JP2009300737A - 手振れ補正機構、レンズ鏡胴及び撮像装置 - Google Patents

手振れ補正機構、レンズ鏡胴及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型で簡素な構成の手振れ補正機構を得て、小型のレンズ鏡胴を得、該レンズ鏡胴を備えることで小型の撮像装置を得ること。
【解決手段】被写体光を導く撮像光学系と、撮像光学系の像面側に配置された撮像素子と、軸状部材の軸方向の移動及び軸周りの回転を行うアクチュエータと、を有し、
前記アクチュエータにより、撮像光学系を構成する少なくとも1枚の光学素子又は、撮像素子を撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる手振れ補正機構とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像素子又は光学素子を光軸に直交する面内で移動させる手振れ補正機構及び、該手振れ補正機構を備えたレンズ鏡胴並びに撮像装置に関するものである。
従来より、手ブレによる光軸のズレを補正して鮮明な画像を得るアクティブ手振れ補正技術が実用化されている。この手振れ補正技術には、撮像光学系の一部を移動させるタイプと、撮像光学系全体を移動させるタイプと、撮像素子を移動させるタイプの3種が知られている。
一方、ロータの接線方向の駆動力を発生する第1圧電素子と、回転軸方向の駆動力を発生する第2圧電素子と、第1圧電素子の駆動力をロータに伝える第1伝達手段と第2圧電素子の駆動力をロータに伝える第2伝達手段とを備え、第1伝達手段および第2伝達手段が摩擦結合部材あるいは電磁結合部材のいずれかである、回転、直動の2方向併進駆動アクチュエータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の圧電素子を互いに所定角度で交差するよう配置され高周波信号に基づいて振動する振動体と、振動体の振動により駆動される円筒状の被駆動部材と、被駆動部材に一体的に形成された雄ネジ部材と、雄ネジ部材に螺合した雌ネジ部材と、を有し、被駆動部材を円周方向の回転と円筒高さ方向へ移動させる駆動装置を用いたレンズ鏡胴が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−37351号公報 特開2007−110805号公報
しかしながら、上記の撮像光学系の一部を移動させるタイプや撮像素子を移動させるタイプにおいては、撮像光学系の一部又は撮像素子を光軸に直交する面内で移動させるために、異なる移動方向となるよう配置された2つのアクチュエータが用いられていた。更に、撮像光学系の一部又は撮像素子を直接的に保持している第1の保持部材を一方のアクチュエータで移動させ、第1の保持部材を保持する第2の保持部材を他方のアクチュエータで移動させるものであり、複雑な機構を要するものであった。
このため、2つのアクチュエータ及び複雑な機構を収納するスペースが必要であり、手振れ補正機構が大型化し、ひいてはレンズ鏡胴及び撮像装置が大型化する問題があった。
一方、上記特許文献1には何に用いるかの記載がなく、周方向の回転と軸方向へ移動させることが可能なアクチュエータをレンズ鏡胴に適用した場合、特許文献2に記載された構成以外にも、種々の応用発展の余地を有している。
本発明は、直進及び回転駆動を行う軸状部を有するアクチュエータを適切に用いることにより小型で簡素な構成の手振れ補正機構を得て、小型のレンズ鏡胴を得、該レンズ鏡胴を備えることで小型の撮像装置を得ることを目的とするものである。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
(1)被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の像面側に配置された撮像素子と、軸状部材の軸方向の移動及び軸周りの回転を行うアクチュエータと、を有し、前記アクチュエータにより、前記撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させることを特徴とする手振れ補正機構。
(2)前記軸状部材の軸方向の移動により、前記撮像素子を前記軸状部材の軸方向に移動させ、前記軸状部材の軸周りの回転により、前記撮像素子を前記軸状部材の軸に直交する方向に移動させることを特徴とする前記(1)に記載の手振れ補正機構。
(3)前記軸状部材はネジ部が形成され、前記ネジ部に螺合する雌ネジ部材と、前記雌ネジ部材と一体的に移動するカム部材と、を有することを特徴とする前記(2)に記載の手振れ補正機構。
(4)前記撮像素子は板状部材に保持され、前記軸状部材が前記板状部材に当接して配置されていることを特徴とする前記(2)に記載の手振れ補正機構。
(5)前記撮像素子はシート状の部材と一体的に形成され、前記軸状部材と従動ローラで前記シート状の部材が挟持されていることを特徴とする前記(2)に記載の手振れ補正機構。
