JP4304133B2 - 産業用ロボットの移動時間表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークの搬送に用いられる産業用ロボットに係り、特に、産業用ロボットがワークを任意の移動開始地点から移動させるのに要する時間表示をグラフィック表示するシステムに関する。
近年の工場では、製品や工作物の搬送に産業用ロボットの導入が進んでいる。産業用ロボットの代表的な用途には搬送があり、この種の産業用ロボットは、製品や工作物(以下、ワークという)をエンドエフェクタで把持し、スタート地点から目標地点へワークを搬送する。産業用ロボットによるワーク搬送を計画する場合、スタート地点と目標地点を決めることと、スタート地点と目標地点の間で搬送経路を決める必要がある。
従来、産業用ロボットでは、ワーク搬送のスタート地点と目標地点の決定は、例えば、ベルトコンベアの位置が指定され、ワークの到達地点などが決まると、それに合わせておおまかに決定されることが多い。
他方、産業用ロボットには、ワークの移動経路を教示する必要があり、搬送経路の設定、変更には手間のかかる処理が必要となる。そこで、従来から、特開2001−71287号公報に提案されているような、搬送経路の設定処理を簡略に行なえる産業用ロボットがある。この従来技術では、ワークの搬送経路に応じてエンドエフェクタを移動または停止させ、その位置をティーチングボックスから入力するだけで、最短の移移動経での設定をすることができるようになっている。
特開2001−71287号公報
スタート地点と目標地点の2点間の距離が同じであっても、ロボットによる搬送では、スタート地点と目標地点の位置が異なると、搬送を行うロボットの動作時間に差があり、搬送時間が違ってくることがある。このため、搬送距離そのものは同じでも、スタート地点と目標地点の位置の選び方次第で、搬送効率が良くもなったりも悪くなったりもする。
従来の産業用ロボットによるワーク搬送経路の設定では、スタート地点と目標地点をどのようにして決めるかよりも、移動経路をどう設定するかの点に技術的な関心が集まっていた。このため、スタート地点と目標地点については、搬送効率を上げる観点から適正な位置を判定する手法等は、技術的なアプローチがなされていない。
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、搬送効率の見地からスタート地点と目標地点を決定する上の判断材料となるように、スタート地点を決めると、との地点まで移動するのにどのくらい時間がかかるかを一目でわかるように画面上に表示できるようにした産業用ロボットの移動時間表示装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明は、ワークの搬送に用いられる産業用ロボットがワークを任意の移動開始地点から任意の目標地点に移動するのにかかる時間をコンピュータシステムにより表示する表示装置であって、前記産業用ロボットの配置位置と、前記産業用ロボットによりワークを移動可能な移動可能領域と、を表示画面上に表示する表示装置と、前記表示画面上の任意の位置に前記産業用ロボットの移動開始地点を指定するための位置指定手段と、前記移動開始点から任意の目標地点への移動に要する移動所要時間を表す時間区間として、一定の時間間隔で所要時間を段階的に設定した複数の所要時間区間ごとに、その所要時間内で前記移動開始地点から前記ワークを移動可能な範囲を表すものとして表示画面上で表示する移動可能領域の範囲を演算する演算手段と、前記それぞれの移動可能領域相互を識別し得る視覚的彩色パターン表現をもって前記移動可能領域を表示画面上に描画する表示手段と、を具備することを特徴とするものである。
