JP2813598B2 - 人間洗濯機 - Google Patents

人間洗濯機

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JP2813598B2
JP2813598B2 JP13976589A JP13976589A JP2813598B2 JP 2813598 B2 JP2813598 B2 JP 2813598B2 JP 13976589 A JP13976589 A JP 13976589A JP 13976589 A JP13976589 A JP 13976589A JP 2813598 B2 JP2813598 B2 JP 2813598B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、人間の体を洗うとともに、マッサージ効果
を与える洗濯機(a healthy human washing machine)
に関する。
[従来の技術] 従来、一般家庭で人の体を洗い、マッサージを行う器
具は無かった。
[発明が解決しようとする課題] そこで、体を洗い、マッサージを行う器具が望まれて
いた。
本発明の目的は、体を洗うとともに、マッサージ効果
の高い人間洗濯機の提供にある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明は、使用者の背中
があたる背凭れ部を有する浴槽と、前記背凭れ部の左右
両側に設けられ、円弧を描いて上下方向へ移動し、使用
者の肩部上方から水中に没する後方開口、および浴槽内
で水中に没し、使用者の脚部近傍に設けられた前方開口
を備え、前記後方開口と前記前方開口とを連通する循環
水路と、この循環水路に設けられ、前記循環水路に水流
を生じさせるポンプと、このポンプの吐出する水流の方
向を切り替え、前記後方開口または前記前方開口から水
流を吐出させる切り替え手段と、前記後方開口の上下方
向の移動を行う駆動手段と、前記浴槽へ湯の供給を行う
給湯手段と、前記浴槽内の湯の保持、および排出を行う
排湯手段と、前記ポンプ、前記切り替え手段、前記駆動
手段、前記給湯手段、および前記排湯手段を制御する制
御回路とを具備してなる。
[作用] 本発明は、使用者が浴槽に張られた湯に漬かった際、
制御回路の働きによって、次の作用を奏する。
(イ)ポンプを作動させるとともに、切り替え手段を操
作して、前方開口より吸引した湯を後方開口より吐出さ
せる。
このとき、駆動手段を操作して後方開口を上方に位置
させることにより、後方開口より吐出する水流は、使用
者の肩にあたり、肩のマッサージを行うことができる。
また、駆動手段を操作して、後方開口を上下方向へ移
動させると、使用者の背中側が、後方開口より吐出され
る水流によって洗われる。
(ロ)ポンプを作動させるとともに、切り替え手段を操
作して、後方開口より吸引した湯を前方開口より吐出さ
せる。なお、この時、後方開口が下方に位置するように
駆動手段が操作され、後方開口が水中に没する。
これにより、使用者の脚部側が、前方開口より吐出す
る水流によって洗われる。
(ハ)後方開口より水流を吐出する上記(イ)の作動
と、前方開口より水流を吐出する上記(ロ)の作動と
が、所定回数繰り返される。
(ニ)ポンプが停止し、排湯手段によって浴槽内の湯が
排出される。浴槽内の湯が排出された後は、実施の態様
に応じて浴槽の栓が閉じられる。
(ホ)給湯手段によって、浴槽内に湯の供給を行う。こ
の浴槽内へ導かれる湯を使用者にかけることによって、
あるいは浴槽内に湯が張られた際にポンプを作動させ、
後方開口または前方開口から吐出される水流によって、
使用者の濯ぎを行なう。
[発明の効果] 本発明は、後方開口および前方開口より吐出する水流
によって、使用者の洗浄を行うことができるとともに、
後方開口より吐出する水流によって、肩のマッサージを
行うことができる。
[実施例] 本発明の人間洗濯機を図に示す一実施例に基づき説明
する。
第1図は人間洗濯機の概略図、第2図は浴槽の斜視
図、第3図は駆動手段の斜視図を示す。
本実施例に示す人間洗濯機1は、浴槽2、後方開口3
と前方開口4と備える循環水路5、ポンプ6、駆動手段
7、給湯手段8、排湯手段9、および制御回路10から構
成される。
上記各構成部品を、それぞれ説明する。
○まず浴槽2の説明を行う。浴槽2は、使用者が入浴可
