JPH0585282A - ウエザーストリツプ構造 - Google Patents

ウエザーストリツプ構造

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JPH0585282A
JPH0585282A JP25171991A JP25171991A JPH0585282A JP H0585282 A JPH0585282 A JP H0585282A JP 25171991 A JP25171991 A JP 25171991A JP 25171991 A JP25171991 A JP 25171991A JP H0585282 A JPH0585282 A JP H0585282A
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JP
Japan
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bent
weather strip
opening
vehicle body
inner panel
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Pending
Application number
JP25171991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Urume
宏 潤米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0585282A publication Critical patent/JPH0585282A/ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェザーストリップの取付基部を各折曲段部
に応じて自由に折曲することができることにより、取付
作業性と製造作業性の向上を図る。 【構成】 エンジンルーム11を開閉するエンジンフー
ド13のインナーパネル13aに有する折曲段部14に
取り付けられたウェザーストリップ構造において、前記
ウェザーストリップ15の取付基部16に、前記インナ
ーパネル13aの周方向に形成位置が異なる各折曲段部
14a,14bに対応して2以上のノッチ19,20を
長手方向に沿って形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体開口縁あるいはエ
ンジンフードまたはドア等の開閉部材に取り付けられ
て、車体開口部をシールするウェザーストリップ構造の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来のウェザーストリップ構造と
しては、本出願人が先に出願した特開昭63−2320
50号公報に記載されているものが知られている。
【0003】概略を説明すれば、この従来のウェザース
トリップ1は、図6に示すようにエンジンフード2に配
設されたもので、比較的硬質なソリッドゴムからなる帯
状の取付基部1aと、該取付基部1aの先端部に一体に
接合されて車体開口縁5に当接するスポンジゴムからな
る内部中空状のシール部1bとを備えている。また、取
付基部1aとシール部1bとの接合個所付近に、薄肉な
連結部3が取付基部1aの長手方向に沿って形成されて
いる。
【0004】したがって、ウェザーストリップ1をエン
ジンフード2に取り付ける際には、該エンジンフード2
のインナーパネル2aに取付基部1aをリベット4で固
定すると同時に、シール部1bが連結部3からインナー
パネル2aの外周部に有する折曲段部5の折曲角度に応
じて下方へ弾性的に折曲傾斜する。このため、該シール
部1bは、その上面がインナーパネル2aの外周部の折
曲傾斜面に馴染んだ形で密着状態に当接する。このよう
に、ウェザーストリップ1のシール部1bの折曲自在性
により、成形時に捨生地を用いることなく折曲角度の夫
々異なった種々の開閉部材に適用することが可能にな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記従来の
ウェザーストリップ構造にあっては、前述のように取付
基部1aとシール部1bとの間の薄肉な連結部3によ
り、エンジンフード2のインナーパネル2a等の折曲角
度に応じて自由に折り曲げることができるものの、該連
結部3が長手方向の同一位置に1つだけしか設けられて
いないため、インナーパネル2a等の外周部に有する折
曲段部5が平行に2つ形成されている場合や、該折曲段
部5が例えばコーナ部から形成位置が変化する場合など
にあっては、斯かる折曲段部5の形成位置等に追従して
ウェザーストリップ1を自由に折曲することが困難であ
る。この結果、該ウェザーストリップ1の取付作業性が
悪化すると共に、該ウェザーストリップ1を各折曲段部
に応じて夫々別個に形成しなければならず、製造作業性
が悪化する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来のウ
ェザーストリップ構造の問題点に鑑みて案出されたもの
で、車体の開口部を開閉する開閉部材の外周部あるいは
車体開口縁に有する折曲段部に取り付けられる基部と、
該基部の先端に設けられて前記車体開口縁と開閉部材と
の間をシールするシール部とを備えたウェザーストリッ
プ構造において、前記ウェザーストリップの基部に、前
記少なくとも長手方向の途中から折曲位置が変化した折
曲段部に対応して2以上の可撓部を長手方向に沿って形
成したことを特徴としている。
【0007】
【作用】前記構成の本発明によれば、ウェザーストリッ
プには開閉部材等の外周部に有する折曲段部の数や異な
る形成位置に応じて複数の可撓部を設けたため、該ウェ
ザーストリップを各可撓部を介して各折曲段部の形成位