また、本発明は、ワークの搬送に用いられる産業用ロボットをコンピュータシステムにより制御する産業用ロボットの制御システムにおいて、前記産業用ロボットの動作を制御するロボット制御装置と、前記産業用ロボットの配置位置と、前記産業用ロボットによりワークを搬送可能な領域と、を表示画面上に表示する表示装置と、前記表示画面上の任意の位置に前記産業用ロボットの移動開始地点を指定するための位置指定手段と、前記移動開始点から任意の目標地点への移動に要する移動所要時間を表す時間区間として、一定の時間間隔で所要時間を段階的に設定した複数の所要時間区間ごとに、その所要時間内で前記移動開始地点から前記ワークを移動可能な範囲を表すものとして表示画面上で表示する移動可能領域の範囲を演算する演算手段と、前記それぞれの移動可能領域相互を区別し得る視覚的彩色パターン表現をもって各移動可能領域を表示画面上に描画する表示手段と、前記ロボット制御装置と前記演算手段との間で必要なデータを送受信する通信手段と、を具備することを特徴とする。
さらに、本発明は、ワークの搬送に用いられる産業用ロボットがワークを任意の移動開始地点から任意の目標地点に移動するのにかかる時間をコンピュータシステムにより表示するプログラムを記録した記録媒体であって、前記産業用ロボットによりワークを搬送可能な領域を表示装置の表示画面上に表示し、前記表示画面上の任意の位置に前記産業用ロボットの移動開始地点が指定されると、前記移動開始点から任意の目標地点への移動に要する移動所要時間を表す時間区間として、一定の時間間隔で所要時間を段階的に設定した複数の所要時間区間ごとに、その所要時間内で前記移動開始地点から前記ワークを移動可能な範囲を表すものとして表示画面上で表示する移動可能領域の範囲を演算し、前記それぞれの移動可能領域相互を区別し得る視覚的彩色パターン表現をもって各移動可能領域を表示画面上に描画する、産業用ロボットの移動時間表示プログラムを記録した記録媒体であることを特徴としている。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、移動開始地点Sを基準にして、どの地点までどのくらい移動に時間がかかるかが一目瞭然に画面に表示されるので、産業用ロボットによるワークの搬送計画を立てるにあたり、搬送効率の観点から、移動開始地点と目標地点をきめる際に大いに役立つ参考となるシミュレーション機能を提供できる。
以下、本発明による産業用ロボットの移動時間表示装置の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
第1実施形態
図1は、本発明が適用される産業用ロボットの側面図で、図2は図1の産業用ロボットの平面図である。図1、図2において、参照番号10は、産業用ロボットの全体を示している。この産業用ロボットのロボットアームは、第1旋回アーム11、第2旋回アーム12から構成され、第2旋回アーム12にはワークを把持するためのエンドエフェクタ13が取り付けられている。この産業用ロボット10は、第1旋回アーム11、第2旋回アーム12をそれぞれ水平面上で旋回させる第1軸、第2軸と、エンドエフェクタ13を鉛直方向に移動させる第3軸を備えたロボットである。図2において、第2旋回アーム12が旋回する範囲が曲線15で囲まれた範囲で、全体の移動範囲は、第1旋回アーム11と第2旋回アームの移動範囲とから曲線16で囲まれた範囲になっている。
図3は、本実施形態の移動時間表示装置を適用した図1の産業用ロボットの制御システムのブロック構成図である。
図3において、参照番号20は産業用ロボットの制御装置であるロボットコントローラの全体を示し、参照番号22は、移動時間表示装置を示している。ロボットコントローラ20は、中央処理装置23と、ロボット制御用のプログラムが格納されているROM24と、一時的にデータを記憶するRAM25と、モータ駆動制御部26と、各種スイッチ類が接続されるデジタル入出力部28とを備えている。モータ駆動制御部26は、第1軸を駆動するサーボモータ27a、第2軸を駆動するサーボモータ27b、第3軸を駆動するサーボモータ27c、エンドエフェクタ駆動用のサーボモータ27dを中央処理装置23からの指令に基づいて制御する。
