JPH11350680A - 笠木用固定金具とその取付方法 - Google Patents

笠木用固定金具とその取付方法

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JPH11350680A
JPH11350680A JP17806098A JP17806098A JPH11350680A JP H11350680 A JPH11350680 A JP H11350680A JP 17806098 A JP17806098 A JP 17806098A JP 17806098 A JP17806098 A JP 17806098A JP H11350680 A JPH11350680 A JP H11350680A
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mounting
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long hole
adjusting
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JP17806098A
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Yuichi Senno
裕一 仙納
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置箇所に固定金具を取り付けた状態で、固
定金具の高さ方向及び水平方向の調整を可能にする。 【解決手段】 建築部材の笠木12が取り付けられる載
置部26と、表裏面を貫通する固定用長穴20とを備え
た固定部材14を有する。表裏面を貫通する取付用長穴
30と、裏面から表面方向に向けて取り付けられた調整
ねじ18を備えた取付調整部材16を備える。固定部材
14の固定用長穴20に取付調整部材16の調整ねじ1
8を挿嵌固定可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建造物のベラン
ダや屋上の縁など、笠木を設置する建築物の所定箇所に
取り付けられ、笠木を所定の位置に固定するための笠木
用固定金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、笠木を固定する固定金具1は、図
8、図9に示すように矩形状の平板部2の表面両端部に
各々高さの異なる載置部3と、平板部2に設けられ表裏
面を貫通した長穴4と、載置部3と反対側の平板部2の
裏面側から一体に突設され所定の高さを有する脚部5と
を備えている。この固定金具1は、図8に示すように建
物のベランダ部分等の縁部11の所定の位置に固定さ
れ、載置部3上に架橋するように笠木6が取り付けられ
る。
【0003】固定金具1を建物の縁部11に取り付ける
には、まず長穴3に表面から裏面にむかってボルト7を
挿入し、建物の縁部11に予め設けられたプラグ8にボ
ルト7を螺合し固定する。このとき、平板部2の裏面は
建物の縁部11と接合し、また必要に応じて建物の縁部
11と平板部2との間にスペーサー9を設け、高さや載
置部3間の傾斜を調整する。また固定金具1は、ボルト
7をゆるめた状態で、長穴4の水平方向に移動し、固定
金具1の固定位置の微調整をすることができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、固定金具1はボルト7とプラグ8を螺合して固定す
る際、ボルト7をゆるめた状態において、水平方向に固
定金具1を移動させることはできたが、隣接する他の固
定金具1と高さや傾斜を合わせ、均一にする場合におい
ては、一旦固定金具1を取り外し、設置箇所にスペーサ
ー9を取りつけたり外したりして、高さを調整した後、
再び固定金具1を取り付ける必要があった。
【0005】また固定金具1の脚部5及び載置部3の幅
が一定であるため、種々な建物の縁部11と対応した幅
に調整することができず、さらにボルト7とプラグ8の
みで固定しているため、大きな外力が加わると固定金具
1が傾いたり、外れたりする危険があった。
【0006】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、設置箇所に固定金具を取り付けた状態
で、固定金具の高さ方向及び水平方向の調整をすること
