JP3449280B2 - スローアウェイ式リーマ - Google Patents

スローアウェイ式リーマ

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JP3449280B2
JP3449280B2 JP04548499A JP4548499A JP3449280B2 JP 3449280 B2 JP3449280 B2 JP 3449280B2 JP 04548499 A JP04548499 A JP 04548499A JP 4548499 A JP4548499 A JP 4548499A JP 3449280 B2 JP3449280 B2 JP 3449280B2
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D77/00Reaming tools
    • B23D77/02Reamers with inserted cutting edges
    • B23D77/04Reamers with inserted cutting edges with cutting edges adjustable to different diameters along the whole cutting length
    • B23D77/042Reamers with inserted cutting edges with cutting edges adjustable to different diameters along the whole cutting length by means of oblique planes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D2277/00Reaming tools
    • B23D2277/60Reaming tools comprising means for lubrication or cooling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リーマ本体にスロ
ーアウェイチップ(以下、チップと称する。)が着脱可
能に装着されたスローアウェイ式リーマに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種のスローアウェイ式リーマとし
て、本発明の発明者は、特開平9−11039号公報に
おいて図4および図5に示すものを提案している。これ
らの図に示すスローアウェイ式リーマは、略円柱状をな
すリーマ本体1の先端部に形成されたチップ取付座1a
に、略長方形平板状をなすチップ2がクランプネジ3に
よって直接的にねじ止めされたものであり、またリーマ
本体1にはチップ2の工具内周側を向く側面2aに当接
する調整ピン4Aとこの調整ピン4Aを押し込む調整ネ
ジ4Bとからなる調整機構4が備えられていて、この調
整機構4によってチップ2を工具外周側に押圧すること
により、リーマ本体1の軸線O回りにおけるチップ2の
切刃5の外径が調整可能とされている。
【0003】また、この特開平9−11039号公報に
は、従来例として、図6および図7に示すように、リー
マ本体1にクランプネジ6によってねじ込まれるクサビ
状のクランプ部材7により、チップ2をクランプして取
り付けるスローアウェイ式リーマも記載されている。な
お、これらの図において符号8で示すのは、切刃5の外
径と略等しい外径となるようにリーマ本体1の外周に取
り付けられてリーマ本体1を案内するパッドである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4および
図5に示すスローアウェイ式リーマにおいては、チップ
2をクランプネジ3によってリーマ本体1に取り付ける
ために、該チップ2にクランプネジ3を挿通するための
取付穴2bを形成しなければならない。このため、切刃
5の外径が小さく、従ってチップ2の幅寸法も小さくな
らざるを得ないスローアウェイ式リーマの場合には、必
要な大きさの取付穴2bを形成することが困難となるの
で、このような構成は小径のスローアウェイ式リーマに
は採用することができないという問題があった。
【0005】これに対して、図6および図7に示したス
ローアウェイ式リーマでは、チップ2に取付穴を形成す
る必要がないため、このような問題が生じることはな
い。しかしながら、その一方でこのスローアウェイ式リ
