JPH058258A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JPH058258A
JPH058258A JP3163186A JP16318691A JPH058258A JP H058258 A JPH058258 A JP H058258A JP 3163186 A JP3163186 A JP 3163186A JP 16318691 A JP16318691 A JP 16318691A JP H058258 A JPH058258 A JP H058258A
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JP
Japan
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movable
fixed
cavity
mold
plate
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Application number
JP3163186A
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English (en)
Inventor
Hisaaki Oseko
久秋 小瀬古
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、射出成形用金型に関し、締結部材の
脱着作業の作業性を向上させることができるとともに、
射出成形用金型を繰り返して使用してコストを低減する
ことができ、さらに安定した締結力で可動側部材および
固定側部材を締結することができる射出成形用金型を提
供することを目的としている。 【構成】可動側取付け板21および固定側受け板22を型締
めする際にコイルスプリング25a、25bを圧縮させるこ
とにより、固定側取付け板24を型開き方向に移動させる
とともに、固定側受け板22を可動側取付け板21に向っ
て、すなわち、型締め方向に移動させて可動側取付け板
21および固定側受け板22に締結力を発生させるようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学素子等の射出成形
用金型に関し、詳しくは、キャビティを画成する部材間
に自己型締め力を発生させることができる射出成形用金
型に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、例えばレンズ等の樹脂素材から構
成される光学素子の精度を向上させるために、射出成形
用金型のキャビティに溶融樹脂を射出した後、該溶融樹
脂をキャビティ内に閉じ込め、この状態で射出成形用金
型を成形機から取り出して金型を単独で冷却することに
より樹脂成形品の1回当りの成形サイクルを短縮するよ
うにしている。
【0003】従来、このように金型を形成機から単独で
取り出すようにしたものに、例えば、特開昭64−36
421号公報に記載されたようなものがあり、図8、9
のように示される。図8において、1は固定側金型、2
は可動側金型であり、これら金型1、2は図示しない射
出成形機に取付けられて該成形機によって型閉じ、型閉
めおよび型開きされるようになっている。
【0004】この金型1、2の間には型閉じの際にキャ
ビティ3が画成されるようになっており、このキャビテ
ィ3には金型1、2の何れか一方に形成された図示しな
いスプルーが連通され、このスプルーを介して図示しな
い射出ノズルから溶融樹脂が供給されるようになってい
る。また、金型1、2の側部にはそれぞれ凹部1a、2
aが形成されており、この凹部1a、2aには断面略コ
の字型の一対の締結部材4a、4aの両端部が挿入可能
になっている。この締結部材4a、4bは両端部が先端
に向うに従って互いに近接するような形状になってお
り、両端部が凹部1a、2aに挿入されたときにくさび
効果を発揮して金型1、2を締結するようになってい
る。
【0005】このような構成を有する射出成形用金型で
は、樹脂成形品を成形する際に、金型1、2を射出成形
機の例えばダイプレートにそれぞれ取付けて金型1、2
を型閉じした後、凹部1a、2aに締結部材4a、4b
の先端部を取付けて金型1、2を型締めする。次いで、
射出ノズルからスプルーを介してキャビティに溶融樹脂
