧シリンダ系と油圧クラツチ系
とが不完全なシーケンス構造で連係されていて
も、油圧クラツチが完全に切り操作されてから油
圧シリンダが作動するように構成できて、ギヤ鳴
りを防止できるようになり、ギヤ鳴りに伴う破損
や耐久性の低下を未然に防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第2図に示すように、エンジン1からの動力を
主クラツチ2を介して主変速装置A、多板式の油
圧クラツチ3、副変速装置B、前後進切換装置C
に順次伝えると共に、前後進切換装置Cからの動
力を後車輪4に対する差動装置4aに伝え、前後
進切換装置Cから分岐させた動力を、前車輪5に
対する差動装置5aに伝えるように走行伝動系を
構成している。そして、主クラツチ2を介して伝
えられる動力を変速装置6、一方向回転クラツチ
7に順次伝えて、動力取出し軸8を駆動するよう
に構成して、4輪駆動型の農用トラクタの駆動系
を構成している。
主変速装置Aは2つのシンクロメツシユ式のギ
ヤ変速機構9,10で成り、4段に変速可能であ
る。副変速装置B及び前後進切換装置Cも同様に
シンクロメツシユ式のギヤで成り、副変速装置B
及び前後進切換装置Cの一部のギヤを共用するよ
うに、夫々が構成されている。
第2図及び第1図に示すように、主変速装置A
及び副変速装置Bは、2つの油圧シリンダ11,
12及び1つの油圧シリンダ13でシフト操作さ
れるように構成してあり、これら3つの油圧シリ
ンダ11,12,13は、走行速度選択用の油圧
バルブ14を介して油圧ポンプ15からの圧油が
供給されることで作動する。油圧バルブ14はロ
ータリ式に構成してあり、主変速装置A及び副変
速装置Bを組合せて、8段階に変速設定できる。
3つの油圧シリンダ11,12,13は、その
作動部を3位置切換弁に構成してあり、各々が中
立位置以外の位置に操作されると、パイロツト圧
を発生させるように構成してある。副変速装置B
に対する油圧シリンダ13は、低速操作位置L及
び高速操作位置Hの2位置にのみ操作可能であ
り、この油圧シリンダ13の切換弁の中立位置は
操作途中でのみ機能する。
前後進切換装置Cは、揺動式の操作レバー16
によつて人為操作され、この人為操作系に油圧バ
ルブ機構17を介装してある。この油圧バルブ機
構17は、前後進切換装置Cを前進操作位置F又
は後進操作位置Rに設定すると、パイロツト圧を
発生させるように構成してある。
油圧クラツチ3は圧油が供給されることで入り
操作され、排油されることで切り操作されるよう
に構成してある。そして、油圧ポンプ15からの
第1油路18を2つに分岐させて、油圧バルブ1
4に対する第2油路19、及び油圧クラツチ3に
対する第3油路20を形成している。
油圧クラツチ3は主変速装置A、副変速装置
B、前後進切換装置Cのいずれかが変速操作され
る際に自動的に切り操作され、変速操作が終了し
た場合には、再び自動的に入り操作されるように
構成してあり、主クラツチ2を切り操作すること
なく変速操作が行えるようになつている。
つまり、油圧クラツチ3に対する第3油路20
に2つの弁機構21a,21bと絞り弁21cと
で成る圧力コントロール機構21、4つの論理弁
22a,22b,22c,22dで成る論理弁群
22を介装し、論理弁群22の油圧クラツチ3側
にアキユムレータ23を設けているのである。
これにより、車体を走行させる状態に主変速装
置Aを設定すると、論理弁群22が連通状態にな
り、油圧クラツチ3は入り状態に維持される。こ
の車体を走行させている状態で主変速装置A、副
変速装置B、前後進切換装置Cのいずれかを変速
操作すると、変速操作の途中で切換操作系からの
パイロツト圧が低下して、論理弁群22が油圧ポ
ンプ15からの圧油を遮断すると同時に、油圧ク
ラツチ3の作動油をドレン油路24に流し出して
油圧クラツチ3を切り操作する。次に変速操作が
完了すると、再び論理弁群22が連通状態に設定
され、油圧クラツチ3を入り操作するのである。
さらにこの油圧回路においては、油圧シリンダ
11,12の作動速度を抑える為、及び油圧クラ
ツチ3がすぐに切り操作されるようにする為に、
第1図に示すように第2及び第3油路19,20
の分岐点から上手側の第1油路18の部分に、第
1油路18の下手側の圧力が所定値以上に上昇す
ると閉塞する常開型の開閉弁25を介装してい
る。
第1図に示すように、油圧ポンプ15からの設
定圧以上の高圧の圧油が、第1油路18から分岐
する第4油路18aを介して、パワーステアリン
グ装置等の他の油圧装置類に供給されるように、
第4油路18aの部分にリリーフ弁26を介装し
ている。
〔別実施例〕
本発明は以上の実施例以外に、運搬車等に適用
してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の油圧構造の実施例
を示し、第1図は変速操作用の油圧回路図、第2
図は農用トラクタの伝動構造を示す概略図であ
る。 3……油圧クラツチ、9,10……ギヤ変速機
構、11,12……油圧シリンダ、14……油圧
バルブ、15……油圧ポンプ、18……第1油
路、19……第2油路、20…第3油路、22
d,22c……論理弁、25……開閉弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 速度選択用の油圧バルブ14、該油圧バルブ
    14を介して作動油が供給されるシフト変速用の
    油圧シリンダ11,12、該油圧シリンダ11,
    12の作動に伴つて発生又は消滅されるパイロツ
    ト圧で操作される論理弁22d,22c、該論理
    弁22d,22cを介して供給される圧油で入り
    操作され、排油されることにより切り操作される
    油圧クラツチ3で油圧制御系を形成すると共に、 前記油圧シリンダ11,12で操作されるギヤ
    変速機構9,10の伝動系と直列に前記油圧クラ
    ツチ3を介装し、かつ、油圧シリンダ11,12
    が変速位置から後退されるに伴つて前記論理弁2
    2d,22cへの前記記パイロツト圧の印加を解
    除して油圧クラツチ3を切り作動させ、又、ギヤ
    変速機構9,10の変速位置に作動されたとき
    に、論理弁22d,22cに前記パイロツト圧を
    印加して油圧クラツチ3を入り操作するよう構成
    した作業車の油圧構造であつて、 油圧ポンプ15からの第1油路18を、前記変
    度選択用の油圧バルブ14に圧油を供給する第2
    油路19と、前記論理弁22d,22cを介して
    油圧クラツチ3に圧油を供給する第3油路20と
    に分岐させると共に、 前記第2及び第3油路19,20の分岐点から
    上手側の前記第1油路18の部分に、前記第1油
    路18の下手側の圧力が所定値以上に上昇すると
    閉塞する常開型の開閉弁25を介装してある作業
    車の油圧構造。
JP19015685A 1985-08-28 1985-08-28 作業車の油圧構造 Granted JPS6249063A (ja)

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US06/850,861 US4711329A (en) 1985-08-28 1986-04-11 Hydraulic circuit construction for power shift transmission
GB8609401A GB2179717B (en) 1985-08-28 1986-04-17 Hydraulic clutch pressure control apparatus
FR868606930A FR2586775B1 (fr) 1985-08-28 1986-05-14 Element de circuit hydraulique pour transmission de vehicule
CA000510723A CA1265021A (en) 1985-08-28 1986-06-03 Hydraulic circuit construction for power shift transmission
DE19863621098 DE3621098A1 (de) 1985-08-28 1986-06-24 Hydraulikschaltung fuer ein servoschaltgetriebe

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