JPH09272031A - テーブル駆動装置 - Google Patents

テーブル駆動装置

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JPH09272031A
JPH09272031A JP8859196A JP8859196A JPH09272031A JP H09272031 A JPH09272031 A JP H09272031A JP 8859196 A JP8859196 A JP 8859196A JP 8859196 A JP8859196 A JP 8859196A JP H09272031 A JPH09272031 A JP H09272031A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のテーブル駆動装置は、1軸テーブル上に
他の1軸テーブルを載せた構成が主流になっている。こ
れは1軸テーブル上に駆動モータを搭載する必要がある
ため、小型化が困難で、また、電気配線等の処理も複雑
になる。 【解決手段】ボールねじ溝3とボールスプライン溝4と
を有する駆動軸2にボールねじナット5とボールスプラ
インナット6とを係合し、両ナット5,6を軸受7を介
してハウジング8に支持するとともに駆動モータ10,
11に連結して軸回転と軸直線移動との2自由度を有す
るアクチュエータ12を構成した。このアクチュエータ
12の駆動軸2に沿ってX案内軸22を設け、第1のス
ライドテーブル1AをX軸方向にスライドさせ、その上
にY案内軸24を介して搭載した第2のスライドテーブ
ル1Bを、前記駆動軸2に連結した回転運動−直線運動
変換手段29を介してY軸方向にスライドさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械,ロボッ
トその他種々の産業機械装置に好適に利用できるテーブ
ル駆動装置に係り、特に、1軸で軸回転と直線移動との
2自由度を有するアクチュエータにより2台のテーブル
をそれぞれ独立して直交方向に運動させ得るテーブル駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のテーブル駆動装置として
は、例えば実開昭58−42943号に示されるような
XYテーブル装置が知られている。このものは、図7に
示すように、1軸テーブル100上に、モータMを伴っ
た他の1軸テーブル200を載せて構成されている。す
なわち、下段の1軸テーブル100は、固定テーブル1
01上に、ねじ軸回転タイプのボールねじ装置102と
二本の直動案内軸103とでX方向に案内されつつ直線
駆動される可動テーブル104を配設してある。上段の
1軸テーブル200は、前記1軸テーブル100の可動
テーブル104上に固定した可動テーブル201上に、
ねじ軸回転タイプのボールねじ装置202と二本の直動
案内軸203とでY方向に案内されつつ直線駆動される
キャリアテーブル204を配設してある。
【0003】そして、ボールねじ装置102のねじ軸1
02aを、固定テーブル101に取り付けた駆動モータ
X で正逆に回転させて、可動テーブル104をX方向
に直線往復移動させる。また、ボールねじ装置202の
ねじ軸202aを、可動テーブル201に取り付けた駆
動モータMY で正逆に回転させて、キャリアテーブル2
04を、Y方向に直線往復移動させる。こうして、下段
の1軸テーブル100と上段の1軸テーブル200とを
それぞれ独立に駆動して、キャリアテーブル204をX
Y座標の任意の位置に搬送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテーブル駆動装置は、上段の1軸テーブル2
00上に駆動モータMY を載せる必要があり、そのため
に小型化することが難しく、又、配線等の処理も複雑に
なるという未解決の問題点がある。
【0005】そこで、本発明はこのような従来のテーブ
ル駆動装置の問題点に着目してなされたものであり、1
軸で軸回転と直線移動との2自由度を有するアクチュエ
