JP2002263921A - 工具ホルダ - Google Patents

工具ホルダ

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JP2002263921A
JP2002263921A JP2002021368A JP2002021368A JP2002263921A JP 2002263921 A JP2002263921 A JP 2002263921A JP 2002021368 A JP2002021368 A JP 2002021368A JP 2002021368 A JP2002021368 A JP 2002021368A JP 2002263921 A JP2002263921 A JP 2002263921A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ除去機械加工の切削インサート用の工
具ホルダに関する。 【解決手段】 この工具ホルダはヘッド(2、2′)と
側面(11a、11b)とを含み、切削インサート(2
6)が工具ホルダ内に取り付けられる時に切削インサー
ト(26)の側縁がその側面(11a、11b)に突き
当たることが意図されており、その側面の1つ(11
a)は可撓性であり、工具ホルダは、切削インサート
(26)のための締付け部材(29)を受け入れるため
の部材(27、28)、または、切削インサートの締付
けのための部材を有する。本発明による工具ホルダの特
徴は、2つの側面(11a、11b)が、ヘッド(2、
2′)上に着脱自在に取り付けられているプレート形部
材(9)上に配置されているということである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ除去機械加
工用の切削インサートのための工具ホルダに関し、この
工具ホルダはヘッドと側面とを含み、切削インサートが
その工具ホルダ内に取り付けられる時に切削インサート
の側縁がその側面に突き当たるように意図されており、
その側面の1つは可撓性であり、工具ホルダは切削イン
サートのための締付け部材を受け入れるための部材、ま
たは、切削インサートの締付けのための部材を有する。
【0002】
【従来の技術】イスカル(Iscar)社からの印刷物であ
る「イスカル社の倣い工具の心締結装置」(Iscar’s N
ew Clamping System for Profiling Tools)には、この
明細書の図6と図7に示されている通常の従来技術と、
この明細書の図8に示されている従来技術からの改良型
とが示されている。
【0003】図6と図7から明らかなように、通常の従
来技術では、これは3点突合せの問題である。切削イン
サートSが右から作用する力Fc1を受ける場合には
(図6を参照されたい)、切削インサートSが、より堅
い側面に対して2箇所で突き当たり、かつ、より弾力的
な側面に対して1箇所で突き当たる。このことが、切削
インサートSとより弾力的な側面との間に形成される角
度δ1によって図6に示されている。切削インサートS
上に作用する力Fc2が左から来る場合には(図7を参
照されたい)、切削インサートSは、より堅い側面に対
して1箇所で突き当たり、かつ、より弾力的な側面に対
して2箇所で突き当たる。このことが、切削インサート
Sとより堅い側面との間に形成される角度δ2によって
図Bに示されている。通常は、切削インサートSの締付
けが、おそらくは上部クランプと組み合わされている、
いわゆる支点ピンによって生じさせられる。これが幾つ
かの用途においては不十分であることが判明しており、
すなわち、切削インサートの位置が十分に高い度合いの
精度で工具ホルダ内に固定されることがない。これは、
例えば倣い旋削中の場合のように切削インサートが変動
する方向からの変動する荷重を受ける際に切削インサー
トの大きな動きが生じる、この細長い切削インサートに
特に当てはまる。
【0004】図8に示す従来技術から分かるように、イ
ンサート座には、切削インサートの側面に突き当たる自
己調整くさびが備えられており、このくさびは移動可能
であり、4点突合せが得られるように切削インサートに
対してそのくさび自体を調整する。この自己調整くさび
が移動可能なので、この場合にも用途によってはインサ
ート座内での切削インサートの固定が不適切となるだろ
う。
【0005】交換可能な割出し可能インサートを有する
旋削工具がドイツ特許第3714055号から既に知ら
れている。ドイツ特許第3714055号による旋削工
具の実施形態では、割出し可能インサートに突き当たる
平くさびにスロットが備えられており、このスロット内
に締付けねじが取り付けられている。平くさびは2つの
接触点で割出し可能インサートに突き当たる。スロット
は、平くさびの自由な側面すなわち外向きの側面に面し
ている開放端部を有する。締付けねじを働かせることに
よってスロットが広げられることが可能であり、それに
