JP4551556B2 - 笠木取付具及び笠木取付構造 - Google Patents

笠木取付具及び笠木取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基体に笠木を取付ける際に使用される笠木取付具及びその笠木取付具を使用した笠木取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋上の周縁に立設された壁、バルコニーの手摺り壁、階段の手摺り等には、それを基体としてその頂部を覆うように笠木が取付けられている。かかる笠木は、図13に示すように、基体39に装着固定された笠木取付具aを介して取付けられるものである。そして、笠木取付具aは、金属製の平板をプレス加工により断面略台形に成形されたものであり、基体39の頂面に装着固定されると共に笠木37の底面を支える天板部31と、その天板部31の両側端からそれぞれ下方外向きに延びる脚部32,32と、各脚部32の下端をなし笠木37の側部37bの内側に設けられた係合面38に係合して笠木37の上方への移動を規制する係合部33とを有している。
【0003】
ところで、笠木の補修、取替えまたは位置調整等の理由により笠木を基体から取外したい場合がある。その場合、いずれか一方の係合部の係合面への係合を解除する必要があるが、取付けられた笠木を下から見た場合、通常、係合部は係合面に隠れて見えず、笠木取付具から笠木を取外すことは極めて困難である。
【0004】
そこで、かかる問題を解決する笠木取付具として、特開平8−260643号公報には、笠木取付具の脚部の両側縁を内側に屈曲させた屈曲部を設けたものが開示されており、かかる構成によれば、屈曲部と笠木との間に形成される隙間にドライバー等の棒状器具をこじ入れることにより脚部先端の笠木の側面内側下部に設けられた係合突起部への係合が容易に外れ、笠木を笠木取付具から容易に取外すことができる、との内容が記載されている。
【0005】
また、特開2000−87523号公報には、下地材上に固定される当接部から、この下地材上に被せられる笠木に係合する係合部が延設されてなる笠木取付具であって、係合部による係合の離脱を容易にする舌部が係合部から延設されているものが開示されており、かかる構成によれば、ドライバーや指で舌部に外力を及ぼすことにより係合部の笠木への係合を容易に解除することができる、との内容が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平8−260643号公報及び特開2000−87523号公報に開示されているいずれの笠木取付具も、笠木の側部内側と笠木取付具との間の狭い隙間にドライバーや指を入れて笠木の取外しを行わなければならず、笠木の取外し作業の作業性が悪い。
【0007】
また、ドライバー等の棒状器具を笠木の側部内側と笠木取付具との間の狭い隙間に無理矢理挿入して笠木を取外そうとすると棒状器具の先端部で笠木を破損する虞がある。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、棒材(棒状器具)を用いて極めて簡単に笠木の取外しができる笠木取付具及びその笠木取付具を使用した笠木取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、笠木取付具の脚部内側に、笠木取外し時に下方から差し入れられる棒材の先端部を係止する棒材係止部を内向きに突出させて設けるようにしたものである。
【0010】
具体的には、本発明は、
基体の頂部を覆うように形成され且つ該基体の側面部分を覆う両側部の内側にそれぞれ係合面が設けられた笠木を、該基体に取付ける際に使用される笠木取付具であって、
弾性を有する材料により形成され、且つ上記基体の頂面に固定される天板部と、該天板部の両側端からそれぞれ下方外向きに延びる脚部と、該脚部の下端をなし上記笠木の側部内側の係合面に係合して該笠木の上方への移動を規制する係合部と、を備え、
上記両脚部の少なくとも一方には、その内側に下方から差し入れられる笠木取外し作業用の棒材の先端部を係止する棒材係止部が内向きに突出して設けられており、
上記棒材係止部は、金属板で形成された上記脚部から切り出されると共に棒材の先端部が嵌合する係止孔が設けられた舌片で構成されていることを特徴とする。
【0011】
