JPH0586338U - フットケア装置 - Google Patents
フットケア装置Info
- Publication number
- JPH0586338U JPH0586338U JP3989391U JP3989391U JPH0586338U JP H0586338 U JPH0586338 U JP H0586338U JP 3989391 U JP3989391 U JP 3989391U JP 3989391 U JP3989391 U JP 3989391U JP H0586338 U JPH0586338 U JP H0586338U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot
- bathtub
- hot water
- jet
- care device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】足のほぼ全体に対して可能な限りの洗浄、マッ
サージを施せるようにすること。 【構成】浴槽1の内部に、足のかかとが下につま先が斜
め上を向く姿勢とする足載せバー5を設けている。そし
て、足載せバー5に足を載せた状態において、足のつま
先に一方のジェットノズル3を、足のかかとに他方のジ
ェットノズル4を対向させるように配置している。これ
により、一方のジェットノズル3から噴出されるジェッ
ト流が足のつま先から甲側および裏側に当たり、他方の
ジェットノズル4から噴出されるジェット流が足のかか
と周辺に当たるようになり、足に対する洗浄・マッサー
ジ効果が大となる。
サージを施せるようにすること。 【構成】浴槽1の内部に、足のかかとが下につま先が斜
め上を向く姿勢とする足載せバー5を設けている。そし
て、足載せバー5に足を載せた状態において、足のつま
先に一方のジェットノズル3を、足のかかとに他方のジ
ェットノズル4を対向させるように配置している。これ
により、一方のジェットノズル3から噴出されるジェッ
ト流が足のつま先から甲側および裏側に当たり、他方の
ジェットノズル4から噴出されるジェット流が足のかか
と周辺に当たるようになり、足に対する洗浄・マッサー
ジ効果が大となる。
Description
【0001】
本考案は、ジェット流を利用して足の洗浄やマッサージを行うフットケア装置 に関する。
【0002】
この種のフットケア装置としては、例えば特公昭61−38703号公報に示 すようなものがある。この装置は、足の大きさに合わせた足専用浴槽内にその底 面に足の裏を密着させる状態で足を差し入れるようになっており、足の前方に空 気混じりの湯水をジェット噴出させるジェット機能や、足裏に振動を与えるバイ ブレーション機能、浴槽上方より足に遠赤外線を照射する遠赤外線機能などを備 えている。
【0003】
上記従来のフットケア装置では、足の前方のマッサージをジェット流で、足の 裏側のマッサージをバイブレーションで行うようにし、遠赤外線で足を暖めるよ うにしているが、足に対する洗浄、マッサージが足の一部分に過ぎず、足全体か らみると洗浄、マッサージ効果が不十分である。
【0004】 本考案は、このような事情に鑑みて創案されたもので、足のほぼ全体に対して 可能な限りの洗浄、マッサージを施せるようにすることを課題とする。
【0005】
このような課題を達成するために、本考案は、次のような構成をとる。
【0006】 本考案のフットケア装置では、足専用浴槽と、浴槽へ湯水を供給する注水手段 と、浴槽内の湯水を取り出してジェット流として還流させるジェット手段と、操 作手段からの出力に基づいて前記各機能要素の動作を制御する制御手段とを有す るものであって、浴槽内部に、足を浴槽内壁に対して非接触状態に支持する足載 せ部材が設けられていることに特徴を有する。
【0007】
浴槽内部に足を差し入れて足載せ部材に載せると、足が浴槽内壁に対して非接 触となり、あたかも浴槽内で足が浮いた状態となる。したがって、この足に対し てあらゆる角度からでも例えばジェット流を当てることができるようになるし、 また、その他の洗浄、マッサージをも施せるようになる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】 図1に本考案の一実施例を示している。図中、1は足専用浴槽で、この浴槽1 の底面には濾過器付き吸込口2が設けられ、また、浴槽1の対向する二側壁には ジェットノズル3、4が二個ずつ設けられている。さらに、浴槽1の内部には、 足を載せる六本の丸棒状の足載せバー5が設けられており、足載せバー5に足を 載せると、足のかかとが下につま先が斜め上を向く姿勢となる。この状態におい て、足とジェットノズル3、4との関係は、足のつま先に一方のジェットノズル 3が、足のかかとに他方のジェットノズル4が対向するように配置されており、 一方のジェットノズル3から噴出されるジェット流は足のつま先から甲側および 裏側に当たり、他方のジェットノズル4から噴出されるジェット流は足のかかと 周辺に当たるようになっている。
【0010】 6は吸込口2とジェットノズル3、4とを連結する循環配管で、この循環配管 6の途中には循環ポンプ7が設けられており、この循環ポンプ7の吐出側の循環 配管6には三方切り換え電磁弁8が設けられている。三方切り換え電磁弁8は、 循環ポンプ7の吐出湯水をジェットノズル3、4へ送る第1状態と、循環ポンプ 7の吐出湯水を排水配管9へ送る第2状態とに切り換えるものである。なお、吸 込口2と、ジェットノズル3、4と、循環配管6と、循環ポンプ7と、三方切り 換え電磁弁8とによって請求項に記載のジェット手段を構成している。
【0011】 10は浴槽1の上方開口に取り付けられた透明なカバーで、このカバー10の 内面にはシャワーノズル11とエアー吹き出しノズル12とが設けられている。 シャワーノズル11は、湯水導入配管13を介して図示しない給湯器や温水器な どに連結されており、湯水導入配管13の途中には湯水の導入、遮断をなす電磁 弁14が設けられている。エアー吹き出しノズル12は、エアー配管15を介し てブロア16に連結されており、このエアー配管15の途中には香りカードカセ ット17が設けられている。なお、シャワーノズル11と、湯水導入配管13と 、電磁弁14と、図示しない給湯器などによって請求項に記載の注水手段を構成 している。