能な適宜の大きさを備えた、上方が開口するもので、材
質は、樹脂、金属、ホーロー等を問わない。浴槽2は、
使用者の背中が凭れ掛かる背凭れ部11を有する。この背
凭れ部11には、第2図に示すように、背凭れ部11の左右
両側に、それぞれ上下方向へ延びる2本の案内溝12が形
成されている。2本の案内溝12は、円弧を描いており、
上下端の間隔が狭く、中間部の間隔が広がっている。ま
た、案内溝12の上端の位置は、背凭れ部11に凭れた使用
者の肩より少し(数cm)上方の位置で、具体的には、浴
槽2の縁2aから約30cmほど上方の位置である。また、下
端の位置は、浴槽2の縁から約30cmほど下方の位置であ
る。
また、浴槽2は、脚部側の端部が低く設れられてお
り、最も低い部分に、浴槽2内の湯を排出する排出口13
が設けられている。
○循環水路5の説明を行う。循環水路5は、浴槽2内の
湯を吸引して、再び浴槽2内へ吐出させるための水路
で、背凭れ部11に設けられた2本の案内溝12内に、それ
ぞれ配される2つの後方開口3と、浴槽2の脚部側に設
けられた2つの前方開口4を備える。
後方開口3は、円弧を描く案内溝12に沿って、上下方
向へ移動するもので、後方開口3が円弧を描いて上下方
向へ移動できるように、循環水路5が形成されている。
具体的には、背凭れ部11の後方に形成される室2b内にお
いて、循環水路5は二股に別れた後、それぞれジョイン
ト14を介して、クランク形に曲折された回転配管15に接
続されている(第3図に詳しく示す)。回転配管15は、
ジョイント14を中心として所定の範囲内で回転し、結果
として回転配管15の端部で開口する後方開口3が、円弧
を描いて上下方向に移動する。なお、後方開口3より吐
出される水流が、内側へ向かって吹き出されるように、
回転配管15の後方開口3部分が、やや内側へ向かって設
けられている。
○ポンプ6の説明を行う。ポンプ6は、循環水路5の途
中に設けられ、通電を受けることにより、循環水路5に
水流を生じさせる。
○切り替え手段の説明を行う。切り替え手段は、本実施
例ではポンプ6の回転方向を切り替えることにより成さ
れる。この結果、ポンプ6の回転方向を切り替えること
により、前方開口4から吸引した湯を後方開口3から吐
出させる後方吐出(第1図実線A)と、後方開口3から
吸引した湯を前方開口4から吐出させる前方吐出(第1
図破線B)とを切り替えることができる。
○駆動手段7の説明を行う。駆動手段7は、後方開口3
の上下方向の移動を行うものである。本実施例では、第
3図に示すように、モータ16および複数の歯車17によて
回転配管15を回転させるもので、モータ16の回転方向を
変えることにより、後方開口3の位置を上下させる。
○給湯手段8の説明を行う。給湯手段8は、湯を供給す
る給湯管18と、電磁三方切替弁19とからなる。本実施例
の給湯管18は、循環水路5に接続され、その合流部分
に、電磁三方切替弁19が設けられている。電磁三方切替
弁19は、通電されると給湯管18と循環水路5とを連通さ
せ、通電が停止されると循環水路5を連通させるもので
ある。なお、給湯手段8の上流には、電気給湯器3、ガ
ス給湯器、灯油給湯器などの湯沸手段20が設けられてお
り、給湯管18へ湯の供給を行うように設けられている。
なお、本実施例では、給湯管18を循環水路5に合流さ
せたが、給湯管18によって浴槽2内へ直接湯を供給する
ように設けても良い。
○排湯手段9の説明を行う。排湯手段9は、浴槽2の排
出口13に設けられる栓21と、防水型の電磁アクチュエー
タ22とからなる。栓21は、排出口13を開閉するもので、
電磁アクチュエータ22によって開閉駆動される。本実施
例の栓21は、斜め方向へ移動することにより、排出口13
の開閉を行うもので、電磁防水アクチュエータ22は、通
電されることにより栓21を開き、通電を停止することに
よって栓21を塞ぐものである。
○制御回路10の説明を行う。制御回路10は、ポンプ6、
駆動手段7のモータ16、給湯手段8の電磁三方切替弁1
9、排湯手段9の電磁アクチュエータ22の通電制御を、
浴室内に設けられたコントローラ23の操作内容に応じて
行うものである。
制御回路10による具体的な通電制御を、以下に述べる
作動とともに、説明する。なお、初めに、浴槽2内には
湯が張られているものとする。また、浴槽2内には、入
浴材使用者の好みによって、洗剤等の入浴剤が入れられ