(6)被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の像面側に配置された撮像素子と、軸状部材の軸方向の移動及び軸周りの回転を行うアクチュエータと、を有し、前記アクチュエータにより、前記撮像光学系を構成する少なくとも1枚の光学素子を、前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させることを特徴とする手振れ補正機構。
(7)前記軸状部材の軸方向の移動により、前記光学素子を前記軸状部材の軸方向に移動させ、前記軸状部材の軸周りの回転により、前記光学素子を前記軸状部材の軸に直交する方向に移動させることを特徴とする前記(6)に記載の手振れ補正機構。
(8)前記軸状部材は右ネジ部と左ネジ部が形成され、前記右ネジ部に螺合する第1雌ネジ部材と、前記第1雌ネジ部材と一体的に移動する第1カム部材と、前記左ネジ部に螺合する第2雌ネジ部材と、前記第2雌ネジ部材と一体的に移動する第2カム部材と、付勢部材と、を有し、前記付勢部材は、前記光学素子を保持する鏡枠を、前記第1カム部材と前記第2カム部材に当接させる方向に付勢していることを特徴とする前記(7)に記載の手振れ補正機構。
(9)前記軸状部材はネジ部が形成され、前記ネジ部に螺合する雌ネジ部材と、前記雌ネジ部材と一体的に移動するカム部材と、を有することを特徴とする前記(7)に記載の手振れ補正機構。
(10)前記(1)〜(9)のいずれかに記載の手振れ補正機構を有することを特徴とするレンズ鏡胴。
(11)前記(10)に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする撮像装置。
本発明によれば、小型で簡素な構成の手振れ補正機構が得られ、これにより小型のレンズ鏡胴及び、小型の撮像装置を得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る撮像装置100の主要構成ユニットの内部配置の一例を示す図である。同図は、撮像装置100を被写体側から見た斜視図である。
同図に示すように、撮像装置100は、変倍可能な屈曲撮像光学系を内包したレンズ鏡胴50が図示の如く配置され、開口部51が被写体光束を取り込むよう配置されている。この開口部51には、開口部51を露呈する開状態と開口部51を覆う閉状態とする不図示のレンズバリアが設けられている。
52はフラッシュ発光窓であり、53はフラッシュ発光窓の後方に配置された反射傘、キセノン管、その他メインコンデンサ、回路基板等で構成されるフラッシュユニットである。54は画像記録用のメモリカードである。55は電池であり、本撮像装置の各部へ電源を供給する。メモリカード54及び電池55は、図示しない蓋部から挿脱が可能となっている。
撮像装置100の上面には、レリーズ釦56が配置され、その1段目の押し込みにより撮影準備動作、即ち焦点合わせ動作や測光動作が行われ、その2段目の押し込みにより撮影露光動作が行われる。57はメインスイッチであり、撮像装置を動作状態と非動作状態に切り替えるスイッチである。メインスイッチ57により動作状態に切り替えられると、不図示のレンズバリアは、開状態にされると共に、各部の動作が開始される。また、メインスイッチ57により非動作状態に切り替えられると、不図示のレンズバリアは、閉状態にされると共に、各部の動作を終了させる。
撮像装置100の背面には、LCD或いは有機EL等で構成され、画像やその他文字情報等を表示する画像表示部58が配置されている。また、図示していないが、ズームアップ、ズームダウンを行うズーム釦、撮影した画像を再生する再生釦、画像表示部58上に各種のメニューを表示させるメニュー釦、表示から所望の機能を選択する選択釦等の操作部材が配置されている。
また、不図示であるが、これら主要構成ユニットの間には、各部を接続すると共に、各種電子部品が搭載された回路基板が配置され、各主要構成ユニットの駆動及び制御を行うようになっている。同様に、不図示であるが、外部入出力端子、ストラップ取り付け部、三脚座等を備えている。
なお、本実施の形態では、変倍可能な屈曲撮像光学系を用いて説明するが、光軸が屈曲していない撮像光学系であってもよい。
(第1の実施の形態)
以下、第1の実施の形態として、軸状部材の軸方向の移動及び軸周りの回転を行うアクチュエータを用いて、撮像素子を撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる構成の手振れ補正機構、レンズ鏡胴及び撮像装置の概略構成について説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る撮像装置100の概要を示すブロック図である。
同図に示すように、レンズ鏡胴50内の撮像光学系40は、第1モータ20と第2モータ21により所定のレンズ群を移動させるようになっており、変倍及び焦点調節がなされる。更に、レンズ鏡胴50内には、図1に示すヨー方向及びピッチ方向の像移動を打ち消す方向に、撮像素子6を移動させるための、軸状部材の軸方向の移動(以降、直動と称す)及び軸周りの回転が可能なアクチュエータ(以降、回転直動型アクチュエータと称す)61が設けられている。撮像素子6の移動は、回転直動型アクチュエータ61により行われる。なお、回転直動型アクチュエータ61の駆動方向は、ピッチ方向とヨー方向に合致していなくともよく、回転と直動による合成で、任意の方向に撮像素子を移動できるようになっていればよい。
