JPH0624707B2 - バイス - Google Patents

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JPH0624707B2
JPH0624707B2 JP2160938A JP16093890A JPH0624707B2 JP H0624707 B2 JPH0624707 B2 JP H0624707B2 JP 2160938 A JP2160938 A JP 2160938A JP 16093890 A JP16093890 A JP 16093890A JP H0624707 B2 JPH0624707 B2 JP H0624707B2
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B1/00Vices
    • B25B1/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B1/08Arrangements for positively actuating jaws using cams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B1/00Vices
    • B25B1/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B1/10Arrangements for positively actuating jaws using screws
    • B25B1/12Arrangements for positively actuating jaws using screws with provision for disengagement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B1/00Vices
    • B25B1/24Details, e.g. jaws of special shape, slideways
    • B25B1/2405Construction of the jaws
    • B25B1/2478Construction of the jaws with more than one pair of jaws
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B5/00Clamps
    • B25B5/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B5/08Arrangements for positively actuating jaws using cams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は機械加工を施すワーク(被加工物)を保持する
ためのバイスに関し、より具体的には、楔とそれを締付
けるボルトとを利用してワークを強固に保持できるよう
にしたバイスに関する。
[従来の技術] 本発明が対象とするような形式のバイスは実公昭63−
48384号や、米国特許第4,643,411号に記
載されている。それらに記載のバイスは、棒状かつブロ
ック状のベースの両端部に1対のブロックを設け、両ブ
ロックの間に配置した楔をボルトによりベース側へ締め
付けるようになっている。楔には別のブロック(クラン
プブロック)が併設されており、上述のごとくボルトを
締め付けることにより、クランプブロックと端部ブロッ
クとの間でワークが強固に保持される。上記1対の端部
ブロックの内、一方の端部ブロックはベースに沿って縦
方向位置を調節できるようになっており、その調節によ
り、様々な長さのワークを挟持することが可能となって
いる。
[発明が解決しようとする課題] バイスで保持されるワークの表面は必ずしも充分に高い
平面度を有しているとは限らず、又、所望の方向に対し
て傾斜していることもあるが、第1の発明は、ワークの
その様な表面の状態に左右されることなく、ワークを確
実に保持することのできる構造を提供しようとするもの
である。
更に、ワークをバイスから外すと、従来構造では、クラ
ンプブロックから楔への反力が解消するので、楔はベー
ス上まで落下し、次にワークを装着する場合には楔を引
き上げてクランプブロックを楔側へ戻す必要があるが、
