JP2009069263A - レンズ鏡胴及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな衝撃力がかかった場合でも、スライダ及びスライダに係合する部材がベース板から離れることを防止し、搭載部品に悪影響を与えることのないレンズ鏡胴及び撮像装置を得る。
【解決手段】光軸方向に移動する移動レンズ群を有する撮像光学系と、被写体像を光電変換する撮像素子と撮像素子を撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構とを備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、少なくとも非撮影時には、移動レンズ群が撮影に使用する領域を越えて撮像素子側の位置に移動し、移動レンズ群を保持する枠部材の一部が撮像素子ユニットと所定の隙間を有した位置となるレンズ鏡胴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、手振れ補正機構を備えたレンズ鏡胴及び該レンズ鏡胴を備えた撮像装置に関するものである。
従来より、デジタルカメラにおいては、撮影時の手振れによる画像のズレを補正し、鮮明な画像を得る手振れ補正技術が実用化されている。この手振れ補正技術のうち、光学補正方式としては、撮像光学系の一部を移動させて補正するものと、撮像素子を移動させて補正するものと、撮像光学系全体を移動させるものがある。
これらのうち、撮像素子を移動させて手振れ補正をおこなうものとして、例えば、以下の特許文献1に記載された撮像装置が知られている。
特開2003−110929号公報
上記特許文献1に記載の手振れ補正機構は、充分な手振れ補正効果を有しているものである。しかしながら、スライダとベース板を引っ張りコイルバネの押圧力で押圧し、離間することを防止する構造であるため、携帯している際の落下等により引っ張りコイルバネの押圧方向に大きな衝撃力がかかった場合、慣性力でスライダが瞬間的にベース板から離間し、スライダに係合する部材や撮像素子等の搭載部品に悪影響を与える恐れがある。
また、光軸直行方向の衝撃があった場合も、撮像素子が光軸直行方向に移動し他の部材との衝突衝撃により搭載部品に悪影響を与える恐れがある。
本発明は上記問題に鑑み、大きな衝撃力がかかった場合でも、スライダ及びスライダに係合する部材がベース板から離れることを防止し、搭載部品に悪影響を与えることのないレンズ鏡胴及び撮像装置を得ることを目的とするものである。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.光軸方向に移動する移動レンズ群を有する撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構とを備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、少なくとも非撮影時には、前記移動レンズ群が撮影に使用する領域を越えて前記撮像素子側の位置に移動し、前記移動レンズ群を保持する枠部材の一部が前記撮像素子ユニットと所定の隙間を有した位置となることを特徴とするレンズ鏡胴。
2.光軸方向に移動する移動レンズ群を有する撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構とを備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、非撮影時には、前記移動レンズ群が撮影に使用する領域を越えて前記撮像素子側の位置に移動し、前記移動レンズ群を保持する枠部材の一部が前記撮像素子ユニットと当接する位置となることを特徴とするレンズ鏡胴。
3.光軸方向に移動する移動レンズ群を有する撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構とを備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、前記移動レンズ群を保持する枠部材には軸状部が形成され、非撮影時には、前記移動レンズ群が撮影に使用する領域を越えて前記撮像素子側の位置に移動し、前記軸状部が前記撮像素子ユニットの少なくとも一部に挿入された位置となることを特徴とするレンズ鏡胴。
4.光軸方向に移動する移動レンズ群を有する撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構とを備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、前記移動レンズ群を保持する枠部材には軸状部が形成され、非撮影時には、前記移動レンズ群が撮影に使用する領域を越えて前記撮像素子側の位置に移動し、前記軸状部が前記撮像素子移動機構の少なくとも一部に挿入され、前記軸状部の立ち上がり部が、前記撮像素子ユニットの前記移動レンズ側の面と当接する位置となることを特徴とするレンズ鏡胴。
