JPH058640A - 車両用駆動装置 - Google Patents

車両用駆動装置

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JPH058640A
JPH058640A JP16472791A JP16472791A JPH058640A JP H058640 A JPH058640 A JP H058640A JP 16472791 A JP16472791 A JP 16472791A JP 16472791 A JP16472791 A JP 16472791A JP H058640 A JPH058640 A JP H058640A
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JP
Japan
Prior art keywords
drive
gear
vehicle
drive motor
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP16472791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzuki
和宏 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両用駆動装置に関し、車両の停止精度を向上
させるとともに、簡単な構造で駆動輪の交換作業を容易
にすることを目的とする。 【構成】車両1に対して鉛直軸線回りに旋回可能に設け
られたユニットハウジング7に円筒形状となる駆動モー
タ10を水平方向に片持ち固定し、前記駆動モータ10
の外周部にハブ25を回転可能に配設し、前記ハブ25
の内周面に内歯車28を設けるとともに、外周面に駆動
輪26を設け、更には前記ユニットハウジング7に回転
軸29を回転可能に設け、前記回転軸29に前記駆動モ
ータ10の出力軸13に設けた駆動ギア23と、前記ハ
ブ25の内周面に設けられた内歯車28とに噛合する平
歯車32,31を設け、前記駆動モータ10の駆動によ
り平歯車32,31を介して駆動輪26を水平軸線回り
に回転させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用駆動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用車両を走行させる駆動輪を
回転させる駆動装置として、駆動輪の内部に駆動モータ
を設け、該駆動モータの回転により駆動輪を回転させる
ものがある。その中の一部として実公昭58−3658
3号公報に示すものが提案されている。この駆動装置
は、リングブラケットに設けられた一対のサポートによ
って両持ち固定されている。そして、駆動モータの駆動
によりモータ軸が回転すると、遊星ギアにより構成され
た減速歯車群を介してハブ及び駆動輪が回転する。この
回転により車両を走行させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記遊
星ギア機構はギアのバックラッシュが大きくなるため、
特に無人車の駆動輪として使用した場合、停止精度が悪
くなってしまうという問題がある。又、駆動輪の摩耗に
より、駆動輪を交換する際、一対のサポートをそれぞれ
取り外して駆動装置を全て車両から取り外さなければな
らず、しかも装置が複雑なので交換作業が大変面倒であ
るという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は車両の停止精度を向上さ
せるとともに、簡単な構造で駆動輪の交換作業を容易に
することができる車両用駆動装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、車両に対して鉛直軸線回りに旋回可能に設
けられたブラケットに円筒形状となる駆動モータを水平
方向に片持ち固定し、前記駆動モータの外周部に円筒部
材を回転可能に配設し、前記円筒部材の内周面に内歯車
を設けるとともに、外周面に駆動輪を設け、更には前記
ブラケットに回転軸を回転可能に設け、前記回転軸に前
記駆動モータの出力軸に設けた駆動ギアと噛合する平歯
車と、前記円筒部材の内周面に設けられた内歯車と噛合
する平歯車とを設け、前記駆動モータの駆動により平歯
車を介して駆動輪を水平軸線回りに回転させることをそ
の要旨とする。
【0006】
【作用】駆動モータを駆動して出力軸を回転させると、
駆動ギア及び回転軸の平歯車、内歯車を介して円筒部材
及び駆動輪を回転させることができる。又、回転軸の駆
動ギアと円筒部材の内歯車とを平歯車によって噛合した
ので、バックラッシュを小さくすることができる。又、
ブラケットに対して駆動モータを片持ち固定したので、
ブラケットから駆動モータを取り外せば駆動輪が設けら
れた円筒部材を同時に外すことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を無人車の車両用駆動装置に具
体化した一実施例を図1,図2に従って説明する。
【0008】図2に示すように、車両1の下面には支持
プレート2がボルトによって取付固定されている。前記
支持プレート2の下面には軸受け3の内輪3aが該支持
プレート2を挿通するボルト4によって締付固定されて
いる。前記軸受け3の内輪3aには外周縁に歯部が形成
された外輪3bが回転可能に設けられている。尚、前記
歯部には図示しない旋回モータのギアが連結され、外輪
3bを鉛直軸線回りに回転させることができるようにな
っている。
【0009】又、前記外輪3bの底面にはブラケット5
が該外輪3bを挿通するボルト6によって取付固定され
ている。このブラケット5は前記外輪3bに取付られる
取付部5aと、該取付部5aに対して直交する支持部5
bとによって構成されている。図1,図2に示すよう
に、前記ブラケット5における支持部5bの左側側面に
はカバー9が取付固定されている。そして、前記ブラケ
ット5、カバー9によってユニットハウジング7が構成
されている。又、前記カバー9と支持部5bとの間には
空間部Sが形成されている。
【0010】前記ブラケット5における支持部5bの右
側側面には水平方向に駆動モータ10が該支持部5bを
挿通する複数(便宜上、図1において1本のみ示す)の
ボルト14によって片持ち固定されている。前記駆動モ
ータ10のハウジング11は円筒形状に形成されてい
る。又、前記駆動モータ10のハウジング11内には水
平方向に出力軸13が一対のベアリング12を介して回
転可能に支持されているとともに、該出力軸13の両端
は外部に突出されている。そして、前記出力軸13の一
端(図1において左側)は前記支持部5bを介してカバ
ー9の外部に突出されている。
【0011】前記駆動モータ10におけるハウジング1
1の内周面にはマグネット15が固着されている。又、
前記ハウジング11内における出力軸13には前記マグ
ネット15に対向する励磁コイル16が設けられてい
る。従って、前記励磁コイル16を励磁することによ