第2の発明は、その様な点を解消した構造を提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 第1の発明は、棒状かつブロック状のベースにその縦方
向に延びる案内面を形成し、案内面に面するワーク設置
空間を挟んで1対の端部ブロックを配置し、両端部ブロ
ックを両者間の距離を調節できる状態でベースに固定す
る固定手段を設け、両端部ブロックの間に楔と該楔を案
内面側へ締め付ける締め付け機構とを縦方向に移動自在
に設け、少なくとも一方の端部ブロックと楔との間に上
記ワーク設置空間を形成し、楔と各ワーク設置空間との
間にクランプブロックを縦方向にのみ移動自在に配置
し、端部ブロックとクランプブロックのワーク設置空間
側の部分にワーク係合面を設け、楔とそれに隣接する上
記クランプブロックとに、互いに係合して上記締め付け
機構による締め付け力をワーク設置空間側への力に交換
してクランプブロックに及ぼすための傾斜面を設け、上
記ワーク係合面の硬度を上記傾斜面よりも低く、機械加
工が可能な程度に設定したことを特徴とするバイスであ
る。
第2の発明は、棒状かつブロック状のベースにその縦方
向に延びる案内面を形成し、案内面に面するワーク設置
空間を挟んで1対の端部ブロックを配置し、両端部ブロ
ックを両者間の距離を調節できる状態でベースに固定す
る固定手段を設け、両端部ブロックの間に楔と該楔を案
内面側へ締め付ける締め付け機構とを縦方向に移動自在
に設け、少なくとも一方の端部ブロックと楔との間に上
記ワーク設置空間を形成し、楔と各ワーク設置空間との
間にクランプブロックを縦方向にのみ移動自在に配置
し、ワーク設置空間を挟んで対向する端部ブロックとク
ランプブロックの表面に、ワークに係合するワーク係合
面を形成し、楔とそれに隣接する上記クランプブロック
とに、互いに係合して上記締め付け機構による締め付け
力をワーク設置空間側への力に変換してクランプブロッ
クに及ぼすための傾斜面を設け、縦方向に延びて支持面
に開口する案内溝をベースに設け、クランプブロックの
一部分を上記案内溝に入り込ませ、ばね受けピースを上
記案内溝に縦方向位置を調節できる状態で固定し、クラ
ンプブロックを楔側へ付勢するばねをばね受けピースに
より支持したことを特徴とするバイスである。
[実施例] 第1図は本発明実施例のバイスの一部切欠き側面図であ
る。第2図は、第1図のバイスの一部切欠き平面図で、
より具体的には、第2図の上半部は平面図であり、下半
部は第1図のII−II断面図である。第3図は第1図のII
I−III矢視図であり、第4図は第1図の拡大部分図であ
る。
第1図及び第2図において、バイスは縦方向(第1図の
左右方向)に延びるブロック状かつ棒状のベース1を備
えている。ベース1には、その縦方向かつ横方向(第3
図の左右方向)に延びる表面により案内面2が形成され
ている。図面では、案内面2が水平な姿勢で示されてい
るが、図示のバイスは実際は種々の工作機械に取り付け
られて全体が移動又は回転させられることが多い。従っ
て、案内面2は必ずしも水平になるとは限らないが、以
下の記載では説明をわかりやすくするために案内面2が
ベース1の水平な上面により形成されているものとす
る。
ベース1の両端部の上側には1対の端部ブロック3、4
が設けてあり、ベース1の長手方向中央部の上側には楔
5が設けてある。
図示のバイスには概ね立方体状の2個のワークWが、そ
れぞれ、端部ブロック3、4と楔5との間に配置されて
いる。各ワークWと楔5との間にはクランプブロック7
が配置され、又、各端部ブロック3、4のワークW側の
面には係合板9が後述するごとく併設されている。
ベース1には、一定の断面形状を有する案内溝10がそ
の全長にわたって設けてある。第3図から明らかなよう
に、案内溝10は案内面2に開口していると共に、概ね
逆T形の断面形状を有し、その底部側の部分の方が開口
側の部分よりも幅が広くなっている。第1図及び第2図
のごとく、ベース1には連結部材13、14、15と連
結部17、ならびに、1対のばね受けピース18が配置
されている。これらの部材及び部分は案内溝10と概ね
同一の断面形状を有しており、案内溝10の底面を除く
内面全体に摺動自在に接触又はほぼ接触している。
連結部材13、14はそれぞれ端部ブロック3、4をベ
ース1に取り付けるためのもので、端部ブロック3、4
と概ね同じ長さ(縦方向寸法)を有しており、第3図の
ごとく、その一端の突部20が案内面2よりも上方へわ
ずかに突出している。端部ブロック4及び端部ブロック
3(第1図)の下面には、突部20が上下方向にのみ隙
