JP2002263919A - 工具ホルダ - Google Patents

工具ホルダ

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JP2002263919A
JP2002263919A JP2002021090A JP2002021090A JP2002263919A JP 2002263919 A JP2002263919 A JP 2002263919A JP 2002021090 A JP2002021090 A JP 2002021090A JP 2002021090 A JP2002021090 A JP 2002021090A JP 2002263919 A JP2002263919 A JP 2002263919A
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/14Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material
    • B23B27/16Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped
    • B23B27/1662Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material with exchangeable cutting bits or cutting inserts, e.g. able to be clamped with plate-like cutting inserts clamped against the walls of the recess in the shank by a clamping member acting upon the wall of a hole in the cutting insert
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2250/00Compensating adverse effects during turning, boring or drilling
    • B23B2250/12Cooling and lubrication
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T407/22Cutters, for shaping including holder having seat for inserted tool
    • Y10T407/2222Tool adjustable relative to holder
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T407/2276Apertured tool with means projecting through aperture to force tool laterally against reaction surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ除去機械加工の切削インサート用の工
具ホルダに関する。 【解決手段】 この工具ホルダはヘッド(2、2′)と
側面(11a、11b、11′a、11′b)とを含
み、切削インサート(26)が工具ホルダ内に取り付け
られる時に切削インサート(26)の側縁がその側面
(11a、11b、11′a、11′b)に突き当たる
ことが意図されており、その側面の1つ(11a、1
1′a)は可撓性であり、工具ホルダは切削インサート
(26)のための締付け部材(29)を受け入れるため
の部材(27、28)、または、切削インサートの締付
けのための部材を有する。本発明による工具ホルダの特
徴は、2つの側面(11a、11b)が、ヘッド(2)
上に着脱自在に取り付けられているプレート形部材
(9)上に配置されているということである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ除去機械加
工用の切削インサートのための工具ホルダに関し、この
工具ホルダはヘッドと側面とを含み、切削インサートが
その工具ホルダ内に取り付けられる時に切削インサート
の側縁がその側面に突き当たることが意図されており、
その側面の1つは可撓性であり、工具ホルダは切削イン
サートのための締付け部材を受け入れるための部材、ま
たは、切削インサートの締付けのための部材を有する。
【0002】
【従来の技術】イスカル(Iscar)社からの印刷物であ
る「イスカル社の倣い工具の心締結装置」(Iscar’s N
