JPS6232743Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6232743Y2 JPS6232743Y2 JP1978147941U JP14794178U JPS6232743Y2 JP S6232743 Y2 JPS6232743 Y2 JP S6232743Y2 JP 1978147941 U JP1978147941 U JP 1978147941U JP 14794178 U JP14794178 U JP 14794178U JP S6232743 Y2 JPS6232743 Y2 JP S6232743Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclined surface
- horizontal
- horizontal surface
- lower body
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工作物等を締付け固定するために使用
するクランプに関している。
するクランプに関している。
工作物等を締付け固定するためには各種のクラ
ンプが開発され使用されてきているが、本考案に
よるクランプは爪金を対称物に押付けることによ
つて固定を行う形式のクランプの改良に関する。
ンプが開発され使用されてきているが、本考案に
よるクランプは爪金を対称物に押付けることによ
つて固定を行う形式のクランプの改良に関する。
この形式の爪金クランプとして実公昭50−
44600号公報に示すものがある。これは工作機械
のベツド部などに固定されるに適した支持部すな
わち本体と、支持部に支持されて工作物などに当
接する爪金とを前下方に傾斜する傾斜面に沿つて
前後方向に相対移動可能とし、爪金には前後方向
に長い長孔を設け、該長孔を貫通する締付ボルト
を支持部にねじこむことに爪金を支持部に関して
前下方に移動する如くなされている。爪金と支持
部との相対運動を傾斜面に沿う前後方向に限定す
るため両者間にありみぞが設けられているが、こ
れは加工費が大である。
44600号公報に示すものがある。これは工作機械
のベツド部などに固定されるに適した支持部すな
わち本体と、支持部に支持されて工作物などに当
接する爪金とを前下方に傾斜する傾斜面に沿つて
前後方向に相対移動可能とし、爪金には前後方向
に長い長孔を設け、該長孔を貫通する締付ボルト
を支持部にねじこむことに爪金を支持部に関して
前下方に移動する如くなされている。爪金と支持
部との相対運動を傾斜面に沿う前後方向に限定す
るため両者間にありみぞが設けられているが、こ
れは加工費が大である。
本考案によれば支台、例えば工作機械のテーブ
ル等の上に固定されるに適したほゞ長方形の平面
形状を有する下方本体に、その前方端から後方及
び上方に向つて傾斜する第１の傾斜面と該第１の
傾斜面に連設されて後方に延びる水平面と、該水
平面に連設されて第１の傾斜面と平行に後方及び
上方に向つて延びる第２の傾斜面とを設け、上方
本体すなわち爪金の下面には下方本体の第１、第
２の傾斜面及び水平面とそれぞれ補完的な第３、
第４の傾斜面及び水平面を設け、上方本体の水平
面に設けた前後方向に長い長孔を貫通してクラン
プボルトを下方本体の水平面に設けたねじ孔にね
じこみ、両水平面間に圧縮ばねを配置し、さら
に、第１、第３の傾斜面および第２、第４の傾斜
面のいずれかに沿つて前後方向に延びて上方本体
と下方本体との相対的横方向移動を阻止する相互
係合部を設けた爪金クランプが提供される。
ル等の上に固定されるに適したほゞ長方形の平面
形状を有する下方本体に、その前方端から後方及
び上方に向つて傾斜する第１の傾斜面と該第１の
傾斜面に連設されて後方に延びる水平面と、該水
平面に連設されて第１の傾斜面と平行に後方及び
上方に向つて延びる第２の傾斜面とを設け、上方
本体すなわち爪金の下面には下方本体の第１、第
２の傾斜面及び水平面とそれぞれ補完的な第３、
第４の傾斜面及び水平面を設け、上方本体の水平
面に設けた前後方向に長い長孔を貫通してクラン
プボルトを下方本体の水平面に設けたねじ孔にね
じこみ、両水平面間に圧縮ばねを配置し、さら
に、第１、第３の傾斜面および第２、第４の傾斜
面のいずれかに沿つて前後方向に延びて上方本体
と下方本体との相対的横方向移動を阻止する相互
係合部を設けた爪金クランプが提供される。
本考案によれば爪金と下方本体との相対的滑動
係合部を前後方向に間隔をおかれた２組すなわち
第１、第３の傾斜面と第２、第４の傾斜面として