また、回転直動型アクチュエータ61による撮像素子6の移動位置を検出するセンサ62が設けられており、ピッチ方向の位置はピッチ方向位置センサ62P、ヨー方向の位置はヨー方向位置センサ62Yにより行われる。
回転直動型アクチュエータ61は、制御部30により制御されたドライバ63により駆動される。また、第1モータ20、第2モータ21も制御部30により制御されたドライバ22、23によりそれぞれ駆動される。
揺れを検知する揺れ検出センサ64は、レンズ鏡胴50の揺れを検出する。具体的には、揺れ検出センサ64Pは、ピッチ方向の角速度(詳細には、慣性角速度(対地角速度))を検出し、揺れ検出センサ64Yは、ヨー方向の角速度を検出する。
揺れ検出センサ64P、64Yからの信号は、揺れ検出回路65で増幅され且つフィルタリング処理が施され、「揺れ」を示す信号として検出され、例えばマイクロコンピュータで構成される制御部30に入力されるようになっている。
制御部30では、不図示のRAMをワークエリアとして、ROM81に記憶された所定のソフトウェアプログラムが実行されて、各部の機能が実行される。例えば、制御出力部35は、揺れ検出回路65からの信号に基づいてピッチ方向及びヨー方向における現在角度を求め、この現在角度と目標角度との差を少なくするような出力値を求める。即ち、揺れ検出回路65により検出された揺れを抑制するように撮像素子6を面内変位駆動するための制御指令値を生成する。制御出力部35は、生成した制御指令値をドライバ63に出力する。
ドライバ63は、制御指令値に基づいて回転直動型アクチュエータ61を駆動する。これにより、撮像素子6は面内変位し、手振れが補正される。ピッチ方向位置センサ62Pとヨー方向位置センサ62Yは、回転直動型アクチュエータ61により面内変位駆動される撮像素子6の位置を検出し、撮像素子6の変位駆動をフィードバック制御するためのセンサである。
EEPROM82には、撮像光学系40の変倍時のズームポジション、フォーカスレンズの無限遠合焦位置等の個体データに加え、手振れ補正の制御に関わる調整データが記憶される記憶手段である。
また、撮像装置100には、撮像素子6により得られた画像を扱う処理部として信号処理部71、A/D変換部72、画像処理部73、及び画像メモリ74が設けられている。撮像素子6により取得されたアナログ信号の画像は信号処理部71を介してA/D変換部72でA/D変換され画像処理部73により所定の画像処理がなされた後、画像メモリ74に一時的に格納される。画像メモリ74に格納された画像は、記録用画像としてメモリカード54に記録されたり、所望の処理を行ってライブビュー表示用画像として画像表示部58に表示される。
制御部30には、十字キーボタン、ズーム操作ボタン、モード選択ダイアル、モード設定ボタン群等の操作スイッチ群150が接続され、使用者の操作により撮像装置100が該操作に基づき動作するようになっている。
以下に、第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴50について説明する。
図3は、第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴50の一例の断面図である。同図は、屈曲前の光軸OA及び屈曲後の光軸OBを含む面の断面図である。
同図に示すレンズ鏡胴50は、ズームレンズを内包しており、物体側より順に固定の第1レンズ群1、変倍のために光軸上を移動する第2レンズ群2、固定の第3レンズ群3、そして変倍に伴う像面変動を補正すると共にフォーカスを行う為に光軸上を移動する第4レンズ群4の4つのレンズ群より成っている。
第1レンズ群1は、最も物体側に配置されたレンズ1a、第1レンズ1aの後方に配置された反射面を有する三角プリズム1b、三角プリズム1bの後方に配置されたレンズ1cで構成され、光軸を略90°折り曲げる機能をも有している。
第2レンズ群2は第2レンズ群鏡枠2kに保持されている。第2レンズ群鏡枠2kはガイド軸G1、G2により案内されて光軸OB方向に移動可能となっている。また、第2レンズ群鏡枠2kは第1モータ20により回転させられるリードスクリューR1と螺合しており、第1モータ20の回転により、光軸OB方向に移動させられる。第2レンズ群2は、変倍(以下、ズーミングとも言う)時に移動するレンズ群である。
10aは第1主胴である。Sは絞り及びシャッタの少なくとも一方を有したユニットである。このユニットSは第1主胴10aに固定されている。
ユニットSの後方には、第3レンズ群3が固定されている。
第4レンズ群4は第4レンズ群鏡枠4kに保持されている。第4レンズ群鏡枠4kはガイド軸G3、G4により案内されて光軸OB方向に移動可能となっている。また、第4レンズ群鏡枠4kは第2モータ21により回転させられるリードスクリューR2と螺合しており、第2モータ21の回転により、光軸OB方向に移動させられる。第4レンズ群は、変倍時に移動すると共に、単独で移動して焦点調節(以下、フォーカシングとも言う)をも行うレンズ群である。