5.撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構を備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、前記撮像素子移動機構の移動領域のうちの少なくとも一部の領域に、前記撮像素子ユニットの物体側の面と所定の隙間を有し、光軸方向で重なり合う固定部を設け、非撮影時には、前記撮像素子ユニットを前記固定部と光軸方向で重なり合う位置に移動させて停止させることを特徴とするレンズ鏡胴。
6.撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構を備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、前記撮像素子移動機構の移動領域のうちの少なくとも一部の領域に、前記撮像素子ユニットの物体側の面に当接する押さえ部材を設けたことを特徴とするレンズ鏡胴。
7.前記押さえ部材は板バネであることを特徴とする6に記載のレンズ鏡胴。
8.前記押さえ部材が当接する前記撮像素子移動機構の移動領域は、撮影時に使用しない領域であることを特徴とする6又は7に記載のレンズ鏡胴。
9.1〜8のいずれかに記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする撮像装置。
本発明によれば、大きな衝撃力がかかった場合でも、スライダ及びスライダに係合する部材がベース板から離れることを防止でき、搭載部品に悪影響を与えることのないレンズ鏡胴及び撮像装置を得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る撮像装置100の主要構成ユニットの内部配置の一例を示す図である。同図は、撮像装置100を被写体側から見た斜視図である。
同図に示すように、撮像装置100は、変倍可能な屈曲撮像光学系を内包したレンズ鏡胴50が図示の如く配置され、開口部51が被写体光束を取り込むよう配置されている。この開口部51には、開口部51を露呈する開状態と開口部51を覆う閉状態とする不図示のレンズバリアが設けられている。
52はフラッシュ発光窓であり、53はフラッシュ発光窓の後方に配置された反射傘、キセノン管、その他メインコンデンサ、回路基板等で構成されるフラッシュユニットである。54はカード型の画像記録用メモリである。55は電池であり、本撮像装置の各部へ電源を供給する。画像記録用メモリ54及び電池55は、図示しない蓋部から挿脱が可能となっている。
撮像装置100の上面には、レリーズ釦56が配置され、その1段目の押し込みにより撮影準備動作、即ち焦点合わせ動作や測光動作が行われ、その2段目の押し込みにより撮影露光動作が行われる。57はメインスイッチであり、撮像装置を動作状態と非動作状態に切り替えるスイッチである。メインスイッチ57により動作状態に切り替えられると、不図示のレンズバリアは、開状態にされると共に、各部の動作が開始される。また、メインスイッチ57により非動作状態に切り替えられると、不図示のレンズバリアは、閉状態にされると共に、各部の動作を終了させる。
撮像装置100の背面には、LCD或いは有機EL等で構成され、画像やその他文字情報等を表示する画像表示部58が配置されている。また、図示していないが、ズームアップ、ズームダウンを行うズーム釦、撮影した画像を再生する再生釦、画像表示部58上に各種のメニューを表示させるメニュー釦、表示から所望の機能を選択する選択釦等の操作部材が配置されている。
また、不図示であるが、これら主要構成ユニットの間には、各部を接続すると共に、各種電子部品が搭載された回路基板が配置され、各主要構成ユニットの駆動及び制御を行うようになっている。同様に、不図示であるが、外部入出力端子、ストラップ取り付け部、三脚座等を備えている。
なお、本実施の形態では、変倍可能な屈曲撮像光学系を用いて説明するが、光軸が屈曲していない撮像光学系や単焦点の撮像光学系等であってもよい。
図2は、本実施の形態に係る撮像装置100の概要を示すブロック図である。