ーマでは、図7に示されるようにクランプネジ6がチッ
プ2の着座面とされる下面2bやチップ取付座1aの底
面1bに対して斜めにねじ込まれているため、このクラ
ンプネジ6をねじ込んでチップ2を固定する際には、ク
ランプ部材7がチップ2を工具内周側に押し込むことに
よってリーマ本体1を図中に符号Pで示す方向に押し付
ける力が作用し、これによりリーマ本体1に歪みが生じ
て上記パッド8の外径が切刃5の外径と異なる大きさと
なってしまい、加工穴の仕上げ精度が劣化してしまうと
いう問題が生じる。そして、これは、特にリーマ本体1
の剛性を確保し難い小径のスローアウェイ式リーマにお
いて顕著なものとなる。
【0006】本発明は、このような背景の下になされた
もので、特に小径のスローアウェイ式リーマにおいて
も、チップを確実に保持することができるとともに、リ
ーマ本体の歪みによる加工穴の仕上げ精度の劣化を防ぐ
ことが可能なスローアウェイ式リーマを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は、軸線回りに
回転されるリーマ本体の先端部に形成されたチップ取付
座に、平板状のチップがその切刃を上記リーマ本体の外
周側に突出させて着脱可能に装着されてなるスローアウ
ェイ式リーマにおいて、上記チップを、該チップのすく
い面とされる上面に当接する当接部を備えたクランプ部
材が、上記チップ取付座の底面に垂直となるように穿設
されたクランプネジ穴にねじ込まれるクランプネジによ
って押し付けられるようにすることにより、上記底面へ
の着座面とされる該チップの下面に垂直な方向に押圧す
るようにして上記チップ取付座に固定し、上記チップの
上面には、上記軸線に直交する断面がV字状をなす凹部
を形成するとともに、このチップの上記下面は、上面の
上記断面がなすV字の二等分線に直交する平坦面とし、
上記クランプ部材の当接部には、上記凹部に密着可能な
断面V字状の凸部を形成したことを特徴とする。しかる
に、このような構成のスローアウェイ式リーマにおいて
は、クランプ部材によってチップが固定されるため、チ
ップに取付穴を形成する必要がなく、従って小径のスロ
ーアウェイ式リーマにも適用が容易である一方、このク
ランプ部材によってチップはその着座面とされる下面に
垂直な方向に押圧されるため、このクランプ部材による
締め付け力以外にリーマ本体を押し付けるような力が作
用することがなく、リーマ本体に歪みが生じるのを避け
ることができる。
【0008】さらに、小径のスローアウェイ式リーマで
あっても一層確実なチップの保持を可能とするのに、本
発明では、上記チップの上面に、上記軸線に直交する断
面がV字状をなす凹部を形成するとともに、このチップ
の上記下面は、上面の上記断面がなすV字の二等分線に
直交する平坦面とし、上記クランプ部材の当接部には、
上記凹部に密着可能な断面V字状の凸部を形成して、こ
れらの凹凸部の係合によってもチップを保持するように
している。また、上記リーマ本体に、上記チップの工具
内周側を向く側面に当接して上記切刃の外径を調整する
調整機構を備える場合には、上記クランプ部材の当接部
を、該クランプ部材に形成された可撓腕部の先端に形成
し、調整機構によってチップを工具外周側に押圧する際
に、リーマ本体に歪みを生じさせることなく、この可撓
腕部が撓んで切刃の外径調整がなされるようにするのが
望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の一実
施形態を示すものである。本実施形態において、リーマ
本体11はその先端部が工具後端側に向けて一段拡径す
る軸線Oを中心とした概略多段円柱状をなし、該軸線O
回りに図中に符号Tで示す工具回転方向に回転させら
れ、加工穴の仕上げに供される。ここで、このリーマ本
体11の最先端の小径部はパイロット部12とされると
ともに、その後端側の大径部には、リーマ本体11の外
周部を軸線Oに直交する断面において略L字状に切り欠
くようにチップポケット13が形成され、このチップポ
ケット13の工具回転方向T側を向く壁面13aにチッ
プ取付座14が形成されている。
【0010】このチップ取付座14は、チップポケット
13の上記壁面13aから工具回転方向Tの後方側に一
段凹んでリーマ本体11の上記大径部の先端と外周とに
開口するように形成された凹所であり、上記壁面13a
から一段後退して工具回転方向T側を向き、該壁面13
aに平行かつ上記軸線O方向に延びるように形成された
長方形平面状の底面14aと、この底面14aの工具内