上記の構成によれば、ドライバー等の棒材を脚部の下方から差し入れてその先端部を棒状係止部で係止した後、棒材の露出部分に外向きに外力を与えて上方外方に移動させると、笠木の開口端近傍が支点となって、てこの原理により棒材の先端部が脚部と共に内方に移動して係合部の係合面への係合が解除され、さらに、棒材の露出部分を上方外方に移動させると棒材によって支点となった笠木の開口端近傍が持ち上げられて笠木が基体から外れることとなるので、笠木の取外し作業を片手でも簡単に行うことができ、しかも、棒材係止部が脚部の内側に設けられており、基体と脚部との間に棒材を差し入れればよく、従来のように棒材を狭い隙間に差し入れる必要がないので、笠木の取外し作業の作業性が良好なものとなり、また、棒材の先端部で笠木を破損する虞もない。
【0012】
もちろん、上記の方法だけでなく、棒材の先端部を棒材係止部で係止した後、脚部が内方に移動するように棒材全体を一旦内方に移動させて係合部の係合面への係合を解除し、次いで、係止された棒材の先端部を中心として棒材の他端を上方外方に移動させて棒材で笠木を持ち上げるようにしてもよい。また、棒材の先端部を棒材係止部で係止した後、脚部が内方に移動するように棒材全体を一旦内方に移動させて係合部の係合面への係合を解除し、笠木を手で外すようにしてもよい。
【0013】
また、上記の構成によれば、脚部から係止孔が設けられた舌片を切り出すことによって容易に棒材係止部を形成させることができ、また、笠木取付具としての構成も簡易となる。
【0014】
板部は、笠木の内側に設けられた幅方向に対峙する一対の押圧面のそれぞれに当接して、その押圧面を外向きに押圧する幅方向位置規制部を備える構成であってもよい。かかる構成によれば、笠木の取付け時には、幅方向位置規制部が笠木の内側の押圧面を押圧してその幅方向の位置規制がなされ、笠木の取付精度の向上が図られることとなる。また、笠木を取付け後には、笠木に外力が作用しても幅方向位置規制部がそれに対抗する機能を発揮し、笠木取付構造の安定化が図られることとなる。この場合、少なくとも棒状係止部が設けられる脚部と同じ側に位置する幅方向位置規制部は、その上端部が上方内側に湾曲又は傾斜する面に形成されていることが好ましい。かかる構成によれば、笠木の取付け時には、笠木の押圧面がその面に案内されて幅方向位置規制部との当接が達成される一方、笠木の取外し時には、笠木の押圧面がその面に案内されて幅方向位置規制部との当接が解除されることとなり、笠木着脱時における幅方向位置規制部の機能発現又は機能解除がスムーズに行われることとなる。
【0015】
さらに、側部内側の係合面が下方内向きに傾斜したテーパ状に形成された笠木を基体に取付ける際に使用される笠木取付具の場合、天板部と脚部とが成す角度及び脚部の長さが、笠木で基体の頂部を覆うとき、脚部が笠木に押圧されて基体側に弾性的に移動した後、脚部が弾性復帰する際に、係合部が笠木の係合面に係合当接して係合面を下方外向きに押圧するように設定されている構成としてもよい。かかる構成によれば、笠木の側部内側に設けられた下方内向きに傾斜したテーパ状の係合面に笠木取付具の脚部先端の係合部が係合当接し、その係合面を下方外向きに押圧することとなるので、この下方に作用する力により笠木の上下のがたつきが防止されることとなる。加えて、外向きに作用する力によって幅方向のがたつきもが防止されることとなる。また、脚部が弾性変形可能に形成され且つ係合面がテーパ状に形成されているので、脚部の長さに設計に対する若干の寸法誤差が生じた場合でも、係合部がテーパ状の係合面のいずれかの位置に係合当接し、その寸法誤差を吸収することとなる。このとき、係合部は、のこぎり歯形状に形成する等の摩擦係数を高める加工が施されているものであってもよい。このようにすれば、係合部と係合面との係合を確実なものとすることができる。また、同様の目的で、笠木の側部内側の係合面は、粗面に形成する等の摩擦係数を高める加工が施されているものであってもよい。
【0016】