構成したから、ボルトの締付力を効果的に前後方
向力として爪金に伝達することができ、爪金と下
方本体との間にはその相対的横方向移動を阻止す
る相互係合部として例えば凹凸条をいずれか一方
の傾斜面に設けさえすればよく、ありみぞ結合を
省略することができる。
係合部を前後方向に間隔をおかれた２組すなわち
第１、第３の傾斜面と第２、第４の傾斜面として
構成したから、ボルトの締付力を効果的に前後方
向力として爪金に伝達することができ、爪金と下
方本体との間にはその相対的横方向移動を阻止す
る相互係合部として例えば凹凸条をいずれか一方
の傾斜面に設けさえすればよく、ありみぞ結合を
省略することができる。
クランプボルトを締付けることによつて爪金は
第１及び第２の傾斜面に案内されて下方且つ前方
に運動して締付け固定が行われる。逆にクランプ
ボルトを弛めれば圧縮ばねの作用によつて上方に
移動し、従つて自由に後退することができるよう
になる。
第１及び第２の傾斜面に案内されて下方且つ前方
に運動して締付け固定が行われる。逆にクランプ
ボルトを弛めれば圧縮ばねの作用によつて上方に
移動し、従つて自由に後退することができるよう
になる。
添付図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
明する。
第１図は本考案による爪金クランプの側面図で
ある。下方本体１は第２図の上面図に示す如く前
後方向（図の左右方向）に長い長方形の形状をし
ている。その前方端（図の右端）から上方及び後
方に向つて傾斜する第１の傾斜面２と、第１の傾
斜面２に連設されて後方に延びる水平面３と、水
平面３に連接されて第１の傾斜面２に後方及び上
方に向つて傾斜する第２の傾斜面４とが形成され
ている。下方本体１を工作機械のテーブル等の支
台上に固定するためボルト孔７，８が図示の如く
設けてある。水平面３に設けられたねじ孔５にね
じこまれたクランプボルト１７によつて上方本体
すなわち爪金１０が取付けられている。爪金１０
の下面（第３図に示す）には、第１の傾斜面２に
補完的な第３の傾斜面１１と、水平面３に補完的
な水平面１２と、第２の傾斜面４に補完的な第４
の傾斜面１３とが形成されている。クランプボル
ト１７は爪金１０に設けられた長孔１４を貫通し
ており、従つて爪金１０はクランプボルトに対し
て前後方向に運動可能である。水平面３，１２間
には圧縮ばね１８が配置されて爪金１０を上方に
向つて押しつけている。爪金１０の前方端面には
複数の凸条１６が設けられて締付対象物に当接す
る。凸条１６は図示実施例では上下方向に間隔を
おかれて水平方向に延びる複数の凸条として形成
されているが、他の形式のものであつてもよい。
ある。下方本体１は第２図の上面図に示す如く前
後方向（図の左右方向）に長い長方形の形状をし
ている。その前方端（図の右端）から上方及び後
方に向つて傾斜する第１の傾斜面２と、第１の傾
斜面２に連設されて後方に延びる水平面３と、水
平面３に連接されて第１の傾斜面２に後方及び上
方に向つて傾斜する第２の傾斜面４とが形成され
ている。下方本体１を工作機械のテーブル等の支
台上に固定するためボルト孔７，８が図示の如く
設けてある。水平面３に設けられたねじ孔５にね
じこまれたクランプボルト１７によつて上方本体
すなわち爪金１０が取付けられている。爪金１０
の下面（第３図に示す）には、第１の傾斜面２に
補完的な第３の傾斜面１１と、水平面３に補完的
な水平面１２と、第２の傾斜面４に補完的な第４
の傾斜面１３とが形成されている。クランプボル
ト１７は爪金１０に設けられた長孔１４を貫通し
ており、従つて爪金１０はクランプボルトに対し
て前後方向に運動可能である。水平面３，１２間
には圧縮ばね１８が配置されて爪金１０を上方に
向つて押しつけている。爪金１０の前方端面には
複数の凸条１６が設けられて締付対象物に当接す
る。凸条１６は図示実施例では上下方向に間隔を
おかれて水平方向に延びる複数の凸条として形成
されているが、他の形式のものであつてもよい。
上方本体の第２の傾斜面４には前後方向に延び
る凹条６が設けられ、爪金１０の第４の傾斜面１
３には凹条６と補完的な形状をなして凹条６に係
合する凸条１５が設けられ、傾斜面２，４，１
１，１３に沿う爪金１０の下方本体１に相対的の
横方向移動を阻止する相互係合部を構成する。こ
れは勿論第１および第３の傾斜面２，１１間に設
けてもよい。
る凹条６が設けられ、爪金１０の第４の傾斜面１
３には凹条６と補完的な形状をなして凹条６に係
合する凸条１５が設けられ、傾斜面２，４，１
１，１３に沿う爪金１０の下方本体１に相対的の
