JPH058305Y2 - - Google Patents

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JPH058305Y2
JPH058305Y2 JP9000188U JP9000188U JPH058305Y2 JP H058305 Y2 JPH058305 Y2 JP H058305Y2 JP 9000188 U JP9000188 U JP 9000188U JP 9000188 U JP9000188 U JP 9000188U JP H058305 Y2 JPH058305 Y2 JP H058305Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータの制御盤に関する。
〔従来の技術〕
従来、エレベータの改造方法において、例えば
特開昭62−196289号公報に示されるように、エレ
ベータの改造を第1期、第2期などと分割して順
次実施するとともに、これらの第1期と第2期の
間にはエレベータの使用可能な状態を維持するよ
うにしたものが提案されている。
そして、上記のような改造方法で改造されたエ
レベータは、例えば第2図に示す構造となつてい
る。
この第2図において、1は図示しないかごが昇
降する昇降路、2は昇降路1の上部に形成される
機械室、3は機械室2の床、4は床3に配置され
る既設のビーム、5はビーム4上に新設されるス
ペーサ、6はスペーサ5上に新設されるビーム、
7はビーム6上に新設される巻上機、8は中間部
が巻上機7に巻掛けられ、両端が図示しないかご
およびつり合いおもりにそれぞれ連結されるロー
プ、9は巻上機7を駆動する新設の電動機、10
は床3上に新設されるプールボツクス、11はプ
ールボツクス10の上部に新設され、巻上機9の
制御を行う制御盤、12はプールボツクス10を
床3に固定するアンカーボルト、13は床3上に
打設されるシンカーコンクリート、14は制御盤
11と巻上機9との間に設けられる配線、15は
制御盤11から昇降路1内への配線である。な
お、上述した新設のプールボツクス10の水平方
向の幅寸法L1は、このプールボツクス10の上
部に設置される新設の制御盤11の水平方向の幅
寸法L2と同等である。
また、上記のような従来の改造方法で新設され
るプールボツクス10は、図示しない既設のプー
ルボツクスの周囲のシンカーコンクリート13部
分を破砕しながら、この既設のプールボツクスを
撤去した後に、床3上に設置されるようになつて
いる。
なお、上記のような従来の改造方法において、
既設のプールボツクスを撤去せずにそのまま用い
て、この既設のプールボツクスの上部に間座を介
し新設の制御盤を備える方法が上記の特開昭62−
196289号公報中に記載されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来技術にあつて、既設の
プールボツクスの上部に間座を介し新設の制御盤
を備える方法では、新設の制御盤の水平方向の幅
寸法が既設のプールボツクスの水平方向の幅寸法
より大きい場合については配慮がされておらず、
このような場合に、プールボツクスの端部よりこ
のプールボツクス上に設置される間座の一部が突
出してしまい、この間座と、この間座の上部に設
けられる制御盤とが安定性に欠け、特に地震など
の際には制御盤の転倒が懸念されるという問題が
あつた。
本考案は上記のような従来技術における実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、既設のプー
ルボツクスの端部より突出する部分の支持を確保
することのできるエレベータの制御盤を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本考案は、機械室の
床に備えられた既設のプールボツクス上部に設置
される間座と、この間座の上部に新設され、前記
プールボツクスの水平方向の幅寸法より大きな水
平方向の幅寸法を有する本体とからなるエレベー
タの制御盤において、前記間座の水平方向の幅寸
法を前記本体の水平方向の幅寸法と同等以上に設
定するとともに、前記プールボツクスの端部より
突出する前記間座の部分と前記床との間に、前記
間座の突出部分を支持する支持体を設けた構成に
してある。
〔作用〕
本考案は上記のように構成したので、間座が既
設のプールボツクス上部に設置されるとともに、
このプールボツクスの端部より突出する間座の部
分が支持体により支持される。そして、このよう
に支持される間座の上部に、この間座の端部より
突出することなく本体が設けられている。これに
より、制御盤は、既設のプールボツクスの端部よ
り突出する部分の支持を確保することができる。
〔実施例〕
以下、本考案のエレベータの制御盤を図に基づ
いて説明する。
第1図は本考案のエレベータの制御盤の一実施
例を示す縦断面図である。なお、この第1図にお