また、笠木取付具としては、一体型のもの限定されず、各々、弾性を有する材料により形成され、且つ天板部と、その天板部の一方の側端から下方外向きに延びる脚部と、その脚部の下端をなす係合部とを備えており、両脚部がそれぞれ反対向きに位置するように両天板部が基体の頂面に固定され且つ両係合部がそれぞれ笠木の対応する側部内側の係合面に係合することにより笠木の上方への移動を規制するように構成された第1及び第2取付部材からなるものであってもよく、この場合、第1及び第2取付部材の両脚部の少なくとも一方に、その内側に下方から進入する笠木取外し作業用の棒材の先端部を係止する棒材係止部を内向きに突出して設け、棒材係止部を、金属板で形成された脚部から切り出されると共に棒材の先端部が嵌合する係止孔が設けられた舌片で構成すればよい。かかる構成によれば、第1及び第2取付部材の両天板部を、それぞれの脚部対向端同士を対峙若しくは突き合わせるように又はそれぞれの脚部側から見て同一側の側端同士を対峙若しくは当接させるように基体頂面に固定することが可能であるので、基体の幅に応じて笠木取付具を準備する必要がなく、第1及び第2取付部材からなる単一種の笠木取付具によって幅の異なる基体に対応して笠木を取付けることができることとなる。また、同様に、両脚部間の間隔を自在に設定することが可能であるので、笠木の幅に応じて笠木取付具を準備する必要がなく、単一種の笠木取付具によって幅の異なる笠木に対応してそれを基体に取付けることができることとなる。
【0017】
そして、以上のような笠木取付具によって基体に笠木が取付けられた笠木取付構造は、笠木の取外しが極めて簡単なものとなる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ドライバー等の棒材を脚部の下方から差し入れてその先端部を棒状係止部で係止した後、棒材の露出部分に外向きに外力を与えて上方外方に移動させることにより笠木が基体から外れることとなるので、笠木の取外し作業を片手でも簡単に行うことができ、しかも、棒材係止部が脚部の内側に設けられており、基体と脚部との間に棒材を差し入れればよく、従来のように棒材を狭い隙間に差し入れる必要がないので、笠木の取外し作業の作業性が良好なものとなり、また、棒材の先端部で笠木を破損する虞もない。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
【0020】
(実施形態1)
<笠木取付具の構成>
図1〜4は、本発明の実施形態1に係る笠木取付具Aを示す。笠木取付具Aは、金属製(バネ鋼SUP3、ステンレス等)の厚さ0.3〜0.5mmの平板をプレス加工により断面略台形状に成形したものであり、長方形状の天板部1と、天板部1の両短辺側端1a,1aに続いて下方外向きに延びる脚部2,2と、両脚部2,2の下端をなす係合部3,3とを備えている。
【0021】
天板部1は、基体に装着固定されると共に笠木の底面を直接または板状体を介して支える役割を果たす。
【0022】
天板部1の各長辺側端1bの中央近傍には、一対の固定具挿通孔5,5が設けられており、この合計4つの固定具挿通孔5,5,…に釘、ボルト等が挿通されて基体の頂面に装着固定される。
【0023】
また、天板部1の両長辺側端1b,1b中央には、V字状の欠損が設けられていると共に、天板部1中央には、菱形の欠損が設けられており、これらが幅位置決め標6,6,6を構成し、この幅位置決め標6,6,6を基体の頂面上に記した直線等に合わせることにより笠木取付具Aの幅方向の位置決めが図られる。
【0024】
さらに、天板部1の両脚部2,2との境界近傍には、幅方向に対向する一対の舌片状の幅方向位置規制部16,16が天板部1から切り出されて立設されており、これらが笠木の内側に設けられた幅方向に対峙した一対の押圧面をそれぞれ外向きに押圧する。この幅方向位置規制部16は、天板部1から上方内側に緩やかに立ち上がる基端部16aと、基端部16aに続いて上方外側に突出した当接部16bと、当接部16bに続いて上方内側に緩やかに湾曲した案内部16cとからなり、当接部16bが笠木を取付けた状態でその内側の押圧面を当接押圧し、案内部16cが笠木の着脱時に押圧面を案内する。
【0025】
各脚部2は、係合部3が笠木の側部内側の係合面に係合するように係合部3に弾性力を付与する役割を果たす。
【0026】
各脚部2の中央部には、脚部2の下部側を基端としてコの字状に切り出された略矩形舌片状の棒材係止部20が脚部2の内側に突出するように脚部2に対して直角に屈曲されて設けられていると共に、その棒状係止部20の中央には、その長辺と平行に延びる係止孔20aが設けられ、笠木取外し時に脚部2の下方からドライバー等の笠木取外し作業用の棒材を差し入れた際にその先端部が係止孔20aに嵌まって棒材が係止される。
【0027】
また、各脚部2の外側面の棒状係止部20aの下方には、棒状係止部20と平行に延びるリブ21が設けられており、これによって脚部2の補強が図られる。
【0028】
各係合部3は、笠木の内側に設けられた係合面に係合して笠木の上方への移動を規制する役割を果たす。
【0029】