【0012】 18は湯水導入配管13の途中に接続されたバイパス配管で、このバイパス配 管18には入浴剤タンク19と洗剤タンク20とがそれぞれ電磁弁21、22を 介して接続されている。
【0013】 23はバイパス配管18と湯水導入配管13との接続箇所に設けられたベンチ ュリーで、このベンチュリー23は湯水導入配管13を流れる湯水がバイパス配 管18側へ流れ込むのを防ぐとともに、入浴剤タンク19や洗剤タンク20から 出される液体を湯水導入配管13を流れる湯水にうまく混合させるためのもので ある。
【0014】 24は操作パネルで、この操作パネル24は運転スイッチ(請求項の操作手段 に相当)25と運転状況を表示するLCDなどの表示画面26とを有している。
【0015】 27はシーケンスコントローラ(請求項の制御手段に相当)で、このシーケン スコントローラ27は、操作パネル24に備える運転スイッチ25からの出力信 号に応答して循環ポンプ7、三方切り換え電磁弁8、ブロア16、電磁弁14、 21、22などの機能要素を制御するようになっており、湯水の注水から足の洗 浄、マッサージを経て湯水の排水、足の乾燥に至るまでの一連の動作を連続的に 行うようになっている。
【0016】 28は足検知センサ、29は水位スイッチ、30はリクライニングシートであ る。
【0017】 次に、動作を説明する。
【0018】 シーケンスコントローラ27が、運転スイッチ25からの出力信号を受け ると、まず、操作パネル24の表示画面26に「注水」と表示し、電磁弁14を 開とすることによりシャワーノズル11から湯水を浴槽1へ注水する。これと同 時に、電磁弁21も開として入浴剤タンク19から入浴剤を所定量排出させ、前 記湯水とともに浴槽1へ供給する。
【0019】 この注水を例えば2分間行うと浴槽1が満水になるので、注水開始から2 分間が経過すると、電磁弁14、21を閉とする。そして、操作パネル24の表 示画面26に「洗浄・マッサージ」と表示するとともに、「足を浴槽へ入れてく ださい」といったメッセージを表示する。
【0020】 シーケンスコントローラ27が、足検知センサ28からの足入れ検出信号 を受けると、水位スイッチ29がオンになっているか否かを判定する。ここで、 水位スイッチ29がオンであると、三方切り換え電磁弁8を第1状態(循環ポン プ7の吐出湯水をジェットノズル3、4へ送る経路を形成する状態)にするとと もに、循環ポンプ7を起動させることにより、浴槽1内の湯水を吸込口2から取 り出し、ジェットノズル3、4を通じて浴槽1へ還流させるといったジェット運 転を開始する。
【0021】 このジェット運転を例えば3分間行うと、シーケンスコントローラ27は 三方切り換え電磁弁8を第2状態(循環ポンプ7の吐出湯水を排水配管9へ送る 経路を形成する状態)にして浴槽1内の湯水を排出しながら、電磁弁14を開と することによりシャワーノズル11から湯水を浴槽1内部の足にかける。
【0022】 この排水は1分間で終わるので、排水開始から1分間が経過すると、循環 ポンプ7を停止し、操作パネル24の表示画面26に「ドライ」と表示するとと もに、ブロア16を起動する。これにより、ブロア16から放出される温風が香 りカードカセット17を通過してエアー吹き出しノズル12から浴槽1内部の足 に対して吹きかける。
【0023】 この温風供給を2分間行うと、足がほぼ乾燥するので、温風供給開始から 2分間が経過すると、操作パネル24の表示画面26に「終了」と表示するとと もに、「足を抜いてください」といったメッセージを表示する。
【0024】 足検知センサ28からの足入れ検出信号が入力されなくなると、シーケン スコントローラ27は浴槽1から足が抜かれたと判断し、操作パネル24の表示 画面26に「後洗浄」と表示する。これと同時に、電磁弁14を開とすることに よりシャワーノズル11から湯水を浴槽1へ注水するとともに、電磁弁21も開 として洗剤タンク20から洗剤を所定量排出させて前記湯水とともに浴槽1へ供 給し、浴槽1に洗剤混じりの湯水を溜める。この後、上記ジェット運転を行うこ とにより、浴槽1内の湯水を撹拌して内壁を洗浄し、三方切り換え電磁弁8を第 2状態にして浴槽1内の湯水を排出しながら、電磁弁14を開とすることにより シャワーノズル11から湯水で浴槽1内壁を洗い流す。この後洗浄において、湯 水の注水を2分間、ジェット運転による洗浄を2分間、排水を1分間とする。
【0025】 この後洗浄が終わると、例えば「ピッ、ピッ・・」といった警報音を発生 させてから、操作パネル24の表示画面26に「スタンバイOK」と表示し、運 転スイッチ25が押されるのを待つ。
【0026】 以上のようにして、足の洗浄、マッサージを行うとともに、次の人のために浴 槽1の洗浄を行う。
【0027】 ところで、本実施例のように、浴槽1内部に足を差し入れて足載せバー5に載 せると、足が浴槽1内壁に対して非接触となり、あたかも浴槽1内で足が浮いた 状態となるから、この足に対してあらゆる角度からでもジェット流を当てること ができるようになり、マッサージ効果が大となる。
【0028】 なお、本考案は上記実施例で説明した構成のフットケア装置のみに限定されな い。また、上記実施例において、足載せバー5に突起などを設け、この足載せバ ー5を回転させるように構成してもよい。さらに、足載せバー5の代わりに、網 状の部材を用いてもよいなど、その形状は特に限定されない。
【0029】
以上説明したように、本考案によれば、浴槽内部において足を浮上支持するこ とにより、足に対してあらゆる角度からでもジェット流を噴出させたり、その他 の洗浄・マッサージ処理を施せるようにしたから、足全体をまんべんなく洗浄・ マッサージすることができて、足全体を清潔にできるとともに十分な疲労回復を 達成できるようになる。
【図1】本考案の一実施例にかかるフットケア装置の構
成模式図である。
成模式図である。
1 足専用浴槽 2 吸込口 3、4 ジェットノズル 5 足載せ
バー 7 循環ポンプ 9 排水配管 11 シャワーノズル 12 エアー吹
き出しノズル 24 操作パネル 25 運転スイ
ッチ 26 表示画面 27 シーケン
スコントローラ
バー 7 循環ポンプ 9 排水配管 11 シャワーノズル 12 エアー吹
き出しノズル 24 操作パネル 25 運転スイ