置や数に応じて自由に折曲することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。
【0009】図1〜図3は本発明のウェザーストリップ
構造をエンジンフードに適用した第1実施例を示してい
る。
【0010】即ち、図3の図中11は自動車12の車体
開口部たるエンジンルーム、13は該エンジンルーム1
1を開閉するエンジンフードであって、このエンジンフ
ード13は、図1及び図2に示すようにインナーパネル
13aとアウターパネル13bとにより主として構成さ
れている。このインナーパネル13aは、アウターパネ
ル13bと連結される外周端13cの近傍が折曲段差状
に形成されており、この折曲段部14は、車体前端部と
両側部側では外周端13cまでの長さが異なっている。
つまり、車体前端部側の折曲段部14aは、図1に示す
ように外周端13cまでの長さL1が図2に示すように
両側部側の折曲段部14bの長さL2よりも短く設定さ
れている。また、インナーパネル13aの外周縁13c
付近の内面には、帯状のウェザーストリップ15が取り
付けられているこのウェザーストリップ15は、平板状
のソリッドゴムからなる取付基部16と、該取付基部1
6の先端に一体に設けられたスポンジゴムからなる取付
基部17とから主として構成されている。前記取付基部
16は、長手方向に所定間隔で設けられ合成樹脂製の取
付クリップ18によってインナーパネル13aの下面に
沿って固着されている。一方、シール部17は、中空状
を呈し、エンジンフード13の閉時には、先端部がエン
ジンルーム11の開口縁12aに撓み変形しながら当接
するようになっている。
【0011】そして、前記取付基部16のシール部17
側上面には、前後に一対の可撓部たるノッチ19,20
が長手方向に沿って並行に設けられている。この外側の
ノッチ19は、取付基部16のインナーパネル13aに
対する取り付け時に前記前端部側折曲段部14aに対応
した位置に設けられている一方、内側のノッチ20は両
側部側折曲段部14bに対応した位置に夫々設けられて
いる。
【0012】したがって、この実施例によればウェザー
ストリップ15をエンジンフード13に取り付ける場合
には、まずインナーパネル13aに取付基部16を下方
から押し当ててクリップ18を介して固着すると同時
に、車体前端側ではシール部17が図1に示すように外
側のノッチ19を中心に折曲段部14aの傾斜角度に応
じて下方へ弾性的に折曲すると共に、車体両側部側では
図2に示すように内側のノッチ20を中心に折曲段部1
4bの傾斜角度に応じて下方へ弾性的に折曲する。この
ため、ウェザーストリップ15は、全体がインナーパネ
ル13aの外周側下面に馴染んだ形で密着しつつエンジ
ンフード13に取り付けられる。この結果、エンジンフ
ード13の閉時には、シール部17が開口縁12aに最
適角度で密着して優れたシール作用が得られる。
【0013】また、このウェザーストリップ15は、折
曲段部がいかなる折曲角度を有するエンジンフード13
にも適用できることは勿論のこと、複数の折曲段部を有
するものあるいは折曲段部が周方向で形成位置が異なる
ものにも対応することが可能となる。また、ノッチ1
9,20による折曲自在性によってウェザーストリップ
15と取り付け時のばらつきが防止されることは勿論で
ある。
【0014】図4は本発明を自動車のバックドアに適用
した第2実施例を示している。即ち、図中21は該車体
開口部(車室)29を開閉するバックドアであって、こ
のバックドア21は、ドアインナーパネル21aとドア
アウターパネル21bとにより主として構成されてい
る。また、このドアインナーパネル21aは、外周縁2
1c近傍に周方向に沿って一定の角度で折曲された折曲
段部22が形成されており、この折曲段部22は、その
折曲位置が図中右端側段部22aから車体開口部29の
コーナ部Cまでは比較的深い位置で折曲されているが、
該コーナ部Cから左端側段部22bに亘って浅い位置で
折曲されている。つまり、外周縁21cから右端側段部
22aまでの長さL3が、外周縁21cから左端側段部
22bまでの長さL4よりも長い位置に設定されてい
る。また、このドアインナーパネル21aの外周部内周
面には、車体開口縁12bに当接するウェザーストリッ
プ23が取り付けられている。
【0015】このウェザーストリップ23は、全体が略
板状を呈し、ドアインナーパネル21aの内面に両面接
着テープ24を介して固着された取付基部25と、該取
付基部25の先端側に一体に設けられたリップ状のシー
ル部26とから主として構成されている。取付基部25
は、硬質なソリッドゴム製で成形されているのに対しシ
ールリップ26は軟質なゴム製で成形されている。
【0016】そして、取付基部25は、ドアのコーナ部
Cに対応する部位にコーナ部Cでの折り曲げを容易にす
る切欠部25aが形成されていると共に、バックドア2
1側の一側面、つまり前記各折曲段部22a,22bに
対応した位置に可撓部たる一対のノッチ27,28が長
手方向に沿って形成されている。
【0017】したがって、この実施例においても、ウェ
ザーストリップ23をドアインナーパネル21aに固着
する際に、取付基部25を各折曲段部22a,22bに
対応した位置でノッチ27,28により自由に折曲する
ことができる。このため、取付基部25及びシールリッ
プ26を、ドアインナーパネル21aの折曲形状に沿っ
て密着状態に当接することが可能になる。依って、第1
実施例と同様な作用効果が得られる。また、この実施例
では、ウェザーストリップ23をクリップではなく両面
接着テープ24によって固着するため、取り付け作業が
さらに容易になる。
【0018】図5は本発明の第3実施例を示し、この実
施例はバックガラスを開閉し得る所謂ハッチバック型の
自動車に適用したものである。図中30は車体の後部開