同図に示すように、レンズ鏡胴50内の撮像光学系40は、第1モータ20と第2モータ21により所定のレンズ群を移動させるようになっており、変倍及び焦点調節がなされる。更に、レンズ鏡胴50内には、図1に示すヨー方向及びピッチ方向の像移動を打ち消す方向に、撮像素子6を移動させる2つのアクチュエータ61が設けられている。撮像素子6の移動は、第1の駆動アクチュエータ61Pと第2の駆動アクチュエータ61Yにより行われる。なお、アクチュエータ61を構成する独立した第1及び第2の駆動アクチュエータ61P、61Yは、駆動方向がピッチ方向とヨー方向に合致していなくともよく、2つのアクチュエータによる合成で、任意の方向に撮像素子を移動させることができればよい。
また、アクチュエータ61による撮像素子6の移動位置を検出するセンサ62が設けられており、ピッチ方向の位置はピッチ方向位置センサ62P、ヨー方向の位置はヨー方向位置センサ62Yにより行われる。
アクチュエータ61は、制御部30により制御されたドライバ63により駆動される。また、第1モータ20、第2モータ21も制御部30により制御されたドライバ22、23によりそれぞれ駆動される。
揺れを検知する揺れ検出センサ64は、レンズ鏡胴50の揺れを検出する。具体的には、揺れ検出センサ64Pは、ピッチ方向の角速度(詳細には、慣性角速度(対地角速度))を検出し、揺れ検出センサ64Yは、ヨー方向の角速度を検出する。
揺れ検出センサ64P、64Yからの信号は、揺れ検出回路65で増幅され且つフィルタリング処理が施され、「揺れ」を示す信号として検出され、例えばマイクロコンピュータで構成される制御部30に入力されるようになっている。
制御部30では、不図示のRAMをワークエリアとして、ROM81に記憶された所定のソフトウェアプログラムが実行されて、各部の機能が実行される。例えば、制御出力部35は、揺れ検出回路65からの信号に基づいてピッチ方向及びヨー方向における現在角度を求め、この現在角度と目標角度との差を少なくするようなサーボ制御系の出力値を求める。即ち、揺れ検出回路65により検出された揺れを抑制するように撮像素子6を面内変位駆動するための制御指令値を生成する。制御出力部35は、生成した制御指令値をドライバ63に出力する。
ドライバ63は、制御指令値に基づいて第1の駆動アクチュエータ61P及び第2の駆動アクチュエータ61Yを駆動する。これにより、撮像素子6は面内変位し、手振れが補正される。ピッチ方向位置センサ62Pとヨー方向位置センサ62Yは、アクチュエータ61により面内変位駆動される撮像素子6の位置を検出し、撮像素子6の変位駆動をフィードバック制御するためのセンサである。
EEPROM82には、撮像光学系40の変倍時のズームポジション、フォーカスレンズの無限遠合焦位置等の個体データに加え、手振れ補正の制御に関わる調整データが記憶される記憶手段である。
また、撮像装置100には、撮像素子6により得られた画像を扱う処理部として信号処理部71、A/D変換部72、画像処理部73、及び画像メモリ74が設けられている。撮像素子6により取得されたアナログ信号の画像は信号処理部71を介してA/D変換部72でA/D変換され画像処理部73により所定の画像処理がなされた後、画像メモリ74に一時的に格納される。画像メモリ74に格納された画像は、記録用画像としてメモリカード54に記録されたり、所望の処理を行ってライブビュー表示用画像として画像表示部58に表示される。
制御部30には、十字キーボタン、ズーム操作ボタン、モード選択ダイアル、モード設定ボタン群等の操作スイッチ群150が接続され、使用者の操作により撮像装置100が該操作に基づき動作するようになっている。
以下に、レンズ鏡胴50を、より詳しく説明する。
図3は、本実施の形態に係るレンズ鏡胴50の断面図である。同図は、屈曲前の光軸OA及び屈曲後の光軸OBを含む面の断面図である。
同図に示す、1は第1レンズ群であり、第1レンズ群1は、光軸をOAとし被写体に向けて配置されたレンズ11と光軸OAを略直角方向に折り曲げる反射部材であるプリズム12と、プリズム12により折り曲げられた光軸OBを光軸として配置されたレンズ13により構成されている。この第1レンズ群1は、主胴10に固定されたレンズ群である。
2は第2レンズ群であり、第2レンズ群鏡枠2kに組み込まれている。第2レンズ群2は、変倍(以下、ズーミングとも言う)時に第2レンズ群鏡枠2kと共に、一体的に移動するレンズ群である。
3は第3レンズ群であり、主胴10に固定されている。この第3レンズ群3は、移動しないレンズ群である。
Sは絞り及びシャッタの少なくとも一方を有したユニットである。このユニットSは主胴10に固定されている。
4は第4レンズ群であり、第4レンズ群鏡枠4kに組み込まれている。第4レンズ群は、変倍時に第4レンズ群鏡枠4kと共に、一体的に移動すると共に、単独で移動して焦点調節(以下、フォーカシングとも言う)をも行うレンズ群である。
第2レンズ群2と第4レンズ群4は、広角時には第3レンズ群3と大きく離間した位置にあり、長焦点側への変倍に伴って、第3レンズ群3に接近する方向に移動する。