いて、前述した第2図に示すものと同等のものは
同一符号で示してある。
この第1図において、10aは床3上に備えら
れた既設のプールボツクス、11aはこのプール
ボツクス10aの水平方向の幅寸法L3より大き
な水平方向の幅寸法L4を有する新設制御盤の本
体、12aはプールボツクス10aを床3に固定
するアンカーボルト、16は本体11aの水平方
向の幅寸法L4と同等の水平方向の幅寸法L5を有
し、プールボツクス10aと本体11aとの間に
介設される間座、17はプールボツクス10aの
端部より突出する間座16の部分に設けられ、こ
の突出部分を支持する支持体、例えば頭部がシン
カーコンクリート13の上面に当接し、ねじ部が
支持体17の突出部分の下部に螺合するボルト、
18はプールボツクス10aと間座16とを締付
ける締付ボルト、19は間座16と本体11aと
を締付ける締付ボルトである。なお、上述した本
体11aと間座16とボルト17とから機械室2
に新設される制御盤が構成されている。
この実施例にあつては、間座16が、この間座
16の一端がプールボツクス10aの一端に合致
する状態でプールボツクス10a上に設置される
とともに、このプールボツクス10aの他端より
突出する間座16の部分がボルト17を介しシン
カーコンクリート13により支持される。そし
て、このようにプールボツクス10aおよびボル
ト17を介し支持されている間座16の上部に、
この間座16の端部より突出することなく本体1
1aが設けられている。なお、間座16の水平方
向の奥行寸法は、本体11aの水平方向の奥行方
法と同等以上であり、かつ、プールボツクス10
aの水平方向の奥行寸法と同等以下である。
このように構成した実施例では、本体11aな
どからなる制御盤が既設のプールボツクス10a
の端部より突出する部分の支持をボルト17を介
して確保することができる。また、ボルト17を
回転させることにより間座16の突出部分の高さ
位置を調整し、容易に本体11aを水平状態に配
置することができる。さらに、シンカーコンクリ
ート13の破砕、既設のプールボツクス10aの
撤去および第2図に示す新設のプールボツクス1
0の設置を必要としないので、これらの作業に伴
う振動、騒音、塵埃などの発生を防止するととも
に、作業時間の短縮を図ることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したことから、既設
のプールボツクスの端部より突出する間座部分の
支持を確保することができ、したがつて、制御盤
の安定性を向上させることができ、地震などの際
にも制御盤の転倒を防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエレベータの制御盤の一実施
例を示す縦断面図、第2図は従来の改造方法で改
造されたエレベータの構成の一例を示す縦断面図
である。 1……昇降路、2……機械室、3……床、10
a……既設のプールボツクス、11a……新設制
御盤の本体、13……シンカーコンクリート、1
6……間座、17……ボルト(支持体)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機械室の床に備えられた既設のプールボツクス
    上部に設置される間座と、この間座の上部に新設
    され、前記プールボツクスの水平方向の幅寸法よ
    り大きな水平方向の幅寸法を有する本体とからな
    るエレベータの制御盤において、前記間座の水平
    方向の幅寸法を前記本体の水平方向の幅寸法と同
    等以上に設定するとともに、前記プールボツクス
    の端部より突出する前記間座の部分と前記床との
    間に、前記間座の突出部分を支持する支持体を設
    けたことを特徴とするエレベータの制御盤。
JP9000188U 1988-07-08 1988-07-08 Expired - Lifetime JPH058305Y2 (ja)

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JP9000188U JPH058305Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08

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JP9000188U JPH058305Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0213082U JPH0213082U (ja) 1990-01-26
JPH058305Y2 true JPH058305Y2 (ja) 1993-03-02

Family

ID=31314538

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