この笠木取付具Aによって基体9に取付けられる笠木7は、図5に示すように、笠木7の側部7b内側の係合面8が下方内向きに傾斜したテーパ状に形成されている。
【0030】
そして、笠木取付具Aの脚部2と天板部1とが成す角度及び脚部2の長さは、笠木7で基体9の頂部を覆うとき、脚部2が笠木7に押圧されて基体7側に弾性的に変位した後、脚部2が弾性復帰する際に、係合部3が係合面8に係合当接して係合面8を下方外向きに押圧するように設定されている。すなわち、笠木取付具Aに笠木7を取付けた状態において、脚部2と天板部1とが成す角度は、脚部2と天板部1との境界部(X)と係合面8の下端(Y)とを結ぶ線が天板部1となす角度(α)より大きく設定されており、これによって笠木7を取付ける際の脚部2の基体9側への弾性的な変位が可能となる。また、脚部2の長さは、係合面8の上端(Z)からXまでの距離より長く且つXからYまでの距離より短く設定されており、これによって係合部3の係合面8への係合が可能となる。
【0031】
<笠木の取付方法>
笠木取付具Aを使用した笠木7の基体9への取付方法について図6に基づいて説明する。
【0032】
まず、笠木取付具Aの基体9への装着に先立って、基体9の頂面の幅方向中央位置に、笠木取付具Aの幅方向の装着位置調整を図るための直線状のマーク11を墨で記す。
【0033】
次いで、笠木取付具Aの天板部1に設けられた幅位置決め標6,6,6を基体9の頂面に記されたマーク11に合わせ、ねじ釘13,13,…を固定具挿通孔5,5,…に挿通して基体9の頂面に僅かに打ち付けて仮止めする。
【0034】
続いて、笠木取付具Aの上下方向の位置調整を行う。このとき、必要に応じて基体9の頂面と天板部1との間に高さ調整シート12を挟む。
【0035】
そして、ねじ釘13,13,…を完全に締め込み天板部1を基体9に装着固定する。
【0036】
最後に、笠木7を基体9の頂面を覆うようにして上から被せ、係合部3,3を係合面8,8に係合させることにより、笠木7の基体9への取付が完了する。このとき、笠木7の各押圧面7a下端がそれぞれ対応する幅方向位置規制部16の案内部16cを摺動するようにして、最終的に押圧面7aが当接部16bに当接するようにする。
【0037】
<笠木取付構造>
笠木取付具Aを使用した笠木取付構造について図7に基づいて説明する。
【0038】
図7は、笠木取付具Aが装着された基体9に笠木7が取付けられた笠木取付構造を示す。
【0039】
笠木取付具Aは、天板部1が基体9の頂面に固定されて装着されている。この固定は、天板部1に設けられた固定具挿通孔5,5,…を貫通して釘13,13,…を基体9頂面に打ち込むことによりなされている。
【0040】
そして、笠木取付具Aの上から笠木7が被せられており、脚部2,2下端の係合部3,3は、笠木7の側部7b内側に設けられた下方内向きに傾斜したテーパ状の係合面8,8に係合当接し、その係合面8,8を下方外向きに押圧している。ここで、笠木7を取付ける際、脚部2,2は笠木7の開口部に押圧されて一旦基体9側に弾性的に変位し、脚部2,2が弾性復帰する際に、係合部3,3が係合面8,8に係合当接するものである。
【0041】
また、笠木7の側部7b,7bと基体9との間には隙間が形成されており、下方より脚部2,2の内側、従って、棒材係止部20,20が視認可能となっている。これによって、笠木7の取外し時にドライバー等の棒材がその隙間に差し入れられ、その先端部が棒材係止部20の係止孔20aに嵌合して係止される。
【0042】
さらに、天板部1に設けられた幅方向位置規制部16,16は、それぞれ笠木7の内側上部に設けられた幅方向を向く一対の対向する押圧面7a,7aを外方に押圧している。
【0043】
<笠木の取外し方法>
笠木取付具Aを使用した笠木取付構造の笠木7の取外し方法について図8に基づいて説明する。
【0044】
まず、図8(a)に示すように、笠木7の側部7bと基体9との間の隙間にマイナスドライバー22を差し入れ、その先端部22aを脚部2の内側に突出して設けられた棒材係止部20の係止孔20aに嵌合させて係止する。
【0045】
次いで、図8(b)に示すように、マイナスドライバー22の図示しないハンドルを上方外方(図中の矢印)に移動させる。このとき、マイナスドライバー22の先端部22aからややハンドル側の部分が笠木7の係合面8を形成する開口突部7cに当接してそこが支点となり、てこの原理により棒材係止部20に係止されたマイナスドライバー22の先端部22aと共に脚部2が内方に移動し、係合部3の係合面8への係合が解除される。