次に、移動時間表示装置22は、この実施形態では、ロボットコントローラ20にRC232Cのようなシリアルデータ転送手段からなる通信手段29a、29bにより接続したパソコンを使用し、ロボットコントローラ20の間で必要なデータを送受信するシステム構成としている。移動時間表示装置22の基本的な構成要素としては、中央処理装置30と、移動時間表示のための各種プログラムが格納されているROM31と、制御や表示演算で変化するデータや制御のためのフラグ類のために一時的にデータを記憶するRAM32と、LCDモニタからなる表示装置33と、デジタル入出力部34とを有している。デジタル入出力部34には、表示装置33の画面上でカーソルの移動をして位置を指定するための矢印キー35、マウス36、移動開始位置の設定に使用する押しボタンスイッチ37が接続されている。ROM31に書き込まれているプログラムには、移動時間表示のための距離、移動領域の演算を行うプログラムや、領域を彩色パターンで描画するためのプログラム、通信制御用のプログラムなどがある。
次に、図4を参照しながら、本実施形態による移動時間表示の基本的な考え方について説明する。
図4において、産業用ロボットの動作領域について、X軸、Y軸をとって座標系を設定する。位置Oは座標原点を示す。座標原点Oを中心とする円形の領域Rは、産業用ロボットの設置領域で、産業ロボットの作動中心は座標原点Oと一致させてある。産業用ロボットの背後の死角にあたるのが死角領域Kである。そして、産業用ロボットの動作領域Mは、座標原点Oを中心として最大アーム半径で囲まれた範囲から設置領域Rと死角領域Kを除いた範囲である。
産業用ロボットの動作領域Mを碁盤目状に分割するために、Y軸に平行な縦のグリッド線xiとX軸に平行な横のグリッド線yjを引いて、動作領域Mを多数の矩形単位領域Cijに分割する。
次に、産業用ロボットの移動開始点Sを設定する。この移動開始地点Sは、動作領域M内であれば、任意の位置でよい。そこで、移動開始地点Sを図4の位置に設定したものとして、この移動開始地点Sから任意の目標地点の移動時間の計算にあたっては、次の条件を一例として設定する。
ワークの移動条件
(1)エンドエフェクタは、移動開始地点Sと目標地点の間の直線を移動する。
(2)エンドエフェクタの移動速度は一定とする。
そこで、図4において、移動開始地点Sから0.1秒以内で移動する領域を赤で塗りつぶし、0.1秒から0.2秒以内で移動する領域を赤とは異なる色調の、たとえば黄色で塗りつぶし、0.2秒から0.3秒以内は別の色というように、異なる彩色を施して視覚的に区別する表示をすれば、移動開始地点Sから任意の位置の目標地点までの移動に要する時間が一目でわかるようになる。
そこで、図5に示す移動時間表示用プログラムのフローチャートの一例を参照しながら、本実施形態の移動時間表示装置を適用した図3の産業用ロボットの制御システムロボットの作用について説明する。
まず、矢印キー35やマウス36を操作して表示装置33の画面上でカーソルを移動して、移動開始地点Sとすべき画面上の任意の位置にカーソルをおいてから、押しボタンスイッチ37を押すと、このカーソルの位置が移動開始地点Sの座標として中央処理装置30に読み込まれる(ステップS10)。
次に、中央処理装置30では、すべての矩形単位領域Cijについて、移動開始地点Sからの移動距離と移動時間の演算が行われる(ステップS11)。
図6において、移動開始地点Sから任意の矩形単位領域Cijの中心点Pijまでの最短距離を距離Lijとする。
エンドエフェクタ13の移動速度をv(一定速度)とすれば、移動開始地点Sから各矩形単位領域Cijまでエンドエフェクタが移動するのに要する移動所要時間をTijとすれば、
Tij=Lij/v
である。したがって、すべての矩形単位領域Cijについて、移動開始点地Sからの移動時間Tijは簡単に計算することができる。
続くステップS12では、移動開始地点Sからの移動所要時間Tijについて、各矩形単位領域Cijの移動所要時間Tijがどの移動所要時間の区間に属するのかを判別する。たとえば、0.1秒間隔で移動開始点からの移動所要時間を区間1(0〜0.1秒)、区間2(0.1〜0.2秒)、区間3(0.2〜0.3秒)、区間4(0.3〜0.4秒)、…、というように分けた場合、すべて矩形単位領域Cijについて、移動開始地点Sからの移動所要時間Tijがどの区間に入るかを判別する。