5は赤外光カットフィルタやオプティカルローパスフィルタを積層した光学フィルタである。6は撮像素子であり、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等が用いられる。
撮像素子6は撮像素子保持板41に保持されている。この撮像素子保持板41と一体的でかつ隙間を有した状態の移動板42が、光軸OBに直交する面内を移動可能となされた状態で、ベース板43上のアクチュエータ61上に取り付けられている。アクチュエータ61により、移動板42、撮像素子保持板41及び撮像素子6は一体で、光軸OBに直交する面内で移動させられる。
第1の駆動アクチュエータ61P、第2の駆動アクチュエータ61Y及びピッチ方向位置センサ62Pとヨー方向位置センサ62Yは、可撓性のプリント基板FPC1に接続されている。また、撮像素子6は可撓性のプリント基板FPC2に接続されている。
図示の如く、撮像素子6の裏面側の撮像素子保持板41と移動板42の間には隙間が形成され、この隙間に撮像素子6と接続される可撓性のプリント基板FPC2が弛みを有して配置されている。このようにすることで、撮像素子6が手振れ補正時に移動しても、基板による移動時の抵抗負荷を低減することができる。
以下に、レンズ鏡胴50の撮像素子移動機構について説明する。
図4は、本実施の形態に係るレンズ鏡胴50に取り付けられる撮像素子移動機構を有する撮像素子ユニット90の構造を示す分解斜視図である。
同図に示すように、ベース板43には、撮像素子を移動させる駆動手段である第1の駆動アクチュエータ61Pが2つの折り曲げ部43kを用いて固定され、第1の駆動アクチュエータ61Pはスライダ66と係合している。
移動板42には、撮像素子を移動させる駆動手段である第2の駆動アクチュエータ61Yが2つの折り曲げ部42kを用いて固定され、第2の駆動アクチュエータ61Yもスライダ66と係合している。
スライダ66は、それぞれのアクチュエータに対し、アクチュエータの軸方向に相対変位可能であり、それぞれのアクチュエータを駆動制御することで、ベース板43に対する移動板42の相対位置を変化させることができるようになっている。これにより、移動板42に一体的に組み付けられた撮像素子6を光軸に直交する面内で移動させて手振れ補正を行うようになっている。
また、移動板42には、2つの柱状部材67、68を介して撮像素子保持板41が固定される。
第1の駆動アクチュエータ61P及び第2の駆動アクチュエータ61Yは共に、通電により伸縮する圧電素子の一方の端部に錘、他方の端部には軸部材が接着されたものである。この軸部材に対し所望の摩擦力が付与された状態でスライダ66が係合されている。第1及び第2の駆動アクチュエータ61P、61Yの伸び方向と縮み方向の速度を変更制御することにより、慣性力により軸部材とスライダの間で滑りを生じさせ軸部材とスライダ66の相対位置を変化させて、移動板42即ち撮像素子6をベース板43に対し、任意の方向にスライドさせ手振れ補正を行うようになっている。
また、移動板42には、撮像素子6の位置を検出する位置センサ62を構成するマグネット62mが配置されている。また、位置センサ62を構成するホール素子62hは、プリント基板FPC1に接続されて、ベース板43に一体的に固定されている。
なお、SPは引っ張りコイルバネであり、ベース板43と撮像素子保持板41が離間するのを防止するバネである。
以上の構成により、撮像素子ユニット90は、第1、第2の駆動アクチュエータ61P、61Yを駆動することにより、撮像素子6がベース板43に対してスライド移動させることができるようになっている。また、移動板42に組み付けられたマグネット62mも一体的に移動し、この移動をホール素子62hで検知することで、撮像素子6の位置を検知することができるようになっている。
上記のような構成の撮像素子移動機構を有した撮像素子ユニット90を備えたレンズ鏡胴50について、以下で、より詳しく説明する。なお、以下の図においては説明の重複を避けるため、同機能部材には同符号を付与して説明する。
(第1の実施の形態)
図5は、第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴50の第2レンズ群以降の構成を示す模式図である。同図は、第4レンズ群4を非撮影時の位置に移動させた状態を示している。
同図に示すように、第2レンズ群鏡枠2kに一体的に形成されたスリーブ2s、第4レンズ群鏡枠4kに一体的に形成されたスリーブ4sを貫通して、ガイド軸15が設けられている。更に、第2レンズ群鏡枠2kに一体的に形成された回転係止部2m、第4レンズ群鏡枠4kに一体的に形成された回転係止部4mに、ガイド軸16が係合して設けられている。これにより、第2レンズ群鏡枠2k、第4レンズ群鏡枠4kは、ガイド軸15、16に沿って光軸OB方向に摺動可能とされている。