ew Clamping System for Profiling Tools)には、この
明細書の図10と図11に示されている通常の従来技術
と、この明細書の図12に示されている従来技術からの
改良型とが示されている。
【0003】図10と図11から分かるように、通常の
従来技術では、これは3点突合せの問題である。右から
作用する力Fc1を切削インサートSが受ける場合には
(図10を参照されたい)、切削インサートSは、より
堅い側面に対して2箇所で突き当たり、かつ、より弾力
的な側面に対して1箇所で突き当たる。このことが、切
削インサートSとより弾力的な側面との間に形成される
角度δ1によって図10に示されている。切削インサー
トS上に作用する力Fc2が左から加わる場合には(図
11を参照されたい)、切削インサートSは、より堅い
側面に対して1箇所で突き当たり、かつ、より弾力的な
側面に対して2箇所で突き当たる。このことが、切削イ
ンサートSとより堅い側面との間に形成される角度δ2
によって図11に示されている。通常は、切削インサー
トSの締付けが、おそらくは上部クランプと組み合わさ
れた、いわゆる支点ピンによってもたらされる。これが
幾つかの用途においては不十分であることが判明してお
り、すなわち、切削インサートの位置が十分に高い度合
いの精度で工具ホルダ内に固定されることがない。これ
は、例えば倣い旋削中の場合のように切削インサートが
変動する方向からの変動する荷重を受ける際に切削イン
サートの大きな動きが生じる、この細長い切削インサー
トに特に当てはまる。
【0004】図12に示す従来技術から分かるように、
インサート座には、切削インサートの側面に突き当たる
自己調整くさびが備えられており、このくさびは移動可
能であり、4点突合せが得られるように切削インサート
に対してそのくさび自体を調整する。この自己調整くさ
びが移動可能なので、この場合にも用途によってはイン
サート座内での切削インサートの固定が不適切になるだ
ろう。
【0005】交換可能な割出し可能インサートを有する
旋削工具がドイツ特許第3714055号から既に知ら
れている。ドイツ特許第3714055号による旋削工
具の幾つかの実施形態(図4、図4a、図5を参照され
たい)では、割出し可能インサートに突き当たる平くさ
びは対向するスロットを備えており、このスロットの開
放端部は平くさびの縦方向の側縁を通って開口する。平
くさびは2つの接触点で割出し可能インサートに突き当
たる。この既知の旋削工具の欠点は、当該の旋削工具と
一体化されているインサート座の側面が損傷を受けるか
摩耗する場合に、旋削工具全体が交換されなければなら
ないということであり、このことはコストの観点から不
利である。割出し可能インサートから平くさびの2つの
接触点に伝達される力に関しては、この力はスロットの
開放端部を通過し、このことはスロットがその開放端部
の区域内で圧縮されるということを意味する。したがっ
て、平くさびが外れ、このために、インサート先端に作
用する外力のために切削インサートが旋回しようとする
時には、この平くさびが切削インサートに対する有効な
支持を全く与えないだろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題、及び課題を解決するた
めの手段】本発明の第1の目的は、例えば、倣い旋削中
に切削インサートが荷重の変化及び/または荷重方向の
変化を受けるにも係わらず、インサート座内での切削イ
ンサートの極めて正確な締付けが得られる上述の種類の
工具ホルダを記載することである。この結果として、こ
の工具ホルダの使用によって寸法精度が増大する。
【0007】本発明の別の目的が、切削インサートがい
わゆる4点突合せによってインサート座の中に固定され
るということである。
【0008】本発明のさらに別の目的が、切削インサー
トがその付属のインサート座内に固定される時に、イン
サート座が切削インサートに対して自動的に整合しなけ
ればならないということである。
【0009】少なくとも本発明の第1の目的が、後述の
独立特許請求項1に示されている特徴を有する工具ホル
ダによって実現される。本発明の好ましい実施態様が従
属特許請求項に示されている。
【0010】以下では、本発明による工具ホルダの好ま
しい実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
【0011】
【発明の実施の形態、実施例、及び発明の効果】図1に
示す本発明による工具ホルダはシャフト1を含み、この
シャフト1はその一方の端部にヘッド2を有し、このヘ
ッド2内に固定配置位置3が配置されている。固定位置
