JPH0585039B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0585039B2 JPH0585039B2 JP63259870A JP25987088A JPH0585039B2 JP H0585039 B2 JPH0585039 B2 JP H0585039B2 JP 63259870 A JP63259870 A JP 63259870A JP 25987088 A JP25987088 A JP 25987088A JP H0585039 B2 JPH0585039 B2 JP H0585039B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- chamber
- base
- rack
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000005305 interferometry Methods 0.000 description 1
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、極限環境(高真空、極低温等)のチ
ヤンバー内でワークを移動させる移動テーブルに
関する。
ヤンバー内でワークを移動させる移動テーブルに
関する。
本発明は、極限環境のチヤンバー内でワークを
3次元方向に移動させる移動テーブルを、チヤン
バー外から駆動できるように構成したものであ
る。
3次元方向に移動させる移動テーブルを、チヤン
バー外から駆動できるように構成したものであ
る。
従来、高真空、極低温等の極限環境のチヤンバ
ー内でワークを3次元方向に移動させる場合、ア
クチユエータ等を含む駆動のための機構部はチヤ
ンバー内部に設け、外部から電気信号による制御
で行うものが多い。
ー内でワークを3次元方向に移動させる場合、ア
クチユエータ等を含む駆動のための機構部はチヤ
ンバー内部に設け、外部から電気信号による制御
で行うものが多い。
従来の技術では、上記環境のチヤンバー内に駆
動部をおくと駆動部を構成するモータ等が特別仕
様のものとなりコストが高くなるし高パワーのモ
ータ等からの発熱のため使用できず負荷の大きい
仕事は不得手であり、特に高真空や極低温の環境
に悪い影響を与えるものであつた。
動部をおくと駆動部を構成するモータ等が特別仕
様のものとなりコストが高くなるし高パワーのモ
ータ等からの発熱のため使用できず負荷の大きい
仕事は不得手であり、特に高真空や極低温の環境
に悪い影響を与えるものであつた。
従来の問題点を解決するために、本発明は高パ
ワーな駆動部をチヤンバー外に置き外部から内部
の3次元テーブルを駆動できるようにしたもので
ある。
ワーな駆動部をチヤンバー外に置き外部から内部
の3次元テーブルを駆動できるようにしたもので
ある。
このチヤンバー内でワークを3次元方向に移動
させる移動テーブルをチヤンバー外から駆動でき
るように構成したため高パワーなモータでも低コ
ストで使用できるとともにチヤンバーの開・閉に
際し駆動機構の結合の離脱を容易にできるように
なつた。
させる移動テーブルをチヤンバー外から駆動でき
るように構成したため高パワーなモータでも低コ
ストで使用できるとともにチヤンバーの開・閉に
際し駆動機構の結合の離脱を容易にできるように
なつた。
以下本発明の実施例を第1図AとBに基づいて
説明する。
説明する。
第1図Aにおいて、チヤンバー1は下部の底板
2は下方に3次元移動テーブル全体を乗せたまま
上・下方向に移動できる構造になつている。その
継目は金属シール3等が入つている。三次元移動
テーブルは固定ベース4、X軸ベース5、Y軸ベ
ース6、Z軸ベース7からなつている。固定ベー
ス4は底板2とスタツド8でつながつておりその
中央部にはZ軸駆動ラツク9がとおりXY動作が
可能な範囲で穴10があいている。また固定ベー
ス4の上部にはX軸用のガイドバー11が固定さ
れている。X軸ベース5は固定ベース4のガイド
バー11を案内としてスライド部12を介してX
軸方向に移動可能としている。X軸ベース5の上
部にはY軸ベース案内用のガイドバー13が固定
されておりまた片面にはX軸駆動ラツク14がは
まり込むためのX軸駆動用スライド溝15があ
る。また固定ベース4と同じように中央部にはZ
軸用ラツク9がとおりXY動作が可能な範囲で穴
17があいている。Y軸ベース6はX軸ベース5
のY軸案内ガイドバー13を案内としてスライド
部12を介してY軸方向に移動可能になつてい
る。X軸ベース5と同じように片面にはY軸駆動
用ラツク18がはまりこむためのY軸駆動用スラ
イド溝19がある。Y軸ベース6の中央にはZ軸
方向にスライドできるZ軸ベース7が上下摺動可
能にはまりこんでおり、Z軸駆動ラツク9がZ軸
ベース7の下部のXYスライド溝21を通してZ
軸ベース7を上下動させることができる。またZ
軸駆動ラツク9に貫通穴22を明けておけば外部
からZ軸ベース7へガス等を導入することも可能
である。
2は下方に3次元移動テーブル全体を乗せたまま
上・下方向に移動できる構造になつている。その
継目は金属シール3等が入つている。三次元移動
テーブルは固定ベース4、X軸ベース5、Y軸ベ
ース6、Z軸ベース7からなつている。固定ベー
ス4は底板2とスタツド8でつながつておりその
中央部にはZ軸駆動ラツク9がとおりXY動作が
可能な範囲で穴10があいている。また固定ベー
