JP3481707B2 - 直線往復動装置 - Google Patents
直線往復動装置Info
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- JP3481707B2 JP3481707B2 JP00616495A JP616495A JP3481707B2 JP 3481707 B2 JP3481707 B2 JP 3481707B2 JP 00616495 A JP00616495 A JP 00616495A JP 616495 A JP616495 A JP 616495A JP 3481707 B2 JP3481707 B2 JP 3481707B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving member
- feed screw
- linear reciprocating
- reciprocating device
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/24—Elements essential to such mechanisms, e.g. screws, nuts
- F16H2025/2436—Intermediate screw supports for reducing unsupported length of screw shaft
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークを支持するスライ
ドテーブルなどの移動部材を直線方向に往復動するよう
にした直線往復動装置に関し、特に移動部材を長いスト
ロークで往復動するようにした直線往復動装置に関す
る。
ドテーブルなどの移動部材を直線方向に往復動するよう
にした直線往復動装置に関し、特に移動部材を長いスト
ロークで往復動するようにした直線往復動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワークをある位置から他の位置まで搬送
するためにスライドテーブルを直線往復動させる場合に
は、ボールねじなどからなる送りねじを用い、スライド
テーブルが固定された往復動部材を送りねじにねじ結合
させている。この場合、送りねじをモータにより回転さ
せることにより、送りねじにねじ結合された往復動部材
を介してスライドテーブルは直線方向に移動されること
になる。
するためにスライドテーブルを直線往復動させる場合に
は、ボールねじなどからなる送りねじを用い、スライド
テーブルが固定された往復動部材を送りねじにねじ結合
させている。この場合、送りねじをモータにより回転さ
せることにより、送りねじにねじ結合された往復動部材
を介してスライドテーブルは直線方向に移動されること
になる。
【0003】これにより、スライドテーブルに支持され
たワークを直線方向に移動させることにより、ある位置
から他の位置まで搬送した後に、スライドテーブルを元
の位置に戻して次のワークを搬送することになる。
たワークを直線方向に移動させることにより、ある位置
から他の位置まで搬送した後に、スライドテーブルを元
の位置に戻して次のワークを搬送することになる。
【0004】使用されるワークとしては、加工工場や組
み立て工場などにおいて加工ないし組み立てされる製品
や部品などがあり、製品を組み立てるためのアクチュエ
ータがスライドテーブルに装着される場合もある。さら
には、木材を搬送しながらこれを切断するカッターを有
する木工機械においても、送りねじによりワークである
木材を搬送するために直線往復動装置が使用されること
がある。
み立て工場などにおいて加工ないし組み立てされる製品
や部品などがあり、製品を組み立てるためのアクチュエ
ータがスライドテーブルに装着される場合もある。さら
には、木材を搬送しながらこれを切断するカッターを有
する木工機械においても、送りねじによりワークである
木材を搬送するために直線往復動装置が使用されること
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような種々の分野
において使用される直線往復動装置のうち、送りねじに
よってかなり長いストロークで移動部材つまりスライド
テーブルが駆動される場合には、必然的に送りねじも長
いものが使用されることになる。
において使用される直線往復動装置のうち、送りねじに
よってかなり長いストロークで移動部材つまりスライド
テーブルが駆動される場合には、必然的に送りねじも長
いものが使用されることになる。
【0006】しかしながら、送りねじが長くなると、移
動部材が送りねじにねじ結合されているので、送りねじ
をその中間の位置で支持することができないことから、
送りねじが撓むことになる。この撓みは、送りねじの中
央部分が最大となって、なわとびのようになるので、な
わとび現象とも言われる。
動部材が送りねじにねじ結合されているので、送りねじ
をその中間の位置で支持することができないことから、
送りねじが撓むことになる。この撓みは、送りねじの中
央部分が最大となって、なわとびのようになるので、な
わとび現象とも言われる。
【0007】この現象が発生すると、移動部材を円滑に
駆動することができず、送りねじとこれにねじ結合され