3は、底面5と、底面5内に位置した第1の雌ねじ中心
穴6と、第1の側面7aと、第2の側面7bとを含む。
本発明による工具ホルダは、さらに、凹所10を有する
着脱自在なインサート座プレート9を含み、凹所10は
第3の側面11aと第4の側面11bによって画定され
ている(図4を参照されたい)。側面11a、11bの
各々が凹所8a、8bを有し、この凹所の各々は側面1
1a、11bを2つの接触区域に分割する(図5−7に
関連した説明も参照されたい)。側面11a、11bは
互いの間に鋭角を画定する。凹所10に加えて、インサ
ート座プレート9は、平面図において、インサート座プ
レート9が上に取り付けられることが意図されているヘ
ッド2の部分の平面図における形状に一致する形状を有
する。
【0012】図2から分かるように、インサート座プレ
ート9は、ヘッド2に面しているその側面上に第1の鋸
歯12を備えており(図2を参照されたい)、この第1
の鋸歯12は、ヘッド2上にインサート座プレート9が
取り付けられている状態では、概ねシャフト1の縦方向
に延びる。
【0013】図1から分かるように、インサート座プレ
ート9を受け入れることが意図されているヘッド2の部
分の主要部分は第2の鋸歯13を備えており、この鋸歯
13も概ねシャフト1の縦方向に延びる。第1の側面7
aの付近に位置しているヘッド2のより小さい部分14
は鋸歯を備えておらず、この理由に関しては後述する。
図2から分かるように、第1の鋸歯12と第2の鋸歯1
3は、インサート座プレート9がヘッド2上に取り付け
られる時に協働する。図1−3から分かるように、イン
サート座プレート9は幾つかの第2の貫通穴15を備え
ており、インサート座プレート9をヘッド2に固定する
ために第1のねじ16がその第2の貫通穴15の中に受
け入れられることが意図されている。この目的のため
に、ヘッド2は幾つかの第3の雌ねじ穴17を備えてお
り、これらの第3の雌ねじ穴17は、インサート座プレ
ート9がヘッド2上に取り付けられている状態では、第
2の穴15に対してちょうど向かい合っている。図2に
は、どのように第1のねじ16が第2の穴15の内に取
り付けられようとしているかが示されている。第1のね
じ16が最終的に第3の穴17の中に取り付けられる時
に、第1の鋸歯12と第3の鋸歯13はそれぞれに互い
に係合しており、それによってインサート座プレート9
の極めて安全で正確な固定がヘッド2上で実現され、す
なわち、この固定はインサート座プレート9とヘッド2
との間で力を伝達する極めて優れた能力を有する。図に
示す実施形態では、インサート座プレート9は2つの第
2の穴15を有し、これに対応する形でヘッド2は2つ
の第3の穴17を備えている。
【0014】図3から最も明瞭に分かるように、インサ
ート座プレート9はスロット18を備えており、このス
ロット18は概ね湾曲した形状を有し、および、インサ
ート座プレート9の第3の側面11aに隣接して位置し
ており、さらに、インサート座プレート9は第4の側面
11bも有する(図4を参照されたい)。スロット18
は概ね第3の側面11aに沿って延び、スロット18の
湾曲は、スロット18の端部がスロット18の中間部分
よりも第3の側面11aから遠く離れているような湾曲
である。スロット18がその全長に沿って一定不変の幅
を有することが好ましい。スロット18は、可撓性の側
面11aの長さよりも短い長さを有し、さらに、スロッ
ト18が可撓性側面11aに関して中心に位置すること
が好ましく、すなわち、スロット18の中間部分が可撓
性側面11aの中間部分のちょうど反対側にある。図3
と図4から分かるように、通路30がスロット18と第
3の側面11aの間に配置されている。この図示する実
施形態では、通路30はスロット18のほぼ中央でスロ
ット18に繋がる。スロット18と通路30の両方はイ
ンサート座プレート9の全高に沿った長さを有する。付
属の通路30を有するスロット18の構成が第3の側面
11aの可撓性を増大させる。
【0015】インサート座プレート9はノッチ19も含
み、このノッチ19は凹所10の中に通じる。ノッチ1
9はインサート座プレート9の全高に等しい長さを有す
る。インサート座プレート9の第1の指状部分20と第
2の指状部分21とが凹所10とノッチ19とによって
画定されており、これらはインサート座プレート9内の
中央に位置している。スロット18は第1の指状部分2
0内に位置しており、したがってスロット18は第1の
指状部分20の第3の側面11aに沿った長さを有す
る。
【0016】インサート座プレート9が最終的にヘッド
2上に取り付けられる時に、シムプレート25と割出し
可能インサート26とが固定位置3に取り付けられ、最