【0046】
そして、図8(c)に示すように、マイナスドライバー22の図示しないハンドルをさらに上方外方に移動させる。このとき、マイナスドライバー22に当接する開口突部7cが持ち上げられ、また、それと共に、幅方向位置規制部16の当接部16bの当接面7aへの当接位置が下方に移動し、最終的には当接面7a下端が当接部16b乃至案内部16cを摺動して押圧部16bの押圧面7aへの当接が解除され、笠木7の基体9からの取外しが完了する。
【0047】
<作用・効果>
上記構成の笠木取付具Aによれば、脚部2の下方からマイナスドライバー22を差し入れられてその先端部22aを棒状係止部20の係止孔20aに嵌合させて係止し、マイナスドライバー22のハンドルに外向きに向かう外力を与えて上方外方に移動させると、笠木7の開口突部7cが支点となって、てこの原理によりマイナスドライバー22の先端部22aが脚部2と共に内方に移動して係合部3の係合面8への係合が解除され、さらに、ハンドルを上方外方に移動させるとマイナスドライバー22によって支点となった笠木7の開口突部7cが持ち上げられて笠木7が基体9から外れることとなるので、笠木7の取外し作業が片手でも簡単に行うことができ、しかも、棒材係止部20が脚部2の内側に設けられており、基体9と脚部2との間にマイナスドライバー22を差し入れればよく、従来のように棒材を狭い隙間に差し入れる必要がないので、笠木7の取外し作業の作業性が良好なものとなり、また、マイナスドライバー22の先端部22aで笠木7を破損する虞もない。
【0048】
また、棒材係止部20は、マイナスドライバー22の先端部22aが嵌合する係止孔20aが設けられた舌片で構成されているので、脚部2から長孔が設けられた舌片を切り出すだけでかかる棒材係止部20が形成され、笠木取付具Aの構成が簡易なものとなる。
【0049】
さらに、天板部1は、笠木7の内側上部に設けられた幅方向を向く一対の対向する押圧面7a,7aのそれぞれに当接してその押圧面7a,7aを押圧する幅方向位置規制部16,16を備えているので、笠木7の取付け時には、幅方向位置規制部16,16が対応する押圧面7a,7aを押圧して笠木7の幅方向の位置規制がなされ、笠木7の取付精度の向上が図られることとなる。加えて、笠木7を取付け後には、笠木7に外力が作用してもそれに対抗し、笠木取付構造の安定化が図られることとなる。
【0050】
また、幅方向位置規制部16は、その上端部が上方内側に湾曲した面に形成された案内部16cを構成しているので、笠木7の取付け時には、笠木7の押圧面7aが案内部16cに導かれて幅方向位置規制部16との当接が達成される一方、笠木7の取外し時には、笠木7の押圧面7aが案内部16cに導かれて幅方向位置規制部16との当接が解除されることとなり、笠木7着脱時における幅方向位置規制部16の機能発現又は機能解除がスムーズに行われることとなる。
【0051】
そして、笠木7の側部7b内側の係合面8が下方内向きに傾斜したテーパ状に形成されている一方、天板部1と脚部2とが成す角度及び脚部2の長さが、笠木7で基体9の頂部を覆うとき、脚部2が笠木7に押圧されて基体9側に弾性的に移動した後、脚部2が弾性復帰する際に、係合部3が笠木7の係合面8に係合当接して係合面8を下方外向きに押圧するように設定されているので、笠木取付具Aの脚部2先端の係合部3が笠木7の側部7b内側に設けられた係合面8に係合当接し、その係合面8を下方外向きに押圧することとなり、この下方に作用する力により笠木7の上下のがたつきが防止され、外向きに作用する力によってその幅方向のがたつきもが防止されることとなる。
【0052】
また、脚部2が弾性変形可能に形成され且つ係合面8がテーパ状に形成されているので、脚部2の長さに設計に対する若干の寸法誤差が生じた場合でも、係合部3がテーパ状の係合面8のいずれかの位置に係合当接し、その寸法誤差が吸収されることとなる。
【0053】
そして、天板部1は、釘13,13,…を用いて基体9に装着固定するための固定具挿通孔5,5,…を備えているので、例えば天板部をなす金属板上から釘等を打ち付けると笠木取付具の破損、変形等の原因となるが、そのような事態が回避される。
【0054】
また、天板部1に、幅位置決め標6,6,6が設けられているので、基体9の頂面に記されたマーク11にそれらを合わせることにより、笠木取付具Aを基体9の幅方向における所定位置に装着することができ、複数の笠木取付具Aを基体9に装着して笠木7を取付けたような場合、笠木7が長さ方向で左右に波打った形態となることはなく、笠木取付構造としての施工品質が高いものとなる。