また、第4レンズ群鏡枠4kには、図示の如く撮像素子ユニット90側に凸部4tが一体的に形成されている。
ステッピングモータである第1モータ20の回転軸に形成された雄ネジ部材であるリードスクリュー20rには、雌ネジ部材30(以下、ナットと称す)が螺合されている。このナット30は、不図示であるが回転係止されており、第1モータ20の回転、即ちリードスクリュー20rの回転により、移動することが可能になっている。ナット30の内側には圧縮コイルバネ18が配置され、ナット30はスリーブ部2sに形成されたU字状部で係合している。これにより第2レンズ群2は、ナット30の移動によりガイド軸15、16に沿って移動する。
同様に、ステッピングモータである第2モータ21の回転軸に形成された雄ネジ部材であるリードスクリュー21rには、雌ネジ部材31(以下、ナットと称す)が螺合されている。このナット31はスリーブ部4sに形成されたU字状部で係合している。これにより第4レンズ群4は、ナット31の移動によりガイド軸15、16に沿って移動する。
撮影時には、第2レンズ群2は図示の位置から破線までのCで示す領域内で移動させられ、第4レンズ群4は図示2つの破線の間のDで示す領域内で移動させられるように設定されている。
一方、電源のOFF時や撮影モード以外のモードで動作している場合、即ち、非撮影時には、第4レンズ群鏡枠4kを図示の位置まで移動させる。即ち、Dで示す領域より更に撮像素子ユニット90側に移動させ、凸部4tの先端と撮像素子移動機構を構成する撮像素子保持板41との隙間が図示tとなる位置で停止させる。この隙間tは、0.1〜0.3mm程度に設定することが好ましい。
即ち、第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴は、非撮影時に、移動レンズ群である第4レンズ群4を撮影に使用する領域でない領域まで移動させ、第4レンズ群4を保持する枠部材である第4レンズ群鏡枠4kに形成された凸部4tを撮像素子ユニット90と隙間tを有した位置とするものである。この構成により、大きな衝撃力がかかった際に、スライダ及びスライダに係合する部材である撮像素子保持板41と、凸部4tが近接して存在するため、ベース板から隙間tしか離れられず、衝撃による影響を受けないレンズ鏡胴とすることができる。
なお、第1の実施の形態では、凸部4tが撮像素子ユニット90と隙間tを有した位置で停止させるもので説明したが、隙間t=0、即ち、凸部4tが撮像素子ユニット90と当接する位置で停止させるよう構成しても同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴50の第2レンズ群以降の構成を示す模式図である。同図は、第4レンズ群4を非撮影時の位置に移動させた状態を示している。同図においては、図5に示す第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明する。
同図に示す第4レンズ群鏡枠4kには、図示の如く撮像素子ユニット90側に凸部4tが一体的に形成され、更に、凸部4tの先端には細径の軸状部4pが形成されている。また、撮像素子ユニット90の撮像素子保持板41の物体側の面には、軸状部4pが挿入可能な穴部41hが形成されている。
撮影時には、第2レンズ群2は図示の位置から破線までのCで示す領域内で移動させられ、第4レンズ群4は図示2つの破線の間のDで示す領域内で移動させられるように設定されている。このDの領域では、軸状部4pは、穴部41hとは離間した状態となるよう設定されている。
一方、電源のOFF時や撮影モード以外のモードで動作している場合、即ち、非撮影時には、第4レンズ群鏡枠4kを図示の位置まで移動させる。即ち、Dで示す領域より更に撮像素子ユニット90側に移動させ、軸状部4pが撮像素子保持板41の穴部41hに挿入された位置で停止させる。このとき、軸状部4pの立ち上がり部と撮像素子保持板41との隙間がtとなる位置で停止している。この隙間tは、0.1〜0.3mm程度に設定することが好ましい。
即ち、第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴は、非撮影時に、第4レンズ群鏡枠4kに形成された軸状部4pを撮像素子保持板41の穴部41hに挿入した状態とし、軸状部4pの立ち上がり部を撮像素子ユニット90の撮像素子保持板41と隙間tを有した位置とするものである。この構成により、光軸直交方向に大きな衝撃力がかかった際には、軸状部4pでずれを防止できると共に、光軸方向に大きな衝撃力がかかった際には、スライダ及びスライダに係合する部材である撮像素子保持板41は、立ち上がり部が近接して存在するため、ベース板から隙間tしか離れられず、衝撃による影響を受けないレンズ鏡胴とすることができる。
