JP3133372B2 - 作業車の油圧回路構造 - Google Patents

作業車の油圧回路構造

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JP3133372B2 JP03128122A JP12812291A JP3133372B2 JP 3133372 B2 JP3133372 B2 JP 3133372B2 JP 03128122 A JP03128122 A JP 03128122A JP 12812291 A JP12812291 A JP 12812291A JP 3133372 B2 JP3133372 B2 JP 3133372B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行用としてシフトギ
ヤをスライド操作して変速操作を行うギヤ変速装置を装
備した作業車の油圧回路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のようなギヤ変速装置を装備した作
業車の一例である農用トラクタにおいては、例えば特開
昭61−89133号公報に開示されているように、ギ
ヤ変速装置のシフトギヤをスライド操作する油圧シリン
ダ(前記公報の図3の10A,10B,12)(油圧ア
クチュエータに相当)と、走行伝動用の油圧クラッチ
(前記公報の図3のC)を備えているものがある。この
構造により油圧シリンダにより変速操作を開始すると、
油圧クラッチ用の制御弁(前記公報の図3の17)が自
動的に排油側に操作され、油圧クラッチから入り操作用
の作動油が抜かれてこの油圧クラッチが切り操作され
る。そして、油圧シリンダによる変速操作が終了する
と、制御弁が自動的に作動油の供給側に操作されて油圧
クラッチが入り操作される。
【0003】以上のように、油圧シリンダ操作用の制御
弁(前記公報の図3のV1)を操作するだけで、油圧ク
ラッチの入り切り操作及び変速操作が油圧により自動的
に行えるように構成されている。そして、ポンプ(前記
公報の図3の16)からの作動油により、走行伝動用の
油圧クラッチの入り切り操作及び油圧シリンダの操作が
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この農用トラクタにお
いてはエンジンの動力を作業装置に伝達するPTO系を
備えており、このPTO系に油圧クラッチを設けてい
る。このPTO系の油圧クラッチは通常バネ等により切
り側に付勢されており、この油圧クラッチに作動油を供
給することでこれを入り操作する。そこで、前述のポン
プからの油路を2組の油路に並列的に分岐させ、この2
組の油路の一方に前述の走行変速用の油圧シリンダ及び
走行伝動用の油圧クラッチ等を接続すると共に、他方の
油路に前述のPTO系の油圧クラッチを接続することが
考えられており、この場合に次のような問題の生じる場
合がある。
【0005】つまり、走行変速用の油圧シリンダ及び走
行伝動用の油圧クラッチは常に一定の圧力にて作動する
ものである為に、この油圧シリンダ及び油圧クラッチの
作動時にPTO系の油圧クラッチを入り操作したとすれ
ば、ポンプからの作動油がPTO系の油圧クラッチに取
られて走行変速用の油圧シリンダ及び油圧クラッチ側の
圧力が一時的に下降する場合がある。これにより、走行
変速用の油圧シリンダ及び油圧クラッチの作動が一時的
に支障を来す場合がある。本発明は、前述のような走行
変速用の油圧アクチュエータ及び油圧クラッチとPTO
系の油圧クラッチとを単一のポンプからの作動油にて作
動させる場合において、走行変速用の油圧アクチュエー
タ及び油圧クラッチの作動不良を防止することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
作業車の油圧回路構造は、走行用のギア変速装置、走行
伝動用の油圧クラッチ、前記ギア変速装置を変速操作す
る油圧アクチュエータ、この油圧アクチュエータの作動
に伴い前記油圧クラッチの作動油を給排操作してこれを
入り切り操作する制御弁、並びに、PTO系の油圧クラ
ッチ、作動油を給排操作して前記PTO系の油圧クラッ
チを入り切り操作する制御弁を備えると共に、前記油圧
アクチュエータ及び前記制御弁に作動油を供給する第1
油路を、単一のポンプに接続し、前記第1油路から前記
PTO系の油圧クラッチへの第2油路を分岐し、この第
2油路に前記PTO系の油圧クラッチを入り切り操作す
る制御弁を設けて、この制御弁よりも上手側の第2油路
前記第1油路の油圧アクチュエータ並びに制御弁への
圧油供給を優先させる絞り部を設け、この絞り部より更
に上手側の第2油路に前記PTO系の油圧クラッチから
前記ポンプ側への流れを止める逆止弁を設けてあること
を特徴構成とする。
【0007】本発明の請求項2に係る作業車の油圧回路