間を隔てて嵌まる溝21が設けてある。又、第1図及び
第2図のごとく、各端部ブロック3、4とそれに対応す
る連結部材13、14は、それぞれ、縦方向に間隔を隔
てたボルト挿通孔及びねじ孔を備えており、それらの孔
に上方から取り付けた6角穴付キャップボルト24(固
定手段)により互いに固定されている。この構造によ
り、端部ブロック3、4はベース1に固定されている。
又端部ブロック4のボルト24を一時的に緩めることに
より、連結部材14を案内溝10内で摺動させながら、
ブロック4の縦方向位置を調節することができる。むろ
ん、他方の端部ブロック3も同様に縦方向位置を調節で
きるが、通常、端部ブロック3は一定の位置に固定され
る。
上記連結部材15は楔5に締め付け力を発生させるため
のもので、上下に延びるねじ孔を備えており、それと同
心のボルト挿通孔が楔5には設けてある。それらの孔に
6角穴付キャップボルト25(締め付け機構)が上方か
ら取り付けてある。図示のごとくボルト25を締め付け
た状態において、楔5は案内面2から離れており、むろ
ん、連結部材15からも離れている。
上記連結部17はクランプブロック7の本体(案内面2
よりも上方へ突出した部分)と一体に形成されており、
各クランプブロック7全体をベース1に対して縦方向に
のみ移動自在に保持している。
上記ばね受けピース18は縦方向長さの短い板状の部材
で、連結部17の連結部材15と反対側の面に隣接した
位置において、セットスクリュー26によりベース1に
固定されている。第1図及び第2図から明らかなよう
に、各ばね受けピース18にはその中央部を上下に貫通
するねじ孔が設けてあり、そのねじ孔の下部にセットス
クリュー26が取り付けてある。セットスクリュー26
は案内溝10の底面に圧接する状態に締め付けられてお
り、それによりばね受けピース18はベース1に固定さ
れている。
ばね受けピース18の上部には、縦方向に延びるばね2
7が取り付けてある。ばね27はばね受けピース18に
設けた孔に部分的に入り込んでおり、一端がその孔の底
に着座すると共に、他端が連結部17の端面に圧接して
いる。
前記係合板9は端部ブロック3、4のそれぞれワークW
側の面に縦方向のボルト30により固定されている。
又、第2図から明らかなように、係合板9はその幅方向
中央部に、対応するブロック3又は4側へ突出した突起
31を備え、各突起31が端部ブロック3又は4に設け
た溝に密着状態で嵌合している。
第1図のごとく、係合板9のワークWと係合する係合面
35は、図示の実施例では、上下方向中央部が最もワー
クW側へ張り出した部分円筒面となっている。このよう
な形状に係合面35を形成することにより、係合面35
と係合するワークWの表面36が垂直方向(バイス縦方
向と直角な方向)に対して傾斜している場合でも、係合
面35はワークWに局部的に係合してそれを強固に保持
できる。
図示の実施例では、クランプブロック7のワークWに係
合する係合面37は、ほぼ全体がバイス縦方向に対して
直角な平面で形成されており、係合面37に係合するワ
ークWの表面38もほぼ全体が係合面37と平行であ
る。ただし、ワーク表面38の一部分には突起39が設
けられており、係合面37には、その突起39が入り込
む凹部40が形成されている。このような凹部40を設
けたことにより、突起39を有するワークWであって
も、係合面37によりワークの広い範囲を確実かつ強固
に支持することができる。
上述の凹部40は突起39の有無及びその寸法形状に応
じて加工される。すなわち、図示の装置を使用する作業
現場又は別の場所には凹部40を備えていないクランプ
ブロック7をいくつか用意しておき、突起39を有する
ワークWをバイスに取り付ける場合に、突起39に対応
する寸法形状の凹部40をクランプブロック7に機械加
工し、そのクランプブロック7を図示のごとくバイスに
取り付ける。
その様な機械加工を可能にするために、クランプブロッ
ク7の少なくとも係合面37を形成する部分には、焼入
れ処理等の硬化処理が施されていない。すなわち、一般
に金属ワークを締め付ける部品には、部品全体に硬化処
理が施されるが、図示の構造では、その様な従来の一般
的な技術と異なり、楔5と係合する傾斜面42(後述す
る)以外の部分であって、少なくとも係合面37には硬
化処理が施されていない。
上述のごとく平坦で硬度の低い(機械加工の容易な)係
合面を係合板9の係合面35として採用することもでき
る。又、図示の係合板9の部分円筒形の係合面35の硬
度も比較的低く設定しておくこともできる。むろん、係