口部(車室)39を開閉する開閉部材たるハッチガラ
ス、31は前記後部開口部39の開口縁12cを構成す
る車体パネルであって、この車体パネル31は、開口部
29の内周縁に外方へ折曲した立上り片31aが設けら
れていると共に、開口部29の外周側に略クランク状に
折曲された折曲段部32が形成されている。この折曲段
部32は、立上り片31aから上部側の折曲段部32a
までの長さL5が側部側の折曲段部32bまでの長さL
6よりも長く設定されている。また、前記立上り片31
aの上端部にメインシール部材33が取り付けられてい
ると共に、折曲段部32の位置する外面にウェザースト
リップ34が取り付けられている。
【0019】このウェザーストリップ34は、ソリッド
ゴム製からなる板状の取付基部35と、該取付基部35
の外周に一体に有するスポンジゴム製のシール部36と
から主として構成されている。前記取付基部35は、車
体パネル31とコーナ部Cと対応する位置に折り曲げを
容易にする一対の切欠部35a,35bが形成されてい
ると共に、内側面の前記各折曲段部32a,32bと対
応する位置に一対のノッチ37,38が長手方向に沿っ
て形成されている。
【0020】したがって、この実施例においても、ウェ
ザーストリップ34を車体パネル31に接着剤等を介し
て固着する際には、取付基部35を各ノッチ37,38
により各折曲段部32a,32b位置で自在に折曲する
ことができるため、前記各実施例と同様な作用効果が得
られる。
【0021】また、各実施例では、ウェザーストリップ
の取付基部等に単にノッチを形成するだけであるから成
形時に一体に形成することが可能であり、成形作業が容
易であるばかりか、製造コストの上昇を抑制できる。
【0022】本発明は、前記各実施例の構成に限定され
ず、ノッチに替えて柔軟なゴム材で形成することも可能
である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るウェザーストリップ構造によれば、ウェザーストリ
ップを車体開口縁あるいは開閉部材に取り付けるに際
し、各可撓部を介して各折曲段部の形成位置や数に応じ
て自由に折曲することが可能となる。このため、該ウェ
ザーストリップの取付作業性が向上すると共に、ウェザ
ーストリップを夫々別個に形成する必要がなく、単一で
よいため製造作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のA−A線断面図。
【図2】図3のB−B線断面図。
【図3】本発明の第1実施例が適用される自動車の斜視
図。
【図4】本発明の第2実施例を示す要部拡大斜視図。
【図5】本発明の第3実施例を示す要部拡大斜視図。
【図6】従来のウェザーストリップ構造を示す斜視図。
【符号の説明】
11,…エンジンルーム(車体開口部)、12a,12
b,12c…開口縁、13…エンジンフード(開閉部
材)、14,22,32…折曲段部、15,23,34
…ウェザーストリップ、16,25,35…取付基部、
17,26,36…シール部、19,20,27,2
8,37,38…ノッチ(可撓部)、21…バックドア
(開閉部材)、29,39…車室(車体開口部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の開口部を開閉する開閉部材の外周
    部あるいは車体開口縁に有する折曲段部に取り付けられ
    る基部と、該基部の先端に設けられて前記車体開口縁と
    開閉部材との間をシールするシール部とを備えたウェザ
    ーストリップ構造において、前記ウェザーストリップの
    基部に、前記少なくとも長手方向の途中から折曲位置が
    変化した折曲段部に対応して2以上の可撓部を長手方向
    に沿って形成したことを特徴とするウェザーストリップ
    構造。
JP25171991A 1991-09-30 1991-09-30 ウエザーストリツプ構造 Pending JPH0585282A (ja)

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JP25171991A JPH0585282A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ウエザーストリツプ構造

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JP25171991A JPH0585282A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ウエザーストリツプ構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176206A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車用フードシールラバーおよび自動車のフードシール構造
JP2009126443A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Nishikawa Rubber Co Ltd ボンネットカバー用ウエザーストリップ
JP5702849B1 (ja) * 2013-12-20 2015-04-15 化成工業株式会社 車両用フードに装着するシール材及びその製法

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JP2009126443A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Nishikawa Rubber Co Ltd ボンネットカバー用ウエザーストリップ
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