続くステップS13では、たとえば、区間1に属する矩形単位領域は同一の移動可能領域として特定するため赤で表示し、区間2に属する矩形単位領域は黄土色、区間3に属する矩形単位領域は黄緑、区間4は緑、区間5は水色、というように、同一の区間に属する矩形単位領域は指定された彩色をもって表示装置30の画面上で表示にされる。
こうして画面上に表示された表示例を図7に示す。この表示例では、色彩の変化が表現されていないけれど、表示装置33の実際の画面では、移動開始地点Sから0.1秒以内で移動できる領域は赤、0.1〜0.2秒以内で移動できる領域は黄土色、0.2〜0.3秒以内で移動できる領域は黄緑、0.3〜0.4秒以内で移動できる領域は緑、0.4〜0.5秒以内で移動できる領域は水色、というように、移動開始地点Sから遠ざかるにつれて各移動可能領域の色調が虹のように赤色調から青色調に次第に変化する彩色パターンで表示されるようになっている。
このような彩色パターンで表された表示をみれば、移動開始地点Sを基準にして、どの地点までどのくらい移動に時間がかかるかが一目瞭然になるので、搬送の開始地点と目標地点をきめる際に大いに役立つ参考となるシミュレーション機能をソフトウェア的に実現することができる。
本実施形態では、移動可能な領域を碁盤目のように矩形単位領域に分割しており、分割の程度によって彩色パターンの粗密が変化するが、表示演算処理にロボットコントローラのCPUとは別の専用のCPUを用いているので、搬送効率の判断材料を得る上では必要十分な表示分解能を得ることができる。
また、本実施形態では、ステップS11の移動時間の演算において、移動速度を一定として計算している。これとは別に、図8に示すように、加速度α、加速時間ta、定速区間tb、減速時間taなどの速度変化のパターンがあらかじめ設定されている場合には、その設定された加速度を考慮して移動時間を演算するようにしてもよい。
さらに、図5のフローチャートのステップS10について、上述の説明では押しボタンスイッチ37を押すことで、このカーソルの位置を移動開始地点Aの座標として取得してから、演算を開始するとしたが、カーソルの現位置の座標を逐次取得すると、直ちにステップS11の表示演算処理を実行し、カーソルの移動に追従して画面の表示が動的に変化するようにしてもよい。この演算処理を行うには、高速のCPUを用いる必要があるが、カーソルの移動に彩色パターンの描画処理を追従させられるので、移動開始地点の設定がいちいち不要となり、実用性が高い。
第2実施形態
この第2実施形態は、図1の多関節型の産業用ロボットの各軸の動作に即して、各軸の移動量から移動可能領域を求めるようにした実施形態である。
図9は、図1に示した産業用ロボットのロボットアームを模式的に示した図であり、まず、図9を参照して、第2実施形態による移動時間表示方法の基本的な考え方について説明する。
ワークの移動条件
(1)エンドエフェクタは、移動開始地点から目標点までを第1軸と第2軸の旋回運動で移動し、移動開始地点と目標点との間の最短距離をかならずしも移動しない。
(2)第1軸と第2軸の旋回速度はそれぞれ一定とする。
まず、この第2実施形態では、産業用ロボットの動作領域上の位置は、極座標で表される。位置Oは座標原点を示す。ロボットアームは第1旋回アーム11と第2旋回アーム12とからなり、第1旋回アームを旋回させる第1軸の旋回中心は座標原点O上にある。A点を移動開始地点として、B点を目標地点とする。エンドエフェクタをA点からB点まで移動させるには、第1軸の旋回角度をθ1、第2軸の旋回角度をθ2とすればよいから、旋回角度θ1、θ2の動作に必要な時間を求めれば、そのうち長い方の時間がA点からB点までの移動時間である。
このように移動開始地点と目標地点が決まると移動時間が求められるのと同じようにして、ある時間、たとえば1秒間と移動時間が決まると、第1軸の旋回角度と第2軸の旋回角度がそれぞれ決まるので、エンドエフェクタの位置も計算で求めることができる。