合面35の仕様の異なるいくつかの係合板9を予め準備
しておき、ワークWに応じて係合板9を付け換えること
もできる。又、図示の係合面35のような部分円筒形の
係合面をクランプブロック7に設けることもできる。ど
のような形状にするにせよ、係合面35や係合面37の
硬度を上述のごとく比較的低く設定しておくことによ
り、ワークWが仕上げ加工前の鋳物製品である場合のよ
うに、ワーク表面36、38の表面が粗く、かつ、硬度
が高い場合に、ワーク表面の小さい凸部が係合面35や
係合面37に喰い込み、それにより、ワーク保持力が増
加することが期待できる。
上述のクランプブロック7の傾斜面42は、楔5の傾斜
面43と密着している。傾斜面42、43は案内面2側
へゆくにつれてボルト25に接近するように傾斜してい
る。従って、従来と同様に、ボルト25を締め付ける
と、傾斜面42、43の作用により、締め付け力が楔5
からクランプブロック7へバイス縦方向の力として及ぼ
され、その力により、クランプブロック7と係合板9の
間でワークWが挟持される。
ボルト25は、ワークWの加工が完了すると逆方向に回
され、それにより、楔5からクランプブロック7への力
が解放されてワークWを外せる状態となる。ワークWを
外すと、クランプブロック7を楔5と反対側から支持す
る部材が存在しなくなるので、楔5と自重により案内面
2上へ落ちようとする。仮に楔5が落ちると、次にワー
クWを取り付ける場合、楔5を引き上げてクランプブロ
ック7を元の位置へ戻す必要があるが、傾斜面42と傾
斜面43が密着しているので、楔5の引き上げが行ない
にくい。その様な楔5の落下を防止するために前述のば
ね受けピース18が設けてある。
ばね受けピース18は、前述のごとく、セットスクリュ
ー26によりベース1に固定され、ばね27によりクラ
ンプブロック7を連結部材15側へ付勢しているので、
両方のクランプブロック7は常に楔5側へ押されてい
る。従って、ワークWが外されても、クランプブロンク
7が係合板9側へ移動することはなく、新たなワークW
を装着できるだけの間隔を係合板9に対して保つ。
図示の構造では、2個の比較的短いワークWが取り付け
てあるが、それらに代えて、1個の長いワークを取り付
けることも可能である。そのために、端部ブロック4の
係合板9と反対側の端面には、傾斜面42と同じ傾斜角
度の傾斜面45が設けてある。長いワークを取り付ける
場合、第1図で右側のクランプブロック7をベース1か
ら外し、端部ブロック4を図示の姿勢とは左右逆の姿勢
でベース1に取り付け、楔5の第1図で右側の傾斜面4
3を傾斜面45に係合させる。これにより、端部ブロッ
ク3に取り付けた係合板9と残りのクランプブロック7
との間に長いワーク設置空間を形成することができ、そ
こにワークを装着し、傾斜面45を利用して楔5により
クランプブロック7に締め付け力を及ぼすことができ
る。
1個のワーク及び2個のワークのいずれを取り付ける場
合でも、ワークの長さが変化すると、それに対応させて
端部ブロック4の位置を縦方向に調節する必要がある。
そして、図示のワーク(第1ワーク)を加工した後、そ
れよりも短い別のワーク(第2ワーク)を加工する場
合、端部ブロック4をワーク長さに対応させてそれまで
の位置(元の位置)から第1図で左方へ移動させる。次
に第2ワーク(又は更に別のワーク)の加工が完了した
後、再び第1のワークを加工する場合、端部ブロック4
を元の位置に戻す必要がある。その様な位置の調節や再
設定を容易かつ正確に行うために、図示の構造では、次
のような工夫が凝らしてある。
第4図のごとく、案内面2の案内溝10にはセレーショ
ン部50が設けてあり、端部ブロック4及び端部ブロッ
ク3(第1図)の下面にもセレーション部50に噛み合
うセレーション部51が設けてある。それらの歯はそれ
ぞれ横方向(バイス軸方向)に延びて、互いに縦方向に
並んでいる。セレーション部50の歯底にはアールがつ
けてあり、歯先は、そこに第1図のクランプブロンク7
等を載せる関係上、平坦に成形されている。セレーショ
ン部51も同様の形状を有している。
この構造によると、端部ブロック4をセレーション部5
0のピッチずつ正確に移動させることができる。又、位
置の確認を容易化するために、その一部のみ示されてい
るが、ベース1の一方又は両方の側面には目盛り52が
付けてある。又、端部ブロック4の側面の両方又は一方
には、目盛り52と対をなす基準線53が設けてある。
目盛り52はベース1の全長にわたって設けることもで
