JPH0584630A - 磁気チヤツクの取付装置 - Google Patents

磁気チヤツクの取付装置

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JPH0584630A
JPH0584630A JP27193391A JP27193391A JPH0584630A JP H0584630 A JPH0584630 A JP H0584630A JP 27193391 A JP27193391 A JP 27193391A JP 27193391 A JP27193391 A JP 27193391A JP H0584630 A JPH0584630 A JP H0584630A
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健 井出
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隆人 中島
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KANETSU KOGYO
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KANETETSUKU KK
KANETSU KOGYO
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブルへの磁気チャックの取付力を小さく
することなく、熱膨張による磁気チャックの伸びを阻止
しないようにすることにある。 【構成】 磁気チャックの取付部をテーブルに押圧する
ための押えと、テーブルに係合されるボルトと、該ボル
トに螺合されるナットと、押えとナットとの間に配置さ
れる弾性体とを含み、熱膨張による磁気チャックの伸び
を吸収する構造としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気チャックをチャッ
ク本体の取付部において工作機械のテーブルに取り付け
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の取付装置は、一般に、工作機械
のテーブルに当接される支え部およびチャック本体の取
付部に当接される押え部を有するほぼ逆L字状の押え
と、テーブルに係合されるボルトと、該ボルトに螺合さ
れるナットとを含む。磁気チャックは、押えの支え部を
テーブルの上面にまた押え部をチャック本体の取付部の
上面にそれぞれ当接させ、ボルトをテーブルに係合さ
せ、ナットをボルトに螺合させて支え部をテーブルの上
面に押え部を取付部の上面にそれぞれ押圧することによ
り、工作機械のテーブルに移動不能に取り付けられる。
【0003】しかし、磁気チャックにおいては、これに
吸着された被加工物の加工時に生じる発熱等により温度
が上昇し、熱膨張が生じる。このとき、磁気チャックは
その両取付部の間隔を広げる方向へ伸びようとするが、
従来の取付装置では、磁気チャックの両端の取付部をテ
ーブルに変位不能に取り付けるため、熱膨張による磁気
チャックの伸びを阻止してしまい、その結果チャックの
中央部が上方へ撓み、磁気チャックの吸着面すなわち作
業面の精度が低下してしまう。特に電磁チャックにおい
ては、内部の励磁コイルへの通電により多量の熱が発生
されるから、それにより熱膨張自体も大きく、したがっ
て上記のような作業面の精度の低下はさらに大きくな
る。
【0004】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、テーブルへ
の磁気チャックの取付力を小さくすることなく、熱膨張
による磁気チャックの伸びを阻止しないようにすること
にある。
【0005】
【解決手段、作用、効果】本発明の取付装置は、チャッ
ク本体の取付部の上面に形成された第1の当接部に当接
される第2の当接部を有する押えと、工作機械のテーブ
ルに係合されるボルトと、該ボルトに螺合されかつ磁気
チャックを前記押えおよび前記ボルトと共同して前記テ
ーブルに取り付けるナットと、前記押えと前記ナットと
の間に配置され、前記ボルトおよび前記ナットと共同し
て前記第2の当接部を前記第1の当接部に押圧する弾性
体とを含み、前記第1および第2の当接部の少なくとも
一方は、熱膨伸縮による前記第1の当接部の変位方向に
おける前記チャック本体の側の部位がこれと反対の側の
部位より下方となる傾斜面を有しており、前記第1およ
び第2の当接部は前記傾斜面において当接されることを
特徴とする。
【0006】第1および第2の当接部は、傾斜面におけ