そこで、図10において、ある単位時間tで動作できる第1軸の旋回角度をθ1、第2軸の旋回角度をθ2とし、移動開始地点をS点として、エンドエフェクタの移動可能な領域を考える。
まず、図10(a)に示すように、第2軸だけが単独で動作して、左右両側にθ2だけ旋回した場合のエンドエフェクタの位置をA1、A2とする。この場合は、単位時間tでエンドエフェクタは、円弧A1A2上を移動する。
次に、図10(b)において、第1軸が左右両側にθ1だけ旋回する場合を考える。仮にエンドエフェクタがA1に位置しているとすれば、第1軸が時計回りにθ1旋回することで、エンドエフェクタの位置はB1になる。エンドエフェクタがA2に位置していれば、エンドエフェクタはB2まで移動する。また円弧A1A2上に位置していれば、円弧B1B2上にある。
第1軸と第2軸は同時に作動するから、0〜t秒の間では、結局エンドエフェクタはA1、A2、B1、B2で囲まれた範囲内に位置していることがわかる。同じように、第1軸が反時計回りにθ1だけ旋回すれば、0〜t秒の間では、エンドエフェクタはA1、A2、C1、C2で囲まれた範囲内に位置していることがわかる。次の単位時間tが経過するまでのt〜2tまでのエンドエフェクタの位置についてもは、同じように考えて求めることができる。
したがって、0.1秒以内で移動する領域、0.1秒から0.2秒以内で移動する領域というように、それぞれの領域を、異なる彩色を施して視覚的に区別する表示をすれば、移動開始地点Sから任意の位置の目標地点までの移動に要する時間が一目でわかるようになる。
そこで、図11に示すフローチャートの一例を参照しながら、本実施形態の移動時間表示装置を適用した図3の産業用ロボットの制御システムの作用について説明する。
まず、矢印キー35やマウス36を操作して、表示装置33の画面上でカーソルを移動して、移動開始地点Sとすべき画面上の任意の位置にカーソルをおいてから、押しボタンスイッチ37を押すと、このカーソルの位置が移動開始地点Sの座標として中央処理装置30に読み込まれる(ステップS20)。
移動開始地点Sを指定したことにより、その位置データは、通信手段29a、29bであるRS232Cを介してロボットコントローラ20に転送される(ステップS21)。指定された移動開始地点Aにエンドエフェクタ13を移動させるため、中央処理装置23はモータ駆動制御部26に指令を送信し(ステップS21)、指定された実際の移動開始点Sにエンドエフェクタが移動する。
次いで、移動開始地点Sからの移動所要時間について、たとえば区間1(0〜0.1秒)、区間2(0.1〜0.2秒)、区間3(0.2〜0.3秒)、区間4(0.3〜0.4秒)、…、というように、0.1秒間隔で区間が設定されているとすると、まず、各区間について、移動可能な領域を図10で説明したように演算する(ステップS23)。続くステップS24では、演算して求めた各移動領域をたとえば図12に示すように表示装置33の画面上に表示する。実際の表示装置33の画面には、移動開始地点Aから0.1秒以内で移動できる領域は赤、0.1〜0.2秒以内で移動できる領域は黄土色、0.2〜0.3秒以内で移動できる領域は山吹色、0.3〜0.4秒以内で移動できる領域はレモンイエロー、0.4〜0.5秒以内で移動できる領域は黄緑色、0.5〜0.6秒以内で移動できる領域は緑、0.6〜0.7秒以内で移動できる領域は青緑、0.7〜0.8秒以内で移動できる領域は水色、0.8〜0.9秒以内で移動できる領域は青というように、移動開始地点Sから遠ざかるにつれて各移動領域の色調が虹のように赤色調から青色調に次第に変化するようになっている。
次に、各移動領域がグラフィック表示された画面上で目標地点を指定するため、カーソルを動かして任意の位置、図12ではたとえばA点にまで移動する。そして、押しボタンスイッチ37を押すと、この目標地点としてA点の座標が読み込まれ(ステップS25のyes)、この目標地点A点の設定により、画面上の表示は固定される(ステップS26)。