る移動部材との間にこれらの片当たりに起因した片寄り
摩耗が発生することになり、装置の寿命が短くなり、耐
久性が悪くなるのみならず、スライドテーブルを駆動す
る際に騒音が発生してしまうこともある。
駆動することができず、送りねじとこれにねじ結合され
る移動部材との間にこれらの片当たりに起因した片寄り
摩耗が発生することになり、装置の寿命が短くなり、耐
久性が悪くなるのみならず、スライドテーブルを駆動す
る際に騒音が発生してしまうこともある。
【0008】本発明の目的は、長い送りねじを使用して
も送りねじにより長いストロークで往復動する移動部材
を円滑に駆動し得るようにすることにある。
も送りねじにより長いストロークで往復動する移動部材
を円滑に駆動し得るようにすることにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0011】すなわち、本発明の直線往復動装置は、モ
ータにより駆動される送りねじを収容するケーシングを
有しており、この送りねじに平行にケーシング内に設け
られたガイドレールに案内されて移動部材が摺動自在と
なり、この移動部材は送りねじにねじ結合されている。
ガイドレールに摺動自在に設けられた支持部材は送りね
じに嵌合してその外周面に接触し、送りねじに対して軸
方向に移動自在となっている。移動部材が送りねじによ
り移動されて支持部材に接触したときには、これらは永
久磁石により連結される。一方、移動部材により牽引さ
れた支持部材に送りねじの長手方向所定の位置において
当接し永久磁石による移動部材と支持部材との連結を解
除するストッパが設けられている。ストッパが支持部材
に当接したときにこれらを永久磁石により所定の締結力
で連結するようにしても良い。
ータにより駆動される送りねじを収容するケーシングを
有しており、この送りねじに平行にケーシング内に設け
られたガイドレールに案内されて移動部材が摺動自在と
なり、この移動部材は送りねじにねじ結合されている。
ガイドレールに摺動自在に設けられた支持部材は送りね
じに嵌合してその外周面に接触し、送りねじに対して軸
方向に移動自在となっている。移動部材が送りねじによ
り移動されて支持部材に接触したときには、これらは永
久磁石により連結される。一方、移動部材により牽引さ
れた支持部材に送りねじの長手方向所定の位置において
当接し永久磁石による移動部材と支持部材との連結を解
除するストッパが設けられている。ストッパが支持部材
に当接したときにこれらを永久磁石により所定の締結力
で連結するようにしても良い。
【0012】
【作用】前記構成の直線往復動装置にあっては、送りね
じを長くして移動部材を長いストロークで往復動するよ
うにしても、ガイドレールに沿って往復動自在となった
支持部材が送りねじの撓みを防止するので、送りねじが
回転している状態のもとでもその撓みが確実に防止され
る。これにより、送りねじにより円滑に移動部材の移動
がなされる。移動部材と支持部材とを永久磁石の磁力に
より連結することによって、簡単な構造でこれらを連結
することができる。ストッパと支持部材とを永久磁石に
より連結させることにより、支持部材を確実に所定の位
置に位置決めすることができ、送りねじを垂直にしたり
傾斜させるようにしてもストッパに位置決めされた支持
部材を所定の位置に位置決めすることができる。
じを長くして移動部材を長いストロークで往復動するよ
うにしても、ガイドレールに沿って往復動自在となった
支持部材が送りねじの撓みを防止するので、送りねじが
回転している状態のもとでもその撓みが確実に防止され
る。これにより、送りねじにより円滑に移動部材の移動
がなされる。移動部材と支持部材とを永久磁石の磁力に
より連結することによって、簡単な構造でこれらを連結
することができる。ストッパと支持部材とを永久磁石に
より連結させることにより、支持部材を確実に所定の位
置に位置決めすることができ、送りねじを垂直にしたり
傾斜させるようにしてもストッパに位置決めされた支持
部材を所定の位置に位置決めすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例である直線往復動
装置を示す一部省略断面図であり、図2(A)は図1に
おける2A−2A線に沿う断面図であり、図2(B)は
図1における2B−2B線に沿う断面図である。
装置を示す一部省略断面図であり、図2(A)は図1に
おける2A−2A線に沿う断面図であり、図2(B)は
図1における2B−2B線に沿う断面図である。
【0015】図2(A),(B)に示すように、断面が
コの字形状となり、開口部を有するケーシング1は全体
的に長方形となっており、数mあるいはそれ以上の長さ
を有している。ケーシング1内にはその一端部にモータ
2がブラケット3により取り付けられており、他端部に
は軸受4が取り付けられている。モータ2の主軸5には
継手6を介して送りねじとしてのボールねじ7が接続さ
れ、このボールねじ7の他端は軸受4により回転自在に
支持されている。
コの字形状となり、開口部を有するケーシング1は全体
的に長方形となっており、数mあるいはそれ以上の長さ
を有している。ケーシング1内にはその一端部にモータ
2がブラケット3により取り付けられており、他端部に
は軸受4が取り付けられている。モータ2の主軸5には
継手6を介して送りねじとしてのボールねじ7が接続さ