る摩擦係合により相対的な変位を阻止される。しかし、
前記変位方向におけるチャック本体の側の部位がこれと
反対の側の部位より下方となる傾斜面において第1およ
び第2の当接部が当接されるから、熱膨張による磁気チ
ャックの伸びの方向は磁気チャックの両取付部間の距離
を大きくする方向、すなわち第1の当接部を第2の当接
部から離す方向となり、その結果熱膨張による磁気チャ
ックの伸びは第1の当接部が第2の当接部から離れる方
向へ変位することにより吸収される。第1の当接部が第
2の当接部から離れようとすると、第2の当接部が弾性
体の力により第1の当接部に押し付けられるから、第1
および第2の当接部が離れることはない。このため、本
発明によれば、熱膨張による磁気チャックの伸びを阻止
しないし、テーブルへの磁気チャックの取付力が小さく
なるおそれがない。
【0007】前記第2の当接部を前記押えの一縁部に形
成し、また前記テーブルに向けて突出しかつ前記テーブ
ルに押圧される突出部を前記押えの他縁部に形成し、前
記ボルトを前記押えの前記両縁部の間の部位を貫通させ
てもよい。前記第1および第2の当接部のそれぞれに前
記傾斜面を形成し、前記第1の当接部の前記傾斜面を斜
め上向きの面とし、前記第2の当接部の前記傾斜面を斜
め下向きの面とし、前記第1および第2の当接部を前記
両傾斜面において当接させてもよい。前記第1および第
2の当接部の一方に前記傾斜面を形成し、前記第1およ
び第2の当接部の他方に前記傾斜面に当接される突部を
形成してもよい。
【0008】本発明の取付装置は、また、チャック本体
の取付部の上面に形成された第1の係合部に係合される
第2の係合部を熱膨伸縮による前記第1の係合部の変位
方向における一縁部に有する押えと、該押えを工作機械
のテーブルとほぼ平行に維持すべく下縁部において前記
テーブルに当接される支えと、前記テーブルに係合され
るボルトと、該ボルトに螺合されかつ磁気チャックを前
記押えおよび前記ボルトと共同して前記テーブルに取り
付けるナットと、前記押えと前記ナットとの間に配置さ
れ、前記ボルトおよび前記ナットと共同して、前記第2
の係合部を前記第1の係合部に、前記押えを前記支えに
および前記支えを前記テーブルにそれぞれ押圧する弾性
体とを含み、前記支えは、これの下縁部が上縁部より前
記変位方向における前記第2の係合部の側となるように
変位可能に、該支えの上縁部において前記変位方向にお
ける前記押えの他縁部に組み合わされることを特徴とす
る。
【0009】押えは、その第2の係合部においてチャッ
ク本体の第1の係合部に係合されることにより相対的な
変位を阻止される。しかし、支えの下縁部が上縁部より
前記変位方向における第2の係合部の側となるように変
位可能に、該支えの上縁部が前記変位方向における前記
押えの他縁部に組み合わされているから、熱膨張による
磁気チャックの伸びは押えと支えとの角度を小さくする
ように押えを変位させ、その結果熱膨張による磁気チャ
ックの伸びは押えの前記変位により吸収される。押えと
支えとの角度が小さくなると、押えが弾性体の力により
支えに押し付けられるから、押えと支えとが離れること
はない。このため、熱膨張による磁気チャックの伸びを
阻止しないし、テーブルへの磁気チャックの取付力が小
さくなるおそれがない。
【0010】前記支えを、該支えと前記押えとの間の角
度が90度以下となる範囲内で変位可能とすることがで
きる。前記第1および第2の係合部の一方を凹部とし、
他方を該凹部に嵌合される凸部とすることができる。
【0011】
【実施例】図1を参照するに、磁気チャック10は、磁
石を収納しているチャック本体12と、チャック本体1
2の上に取り付けられた面板14と、チャック本体12
の相対向する縁部にチャック本体12から互いに反対の
方向へ伸びるように形成された取付部16とを備える。
取付部16の上面には、磁気チャック10の幅方向へ伸
びる当接部18が形成されている。当接部18は、図示
の例ではほぼV字状の溝からなる。
【0012】図2および図3を参照するに、磁気チャッ
ク10を取り付ける工作機械のテーブル20には、逆T
字状の断面形状を有する溝22が形成されている。溝2
2は、テーブル20の側面および上面に開口する。磁気
チャック10は、両取付部16を結ぶ方向が溝22と平
行になるように、テーブル20の上に載置される。
【0013】図2および図3に示すように、取付装置2
4は、磁気チャック10の取付部16をテーブル20に
押圧するための押え26と、テーブル20に係合される
ボルト28と、該ボルトに螺合されるナット30と、押
