JPH0753867Y2 - 各種自動機械の送り等制御装置 - Google Patents

各種自動機械の送り等制御装置

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JPH0753867Y2
JPH0753867Y2 JP1987130723U JP13072387U JPH0753867Y2 JP H0753867 Y2 JPH0753867 Y2 JP H0753867Y2 JP 1987130723 U JP1987130723 U JP 1987130723U JP 13072387 U JP13072387 U JP 13072387U JP H0753867 Y2 JPH0753867 Y2 JP H0753867Y2
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JP
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slider
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JP1987130723U
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JPS6434133U (ja
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恵一 立川
養治 伊勢
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Convum Ltd
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Myotoku Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種工作機械、その他の自動機械に使用する
送り等制御装置に関するもので、特に、スライダーの走
行を円滑にし正確な送り等制御が行えるとともに、伝動
機構部及びガイドレール及びガイド部にゴミやほこりが
入ることを減少させたことを特徴とするものである。
〔従来の技術〕
従来、この種装置として、長手方向に開口部を有する筒
状ボデーの内部に、駆動源により伝動機構を介して往復
動するスライダーを設け、該スライダーに送り部材等を
連結し、この送り部材等により加工物、被加工物の送
り、復帰、その他の位置決め制御等を行うものが提案さ
れている(実開昭62−35735号、実願昭61−79424号、実
願昭62−49804号)。
前記スライダーを往復動させる機構は筒状ボデー内の長
手方向にボールネジを回転自在に設け、当該ボールネジ
にボールナットを螺合し、該ボールナットにスライダー
を固着し、駆動源でボールネジを正逆回転させて往復動
させるもの、あるいは筒状ボデー内の前後端にプーリを
設け、該プーリ間にタイミングベルトを懸回し、このタ
イミングベルトにスライダーを固定し、駆動源でタイミ
ングベルトを正逆回動させ往復動させるもの等であっ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来の各種自動機械の送り等制御装置のスライダー
は、往復動する際、振動したり、揺動したり、また、負
荷荷重が加わると走行に多少の乱れが生じたりする場合
があった。
すなわち、従来のスライダーもガイド装置にガイドされ
て往復動するようになっているが、従来のガイド装置は
精度の高いものではないため、上記のような欠点が生じ
るものである。
例えば、実開昭62−35735号におけるスライダーのガイ
ド装置は、ガイド板を上下及び両側面からガイドローラ
で挟持したものであり、実願昭62−49804号のスライダ
ーのガイド装置は、筒状ボデーの内部対向部にガイドレ
ールが突設され、該ガイドレールの上下及び内側面に当
接するガイドローラを設けたものであるが、多くのガイ
ドローラが取り付け使用され、スライダーの振動、揺動
及び負荷荷重時のおこる走行の乱れ等を完全に防止する
ことが困難であった。
また、スライダー及び該スライダーを往復動させるため
の伝動機構部を有効に覆い隠した構成でないため使用を
継続すると該スライダー及び伝動機構部にゴミやほこり
が侵入し、走行の乱れを生じさせる場合があった。
本考案は、このような点に鑑み前記欠点を解決した各種
自動機械の送り等制御装置を提供しようとするのであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本考案は、ボデー本体の長手
方向に、駆動機構及び伝動機構を介して往復動するスラ
イダーを設け、該スライダーに送り部材等を連結する各
種自動機械の送り等制御装置において、前記ボデー本体
は基板と該基板上に所要隙間をあけて長手方向の両端を
支持した形状の覆板からなり、前記スライダーには前
記覆板と同形の形状の通孔及び前記基板の長手方向に
設けられた直線状のガイドレールに摺動自在のガイドが
設けられ、前記覆板に前記スライダーの通孔が適合させ
られるとともに前記スライダーが前記ガイドに支持及び
規制され、前記覆板の内部に設けられた前記ガイドレー
ル及び伝動機構により往復動自在に構成したものであ
る。
〔作用〕
本考案は、本体の長手方向に駆動機構及び伝動機構を介
して往復動するスライダーを設け、該スライダーに送り
部材等が連結されてあるため、駆動源を駆動させると、
スライダーは伝動機構を介して往復動するから、該スラ
イダーに連結された送り部材等により加工物、被加工物
の送り、復帰、その他の位置決め制御等が行える。この
時、スライダーはガイドに連結され、当該ガイドに規制
されて走行するため、送り部材等を含めたスライダー
は、振動も揺動もせず、また負荷荷重が加わっても走行
が乱れることもなく、常に「ガタ」のない正確で円滑な
動きをするものである。
さらに、ボデー本体を基板と該基板上に所要間隔をあけ
て長手方向の両端を支持した形状の覆板から構成し、
スライダーに前記覆板と同形の形状の通孔を設け、該
スライダーの通孔を前記覆板に適合させた構成としたた
め伝動機構部及びガイドレール及びガイド部に侵入する
ゴミやほこりを極度に減少させることができる。従っ
て、正確で精度の高い制御が行えるものである。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第5図に示す実施例について本考案を
詳細に説明する。
本考案は、ボデー本体1と、前記ボデー本体1の長手方
向にそって往復動するスライダー2と、前記スライダー
2の駆動機構3と、前記スライダー2のガイド装置4と
により構成される。