よって割出し可能インサートに対する接触点の突合せが
調整されることが可能である。この公知の旋削工具の欠
点は、当該旋削工具と一体化されているインサート座の
側面が損傷を受けるか摩耗する場合に、旋削工具全体が
交換されなければならないということであり、このこと
はコストの観点から不利である。割出し可能インサート
から平くさびの2つの接触点に伝達される力に関して
は、この力は、割出し可能インサートの中央に最も近い
位置にある接触点上において最大である。この力は平く
さび内を伝播し、その次に、開放端部を含むスロットの
一部分に作用する。ねじがそのスロット内に取り付けら
れてはいるが、この構成は、そのスロットの側壁に対す
る直線接触だけによってねじが前記力を伝達するという
ことを必然的に伴う。スロットとねじの間の表面圧力が
極端に高くなる可能性があるので、ねじとの接触区域内
において平くさびに幾分かの変形が生じる明らかな危険
性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題、及び課題を解決するた
めの手段】本発明の第1の目的は、例えば、倣い旋削中
に切削インサートが荷重の変化及び/または荷重方向の
変化を受けるにも係わらず、インサート座内での切削イ
ンサートの極めて正確な締付けが得られる上述の種類の
工具ホルダを記載することである。この結果として、こ
の工具ホルダの使用によって寸法精度が増大する。
【0007】本発明の別の目的が、いわゆる4点突合せ
によって切削インサートがインサート座の中に固定され
ることを確実にすることである。
【0008】本発明のさらに別の目的が、インサート座
の摩耗に関連してインサート座の幾分かの最調整が可能
であることを確実にすることである。
【0009】少なくとも本発明の第1の目的が、後述の
独立特許請求項1に示されている特徴を有する工具ホル
ダによって実現される。本発明の好ましい実施態様が従
属特許請求項に示されている。
【0010】以下では、本発明による工具ホルダの好ま
しい実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
【0011】
【発明の実施の形態、実施例及び発明の効果】図1に示
す本発明による工具ホルダはシャフト1を含み、このシ
ャフト1はその一方の端部にヘッド2を有し、このヘッ
ド2内に固定された固定位置3が配置されている。この
固定された固定位置3は、底面5と、底面5内に位置し
た第1の雌ねじ中心穴6と、第1の側面7aと、第2の
側面7bとを含む。本発明による工具ホルダは、さら
に、凹所10を有する着脱自在なインサート座プレート
9を含み、凹所10は第3の側面11aと第4の側面1
1bによって画定されている。側面11a、11bの各
々が凹所8を有し、これらの凹所8は接触表面11a、
11bの各々を2つの接触区域に分割する(図4に関連
した後述の説明も参照されたい)。側面11a、11b
は互いの間に鋭角を画定する。凹所10に加えて、イン
サート座プレート9は、平面図において、インサート座
プレート9が上に取り付けられることが意図されている
ヘッド2の一部分の平面図における形状に等しい形状を
有する。
【0012】図2から分かるように、インサート座プレ
ート9は、ヘッド2に面しているその側面上に第1の鋸
歯12を備えており(図2を参照されたい)、この第1
の鋸歯12は、ヘッド2上にインサート座プレート9が
取り付けられている状態では、概ねシャフト1の縦方向
に延びる。
【0013】図1から分かるように、インサート座プレ
ート9を受け入れることが意図されているヘッド2の部
分の主要部分は第2の鋸歯13を備えており、この鋸歯
13も概ねシャフト1の縦方向に延びる。第1の側面7
aに隣接して位置しているヘッド2のより小さい部分1
4は鋸歯を備えておらず、この理由に関しては後述す
る。図2から分かるように、第1の鋸歯12と第2の鋸
歯13は、インサート座プレート9がヘッド2上に取り
付けられる時に互いに協働する。図1から図3で分かる
ように、インサート座プレート9は幾つかの第2の貫通
穴15を備えており、インサート座プレート9をヘッド
2に押し付けて固定するために第1のねじ16がその第
2の貫通穴15の中に受け入れられることが意図されて
いる。この目的のために、ヘッド2は幾つかの第3の雌
ねじ穴17を備えており、これらの第3の雌ねじ穴17
は、インサート座プレート9がヘッド2上に取り付けら
れている状態では、第2の穴15にちょうど対向してい
る。図2には、どのように第1のねじ16が第2の穴1
5の内に取り付けられようとしているかが示されてい
る。第1のねじ16が最終的に第3の穴17の中に取り
付けられる時に、第1の鋸歯12と第3の鋸歯13はそ
れぞれに互いに係合しており、それによってインサート
座プレート9の極めて安全で正確な固定がヘッド2上で
実現され、すなわち、この固定はインサート座プレート
9とヘッド2との間で力を伝達する極めて優れた能力を