周側および工具後端側の辺稜部から屹立してチップポケ
ット13の上記壁面13aに連なる一対の壁面14b,
14cとにより画成されている。なお、これらの壁面1
4b,14cが交差する隅部には、次述するチップ15
との干渉を避けるための逃げ穴14dが形成されてい
る。
【0011】このようなチップ取付座14に装着される
チップ15は、本実施形態では超硬合金等の硬質材料よ
りなる長方形平板状のチップ本体15Aのすくい面とさ
れる上面15aの1のコーナ部に、ダイヤモンドやCB
N等の超高硬度焼結体15Bが接合されたものであり、
この超高硬度焼結体15Bの部分に切刃16が形成され
ている。また、このチップ15の上記上面15aは、該
チップ15がなす長方形平板の長手方向に直交する断面
において挟角が鈍角となるV字状をなして凹むように形
成されており、すなわち本実施形態ではこのチップ15
の上面15a全体が断面V字状をなす凹部とされてい
る。
【0012】なお、上記チップ取付座14への着座面と
なるこのチップ15の下面15bは、上面15aの上記
断面がなすV字の二等分線に直交する平坦面とされると
ともに、上面15aの上記超高硬度焼結体15Bとは対
角上のコーナ部に交差する該チップ15の側面15c,
15dは上記下面15bに直交するように形成される一
方、切刃16に連なる側面15eは逃げ角が付されるよ
うに傾斜させられている。そして、このように構成され
たチップ15は、上記下面15bをチップ取付座14の
底面14aに密着させるとともに、上記側面15cを工
具内周側の壁面14b側に向け、かつ上記側面15dを
工具先端側を向く壁面14cに当接させてチップ取付座
14に着座させられ、クランプネジ17によってリーマ
本体11に取り付けられるクランプ部材18により、上
記下面15bに垂直な方向に押圧されて固定されいる。
【0013】ここで、本実施形態では上記チップポケッ
ト13の工具回転方向Tの後方側を向く壁面13bに、
チップ取付座14の上記底面14aに対向する方向から
見て図1に示すように半円状をなす内壁19aを有する
凹所19が形成されており、この凹所19の底面19b
はチップポケット13の上記壁面13aと面一となるよ
うに形成されていて、この底面19bには該底面19a
に垂直に、すなわちチップ取付座14の底面14aに垂
直となるようにクランプネジ穴19cが穿設されてい
る。そして、上記クランプ部材18は、この凹所19に
嵌装された上で、上記クランプネジ穴19cに上記クラ
ンプネジ17がねじ込まれることにより、該クランプネ
ジ17の頭部17aによって押し付けられ、上記底面1
9bおよび底面14aに垂直な方向、すなわちチップ1
5の下面15bに垂直な方向に該チップ15を押圧する
ようになされている。
【0014】さらに、上記クランプ部材18には、その
中央部に上記クランプネジ17が挿通される取付穴18
aが形成されており、この取付穴18aの一方の側に
は、上述のように半円状をなす凹所19の内壁19aに
密着可能な半円筒面状の側面18bが取付穴18aに平
行に延びるように形成されるとともに、取付穴18aの
他方の側には、上記側面18bを内壁19aに密着させ
て当該クランプ部材18を凹所19に取り付けた状態で
上記チップ15の上面15a上に延びるように可撓腕部
18cが形成されており、この可撓腕部18cの先端部
が、クランプネジ17をねじ込んだ際にチップ15の上
面15aに当接して該チップ15を押圧する当接部18
dとされている。しかして、図2に示すように、本実施
形態ではこの当接部18dは、チップ15の上面15a
がなす断面V字状の凹部に密着可能な断面凸V字状に形
成されている。
【0015】一方、リーマ本体11の上記大径部の軸線
Oを挟んで上記チップポケット13とは反対側には、こ
の大径部の外周面からチップ取付座14の上記壁面14
bに臨んで開口する一対の貫通穴20,20が、軸線O
方向に上記クランプネジ穴19cを間にして平行に並ぶ
ように形成されていて、これらの貫通穴20,20の壁
面14b側にはそれぞれ調整ピン21Aが嵌挿されると
ともに、該貫通穴20の大径部外周面側には雌ねじが切
られて調整ネジ21Bがねじ込まれており、これら調整
ピン21Aおよび調整ネジ21Bによって本実施形態に
おけるチップ15の切刃16の外径の調整機構21が構
成されている。なお、本実施形態では上記貫通穴20は
壁面14bに斜交する方向に形成されており、これに合
わせて調整ピン21Aの先端面は斜めに形成されてチッ
プ15の上記側面15cに密着可能とされている。