ータにより2台のテーブルをそれぞれ独立に運動させこ
とにより、小型化が容易であり、配線の処理も固定部の
みなので簡潔になる構造の簡単なテーブル駆動装置を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
テーブル駆動装置は、螺旋状のねじ溝と該ねじ溝と交叉
して軸方向に延びるスプライン溝とを外周面に有する駆
動軸、該駆動軸に嵌合するとともに前記ねじ溝に螺合す
るねじナット及び前記駆動軸に嵌合するとともに前記ス
プライン溝に係合するスプラインナットを備え、それら
両ナットは軸受を介して回転自在にハウジングに支持さ
れるとともにそれぞれ駆動モータに連結されて、前記駆
動軸が軸回転と直線移動との2自由度を有するアクチュ
エータと、前記駆動軸に沿って延設された第1の案内軸
と、この第1の案内軸に係合してX方向に案内されると
ともに前記駆動軸の一端に相対回転自在に係合した第1
のスライドテーブルと、第1の案内軸と交叉して前記第
1のスライドテーブル上に延設された第2の案内軸と、
この第2の案内軸に係合するとともに回転運動−直線運
動変換手段を介して前記駆動軸に連結され、前記第1の
案内軸に対し交叉方向に移動可能な第2のスライドテー
ブルとを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態例を図
面を参照して説明する。図1ないし図3は、この発明の
一実施形態例で、X軸方向に移動する第1のスライドテ
ーブル1Aと、Y軸方向に移動する第2のスライドテー
ブル1Bとを、一本の駆動軸によりそれぞれ独立に駆動
できるものである。先ず構成を説明すると、駆動軸とし
てのボールねじ軸2は、螺旋状のボールねじ溝3と共
に、軸方向に直線状のボールスプライン溝4が軸全長に
わたって形成されているスプライン付ボールねじ軸であ
る。もっとも、ボールスプライン溝4については、ねじ
軸の一端側(図の右端)から適宜の長さ(スライドテー
ブル1Aの所要の移動範囲に応じた長さ。)としても良
い。
【0008】このボールねじ軸2のボールスプライン溝
4を有する一端側に、ボールねじナット5とボールスプ
ラインナット6とが、それぞれ図示されない多数のボー
ルを介して螺着されている。それら両ナット5,6は、
それぞれ軸受のボールベアリング7を介して回転自在に
ハウジング8に支持されており、それぞれに駆動モータ
10,11に連結されている。これにより、軸回転と軸
直線移動との2自由度を有するボールねじ軸2を備えた
駆動手段(アクチュエータ)12が構成されている。
【0009】そして、この駆動手段12の延長されたボ
ールねじ軸2に沿い、第1の案内軸としてのX案内軸2
2がベースBから延設され、そのX案内軸22にスライ
ドテーブル1Aが取付けられてX軸方向に案内されてス
ライドするようになっている。すなわち、スライドテー
ブル1Aは、一端(図の左端)に軸受23が取付けてあ
り、この軸受23にボールねじ軸2の一端(図の左端)
が回転自在に係合していて、ボールねじ軸2が回転しつ
つ軸方向に移動するとスライドテーブル1Aが回転する
ことなくX軸方向に移動するようになっている。また、
前記スライドテーブル1A上に第2の案内軸としてのY
案内軸24が二基平行に取り付けてあり、そのY案内軸
24,24にスライドテーブル1Bが取付けられてY軸
方向に案内されてスライドするようになっている。
【0010】そのスライドテーブル1Bの駆動は、例え
ばベルト伝導などの回転運動−直線運動変換手段29を
介して行われる。すなわち、スライドテーブル1Aの上
部には、図に示すように、X案内軸22の側方に張出し
た張出部1AHが設けられてその先端の下面側にタイミ
ングベルト用プーリ25が取り付けてある。一方、ボー
ルねじ軸2にもタイミングベルト用プーリ26が一体的
に取り付けてあり、両プーリ25,26間にタイミング
ベルト27が張設されている。このタイミングベルト2
7に、スライドテーブル1Bが、下方に突設した係合板
28を介して連結されている。かくして、スライドテー
ブル1Bは、ボールねじ軸2の回転に伴い駆動されるタ