ッチ 26 表示画面 27 シーケン
スコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中馬 寛 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 平川 武 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 野村 宏治 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内 (72)考案者 松本 純弘 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式会 社ノーリツ内
Claims (1)
- 【請求項1】足専用浴槽と、浴槽へ湯水を供給する注水
手段と、浴槽内の湯水を取り出してジェット流として還
流させるジェット手段と、操作手段からの出力に基づい
て前記各機能要素の動作を制御する制御手段とを有する
フットケア装置であって、 浴槽内部に、足を浴槽内壁に対して非接触状態に支持す
る足載せ部材が設けられていることを特徴とするフット
ケア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3989391U JPH0612775Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | フットケア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3989391U JPH0612775Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | フットケア装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586338U true JPH0586338U (ja) | 1993-11-22 |
JPH0612775Y2 JPH0612775Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=12565648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3989391U Expired - Lifetime JPH0612775Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | フットケア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612775Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005342507A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-12-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4807968B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2011-11-02 | 株式会社 多自然テクノワークス | 足浴装置 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3989391U patent/JPH0612775Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005342507A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-12-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽装置 |
JP4715292B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2011-07-06 | パナソニック電工株式会社 | 浴槽装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0612775Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001190480A (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
US6418573B1 (en) | Bathing method and bathing apparatus | |
JPH0612775Y2 (ja) | フットケア装置 | |
JP2002360333A (ja) | 自動洗髪機 | |
JPH05317380A (ja) | 足洗浄器 | |
KR100367292B1 (ko) | 자동 세족기 | |
JP2004173969A (ja) | 入浴・洗髪装置 | |
JPH0584267A (ja) | シヨルダー吐水浴槽の配管構造 | |
JPH09173131A (ja) | 洗髪装置 | |
JP2005111079A (ja) | 入浴装置 | |
JP7424329B2 (ja) | 浴槽洗浄システム、給湯システムおよび浴槽洗浄制御方法 | |
JPH10225330A (ja) | 食器洗浄機付き流し台 | |
JP3220370B2 (ja) | 扉開閉式浴槽 | |
JP2500687Y2 (ja) | 浴槽洗浄装置 | |
JPH09192194A (ja) | 身体洗浄装置及びその椅子 | |
JPH0363020A (ja) | 自動浴槽 | |
JPH11206603A (ja) | 浴槽洗浄装置 | |
JPH0243389Y2 (ja) | ||
JP3528100B2 (ja) | 自動シャワー入浴装置 | |
JPH04180703A (ja) | 洗髪装置 | |
JP2813598B2 (ja) | 人間洗濯機 | |
JP3007374U (ja) | 洗浄剤の定量供給装置 | |
JPH0737094Y2 (ja) | 浴槽排水装置 | |
JP2000093343A (ja) | フットケア装置 | |
JPH0452297Y2 (ja) |