が可能な笠木用固定金具とその取付方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の笠木用固定金
具は、建築部材の笠木が取り付けられる載置部と、表裏
面を貫通する固定用長穴とを備えた固定部材を有し、表
裏面を貫通する取付用長穴と、裏面から表面方向に向け
て取り付けられた調整ねじを備えた取付調整部材からな
り、上記固定部材の上記固定用長穴に上記取付調整部材
の調整ねじを挿嵌及び固定可能に設けた笠木用固定金具
である。
【0008】またこの発明は、表裏面を貫通する固定用
長穴を設けた第一固定部材と、固定用長穴を備え上記第
一固定部材と対向して配置される第二固定部材と、表裏
面を貫通する取付用長穴を有し裏面から表面方向に向け
て取り付けられた少なくとも二本の調整ねじを備えた取
付調整部材とからなり、上記第一固定部材及び第二固定
部材の上記固定用長穴に、上記取付調整部材の上記各調
整ねじを挿嵌及び固定可能に設けた笠木用固定金具であ
る。
【0009】さらに、上記取付調整部材と上記固定金具
との間に、上記固定部材を上方に付勢するバネが取り付
けられたものである。また、上記調整ねじは、上記固定
用長穴の表面に設けられたナットと螺合して固定され、
上記ナットは、固定ねじで回転しないように固定され
る。
【0010】次にこの発明の笠木用固定金具の取付方法
は、建築部材の笠木が取り付けられる載置部と、表裏面
を貫通する固定用長穴とを備えた固定部材を設け、表裏
面を貫通する取付用長穴と、裏面から表面方向にむけて
取り付けられた調整ねじを備えた取付調整部材を備え、
上記取付調整部材の裏面を建物の設置箇所と接合させ、
上記設置箇所に上記取付調整部材の取付用長穴を介して
固定用のボルトを挿入し、上記取付調整部材を所定の位
置で固定し、上記調整ねじを、上記固定部材に設けられ
た固定用長穴に挿入し、上記取付調整部材と固定部材と
が所定の間隔を有するように設置し、上記固定部材の高
さを調整するとともに、上記固定部材の固定用長穴によ
り上記固定部材の水平方向位置の調整を行う笠木用固定
金具の取付方法である。上記固定部材は、上記取付調整
部材に対して上方に付勢され、上記調整ネジの先端部に
設けられたナットにより、上記固定部材の位置を調節す
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1〜図5はこの発明の第
一実施形態の笠木用固定金具を示すもので、この笠木用
固定金具10に笠木12を取り付けた状態を示すもので
ある。笠木用固定金具10は笠木12が所定の傾斜を有
するように載置される固定部材14と、ベランダ等の建
物の縁部11に当接し固定される取付調整部材16とか
らなる。
【0012】笠木用固定金具10を構成する各部材は、
温度変化や大きな外力に対し、破損したり変形すること
がなく、耐久性を有するアルミニウムやその合金等の押
出形材からなり、適宜の長さに切って用いる。
【0013】固定部材14は、矩形状の平板の両側縁部
表面に、各々高さの異なる載置部26を有し、その裏面
側に所定の高さを有する脚部28を備えており、各構成
部材は、一体に成形されている。また載置部26の上部
には、ゴム等の弾性を有し、摩擦係数の大きな材料から
なるシール材27が設けられ、笠木12の下方に雨水が
入らないようにしている。
【0014】また固定部材14の載置部26間を略4等
分した区分のうち両側方に位置する区分内には、それぞ
れ載置部26方向に向かって長く伸び、表裏面を貫通し
た固定用長穴20が設けられている。この固定用長穴2
0が設けられた区分の厚みは、他の区分の厚みよりも厚
く、また固定用長穴20は調整ねじ18が挿通可能な幅
に形成されている。
【0015】取付調整部材16は、固定部材14よりも
広い幅を有し、脚部28間よりも短い長さを有する矩形
状の平板で、長辺方向の側縁部は、略直角で固定部材1
4方向に向かって折り曲げられている。また略中心部付
近で長辺方向に長く伸び、所定の幅を有する取付用長穴
30が設けられており、固定部材14の固定用長穴20
に挿入可能な位置に、調整ねじ18が各々一本突出して
固定されている。この調整ねじ18には、所定の弾力を
有するばね32が嵌挿されている。
【0016】さらに調整ねじ18には、ばね32と固定
部材14との間に狭持されているワッシャー22と、固
定部材14の表面に突出した調整ねじ18に螺合されて
いるナット部材23とが設けられている。これらワッシ