イミングベルト27を介して、Y軸方向に移動するよう
になっている。なお、この例のように、回転運動−直線
運動変換手段29として、スライドテーブル1Bをベル
ト伝導で駆動する代わりに、ラック・ピニオン装置を利
用しても良く、例えばスライドテーブル1Bの下面にY
軸方向のラックを固定して取り付け、ボールねじ軸2に
取り付けたピニオンギヤをそのラックに噛み合わせるよ
うにすることで、同様にボールねじ軸2の回転によりス
ライドテーブル1BをY軸方向に移動させることが可能
である。
【0011】全体構造についてさらに詳細を述べると、
前記駆動手段12のボールねじナット5は、ボールねじ
溝3に対応する図示されないボールねじ溝を内周面に有
しており、そのナットのボールねじ溝と前記ボールねじ
軸2のボールねじ溝3とで形成される螺旋状空間内に図
示されない多数のボールが転動自在に介装されている。
またボールねじナット5には、図示しないがそれらのボ
ールの循環路が形成されており、ボールはボールねじ軸
2とボールねじナット5との相対回転と共にねじ溝内を
転動しつつ螺旋状に移動し、ねじ溝を1回半ないし3回
半回ってからナット内の戻し通路を経て元の位置に戻
り、循環を繰り返す構造になっている。その循環経路の
構造によって、循環チューブ式,循環駒式,エンドキャ
ップ循環式等の種々のタイプのボールねじナット5が知
られているが、本発明に使用するものはいずれのタイプ
でも良い。
【0012】一方、ボールスプラインナット6は、ボー
ルねじ軸2に沿って直線的に延びるボールスプライン溝
4に対応する図示されないボールスプライン溝を内周面
に有しており、そのナットのボールスプライン溝とボー
ルねじ軸2のボールスプライン溝4との間に図示されな
い多数のボールが転動自在に介装されている。また、ボ
ールスプラインナット6には、図示しないがそれらのボ
ールの循環路が形成されており、ボールはボールねじ軸
2とボールスプラインナット6との相対的な直線移動と
共にねじ溝内を転動しつつ直線方向に移動し、ナット端
部に至ってナット内の戻し通路に入りUターンして元の
位置にもどる循環を繰り返す構造になっている。
【0013】前記ボールねじナット5の一端には、ハウ
ジング8から張り出してプーリ15が取付けられてい
る。同じくボールスプラインナット6の一端にも、プー
リ16が取付けられている。また、ハウジング8に接近
させて、共通のベースB上に固定配置された2台の駆動
モータ10,11の出力軸にそれぞれプーリ17,18
が取付けられている。そして、ボールねじナット5はプ
ーリ15及びプーリ17に掛け渡したタイミングベルト
19を介して駆動モータ10に連結され、ボールスプラ
インナット6はプーリ16及びプーリ18に掛け渡した
タイミングベルト20を介して同期回転可能に駆動モー
タ11に連結されている。
【0014】駆動モータ10,11は例えばサーボモー
タで、図外の検出器でモータ軸の位置・速度を検出して
セミクローズドループでフィードバック制御される。前
記X案内軸22は、例えば直線案内装置(リニアガイド
装置)の断面コ字型の案内レールで構成され、その対向
する両内側面22a,22aにそれぞれ図示しない軸方
向の転動体転動溝が延設されている。これに対して、前
記スライドテーブル1Aはリニアガイド装置のスライダ
で構成されている。例えばスライドテーブル1Aは、図
示されないが、その両外側面1Aa,1Aaに、前記案
内レールの内側面22aに形成された転動体転動溝に対
向する転動体転動溝が形成されると共に、その転動体転
動溝に平行な転動体戻し路が内設され、且つ、前記転動
体転動溝と転動体戻し路とを連結するU字路を備えたエ
ンドキャップが両端部に装着され、かくしてエンドレス
の転動体循環経路が両側面部に形成されており、その転
動体循環経路内に多数の転動体(ボールまたはコロ)が
充填された構造を有している。そして、スライドテーブ
ル1Aが軸方向に移動する際には、同方向にその移動速
度より遅い速度でそれらの転動体が転動体循環経路内を
移動しつつ無限循環を繰り返して滑らかに案内する。
