JPH0584678A - 複数ロボツトによる物品の移載方法 - Google Patents

複数ロボツトによる物品の移載方法

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JPH0584678A
JPH0584678A JP27209191A JP27209191A JPH0584678A JP H0584678 A JPH0584678 A JP H0584678A JP 27209191 A JP27209191 A JP 27209191A JP 27209191 A JP27209191 A JP 27209191A JP H0584678 A JPH0584678 A JP H0584678A
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distance
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JP27209191A
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Yoshitaka Hayashi
吉隆 林
Yukihiko Kitano
幸彦 北野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 互いに独立に動作する複数のロボットを同時
に動作させて、同一の物品を移載する。 【構成】 互いに独立して動作する複数のロボット1,
2で同一の物品7を移載する移載ロボットを用いて、物
品情報および移載先情報を入力して記憶させ、移送経路
を設定し、これらの情報からロボット1,2を同時スタ
ートさせ、互いの間の距離Lを所定範囲内に保ち、かつ
各ロボット1,2の移載距離を異ならしめて、同時に目
標点に到達するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに独立に動作する
複数のロボットを同時に動作させて同一の物品を移載す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一台のロボット本体を一台の制御
装置で制御するような産業用ロボットを複数台用いて協
調作業を行わせる場合、各ロボットの制御装置をインタ
ーフェースを介して結合して、各ロボットが目標点を通
過した時点で動作情報を相手側に送信し、互いの位置を
確認しながら行う方法が提案されている(特開昭63−
62002号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、複数のロボットを同一作業空間内で協同作業を
行わせ、他のロボットの動作情報を監視しながら次の動
作を決定することにより同期処理を行うものであり、同
一の物品を複数ロボットで移載する場合については考慮
されていなかった。このため、従来、同一の物品を複数
ロボットで移載することはできないという課題があっ
た。本発明は、斯かる課題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、互いに独立に動作
する複数のロボットを同時に動作させて、同一の物品を
移載することができる複数ロボットによる物品の移載方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、互いに独立して動作する複数のロボット
で同一の物品を移載する移載ロボットを用いて、物品情
報および移載先情報を入力して記憶させ、移送経路を設
定し、これらの情報からロボットを同時スタートさせ、
互いの間の距離を所定範囲内に保ち、かつ各ロボットの
移載距離を異ならしめて、同時に目標点に到達するよう
にして、同一物品を移載するようにしたことを特徴とす
る。
【0005】また、前記の経路設定において、移送経路
上に互いの距離が所定範囲内であるような各ロボットの
経由点を設けるようにしたことを特徴とする。
【0006】更に、前記において、各経由点間の距離の
長い方のロボットを最大速度で動作させ、距離の短い方
のロボットを距離の比に応じて速度設定するようにした
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記構成により、本発明によれば、互いに独立
して動作する複数のロボットに物品情報および移載先情
報を入力して記憶させ、移送経路を設定し、ロボットを
同時スタートさせて、互いの間の距離を保ちながら同時
に目標点に到達するようにして、同一の物品を移載する
ことが可能である。また、経路上に互いの距離が所定範
囲内にあるようにして、障害物がある場合には、それを
回避することにより物品を移送する。更に、各経由点間
の距離に応じてロボットの速度を設定することで、物品
を高速に移載することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を説明する。
図1は、互いに独立に動作する2台のロボット1、ロボ
ット2により、同一の物品7を移載する場合の一例を示
すものである。各ロボット1,2は、それぞれ制御装置
5,6を持ち、これらによって独立に制御される。互い
の制御装置5,6は、インターフェースにより接続され
ている。2台のロボット1,2は、それぞれの手先に取
り付けたハンド3,4で物品7を一緒につかんで移載す
る。移載のための経由点は、予め与えられている物品情