れ、このボールねじ7の他端は軸受4により回転自在に
支持されている。
【0016】ケーシング1内には、図2(A),(B)
に示すように、ボールねじ7の両側にこれに平行に2本
のガイドレール8が設けられている。それぞれのガイド
レール8にはこれに摺動自在に摺動ブロック9が装着さ
れており、それぞれの摺動ブロック9には移動部材11
が固定されている。したがって、この移動部材11は摺
動ブロック9を介してガイドレール8に摺動自在に装着
されている。
に示すように、ボールねじ7の両側にこれに平行に2本
のガイドレール8が設けられている。それぞれのガイド
レール8にはこれに摺動自在に摺動ブロック9が装着さ
れており、それぞれの摺動ブロック9には移動部材11
が固定されている。したがって、この移動部材11は摺
動ブロック9を介してガイドレール8に摺動自在に装着
されている。
【0017】摺動ブロック9にはガイドレール8に接触
する図示しない複数のボールが内蔵されており、移動部
材11は摺動ブロック9を介して少ない摺動抵抗で高精
度に直線方向に往復摺動することができる。移動部材1
1は、図1に示すように、ボールねじ7にねじ結合され
るボールナット12を有しており、このボールナット1
2にはボールねじ7のねじ溝に接触する図示しない多数
のボールが内蔵されている。
する図示しない複数のボールが内蔵されており、移動部
材11は摺動ブロック9を介して少ない摺動抵抗で高精
度に直線方向に往復摺動することができる。移動部材1
1は、図1に示すように、ボールねじ7にねじ結合され
るボールナット12を有しており、このボールナット1
2にはボールねじ7のねじ溝に接触する図示しない多数
のボールが内蔵されている。
【0018】したがって、モータ2を駆動してボールね
じ7を回転させると、このボールねじ7には移動部材1
1の一部を構成するボールナット12がねじ結合されて
いることから、移動部材11は直線方向にガイドレール
8に案内されて往復動することになる。移動部材11
は、ボールねじ7のほぼ両端部の間の距離に対応する往
復移動のストロークを有している。
じ7を回転させると、このボールねじ7には移動部材1
1の一部を構成するボールナット12がねじ結合されて
いることから、移動部材11は直線方向にガイドレール
8に案内されて往復動することになる。移動部材11
は、ボールねじ7のほぼ両端部の間の距離に対応する往
復移動のストロークを有している。
【0019】移動部材11には、スライドテーブル10
が固定されており、このスライドテーブル10にワーク
を載置すれば、そのワークはスライドテーブル10によ
って直線方向に搬送される。
が固定されており、このスライドテーブル10にワーク
を載置すれば、そのワークはスライドテーブル10によ
って直線方向に搬送される。
【0020】図1に示すように、モータ2と移動部材1
1との間および軸受4と移動部材11との間には支持部
材13,14が配置されている。支持部材14は図2
(B)に示すように、それぞれガイドレール8に摺動自
在に装着された摺動ブロック15を介してガイドレール
8に摺動自在に装着されており、他の支持部材13も同
様に、図示しない摺動ブロックを介してガイドレール8
に摺動自在に装着されている。この摺動ブロック15も
摺動ブロック9と同様に内部に図示しないボールが組み
込まれている。
1との間および軸受4と移動部材11との間には支持部
材13,14が配置されている。支持部材14は図2
(B)に示すように、それぞれガイドレール8に摺動自
在に装着された摺動ブロック15を介してガイドレール
8に摺動自在に装着されており、他の支持部材13も同
様に、図示しない摺動ブロックを介してガイドレール8
に摺動自在に装着されている。この摺動ブロック15も
摺動ブロック9と同様に内部に図示しないボールが組み
込まれている。
【0021】支持部材13,14にはボールねじ7のね
じ溝にはねじ結合されることなく、ボールねじ7の外周
面に接触する円筒状の内周面を有するスリーブ状の軸受
16が設けられており、ボールねじ7が回転しても支持
部材13,14には駆動力が伝達されることはない。そ
して、支持部材13,14は、これらの軸方向の力が加
えられると、軸受16がボールねじ7の外周面に接触し
た状態を保持しつつ、軸方向に直線移動することができ
る。
じ溝にはねじ結合されることなく、ボールねじ7の外周
面に接触する円筒状の内周面を有するスリーブ状の軸受
16が設けられており、ボールねじ7が回転しても支持
部材13,14には駆動力が伝達されることはない。そ
して、支持部材13,14は、これらの軸方向の力が加
えられると、軸受16がボールねじ7の外周面に接触し
た状態を保持しつつ、軸方向に直線移動することができ
る。
【0022】移動部材11の両端面には、図1に示すよ
うに、永久磁石17,18が埋め込まれており、これら
は移動部材側永久磁石となっている。そして、支持部材
13には永久磁石17に対応させて永久磁石17aが埋
め込まれ、支持部材14には永久磁石18に対応させて
永久磁石18aが埋め込まれている。これらの永久磁石
17a,18aは、それぞれ移動部材側永久磁石となっ
ている。相互に対応し合う永久磁石は、吸引し合う極性
となっている。図示する永久磁石は複数のものを埋め込
むようにして形成されているが、それぞれ1つの環状の
永久磁石を用いても良い。
