JPH0583300A - パケツト処理装置 - Google Patents

パケツト処理装置

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JPH0583300A
JPH0583300A JP24532391A JP24532391A JPH0583300A JP H0583300 A JPH0583300 A JP H0583300A JP 24532391 A JP24532391 A JP 24532391A JP 24532391 A JP24532391 A JP 24532391A JP H0583300 A JPH0583300 A JP H0583300A
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Tatsuo Kobayashi
達生 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パケット処理装置においてパケット処理能力を
低下させずにパケット分割処理を行う。 【構成】レイヤ3プロセッサ14は、パケットデータ蓄
積用メモリ16のパケットデータを所定バイト数以下に
分割した複数のデータブロックごとに、パケットヘッダ
付加識別子と、パケットヘッダと、転送バイト数と、ア
ドレスとを含む転送命令を作成する。レイヤ2プロセッ
サ12はこの転送命令に応じて、パケットヘッダ付加が
指定されていれば、そのパケットヘッダを付加し、アド
レスと転送バイト数に従ってパケットデータ蓄積用メモ
リ16から読み出されたデータとともにパケットを作成
し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケットの分割処理を
行うパケット処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCCITTX.25プロトコルを
用いるパケット処理装置を図3に示す。このパケット処
理装置が収容している端末の許容パケット長より長いパ
ケットを送る時は、レイヤ3プロセッサ24がパケット
データ蓄積用メモリ26上の長いパケットをメモリコピ
ーすることで、短かいパケットにパケットヘッダ(PK
THD)を付けて完全なパケットの形を生成し、インタ
フェース用メモリ23上にパケットデータのバイト数
(BC)とパケットデータの先頭アドレス(ADR)を
含むパケット転送命令を書き込む。レイヤ2プロセッサ
22は、レイヤ2のアドレスフィールドとコントロール
フィールドとを送信用FIFO21に直接書き込んだ
後、前述のパケットデータのバイト数(BC)と先頭ア
ドレス(ADR)とをDMAコントローラ25に設定し
起動をかける。起動をかけられたDAMコントローラ2
5は、パケットデータ蓄積メモリ26からパケットデー
タを送信用FIFO21に順次書き込んでいく。これを
分割コピーされた短かいパケット数だけ転送すること
で、パケット分割処理を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のパケット処
理装置ではレイヤ3プロセッサが長いパケットをメモリ
上に短かいパケットに展開して、各々パケットヘッダを
付けてパケット長変換処理を行なっていたため、パケッ
ト変換の処理能力がパケット長に依存し、しかもメモリ
のコピー処理だけ余分に処理時間がかかり、いちじるし
い処理能力の低下につながるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット処理装
置は、CCITT勧告X.25プロトコルに従ってパケ
ットデータを処理し所定の長さ以下の複数のパケットに
分割して出力するパケット処理装置において、ネットワ
ークからのパケットデータを蓄積するパケットデータ蓄
積用メモリと、X.25レイヤ3の処理を行い前記パケ
ットデータ蓄積メモリに蓄積されたパケットデータの所
定のバイト数以下に分割された複数のデータブロックの
各々に対応する複数の転送命令を作成するレイヤ3プロ
セッサと、X.25レイヤ2の処理を行い前記転送命令
に応じて前記パケットデータ蓄積用メモリからデータを
読み出し出力パケットを作成するレイヤ2プロセッサと
を備え、前記レイヤ3プロセッサが、前記転送命令とし
て、パケットヘッダを付加するか否かを指定するパケッ
トヘッダ付加識別子と、前記パケットヘッダを付加する
場合はそのパケットヘッダと、転送バイト数と、前記パ
ケットデータ蓄積用メモリのアドレスとを含んで設定
し、前記レイヤ2プロセッサが、この転送命令中の前記
パケットヘッダ付加識別子を判定し、パケットヘッダ付
加が指定されていればこの転送命令中の前記パケットヘ
ッダを前記出力パケットのパケットヘッダとし、前記ア
ドレスと前記転送バイト数に応じて前記パケットデータ
蓄積用メモリから読み出したデータを前記出力パケット
のデータとする構成である。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の一実施例のパケット処理装
置のハードウェア構成及びメモリ上でのデータフォーマ
ットを示す図である。ハードウェアのブロック構成は図
3の従来例と同様である。図2はX.25プロトコルの
データフォーマットを示す図であり、(a)はレイヤ2
のエフレームフォーマットを、(b)はレイヤ3のデー
タパケットフォーマットを示す。
【0007】収容されている端末が128バイトのデー
タしか受信できない場合、ネットワークを介して通信相