ャー22とナット部材23は、互いに等間隔の位置に設
けられた4つの透孔34が形成され、そのうちの互いに
対向する各透孔34に固定用長穴20を介して、固定ね
じ24を挿通又は螺合させてナット部材23の回転を防
止している。
【0017】固定部材14と取付調整部材16は、図
3、図4に示すように、取付調整部材16に固定された
調整ねじ18を固定部材14の固定用長穴20に挿入
し、ワッシャー22、ナット23、固定ねじ24、バネ
32を用いて各々の間隔を調整できる構成をしている。
【0018】この実施形態の笠木用固定金具10の取付
方法は、まず笠木12を設置する建物の縁部11の複数
の箇所に埋設された各プラグ36に、各々取付調整部材
16を取り付ける。その取り付けは、取付用長穴30に
挿入されたボルト38をプラグ36中に螺合させ、取付
調整部材16を取付用長穴30に沿って調整し、水平方
向位置を調整し、笠木14の取り付け位置がほぼ一直線
上になるように固定する。
【0019】次に取付調整部材16の調整ねじ18にそ
れぞれバネ32とワッシャー22を嵌合し、さらに固定
部材14を、固定用長穴20を介して調整ネジ18に挿
入する。さらに調整ねじ18にナット部材23を螺合す
る。そして、建物の縁部11の取付調整部材16と固定
部材14の間隔を、ナット部材23を回動させて調整
し、各固定部材14の載置部26の高さ及び水平方向位
置が一致するように固定部材14の垂直及び水平位置を
調節する。また取り付ける笠木12の傾斜が均一となる
ように各ナット部材23の高さも各々別々に調整する。
【0020】その後、固定用長穴20を通り、ワッシャ
ー22とナット部材23に設けた透孔34の位置を合わ
せ、固定ねじ24を挿通してナット部材23の位置を固
定する。このとき適当な高さで透孔34が固定用長穴2
0と一致していなくとも、90度間隔で透孔34が形成
されているので、ほぼ所望の位置でナット部材23を保
持可能である。
【0021】そして建物の縁部11の適当な位置に固定
された笠木用固定金具10に、笠木12を載置し固定す
る。
【0022】この笠木固定金具10によれば、建物の縁
部11に設けられたプラグ36の位置にずれがある場合
においても、取付用長穴30により取付調整部材16を
移動させたり、あるいは固定用長穴20により固定部材
14を移動させ、水平方向を調整することができる。ま
た取付調整部材16に固定部材14を取り付けた後、高
さは、調整ねじ18に螺合されているナット部材23で
調整することが可能で、また載置部26間の高さを調整
することにより建物の縁部11の高さが不均一な接合面
でも、均一に調整することが可能であり、さらに笠木1
2の傾斜を適当なものとすることができる。
【0023】次にこの発明の第二実施形態の笠木用固定
金具40について図6、図7を基にして説明する。ここ
で上記実施形態と同様の部材は、同一の符号を付して説
明を省略する。この実施形態の笠木用固定金具40は、
各々別体の第一固定部材42、第二固定部材44、及び
取付調整部材16からなり、これら各部材は、温度変化
や大きな外力に対し、破損したり変形することがなく、
耐久性を有するアルミニウムやその合金等の押出形材か
らなり、適宜の長さに切って用いる。
【0024】第一固定部材42と第二固定部材44は、
取付調整部材16に、第一実施形態と同様の調整ねじ1
8、ワッシャー22、ナット部材23、及び固定ねじ2
4で固定されている。
【0025】第一固定部材42は、矩形状の平板の一方
の側縁部表面に、載置部26を有し、その裏面側に所定
の高さを有する脚部28を備えており、各構成部材は、
一体に成形されている。また載置部26の上部には、ゴ
ム等の弾性を有し、摩擦係数の大きな材料からなるシー
ル材27が設けられ、笠木12の下方に雨水が入らない
ようにしている。
【0026】一方、第二固定部材44は、矩形状の平板
の一方の側縁部表面に、第一固定部材42の載置部26
よりも高い高さを有する載置部26を有し、その裏面側
に所定の高さを有する脚部28を備えており、各構成部
材は、一体に成形されている。また載置部26の上部に
は、ゴム等の弾性を有している。
【0027】第一固定部材42と第二固定部材44は、
取付調整部材16の略3分の1程度の大きさで、各々取
付調整部材16に固定された際、互いに接することがな
く、また固定用長穴20により脚部28が取付調整部材
16にあたることもない。また各固定部材42,44の