うに、永久磁石17,18が埋め込まれており、これら
は移動部材側永久磁石となっている。そして、支持部材
13には永久磁石17に対応させて永久磁石17aが埋
め込まれ、支持部材14には永久磁石18に対応させて
永久磁石18aが埋め込まれている。これらの永久磁石
17a,18aは、それぞれ移動部材側永久磁石となっ
ている。相互に対応し合う永久磁石は、吸引し合う極性
となっている。図示する永久磁石は複数のものを埋め込
むようにして形成されているが、それぞれ1つの環状の
永久磁石を用いても良い。
【0023】したがって、たとえば、図3(A)に示す
ように、移動部材11がそれぞれの支持部材13,14
から離れていた状態のもとで、図3(B)に示すよう
に、図において右側に移動部材11を移動させて移動部
材11を支持部材14に接触させると、移動部材11の
永久磁石18と支持部材14の永久磁石18aとが吸着
し合って支持部材14と移動部材11は相互に連結され
た状態となる。つまり、これらの永久磁石は連結手段を
構成している。
ように、移動部材11がそれぞれの支持部材13,14
から離れていた状態のもとで、図3(B)に示すよう
に、図において右側に移動部材11を移動させて移動部
材11を支持部材14に接触させると、移動部材11の
永久磁石18と支持部材14の永久磁石18aとが吸着
し合って支持部材14と移動部材11は相互に連結され
た状態となる。つまり、これらの永久磁石は連結手段を
構成している。
【0024】図3(B)に示すように、移動部材11が
右方向に駆動される際には、移動部材11は支持部材1
4を押してこれを移動させることになる。一方、所定の
ストロークだけ右側に移動させた後に移動部材11が左
側に駆動されると、移動部材11は、連結手段としての
永久磁石18,18aにより支持部材14に連結されて
いるので、支持部材14を牽引してこれを移動させるこ
とになる。
右方向に駆動される際には、移動部材11は支持部材1
4を押してこれを移動させることになる。一方、所定の
ストロークだけ右側に移動させた後に移動部材11が左
側に駆動されると、移動部材11は、連結手段としての
永久磁石18,18aにより支持部材14に連結されて
いるので、支持部材14を牽引してこれを移動させるこ
とになる。
【0025】図示する場合には、ケーシング1内の底面
には、ケーシング1内の移動部材11の移動ストローク
を3つに分割するように、2つのストッパ21,22が
設けられている。それぞれのストッパ21,22は移動
部材11に対してはこれの移動に際して干渉しない高さ
を有している。
には、ケーシング1内の移動部材11の移動ストローク
を3つに分割するように、2つのストッパ21,22が
設けられている。それぞれのストッパ21,22は移動
部材11に対してはこれの移動に際して干渉しない高さ
を有している。
【0026】一方のストッパ21は一方の支持部材13
と当接して、これの右側に向かう移動を規制するように
しており、他方のストッパ22は他方の支持部材14に
当接して、これの左側に向かう移動を規制するようにし
ている。それぞれの支持部材13,14の底面は移動部
材11の底面よりも低くなっていることから、支持部材
13,14はストッパ21,22に当接することにな
る。
と当接して、これの右側に向かう移動を規制するように
しており、他方のストッパ22は他方の支持部材14に
当接して、これの左側に向かう移動を規制するようにし
ている。それぞれの支持部材13,14の底面は移動部
材11の底面よりも低くなっていることから、支持部材
13,14はストッパ21,22に当接することにな
る。
【0027】したがって、たとえば、図3(B)に示す
ように、移動部材11に支持部材14が永久磁石を介し
て連結されていた状態のもとで、移動部材11を左側に
駆動すると、支持部材14はストッパ22により左側に
向かう移動が規制されることになる。これにより、支持
部材14は移動部材11に対する連結が解除されて、ス
トッパ22の位置で停止することになる。移動部材11
と支持部材13との締結および締結解除についても同様
となっている。
ように、移動部材11に支持部材14が永久磁石を介し
て連結されていた状態のもとで、移動部材11を左側に
駆動すると、支持部材14はストッパ22により左側に
向かう移動が規制されることになる。これにより、支持
部材14は移動部材11に対する連結が解除されて、ス
トッパ22の位置で停止することになる。移動部材11
と支持部材13との締結および締結解除についても同様
となっている。
【0028】このように、連結部材としての永久磁石に
よる移動部材11と支持部材13,14の締結力は、移
動部材11が支持部材13,14を牽引して移動させる
際には支持部材13,14が移動部材11に連結されて
追従移動するとともに、移動部材13,14がストッパ
21,22と当接したときには、移動部材11のみの移
動を許容して支持部材13,14をストッパ21,22
の位置で残して位置決め停止させるように設定されてい
る。
よる移動部材11と支持部材13,14の締結力は、移
動部材11が支持部材13,14を牽引して移動させる
際には支持部材13,14が移動部材11に連結されて
追従移動するとともに、移動部材13,14がストッパ
21,22と当接したときには、移動部材11のみの移
動を許容して支持部材13,14をストッパ21,22