横方向移動を阻止する相互係合部を構成する。こ
れは勿論第１および第３の傾斜面２，１１間に設
けてもよい。
本考案による爪金クランプはこのように構成さ
れているから構造が簡単で製作が容易且つ安価で
あり、各種締付作業に広く使用できる。
れているから構造が簡単で製作が容易且つ安価で
あり、各種締付作業に広く使用できる。
クランプボルト１７の頭は図示実施例では爪金
１０の上面から全体が突出しているが、突出高さ
を低くし、又は全く上面から突出しないようにす
ることもできる。
１０の上面から全体が突出しているが、突出高さ
を低くし、又は全く上面から突出しないようにす
ることもできる。
第１図は本考案による爪金クランプの側面図。
第２図は下方本体の上面図。第３図は爪金の下面
図。 １……下方本体、２……第１の傾斜面、３……
水平面、４……第２の傾斜面、１０……爪金、１
１……第３の傾斜面、１２……水平面、１３……
第４の傾斜面、１４……長孔、５……ねじ孔、１
７……クランプボルト、１８……圧縮ばね、６，
１５……凹条および凸条（相互係合部）。
第２図は下方本体の上面図。第３図は爪金の下面
図。 １……下方本体、２……第１の傾斜面、３……
水平面、４……第２の傾斜面、１０……爪金、１
１……第３の傾斜面、１２……水平面、１３……
第４の傾斜面、１４……長孔、５……ねじ孔、１
７……クランプボルト、１８……圧縮ばね、６，
１５……凹条および凸条（相互係合部）。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 工作機械のテーブル等の支台上に固定されるに
適したほゞ長方形の平面形状を有する下方本体の
上面に、その前方端から後方及び上方に向つて傾
斜する第１の傾斜面と、該第１の傾斜面に連設さ
れて後方に延びる水平面と、該水平面に連設され
て第１の傾斜面と平行且つ前後方向に間隔をおか
れた後方及び上方に向つて傾斜する第２の傾斜面
とを設け、 上方本体すなわち爪金の下面には前記第１、第
２の傾斜面及び水平面とそれぞれ補完的な第３、
第４の傾斜面及び水平面を設け、 上方本体の水平面に設けた前後方向に長い長孔
を貫通して直立するクランプボルトを下方本体の
水平面に設けたねじ孔にねじこみ、前記両水平面
間に圧縮ばねを配置し、 前記第１、第３の傾斜面および第２、第４の傾
斜面のいずれかに沿つて前後方向に延びて、上方
本体と下方本体との相対的横方向移動を阻止する
相互係合部を設けた、ことを特徴とする爪金クラ
ンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978147941U JPS6232743Y2 (ja) | 1978-10-27 | 1978-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978147941U JPS6232743Y2 (ja) | 1978-10-27 | 1978-10-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5589529U JPS5589529U (ja) | 1980-06-20 |
| JPS6232743Y2 true JPS6232743Y2 (ja) | 1987-08-21 |
Family
ID=29129872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978147941U Expired JPS6232743Y2 (ja) | 1978-10-27 | 1978-10-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6232743Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5044600U (ja) * | 1973-08-23 | 1975-05-06 |
-
1978
- 1978-10-27 JP JP1978147941U patent/JPS6232743Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5044600U (ja) * | 1973-08-23 | 1975-05-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5589529U (ja) | 1980-06-20 |
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