有する。図に示す実施形態では、インサート座プレート
9は2つの第2の穴15を有し、これに対応する形でヘ
ッド2は2つの第3の穴17を備えている。
【0014】図3から最も明瞭に分かるように、インサ
ート座プレート9はスロット18を備えており、このス
ロット18はノッチ19の中に通じ、一方、ノッチ19
は凹所10の中に通じる。スロット18とノッチ19の
両方はインサート座プレート9の全高に等しい長さを有
する。第1の指状部分20と第2の指状部分21とが、
インサート座プレート9内の中央に位置している凹所1
0とノッチ10とによって画定される。スロット18は
第1の指状部分20内に位置しており、スロット18は
第1の指状部分20の縦方向に対して概ね横断方向の長
さを有する。図1から最も明瞭に分かるように、スロッ
ト18は貫通キャビティ22を備えた中間部分内にあ
り、この貫通キャビティ22は第2のねじ23を受け入
れることが意図されている。キャビティ22は円錐形の
皿穴を備えており、この皿穴は、第2のねじ23が作用
位置にある時に、すなわち、ねじ23の第2のねじ山付
き部分が第4の雌ねじ穴24の中に受け入れられる時
に、第2のねじ23の円錐形のヘッドを収容する。
【0015】インサート座プレート9が最終的にヘッド
2上に取り付けられる時に、シム25と割出し可能イン
サート26とが固定位置3に取り付けられ、最初にシム
25がそのシム25を底面5に対して突き当たらせるこ
とによって取り付けられる。その次に、割出し可能イン
サート26が取り付けられ、この割出し可能インサート
26はシム25上に載り、それによってシム25内の第
1の中心穴27が割出し可能インサート26内の第2の
中心穴28に対して概ね向かい合う形になることが確実
にされるが、第1の中心穴27が第2の中心穴28に対
して幾分かずれていることが好ましく、これについては
6ページの11行から19行で後述する。シム25と割
出し可能インサート26は、中心穴27、28の中を通
って底面5内の中心穴6の中に延びる第3のねじ29に
よって固定位置3に固定される。それによって、割出し
可能インサート26はインサート座プレート9の凹所1
0の中に適切な形で固定され、割出し可能インサート2
6はインサート座プレート9の第3の表面11aと第4
の表面11bの両方に対して突き当たる。切削インサー
ト26が、インサート座プレート9の高さ/厚さに等し
い高さを有することが好ましい。ここで説明する実施形
態で例示する切削インサート26は、倣い旋削に使用す
ることが意図されている菱形切削インサートである。こ
の点に関連して、図3に示す角度εrは30°<εr<6
0°の範囲内にある。
【0016】インサート座プレート9の形状が第3の側
面11aの位置の再調整を可能にする。これに関連し
て、ヘッド2上にインサート座プレート9が取り付けら
れている時に第3の側面11aに隣接して位置している
より小さい部分14が鋸歯を備えていないということに
留意されたい。それによって、側面11aの位置の調整
が第2のねじ23を動かすことによって行われることが
可能であるが、これは、より小さい部分14に突き当た
るインサート座プレート9の鋸歯12の部分が、平面で
ある部分14に対して相対的にずらされることが可能で
あるからである。
【0017】割出し可能インサート26と第3の側面1
1a及び第4の側面11bのそれぞれとの間で作用させ
られている4点突合せを説明するために、図4を参照す
る。図4から分かるように、割出し可能インサート26
と第3の側面11a及び第4の側面11bのそれぞれと
の間の4つの接触点CP1、CP2、CP3、CP4が
描かれている。
【0018】切削インサート26と第3の側面11a及
び第4の側面11bのそれぞれとの間で適切な突合せが
生じることを確実にするために、底面5内の第1の中心
穴6が、切削インサート26がインサート座プレート9
の凹所10の中に取り付けられる時に切削インサート2
6の第3の中心穴28が第1の中心穴6に対して幾分か
ずれているように、配置されている。こうして、第1の
中心穴6は切削インサート26内の第3の中心穴28よ
りもノッチ19に対して幾分かより離れて配置されてお
り、したがって、切削インサートが第3のねじ29によ
ってインサート座プレート9の凹所10内に固定される
時に内向きのプレストレス力が切削インサート26上に
生じさせられる。
【0019】図5ではヘッド2′の別の実施形態が示さ
れており、この実施形態では、鋸歯13′が、図1に示
されているヘッド2とは異なる範囲を有する。したがっ
て、鋸歯13′は第1の側面7′aへと下方に延び、す
なわち、より小さい部分14′が図1のヘッド2の実施
形態の場合よりも限られた範囲を有する。しかし、部分
14′がインサート座プレート9内のスロット18の下
側に位置しているので、インサート座プレート9は、図
5に示されているヘッド2′とも協働し、すなわち、部
分14′に突き当たるインサート座プレート9の部分が