構造は、走行用のギア変速装置、走行伝動用の油圧クラ
ッチ、前記ギア変速装置を変速操作する油圧アクチュエ
ータ、この油圧アクチュエータの作動に伴い前記油圧ク
ラッチの作動油を給排操作してこれを入り切り操作する
制御弁、並びに、PTO系の油圧クラッチ、作動油を給
排操作して前記PTO系の油圧クラッチを入り切り操作
する制御弁を備えると共に、前記油圧アクチュエータ及
び前記制御弁に作動油を供給する第1油路を、単一のポ
ンプに接続し、前記第1油路から前記PTO系の油圧ク
ラッチへの第2油路を分岐し、この第2油路に前記PT
O系の油圧クラッチを入り切り操作する制御弁を設け
て、制御弁よりも上手側の第2油路に、前記PTO系の
油圧クラッチから前記ポンプ側への流れを止める逆止弁
とその逆止弁よりも前記PTO系の油圧クラッチ側に位
置させたアキュムレータとを設けてあることを特徴構成
とする。
【0008】
【作用】本発明の請求項1にかかる構成によると、例え
ば図1に示すように、走行用の油圧アクチュエータ1
1,12,13及び制御弁35(走行伝動用の油圧クラ
ッチ3用)とPTO系の油圧クラッチ7が同時に操作さ
れようとした場合、走行用の圧油供給用油路から分岐し
たPTO系の油路としての油圧クラッチ7側の第2油路
18に絞り部45が設けられているので、ポンプ15か
らの作動油は走行系の油圧装置への圧油供給用油路とし
ての第1油路17から走行用の油圧アクチュエータ1
1,12,13及び制御弁35に優先的に供給され圧力
の急下降が防止されて、走行用の油圧アクチュエータ1
1,12,13及び制御弁35が支障なく作動する。そ
の後に、PTO系の油圧クラッチ7が入り操作されるこ
とになる。この場合、PTO系の油圧クラッチ7の入り
操作が少し遅れることになるが、このPTO系の油圧ク
ラッチ7は作業装置への動力を単純に伝動及び伝動遮断
操作するものなので、入り操作が少し遅れても支障はな
い。
【0009】本発明の請求項2にかかる構成によると、
例えば図3に示すように、走行用の油圧アクチュエータ
11,12,13及び制御弁35(走行伝動用の油圧ク
ラッチ3用)とPTO系の油圧クラッチ7が同時に操作
されようとした場合、PTO系の油圧クラッチ7側のア
キュムレータ51に既にある程度の圧力が蓄えられてい
るので、PTO系の油圧クラッチ7はポンプ15からの
作動油を特に多くは必要としていない。従って、ポンプ
15からの作動油は走行系の油圧装置への圧油供給用油
路としての第1油路17から走行用の油圧アクチュエー
タ11,12,13及び制御弁35に優先的に供給され
圧力の急下降が防止されるような状態となり、この走行
用の油圧アクチュエータ11,12,13及び制御弁3
5が支障なく作動する。そして、PTO系の油圧クラッ
チ7はアキュムレータ51の圧力及びポンプ15からの
作動油により入り操作される。
【0010】
【発明の効果】以上のように、走行変速用の油圧アクチ
ュエータ及び油圧クラッチとPTO系の油圧クラッチと
を単一のポンプからの作動油にて作動させる場合におい
て、ポンプからの作動油が優先的に走行変速用の油圧ア
クチュエータ及び油圧クラッチに供給されるように構成
することにより、この走行変速用の油圧アクチュエータ
及び油圧クラッチ側の圧力の急下降を防止することがで
きた。これにより、走行変速用の油圧アクチュエータ及
び油圧クラッチの作動不良を防止することができて、安
定した走行用の変速操作が行えるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は作業車の1つである4輪駆動型の農用トラ
クタの伝動系を示しており、エンジン1からの動力を主
クラッチ2、主ギヤ変速装置A、多板式の油圧クラッチ
3、前後進切換装置C、副ギヤ変速装置B,Dを介して
後輪4のデフ機構4aに伝え、又、デフ機構4aの直前
から分岐させた動力を前輪5のデフ機構5aに伝えるよ
うにして走行伝動系を構成している。そして、主クラッ
チ2を介して伝えられる動力をPTO変速装置6、油圧
クラッチ7及びブレーキ42を介してPTO軸8に伝動
するようにしてPTO系を構成している。
【0012】主ギヤ変速装置Aは、2組のシフトギヤ
9,10を備えたシンクロメッシュ型式に構成されて4
段に変速可能である。又、高低2段変速の副ギヤ変速装
置B及び前後進切換装置Cも同様にシフトギヤ30,3
1を備えたシンクロメッシュ型式に構成され、この副ギ
ヤ変速装置B及び前後進切換装置Cの一部のギヤを共用
するように各々が構成されている。
【0013】図2に示すように、主ギヤ変速装置A及び
副ギヤ変速装置Bのシフトギヤ9,10,30は、第1
及び第2油圧シリンダ11,12(油圧アクチュエータ
に相当)、並びに第3油圧シリンダ13(油圧アクチュ
エータに相当)でスライド操作されるよう構成してあ
る。第1,2,3油圧シリンダ11,12,13は図1