【0015】また、スライドテーブル1BのY案内軸2
4の方もリニアガイド装置であるが、この場合のリニア
ガイド装置は断面角型の案内レール30に断面コ字型の
スライダ31が二台づつ搭載されており、都合四台のス
ライダ31でスライドテーブル1Bを支持している。
【0016】次に上記テーブル駆動装置の作用を述べ
る。 (1)スライドテーブルのX軸方向への単一作動の場
合:駆動モータ10を駆動し、駆動モータ11は停止。
これにより、駆動モータ10に連結したボールねじナッ
ト5が回転し、駆動モータ11に連結したボールスプラ
インナット6は停止固定となる。そのため、ボールねじ
軸2が回転を伴わずに軸方向に移動し、その移動につれ
てスライドテーブル1Aが停止したままのスライドテー
ブル1Bを搭載してX軸方向に移動する。移動の進退方
向は、駆動モータ10の回転方向によりきまる。
【0017】(2)スライドテーブルのX軸方向及びY
軸方向複合作動の場合:駆動モータ10は停止し、駆動
モータ11を駆動させる。これにより、駆動モータ11
に連結したボールスプラインナット6が回転し、ボール
ねじナット5は停止固定となる。そのため、ボールねじ
軸2は回転しつつX軸方向に移動する。その場合の移動
距離は、ボールねじ軸2の1回転につきねじ1リード分
である。このボールねじ軸2の移動に伴いスライドテー
ブル1Aがボールねじ軸2と一体にX軸方向に移動す
る。同時に、ボールねじ軸2の回転で、タイミングベル
ト用プーリ26も一体に回転してタイミングベルト27
が駆動され、これに連結しているスライドテーブル1B
がY軸方向に移動する。両スライドテーブル1A,1B
の移動の進退方向は、駆動モータ11の回転方向により
きまる。スライドテーブル1B上に搭載された被搬送物
は、両スライドテーブル1A,1BのX,Y軸方向移動
を合成した方向に搬送されることになる。
【0018】(3)スライドテーブルのY軸方向への単
一作動の場合:駆動モータ10及び駆動モータ11を、
ボールねじナット5とボールスプラインナット6とが同
速度になるように駆動させる。これにより、ボールねじ
ナット5,ボールスプラインナット6は同期回転する。
そのため、ボールねじ軸2は軸方向移動を伴わずに回転
する。このボールねじ軸2の回転に応じてスライドテー
ブル1BがY軸方向に移動するが、スライドテーブル1
Aは停止したままである。
【0019】上記各作動は、本願発明のテーブル駆動装
置のテーブル駆動の一例であって、駆動モータ10及び
駆動モータ11のそれぞれの回転量,回転速度と回転方
向を制御することにより、スライドテーブル1A及び1
Bを、任意の方向に任意の速度で移動させて、任意の位
置に位置決めすることができる。
【0020】図4ないし図6に、他の実施形態例を示
す。この第2実施形態例は、第2のテーブルがZ軸方向
移動のスライドテーブル1Cとされ、そのスライドテー
ブル1Cが第1のスライドテーブル1A上に垂直に搭載
されている点が上記第1実施形態例とは異なっている。
【0021】すなわち、このものはX軸方向へのスライ
ド移動と、Z軸方向へのスライド移動とが可能なX−Z
テーブル駆動装置である。スライドテーブル1Aの構成
は上記とほぼ同様で良い。スライドテーブル1Cの方
は、スライドテーブル1Aの平面(図では水平面)35
に直角な面(垂直面)36を設けて、その垂直面36
に、前記スライドテーブル1BのY案内軸24と同様
の、案内レール30にスライダ31が跨架されているリ
ニアガイド装置からなる第2の案内軸としてのZ案内軸
37が二基平行に取り付けてある。そのZ案内軸37,
37にスライダ31を介してスライドテーブル1Cが取
付けられてZ軸方向にスライドするようになっている。
スライドテーブル1Cの駆動手段としては、前記第1実
施形態例におけるスライドテーブル1Bと同様のベルト
伝導による回転運動−直線運動変換手段29を採用して
いる。勿論、回転運動−直線運動変換手段29として、
ベルト伝導で駆動する代わりにラック・ピニオン装置等
を利用しても良い。
【0022】この第2実施形態例の作動は、前記第1実