第2のねじ23の動きによって移動させられることが可
能なので、第3の側面11aに関する位置の再調整が行
われることが可能である。
【0020】上述の実施形態では、ヘッド2、2′のよ
り小さい部分14、14′は鋸歯13、13′を備えて
はおらず、一方、より小さい部分14、14′に突き当
たるインサート座プレート9の部分は鋸歯12を備えて
いる。しかし、本発明の範囲内では、より小さい部分1
4、14′に突き当たるインサート座プレート9の部分
にも鋸歯が無いことが可能であり、この場合には2つの
平面部分が互いに突き当たる。これに関連して、これら
の部分が互いに係合状態になく、第2のねじ23が動か
されることに関連して互いに相対的に移動させられるこ
とが可能であるということが重要である。
【0021】さらに、本発明の範囲内において、インサ
ート座プレート9が、第1の指状部分20の区域内とヘ
ッド2、2′に面している側面上とにおいて、鋸歯を備
えていないより小さい部分を有し、かつ、ヘッド2、
2′がインサート座プレート9に面している側面全体上
に鋸歯を備えていることも可能である。
【0022】ヘッド2、2′上の縦方向の鋸歯とインサ
ート座プレート上の縦方向の鋸歯とを協働させるという
構成が好ましい実施形態であっても、インサート座プレ
ート9とヘッド2、2′との間での必要な力の伝達を生
じさせるための様々な代案が本発明の範囲内に存在す
る。特定のタイプの応用例では、鋸歯が完全に省略され
てもよく、すなわち、インサート座プレート9とヘッド
2、2′との間で力を伝達するためにはねじ継手で十分
であり、すなわち、互いに突き当たるインサート座プレ
ート9とヘッド2、2′との表面が基本的に平面であ
る。別の代案では、鋸歯にピンが追加されることが実現
可能であり、このピンはインサート座プレート9とヘッ
ド2、2′との間を繋ぐ。これに関連して、このピン
は、鋸歯の縦方向に作用する力を吸収するという目的を
有し、それによってインサート座プレート9とヘッド
2、2′との間の相互の方向配置に関する精度が改善さ
れる。これらの鋸歯は、十字形に構成されるように形成
されてもよく、すなわち、鋸歯はチェックパターンを形
成する。それによって、鋸歯は互いに垂直な2つの方向
に力を吸収し、さらに、この場合には、インサート座プ
レート9とヘッド2、2′との間の相互位置決めに関す
る精度が改善される。ヘッドとインサート座プレートと
の間における力を伝達する協働を実現するさらに別の方
法は、ヘッドとインサート座プレートとの間における必
要な力の伝達を生じさせるキー溝構成による。インサー
ト座プレート9とヘッド2、2′との間における力を伝
達する協働を実現するための装置の上述の具体例は、例
示のためのものであって、本発明の範囲を限定すること
は意図されていない。
【0023】上述の実施形態では、インサート座プレー
ト9は、指状部分20、21の間のノッチ19の中に通
じるスロット18を備えている。しかし、本発明の範囲
内において、このスロット部が例えば関連の指状部分2
0の外側に通じることも可能である。
【0024】上述の実施形態では、割出し可能インサー
ト26は、その割出し可能インサート26の中心穴の中
に受け入れられる第3のねじ29によって付属のインサ
ート座の中に固定されることが意図されている。しか
し、本発明の原理は、割出し可能インサートが他の部材
によって固定される工具ホルダにも適用可能であり、す
なわち、こうした他の部材の一例である非限定的な手段
として、様々なタイプの上部クランプを挙げることがで
きる。
【0025】上述の実施形態では、シム25が固定位置
3に取り付けられる。しかし、本発明の範囲内におい
て、工具ホルダが固定位置とシムプレートとを持たず、
すなわち、切削インサート26が上に載る底面が、イン
サート座プレート9を受けるヘッド2、2′の表面と同
じ高さにあることも可能である。
【0026】本発明による工具ホルダは主として菱形の
いわゆる倣いインサートのためのものであることが意図
されている。しかし、本発明の範囲内において、本発明
の原理は、三角形及び正方形の切削インサートのための
工具ホルダに対しても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工具ホルダと、この工具ホルダ内
に受け入れられることが意図されているシムを有する切
削インサートとの斜視分解図である。
【図2】図1とは別の方向から見た本発明による工具ホ
ルダの斜視図である。
【図3】切削インサートが工具ホルダヘッドのインサー
ト座内に装着されている、本発明による工具ホルダのヘ
ッドの平面図である。
【図4】割出し可能インサートとインサート座との間の
突合せ点が割出し可能インサートの最終組立位置におい
てマークで示されている、図3による平面図である。
【図5】インサート座プレートと協働することが意図さ
れている、ヘッドの別の実施形態の平面図である。
【図6】工具ホルダ内に切削インサートを締め付ける際