平板には、それぞれ載置部26方向に向かって長く伸
び、表裏面を貫通した固定用長穴20が設けられてい
る。この固定用長穴20が設けられた区分の厚みは、他
の区分の厚みよりも厚く、また調整ねじ18が挿通可能
な幅に形成されている。
【0028】取付調整部材16は、固定部材14よりも
広い幅を有し、脚部28間よりも短い長さを有する矩形
状の平板で、長さ方向の側縁部は、略直角で固定部材1
4方向に向かって折り曲げられている。また略中心部付
近で長さ方向に長く伸び、所定の幅を有する取付用長穴
30が設けられており、固定部材14の固定用長穴20
に挿入可能な位置に調整ねじ18が各々二本固定されて
いる。この調整ねじ18には、所定の弾力を有するばね
32が取り付けてある。
【0029】さらに調整ねじ18には、ばね32と固定
部材14との間に狭持されているワッシャー22と、固
定部材14の表面で突出した調整ねじ18に螺合されて
いるナット部材23とが設けられている。これらワッシ
ャー22とナット部材23には、互いに等間隔の位置に
設けられた4つの透孔34が形成され、そのうちの互い
に対向する2つの透孔34に固定ねじ24を挿通又は螺
合させてナット部材23の回転を防止する。
【0030】この実施形態の笠木用固定金具10の取付
方法は、まず笠木12を設置する建物の縁部11の複数
の箇所に埋設された各プラグ36に、各々取付調整部材
16を取り付ける。その取り付けは、取付用長穴30に
挿入されたボルト38をプラグ36中に螺合させ、取付
調整部材16を取付用長穴30に沿って調整し、水平方
向位置を調整し、笠木14の取り付け位置がほぼ一直線
上になるように固定する。
【0031】次に取付調整部材16の調整ねじ18に、
それぞればね32とワッシャー22を嵌挿し、各固定部
材42,44の固定用長穴20に挿入する。さらに調整
ねじ18にナット部材23を螺合し、ここで取付調整部
材16と各固定部材42,44の間隔を調整し、各固定
部材42,44の取付部26の高さ及び水平方向位置が
一致するようにする。また取り付ける笠木12の傾斜が
均一となるように各ナット部材23の高さも調整する。
【0032】その後、固定用長穴20を通り、ワッシャ
ー22とナット部材23に設けた透孔34の位置を合わ
せ、固定ねじ24を挿通して固定する。このとき適当な
高さでねじ穴34が固定用長穴20と貫通していない場
合、ナット部材23を回転して緩め、ワッシャー22の
透孔34を合わせる。常時各固定部材42,44は上方
に付勢されているので、高さ調整は、ナット部材23を
回転させるだけで容易にでき、また各固定部材42,4
4の載置部26の高さは、各々調整することができる。
【0033】そして建物の縁部11の適当な位置に固定
された笠木用固定金具10に、笠木12を載置し固定す
る。
【0034】この笠木固定金具10によれば、建物の縁
部11の幅が位置により異なる場合、取付用長穴30に
より取付調整部材16を移動させたり、あるいは各固定
用長穴20により各固定部材42,44を左右に移動さ
せ、水平方向を調整するとともに、脚部28を建物の縁
部11に対応した幅に調整し狭持できる。また取付調整
部材16に固定部材42,44を取り付けた後、高さ
は、各固定部材42,44の調整ねじ18に螺合されて
いるナット部材23でそれぞれ調整し、載置部26間の
高さを調整することができる。
【0035】なお、この発明の笠木用固定金具は、上記
実施形態に限定されるものではなく、載置部の高さや脚
部の長さ、及び長穴の大きさ等は適宜変更可能である。
さらにワッシャーやナット部材に設けられた透孔の数も
適宜増減することができ、取付調整部材の大きさにより
取付用長穴を2つ以上にしてもよい。
【0036】
【発明の効果】この発明の笠木用固定金具とその取付方
法によれば、施工が容易で、プラグにボルトを螺合し取
付調整部材を固定した後、設置箇所に対し水平方向に移
動可能であると共に、高さ方向にも容易に移動可能なた
め、各々適当な位置と高さに調整することができる。ま
た取付調整部材と固定部材を同一の水平方向に、あるい
は各々異なる水平方向に移動させることができ、それに
より更に適した位置を設定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態の笠木用固定金具と笠
木とを示す断面図である。
【図2】この発明の第一実施形態の笠木用固定金具を示
す正面図である。
