JPH10338960A - 温水洗浄便器 - Google Patents
温水洗浄便器Info
- Publication number
- JPH10338960A JPH10338960A JP18428197A JP18428197A JPH10338960A JP H10338960 A JPH10338960 A JP H10338960A JP 18428197 A JP18428197 A JP 18428197A JP 18428197 A JP18428197 A JP 18428197A JP H10338960 A JPH10338960 A JP H10338960A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water
- cold water
- supply system
- supplied
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 用便後の肛門近傍を洗浄する噴出ノズルよ
り、温水と冷水を交互に噴出させることにより、単に洗
浄のみではなく、肛門近傍の血行を増進させ、痔などの
治療、予防をはかる。 【構成】 温水供給系とは別に冷水供給系を設け、温水
供給系から供給される温水と冷水供給系から供給される
冷水を切替バルブ等により交互に噴出ノズルに導くか、
もしくは、両供給系に別個にバルブと噴出ノズルを設け
て、交互にＯＮ−ＯＦＦ操作して、温水と冷水を交互に
噴出させるよう構成する。あるいは、水の供給系の途中
にヒータを設け該ヒータをＯＮ−ＯＦＦ操作して、温水
と冷水を交互に噴出させるよう構成する。
り、温水と冷水を交互に噴出させることにより、単に洗
浄のみではなく、肛門近傍の血行を増進させ、痔などの
治療、予防をはかる。 【構成】 温水供給系とは別に冷水供給系を設け、温水
供給系から供給される温水と冷水供給系から供給される
冷水を切替バルブ等により交互に噴出ノズルに導くか、
もしくは、両供給系に別個にバルブと噴出ノズルを設け
て、交互にＯＮ−ＯＦＦ操作して、温水と冷水を交互に
噴出させるよう構成する。あるいは、水の供給系の途中
にヒータを設け該ヒータをＯＮ−ＯＦＦ操作して、温水
と冷水を交互に噴出させるよう構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭のトイレ、公
衆トイレ等で用いられる温水洗浄便器に関するものであ
る。
衆トイレ等で用いられる温水洗浄便器に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の温水洗浄便器の概念を表わす模式
図を図４に示す。便器本体２０と便座２１の間に噴出ノ
ズル１が設けられており、図示していない左方の水供給
源（水道等）より供給された水は温水ユニット２内のバ
ルブ８を介して温水タンク３に一旦貯えられ、ヒータ６
で適温まで加熱されて温水となり、用便後の洗浄時には
前記温水タンク３内の温水がポンプ７によって圧送さ
れ、バルブ１１を介して噴出ノズル１より噴出して肛門
近傍を洗浄する。以上の動作に必要な電力は電源５（家
庭用交流電源等）より供給され、バルブ８及び１１の開
閉、ヒータ６による温水タンク３内の水の適温への加
熱、ポンプ７の圧送動作等は制御ユニット４により適宜
コントロールされるよう構成されている。
図を図４に示す。便器本体２０と便座２１の間に噴出ノ
ズル１が設けられており、図示していない左方の水供給
源（水道等）より供給された水は温水ユニット２内のバ
ルブ８を介して温水タンク３に一旦貯えられ、ヒータ６
で適温まで加熱されて温水となり、用便後の洗浄時には
前記温水タンク３内の温水がポンプ７によって圧送さ
れ、バルブ１１を介して噴出ノズル１より噴出して肛門
近傍を洗浄する。以上の動作に必要な電力は電源５（家
庭用交流電源等）より供給され、バルブ８及び１１の開
閉、ヒータ６による温水タンク３内の水の適温への加
熱、ポンプ７の圧送動作等は制御ユニット４により適宜
コントロールされるよう構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の温水洗浄便器で
は、用便後の肛門近傍等を清浄にすることによる衛生面
での顕著な効果があった。ただしそれは、例えば痔の患
者にとっては、肛門近傍を清潔にすることで、痔の症状
がそれ以上ひどくならぬようにする、いわば「守り」の
効果だけであった。
は、用便後の肛門近傍等を清浄にすることによる衛生面
での顕著な効果があった。ただしそれは、例えば痔の患
者にとっては、肛門近傍を清潔にすることで、痔の症状
がそれ以上ひどくならぬようにする、いわば「守り」の
効果だけであった。
【０００４】一方、サウナ風呂と冷水浴を交互に行って
血行を良くするとか、温水と冷水に足を交互につけるこ