ス4の上部にはX軸用のガイドバー11が固定さ
れている。X軸ベース5は固定ベース4のガイド
バー11を案内としてスライド部12を介してX
軸方向に移動可能としている。X軸ベース5の上
部にはY軸ベース案内用のガイドバー13が固定
されておりまた片面にはX軸駆動ラツク14がは
まり込むためのX軸駆動用スライド溝15があ
る。また固定ベース4と同じように中央部にはZ
軸用ラツク9がとおりXY動作が可能な範囲で穴
17があいている。Y軸ベース6はX軸ベース5
のY軸案内ガイドバー13を案内としてスライド
部12を介してY軸方向に移動可能になつてい
る。X軸ベース5と同じように片面にはY軸駆動
用ラツク18がはまりこむためのY軸駆動用スラ
イド溝19がある。Y軸ベース6の中央にはZ軸
方向にスライドできるZ軸ベース7が上下摺動可
能にはまりこんでおり、Z軸駆動ラツク9がZ軸
ベース7の下部のXYスライド溝21を通してZ
軸ベース7を上下動させることができる。またZ
軸駆動ラツク9に貫通穴22を明けておけば外部
からZ軸ベース7へガス等を導入することも可能
である。
駆動モータ23は外部に位置しモータによりピ
ニオン24を回転させX,Y,Z軸駆動ラツク1
4,18,9に動力を伝える機能を果たすことに
なるが、その気密のための手段は第1図Aのよう
に金属ベロー25をつかつてやるか、あるいは同
図Bのようにチヤンバー1内へモータ23のシヤ
フト20部分を磁性流体シール26を通していれ
るか従来からの手段は任意である。
ニオン24を回転させX,Y,Z軸駆動ラツク1
4,18,9に動力を伝える機能を果たすことに
なるが、その気密のための手段は第1図Aのよう
に金属ベロー25をつかつてやるか、あるいは同
図Bのようにチヤンバー1内へモータ23のシヤ
フト20部分を磁性流体シール26を通していれ
るか従来からの手段は任意である。
さらにクローズドループでX,Y,Zベースの
位置を制御する場合は第1図Bに示すようにそれ
ぞれのベースにX反射鏡27、Y反射鏡28、Z
反射鏡29をつけ外部からチヤンバー1の窓30
を通してレーザー光線による光干渉法によつて位
置制御可能である。Z反射鏡29はY軸ベース6
にプリズムをおきZ軸ベース7に反射鏡をおきプ
リブムを介して定位置の窓30からレーザー光を
導入できる。
位置を制御する場合は第1図Bに示すようにそれ
ぞれのベースにX反射鏡27、Y反射鏡28、Z
反射鏡29をつけ外部からチヤンバー1の窓30
を通してレーザー光線による光干渉法によつて位
置制御可能である。Z反射鏡29はY軸ベース6
にプリズムをおきZ軸ベース7に反射鏡をおきプ
リブムを介して定位置の窓30からレーザー光を
導入できる。
次に第2図AとBに本発明の要部を拡大して示
す。
す。
第2図A,Bに示すものはX,Y軸とも同じ構
造なので一つにして示してある。このようにX,
Y軸スライド溝15,19とX,Y軸駆動ラツク
14,18の先端の形はスライド方向に自由に移
動できるようにラツクに保持されたール31があ
る。また底板2を下げチヤンバー1と離間すると
きには溝15,19からラツク14,18は簡単
にはずれるようになる。
造なので一つにして示してある。このようにX,
Y軸スライド溝15,19とX,Y軸駆動ラツク
14,18の先端の形はスライド方向に自由に移
動できるようにラツクに保持されたール31があ
る。また底板2を下げチヤンバー1と離間すると
きには溝15,19からラツク14,18は簡単
にはずれるようになる。
第3図に示す断面図は真空チヤンバー内にワー
クを載置するZベースを示すもので、このように
XYスライド溝21はX,Y方向にはZ軸駆動ラ
ツク9に内蔵されたボール31により自由に移動
でき、貫通穴22を通して導かれたガス等は金属
ベロー25をとおしてZ軸ベースに導かれる。
クを載置するZベースを示すもので、このように
XYスライド溝21はX,Y方向にはZ軸駆動ラ
ツク9に内蔵されたボール31により自由に移動
でき、貫通穴22を通して導かれたガス等は金属
ベロー25をとおしてZ軸ベースに導かれる。
以上のように構成することにより、本実施例で
は、ワークの取付けや移動テーブル等の清掃や保
守の時に、従来のように複雑な分解作業を行わな
くても、チヤンバー1をX軸やY軸用ベース等と
簡単に離間させることができ、操作性がよく、維
持コストも安い移動テーブルを実現することがで
きるという大きな効果を有する。
は、ワークの取付けや移動テーブル等の清掃や保
守の時に、従来のように複雑な分解作業を行わな
くても、チヤンバー1をX軸やY軸用ベース等と
簡単に離間させることができ、操作性がよく、維
持コストも安い移動テーブルを実現することがで
きるという大きな効果を有する。
以上、本発明の真空チヤンバー内でワークを3
次元方向に移動させる移動テーブルをチヤンバー
外からクローズドループで位置制御して駆動でき
るように構成したため高パワーなモータでも低コ
ストで使用できるようになり高真空・極低温など
の環境を害することなく、移動テーブルの位置制
御ができるという効果を有する。
次元方向に移動させる移動テーブルをチヤンバー
外からクローズドループで位置制御して駆動でき
るように構成したため高パワーなモータでも低コ
ストで使用できるようになり高真空・極低温など
の環境を害することなく、移動テーブルの位置制
御ができるという効果を有する。
さらに、ワークの取付け、チヤンバー内部の清
掃、保守が簡単にでき、操作性がよく維持コスト
の安い真空チヤンバーを実現することができると