の位置で残して位置決め停止させるように設定されてい
る。
【0029】ボールねじ7には支持部材13,14がボ
ールねじ7の外周面に接触してこれに摺動自在に設けら
れていることから、ボールねじ7を長くしてもそのなわ
とび現象の発生を防止することができる。図3(A)に
は支持部材13,14が設けられていない場合における
ボールねじ7の回転時の撓み状態が二点鎖線で示されて
いる。しかし、図示する直線往復動装置にあっては、支
持部材13,14によってボールねじ7はその径方向の
変位が規制されることになるので、なわとび現象の発生
が防止される。
ールねじ7の外周面に接触してこれに摺動自在に設けら
れていることから、ボールねじ7を長くしてもそのなわ
とび現象の発生を防止することができる。図3(A)に
は支持部材13,14が設けられていない場合における
ボールねじ7の回転時の撓み状態が二点鎖線で示されて
いる。しかし、図示する直線往復動装置にあっては、支
持部材13,14によってボールねじ7はその径方向の
変位が規制されることになるので、なわとび現象の発生
が防止される。
【0030】これにより、ボールねじ7を高速で回転さ
せることが可能となるので、スライドテーブル10を高
速で円滑に移動させることが可能となる。また、ボール
ねじ7が撓むことがないので、ボールねじ7と移動部材
11のボールナット12とのねじ結合に片寄りが発生し
なくなる。これらの間に片寄った摩耗の発生が防止され
ることから、装置の寿命や耐久性が向上し、スライドテ
ーブル10つまり移動部材11の駆動時に騒音の発生を
低減させることができる。
せることが可能となるので、スライドテーブル10を高
速で円滑に移動させることが可能となる。また、ボール
ねじ7が撓むことがないので、ボールねじ7と移動部材
11のボールナット12とのねじ結合に片寄りが発生し
なくなる。これらの間に片寄った摩耗の発生が防止され
ることから、装置の寿命や耐久性が向上し、スライドテ
ーブル10つまり移動部材11の駆動時に騒音の発生を
低減させることができる。
【0031】ケーシング1の開口部には、図2に示すよ
うに、両側を残してカバー23が設けられており、この
カバー23によりボールねじ7にゴミなどが付着しない
ようにしている。したがって、移動部材11とスライド
テーブル10は、移動部材11に設けられてカバー23
の両側のスリットを貫通する脚部11aによって連結さ
れている。
うに、両側を残してカバー23が設けられており、この
カバー23によりボールねじ7にゴミなどが付着しない
ようにしている。したがって、移動部材11とスライド
テーブル10は、移動部材11に設けられてカバー23
の両側のスリットを貫通する脚部11aによって連結さ
れている。
【0032】カバー23を用いることなく、ゴムなどか
らなる弾性変形自在の蛇腹状の部材を用いて、ボールね
じに対するゴミの付着を防止するようにしても良い。
らなる弾性変形自在の蛇腹状の部材を用いて、ボールね
じに対するゴミの付着を防止するようにしても良い。
【0033】図示する直線往復動装置を用いてスライド
テーブル10の上に載置された図示しないワークを搬送
する際には、たとえば移動部材11がボールねじ7の一
端部、たとえば図3において左側の端部に位置する際に
ワークがスライドテーブル10に搭載される。その後、
ボールねじ7がモータ2により駆動されると、移動部材
11は支持部材13を牽引しながら図3において右側に
移動することになり、所定のストローク移動すると支持
部材13はストッパ21と当接してその位置に止まり、
移動部材11のみが右側に向けて移動される。図3
(A)は移動部材11が支持部材13から離れて移動部
材11のみが右側に向けて移動している状態を示す。
テーブル10の上に載置された図示しないワークを搬送
する際には、たとえば移動部材11がボールねじ7の一
端部、たとえば図3において左側の端部に位置する際に
ワークがスライドテーブル10に搭載される。その後、
ボールねじ7がモータ2により駆動されると、移動部材
11は支持部材13を牽引しながら図3において右側に
移動することになり、所定のストローク移動すると支持
部材13はストッパ21と当接してその位置に止まり、
移動部材11のみが右側に向けて移動される。図3
(A)は移動部材11が支持部材13から離れて移動部
材11のみが右側に向けて移動している状態を示す。
【0034】さらに、移動部材11の移動が進むと、図
3(B)に示すように、移動部材11は支持部材14と
接触することになり、永久磁石18,18aにより密着
した状態となって移動部材11に押されながらこれとと
もに右側に移動する。この移動の過程でワークに対する
加工などの作業を行ったり、あるいは右側端まで移動部
材11が移動した後にワークに対する加工などの作業が
なされる。
3(B)に示すように、移動部材11は支持部材14と
接触することになり、永久磁石18,18aにより密着
した状態となって移動部材11に押されながらこれとと
もに右側に移動する。この移動の過程でワークに対する
加工などの作業を行ったり、あるいは右側端まで移動部
材11が移動した後にワークに対する加工などの作業が
なされる。
【0035】移動部材11が右側端の位置から左側端の
位置に、図3(C)に示すように、戻る場合には、支持
部材14はストッパ22によってその移動が規制される