初に、シムプレート25が、そのシムプレート25を底
面5に対して突合せ状態にすることによって取り付けら
れる。その次に、割出し可能インサート26が取り付け
られ、それによってシムプレート25内の第2の中心穴
27が割出し可能インサート26内の第2の中心穴28
に対して概ね向かい合わせになっていることが確実にさ
れるが、第1の中心穴27が第2の中心穴28に対して
幾分かずれていることが好ましく、これについては7ペ
ージの18行から31行で後述する。シムプレート25
と割出し可能インサート26は、第2および第3の中心
穴27、28の中を通って底面5内の中心穴6の中に延
びる第3のねじ29によって固定位置3に固定される。
それによって、割出し可能インサート26はインサート
座プレート9の凹所10の中に適切な形で固定され、割
出し可能インサート26はインサート座プレート9の第
3の側面11aと第4の側面11bとの両方に対して突
き当たる。切削インサート26が、インサート座プレー
ト9の高さ/厚さに等しい高さを有することが好まし
い。ここで説明する実施形態で例示する切削インサート
26は、倣い旋盤に使用することが意図されている菱形
切削インサートである。これに関連して、図5に示す角
度εrは30°<εr<60°の範囲内にあることが適
切である。
【0017】スロット18と通路30を有するインサー
ト座プレート9の形状は、第3の側面11aが幾分かの
可撓性を有することを確実にする。このことが図5−7
に概略的に示されている。最初に、切削インサート26
が第1の指状部分20の第3の側面11aと第2の指状
部分21の第4の側面11bとに対して突合い状態にさ
れる時に、図5に示されている状態が生じ、すなわち、
第2の指状部分21が、互いから相対的に離れた位置に
ある2つの接触点CP1、CP2において切削インサー
ト26を支持し、かつ、第1の指状部分20が、互いに
相対的に近接した位置にある2つの接触点CP3、CP
4において切削インサート26を支持する。切削インサ
ート26の追加の締付けのために、接触点CP3、CP
4が互いから遠ざけられ(図6、図7を参照された
い)、図7は、切削インサート26がインサート座プレ
ート9の凹所10の中に最終的に固定されている時の状
態を示す。当然のことながら、接触点CP3、CP4を
互いから遠ざけるのは、スロット18と通路30によっ
てもたらされる側面11aの可撓性のためである。
【0018】割出し可能インサート26とインサート座
プレート9の第3の側面11aおよび第4の側面11b
のそれぞれとの間で適切な突合せ状態が生じることを確
実にするために、底面5内の第1の中心穴6が、切削イ
ンサート26がインサート座プレート9の凹所10の中
に取り付けられる時に切削インサート26の第3の中心
穴28が第1の中心穴28に対して幾分かずれているよ
うに、配置されている。こうして、第1の中心穴6は切
削インサート26内の第3の中心穴28よりもノッチ1
9に対して幾分かより離れて配置されており、したがっ
て、切削インサートが第3のねじ29によってインサー
ト座プレート9の凹所10内に固定される時に内向きの
プレストレス力が切削インサート26上で生じさせられ
る。
【0019】これに関連して、インサート座プレート9
がヘッド2上に取り付けられる時に第3の側面11aに
隣接した位置にあるより小さい部分14が、鋸歯を備え
ていないということに留意されたい。こうして、このよ
り小さい部分14はスロット10の下方に位置させられ
ており、したがって、より小さい部分14に突き当たる
インサート座プレート9の鋸歯12の一部分が、平面で
あるその部分14に対して相対的に移動させられること
が可能なので、側面11aの位置調整が行われることが
可能である。
【0020】図8に示すインサート座プレート9′の第
2の別の実施形態が、スロット18′が通路30を持た
ないという点でインサート座プレート9とは原理的に異
なっており、そのために付属の側面11′の可撓性が幾
分を低下することになる。
【0021】図9には、より小さい部分14′、すなわ
ち、鋸歯の無い部分が側面7′a全体に沿って延びる、
ヘッド2′の別の設計が示されている。
【0022】上述の実施形態では、ヘッド2、2′のよ
り小さい部分14、14′は鋸歯を備えてはおらず、一
方、より小さい部分14、14′に突き当たるインサー
ト座プレート9、9′の部分は鋸歯12を備えている。
しかし、本発明の範囲内では、より小さい部分14、1
4′に突き当たるインサート座プレート9、9′の部分
に鋸歯が無いことも可能であり、この場合には2つの平
面部分が互いに突き当たる。これに関連して、これらの
部分が互いに係合状態になく、可撓性の側面11a、1