10bは第2主胴である。5は赤外光カットフィルタと光学的ローパスフィルタが積層された光学フィルタである。
第2レンズ群2と第4レンズ群4は、広角時には第3レンズ群3と大きく離間した位置にあり、長焦点側への変倍に伴って、第3レンズ群3に接近する方向に移動する。
90は手振れ補正機構であり、第2主胴10bに固定されたベース部材91に組み付けられている。手振れ補正機構90は、撮像素子を、光軸OBに直交する面内で移動可能とし、この移動により手振れ補正がなされるようになっている。撮像素子はCCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等が用いられる。
なお、図3に示す撮像光学系は一例であり、これに限るものでないのは勿論である。
図4は、第1の実施の形態に係る手振れ補正機構の一例を示す図である。図4(a)は手振れ補正機構の斜視図であり、図4(b)は図4(a)に示すA−A線で切断した断面図である。
図4において、61は回転直動型アクチュエータであり、駆動部61aにより軸状部材61bの直動及び軸周りの回転が可能となっている。
撮像素子6は第1の移動部材107に保持されており、第1の移動部材107は、ガイド軸108a及び108bに案内されて、ガイド軸108aの軸方向に摺動移動可能となっている。105は圧縮コイルバネである。なお、撮像素子6は不図示のフレキシブルプリント基板に接続され、信号の入出力がなされるようになっている。
109は第2の移動部材である。第2の移動部材109は、ガイド軸108aを保持する保持部109a、109aと、ガイド軸108bを保持する保持部109b、109bと、回転直動型アクチュエータ61の軸状部材61bの細軸部61bによって案内されるガイド部109c、109cと、ガイド軸104を摺動するガイド部109dが一体に形成されている。ガイド部109cは、軸状部材61bの細軸部61bに形成された雄ネジ部61sに螺合するナット61nを介し、カム部材110と引っ張りコイルバネ106により相互に引き合っている。この付勢力によりカム部材110はナット61nと密着し、一方ガイド部109cは駆動部61aの方向へ付勢され、その結果、ガイド部109cが軸状部材61bの太軸部61bの端面に当接する。これにより軸状部材61bが軸方向へ移動する際には、第2の移動部材109は軸状部材61bと共に一体的に移動し、軸状部材61bが回転する際には、滑るように設定されている。
即ち、第2の移動部材109は、第1の移動部材107をガイド軸108a、108bで保持した状態で、軸状部材61bの軸方向に移動可能になされている。
カム部材110はカム部110Cが形成され、第1の移動部材107の下面に形成されたピン107Pと当接している。
次いで、図4に示した手振れ補正機構の動作について説明する。
図5は、図4に示す手振れ補正機構の動作を示す平面図である。図5(a)は初期状態を示す図、図5(b)は撮像素子を軸状部材の軸方向に移動させた場合を示す図、図5(c)は撮像素子を軸状部材の軸に直交する方向に移動させた場合を示す図である。
図5(a)に示す状態から、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aを駆動し、軸状部材61bを軸方向(図示では、紙面上辺方向)に移動させる。このとき、図5(b)に示すように、第2の移動部材109はガイド部109c、109cにより、軸状部材61bと一体的に移動する。これにより、第2の移動部材109に保持された第1の移動部材107も、軸状部材61bの軸方向に移動する。即ち、軸状部材61bの軸方向の移動で、撮像素子6を軸状部材61bの軸方向に移動させることができる。
一方、図5(a)に示す状態から、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aを駆動し、軸状部材61bを軸周りに回転させる。このとき、図5(c)に示すように、軸状部材61bに形成された雄ネジ部61sに螺合するナット61nは、図示紙面上辺方向に移動することになり、引っ張りコイルバネ106により付勢されたカム部材110も追従して移動する。カム部材110が図示紙面上辺方向に移動すると、カム部110cに当接する第1の移動部材107に形成されたピン107Pを移動させる。これにより、第1の移動部材107は、圧縮コイルバネ105に抗してガイド軸108a、108bに案内されて摺動する。即ち、軸状部材61bの軸周りの回転で、撮像素子6を軸状部材61bの軸に直交する方向に移動させることができる。
また、軸状部材61bを軸方向に逆に移動、逆に回転させることで、撮像素子を上記と逆方向に移動させることができる。
即ち、軸状部材61bの軸方向の移動量と軸周りの回転量を適宜制御することで、撮像素子6を撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させることができる。