ことから、ボールねじ7の長手方向所定の位置において
位置決めされて停止する。
位置に、図3(C)に示すように、戻る場合には、支持
部材14はストッパ22によってその移動が規制される
ことから、ボールねじ7の長手方向所定の位置において
位置決めされて停止する。
【0036】このように、移動部材11をボールねじ7
により駆動する際には、支持部材13,14がボールね
じ7の撓みを規制することになるので、移動部材11を
長い距離つまりストロークで往復動する場合に、ボール
ねじ7の撓みないし径方向の変位が抑制される。したが
って、たとえば、木工機械においてワークである木材を
スライドテーブル10に載置して搬送しながら、その切
断を行う場合に、サイズの大きな木材の切断加工などを
行う際に図示する装置は有用となる。
により駆動する際には、支持部材13,14がボールね
じ7の撓みを規制することになるので、移動部材11を
長い距離つまりストロークで往復動する場合に、ボール
ねじ7の撓みないし径方向の変位が抑制される。したが
って、たとえば、木工機械においてワークである木材を
スライドテーブル10に載置して搬送しながら、その切
断を行う場合に、サイズの大きな木材の切断加工などを
行う際に図示する装置は有用となる。
【0037】図4は本発明の他の実施例である直線往復
動装置の要部を示す断面図であり、この場合には、スト
ッパ21には永久磁石24が埋め込まれ、支持部材13
には永久磁石24に対応させて永久磁石24aが埋め込
まれている。同様に、ストッパ22には永久磁石25が
埋め込まれ、支持部材14には永久磁石25に対応させ
て永久磁石25aが埋め込まれている。
動装置の要部を示す断面図であり、この場合には、スト
ッパ21には永久磁石24が埋め込まれ、支持部材13
には永久磁石24に対応させて永久磁石24aが埋め込
まれている。同様に、ストッパ22には永久磁石25が
埋め込まれ、支持部材14には永久磁石25に対応させ
て永久磁石25aが埋め込まれている。
【0038】これらの永久磁石24,24a,25,2
5aは、固定用連結手段を構成しており、たとえば、移
動部材11が図4において左側に移動して支持部材13
に接触した後には、移動部材11の移動力によって永久
磁石24と永久磁石24aとの密着が解除される程度の
磁力に設定されている。永久磁石25と25aの密着力
も同様に設定されている。
5aは、固定用連結手段を構成しており、たとえば、移
動部材11が図4において左側に移動して支持部材13
に接触した後には、移動部材11の移動力によって永久
磁石24と永久磁石24aとの密着が解除される程度の
磁力に設定されている。永久磁石25と25aの密着力
も同様に設定されている。
【0039】図4に示す装置にあっては、装置の振動な
どによってストッパ21,22から離れるということを
防止することができる。また、図4に示す装置にあって
は、ボールねじ7が上下方向を向いたり、傾斜する方向
となるように装置を設置しても、移動部材11から離れ
た状態ではストッパ21,22に支持部材13,14を
吸着させてその位置で確実に停止させておくことができ
る。
どによってストッパ21,22から離れるということを
防止することができる。また、図4に示す装置にあって
は、ボールねじ7が上下方向を向いたり、傾斜する方向
となるように装置を設置しても、移動部材11から離れ
た状態ではストッパ21,22に支持部材13,14を
吸着させてその位置で確実に停止させておくことができ
る。
【0040】図示する場合には、移動部材11の両側に
1つずつの支持部材13,14を設けるようにしている
が、一方側に1つの支持部材を設けるようにしても良
い。
1つずつの支持部材13,14を設けるようにしている
が、一方側に1つの支持部材を設けるようにしても良
い。
【0041】図示するストッパ21,22は、移動部材
11の底面の高さを調整することによって、移動部材1
1には干渉しないようにしているが、それぞれのストッ
パ21,22は、移動部材11に対してはその全移動ス
トロークにおいて干渉せずに、対応する支持部材13,
14に対してのみ当接するようにすれば、図示する構造
に限定されない。たとえば、図2において二点鎖線で示
すように棒状ストッパ31として、これが通過する溝3
2を移動部材11に形成するようにしても良い。
11の底面の高さを調整することによって、移動部材1
1には干渉しないようにしているが、それぞれのストッ
パ21,22は、移動部材11に対してはその全移動ス
トロークにおいて干渉せずに、対応する支持部材13,
14に対してのみ当接するようにすれば、図示する構造
に限定されない。たとえば、図2において二点鎖線で示
すように棒状ストッパ31として、これが通過する溝3
2を移動部材11に形成するようにしても良い。
【0042】図示する実施例にあっては、移動部材1の
両側に1つずつの支持部材13,14を設けるようにし
ているが、それぞれ両側に複数の支持部材13,14を
設けるようにすることも可能である。図5はその場合の
ストッパの配置を概念的に示す断面図である。
両側に1つずつの支持部材13,14を設けるようにし
ているが、それぞれ両側に複数の支持部材13,14を
設けるようにすることも可能である。図5はその場合の
ストッパの配置を概念的に示す断面図である。