施形態例の場合と概ね同様で、ただ第2のスライドテー
ブルの移動方向が水平と垂直とで異なるのみであり、詳
細な説明は省略する。
【0023】なお、上記各実施形態例では、X案内軸2
2,Y案内軸24,Z案内軸37のどの各案内軸に転が
り案内であるリニアガイド装置を用いたものを示した
が、転がり案内に限定するものではなく、使用態様に応
じてすべり案内構造の案内軸を採用することもできる。
【0024】また、上記各実施形態例では、アクチュエ
ータとしてボールスプライン付ボールねじを使用した例
を示したが、これに限らずボールを介在させないすべり
スプライン付すべりねじを使用しても良い。
【0025】また、上記各実施形態例では、第2のテー
ブル1B又は1Cを駆動する回転運動−直線運動変換手
段29として、ベルト伝導装置を使用したものを説明し
たが、その他ラック・ピニオン装置,チェーン伝導装置
等を利用しても良い。
【0026】また、上記各実施形態例では第2のテーブ
ルをY軸又はZ軸方向へ移動させる例を示したが、これ
に限らず、Y軸とZ軸の間の方向へ移動させることもで
きる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係るテ
ーブル駆動装置によれば、スプライン付ねじ装置を備え
て軸回転と軸直線移動との2自由度を有する駆動手段に
より、(X)案内軸に案内される第1のスライドテーブ
ルと、これに交叉する他の(Y,Z)案内軸に案内され
る第2のスライドテーブルとをそれぞれ独立に駆動して
スライド作動させるものとしたため、駆動モータを可動
体のテーブルに搭載する必要がなく電気配線等の処理も
容易にできて、全体的に小型で構造の簡単で且つ安価な
1軸2動作のテーブル駆動装置を提供できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例の平面図である。
【図2】図1に示すものの軸線部の断面図である。
【図3】図2のIII − III線断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態例の平面図である。
【図5】図4のV − V線断面図である。
【図6】図5のVI− VI 線断面図である。
【図7】従来のテーブル駆動装置の斜視図である。
【符号の説明】 1A 第1のスライドテーブル 1B 第2のスライドテーブル 1C 第2のスライドテーブル 2 駆動軸 3 ボールねじ溝 4 ボールスプライン溝 5 ボールねじナット 6 ボールスプラインナット 7 軸受 8 ハウジング 10 駆動モータ 11 駆動モータ 12 アクチュエータ 22 第1の案内軸 23 軸受 24 第2の案内軸 29 回転運動−直線運動変換手段 37 第2の案内軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状のねじ溝と該ねじ溝と交叉して軸
    方向に延びるスプライン溝とを外周面に有する駆動軸、
    該駆動軸に嵌合するとともに前記ねじ溝に螺合するねじ
    ナット及び前記駆動軸に嵌合するとともに前記スプライ
    ン溝に係合するスプラインナットを備え、それら両ナッ
    トは軸受を介して回転自在にハウジングに支持されると
    ともにそれぞれ駆動モータに連結されて、前記駆動軸が
    軸回転と直線移動との2自由度を有するアクチュエータ
    と、 前記駆動軸に沿って延設された第1の案内軸と、 該第1の案内軸に係合してX方向に案内されるとともに
    前記駆動軸の一端に相対回転自在に係合した第1のスラ
    イドテーブルと、 前記第1の案内軸と交叉して前記第1のスライドテーブ
    ル上に延設された第2の案内軸と、 該第2の案内軸に係合するとともに回転運動−直線運動
    変換手段を介して前記駆動軸に連結され、前記第1の案
    内軸に対し交叉方向に移動可能な第2のスライドテーブ
    ルとを備えたことを特徴とするテーブル駆動装置。
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