前記ボデー本体1は、基板5上に形状の覆板6を、基
板5との間に所要隙間7をあけて長手方向の両端が支持
され、全体が略角筒状に形成されている。
すなわち、前記覆板6は、一端側が基板5に固設された
キャップ16に、他端が軸受14の軸受板20に支持されてい
る。
ボデー本体1は、図面においては基板5と覆板6とで形
成しているが、一体に角筒状に形成し、その左右両側面
の下方に前記隙間7に該当する長孔を設けて形成しても
よい。前記スライダー2は、形状で前記覆板6上に嵌
合した格好で往復動する。すなわち、前記スライダー2
には前記覆板6と同形の形状の通孔8が設けられ、該
通孔8が前記覆板6に適合させられ、前記覆板6と基板
5との所要隙間7はスライダー2の移動を可能にしてい
る。
前記スライダー2は、第3図実施例では外板2aと内板2b
とで覆板6を挟む格好で構成されているが、一体に形成
されたものでもよい。
また、前記スライダー2の駆動機構3は、パルスモータ
9からなり、そこからの伝動機構は、前記覆板6の内部
に後述するガイドレール18及びガイド19と平行に設けら
れたボールネジ10にボールナット11を螺合し、該ボール
ナット11にスライダー2を連結して構成している。
すなわち、前記ボデー本体1内の略々中央部には長手方
向にそってボールネジ10が設けられ、該ボールネジ10の
一端は、パルスモータ9の回転軸12にカップリング13を
介して軸受14で支持された駆動シャフト15に連結され、
他端は、ボデー本体1の先端を閉塞するキャップ16に設
けられた軸受17で支持されて成り、該ボールネジ10にボ
ールナット11が螺合され、該ボールナット11にスライダ
ー2が連結部材21により連結されて前記伝動機構が構成
されている。
更に、前記スライダー2のガイド装置4は、ボデー本体
1を構成する基板5の長手方向に設けた直線状のガイド
レール18にガイド19が摺動自在に装着されたもので、前
記スライダー2は、該ガイド19と一体にされ、該ガイド
19に規制されて往復動するものである。
前記ガイド19は、第4図に示すごとく、ガイドレール18
とガイド19との間に循環運動する多数の負荷ボール22を
介装させたもの(例えばTHK株式会社製のLM(Linear Mo
tion)ガイド等)が使用される。
しかして、駆動機構3のパルスモータ9により伝動機構
を構成するボールネジ10を正常回転すると、該ボールネ
ジ10に螺合されているボールナット11及びそれに連結さ
れているスライダー2あるいはそれに連結した別部材に
より加工物、被加工物の送り、復帰、その他の位置決め
制御等が行われる。
この時、前記スライダー2にはガイド19が設けられ、該
ガイド19に規制されて往復動するから、スライダー2及
びそれに連結された別部材は、振動や、揺動をおこすこ
となく、また、走行に乱れを生じることなく、常に円滑
で正確な走行をするものである。従って、正確で精度の
高い制御が行えるものである。
第5図乃至第7図には、スライダー2への伝動機構を前
記ボールネジ10及びボールナット11に変えてタイミング
ベルト22にした例が示され、前記実施例と同様の作用効
果を有するものである。
すなわち、ボデー本体1の前後端にタイミングプーリ2
3、24を設けて上記タイミングベルト22を懸回し、この
タイミングベルト22にスライダ2を固定したもので、前
記一方のタイミングプーリ23をパルスモータ9の回転軸
12に設けたタイミングプーリ25、減速タイミングプーリ
26、27、28及び減速タイミングベルト29、30を介して正
逆回転自在としたものである。
なお、第1図乃至第4図と同一部分には同一符号を付し
てある。
〔考案の効果〕
以上説明の通り、本考案によれば、スライダー及びそれ
に連結される別部材は、振動や揺動をおこすことことな
く、また、走行に乱れを生じることなく、常に円滑で正
確な動きをするものであるから、正確に精度の高い制御
が行えるものである。
しかもボデー本体は、基板と覆板及びスライダーにより
ほぼ密閉状態に構成されており、ただボデー本体の左右
両側面の下方にスライダーが通過する隙間があるだけな
ので、従来の筒状ボデーに開口部を有するものに比べて
伝動機構部及びガイドレール及びガイド部にゴミやほこ
りが入ることがなく、常に正確な送り等制御ができるも
のであり、不良製品の発生も防止できるし、故障も防止
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部切欠平面
図、第2図は一部切欠正面図、第3図は第2図A−A線
断面図、第4図はLMガイドの作用説明断面図、第5図乃
至第7図は他の実施例を示し、第5図は一部切欠平面
図、第6図は一部切欠正面図、第7図は第6図B−B線
断面図である。 1……ボデー本体、2……スライダー、3……駆動機
構、4……ガイド機構、5……基板、6……覆板、7…
…隙間、8……通孔、9……パルスモータ、10……ボー
ルネジ、11……ボールナット、18……ガイドレール、19
……ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボデー本体の長手方向に、駆動機構及び伝
    動機構を介して往復動するスライダーを設け、該スライ
    ダーに送り部材等を連結する各種自動機械の送り等制御
    装置において、前記ボデー本体は基板と該基板上に所要
    隙間をあけて長手方向の両端を支持した形状の覆板か
    らなり、前記スライダーには前記覆板と同形の形状の
    通孔及び前記基板の長手方向に設けられた直線状のガイ
    ドレールに摺動自在のガイドが設けられ、前記覆板に前
    記スライダーの通孔が適合させられるとともに前記スラ
    イダーが前記ガイドに支持及び規制され、前記覆板の内
    部に設けられた前記ガイドレール及び伝動機構により往
    復動自在に構成されてなることを特徴とする各種自動機
    械の送り等制御装置。
JP1987130723U 1987-08-27 1987-08-27 各種自動機械の送り等制御装置 Expired - Lifetime JPH0753867Y2 (ja)

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JPS6434133U JPS6434133U (ja) 1989-03-02
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JP4500102B2 (ja) * 2004-05-13 2010-07-14 日本トムソン株式会社 スライド装置
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