図6は、第1の実施の形態に係る手振れ補正機構の変形例を示す図である。図6(a)はレンズ鏡胴外側から見た手振れ補正機構の斜視図であり、図6(b)は図6(a)に示すB−B線で切断した断面図である。
図6に示すように、撮像素子6は板状部材111に保持されている。撮像素子6は不図示のフレキシブルプリント基板に接続され、信号の入出力がなされるようになっている。回転直動型アクチュエータ61の軸状部61bには、大径部61fが形成されている。大径部61fは、板状部材111との摩擦係数が大きいゴム等を用い別体で形成し、軸状部材61bに接着等で一体化するのが好ましいが、軸状部材61bに一体で形成してもよい。また、大径部61fを挟む小径部にはリング部112が形成されており、2枚のリング部112は板状部材111の側面部を挟持している。回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aは第2主胴10bに保持され、軸状部61bは、第2主胴10bに摺動可能に保持されている。
板状部材111は、背面が大径部61fにより押圧され、第2主胴10bと板状部材111の撮像素子側の面には、少なくとも3個の鋼球113が配置されている。
このような構成で、図6(a)に示すように、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aにより軸状部材61bを軸方向に移動させると、リング部112に挟持された板状部材111を軸状部材61bの軸方向に移動させることができる。
また、図6(b)に示すように、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aにより軸状部61bを回転させると、一体化された大径部61fが回転し、板状部材111を軸状部材61bの軸に直交する方向に移動させることができる。
これにより、撮像素子6を光軸OBに直交する面内で移動させることが可能となる。
図7は、第1の実施の形態に係る手振れ補正機構の変形例を示す図である。図7(a)はレンズ鏡胴外側から見た手振れ補正機構の斜視図であり、図7(b)は図7(a)に示すC−C線で切断した断面図である。
図7に示すように、撮像素子6はシート部材であるフレキシブルプリント基板116に接続され、補強用の板状部材115に保持されている。回転直動型アクチュエータ61の軸状部61bには、大径部61fが形成されている。大径部61fは、フレキシブルプリント基板116との摩擦係数が大きいゴム等を用い別体で形成し、軸状部材61bに接着等で一体化するのが好ましいが、軸状部材61bに一体で形成してもよい。フレキシブルプリント基板116は、図示の如く、大径部61fと従動ローラ117により挟持されている。回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aは第2主胴10bに保持され、軸状部61bは、第2主胴10bに摺動可能に保持されている。従動ローラ117は、回転及び、軸方向に摺動可能に保持されている。
フレキシブルプリント基板116及び板状部材115は、第2主胴10bと蓋部材118に挟まれて、それぞれ少なくとも3個ずつ鋼球113が配置されている。これにより、撮像素子6は、光軸OBに直交する面内を移動可能となっている。
このような構成で、図7(a)に示すように、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aにより軸状部材61bを軸方向に移動させると、挟持されたフレキシブルプリント基板116を軸状部材61bの軸方向に移動させることができる。
また、図7(b)に示すように、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aにより軸状部61bを回転させると、一体化された大径部61fが回転し、フレキシブルプリント基板116を軸状部材61bの軸に直交する方向に移動させることができる。
これにより、フレキシブルプリント基板116に接続された撮像素子6を光軸OBに直交する面内で移動させることが可能となる。
上記の図6及び図7に示した手振れ補正機構においては、好ましい形態として図示のごとく、軸状部材に大径部を形成し、大径部を板状部材に当接させたものと、大径部と従動ローラでシート状の部材を挟持させたものを示したが、これに限るものでない。すなわち、軸状部材を同径に形成したものを用いてもよい。
(第2の実施の形態)
以下、第2の実施の形態である、軸状部材の軸方向の移動及び軸周りの回転を行うアクチュエータを用いて、撮像光学系を構成する少なくとも1枚の光学素子を光軸に直交する面内で移動させる構成の手振れ補正機構、レンズ鏡胴及び撮像装置の構成について説明する。
図8は、第2の実施の形態に係る撮像装置100の概要を示すブロック図である。図8に示すブロック図は、図2に示すブロック図と異なる部分についてのみ説明する。