を供給する。このとき、キャビティ内は所定の樹脂圧に
なるため、金型1、2は樹脂圧によって型開き方向に移
動する。このとき、締結部材4a、4bのくさび効果に
よって金型1、2が強固に型締めされ、金型1、2が自
己保持される。次いで、金型1、2をダイプレートから
取り外してキャビティ3内の溶融樹脂を金型1、2単独
で冷却した後、締結部材4a、4bを凹部1a、2aか
ら取り外して金型1、2を型開きし、キャビティ3から
製品化された溶融樹脂を取り外す。このため、金型1、
2が単独で冷却されている間に他の一対の金型を成形機
に取付けて上述したようにキャビティ内に溶融樹脂を供
給することができ、樹脂成形品の1回当りの成形サイク
ルを短縮することができる。
【0006】また、図9に示すものは、断面コの字型の
締結部材4a、4bの代わりに金型10、11にボルト孔10
a〜10dを4つ形成し、このボルト孔10a〜10dにボル
ト12、13を螺合することによって金型10、11を締結する
ようにしている。このものによっても図8にしめすもの
と同様に金型10、11を成形機から単独で取り出して樹脂
の冷却を行うことができ、樹脂成形品の1回当りの成形
サイクルを短縮することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の射出成形用金型にあっては、金型1、2、1
0、11を締結部材4a、4bおよびボルト12、13によっ
て締結していたため、金型1、2等をキャビティ3内に
供給される樹脂の圧力に耐え得るだけの力で締結しなけ
ればならず、また、金型1、2等を開く際に所定の力で
締結部材4a、4bおよびボルト12、13を取り外されけ
ればならなかった。このため、締結部材4a、4b等の
脱着作業が面倒であるばかりでなく、締結部材4a、4
bの締結時には該部材4a、4bのくさび効果によって
金型1、2と締結部材4a、4bの間にかじりが発生し
てしまうとともに、ボルト12、13の締結時にはボルト孔
10a〜10dおよびボルト12、13の間にかじりが発生した
り、ボルト12、13のねじ山がだれたりして金型1、2
等、締結部材4a、4bおよびボルト12、13を繰り返し
て使用することができないという問題があった。
【0008】また、締結部材4a、4bやボルト12、13
によって金型1、2等を締結しているため、金型1、2
等を常に一定の締結力で締結することができず、キャビ
ティ3に供給される溶融樹脂の圧力に応じて安定した締
結力を得ることができないという問題があった。これに
加えて、金型1、2等に締結部材4a、4bあるいはボ
ルト12、13を脱着する作業を樹脂成形品を生産する際に
繰り返し実施するため、成形機の構造がかなり複雑にな
ってしまうという問題があった。
【0009】そこで本発明は、締結部材の脱着作業の作
業性を向上させることができるとともに、射出成形用金
型を繰り返して使用してコストを低減することができ、
さらに安定した締結力で可動側部材および固定側部材を
締結することができる射出成形用金型を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を達成するために、互いに当接離隔可能な一対
の可動側部材および固定側部材からなり、該可動側およ
び固定側部材の間にキャビティを有するとともに、キャ
ビティに連通するスプルーが形成されたキャビティユニ
ットと、可動側および固定側部材の少なくとも一方側の
部材の外周部に設けられた取付け部材と、可動側部材お
よび固定側部材に直接あるいは取付け部材を介して間接
的に取付けられ、該可動側部材および固定側部材を締結
する締結部材と、取付け部材と可動側部材の間および取
付け部材と固定側部材の間の少なくとも一方に介装され
た弾性部材と、を備え、前記可動側部材および固定側部
材が型締めされる際に弾性部材を圧縮させることによ
り、取付け部材の少なくとも一方を型開き方向に移動さ
せるとともに、可動側部材および固定側部材の少なくと
も一方を型締め方向に移動させて可動側部材および固定
側部材に締結力を発生させるようにしたことを特徴とし
ている。
【0011】請求項2記載の発明は、上記課題を達成す
るために、前記可動側部材および固定側部材の内部に、
互いに当接してキャビティを形成する可動側キャビティ
入駒および固定側キャビティ入駒を設けるとともに、該
可動側キャビティ入駒と取付け部材の間および固定側キ