さらに、目標地点Aを指定したことにより、その目標位置データは、ロボットコントローラ20に転送される(ステップS27)。ロボットコントローラ20の中央処理装置23は、指定された目標位置Bにエンドエフェクタを移動させるため、モータ駆動制御部26に指令をする(ステップS28)。したがって、ロボットは指令された目標位置Aにエンドエフェクタを移動させる。
一方、ステップS25で、目標地点を設定しない場合は、ステップS20の移動開始地点Sを指定する処理に戻ると、以下、ステップS20〜S26の処理を経て別の地点を移動開始点とする色別の領域が画面上に表示される。
なお、本実施形態においても、カーソルの現位置の座標を逐次取得すると、直ちに表示演算処理を実行し、カーソルの移動に追従して画面の表示が動的に変化するようにしてもよい。
本実施形態によれば、ロボットアームの第1軸、第2軸の実際の動作に着目して、移動領域を演算しているので、第1実施形態とは異なる次のような利点がある。図12に示すように、たとえば、目標地点として、移動開始地点Sからほぼ等距離にあるA点とB点とを比べると、本実施形態のような彩色パターンの表示がなければ、どちらの方の移動時間が短いかは判断が容易につかない。しかし、本実施形態のような彩色パターンによる表示があることにより、移動開始点Sから距離は同じであってもあっても、A点よりもB点に移動する方が移動時間が短いことを一目で直感的にみてとれる。
以上、所定の時間間隔刻みで移動可能領域を色相、色調の違いで視覚的に区別する表示例について、実施形態をあげて説明したが、表示の仕方としては、視覚的に各移動可能領域が区別できる範囲で、様々な表示の仕方が考えられる。たとえば、色の明暗で各移動可能領域を区別したり、彩度をもった彩色パターンで区別せずに、白黒の濃淡、模様で区別するようにしてもよい。さらには、色調、濃淡、模様等のいずれかを任意に組み合わせて、各移動可能領域を視覚的に区別するようにするなど、さまざまな表示方法が可能である。
また、実施形態としては、表示演算制御用に専用のCPUを用いた例を挙げて説明したが、多少の表示速度の低下は許容されるのであれば、ロボットコントローラのCPUを共用する構成としてもよい。
さらに、第2実施形態としては、ロボットコントローラにデータ転送して、移動開始地点と目標地点にロボットの移動を試行できる構成としたが、表示装置を単独でパソコンにより構成するようにしてもよい。また、その場合、マウスや矢印キーによるカーソル位置指定の代わりに、フラットタッチパネル式のカーソル指定装置を使用することもできる。
本発明が適用される産業用ロボットを示す側面図。 同産業用ロボットの平面図。 本発明による移動時間表示装置が組み込まれた産業用ロボットの制御システムのブロック構成図。 本発明の第1の実施形態による移動時間表示の基本的な考え方の説明図。 第1実施形態による移動時間表示プログラムのフローチャート。 移動開始地点からの各矩形単位領域までの距離を示す説明図。 第1実施形態による移動時間表示の表示例を示す図。 移動時間の計算に際しての速度設定パターンの例を示す図。 本発明の第2実施形態による移動時間表示の前提となるロボットアームの移動条件の説明図。 移動可能領域の演算方法の説明図。 第2実施形態による移動時間表示プログラムのフローチャート。 第2実施形態による移動時間表示の表示例を示す図。
符号の説明
10 産業用ロボット
11 第1旋回アーム
12 第2旋回アーム
20 ロボットコントローラ
22 移動時間表示装置
S 移動開始地点
M 移動領域
xi 横グリッド線
yi 縦グリッド線

Claims (7)

  1. ワークの搬送に用いられる産業用ロボットがワークを任意の移動開始地点から任意の目標地点に移動するのにかかる時間をコンピュータシステムにより表示する表示装置であって、
    前記産業用ロボットの配置位置と、前記産業用ロボットによりワークを移動可能な移動可能領域と、を表示画面上に表示する表示装置と、
    前記表示画面上の任意の位置に前記産業用ロボットの移動開始地点を指定するための位置指定手段と、
