JPH11201161A - 動力伝導装置 - Google Patents

動力伝導装置

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JPH11201161A
JPH11201161A JP348998A JP348998A JPH11201161A JP H11201161 A JPH11201161 A JP H11201161A JP 348998 A JP348998 A JP 348998A JP 348998 A JP348998 A JP 348998A JP H11201161 A JPH11201161 A JP H11201161A
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JP
Japan
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power transmission
transmission device
main body
table member
ball screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP348998A
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English (en)
Inventor
Shigekazu Nagai
茂和 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
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Publication of JPH11201161A publication Critical patent/JPH11201161A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】組み付け作業性に優れるとともに、構成を簡素
化することを可能にする。 【解決手段】モータ32に連結されたボールねじ34が
螺合するナット部52を有する移動台38に、テーブル
部材42が離脱自在に固着されるとともに、このテーブ
ル部材42には、本体部36のレール部40a、40b
に係合して移動するガイド手段44a、44bが着脱自
在に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動源の作用下に
伝導手段を介して作動手段を移動させる動力伝導装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、動力伝導装置として、モータ
に連結されたボールねじを含むアクチュエータが広く採
用されている。この種のアクチュエータは、ボールねじ
が挿入されるナット部を介してテーブルを高精度に位置
決め搬送することができ、例えば、ワークの位置決め装
置として広範囲に採用されている。
【0003】例えば、図4に示すアクチュエータ2は、
回転駆動源であるモータ4に連結されたボールねじ6を
備えており、このボールねじ6の両端が本体部8に対し
て支持ブロック10a、10bにより回転自在に支持さ
れている。ボールねじ6がナット部材12に挿入される
とともに、このナット部材12がインナーブロック14
に組み込まれている。
【0004】インナーブロック14の両側部には、本体
部8に設けられたレール部16a、16bに係合するガ
イド部18a、18bが一体的に設けられている。ガイ
ド部18a、18bには、レール部16a、16bの内
面に沿って転動する複数のボール20が収容されてい
る。なお、インナーブロック14上には、テーブル22
が固着されている(図5参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
アクチュエータ2では、インナーブロック14にガイド
部18a、18bが一体的に設けられており、このガイ
ド部18a、18bの内面に収容されている複数のボー
ル20が本体部8のレール部16a、16bに沿って円
滑に転動する必要がある。このため、本体部8およびイ
ンナーブロック14を高精度に加工しなければならず、
アクチュエータ2全体の製造コストが高騰するという問
題が指摘されている。
【0006】しかも、インナーブロック14にガイド部
18a、18bが一体的に設けられているため、このイ
ンナーブロック14にセンサや他のアクチュエータ等を
容易に組み込むことができない。これにより、汎用性に
劣るという問題がある。
【0007】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、高精度な加工を不要にし、容易かつ効率的に組み
立てることができるとともに、汎用性に優れる動力伝導
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明に係る動力伝導装置では、駆動源の作用下
に伝導手段を介して作動手段を移動させるとともに、こ
の作動手段に固着されたテーブル部材には、前記作動手
段の移動方向に延在するレール手段に係合するガイド手
段が設けられている。
【0009】ここで、作動手段とテーブル部材およびこ
のテーブル部材とガイド手段がそれぞれ着脱自在であ
り、これらが一体的に構成される場合に比べて高精度な
加工が不要になる。しかも、テーブル部材およびガイド
手段を適宜交換することにより、センサ類や他のアクチ
ュエータ等の取り付けが容易に行われ、汎用性に優れ
る。
【0010】なお、ガイド手段は、レール手段に沿って
転動する複数のボールを設けた直動ガイドを備えてお
り、テーブル部材を円滑かつ高精度に位置決め搬送する
ことができる。また、本体部には作動手段を位置決めす
るための治具配置用溝部が形成されており、この作動手
段および伝導手段のアライメントが確実に維持される。
さらにまた、伝導手段がモータに連結されるボールねじ
を有しており、このボールねじを種々の取り付け部位に
対して容易かつ確実に組み付けることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
動力伝導装置であるアクチュエータ30の概略斜視説明
図であり、図2は、前記アクチュエータ30の要部分解
斜視説明図である。
【0012】アクチュエータ30は、モータ(駆動源)
32に連結されて動力を伝導するボールねじ(伝導手
段)34と、このボールねじ34を支持する本体部36
と、前記ボールねじ34に係合し該ボールねじ34に対
して軸方向(矢印A方向)に移動する移動台(作動手