【0043】図5に示す場合は、移動部材11の一方側
に2つの支持部材13a,13bを配置し、他方側にも
2つの支持部材14a,14bを配置するようにし、そ
れぞれの支持部材の停止位置を規制するためのストッパ
21a,21b,22a,22bをケーシング1に設け
るようにしている。つまり、それぞれの移動部材の底面
の高さとストッパの高さとを相違させることにより、ス
トッパ21b,22bは、支持部材13b,14bが移
動部材11により牽引されて移動される際における連結
解除を行うように、支持部材13b,14bのみに当接
し、これよりも内側の支持部材13a,14aは干渉し
ないように設定されている。
に2つの支持部材13a,13bを配置し、他方側にも
2つの支持部材14a,14bを配置するようにし、そ
れぞれの支持部材の停止位置を規制するためのストッパ
21a,21b,22a,22bをケーシング1に設け
るようにしている。つまり、それぞれの移動部材の底面
の高さとストッパの高さとを相違させることにより、ス
トッパ21b,22bは、支持部材13b,14bが移
動部材11により牽引されて移動される際における連結
解除を行うように、支持部材13b,14bのみに当接
し、これよりも内側の支持部材13a,14aは干渉し
ないように設定されている。
【0044】そして、ストッパ21a,22aは支持部
材13a,14aに当接するように設定されている。ま
た、全てのストッパは移動部材11には当接しないよう
に設定されている。2つの支持部材13a,14aの両
端面にはそれぞれ永久磁石17a,18bが設けられて
おり、移動部材11が支持部材13b,14bを牽引す
る際には、それぞれは支持部材13a,14aを介して
移動部材11に連結されるようになっている。
材13a,14aに当接するように設定されている。ま
た、全てのストッパは移動部材11には当接しないよう
に設定されている。2つの支持部材13a,14aの両
端面にはそれぞれ永久磁石17a,18bが設けられて
おり、移動部材11が支持部材13b,14bを牽引す
る際には、それぞれは支持部材13a,14aを介して
移動部材11に連結されるようになっている。
【0045】図5に示すストッパは図2において二点鎖
線で示すように、棒状のものとしても良い。図5にあっ
ては、合計4つの支持部材が設けられているが、それ以
上の支持部材を設けるようにしても良い。
線で示すように、棒状のものとしても良い。図5にあっ
ては、合計4つの支持部材が設けられているが、それ以
上の支持部材を設けるようにしても良い。
【0046】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0047】たとえば、スライドテーブルのサイズによ
っては、送りねじとしてのボールねじを1本のみとして
も良く、ボールねじに代えてねじ溝のみを有する通常の
ねじ部材を送りねじとして使用するようにしても良い。
また、この装置は木工機械を始め、工場内でワークの搬
送や、工業用ロボットを構成する際におけるアクチュエ
ータの移動のためにも適用することができる。
っては、送りねじとしてのボールねじを1本のみとして
も良く、ボールねじに代えてねじ溝のみを有する通常の
ねじ部材を送りねじとして使用するようにしても良い。
また、この装置は木工機械を始め、工場内でワークの搬
送や、工業用ロボットを構成する際におけるアクチュエ
ータの移動のためにも適用することができる。
【0048】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0049】(1).送りねじを長くしても送りねじを用い
て移動部材を駆動する際に送りねじの撓みが支持部材に
より防止されることになる。
て移動部材を駆動する際に送りねじの撓みが支持部材に
より防止されることになる。
【0050】(2).この結果、送りねじとこれにねじ結合
される移動部材のねじ面との片当たりが防止されて、相
互の摩耗の片寄りが防止される。
される移動部材のねじ面との片当たりが防止されて、相
互の摩耗の片寄りが防止される。
【0051】(3).また、送りねじの撓みが防止されるこ
とから、移動部材を円滑に騒音を発生させることなく駆
動することができる。
とから、移動部材を円滑に騒音を発生させることなく駆
動することができる。
【図1】本発明の一実施例である直線往復動装置を示す
一部省略断面図である。
一部省略断面図である。
【図2】(A)は図1における2A−2A線に沿う断面
図であり、(B)は図1における2B−2B線に沿う断
面図である。
図であり、(B)は図1における2B−2B線に沿う断
面図である。
【図3】(A)〜(C)は図1および図2に示す直線往
復動装置の作動状態を示す概念図である。
復動装置の作動状態を示す概念図である。
【図4】本発明の他の実施例である直線往復動装置の要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例である直線往復動装置の概
略構造を示す断面図である。
略構造を示す断面図である。
1 ケーシング
2 モータ
3 ブラケット
4 軸受
5 主軸
6 継手
7 ボールねじ(送りねじ)
8 ガイドレール
9 摺動ブロック
10 スライドテーブル
11 移動部材
11a 脚部
12 ボールナット
13,14 支持部材
15 摺動ブロック
16 軸受