第2の実施の形態に係る撮像装置は、図8に示すように、回転直動型アクチュエータ61は、撮像光学系40を構成する少なくとも一つの光学素子を光軸に直交する面内で移動させるために用いられる。また、回転直動型アクチュエータ61による光学素子の移動位置を検出するセンサ62が設けられており、ピッチ方向の位置はピッチ方向位置センサ62P、ヨー方向の位置はヨー方向位置センサ62Yにより行われるようになっている。なお、回転直動型アクチュエータ61の駆動方向は、ピッチ方向とヨー方向に合致していなくともよく、回転と直動による合成で、任意の方向に光学素子を移動できるようになっていればよい。
制御部30では、不図示のRAMをワークエリアとして、ROM81に記憶された所定のソフトウェアプログラムが実行されて、各部の機能が実行される。例えば、制御出力部35は、揺れ検出回路65からの信号に基づいてピッチ方向及びヨー方向における現在角度を求め、この現在角度と目標角度との差を少なくするような出力値を求める。即ち、揺れ検出回路65により検出された揺れを抑制するように光学素子を面内変位駆動するための制御指令値を生成する。制御出力部35は、生成した制御指令値をドライバ63に出力する。
ドライバ63は、制御指令値に基づいて回転直動型アクチュエータ61を駆動する。これにより、光学素子は面内変位し、手振れが補正される。
その他は、図2と同様である。
図9は、第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴50の一例を示す断面図である。同図は、屈曲前の光軸OA及び屈曲後の光軸OBを含む面の断面図である。同図に示すレンズ鏡胴50は、図3に示すレンズ鏡胴と異なる部分についてのみ説明する。
図9に示すレンズ鏡胴は、撮像素子6は固定されており、手振れ補正機構90は、第3レンズ群3を光軸OBに直交する面内で移動させ、この移動により手振れ補正がなされるようになっている。その他は、図3と同様である。
図10は、第2の実施の形態に係る手振れ補正機構の一例を示す図である。図10(a)は手振れ補正機構の斜視図であり、図10(b)は図10(a)に示すD−D線で切断した断面図である。なお、図10(a)は、内部構造が見えるよう蓋部材121を外した状態としている。
図10において、61は回転直動型アクチュエータであり、駆動部61aにより軸状部材61bの直動及び軸周りの回転が可能となっている。駆動部61aは、ベース部材120に固定されている。軸状部材61bには、右ネジの雄ネジ部61sと左ネジの61sが形成されている。雄ネジ部61sには第1雌ネジ部材であるナット61nが、雄ネジ部61sには第2雌ネジ部材であるナット61nが回転止めされた状態で螺合している。
更に、第1カム部材122、第2カム部材123がベース部材120に形成された2本のピン120pと長穴で嵌合し、長穴方向に移動可能となされている。第1カム部材122にはナット61nに当接する当接部122tが形成され、第2カム部材123にはナット61nに当接する当接部123tが形成され、ナット61n、61nを挟むように配置されている。当接部122tと当接部123tには引っ張りコイルバネ124が掛けられており、ナット61n、61nを挟む方向に付勢している。
第3レンズ群3は、第3レンズ群鏡枠3kに保持され、鋼球113を介してベース部材120上を移動可能となされている。第3レンズ群鏡枠3kは、付勢部材125により第1カム部材122のカム面122c及び第2カム部材123のカム面123cに当接するように付勢されている。
次いで、図10に示した手振れ補正機構の動作について説明する。
図11は、図10に示す手振れ補正機構の動作を示す平面図である。図11(a)は初期状態を示す図、図11(b)は第3レンズ群3を軸状部材の軸方向に移動させた場合を示す図、図11(c)は第3レンズ群3を軸状部材の軸に直交する方向に移動させた場合を示す図である。
図11(a)に示す状態から、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aを駆動し、軸状部材61bを軸方向(図では、紙面上辺方向)に移動させる。このとき、図11(b)に示すように、第1カム部材122と第2カム部材123は、軸状部材61bと一体的に移動する。このため、付勢部材125に付勢されている第3レンズ群鏡枠3kは、第1カム部材122のカム面122c及び第2カム部材123のカム面123cに当接した状態で軸状部材61bの軸方向に移動させられる。即ち、軸状部材61bの軸方向の移動で、第3レンズ群3を軸状部材61bの軸方向に移動させることができる。
一方、図11(a)に示す状態から、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aを駆動し、軸状部材61bを軸周りに回転させる。このとき、図11(c)に示すように、軸状部材61bに形成された雄ネジ部61sに螺合するナット61nは、当接部122tと共に紙面上辺方向に移動させられる。これにより、第1カム部材122は紙面上辺方向に移動する。また、軸状部材61bに形成された雄ネジ部61sに螺合するナット61nは、当接部123tと共に紙面下辺方向に移動させられる。これにより、第2カム部材123は紙面下辺方向に移動する。これにより、第1カム部材122のカム面122cと第2カム部材123のカム面123cは、図11(a)に示した状態から、より開いた状態になる。このため、付勢部材125に付勢されている第3レンズ群鏡枠3kは、第1カム部材122のカム面122c及び第2カム部材123のカム面123cに当接した状態で軸状部材61bの軸に直交する方向に移動させられる。即ち、軸状部材61bの軸周りの回転で、第3レンズ群3を軸状部材61bの軸に直交する方向に移動させることができる。