報および移載先情報(後述)から計算する。
【0009】図2は、複数の物品を移載する際の経由
点、および動作速度計算のためのフローチャートを示す
ものである。この実施例において、物品情報とは、物品
の形状と初期位置および各ハンドの把持位置をいい、移
載先情報とは、物品の移載先位置をいう。
【0010】以上において、前処理として、ステップ1
0において、複数の移載物品について物品情報および移
載先情報を予め計算機に入力し、ステップ12で、これ
らを記憶しておく。続いて、ステップ14では、前記に
より記憶した物品情報と移載先情報を計算機内で逐次読
み出し、ステップ16で、これら物品情報と移載先情報
から2台のロボットの経由点を計算する。この経由点
は、障害物を避けるような位置とする。また、対応する
経由点間の距離は、後述するように、物品の初期位置で
ロボットが物品を把持した時の2台のハンド間の距離を
基準距離とし、この基準距離に対して所定範囲内にある
ようにする。
【0011】ステップ18では、動作距離から各ロボッ
トの動作速度を計算するが、この計算は、計算機内で経
由点の計算が終了したのち行われる。次に、ステップ2
0で、物品情報が終了したか否かを判断する。そして、
これらの経由点と各経由点間の動作速度の計算を、予め
入力した全ての物品に対して繰り返し行い、物品情報が
終了していなければ、ステップ14に戻る。また、物品
情報が終了していれば、ステップ22において、以上の
ようにして計算した経由点と各経由点間の動作速度を、
それぞれのロボットの制御装置にダウンロードする。
【0012】なお、2台のロボットが物品を移載する際
には、インターフェースにより動作開始時に同期を取っ
て、同時に動作を開始する。各ロボットは、予め計算さ
れダウンロードされたそれぞれの経由点に従い、また、
予め計算されダウンロードされたそれぞれの動作速度に
より動作を行う。
【0013】図3は、計算によって作成した経由点の例
を示すものである。同図における3A〜3B〜3C〜3
Dは、ロボット1の経由点であり、3E〜3F〜3G〜
3Hはロボット2の経由点である。ハンド3,4の初期
位置はそれぞれ3A,3Eであり、この間の距離を基準
距離Lとする。各ロボット1,2の対応する経由点間の
距離、つまり3B〜3F、3C〜3G、3D〜3Hの距
離は、所定のマージンをαとすると、L±αとなるよう
にする。
【0014】ロボットが物品を移載する際には、対応す
る動作の動作距離の長い方のロボットは最大速度で動作
させ、動作距離の短い方のロボットは動作距離の比に応
じて動作速度を決定する。すなわち、図3の経由点の例
において、例えば経由点3B〜3Cのロボット1の動作
距離はaであり、経由点3F〜3Gのロボット2の動作
距離はbであり、a<bの関係がある。よって、経由点
3F〜3Gのロボット2の動作速度は、ロボットの最大
速度Vmax とする。経由点3B〜3Cのロボット1の動
作速度V1 は、動作距離の比から、 V1 =Vmax ×a/b として計算する。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明は互いに独立して
動作する複数のロボットで同一の物品を移載することか
ら、簡単な構成によりロボットの協調動作を行うことが
できる。また、移載経路上に障害物がある場合でも、こ
れを回避して移載することができるため、幅広いアプリ
ケーションに応用することができる。更に、互いに独立
して動作する複数のロボットで同一の物品を高速に移載
することができるため、移載作業のサイクルタイムを縮
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】互いに独立して動作する複数のロボットで同一
の物品を移載する場合の例を示す図である。
【図2】複数の物品を移載する際の経由点および動作速
度計算のためのフローチャートを示す図である。
【図3】計算によって作成した経由点の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・ロボット1 2・・ロボット2 3,4・・ハンド 5,6・・制御装置 7・・物品 3A〜3H・・経由点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立して動作する複数のロボット
    で同一の物品を移載する移載ロボットを用いて、物品情
    報および移載先情報を入力して記憶させ、移送経路を設
    定し、これらの情報からロボットを同時スタートさせ、
    互いの間の距離を所定範囲内に保ち、かつ各ロボットの
    移載距離を異ならしめて、同時に目標点に到達するよう
    にして、同一物品を移載するようにしたことを特徴とす
    る複数ロボットによる物品の移載方法。
  2. 【請求項2】 請求項1における経路の設定において、
    移送経路上に互いの距離が所定範囲内であるような各ロ
    ボットの経由点を設けるようにしたことを特徴とする複
    数ロボットによる物品の移載方法。
  3. 【請求項3】 請求項1,2に記載の移載方法におい
    て、各経由点間の距離の長い方のロボットを最大速度で
    動作させ、距離の短い方のロボットを距離の比に応じて
    速度設定するようにしたことを特徴とする複数ロボット
    による物品の移載方法。
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