とによって、足の血行が増進されて、「しもやけ」を治
療したり予防（血管が強化されて「しもやけ」になりに
くくなる。）したりすることに役立つことは古来より民
間療法として実行され、その効果も実証されてきてい
る。
血行を良くするとか、温水と冷水に足を交互につけるこ
とによって、足の血行が増進されて、「しもやけ」を治
療したり予防（血管が強化されて「しもやけ」になりに
くくなる。）したりすることに役立つことは古来より民
間療法として実行され、その効果も実証されてきてい
る。
【０００５】本発明は、温水と冷水を交互に肛門近傍に
噴出させることによって肛門近傍の血行を増進し、特に
痔の予防及び治療に役立てるという、いわば「攻め」の
効果を持たせようというものである。
噴出させることによって肛門近傍の血行を増進し、特に
痔の予防及び治療に役立てるという、いわば「攻め」の
効果を持たせようというものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明による温水洗浄便
器は、便器の便座部分に噴出ノズルを設け、水を加熱す
るために水路を直接ヒータで加熱するか、もしくはタン
クに一旦水を入れてタンク内の水をヒータで加熱して温
水とする温水ユニットより供給される温水を噴出ノズル
から噴出させて、用便後の肛門近傍を洗浄する温水洗浄
便器において、温水と冷水を交互に噴出させるよう構成
したことを特徴とするものである。
器は、便器の便座部分に噴出ノズルを設け、水を加熱す
るために水路を直接ヒータで加熱するか、もしくはタン
クに一旦水を入れてタンク内の水をヒータで加熱して温
水とする温水ユニットより供給される温水を噴出ノズル
から噴出させて、用便後の肛門近傍を洗浄する温水洗浄
便器において、温水と冷水を交互に噴出させるよう構成
したことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】温水と冷水を交互に噴出させることにより、肛
門やその近傍の洗浄を行うのみならず、血行を増進し、
痔などの治療及び予防に役立てることができる。
門やその近傍の洗浄を行うのみならず、血行を増進し、
痔などの治療及び予防に役立てることができる。
【０００８】
【実施例】本発明の第１実施例を図１に示す。従来と同
様の部分については同一の符号を付して説明を省略す
る。図示していない左方の水供給源より供給された水
は、従来の例と同様温水ユニット２で適温に加熱されて
温水となり切替バルブ１０に供給される一方で、前記図
示していない水供給源より冷水供給系９を介して冷水が
直接切替バルブ１０に供給されるようになっており、制
御ユニット４により、切替バルブ１０を操作して、噴出
ノズル１に温水と冷水とを交互に供給して噴出させる。
様の部分については同一の符号を付して説明を省略す
る。図示していない左方の水供給源より供給された水
は、従来の例と同様温水ユニット２で適温に加熱されて
温水となり切替バルブ１０に供給される一方で、前記図
示していない水供給源より冷水供給系９を介して冷水が
直接切替バルブ１０に供給されるようになっており、制
御ユニット４により、切替バルブ１０を操作して、噴出
ノズル１に温水と冷水とを交互に供給して噴出させる。
【０００９】次に、本発明の第２実施例を図２に示す。
本実施例は、温水用と冷水用のそれぞれに専用の噴出ノ
ズルを設けた例である。噴出ノズル１には従来の例と同
様、温水ユニット２及びバルブ１１を介して温水が供給
される一方、前記噴出ノズル１とは別に便座２１の下に
設けられた冷水用噴出ノズル３１には冷水供給系９とバ
ルブ１２を介して冷水が供給されるよう構成されてお
り、制御ユニット４によりバルブ１１と１２を交互に開
閉操作することにより、温水と冷水が交互に噴出するよ
うに構成されている。
本実施例は、温水用と冷水用のそれぞれに専用の噴出ノ
ズルを設けた例である。噴出ノズル１には従来の例と同
様、温水ユニット２及びバルブ１１を介して温水が供給
される一方、前記噴出ノズル１とは別に便座２１の下に
設けられた冷水用噴出ノズル３１には冷水供給系９とバ
ルブ１２を介して冷水が供給されるよう構成されてお
り、制御ユニット４によりバルブ１１と１２を交互に開
閉操作することにより、温水と冷水が交互に噴出するよ
うに構成されている。
【００１０】次に、本発明の第３実施例を図３に示す。
本実施例は温水供給系と冷水供給系を別個に設けず、ヒ
ータのＯＮ−ＯＦＦにより温水と冷水を交互に供給する
例である。図示していない左方の水供給源より供給され
た水は、温水ユニット３２内のバルブ８を介して水路を
直接加熱するヒータ６部分を通って、噴出ノズル１に導
かれるよう構成されており、制御ユニット４によりヒー
タ６をＯＮ−ＯＦＦ制御することで、噴出ノズル１に温
水と冷水を交互に供給する。
本実施例は温水供給系と冷水供給系を別個に設けず、ヒ
ータのＯＮ−ＯＦＦにより温水と冷水を交互に供給する