なお、第2の実施の形態では、軸状部4pの立ち上がり部が撮像素子ユニット90と隙間tを有した位置で停止させるものを説明したが、隙間t=0、即ち、立ち上がり部が撮像素子ユニット90と当接する位置で停止させるよう構成しても同様の効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
図7は、第3の実施の形態に係るレンズ鏡胴50の第2レンズ群以降の構成を示す模式図である。
同図に示すように、レンズ鏡胴50の主胴10には、撮像素子ユニット90が撮像素子移動機構により図示破線位置に移動した際に、撮像素子保持板41の物体側の面と隙間tを有し、光軸方向で重なり合う固定部10kが形成されている。この隙間tは、0.1〜0.3mm程度に形成されていることが好ましい。
撮影時には、撮像素子移動機構により、撮像素子保持板41即ち撮像素子を光軸直交方向に移動させて手振れ補正をおこなう。
一方、電源のOFF時や撮影モード以外のモードにセットされた場合、即ち、非撮影時には、撮像素子移動機構により撮像素子ユニット90を図示破線の位置に移動させて停止させるようになっている。
即ち、第3の実施の形態に係るレンズ鏡胴は、撮像素子移動機構の移動領域のうちの一部の領域に、撮像素子ユニット90の撮像素子保持板41の物体側の面と隙間tを有し、光軸方向で重なり合う固定部10kを形成し、非撮影時には、撮像素子保持板41を固定部10kと光軸方向で重なり合う位置に移動させるよう構成したものである。この構成により、光軸方向に大きな衝撃力がかかった際には、スライダ及びスライダに係合する部材である撮像素子保持板41は、固定部が近接して存在するため、ベース板から隙間tしか離れられず、衝撃による影響を受けないレンズ鏡胴とすることができる。
(第4の実施の形態)
図8は、第4の実施の形態に係るレンズ鏡胴50の第2レンズ群以降の構成を示す模式図である。
同図に示すように、レンズ鏡胴50の主胴10には、撮像素子ユニット90が撮像素子移動機構により図示破線位置に移動した際に、撮像素子保持板41の物体側の面に当接する押さえ部材71が設けられている。この押さえ部材71は板バネで形成されている。
撮影時には、撮像素子移動機構により、撮像素子保持板41即ち撮像素子を光軸直交方向に移動させて手振れ補正をおこなう。また、撮影時の手振れ補正のための移動領域は、撮像素子保持板41と押さえ部材71とが当接しない領域が使用されるよう設定されている。
一方、電源のOFF時や撮影モード以外のモードにセットされた場合、即ち、非撮影時には、撮像素子移動機構により撮像素子ユニット90を図示破線の位置まで移動させ、撮像素子保持板41と押さえ部材71とが当接した状態で停止させるようになっている。
即ち、第4の実施の形態に係るレンズ鏡胴は、撮像素子移動機構の移動領域のうちの一部の領域に、撮像素子ユニット90の撮像素子保持板41の物体側の面に当接する押さえ部材71を設け、非撮影時には、押さえ部材71と当接する位置に撮像素子ユニット90を移動させるよう構成したものである。この構成により、光軸方向に大きな衝撃力がかかった際には、スライダ及びスライダに係合する部材である撮像素子保持板41は、押さえ部材71に押さえられているため、ベース板から離れられず、衝撃による影響を受けないレンズ鏡胴とすることができる。なお、押さえ部材71の変形が殆ど無い程度に当接する例を図示したが、撮像素子保持板41の移動により押さえ部材71が変形するような設定であってもよい。
本実施の形態に係る撮像装置の主要構成ユニットの内部配置の一例を示す図である。 本実施の形態に係る撮像装置の概要を示すブロック図である。 本実施の形態に係るレンズ鏡胴の断面図である。 本実施の形態に係るレンズ鏡胴に取り付けられる撮像素子移動機構を有する撮像素子ユニットの構造を示す分解斜視図である。 第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴の第2レンズ群以降の構成を示す模式図である。 第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴の第2レンズ群以降の構成を示す模式図である。 第3の実施の形態に係るレンズ鏡胴の第2レンズ群以降の構成を示す模式図である。 第4の実施の形態に係るレンズ鏡胴の第2レンズ群以降の構成を示す模式図である。
符号の説明