【0055】
(実施形態2)
図9は、本発明の実施形態2に係る笠木取付具Bの脚部2を示す。図10は、実施形態2の笠木取付構造の要部断面を示す。なお、実施形態1と同一部分は同一の符号で示す。
【0056】
笠木取付具Bは、脚部2先端の係合部3がのこぎり歯状に形成されている。また、笠木の係合面8は粗面に形成されている。その他の構成は、実施形態1にかかる笠木取付具A及び笠木と同一である。
【0057】
上記構成によれば、係合部3の係合面8への係合がより確実なものとなり、笠木7の笠木取付具Bへの取付状態が一層強固なものとなる。
【0058】
笠木の取付、取外し方法、その他の笠木の取付構造の構成、及びその他の作用・効果は実施形態1と同一である。
【0059】
(実施形態3)
図11は、本発明の実施形態3に係る笠木取付具Cを示す。なお、実施形態1と同一部分は同一の符号で示す。
【0060】
笠木取付具Cは、同一形状の第1取付部材c1と第2取付部材c2(以後「取付部材c」と称する)とからなる。
【0061】
この取付部材cは、金属製(バネ鋼SUP3、ステンレス等)の厚さ0.3〜0.5mmの平板をプレス加工により断面「く」の字形状に成形したものであり、長方形状の天板部1と、天板部1の一方の短辺側端1aに続いて下方外向きに延びる脚部2と、脚部2の下端をなす係合部3とを備えている。
【0062】
天板部1は、基体に装着固定されると共に笠木の底面を直接又は板状体を介して支える役割を果たす。
【0063】
天板部1の脚部2との境界近傍には、天板部1から切り出された幅方向位置規制部16が立設されており、これが笠木の内側に設けられた押圧面を幅方向に押圧する。この幅方向位置規制部16は、天板部1から上方内側に緩やかに立ち上がる基端部16aと、基端部16aに続いて上方外側に突出した当接部16bと、当接部16bに続いて上方内側に緩やかに湾曲した案内部16cとからなり、当接部16bが笠木を取付けた状態でその内側の押圧面に当接押圧し、案内部16cが笠木の着脱時に押圧面を案内する。
【0064】
また、天板部1の位置規制部16の両側には、それぞれ固定具挿通孔5,5が設けられており、これに釘、ボルト等が挿通されて基体の頂面に装着固定される。
【0065】
さらに、脚部2側から見て天板部1の左側の長辺側端1bには、脚部2に近い方から順にV字状の切欠部17a,17b,17cが設けられ、また、脚部2から最も遠い側の切欠部17cに隣接して、これらの切欠部17a,17b,17cに係合可能な側部突起18が設けられており、一対の取付部材c,cの側端同士を当接させて笠木取付具Cを構成する際に、切欠部17a(17b,17c)に側部突起18を係合させることにより、取付部材c,cの相対的な位置ずれの防止が図られる。
【0066】
また、脚部2から見て天板部1の右側の長辺側端1bには、左側長辺側端1bの切欠部17b,17cに対向するように脚部2に近い方から順にV字状の切欠部17d,17eがそれぞれ設けられていると共に、対向する切欠部17b,17d及び17c,17eとの中間部には脚部2に近い方から順に菱形状の切欠部17f,17gがそれぞれ設けられており、これらのうち直線状に配置される組合せにより、取付部材aの基体9の幅方向の装着位置決めをするための幅位置決め標が構成される。
【0067】
そして、天板部1の脚部2側と反対側の他方の短辺側端1a中間部にもV字状の他端切欠部19が設けられており、一対の取付部材c,cの他方の短辺側端1a同士突き合わせて笠木取付具Cを構成する際に、両方の他端切欠部19,19を対向させることにより、取付部材c,c相互の位置合わせが行われる。
【0068】
各脚部2は、係合部3が笠木の側部内側の係合面に係合するように係合部3に弾性力を付与する役割を果たす。
【0069】
各脚部2の中央部には、脚部2の下部側を基端としてコの字状に切り出された略矩形舌片状の棒材係止部20が脚部2の内側に突出するように脚部2に対して直角に屈曲されて設けられていると共に、その棒状係止部20の中央には、その長辺と平行に延びる係止孔20aが設けられ、笠木取外し時に脚部2の下方からドライバー等の笠木取外し作業用の棒材を差し入れた際にその先端部が係止孔20aに嵌合して棒材が係止される。
【0070】
また、各脚部2の外側面の棒状係止部20aの下方には、棒状係止部20と平行に延びるリブ21が設けられており、これによって脚部2の補強が図られる。