例である。図示していない左方の水供給源より供給され
た水は、温水ユニット３２内のバルブ８を介して水路を
直接加熱するヒータ６部分を通って、噴出ノズル１に導
かれるよう構成されており、制御ユニット４によりヒー
タ６をＯＮ−ＯＦＦ制御することで、噴出ノズル１に温
水と冷水を交互に供給する。
【００１１】以上、本発明の実施例について縷々説明し
たが、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、 （１）図１において切替バルブ１０の代わりに温水供給
系と冷水供給系の合流部の手前にそれぞれバルブもしく
はポンプを設けてそのバルブもしくはポンプを交互に作
動させて噴出ノズル１へ温水と冷水を交互に送るように
する。 （２）冷却水供給系に、冷凍機等に用いられるような冷
却装置を設ける。 （３）図３においても図１、図２及び図４と同様に温水
タンクを設ける。というように、本発明の技術思想の範
囲内において種々変更しうるものであり、それらはいず
れも本発明の技術的範囲に属するものである。
たが、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、 （１）図１において切替バルブ１０の代わりに温水供給
系と冷水供給系の合流部の手前にそれぞれバルブもしく
はポンプを設けてそのバルブもしくはポンプを交互に作
動させて噴出ノズル１へ温水と冷水を交互に送るように
する。 （２）冷却水供給系に、冷凍機等に用いられるような冷
却装置を設ける。 （３）図３においても図１、図２及び図４と同様に温水
タンクを設ける。というように、本発明の技術思想の範
囲内において種々変更しうるものであり、それらはいず
れも本発明の技術的範囲に属するものである。
【００１２】
【発明の効果】用便後の肛門近傍を洗浄する噴出ノズル
より温水と冷水を交互に噴出させることにより、単に洗
浄のみではなく、肛門近傍の血行を増進させ、痔などの
治療、予防効果を得ることができる。また、本願発明の
目的とする温水と冷水を交互に肛門近傍にかけることに
より血行を増進させ、痔などの治療、予防をはかるとい
うことを、一般家庭の中でやろうとすれば、普通入浴中
に、浴槽で温まってから、浴槽外で股間にシャワー等で
水をかけ、また浴槽に入るということを繰り返すといっ
たやり方にならざるを得ないが、このようなやり方で
は、必要以外の部分にも水がかかってしまうので、特に
冬場などは辛くてやる気になりにくく、心臓に疾患のあ
る人には勧められぬというような問題があるが、本願発
明の温水洗浄便器ならば、必要な部分だけに温水と冷水
をかけることができ、衣服をすべて脱ぐ必要もなく、風
呂を沸かしていない時間帯でも手軽に何回でも利用する
ことができるという利点がある。
より温水と冷水を交互に噴出させることにより、単に洗
浄のみではなく、肛門近傍の血行を増進させ、痔などの
治療、予防効果を得ることができる。また、本願発明の
目的とする温水と冷水を交互に肛門近傍にかけることに
より血行を増進させ、痔などの治療、予防をはかるとい
うことを、一般家庭の中でやろうとすれば、普通入浴中
に、浴槽で温まってから、浴槽外で股間にシャワー等で
水をかけ、また浴槽に入るということを繰り返すといっ
たやり方にならざるを得ないが、このようなやり方で
は、必要以外の部分にも水がかかってしまうので、特に
冬場などは辛くてやる気になりにくく、心臓に疾患のあ
る人には勧められぬというような問題があるが、本願発
明の温水洗浄便器ならば、必要な部分だけに温水と冷水
をかけることができ、衣服をすべて脱ぐ必要もなく、風
呂を沸かしていない時間帯でも手軽に何回でも利用する
ことができるという利点がある。
【図１】本発明による温水洗浄便器の第１実施例を表わ
す模式図である。
す模式図である。
【図２】本発明による温水洗浄便器の第２実施例を表わ
す模式図である。
す模式図である。
【図３】本発明による温水洗浄便器の第３実施例を表わ
す模式図である。
す模式図である。
【図４】従来の温水洗浄便器を表わす模式図である。
１は噴出ノズル ２、３２は温水ユニット ３は温水タンク ４は制御ユニット ５は電源 ６はヒータ ７はポンプ ８、１１、１２はバルブ ９は冷水供給系 １０は切替バルブ ２０は便器本体 ２１は便座 ２２は便座蓋 ３１は冷水用噴出ノズル
Claims (3)
- 【請求項１】 便器の便座部分に噴出ノズルを設け、水
を加熱するために水路を直接ヒータで加熱するか、もし
くはタンクに一旦水を入れてタンク内の水をヒータで加
熱して温水とする温水ユニットより供給される温水を噴
出ノズルから噴出させて、用便後の肛門近傍を洗浄する
温水洗浄便器において、噴出ノズルから温水と冷水を交
互に噴出させるよう構成したことを特徴とする温水洗浄
便器。 - 【請求項２】 前記温水ユニットを経由する温水供給系