段)38と、前記本体部36に設けられ前記移動台38
の移動方向に延在するレール部(レール手段)40a、
40bと、前記移動台38に離脱自在に固着されるテー
ブル部材42と、前記テーブル部材42に着脱自在に設
けられ前記レール部40a、40bに係合して移動する
ガイド手段44a、44bとを備える。
【0013】ボールねじ34の両端は、略矩形状を有す
る支持台46a、46bに設けられた支持ベアリング4
8a、48bに回転自在に支持されるとともに、前記支
持台46a、46bが本体部36に対して離脱自在に固
定される。本体部36には、レール部40a、40bの
内方に位置して移動台38を位置決めするための治具配
置用溝部50が矢印A方向に延在して形成される(図1
および図3参照)。移動台38は、支持台46a、46
bと同様に略矩形状を有しており、ボールねじ34が螺
合するナット部52が組み込まれる。
【0014】移動台38にテーブル部材42がねじ止め
されるとともに、このテーブル部材42に前記移動台3
8を挟んでガイド手段44a、44bを構成する直動ガ
イド54a、54bがねじ止めされる。直動ガイド54
a、54bには、レール部40a、40bの内面56
a、56bに沿って転動する複数のボール58が設けら
れている。
【0015】このように構成されるアクチュエータ30
の動作について、以下に説明する。
【0016】アクチュエータ30を組み立てる際には、
先ず、支持台46a、46bが本体部36内に配置され
るとともに、移動台38と溝部50の間に位置決め用治
具60が配置される。図2に示すように、治具60は断
面略L字状を有しており、この治具60が移動台38の
角部に配置された状態で、支持台46a、46bの角部
を繋ぐ仮想線上に前記治具60の角部が配置される。こ
のため、支持台46a、46bの角部を本体部36の溝
部50に合わせるように配置する一方、移動台38と前
記溝部50との間に治具60を配置することにより、ボ
ールねじ34のアライメントが正確かつ確実に行われる
ことになる。
【0017】次いで、支持台46a、46bが本体部3
6に固着された後、治具60が離脱されるとともに、移
動台38にテーブル部材42がねじ止めされる。テーブ
ル部材42には、予め、またはこのテーブル部材42を
移動台38に固着した後、ガイド手段44a、44bを
構成する直動ガイド54a、54bがねじ止めされる。
【0018】このように、本実施形態では、移動台38
とテーブル部材42とガイド手段44a、44bとがそ
れぞれ個別に構成されている。従って、例えば、移動台
38にガイド手段44a、44bが一体的に設けられる
構造に比べ、前記ガイド手段44a、44bおよび本体
部36等の加工を高精度に行う必要がない。ガイド手段
44a、44bとテーブル部材42の取り付け状態を設
定することにより、容易に対応することができるからで
ある。
【0019】これにより、アクチュエータ30の製造コ
ストが有効に削減されるとともに、組み立て作業性が一
挙に向上するという効果が得られる。しかも、ガイド手
段44a、44bがテーブル部材42に着脱自在であ
り、このガイド手段44a、44bを本体部36のレー
ル部40a、40bに対応して位置調整可能である。従
って、テーブル部材42を矢印A方向に高精度かつ円滑
に位置決め搬送し得るという利点がある。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る動力伝導装
置では、駆動源の作用下に伝導手段を介して移動自在な
作動手段に、テーブル部材が離脱自在に固着されるとと
もに、このテーブル部材には、レール手段に係合して移
動するガイド手段が着脱自在に設けられている。このた
め、作動手段とガイド手段が一体化される構造に比べ、
高精度な加工が不要になるとともに、動力伝導装置の組
み付け作業が一挙に容易かつ短時間に遂行可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るアクチュエータの概略
斜視説明図である。
【図2】前記アクチュエータの要部分解斜視説明図であ
る。
【図3】前記アクチュエータの縦断面正面図である。
【図4】従来技術に係るアクチュエータの要部斜視説明
図である。
【図5】前記従来技術に係るアクチュエータの縦断面正
面図である。
【符号の説明】
30…アクチュエータ 32…モータ 34…ボールねじ 36…本体部 38…移動台 40a、40b…
レール部 42…テーブル部材 44a、44b…
ガイド手段 50…溝部 54a、54b…
直動ガイド 58…ボール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源に連結されて動力を伝導する伝導手
    段と、 前記伝導手段を支持する本体部と、 前記伝導手段に係合し、前記駆動源の作用下に該伝導手
    段に対して移動する作動手段と、 前記本体部に設けられ、前記作動手段の移動方向に延在
    するレール手段と、 前記作動手段に離脱自在に固着されるテーブル部材と、 前記テーブル部材に着脱自在に設けられ、前記レール手
    段に係合して移動するガイド手段と、 を備えることを特徴とする動力伝導装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の動力伝導装置において、前
    記ガイド手段は、前記レール手段に沿って転動する複数
    のボールを設けた直動ガイドを備えることを特徴とする
    動力伝導装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の動力伝導装置にお
    いて、前記本体部には、前記レール手段の内方に位置し
    て前記作動手段を位置決めするための治具配置用溝部が
    形成されることを特徴とする動力伝導装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の動
    力伝導装置において、前記駆動源はモータであり、 前記伝導手段は、前記モータに連結されるボールねじを
    有することを特徴とする動力伝導装置。
JP348998A 1998-01-09 1998-01-09 動力伝導装置 Pending JPH11201161A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6848327B2 (en) 2000-12-05 2005-02-01 Smc Kabushiki Kaisha Actuator
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