また、軸状部材61bを軸方向に逆に移動、逆に回転させることで、第3レンズ群鏡枠3kを上記と逆方向に移動させることができる。
即ち、軸状部材61bの軸方向の移動量と軸周りの回転量を適宜制御することで、第3レンズ群3を撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させることができる。
図12は、第2の実施の形態に係る手振れ補正機構の変形例を示す平面図である。図12(a)は初期状態を示す図、図12(b)は第3レンズ群3を軸状部材の軸方向に移動させた場合を示す図、図12(c)は第3レンズ群3を軸状部材の軸に直交する方向に移動させた場合を示す図である。
図12に示す回転直動型アクチュエータ61の軸状部材61bには、右ネジ又は左ネジのいずれか一方の雄ネジ部61s(図示では右ネジ)が形成され、ナット61nが回転止めされた状態で螺合している。
更に、第1カム部材122、第2カム部材123がベース部材120に形成された2本のピン120pと長穴で嵌合し、長穴方向に移動可能となされている。第1カム部材122にはナット61nに当接する当接部122tが形成され、第2カム部材123には係合部123kが形成されている。
当接部122tは、軸状部材61bの軸部61bに形成された雄ネジ部61sに螺合するナット61nを介して係合部123kと、引っ張りコイルバネ124により相互に引き合っている。この付勢力により当接部122tはナット61nと密着する。一方、係合部123kは軸状部材61bの軸部61bに形成されたリング部61bの端面に当接する。これにより軸状部材61bの軸方向への移動の際には、第1カム部材122、第2カム部材123が一体的に移動し、軸状部材61bが回転する際は、第1カム部材122はナット61nによって軸状部材61bの軸方向へ移動を行い、一方第2カム部材123はリング部61bに当接したまま、軸状部材61bの軸方向へは変位せずに滑るように設定されている。
第3レンズ群3は、第3レンズ群鏡枠3kに保持され、鋼球113を介してベース部材120上を移動可能となされている。第3レンズ群鏡枠3kは、付勢部材125により第1カム部材122のカム面122c及び第2カム部材123のカム面123cに当接するように付勢されている。なお、本例ではカム面123cは、軸状部材61bの軸に直交する平面に形成されている。
図12(a)に示す状態から、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aを駆動し、軸状部材61bを軸方向(図では、紙面上辺方向)に移動させる。このとき、図12(b)に示すように、第1カム部材122と第2カム部材123は、軸状部材61bと一体的に移動する。このため、付勢部材125に付勢されている第3レンズ群鏡枠3kは、第1カム部材122のカム面122c及び第2カム部材123のカム面123cに当接した状態で軸状部材61bの軸方向に移動させられる。即ち、軸状部材61bの軸方向の移動で、第3レンズ群3を軸状部材61bの軸方向に移動させることができる。
一方、図12(a)に示す状態から、回転直動型アクチュエータ61の駆動部61aを駆動し、軸状部材61bを軸周りに回転させる。このとき、図12(c)に示すように、軸状部材61bに形成された雄ネジ部61sに螺合するナット61nは、当接部122tと共に紙面上辺方向に移動させられる。これにより、第1カム部材122のみが紙面上辺方向に移動する。これにより、付勢部材125に付勢されている第3レンズ群鏡枠3kは、第1カム部材122のカム面122c及び第2カム部材123のカム面123cに当接した状態で軸状部材61bの軸に直交する方向に移動させられる。即ち、軸状部材61bの軸周りの回転で、第3レンズ群3を軸状部材61bの軸に直交する方向に移動させることができる。
また、軸状部材61bを軸方向に逆に移動、逆に回転させることで、第3レンズ群鏡枠3kを上記と逆方向に移動させることができる。
即ち、このような構成でも、軸状部材61bの軸方向の移動量と軸周りの回転量を適宜制御することで、第3レンズ群3を撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させることができる。
以上説明したように、撮像素子又は光学素子を2つのアクチュエータを用いて移動させていた従来の手振れ補正機構を、1つのアクチュエータで行うことが可能となり、小型で簡素な構成の手振れ補正機構とすることができる。更に、この手振れ補正機構を備えることで小型のレンズ鏡胴を得ることができ、このレンズ鏡胴を備えることで小型の撮像装置を得ることが可能となる。