に示すように、変速操作用のロータリ式の制御弁14を
介してポンプ15からの作動油が供給されることで作動
し、この制御弁14からの作動油給排により8段変速が
行える。前後進切換装置Cのシフトギヤ31は、揺動操
作式の前後進レバー16によってスライド操作可能に構
成されている。
【0014】次に、第1,2,3油圧シリンダ11,1
2,13及び油圧クラッチ3に対する油圧回路について
説明する。図1に示すように、ポンプ15からの油路3
6が第1油路17及び第2油路18に並列的に分岐さ
れ、第1油路17が第3油路40及び第4油路41に分
岐している。そして、第3油路40に制御弁14が接続
され、第4油路41に油圧クラッチ3が接続されてお
り、変速操作時にパイロット圧が変化する第1及び第2
パイロット油路19,20が備えられている。又、第4
油路41には油圧クラッチ3用の制御弁35が設けられ
ている。
【0015】第1パイロット油路19には第1,2,3
ドレン油路21,22,23が接続されている。第2及
び第3ドレン油路22,23に各々、閉側に付勢された
開閉弁24,25が設けられると共に、第1ドレン油路
21には閉側に付勢された第1及び第2開閉弁26,2
7が直列に設けられている。又、第2パイロット油路2
0が制御弁35に接続されている。
【0016】第1,2,3油圧シリンダ11,12,1
3のピストンロッド11a,12a,13aの各々に
は、変速操作位置(1速位置、2速位置又は低速位置
等) に対応する位置に凹部が形成されると共に、変速操
作位置と変速操作位置の間の中立部が凸状に形成されて
いる。そして、変速操作位置と変速操作位置との間にお
いて第1及び第2開閉弁26,27、開閉弁24を開操
作する連係機構28,29,32が設けられている。前
後進切換装置Cにおけるシフトギヤ31のスライド操作
用のシフト軸33にも、前述と同様な凹部及び凸状の中
立部が形成され、前進位置と後進位置との間にて開閉弁
25を開操作する連係機構34が設けられている。
【0017】図1は中立状態を示しているが、例えば前
進1速状態から制御弁14を2速位置に操作すれば、第
1油圧シリンダ11により主ギヤ変速装置Aのシフトギ
ヤ9のスライド操作が開始されると共に、ピストンロッ
ド11a及び連係機構28の作用により第1開閉弁26
が開操作される。従って、第2パイロット油路20のパ
イロット圧が低下して、制御弁35が切り位置に操作さ
れて油圧クラッチ3が切り操作される。
【0018】そして、第1油圧シリンダ11によるシフ
トギヤ9のスライド操作が完了すると、ピストンロッド
11a及び連係機構28の作用により第1開閉弁26が
閉操作される。これにより、第2パイロット油路20の
パイロット圧が上昇し制御弁35が入り位置に操作され
て、油圧クラッチ3が入り操作されるのである。以上の
状態は第2及び第3油圧シリンダ12,13、並びに前
後進レバー16を操作したときにも同様に生じて油圧ク
ラッチ3の入切操作が行われるのである。
【0019】図1に示すように制御弁35のポンプ15
側には二次側の圧力が設定圧以上になると閉じる開閉弁
37、昇圧弁38、アキュムレータ39が設けられてい
る。これにより油圧クラッチ3の入り操作時に作動圧が
滑らかに上昇して、ショック少なく油圧クラッチ3がつ
ながるように構成している。
【0020】次にPTO系の油圧クラッチ7に対する油
圧回路について説明する。図1に示すように、第2油路
18に油圧クラッチ7及びブレーキ42操作用の制御弁
43が接続され、この制御弁43に油圧クラッチ7及び
ブレーキ42が並列的に接続されている。そして、制御
弁43からポンプ15側への流れを止める逆止弁44が
設けられ、この逆止弁44より制御弁43側の部分に絞
り部45が設けられているのである。
【0021】PTO系の油圧クラッチ7は内装されるバ
ネ(図示せず)により切り側に付勢されており、制御弁
43から作動油を供給することで入り操作される。ブレ
ーキ42も同様に内装されるバネ(図示せず)により切
り側に付勢されており、制御弁43から作動油を供給す
ることで入り操作される。
【0022】制御弁43は油圧クラッチ7に作動油を供
給しブレーキ42から排油する入り位置43aと、ブレ
ーキ42に作動油を供給し油圧クラッチ7から排油する
切り位置43bとを備えており、バネ43dにより切り
位置43b側に付勢されている。制御弁43を切り位置
43bから入り位置43aに操作する場合に、油圧クラ
ッチ7の圧力を少し上げて油圧クラッチ7が滑らかにつ
ながるようにする為の中間位置43cが、入り位置43
aと切り位置43bに間に設けられている。図1に示す
ように油路36から分岐した油路46には、ポンプ15
側が設定圧以下になると閉じる開閉弁47、逆止弁48
及び前輪5用のパワーステアリング機構49が接続され
ている。
【0023】〔別実施例〕図3に示すように第2油路1
