JPH081554A - 産業用ロボット - Google Patents

産業用ロボット

Info

Publication number
JPH081554A
JPH081554A JP13699594A JP13699594A JPH081554A JP H081554 A JPH081554 A JP H081554A JP 13699594 A JP13699594 A JP 13699594A JP 13699594 A JP13699594 A JP 13699594A JP H081554 A JPH081554 A JP H081554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
slider
linear guide
linear
industrial robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13699594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuguyoshi Kitagawa
嗣芳 北川
Katsuzou Ishino
勝三 井篠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP13699594A priority Critical patent/JPH081554A/ja
Publication of JPH081554A publication Critical patent/JPH081554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームの底面、すなわち、リニアガイドの
取付け面の機械加工などの精密な加工を廃止でき、か
つ、スライダがスムーズに移動できる産業用ロボットを
提供するものである。 【構成】 直方体状のフレーム12をスライダ26がフ
レーム12の長手方向に沿って直線移動する産業用ロボ
ット10であって、フレーム12には、リニアガイド1
6と直線移動軸18が設けられ、スライダ26には、リ
ニアガイド16に沿って摺動する摺動部28と、直線移
動軸18を移動する球軸受34が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4に示すようにロボット本
体である直方体状のフレーム112を、スライダ126
が、そのフレーム112の長手方向に沿って直線移動す
るものがある。そして、このスライダ126にエアーチ
ャック等を設けて、物を運搬する。
【0003】このスライダ126をフレーム112の長
手方向に沿って移動させる構造としては、フレーム11
2内部に、平行に2本のリニアガイド116を設け、こ
のリニアガイド116に沿ってスライダ126を移動さ
せる。スライダ126は、ネジ棒120またはタイミン
グベルトによって移動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなリニアガ
イド116を2本設ける産業用ロボット100において
は、スライダ126の移動をスムーズにするために、2
本のリニアガイド116の平行度が要求され、組立てが
しにくいという問題点があった。また、2本のリニアガ
イド116の高さを調整する必要があるため、このリニ
アガイド116を取付けるフレームの底面の高さを機械
加工によって精密に調整するという問題点もあった。
【0005】一方、リニアガイドを1本にすれば、上記
のような問題点はないが、フレーム112の長手方向の
長さが長くなった場合に、図4に示すように、フレーム
112が下方に垂れ下がるという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、フ
レームの底面、すなわち、リニアガイドの取付け面の機
械加工などの精密な加工を廃止でき、かつ、スライダが
スムーズに移動できる産業用ロボットを提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の産業用ロボット
は、ロボット本体である直方体状のフレームをスライダ
が、該フレームの長手方向に沿って直線移動する産業用
ロボットであって、前記フレームには、該フレームの長
手方向に沿ってリニアガイドと直線移動軸が設けられ、
前記スライダには、前記リニアガイドに沿って摺動する
摺動部と、前記直線移動軸を移動する球軸受が設けられ
たものである。
【0008】
【作 用】上記産業用ロボットにおいて、スライダが動
く場合について説明する。
【0009】スライダを、ネジ棒またはタイミングベル
トによって動かすと、スライダは、リニアガイドに沿っ
て移動するとともに、スライダに設けられた球軸受が、
直線移動軸に沿って移動する。
【0010】この場合に、リニアガイドと直線移動軸と
の平行が多少ずれていても、そのずれは、球軸受によっ
て吸収されるため、スライダはスムーズに移動すること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。
【0012】符号10は、本発明の一実施例を示す産業
用ロボットである。
【0013】符号12は、直方体状のフレームであっ
て、フレーム12内部には空間部14が設けられてい
る。
【0014】符号16は、空間部14の底面に設けられ
た1本のリニアガイドである。このリニアガイド16
は、フレーム12の長手方向に沿って設けられている。
【0015】符号18は、フレーム12の側面に沿って
固定された直線移動軸である。直線移動軸18の外周部
の一部分が、フレーム12の側面に固定されている。
【0016】符号20は、空間部14の中央部におい
て、フレーム12の長手方向に沿って設けられたネジ棒
である。このネジ棒20は、フレーム12の後端部に設
けられた収納部22内部にあるモータ24によって回転
する。
【0017】符号26は、フレーム12の上面に沿って
直線移動するスライダである。スライダ12の下部の左
側には、リニアガイド16に沿って摺動する摺動部28
が設けられている。また、中央部には、ネジ棒20と螺
合するメスネジ部30が設けられている。さらに、スラ
イダ26の右側には、移動方向に沿って貫通口32が設
けられている。この貫通口32内部には、直線移動軸用
の球軸受34が2個収納されている。この球軸受34
は、自動調芯機構を有している。すなわち、直線移動軸
18との接する面にはボール36が複数個配され、スラ
イダ26と接する面は、曲面を形成し、直線移動軸18
がフレーム12の長手方向に沿って多少ずれても、球軸
受34がスムーズに移動できる。
【0018】上記構成の産業用ロボット10の動作状態
について説明する。
【0019】モータ24を駆動させるとネジ棒20が回