【図3】この発明の第一実施形態の笠木用固定金具を示
す平面図である。
【図4】この発明の第一実施形態の笠木用固定金具のA
−A線断面図である。
【図5】この発明の第一実施形態の笠木用固定金具を示
す底面図である。
【図6】この発明の第二実施形態の笠木用固定金具を示
す正面図である。
【図7】この発明の第二実施形態の笠木用固定金具を示
す平面図である。
【図8】従来の固定金具と笠木とを示す断面図である。
【図9】従来の固定金具を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,40 笠木用固定金具 11 建物の縁部 12 笠木 14 固定部材 16 取付調整部材 18 調整ねじ 20 固定用長穴 22 ワッシャー 23 ナット部材 24 固定ねじ 26 載置部 27 シール材 28 脚部 30 取付用長穴 32 ばね 34 透孔 36 プラグ 38 ボルト 42 第一固定部材 44 第二固定部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築部材の笠木が取り付けられる載置部
    と、表裏面を貫通する固定用長穴とを備えた固定部材を
    有し、表裏面を貫通する取付用長穴と、裏面から表面方
    向に向けて取り付けられた調整ねじを備えた取付調整部
    材からなり、上記固定部材の上記固定用長穴に上記取付
    調整部材の調整ねじを挿嵌し固定可能に設けた笠木用固
    定金具。
  2. 【請求項2】 表裏面を貫通する固定用長穴を設けた第
    一固定部材と、固定用長穴を備え上記第一固定部材と対
    向して配置される第二固定部材と、表裏面を貫通する取
    付用長穴を有し裏面から表面方向に向けて取り付けられ
    た少なくとも二本の調整ねじを備えた取付調整部材とか
    らなり、上記第一固定部材及び第二固定部材の上記固定
    用長穴に、上記取付調整部材の上記各調整ねじを挿嵌し
    固定可能に設けた笠木用固定金具。
  3. 【請求項3】 上記取付調整部材と上記固定金具との間
    に、上記固定部材を上方に付勢するバネが取り付けられ
    た請求項1又は2記載の笠木用固定金具。
  4. 【請求項4】 上記調整ねじは、上記固定用長穴の表面
    に設けられたナットと螺合して固定され、上記ナット
    は、固定ねじで回転しないように固定される請求項3記
    載の笠木用固定金具。
  5. 【請求項5】 建築部材の笠木が取り付けられる載置部
    と、表裏面を貫通する固定用長穴とを備えた固定部材を
    有し、表裏面を貫通する取付用長穴と、裏面から表面方
    向にむけて取り付けられた調整ねじを備えた取付調整部
    材が設けられ、上記取付調整部材の裏面を建物の設置箇
    所と接合させ、上記設置箇所に上記取付調整部材の取付
    用長穴を介して固定用のボルトを挿入し、上記取付調整
    部材を所定の位置で固定し、上記調整ねじを、上記固定
    部材に設けられた固定用長穴に挿入し、上記取付調整部
    材と固定部材とが所定の間隔を有するように設置し、上
    記固定部材の高さを調整するとともに、上記固定部材の
    固定用長穴により上記固定部材の水平方向位置の調整を
    行う笠木用固定金具の取付方法。
  6. 【請求項6】 上記固定部材は上記取付調整部材に対し
    て上方に付勢され、上記調整ネジの先端部に設けられた
    ナットにより、上記固定部材の位置を調節する請求項5
    記載の笠木用固定金具の取付方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174013A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Konoshima Chemical Co Ltd 笠木取付具及び笠木取付構造
JP2016217019A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 トヨタホーム株式会社 笠木の調整構造
JP2019214867A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 Ykk Ap株式会社

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