1′aが位置調整されることに関連して互いに相対的に
移動させられることが可能であるということが重要であ
る。
【0023】さらに、本発明の範囲内において、インサ
ート座プレート9、9′が、第1の指状部分20の区域
内とヘッド2、2′に面している側面上とにおいて、鋸
歯を備えていないより小さい部分を有し、かつ、ヘッド
2、2′が、インサート座プレート9、9′に面してい
る側面全体上に鋸歯を有することが可能である。
【0024】ヘッド2、2′上の縦方向の鋸歯とインサ
ート座プレート9、9′上の縦方向の鋸歯とを協働させ
るという構成が好ましい実施形態であっても、インサー
ト座プレート9、9′とヘッド2、2′との間での必要
な力の伝達を生じさせるための様々な代案が本発明の範
囲内に存在する。幾つかのタイプの応用例では、鋸歯が
完全に省略されてもよく、すなわち、インサート座プレ
ート9、9′とヘッド2、2′との間で力を伝達するた
めにはねじ継手で十分であり、すなわち、互いに突き当
たるインサート座プレート9、9′の表面とヘッド2、
2′の表面が基本的に平面である。別の代案では、鋸歯
にピンが追加されることが実現可能であり、このピンは
インサート座プレート9、9′とヘッド2、2′との間
の境界面を繋ぐ。これに関連して、このピンは、鋸歯の
縦方向に作用する力を吸収するという目的を有し、それ
によってインサート座プレート9、9′とヘッド2、
2′との間の相互の方向配置に関する精度が改善され
る。鋸歯は、十字形に構成されるように形成されてもよ
く、すなわち、鋸歯はチェックパターンを形成する。そ
れによって、鋸歯は互いに垂直な2つの方向の力を吸収
し、さらに、この場合には、インサート座プレート9、
9′とヘッド2、2′との間の相互位置決めに関する精
度が改善される。ヘッドとインサート座プレートとの間
における力を伝達する協働を実現するさらに別の方法
は、ヘッドとインサート座プレートとの間における必要
な力の伝達を生じさせるキー溝装置による。インサート
座プレート9、9′とヘッド2、2′との間における力
を伝達する協働を実現するための装置の上述の具体例の
すべては、事例として示されているものであって、本発
明の範囲を限定することは意図されていない。
【0025】上述の実施形態では、割出し可能インサー
ト26は、その割出し可能インサート26の中心穴の中
に受け入れられる第3のねじ29によってインサート座
プレート9の凹所10の中に固定されることが意図され
ている。しかし、本発明の原理は、割出し可能インサー
トが他の部材によって固定される工具ホルダにも適用可
能であり、すなわち、こうした他の部材を例示する非限
定的な手段としては、様々なタイプの上部クランプを挙
げることができる。
【0026】上述の実施形態では、シムプレート25が
固定位置3に取り付けられる。しかし、本発明の範囲内
において、工具ホルダが固定位置とシムプレートとを持
たず、すなわち、切削インサート26が上に載る底面
が、インサート座プレート9、9′を受けるヘッド2、
2′の表面と同じ高さにあることも可能である。
【0027】本発明による工具ホルダは主として菱形の
いわゆる倣いインサート用であることが意図されてい
る。しかし、本発明の範囲内において、本発明の原理
は、三角形および正方形の切削インサートに対しても適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工具ホルダと、この工具ホルダの
インサート座の中に受け入れられることが意図されてい
るシムプレートを有する切削インサートとの斜視分解図
である。
【図2】工具ホルダのインサート座プレートを取り付け
る際の、図1とは別の方向から見た本発明による工具ホ
ルダの斜視図である。
【図3】図2によるインサート座プレートの斜視図であ
る。
【図4】図3によるインサート座プレートの平面図であ
る。
【図5】図5によるインサート座プレート内に切削イン
サートを装着する時の初期状態を示す略平面図である。
【図6】切削インサートの装着の中間状態における図5
と同様の図である。
【図7】切削インサートの装着の最終状態における図5
と同様の図である。
【図8】インサート座プレートの第2の別の実施形態を
有する工具ホルダの平面図である。
【図9】インサート座プレートの図示されている実施形
態と協働することが意図されているヘッドの別の実施形
態の平面図である。
【図10】工具ホルダ内に切削インサートを締め付ける
際に切削インサートが力を受ける時の、通常の従来技術
に関する原理の概略平面図である。
【図11】図10に示されている従来技術の概略平面図
であり、切削インサートが反対方向に向けられる力をい
かに曝されるかを示す。