てるものとする。
初めに、洗浄について説明する。
(イ−1)後方吐出が行われるようにポンプ6を作動さ
せるとともに、モータ16を制御して後方開口3を上下方
向へ移動させる。
これにより、使用者の背中側が、後方吐出によって洗
われる。
(イ−2)後方吐出が行われるようにポンプ6を作動さ
せるとともに、モータ16を制御して後方開口3を上方に
位置させる。
すると、後方開口3より吐出する湯が、使用者の肩に
集中してあたる。この結果、使用者の肩のマッサージを
行うことができる。
(ロ−1)モータ16を制御して後方開口3を下方に位置
させ、前方吐出が行われるようにポンプ6を作動させ
る。
これにより、使用者の脚部側が、前方吐出によって洗
われる。
なお、上記(イ−1)と上記(ロ−1)の組み合わ
せ、または上記(イ−2)と上記(ロ−1)の組み合わ
せ、あるいは上記(イ−1)と上記(イ−2)と上記
(ロ−1)の組み合わせが、コントローラ23で設定され
た時間、および回数だけ繰り返えされる。
次に、濯ぎ洗いについて説明する。
(ニ−1)ポンプ6を停止し、電磁アクチュエータ22を
通電して浴槽2の栓21を開く。すると、浴槽2内の湯が
排出される。
(ホ−1)浴槽2内の湯の排出後、電磁アクチュエータ
22を通電した状態で、電磁三方切替弁19を通電するとと
もに、モータ16を制御して後方開口3を上下方向へ移動
させる。
これにより、使用者の背中側が、給湯管18を介して供
給される湯によって濯がれ、体に付着した洗剤が流され
る。
(ホ−2)電磁アクチュエータ22を通電した状態で、電
磁三方切替弁19を通電するとともに、モータ16を制御し
て後方開口3を情報へ位置させる。
後方開口3より吐出する湯が、使用者の肩および背面
全般にあたり、給湯管18を介して供給される湯の水圧に
よって、使用者の肩および背中のマッサージを行うこと
ができる。
(ホ−3)、上記(ホ−1)または上記(ホ−2)の
状態で、電磁アクチュエータ22の通電を停止する。
すると、浴槽2内に湯が張られ、通常の入浴が行われ
る。また、浴槽2内の水流の正逆を用いて全身のマッサ
ージを行うことができる。
なお、上記(ホ−1)、(ホ−2)、(ホ−3)は、
コントローラ23で選択される。
以上、上記実施例に示すように、人間洗濯機1は、後
方開口3および前方開口4より吐出する水流によって、
使用者の洗浄を行うことができるとともに、後方開口3
より吐出する水流によって、肩のマッサージを行うこと
ができる。
(変形例) 切り替え手段をポンプ6と別に設置しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は人間洗濯機の概略図、第2図は浴槽の斜視図、
第3図は駆動手段の斜視図である。 図中 1……人間洗濯機、2……浴槽 3……後方開口、4……前方開口 5……循環水路 6……ポンプ(切り替え手段も含む) 7……駆動手段、8……給湯手段 9……排湯手段、10……制御回路 11……背凭れ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 9/00 A61H 33/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)使用者の背中があたる背凭れ部を有
    する浴槽と、 (b)前記背凭れ部の左右両側に設けられ、円弧を描い
    て上下方向へ移動し、使用者の肩部上方から水中に没す
    る後方開口、および浴槽内で水中に没し、使用者の脚部
    近傍に設けられた前方開口を備え、 前記後方開口と前記前方開口とを連通する循環水路と、 (c)この循環水路に設けられ、前記循環水路に水流を
    生じさせるポンプと、 (d)このポンプの吐出する水流の方向を切り替え、前
    記後方開口または前記前方開口から水流を吐出させる切
    り替え手段と、 (e)前記後方開口の上下方向の移動を行う駆動手段
    と、 (f)前記浴槽へ湯の供給を行う給湯手段と、 (g)前記浴槽内の湯の保持、および排出を行う排湯手
    段と、 (h)前記ポンプ、前記切り替え手段、前記駆動手段、
    前記給湯手段、および前記排湯手段を制御する制御回路
    と を具備する人間洗濯機。
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