【0071】
各係合部3は、笠木の内側に設けられた係合面に係合して笠木の上方への移動を規制する役割を果たす。
【0072】
そして、一対の取付部材c,cにより笠木取付具Cを構成する際には、図12(a)に示すように、天板部1の脚部2に対向する短辺側端1a同士を、両他端切欠部19,19によって菱形形状の欠損部が形成されるように突き合わせたり、また、図12(b)に示すように、各取付部材cの脚部2側から見て左側の長辺側端1b同士を、脚部2から最も遠い側の切欠部17cに側部突起18を係合させるように当接させたり、又は脚部2に最も近い側の切欠部17aに側部突起18を係合させるように当接させたり、若しくは真ん中の切欠部17bに側部突起18を係合させるように当接させて両取付部材c,cを基体の頂面に配置し装着固定する。あるいは、このとき、天板部1の短辺側端1a同士又は長辺側端1b同士を対峙させるように両取付部材c,cを基体の頂面に配置し装着固定してもよい。
【0073】
上記構成の笠木取付具Cによれば、一対の取付部材c,cの両天板部1,1を、それぞれの脚部2に対向する短辺側端1a同士を対峙若しくは突き合わせるように又はそれぞれの脚部2側から見て同一側の長辺側端1b同士を対峙若しくは当接させるように基体の頂面に固定することが可能であるので、基体の幅に応じて笠木取付具を準備する必要がなく、一対の取付部材からなる単一種の笠木取付具Cによって幅の異なる基体に対応して笠木を取付けることができる。
【0074】
また、同様に、両脚部2,2間の間隔を自在に設定することが可能であるので、笠木の幅に応じて笠木取付具を準備する必要がなく、単一種の笠木取付具Cによって幅の異なる笠木に対応してそれを基体に取付けることができる。
【0075】
脚部2と天板部1とが成す角度及び脚部2の長さの構成は実施形態1と同一である。また、笠木の取付、取外し方法及びその他の作用・効果も実施形態1と概ね同一である。
【0076】
(その他の実施形態)
上記実施形態1〜3では、笠木取付具を金属板をプレス加工した一体物としたが、特にこれに限定されるものではなく、各部を溶接等により接合したものであってもよい。また、笠木取付具の材質としては、特に限定されるものではなく、弾性材料であれば金属のほか樹脂、繊維強化樹脂等であってもよく、金属と樹脂との複合体であってもよい。
【0077】
また、上記実施形態1〜3では、脚部2は平坦な金属板で形成したが、特にこれに限定されるものではなく、長さ方向の断面が波形となるように表面に突条と凹溝とが交互に設けられているものであってもよい。この場合、脚部の強度が高められ、耐久性に優れるものとなる。
【0078】
また、上記実施形態1〜3では、直線状に延びた基体9の頂面に装着する笠木取付具を扱ったが、特にこれに限定されるものではなく、コーナーを形成する基体の頂面に合わせて「L」字状の天板部を有し、その「L」字に適合するように形成された笠木を取付けるための笠木取付具であってもよい。
【0079】
また、上記実施形態1〜3では、棒材係止部20を両方の脚部2,2に設けたが、一方にのみ設けたものであってもよい。
【0080】
また、上記実施形態1では、マイナスドライバー22の先端部22aを棒材係止部20で係止し、マイナスドライバー22のハンドルを上方外向きに移動させることにより係合部3の係合面8への係合を外すと共に笠木7の取外しを行うようにしたが、特にこれに限定されるものではなく、ドライバー等の棒材の先端部を棒材係止部で係止した後、脚部が内方に移動するように棒材全体を一旦内方に移動させて係合部の係合面への係合を解除し、次いで、係止された棒材の先端部を支点として棒材の他端を上方外向きに移動させて棒材で笠木を持ち上げるようにしてもよく、また、棒材の先端部を棒材係止部で係止した後、脚部が内方に移動するように棒材全体を一旦内方に移動させて係合部の係合面への係合を解除し、笠木を手で外すようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1に係る笠木取付具Aの斜視図である。
【図2】 実施形態1に係る笠木取付具Aの上面図 である。
【図3】 実施形態1に係る笠木取付具Aの正面図である。
【図4】 実施形態1に係る笠木取付具Aの側面図である。
【図5】 実施形態1に係る笠木取付具Aの脚部の寸法設定に関する説明図である。
【図6】 実施形態1の笠木の取付け方法に関する説明図である。