ャビティ入駒と取付け部材の間の少なくとも一方に弾性
部材を介装し、可動側部材および固定側部材が型締めさ
れる際に弾性部材を圧縮させることにより、取付け部材
の少なくとも一方を型開き方向に移動させるとともに、
可動側キャビティ入駒および固定側キャビティ入駒の少
なくとも一方を型締め方向に移動させて可動側キャビテ
ィ入駒および固定側キャビティ入駒に締結力を発生させ
るようにしたことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、上記課題を達成す
るために、前記弾性部材がコイルスプリングから構成さ
れることを特徴としている。請求項4記載の発明は、上
記課題を達成するために、前記弾性部材が板ばねから構
成されることを特徴としている。請求項5記載の発明
は、上記課題を達成するために、前記弾性部材が皿ばね
から構成されることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、可動側部材および固
定側部材が型締めされる際に弾性部材が圧縮されること
により、取付け部材の少なくとも一方が型開き方向に移
動させて可動側部材および固定側部材に締結力が発生さ
れる。したがって、プレス等によって固定側部材および
可動側部材が型締めおよび型開きされる際に締結部材と
キャビティユニットあるいは締結部材と取付け部材の間
に隙間が発生されて締結部材がキャビティユニットある
いは取付け部材にスムースに脱着され、キャビティユニ
ットあるいは取付け部材と締結部材の間にかじりが発生
することがない。また、弾性部材によって可動側部材お
よび固定側部材の締結力が発生されるので、可動側部材
および固定側部材がキャビティに供給される樹脂圧に応
じた最適な締結力で締結される。この結果、締結部材の
脱着作業の作業性が向上するとともに、可動側部材およ
び固定側部材が安定して締結され、さらに射出成形用金
型が繰り返して使用されて射出成形用金型のコストが低
減する。
【0014】請求項2記載の発明では、可動側部材およ
び固定側部材が型締めされる際に弾性部材を圧縮される
ことにより、取付け部材の少なくとも一方を型開き方向
に移動されるとともに、可動側部材および固定側部材の
内部に設けられた可動側キャビティ入駒および固定側キ
ャビティ入駒の少なくとも一方が型締め方向に移動され
て可動側キャビティ入駒および固定側キャビティ入駒に
締結力を発生される。したがって、個々のキャビティ入
駒間に締結力が発生され、キャビティ形状の異なる可動
側および固定側キャビティ入駒が安定した締結力で締結
される。
【0015】請求項3記載の発明では、弾性部材がコイ
ルスプリングから構成される。したがって、大きなばね
力で可動側および固定側部材が締結される。請求項4記
載の発明では、弾性部材が板ばねから構成される。した
がって、板ばねが配設されるスペースが多く必要なく、
射出成形用金型が小型化される。請求項5記載の発明で
は、弾性部材が皿ばねから構成される。したがって、皿
ばねが配設されるスペースが多く必要なく、射出成形用
金型が小型化される。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1〜5は本発明に係る射出成形用金型の第1実施例を
示す図であり、本実施例をゲートシール射出成形用金型
に適用した例を示している。まず、構成を説明する。図
1において、21は可動側部材としての可動側取付け板、
22は固定側部材としての固定側受け板であり、これら可
動側取付け板21および固定側受け板22は一対でキャビテ
ィユニットを構成し、互いに当接離隔して型閉じ、型締
めおよび型開き可能になっている。また、可動側取付け
板21および固定側受け板22の間にはキャビティ23が形成
されており、このキャビティ23には可動側取付け板21あ
るいは固定側受け板22の何れか一方側に形成された図示
しないスプルーを介して図示しない射出ノズルから溶融
樹脂が供給される。また、キャビティ23内には図示しな
い球状弁体が挿入されており、該球状弁体は公知のよう
に溶融樹脂の供給後にキャビティ23内とスプルーの連通
を遮断し、該キャビティ23内の溶融樹脂がスプルー側に
逆流するのを防止している。
【0017】可動側取付け板21および固定側受け板22に
は貫通孔21a、21bおよび貫通孔22a、22bが形成され