とは別に、水をそのまま供給する冷水供給系を設け、温
水供給系から供給される温水と、冷水供給系から供給さ
れる冷水とを、バルブの切替あるいはポンプのＯＮ−Ｏ
ＦＦ等による切替機構を介して末端の噴出ノズルに交互
に供給するよう構成するか、もしくは、温水供給系の末
端と、冷水供給系の末端に噴出ノズルを個別に設けたこ
とを特徴とする請求項１記載の温水洗浄便器。 - 【請求項３】 温水ユニットのヒータをＯＮ−ＯＦＦ制
御することにより、噴出ノズルに温水と冷水を交互に噴
出させるよう構成したことを特徴とする請求項１記載の
温水洗浄便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18428197A JPH10338960A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 温水洗浄便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18428197A JPH10338960A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 温水洗浄便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10338960A true JPH10338960A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=16150581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18428197A Pending JPH10338960A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 温水洗浄便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10338960A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104746620A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-07-01 | 九牧厨卫股份有限公司 | 一种智能坐便器 |
| EP3305998A4 (en) * | 2015-05-26 | 2019-02-27 | Jangmen Idear Hanyu Electrical Joint-Stock Co., Ltd. | ELECTRONIC TOILET FOR IMPLEMENTING THE SWITCHING BETWEEN COLD WATER AND HOT WATER AND CONTROL METHOD |
| EP3305999A4 (en) * | 2015-05-26 | 2019-04-17 | Jangmen Idear Hanyu Electrical Joint-stock Co., Ltd. | ELECTRONIC TOILET FOR IMPLEMENTING THE SWITCHING BETWEEN COLD WATER AND HOT WATER AND CONTROL METHOD |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP18428197A patent/JPH10338960A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104746620A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-07-01 | 九牧厨卫股份有限公司 | 一种智能坐便器 |
| EP3305998A4 (en) * | 2015-05-26 | 2019-02-27 | Jangmen Idear Hanyu Electrical Joint-Stock Co., Ltd. | ELECTRONIC TOILET FOR IMPLEMENTING THE SWITCHING BETWEEN COLD WATER AND HOT WATER AND CONTROL METHOD |
| EP3305999A4 (en) * | 2015-05-26 | 2019-04-17 | Jangmen Idear Hanyu Electrical Joint-stock Co., Ltd. | ELECTRONIC TOILET FOR IMPLEMENTING THE SWITCHING BETWEEN COLD WATER AND HOT WATER AND CONTROL METHOD |
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