き、又、実際に目盛りの必要な範囲だけに設けることも
できる。
図示の構造では、端部ブロック3の下面にもセレーショ
ン部50に噛み合うセレーション部51が設けられ、
又、目盛り52と対をなす基準線53が設けてある。端
部ブロック3は、ワークWの長さとは無関係に、通常は
常に一定の位置に固定されるが、この構造によると、場
合によっては、端部ブロック4と同様に端部ブロック3
の縦方向位置も容易かつ正確に調節することができる。
又、セレーション部51を設けたことにより、端部ブロ
ック3を一定の位置に常に維持する場合でも、その位置
決め精度を高めることができる。
[発明の効果] 第1の発明によると、バイス各部のワークとの係合面3
5、37の硬度を比較的低く設定することにより、ワー
クWの表面精度や粗さに影響されることなく、ワークW
を正確かつ強固に保持することが可能となる。
第2の発明によると、楔5に連結するクランプブロック
7をばね受けピース18により楔5側へ付勢するように
したので、ワークWを外した時に楔5が落下することを
防止し、ワークWの着脱作業を簡単化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のバイスの一部切欠き側面図、第
2図は第1図のバイスの一部切欠き平面図、第3図は第
1図のIII−III矢視図、第4図は第1図の拡大部分図で
ある。 1……ベース、2……案内面、3、4……端部ブロッ
ク、5……楔、7……クランプブロック、10……案内
溝、13……連結部材、15……連結部材、17……連
結部、18……ばね受けピース、24……ボルト(固定
手段)、25……ボルト(締め付け機構)、27……ば
ね、35……係合面、36……表面、37……係合面、
38……表面、39……突起、40……凹部、50……
セレーション部、51……セレーション部、52……目
盛り、53……基準線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状かつブロック状のベースにその縦方向
    に延びる案内面を形成し、案内面に面するワーク設置空
    間を挟んで1対の端部ブロックを配置し、両端部ブロッ
    クを両者間の距離を調節できる状態でベースに固定する
    固定手段を設け、両端部ブロックの間に楔と該楔を案内
    面側へ締め付ける締め付け機構とを縦方向に移動自在に
    設け、少なくとも一方の端部ブロックと楔との間に上記
    ワーク設置空間を形成し、楔と各ワーク設置空間との間
    にクランプブロックを縦方向にのみ移動自在に配置し、
    端部ブロックとクランプブロックのワーク設置空間側の
    部分にワーク係合面を設け、楔とそれに隣接する上記ク
    ランプブロックとに、互いに係合して上記締め付け機構
    による締め付け力をワーク設置空間側への力に変換して
    クランプブロックに及ぼすための傾斜面を設け、上記ワ
    ーク係合面の硬度を上記傾斜面よりも低く、機械加工が
    可能な程度に設定したことを特徴とするバイス。
  2. 【請求項2】棒状かつブロック状のベースにその縦方向
    に延びる案内面を形成し、案内面に面するワーク設置空
    間を挟んで1対の端部ブロックを配置し、両端部ブロッ
    クを両者間の距離を調節できる状態でベースに固定する
    固定手段を設け、両端部ブロックの間に楔と該楔を案内
    面側へ締め付ける締め付け機構とを縦方向に移動自在に
    設け、少なくとも一方の端部ブロックと楔との間に上記
    ワーク設置空間を形成し、楔と各ワーク設置空間との間
    にクランプブロックを縦方向にのみ移動自在に配置し、
    ワーク設置空間を挟んで対向する端部ブロックとクラン
    プブロックの表面に、ワークに係合するワーク係合面を
    形成し、楔とそれに隣接する上記クランプブロックと
    に、互いに係合して上記締め付け機構による締め付け力
    をワーク設置空間側への力に変換してクランプブロック
    に及ぼすための傾斜面を設け、縦方向に延びて支持面に
    開口する案内溝をベースに設け、クランプブロックの一
    部分を上記案内溝に入り込ませ、ばね受けピースを上記
    案内溝に縦方向位置を調節できる状態で固定し、クラン
    プブロックを楔側へ付勢するばねをばね受けピースによ
    り支持したことを特徴とするバイス。
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