手端末から送られてきた512バイトデータがパケット
データ蓄積用メモリ16にあるとき、レイヤ3プロセッ
サ14はレイヤ2とのインタフェース用メモリ13上
に、まずパケットヘッダ付加識別子(ID)=0として
パケットヘッダ(PKTHD)付加不要のパケット転送
命令を転送バイトカウンタ(BC)を128に設定して
書き込む。さらにレイヤ3プロセッサ14は、残りの3
84バイトのデータに対して、ID=1すなわちパケッ
トヘッダ付加要とし、転送バイトカウンタ(BC)を
“128”に設定し、蓄積用メモリ16上のDMA転送
先頭アドレス(ADR)を128バイトずつ増やすこと
で、3つのパケット転送命令に分割しインタフェース用
メモリ13へ書き込む。レイヤ2プロセッサ12はイン
タフェース用メモリ13上のパケット転送命令を読みに
いき、アドレスフィールド(A)と、コントロールフィ
ールド(C)を送信用FIFO11に書き込んだ後、I
D=0のときはDMAコントローラ15にDMA転送先
頭アドレス(ADR)と転送バイト数(BC)を設定
し、ID=1のときはパケットヘッダ(PKTHD)を
直接送信用FIFO11に書き込んだ後、DMAコント
ローラ15にDMA転送先頭アドレス(ADR)と転送
バイト数(BC)を設定し、DMAコントローラ15を
起動する。起動されたDMAコントローラ15はパケッ
トデータ蓄積用メモリ16からパケットデータを送信用
FIFO11に転送して、512バイトのデータが12
8バイトのデータを持つ4つのパケットとして端末側へ
送出される。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パケット
の分割処理をデータをコピーすることなしに行なうの
で、パケット処理能力を低下させず、パケット分割処理
を行なえるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】X.25プロトコルのデータフォーマットを示
す図である。
【図3】従来のパケット処理装置のブロック図である。
【符号の説明】
11,21 送信用FIFO 12,22 レイヤ2プロセッサ(X.25レイヤ2
処理用プロセッサ) 13,23 インタフェース用メモリ 14,24 レイヤ3プロセッサ(X.25レイヤ3
処理用プロセッサ) 15,25 DMAコントローラ 16,26 パケットデータ蓄積用メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCITT勧告X.25プロトコルに従
    ってパケットデータを処理し所定の長さ以下の複数のパ
    ケットに分割して出力するパケット処理装置において、
    ネットワークからのパケットデータを蓄積するパケット
    データ蓄積用メモリと、X.25レイヤ3の処理を行い
    前記パケットデータ蓄積メモリに蓄積されたパケットデ
    ータの所定のバイト数以下に分割された複数のデータブ
    ロックの各々に対応する複数の転送命令を作成するレイ
    ヤ3プロセッサと、X.25レイヤ2の処理を行い前記
    転送命令に応じて前記パケットデータ蓄積用メモリから
    データを読み出し出力パケットを作成するレイヤ2プロ
    セッサとを備え、前記レイヤ3プロセッサが、前記転送
    命令として、パケットヘッダを付加するか否かを指定す
    るパケットヘッダ付加識別子と、前記パケットヘッダを
    付加する場合はそのパケットヘッダと、転送バイト数
    と、前記パケットデータ蓄積用メモリのアドレスとを含
    んで設定し、前記レイヤ2プロセッサが、この転送命令
    中の前記パケットヘッダ付加識別子を判定し、パケット
    ヘッダ付加が指定されていればこの転送命令中の前記パ
    ケットヘッダを前記出力パケットのパケットヘッダと
    し、前記アドレスと前記転送バイト数に応じて前記パケ
    ットデータ蓄積用メモリから読み出したデータを前記出
    力パケットのデータとすることを特徴とするパケット処
    理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7130312B1 (en) 1998-09-29 2006-10-31 Juniper Networks, Inc. Packet processing apparatus, packet processing method, and packet exchange

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7130312B1 (en) 1998-09-29 2006-10-31 Juniper Networks, Inc. Packet processing apparatus, packet processing method, and packet exchange
US7515610B2 (en) 1998-09-29 2009-04-07 Juniper Networks, Inc. Packet processing using a multi-port memory
US7970012B2 (en) 1998-09-29 2011-06-28 Juniper Networks, Inc. Packet processing using a multi-port memory

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