    前記移動開始点から任意の目標地点への移動に要する移動所要時間を表す時間区間として、一定の時間間隔で所要時間を段階的に設定した複数の所要時間区間ごとに、その所要時間内で前記移動開始地点から前記ワークを移動可能な範囲を表すものとして表示画面上で表示する移動可能領域の範囲を演算する演算手段と、
    前記それぞれの移動可能領域相互を識別し得る視覚的彩色パターン表現をもって前記移動可能領域を表示画面上に描画する表示手段と、
    を具備することを特徴とする産業用ロボットの移動時間表示装置。
  2. 前記演算手段は、
    移動領域全体を碁盤目状に単位領域に分割し、前記移動開始地点から各単位領域までの最短距離での移動時間を全ての単位領域について計算し、すべての単位領域についていずれの所要時間区間に属するかを判別し、所要時間区間ごとに同一の所要区間に属する単位領域を同一視覚的彩色パターン表現の移動可能領域とすることを特徴とする請求項1に記載の産業用ロボットの移動時間表示装置。
  3. 前記演算手段は、
    ロボットアームを移動させる各軸ごとに、所要時間区間単位で旋回量を算出し、この旋回量に基づいてエンドエフェクタの移動可能な領域を特定することを特徴とする請求項1に記載の産業用ロボットの移動時間表示装置。
  4. 前記視覚的彩色パターン表現は、色相、色調、色の明暗、濃淡、模様のいずれかを単独で、あるいはこれらを任意に組み合わせて、各移動可能領域を視覚的に区別することを特徴とする請求項1に記載の産業用ロボットの移動時間表示装置。
  5. 前記演算手段は、前記移動開始地点の表示画面上での位置の移動に追随して、各移動可能領域を演算し、前記表示手段演算した各移動可能領域を動的かつリアルタイムで表示画面上に描画することを特徴とする請求項に記載の産業用ロボットの移動時間表示装置。
  6. ワークの搬送に用いられる産業用ロボットをコンピュータシステムにより制御する産業用ロボットの制御システムにおいて、
    前記産業用ロボットの動作を制御するロボット制御装置と、
    前記産業用ロボットの配置位置と、前記産業用ロボットによりワークを搬送可能な領域と、を表示画面上に表示する表示装置と、
    前記表示画面上の任意の位置に前記産業用ロボットの移動開始地点を指定するための位置指定手段と、
    前記移動開始点から任意の目標地点への移動に要する移動所要時間を表す時間区間として、一定の時間間隔で所要時間を段階的に設定した複数の所要時間区間ごとに、その所要時間内で前記移動開始地点から前記ワークを移動可能な範囲を表すものとして表示画面上で表示する移動可能領域の範囲を演算する演算手段と、
    前記それぞれの移動可能領域相互を区別し得る視覚的彩色パターン表現をもって各移動可能領域を表示画面上に描画する表示手段と、
    前記ロボット制御装置と前記演算手段との間で必要なデータを送受信する通信手段と、を具備することを特徴とする移動時間表示機能を有する産業用ロボットの制御システム。
  7. ワークの搬送に用いられる産業用ロボットがワークを任意の移動開始地点から任意の目標地点に移動するのにかかる時間をコンピュータシステムにより表示するプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記産業用ロボットによりワークを搬送可能な領域を表示装置の表示画面上に表示し、前記表示画面上の任意の位置に前記産業用ロボットの移動開始地点が指定されると、前記移動開始点から任意の目標地点への移動に要する移動所要時間を表す時間区間として、一定の時間間隔で所要時間を段階的に設定した複数の所要時間区間ごとに、その所要時間内で前記移動開始地点から前記ワークを移動可能な範囲を表すものとして表示画面上で表示する移動可能領域の範囲を演算し、前記それぞれの移動可能領域相互を区別し得る視覚的彩色パターン表現をもって各移動可能領域を表示画面上に描画する、産業用ロボットの移動時間表示プログラムを記録した記録媒体。
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