1 第1レンズ群
2 第2レンズ群
2k 第2レンズ群鏡枠
3 第3レンズ群
4 第4レンズ群
4k 第4レンズ群鏡枠
4p 軸状部
4t 凸部
5 光学フィルタ
6 撮像素子
10 主胴
15、16 ガイド軸
20 第1モータ
21 第2モータ
30、31 雌ネジ部材
41 撮像素子保持板
41h 穴部
42 移動板
43 ベース板
62 位置センサ
62h ホール素子
62m マグネット
66 スライダ
71 押さえ部材
90 撮像素子ユニット
50 レンズ鏡胴
100 撮像装置

Claims (9)

  1. 光軸方向に移動する移動レンズ群を有する撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構とを備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、
    少なくとも非撮影時には、前記移動レンズ群が撮影に使用する領域を越えて前記撮像素子側の位置に移動し、前記移動レンズ群を保持する枠部材の一部が前記撮像素子ユニットと所定の隙間を有した位置となることを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 光軸方向に移動する移動レンズ群を有する撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構とを備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、
    非撮影時には、前記移動レンズ群が撮影に使用する領域を越えて前記撮像素子側の位置に移動し、前記移動レンズ群を保持する枠部材の一部が前記撮像素子ユニットと当接する位置となることを特徴とするレンズ鏡胴。
  3. 光軸方向に移動する移動レンズ群を有する撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構とを備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、
    前記移動レンズ群を保持する枠部材には軸状部が形成され、
    非撮影時には、前記移動レンズ群が撮影に使用する領域を越えて前記撮像素子側の位置に移動し、前記軸状部が前記撮像素子ユニットの少なくとも一部に挿入された位置となることを特徴とするレンズ鏡胴。
  4. 光軸方向に移動する移動レンズ群を有する撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構とを備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、
    前記移動レンズ群を保持する枠部材には軸状部が形成され、
    非撮影時には、前記移動レンズ群が撮影に使用する領域を越えて前記撮像素子側の位置に移動し、前記軸状部が前記撮像素子移動機構の少なくとも一部に挿入され、前記軸状部の立ち上がり部が、前記撮像素子ユニットの前記移動レンズ側の面と当接する位置となることを特徴とするレンズ鏡胴。
  5. 撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構を備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、
    前記撮像素子移動機構の移動領域のうちの少なくとも一部の領域に、前記撮像素子ユニットの物体側の面と所定の隙間を有し、光軸方向で重なり合う固定部を設け、非撮影時には、前記撮像素子ユニットを前記固定部と光軸方向で重なり合う位置に移動させて停止させることを特徴とするレンズ鏡胴。
  6. 撮像光学系と、該撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と該撮像素子を前記撮像光学系の光軸に直交する面内で移動させる撮像素子移動機構を備えた撮像素子ユニットと、を有するレンズ鏡胴において、
    前記撮像素子移動機構の移動領域のうちの少なくとも一部の領域に、前記撮像素子ユニットの物体側の面に当接する押さえ部材を設けたことを特徴とするレンズ鏡胴。
  7. 前記押さえ部材は板バネであることを特徴とする請求項6に記載のレンズ鏡胴。
  8. 前記押さえ部材が当接する前記撮像素子移動機構の移動領域は、撮影時に使用しない領域であることを特徴とする請求項6又は7に記載のレンズ鏡胴。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする撮像装置。
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