なお、上記の説明では、4群で構成されたズーム撮像光学系のレンズ鏡胴を例にして説明したが、これに限るものでない。また、光学素子を移動させる例として固定の第3レンズ群を移動させる例で説明したが、これに限るものでないのは勿論である。
本実施の形態に係る撮像装置の主要構成ユニットの内部配置の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の概要を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴の一例を示す断面図である。 第1の実施の形態に係る手振れ補正機構の一例を示す図である。 図4に示す手振れ補正機構の動作を示す平面図である。 第1の実施の形態に係る手振れ補正機構の変形例を示す図である。 第1の実施の形態に係る手振れ補正機構の変形例を示す図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の概要を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴の一例を示す断面図である。 第2の実施の形態に係る手振れ補正機構の一例を示す図である。 図10に示す手振れ補正機構の動作を示す平面図である。 第2の実施の形態に係る手振れ補正機構の変形例を示す平面図である。
符号の説明
1 第1レンズ群
2 第2レンズ群
2k 第2レンズ群鏡枠
3 第3レンズ群
4 第4レンズ群
4k 第4レンズ群鏡枠
5 光学フィルタ
6 撮像素子
20 第1モータ
21 第2モータ
50 レンズ鏡胴
61 回転直動型アクチュエータ
61a 駆動部(回転直動型アクチュエータ)
61b 軸状部材(回転直動型アクチュエータ)
90 手振れ補正機構
100 撮像装置
107 第1の移動部材
109 第2の移動部材
122 第1カム部材
123 第2カム部材

Claims (11)

  1. 被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の像面側に配置された撮像素子と、軸状部材の軸方向の移動及び軸周りの回転を行うアクチュエータと、を有し、
    前記アクチュエータにより、前記撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させることを特徴とする手振れ補正機構。
  2. 前記軸状部材の軸方向の移動により、前記撮像素子を前記軸状部材の軸方向に移動させ、前記軸状部材の軸周りの回転により、前記撮像素子を前記軸状部材の軸に直交する方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の手振れ補正機構。
  3. 前記軸状部材はネジ部が形成され、前記ネジ部に螺合する雌ネジ部材と、前記雌ネジ部材と一体的に移動するカム部材と、を有することを特徴とする請求項2に記載の手振れ補正機構。
  4. 前記撮像素子は板状部材に保持され、前記軸状部材が前記板状部材に当接して配置されていることを特徴とする請求項2に記載の手振れ補正機構。
  5. 前記撮像素子はシート状の部材と一体的に形成され、前記軸状部材と従動ローラで前記シート状の部材が挟持されていることを特徴とする請求項2に記載の手振れ補正機構。
  6. 被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の像面側に配置された撮像素子と、軸状部材の軸方向の移動及び軸周りの回転を行うアクチュエータと、を有し、
    前記アクチュエータにより、前記撮像光学系を構成する少なくとも1枚の光学素子を、前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させることを特徴とする手振れ補正機構。
  7. 前記軸状部材の軸方向の移動により、前記光学素子を前記軸状部材の軸方向に移動させ、前記軸状部材の軸周りの回転により、前記光学素子を前記軸状部材の軸に直交する方向に移動させることを特徴とする請求項6に記載の手振れ補正機構。
  8. 前記軸状部材は右ネジ部と左ネジ部が形成され、前記右ネジ部に螺合する第1雌ネジ部材と、前記第1雌ネジ部材と一体的に移動する第1カム部材と、前記左ネジ部に螺合する第2雌ネジ部材と、前記第2雌ネジ部材と一体的に移動する第2カム部材と、付勢部材と、を有し、
    前記付勢部材は、前記光学素子を保持する鏡枠を、前記第1カム部材と前記第2カム部材に当接させる方向に付勢していることを特徴とする請求項7に記載の手振れ補正機構。
  9. 前記軸状部材はネジ部が形成され、前記ネジ部に螺合する雌ネジ部材と、前記雌ネジ部材と一体的に移動するカム部材と、を有することを特徴とする請求項7に記載の手振れ補正機構。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の手振れ補正機構を有することを特徴とするレンズ鏡胴。
  11. 請求項10に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする撮像装置。
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