【0016】さらにまた、リーマ本体11の上記大径部
の外周には、軸線Oを挟んで切刃16とは反対側と、チ
ップ取付座14から工具回転方向Tのやや後方側とに、
切刃16の軸線Oからの半径と略等しい半径の軸線Oを
中心とする断面円弧状の外周面を有する超硬合金等の硬
質材料よりなるパッド22が、軸線Oに平行にろう付け
されて植設されている。さらに、チップポケット13の
工具先端側を向く壁面13cには、リーマ本体11に穿
設された切削油剤等の供給穴23が、チップ15の切刃
16に向けて開口させられている。
【0017】このように構成されたスローアウェイ式リ
ーマにおいては、まず第1に、チップ15がクランプ部
材18によってクランプされて固定されているので、チ
ップ15にクランプネジを挿通して直接チップ取付座に
固定する場合のようにチップ本体15Aに取付穴を貫設
する必要がなく、従ってかかる貫設穴によってチップ1
5の最小寸法が制限されることもない。このため、特に
小径のスローアウェイ式リーマにあって取付可能なチッ
プ15の大きさが制限されざるを得ないような場合であ
っても、確実にチップ15をチップ取付座14に保持し
て固定することが可能となる。
【0018】その一方で、上記構成のスローアウェイ式
リーマでは、このようなクランプ部材18を用いてチッ
プ15を固定しているにも拘わらず、該チップ15が、
そのチップ取付座14の底面14aへの着座面とされる
下面15bに垂直な方向に上記クランプ部材18によっ
て押圧されて固定されているので、クランプネジ17に
よる締め付け力以外に、このクランプ部材18による押
圧によってリーマ本体11を押し付けるような力が作用
することがなく、このような力によってリーマ本体11
に歪みが生じるようなこともない。従って、上記スロー
アウェイ式リーマによれば、かかるリーマ本体11の歪
みによりパッド22の外径が切刃16の外径と異なるも
のとなったりして仕上げ精度が損なわれるような事態を
防止することができ、特に小径のスローアウェイ式リー
マにあって、リーマ本体11の剛性を確保し難い反面、
歪みによる仕上げ精度への影響が大きくならざるを得な
いような場合にも、正確な仕上げ加工を可能とすること
ができる。
【0019】また、本実施形態においては、上記チップ
15のすくい面とされる上面15a全体が、リーマ本体
11の軸線Oに直交する断面においてV字状をなす凹部
として形成される一方、この上面15aに当接して該チ
ップ15aをその着座面とされる下面15bに垂直な方
向に押圧するクランプ部材18の可撓腕部18c先端の
当接部18dが、上記上面15aの断面がなすV字に密
着可能なV字状の凸部として形成されており、これら凹
凸V字状の上面15aと当接部18dとの係合により、
チップ15をより強固にクランプすることができるとと
もに、チップ15を上記V字の2等分線方向に向けて、
すなわちチップ15の下面15bに垂直な方向に向けて
より確実に押圧することができ、リーマ本体11に歪み
が生じるのをさらに効果的に防ぐことが可能となる。し
かも、かかるスローアウェイ式リーマでは、このように
チップ15のすくい面とされる上面15aが断面V字状
に形成されるのに伴い、切刃16に正の径方向すくい角
を与えることができるので、切刃16の切れ味を向上さ
せて一層優れた仕上面精度を得ることができるという利
点も得られる。
【0020】一方、本実施形態においても、リーマ本体
11には調整ピン21Aと調整ネジ21Bとからなる調
整機構21が設けられており、調整ネジ21Bをねじ込
むことによって調整ピン21Aがチップ取付座14の壁
面14bから突出してチップ15の切刃16の外径が調
整可能とされている。しかして、本実施形態では、チッ
プ15の上面15aに当接するクランプ部材18の上記
当接部18dが、上述のようにこのクランプ部材18か
ら突出してチップ18の上面15a上に延びるように形
成された可撓腕部18cの先端に設けられており、従っ
て上記調整ネジ21Bをねじ込んで切刃16の外径調整
を行った場合でも、チップ15の工具外周側への移動に
伴いこの可撓腕部18cが撓んで弾性変形することによ
り、チップ15がその下面15bに垂直に押圧された状
態を維持することができる。このため、上記構成のスロ
ーアウェイ式リーマにおいては、このように切刃16の
外径調整を行った場合でもリーマ本体11に歪みが生じ
たりすることがなく、より正確な仕上げ加工を図ること
ができる。
【0021】なお、本実施形態ではチップ15の上面1