転し、スライダ26がフレーム12の長手方向に沿って
移動する。この場合に、摺動部28はリニアガイド16
に沿って移動し、スライダ26内部に設けられた球軸受
34は、直線移動軸18に沿って移動する。そして、リ
ニアガイド16と直線移動軸18との平行度が多少ずれ
ていても、そのずれは、球軸受34によって吸収される
ため、リニアガイド16と直線移動軸18を取付ける場
合に、従来のような精密な取付け工程は必要なくなる。
そのため、その取付け工程が簡素化される。
【0020】また、直線移動軸18およびリニアガイド
16は、フレーム12に固定されているため、フレーム
12の長手方向の長さが長くなっても、フレーム12の
端部が下方にたわむようなことがない。
【0021】さらに、球軸受34の自動調芯機構によ
り、スライダ26の高さ方向および横方向の方向が自動
的に調整され、従来リニアガイド16だけでは調整しき
れなかったスライダ26の姿勢が自動的に制御すること
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上により、本発明の産業用ロボットで
あると、球軸受による自動調芯機構により、リニアガイ
ドと直線移動軸の平行度が多少ずれていても、その球軸
受の自動調芯機構によってそのずれが吸収されるため、
リニアガイドと直線移動軸とを平行に精密に取付ける必
要がなくなり、組立て工程が簡素化される。
【0023】また、フレームは、リニアガイドと直線移
動軸によって支えられているため、フレームの端部が下
方にたわんだりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す産業用ロボットの斜視
図である。
【図2】同じく産業用ロボットの縦断面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】従来の産業用ロボットを2台組合わせた場合の
説明図である。
【符号の説明】
10 産業用ロボット 12 フレーム 14 空間部 16 リニアガイド 18 直線移動軸 20 ネジ棒 22 収納部 24 モータ 26 スライダ 28 摺動部 30 メスネジ部 32 貫通口 34 球軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボット本体である直方体状のフレームを
    スライダが、該フレームの長手方向に沿って直線移動す
    る産業用ロボットであって、 前記フレームには、該フレームの長手方向に沿ってリニ
    アガイドと直線移動軸が設けられ、 前記スライダには、前記リニアガイドに沿って摺動する
    摺動部と、前記直線移動軸を移動する球軸受が設けられ
    たことを特徴とする産業用ロボット。
JP13699594A 1994-06-20 1994-06-20 産業用ロボット Pending JPH081554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13699594A JPH081554A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 産業用ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13699594A JPH081554A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 産業用ロボット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH081554A true JPH081554A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15188333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13699594A Pending JPH081554A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 産業用ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH081554A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109986703A (zh) * 2019-03-28 2019-07-09 厦门海力拓自动化科技有限公司 一种自动切割机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109986703A (zh) * 2019-03-28 2019-07-09 厦门海力拓自动化科技有限公司 一种自动切割机
CN109986703B (zh) * 2019-03-28 2024-04-02 厦门海力拓自动化科技有限公司 一种自动切割机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63162132A (ja) Xyテ−ブル
US4886375A (en) Dust-proof cover for linear guide
US5688215A (en) Tool magazine for machine tool
CN200975456Y (zh) 一种直线往复运动机构
JPH0849756A (ja) 回転運動機構
JPH05277870A (ja) 駆動装置及びこれを具備したxy駆動装置
JPH081554A (ja) 産業用ロボット
JPH04372318A (ja) X,y,z駆動装置
JPH09272031A (ja) テーブル駆動装置
JP2020044630A (ja) 工作機械
US4701100A (en) Industrial robot
JP2523219Y2 (ja) 直角座標ロボットのスライド案内機構
EP0377753B1 (en) Shaft support structure for industrial robots
JPH11201161A (ja) 動力伝導装置
JPH0613401Y2 (ja) 一軸テーブル送り装置
JP2536992B2 (ja) 2次元運動機構
JPS6411771A (en) Rectilinear propagation working robot
JPH0141466B2 (ja)
JPH0885026A (ja) 門型駆動装置
JPS58214015A (ja) テ−ブル用直線運動ころがり軸受ユニツト
JPH0351069Y2 (ja)
JP5231818B2 (ja) シリンダ型アクチュエータ
JPH08112787A (ja) ロボット
JPH0680529U (ja) 駆動装置及びこれを具備したxy駆動装置
JPH0317054Y2 (ja)