【図7】 実施形態1の笠木取付構造の断面図である。
【図8】 実施形態1の笠木の取外し方法に関する説明図である。
【図9】 実施形態2に係る笠木取付具Bにおける脚部の斜視図である。
【図10】 実施形態2の笠木取付構造の要部断面図である。
【図11】 実施形態3に係る笠木取付具Cの斜視図である。
【図12】 実施形態3に係る笠木取付具Cの基体への装着態様を示す説明図である。
【図13】 従来例に係る笠木取付構造の断面図である。
【符号の説明】
A,a,B,C 笠木取付具
c,c1,c2 取付部材
1,31 天板部
1a 短辺側端
1b 長辺側端
2,32 脚部
3,33 係合部
5 固定具挿通孔
7,37 笠木
7a 押圧面
7b,37b 側部
7c 開口突部
8,38 係合面
9,39 基体
11 マーク
12 高さ調整シート
13 (ねじ)釘
16 幅方向位置規制部
16a 基端部
16b 当接部
16c 案内部
17a〜g 切欠部
18 側方突起
19 他端切欠部
20 棒材係止部
20a 係止孔
21 リブ
22 マイナスドライバー
22a 先端部

Claims (7)

  1. 基体の頂部を覆うように形成され且つ該基体の側面部分を覆う両側部の内側にそれぞれ係合面が設けられた笠木を、該基体に取付ける際に使用される笠木取付具であって、
    弾性を有する材料により形成され、且つ上記基体の頂面に固定される天板部と、該天板部の両側端からそれぞれ下方外向きに延びる脚部と、該脚部の下端をなし上記笠木の側部内側の係合面に係合して該笠木の上方への移動を規制する係合部と、を備え、
    上記両脚部の少なくとも一方には、その内側に下方から差し入れられる笠木取外し作業用の棒材の先端部を係止する棒材係止部が内向きに突出して設けられており、
    上記棒材係止部は、金属板で形成された上記脚部から切り出されると共に棒材の先端部が嵌合する係止孔が設けられた舌片で構成されていることを特徴とする笠木取付具。
  2. 上記天板部は、上記笠木の内側に設けられた幅方向に対峙する一対の押圧面のそれぞれに当接して該押圧面を外向きに押圧する幅方向位置規制部を備えることを特徴とする請求項1に記載の笠木取付具。
  3. 少なくとも上記棒状係止部が設けられる脚部と同じ側に位置する幅方向位置規制部は、その上端部が上方内側に湾曲又は傾斜する面に形成されていることを特徴とする請求項に記載の笠木取付具。
  4. 上記側部内側の係合面が下方内向きに傾斜したテーパ状に形成された笠木を基体に取付ける際に使用される笠木取付具であって、
    上記天板部と上記脚部とが成す角度及び該脚部の長さが、上記笠木で上記基体の頂部を覆うとき、該脚部が該笠木に押圧されて該基体側に弾性的に移動した後、該脚部が弾性復帰する際に、上記係合部が該笠木の係合面に係合当接して該係合面を下方外向きに押圧するように設定されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一に記載の笠木取付具。
  5. 上記係合部は、摩擦係数を高める加工が施されていることを特徴とする請求項に記載の笠木取付具。
  6. 基体の頂部を覆うように形成され且つ該基体の側面部分を覆う両側部の内側にそれぞれ係合面が設けられた笠木を、該基体に取付ける際に使用される笠木取付具であって、
    各々、弾性を有する材料により形成され、且つ天板部と、該天板部の一方の側端から下方外向きに延びる脚部と、該脚部の下端をなす係合部とを備えており、上記両脚部がそれぞれ反対向きに位置するように上記両天板部が上記基体の頂面に固定され、上記両係合部がそれぞれ上記笠木の対応する側部内側の係合面に係合して該笠木の上方への移動を規制するように構成された第1及び第2取付部材からなり、
    上記第1及び第2取付部材の両脚部の少なくとも一方には、その内側に下方から差し入れられる笠木取外し作業用の棒材の先端部を係止する棒材係止部が内向きに突出して設けられており、
    上記棒材係止部は、金属板で形成された上記脚部から切り出されると共に棒材の先端部が嵌合する係止孔が設けられた舌片で構成されていることを特徴とする笠木取付具。
  7. 基体の頂部を覆うように形成され且つ該基体の側面部分を覆う両側部の内側にそれぞれ係合面が設けられた笠木を、請求項1乃至のいずれか一に記載の笠木取付具を介して基体に取付けたことを特徴とする笠木取付構造。
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