え26とナット30との間に配置される弾性体32とを
含む。
【0014】押え26は、磁気チャック10の当接部1
8に当接される当接部34を一縁部にまたテーブル20
に向けて突出する突出部36を他縁部にそれぞれ有し、
ほぼ7字状の断面形状をしている。当接部34の端面
は、当接部18の1つの傾斜面18aと同様に、チャッ
ク本体12の側の部位がこれと反対の側の部位より下方
となる傾斜面34aとされている。
【0015】磁気チャック10を取付装置24によりテ
ーブル20に取り付けるとき、ボルト28は、その頭部
28aがテーブル20の溝22内に回転不能に受け入れ
られ、ねじ部28bが溝22からテーブル20の上方へ
伸びるように、固定用のプレート38およびナット40
によりテーブル20に取り付けられる。
【0016】この状態で、押え26が、これの傾斜面3
4aが当接部18の傾斜面18aに当接しかつ突出部3
6がテーブル20の上面に当接するようにテーブル20
および取付部16に配置される。次いで、弾性体32が
ボルト28の先端部の側から押え26の上側に配置さ
れ、ナット30がボルト28に螺合される。これによ
り、図2に示すように、押え26の当接部34は取付部
16の傾斜面18aに押圧され、突出部36はテーブル
20の上面に押圧され、磁気チャック10はテーブル2
0に取り付けられる。
【0017】図2に示す状態において、矢印42で示す
方向への熱膨張が磁気チャック10に生じると、取付部
16が同方向へ変位される。このときの熱膨張は、その
方向が当接部18の傾斜面18aを当接部34の傾斜面
34aから離す方向であるから、取付装置24により阻
止されず、したがって磁気チャック10の中央部が上方
へ撓むおそれはない。また、傾斜面18aが傾斜面34
aから離れようとすると、押え26の傾斜綿34aが弾
性体32の力により取付部16の傾斜面18aに押し付
けられるから、両傾斜面18a,34aが離れることは
なく、したがってテーブル20への磁気チャック10の
取付力が小さくなるおそれがない。
【0018】磁気チャック10の傾斜面18aをほぼV
字状の溝により規定する1つの面とする代りに、図4
(A)に示すように、ほぼ三角形の断面形状を有する突
出部を磁気チャック10の当接部44とし、これの1つ
の面を磁気チャック10の傾斜面44aとしてもよい。
また、図4(B),(C)および(D)に示すように、
当接部18および34の両者に傾斜面を形成する代り
に、当接部18および34の一方に傾斜面18a,34
aまたは44aを形成し、当接部18および34の他方
に傾斜面18a,34aまたは44aに当接する突部4
6を形成してもよい。
【0019】図5に示す磁気チャック50は、図1に示
す磁気チャック10における当接部18の代りに係合部
52を取付部16に有する。係合部52は、図示の例で
は、取付部16を上下方向へ貫通する穴からなる凹部で
あるが、取付部の上面に開口する溝、凹み等の他の凹部
であってもよい。
【0020】図6および図7に示すように、磁気チャッ
ク50をテーブル20に取り付ける取付装置54は、磁
気チャック50の取付部16をテーブル20に押圧する
押え56と、テーブル20に係合されるボルト58と、
該ボルトに螺合されるナット60と、押え56とナット
60との間に配置される弾性体62と、押え56をテー
ブル20とほぼ平行に維持すべく下縁部においてテーブ
ル20に当接される支え64とを含む。
【0021】押え56は、磁気チャック50の係合部5
2に係合される係合部66を一縁部に、また支え64を
受け入れる凹所68を他端部の下面にそれぞれ有する。
支え64の上下の端面は、弧面とされている。支え64
を蝶番等により押え56に枢軸運動可能に連結してもよ
い。
【0022】係合部66は、図示の例では、押え56の
一縁部から下方へ突出しかつ磁気チャック50の係合部
52すなわち凹部に嵌合される凸部である。なお、磁気
チャック50に凹部を形成し、取付装置54に凸部を形
成する代りに、磁気チャック50に凸部を形成し、取付
装置54に凹部を形成してもよい。
【0023】磁気チャック50を取付装置54によりテ
ーブル20に取り付けるとき、ボルト58は、その頭部
58aがテーブル20の溝22内に回転不能に受け入れ
られ、ねじ部58bが溝22からテーブル20の上方へ
伸びるように、固定用のプレート38およびナット40
によりテーブル20に取り付けられる。
【0024】この状態で、押え56の係合部66が取付
部16の係合部52に係合され、支え64がテーブル2
0と押え56との間に配置される。支え64の下端部が