5a全体を断面V字状に形成しているが、クランプ部材
18の上記可撓腕部18c先端の当接部18dが当接す
る中央部分だけを断面V字状の凹部に形成し、他の部分
は例えば下面18bに平行な平坦面状に形成するように
してもよい。また、クランプ部材18の上記可撓腕部1
8cについても、図2に示すようにチップ15の上面1
5aに向けてクランプ部材18から斜め下方に真っ直ぐ
延びるように形成されたものの他にも、例えば工具外周
側に湾曲しつつチップ15の上面15a上に延びて該上
面15aに当接するような形状でもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
寸法の小さなチップでもこれを確実に保持してチップ取
付座に固定することができるとともに、この固定の際に
チップが工具内周側に押し付けられることによりリーマ
本体に歪みが生じて仕上げ精度が損なわれたりするのを
防ぐことができるので、特に小径のスローアウェイ式リ
ーマに適用してより高精度の仕上げ加工を図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すリーマ本体11の
先端部の側面図である。
【図2】 図1におけるWW断面図である。
【図3】 図1におけるXX断面図である。
【図4】 従来のスローアウェイ式リーマを示すリーマ
本体1の先端部の側面図である。
【図5】 図4におけるYY断面図である。
【図6】 従来の他のスローアウェイ式リーマを示すリ
ーマ本体1の先端部の側面図である。
【図7】 図6におけるZZ断面図である。
【符号の説明】
11 リーマ本体 14 チップ取付座 14a チップ取付座の底面 15 スローアウェイチップ 15a スローアウェイチップ15のすくい面とされる
上面 15b スローアウェイチップ15の着座面とされる下
面 16 切刃 17 クランプネジ 18 クランプ部材 18c 可撓腕部 18d 当接部 21 調整機構 21A 調整ピン 21B 調整ネジ 22 パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−122986(JP,A) 特開 平9−11039(JP,A) 特開 昭58−126022(JP,A) 実開 昭54−126192(JP,U) 実開 平2−107402(JP,U) 実開 平2−61506(JP,U) 特公 昭61−10241(JP,B2) 米国特許1320482(US,A) 西独国特許出願公開3022984(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 77/00 - 77/14 B23B 27/04 B23B 27/16 B23C 5/20 - 5/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線回りに回転されるリーマ本体の先端
    部に形成されたチップ取付座に、平板状のスローアウェ
    イチップがその切刃を上記リーマ本体の外周側に突出さ
    せて着脱可能に装着されてなるスローアウェイ式リーマ
    において、上記スローアウェイチップは、該スローアウ
    ェイチップのすくい面とされる上面に当接する当接部を
    備えたクランプ部材が、上記チップ取付座の底面に垂直
    となるように穿設されたクランプネジ穴にねじ込まれる
    クランプネジによって押し付けられることにより、上記
    底面への着座面とされる該スローアウェイチップの下面
    に垂直な方向に押圧されて上記チップ取付座に固定さ
    、上記スローアウェイチップの上面には、上記軸線に
    直交する断面がV字状をなす凹部が形成されるととも
    に、このスローアウェイチップの上記下面は、上面の上
    記断面がなすV字の二等分線に直交する平坦面とされ、
    上記クランプ部材の当接部には、上記凹部に密着可能な
    断面V字状の凸部が形成されていることを特徴とするス
    ローアウェイ式リーマ。
  2. 【請求項2】 上記リーマ本体には、上記スローアウェ
    イチップの工具内周側を向く側面に当接して上記切刃の
    外径を調整する調整機構が備えられるとともに、上記ク
    ランプ部材の当接部は、該クランプ部材に形成された可
    撓腕部の先端に形成されていることを特徴とする請求項
    に記載のスローアウェイ式リーマ。
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