いう大きな効果を有する。
掃、保守が簡単にでき、操作性がよく維持コスト
の安い真空チヤンバーを実現することができると
いう大きな効果を有する。
第1図A,Bは、本発明の断面図でAは側面方
向から、Bは平面方向からの断面図である。第2
図A,Bは、本発明のX,Y軸駆動用スライド溝
とラツクの断面図でAは側面方向から、Bは平面
方向からの断面図である。第3図は、本発明のワ
ークを載置する要部を示す断面図である。 1……チヤンバー、2……底板、5……X軸ベ
ース、6……Y軸ベース、7……Z軸ベース、9
……Z軸用駆動ラツク、10……穴、14……X
軸駆動ラツク、15……X軸駆動用スライド溝、
17……穴、18……Y軸駆動用ラツク、19…
…Y軸駆動用スライド溝、21……XYスライド
溝、23……駆動モータ、24……ピニオン。
向から、Bは平面方向からの断面図である。第2
図A,Bは、本発明のX,Y軸駆動用スライド溝
とラツクの断面図でAは側面方向から、Bは平面
方向からの断面図である。第3図は、本発明のワ
ークを載置する要部を示す断面図である。 1……チヤンバー、2……底板、5……X軸ベ
ース、6……Y軸ベース、7……Z軸ベース、9
……Z軸用駆動ラツク、10……穴、14……X
軸駆動ラツク、15……X軸駆動用スライド溝、
17……穴、18……Y軸駆動用ラツク、19…
…Y軸駆動用スライド溝、21……XYスライド
溝、23……駆動モータ、24……ピニオン。
Claims (1)
- 1 真空チヤンバー内のワークを3次元方向に移
動させる移動テーブルを、チヤンバー外からモー
タで駆動するものにおいて、該モータとピニオン
とラツクで構成し、X軸とY軸を駆動するラツク
の先端はそれぞれX軸用とY軸用ベースの駆動用
溝に係合し、Z軸駆動ラツクの先端は、前記X軸
用とY軸用のベースを貫いてZ軸ベースに係合
し、前記X軸用とY軸用ベース及び前記Z軸ベー
スとその駆動機構は底板と一体であり、前記X軸
とY軸を駆動するラツクはチヤンバーと一体であ
り、該チヤンバーと前記底板が離間するとき、前
記X軸とY軸を駆動するラツクの先端と、前記駆
動用溝との係合がはずれることを特徴とする真空
チヤンバー用移動テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25987088A JPH02105094A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 真空チャンバー用移動テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25987088A JPH02105094A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 真空チャンバー用移動テーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02105094A JPH02105094A (ja) | 1990-04-17 |
JPH0585039B2 true JPH0585039B2 (ja) | 1993-12-06 |
Family
ID=17340100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25987088A Granted JPH02105094A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 真空チャンバー用移動テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02105094A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007123594A1 (en) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Raytheon Company | Adjustable optical mounting and method |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041894B2 (ja) * | 1977-08-10 | 1985-09-19 | 株式会社日立製作所 | 利得制御回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041894U (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-25 | 株式会社島津製作所 | 密閉室中の機器取付台作動装置 |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP25987088A patent/JPH02105094A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041894B2 (ja) * | 1977-08-10 | 1985-09-19 | 株式会社日立製作所 | 利得制御回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02105094A (ja) | 1990-04-17 |
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