テーブル20とプレート38とに当接され、また上端部
は押え56の凹所68に受け入れられる。
【0025】次いで、弾性体62がボルト58の先端部
の側から押え56の上側に配置され、ナット60がボル
ト58に螺合される。これにより、図6に示すように、
押え56は取付部16と支え64とに押圧され、支え6
4はテーブル20とプレート38とに押圧され、磁気チ
ャック10はテーブル20に取り付けられる。支え64
は、押え56と支え64とによりなす角θが90度以内
となるように維持される。
【0026】図6に示す状態において、矢印42で示す
方向への熱膨張が磁気チャック50に生じると、取付部
16が同方向へ変位される。このときの熱膨張は、その
方向が押え56と支え64との角度θを小さくする方向
であるから、熱膨張による磁気チャック50の伸びは押
え56と支え64との角度θを小さく方向へ押え56が
変位されることにより吸収される。押え56と支え64
との角度θが小さくなると、押え56が弾性体62の力
により支え64に押し付けられるから、押え56と支え
64とが離れることはなく、したがってテーブル20へ
の磁気チャック50の取付力が小さくなるおそれがな
い。
【0027】図8に示す磁気チャック70は、図1に示
す磁気チャック10における当接部18より大きい断面
積の当接部72を取付部16に有する。当接部72は、
図示の例では、磁気チャック10の幅方向へ伸びるほぼ
V字状の溝からなる。磁気チャック70をテーブル20
に取り付ける取付装置74は、磁気チャック70の取付
部16をテーブル20に押圧する押え76と、テーブル
20に係合されるボルト78と、該ボルトに螺合される
ナット80と、押え76とナット80との間に配置され
る弾性体82とを含む。
【0028】押え76は、磁気チャック70の当接部7
2に当接される当接部84を下面に有し、またボルト7
8が上下方向に貫通する穴86を有する。磁気チャック
70の取付部16にも、ボルト78が上下方向に貫通す
る穴88を有する。当接部84の下面は、当接部72の
傾斜面72aに当接される傾斜面84aとされている。
【0029】磁気チャック70を取付装置74によりテ
ーブル20に取り付けるとき、ボルト78は、その頭部
78aがテーブル20の溝22内に回転不能に受け入れ
られ、ねじ部78bが溝22からテーブル20の上方へ
伸びて磁気チャック70の穴88を貫通するように、テ
ーブル20に配置される。
【0030】この状態で、押え76が、これの傾斜面8
4aが当接部72の傾斜面72aに当接するようにボル
ト78に配置され、弾性体82がボルト78の先端部の
側から押え76の上側に配置され、ナット80がボルト
78に螺合される。これにより、押え76の当接部84
は取付部16の傾斜面72aに押圧され、磁気チャック
70はテーブル20に取り付けられる。
【0031】図8に示す状態において、熱膨張が磁気チ
ャック70に生じたとき、取付装置74は、図2に示す
取付装置24と同様に作用する。
【0032】取付装置74を用いる場合も、ほぼ三角形
の断面形状を有する突出部を磁気チャック70の当接部
とし、これの1つの面を磁気チャック70の傾斜面44
aとしてもよい。また、当接部72および84の両者に
傾斜面を形成する代りに、当接部72および84の一方
に傾斜面を形成し、当接部72および84の他方に突部
を形成してもよい。
【0033】ボルト28,58,78の頭部28a,5
8a,78aとして、T字状の溝用のナットを用いても
よい。また、テーブル20にボルト28,58または7
8を螺合させるねじ穴が形成されている場合には、頭部
は不要である。固定用のプレート38およびナット40
を用いなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気チャックの一実施例を示す斜視図である
【図2】本発明の取付装置の一実施例を示す正面図であ
る。
【図3】図2における3−3線に沿って得た断面図であ
る。
【図4】当接部の他の実施例を示す図である。
【図5】磁気チャックの他の実施例を部分的に示す斜視
図である。
【図6】本発明の取付装置の他の実施例を示す正面図で
ある。
【図7】図6における7−7線に沿って得た断面図であ
る。
【図8】本発明の取付装置のさらに他の実施例を示す断
面図である。
【符号の説明】
10,50,70 磁気チャック 12 チャック本体 16 取付部 18,34,84 当接部 18a,34a,44a,84a 傾斜面 20 テーブル 24,54,74 取付装置 26,56,76 押え 28,58,78 ボルト 30,60,80 ナット 32,62,82 弾性体 36 突出部 46 突部 52,66 係合部 64 支え