り、出力軸13が回転するようになっている。更に、前
記空間部Sにおける出力軸13の外周面には、駆動ギア
23が形成されている。
【0012】前記駆動モータ10におけるハウジング1
1の外周面には一対のベアリング24を介して筒状部材
としてのハブ25が回転可能に設けられ、該ハブ25の
中央外周面には駆動輪26が設けられている。又、前記
ハブ25の左端内周面には段差部27が形成され、該段
差部27には内歯車28が圧入されている。
【0013】又、前記出力軸13の上部における空間部
Sには水平方向となるように回転軸29が一対のベアリ
ング30によって回転可能に支持されている。そして、
前記空間部Sの回転軸29には前記出力軸13の駆動ギ
ア23に噛合する平歯車31が形成されている。更に、
前記支持部5bに支持された回転軸29は該支持部5b
を挿通して前記ハブ25の左端内周面の上部に挿入さ
れ、この回転軸29には前記ハブ25の左端内周面に設
けられた内歯車28に噛合する平歯車32が形成されて
いる。
【0014】従って、前記駆動モータ10の駆動により
出力軸13が回転すると、その回転は平歯車31、回転
軸29、平歯車32、内歯車28を介してハブ25に伝
達され、駆動輪26を回転させることができるようにな
っている。これにより、車両1を走行させることができ
る。
【0015】前記カバー9の外部に突出した出力軸13
の一端は歯車17を介してブレーキ装置18のディスク
板19に連結されている。つまり、ディスク板19と対
向配置された励磁コイル20を消磁することにより、出
力軸13の回転に制動をかけることができるようになっ
ている。又、前記ハウジング11の外部に突出した出力
軸13の他端はフレキシブルカップリング21を介して
ロータリーエンコーダ22に接続されている。従って、
前記出力軸13の回転数をフレキシブルカップリング2
1を介してロータリーエンコーダ22によって検出する
ことができるため、この検出に基づいて車両1の速度制
御を行うことができる。
【0016】次に、上記のように構成された車両用駆動
装置の作用について説明する。まず、駆動装置により車
両1を走行させるには、駆動モータ10を駆動すること
により出力軸13を回転させる。すると、該出力軸13
の駆動ギア23に噛合する平歯車31が回転する。これ
により、回転軸29及び平歯車32が回転する。そし
て、前記平歯車32の回転により該平歯車32に噛合す
る内歯車28を介してハブ25が回転し、駆動輪26を
回転させることができる。この結果、車両1を走行させ
ることができる。
【0017】又、出力軸13に対しフレキシブルカップ
リング21を介して接続されたロータリーエンコーダ2
2により出力軸13の回転数を検出することができるの
で、この検出に基づいて車両1の速度制御を正確に行う
ことができる。
【0018】尚、前記励磁コイル20を消磁すれば出力
軸13の回転に制動を駆けることができる。この結果、
車両1の走行を停止させることができる。又、従来はバ
ックラッシュが大きい遊星ギアによってモータの出力軸
の回転を駆動輪に伝達していたが、本発明は従来とは異
なり、前記出力軸13の回転をバックラッシュの小さい
平歯車31,32、によって駆動輪26に伝達している
ため、車両1を停止させたときの停止精度を向上させる
ことができる。この結果、特に無人車においては停止位
置補正を行う手間を省くことができ、無人搬送システム
の中で無人車を円滑に走行制御させることができる。
【0019】更に、駆動輪26を交換する交換作業は、
カバー9を支持部5bから取り外した後、ボルト14を
緩めることにより駆動モータ10及びハブ25を取り外
すことができる。従って、前記駆動輪26を新しく交換
することができる。この結果、従来とは異なり、駆動モ
ータ10を片持ち固定したことにより、駆動モータ10
及びハブ25の取り外しが容易になり、駆動輪26の交
換作業を容易にすることができる。又、平歯車31,3
2は容易に取り換えることができるので、ギア比の変更
を容易に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、車
両の停止精度を向上させるとともに、駆動輪の交換作業
を容易にすることができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用駆動装置の内部構造を示す
部分拡大断面図である。
【図2】車両用駆動装置を無人車に取り付けた状態を示
す部分側面図である。
【符号の説明】
1…車両、7…ブラケットとしてのユニットハウジン
グ、10…駆動モータ、13…出力軸、23…駆動ギ
ア、25…円筒部材としてのハブ、26…駆動輪、28
…内歯車、29…回転軸、31,32…平歯車

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両に対して鉛直軸線回りに旋回可能に
    設けられたブラケットに円筒形状となる駆動モータを水
    平方向に片持ち固定し、 前記駆動モータの外周部に円筒部材を回転可能に配設
    し、 前記円筒部材の内周面に内歯車を設けるとともに、外周
    面に駆動輪を設け、 更には前記ブラケットに回転軸を回転可能に設け、 前記回転軸に前記駆動モータの出力軸に設けた駆動ギア
    と噛合する平歯車と、 前記円筒部材の内周面に設けられた内歯車と噛合する平
    歯車とを設け、 前記駆動モータの駆動により平歯車を介して駆動輪を水
    平軸線回りに回転させる車両用駆動装置。
JP16472791A 1991-07-04 1991-07-04 車両用駆動装置 Pending JPH058640A (ja)

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JP16472791A JPH058640A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 車両用駆動装置

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JPH058640A true JPH058640A (ja) 1993-01-19

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0796752A (ja) * 1993-09-28 1995-04-11 Honda Motor Co Ltd ホイールモータ
JP2006248273A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Honda Motor Co Ltd 車両用ホイール駆動装置
JP2018144806A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 ナブテスコ株式会社 減速機、駆動ホイール及び運搬台車

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