【図12】工具ホルダ内に切削インサートを締付け固定
する際の従来技術のもうひとつの改良型原理の概略平面
図である。
【符号の説明】
1…シャフト 2…ヘッド 3…固定位置 5…底面 6…第1の雌ねじ中心穴 7a…第1の側面 7b…第2の側面 8a…凹所 8b…凹所 9…インサート座プレート 10…凹所 11a、11′a…第3の側面 11b、11′b…第4の側面 12…第1の鋸歯 13…第2の鋸歯 14、14′…より小さい部分 15…第2の貫通穴 16…第1のねじ 17…第3の穴 18、18′…スロット 19…第2のスロット 20、20′…第1の指状部分 21、21′…第2の指状部分 25…シムプレート 26…割出し可能インサート 27…第2の中心穴 28…第3の中心穴 29…第3のねじ 30…通路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ除去機械加工用の切削インサート
    (26)のための工具ホルダであって、 ヘッド(2、2′)と側面(11a、11b、11′
    a、11′b)とを含み、前記切削インサート(26)
    が前記工具ホルダ内に取り付けられる時に前記切削イン
    サート(26)の側縁が前記側面(11a、11b、1
    1′a、11′b)に突き当たることが意図されてお
    り、前記側面の1つ(11a、11′a)は可撓性であ
    り、前記工具ホルダは、前記切削インサート(26)の
    ための締付け部材(29)を受け入れるための部材(2
    7、28)、または、前記切削インサートの締付けのた
    めの部材を有し、前記プレート形部材(9、9′)は2
    つの指状部分(20、21、20′、21′)を有し、
    および、互いに対向した前記2つの指状部分の側面が前
    記切削インサート(26)のための前記側面(11a、
    11b、11′a、11′b)を構成する工具ホルダに
    おいて、前記2つの側面(11a、11b、11′a、
    11′b)に対して直角に延びる前記切削インサート
    (26)を支持するための支持表面(25)が、前記プ
    レート形部材(9、9′)上に配置されていることと、
    前記側面(11a、11b、11′a、11′b)の各
    々が、凹所を有することと、スロット(18、18′)
    が、前記可撓性の側面(11a、11′a)に沿って延
    びることとを特徴とする工具ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記スロット(18、18′)は、前記
    プレート形部材(9、9′)の平面図で見た場合に、前
    記スロットの末端が前記スロット(18、18′)の中
    間部分よりも前記可撓性の側面(11a、11′a)か
    ら遠く離れた位置にあるような湾曲を有することを特徴
    とする請求項1に記載の工具ホルダ。
  3. 【請求項3】 通路(30)が前記スロット(18)と
    前記可撓性の側面(11a)との間に配置されており、
    前記通路(30)は前記スロット(18)の中間部分に
    連結されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の工具ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記プレート形部材(9、9′)が、第
    1の鋸歯(12)を有することと、前記ヘッド(2、
    2′)が、第2の鋸歯(13)を有し、前記第2の鋸歯
    は、前記プレート形部材(9、9′)が前記ヘッド
    (2、2′)上に取り付けられる時に前記第1の鋸歯
    (12)と協働することが意図されていることとを特徴
    とする請求項1から3のいずれか一項に記載の工具ホル
    ダ。
  5. 【請求項5】 ノッチ(19)が、前記指状部分(2
    0、21)の間に分離空間を形成することを特徴とする
    請求項1から4のいずれか一項に記載の工具ホルダ。
  6. 【請求項6】 前記インサート座プレート(9、9′)
    に面した前記ヘッド(2、2′)の側面が、鋸歯(1
    3)を備えていない部分(14、14′)を有すること
    を特徴とする請求項4に記載の工具ホルダ。
  7. 【請求項7】 前記ヘッド(2、2′)に面した前記イ
    ンサート座プレート(9、9′)の側面が、鋸歯(1
    2)を備えていない部分を有することを特徴とする請求
    項4に記載の工具ホルダ。
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