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャック本体の相対する縁部に取付部を
    有する磁気チャックを工作機械のテーブルに取り付ける
    装置であって、 前記取付部の上面に形成された第1の当接部に当接され
    る第2の当接部を有する押えと、前記テーブルに係合さ
    れるボルトと、該ボルトに螺合されかつ磁気チャックを
    前記押えおよび前記ボルトと共同して前記テーブルに取
    り付けるナットと、前記押えと前記ナットとの間に配置
    され、前記ボルトおよび前記ナットと共同して前記第2
    の当接部を前記第1の当接部に押圧する弾性体とを含
    み、 前記第1および第2の当接部の少なくとも一方は、熱膨
    伸縮による前記第1の当接部の変位方向における前記チ
    ャック本体の側の部位がこれと反対の側の部位より下方
    となる傾斜面を有しており、前記第1および第2の当接
    部は前記傾斜面において当接される、磁気チャックの取
    付装置。
  2. 【請求項2】 前記押えは、前記第2の当接部を一縁部
    に有し、また前記テーブルに向けて突出しかつ前記テー
    ブルに押圧される突出部を他縁部に有し、前記ボルトは
    前記押えの前記両縁部の間の部位を貫通して伸びる、請
    求項1に記載の取付装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の当接部はそれぞれ
    前記傾斜面を有し、前記第1の当接部の前記傾斜面は斜
    め上向きの面であり、前記第2の当接部の前記傾斜面は
    斜め下向きの面であり、前記第1および第2の当接部は
    前記両傾斜面において当接される、請求項1または2に
    記載の取付装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の当接部の一方は前
    記傾斜面を有し、前記第1および第2の当接部の他方は
    前記傾斜面に当接される突部を有する、請求項1または
    2に記載の取付装置。
  5. 【請求項5】 チャック本体の相対する縁部に取付部を
    有する磁気チャックを工作機械のテーブルに取り付ける
    装置であって、 前記取付部の上面に形成された第1の係合部に係合され
    る第2の係合部を熱膨伸縮による前記第1の係合部の変
    位方向における一縁部に有する押えと、該押えを前記テ
    ーブルとほぼ平行に維持すべく下縁部において前記テー
    ブルに当接される支えと、前記テーブルに係合されるボ
    ルトと、該ボルトに螺合されかつ磁気チャックを前記押
    えおよび前記ボルトと共同して前記テーブルに取り付け
    るナットと、前記押えと前記ナットとの間に配置され、
    前記ボルトおよび前記ナットと共同して、前記第2の係
    合部を前記第1の係合部に、前記押えを前記支えにおよ
    び前記支えを前記テーブルにそれぞれ押圧する弾性体と
    を含み、 前記支えは、これの下縁部が上縁部より前記変位方向に
    おける前記第2の係合部の側となるように変位可能に、
    該支えの上縁部において前記変位方向における前記押え
    の他縁部に組み合わされる、磁気チャックの取付装置。
  6. 【請求項6】 前記支えは、該支えと前記押えとの間の
    角度が90度以下となる範囲内で変位可能である、請求
    項5に記載の取付装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の係合部の一方は凹
    部であり、他方は該凹部に嵌合される凸部である、請求
    項5または6に記載の取付装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019225957A1 (ko) * 2018-05-23 2019-11-28 (주)진영마그네틱리서치 마그네틱 척
KR102139089B1 (ko) * 2019-02-15 2020-07-29 주식회사 우성마그네트 진공공간에서 사용되는 영구전자척
CN112692388A (zh) * 2021-01-04 2021-04-23 张晓民 一种用于声发射传感器的电火花加工用夹具

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