に切削インサートが力を受ける時の、通常の従来技術に
関する原理の概略平面図である。
【図7】図6に示されている従来技術の概略平面図であ
り、切削インサートが反対方向に向けられる力をいかに
曝されるかを示す。
【図8】工具ホルダ内に切削インサートを締付け固定す
る際の従来技術のもうひとつの改良型原理の概略平面図
である。
【符号の説明】
1…シャフト 2…ヘッド 3…インサート座 5…底面 6…第1の雌ねじ中心穴 7a…第1の側面 7b…第2の側面 8…凹所 9…インサート座プレート 10…凹所 11a…第3の側面 11b…第4の側面 12…第1の鋸歯 13…第2の鋸歯 14、14′…より小さい部分 15…第2の貫通穴 16…第1のねじ 17…第3の穴 18…スロット 19…ノッチ 20…第1の指状部分 21…第2の指状部分 22…キャビティ 23…第2のねじ 24…第4の雌ねじ穴 25…シムプレート 26…割出し可能インサート 27…第2の中心穴 28…第3の中心穴 29…第3のねじ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ除去機械加工用の切削インサート
    (26)のための工具ホルダであって、 ヘッド(2、2′)と側面(11a、11b)とを含
    み、前記切削インサート(26)が前記工具ホルダ内に
    取り付けられる時に前記切削インサート(26)の側縁
    が前記側面(11a、11b)に突き当たることが意図
    されており、前記側面の1つ(11a)は可撓性であ
    り、前記工具ホルダは、前記切削インサート(26)の
    ための締付け部材(29)を受け入れるための部材(2
    7、28)、または、前記切削インサートの締付けのた
    めの部材を有し、前記2つの側面(11a、11b)
    は、前記ヘッド(2、2′)上に着脱自在に取り付けら
    れているプレート形部材(9)上に配置されており、前
    記プレート形部材(9)は、凹所(10)を互いの間で
    画定する第1及び第2の指状部分(20、21、2
    0′、21′)を有し、及び、前記第1の指状部分(2
    0)はスロット(18)を有する工具ホルダにおいて、 前記切削インサート(26)を支持するための支持表面
    (25)が、前記側面(11a、11b)に対して横断
    方向に延びることと、前記側面(11a、11b)の各
    々が、2つの外側接触点の間に位置した凹所を有するこ
    ととを特徴とする工具ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記スロット(18)が、前記指状部分
    (20、21)の間の区域内に通じることを特徴とする
    請求項1に記載の工具ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記スロット(18)が、キャビティ
    (22)を備えており、前記キャビティ内に第2のねじ
    (23)が、受け入れられることが意図されており、前
    記第2のねじ(23)が、前記ヘッド(2)の第4の雌
    ねじ穴(24)の中に固定されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の工具ホルダ。
  4. 【請求項4】 ノッチ(19)が、前記指状部分(2
    0、21)の間の分離空間を形成することと、前記スロ
    ット(18)が、前記ノッチ(19)の中に通じること
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の
    工具ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記プレート形部材(9)が、第1の鋸
    歯(12)を有することと、前記ヘッド(2、2′)
    が、第2の鋸歯(13、13′)を有し、前記第2の鋸
    歯は、前記プレート形部材(9)が前記ヘッド(2、
    2′)上に取り付けられる時に前記第1の鋸歯(12)
    と協働することが意図されていることとを特徴とする請
    求項1から4のいずれか1項に記載の工具ホルダ。
  6. 【請求項6】 前記インサート座プレート(9)に面し
    た前記ヘッド(2、2′)の側面が、鋸歯(13、1
    3′)を備えていない部分(14、14′)を有するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の工具ホルダ。
  7. 【請求項7】 前記ヘッド(2、2′)に面した前記イ
    ンサート座プレート(9)の側面が、鋸歯(12)を備
    えていない部分を有することを特徴とする請求項5に記
    載の工具ホルダ。
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