8において、制御弁43からポンプ15側への流れを止
める逆止弁50を設けると共に、この逆止弁50と制御
弁43との間にアキュムレータ51を設ける構造として
もよい。そして、図3に示す逆止弁50と制御弁43と
の間に、アキュムレータ51及び図1に示す絞り部45
を設けてもよい。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行変速用の油圧シリンダ、走行伝動用の油圧
クラッチ及びPTO系の油圧クラッチ等の油圧回路図
【図2】走行系及びPTO系の概略を示す伝動系図
【図3】別実施例におけるPTO系の油圧クラッチ付近
の油圧回路図
【符号の説明】
3 走行伝動用の油圧クラッチ 7 PTO系の油圧クラッチ 11,12,13 油圧アクチュエータ 15 ポンプ 17 第1油路 18 第2油路 35 走行伝動用の油圧クラッチ用の制御
弁 36 油路 45 絞り部 50 逆止弁 51 アキュムレータ A,B 走行用のギヤ変速装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 彰夫 大阪府南河内郡美原町木材通4丁目15番 5号 クボタ精機株式会社内 (72)発明者 中村 正幸 大阪府南河内郡美原町木材通4丁目15番 5号 クボタ精機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−56767(JP,A) 特開 平2−203077(JP,A) 実開 昭56−114931(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/28 B60K 17/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用のギア変速装置(A),(B)、
    走行伝動用の油圧クラッチ(3)、前記ギア変速装置
    (A),(B)を変速操作する油圧アクチュエータ(1
    1),(12),(13)、この油圧アクチュエータ
    (11),(12),(13)の作動に伴い前記油圧ク
    ラッチ(3)の作動油を給排操作してこれを入り切り操
    作する制御弁(35)、並びに、PTO系の油圧クラッ
    チ(7)、作動油を給排操作して前記PTO系の油圧ク
    ラッチ(7)を入り切り操作する制御弁(43)を備え
    ると共に、 前記油圧アクチュエータ(11),(12),(13)
    及び前記制御弁(35)に作動油を供給する第1油路
    (17)を、単一のポンプ(15)に接続し、前記第1
    油路(17)から前記PTO系の油圧クラッチ(7)へ
    の第2油路(18)を分岐し、この第2油路(18)に
    前記PTO系の油圧クラッチ(7)を入り切り操作する
    制御弁(43)を設けて、この制御弁(43)よりも上
    手側の第2油路(18)に前記第1油路(17)の油圧
    アクチュエータ(11),(12),(13)並びに制
    御弁(35)への圧油供給を優先させる絞り部(45)
    を設け、この絞り部(45)より更に上手側の第2油路
    (18)に前記PTO系の油圧クラッチ(7)から前記
    ポンプ(15)側への流れを止める逆止弁(44)を設
    けてある作業車の油圧回路構造。
  2. 【請求項2】 走行用のギア変速装置(A),(B)、
    走行伝動用の油圧クラッチ(3)、前記ギア変速装置
    (A),(B)を変速操作する油圧アクチュエータ(1
    1),(12),(13)、この油圧アクチュエータ
    (11),(12),(13)の作動に伴い前記油圧ク
    ラッチ(3)の作動油を給排操作してこれを入り切り操
    作する制御弁(35)、並びに、PTO系の油圧クラッ
    チ(7)、作動油を給排操作して前記PTO系の油圧ク
    ラッチ(7)を入り切り操作する制御弁(43)を備え
    ると共に、 前記油圧アクチュエータ(11),(12),(13)
    及び前記制御弁(35)に作動油を供給する第1油路
    (17)を、単一のポンプ(15)に接続し、前記第1
    油路(17)から前記PTO系の油圧クラッチ(7)
    の第2油路(18)を分岐し、この第2油路(18)に
    前記PTO系の油圧クラッチ(7)を入り 切り操作する
    制御弁(43)を設けて、この制御弁(43)よりも上
    手側の第2油路(18)に前記PTO系の油圧クラッチ
    (7)から前記ポンプ(15)側への流れを止める逆止
    弁(50)とその逆止弁(50)よりも前記PTO系の
    油圧クラッチ(7)側に位置させたアキュムレータ(5
    1)とを設けてある作業車の油圧回路構造。
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