17,17a,18,18a 永久磁石(連結手段)
21,22 ストッパ
23 カバー
24,24a,25,25a 永久磁石(固定用連結手
段) 31 棒状ストッパ 32 溝
段) 31 棒状ストッパ 32 溝
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−66359(JP,A)
特開 平2−72254(JP,A)
実開 昭50−33884(JP,U)
実開 昭63−147245(JP,U)
実開 昭58−72553(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16H 25/20 - 25/24
B23Q 5/40
Claims (3)
- 【請求項1】 一端がモータに連結され他端が軸受によ
り支持される送りねじを収容するケーシングと、 前記ケーシング内に前記送りねじに平行に設けられたガ
イドレールに摺動自在に装着され、前記送りねじにねじ
結合される移動部材と、 前記ガイドレールに摺動自在に装着され、前記送りねじ
に対してこれの外周面に接触して軸方向に移動自在に嵌
合される支持部材と、 前記移動部材が前記送りねじにより移動されて前記支持
部材に接触したときに前記移動部材と前記支持部材とを
所定の締結力で連結する永久磁石と、 前記移動部材により牽引された前記支持部材を前記送り
ねじの長手方向所定の位置において前記支持部材と当接
し、前記永久磁石による前記移動部材と前記支持部材と
の連結を解除するストッパとを有することを特徴とする
直線往復動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の直線往復動装置であっ
て、前記支持部材の端面に支持部材側永久磁石を設け、
これに対向させて前記移動部材に移動部材側永久磁石を
設けることを特徴とする直線往復動装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の直線往復動装置
であって、前記ストッパに前記支持部材が当接したとき
にこれらを所定の締結力で連結する永久磁石を有するこ
とを特徴とする直線往復動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00616495A JP3481707B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 直線往復動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00616495A JP3481707B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 直線往復動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08200464A JPH08200464A (ja) | 1996-08-06 |
JP3481707B2 true JP3481707B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=11630897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00616495A Expired - Fee Related JP3481707B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 直線往復動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3481707B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4111370B2 (ja) * | 2001-10-12 | 2008-07-02 | 信行 坪井 | スクリュー式駆動装置 |
JP2009168721A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Nippon Thompson Co Ltd | 小型スライド装置 |
JP6247588B2 (ja) * | 2013-11-01 | 2017-12-13 | ヤマハ発動機株式会社 | アクチュエーター |
JP6259306B2 (ja) * | 2014-02-17 | 2018-01-10 | ヤマハ発動機株式会社 | アクチュエータ |
KR101672950B1 (ko) * | 2015-08-28 | 2016-11-16 | 현대위아 주식회사 | 볼스크류 장치 |
KR102522779B1 (ko) * | 2021-11-15 | 2023-04-18 | 주식회사 드림로봇 | 스프링구조를 사용한 볼스크류 장축의 공진발생방지 시스템 |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP00616495A patent/JP3481707B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08200464A (ja) | 1996-08-06 |
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