ており、この貫通孔21a、21bおよび22a、22bには取
付け部材としての固定側取付け板24の突出部材24a、24
bが挿入されている。固定側取付け板24は固定側受け板
22の外周部に設けられており、突出部材24a、24bが貫
通孔21a、21bおよび22a、22bに挿入されることによ
り可動側取付け板21および固定側受け板22を摺動自在に
支持している。また、突出部材24a、24bの外周部には
弾性部材としてのコイルスプリング25a、25bが設けら
れており、このコイルスプリング25a、25bは固定側受
け板22と固定側取付け板24の間に介装されている。
【0018】可動側取付け板21および固定側取付け板24
の側部には凹部21c、21dおよび24c、24dが形成され
ており、この凹部21c、21dおよび24c、24dには締結
部材26、27の両端部が挿入されている。この締結部材2
6、27は図2(図2には締結部材26側のみを示す)に示
すように両端部が先端に向うに従って互いには近接する
ような形状になっており、両端部が凹部21c、21dおよ
び24c、24dに挿入されたときに段部21e、21fおよび
24e、24fを狭持するようになっている。なお、段部21
e、21fおよび24e、24fの図中上下方向の厚さは締結
部材26、27の両端部の離隔距離よりも短くなるように形
成されている。
【0019】次に、作用を説明する。ここで、図3は射
出成形用金型をプレスによって型締め、型開きする状態
を示し、図4は一連の樹脂成形品の製造ラインを示す図
である。まず、型締め、型開き工程41で可動側取付け板
21をプレス機の可動側ダイプレート28に取付けるととも
に、固定側取付け板24を固定側ダイプレート29に取付け
た後、キャビティ23に球状弁体を挿入する。次いで、可
動側ダイプレート28が固定側ダイプレート29に向って移
動するように駆動されて可動側取付け板21が固定側受け
板22に当接して型閉じ、型締めされると、図3(a)に
示すようにコイルスプリング25a、25bが圧縮する。
【0020】そして、コイルスプリング25a、25bが完
全に圧縮するまで、可動側ダイプレート28が下降した
後、凹部21c、21d、24c、24dに締結部材26、27の両
端部を挿入する。このとき、段部21e、21fおよび24
e、24fの図中上下方向の厚さが締結部材26、27の両端
部の離隔距離よりも短くなるように形成されているた
め、締結部材26、27の両端部が段部21e、21f、24e、
24fとの間にガタを生じさせて該段部21e等を挟み込み
ながら上記凹部21c等に容易に挿入される。
【0021】次いで、図3(b)に示すように可動ダイ
プレート28による加圧が徐々に解除されると固定側受け
板22がコイルスプリング25a、25bに付勢されるため、
可動側取付け板21および固定側取付け板24の間に隙間が
形成され、段部21e、21f、24e、24fが離隔してそれ
ぞれ締結部材26、27の両端部に当接する。次いで、可動
側ダイプレート28の加圧を完全に解除すると、コイルス
プリング25a、25bが固定側受け板22を可動取付け板21
に付勢して可動側取付け板21と固定側受け板22を型締め
するとともに、段部21e、21f、22e、22fをさらに離
隔させて、締結部材26、27によって型開き方向に移動し
ないように可動側取付け板21と固定側取付け板24を固定
する。このため、コイルスプリング25a、25bが固定側
受け板22を可動取付け板21に付勢して固定側受け板22お
よび可動取付け板21がコイルスプリング25a、25bのば
ね力に応じた力で締結される。なお、このとき、固定側
取付け板24はコイルスプリング25a、25bによって型開
き方向に移動するようにな力が加えられている。ここ
で、型開き方向とは可動側取付け板21および固定側型板
22が互いに離隔する方向を言い、型締め方向とは可動側
取付け板21および固定側型板22が互いに当接するような
方向を言う。
【0022】次いで、可動側取付け板21および固定側取
付け板24を可動側ダイプレート28および固定側ダイプレ
ート29から取り外して加熱工程42に移動させ、金型を図
示しない加熱手段によって樹脂のガラス転位温度以上に
加熱した後、射出成形工程43に移動させて射出ノズルに
よってキャビティ23に溶融樹脂を供給する。次いで、金
型を徐冷工程44に移動して冷却する。
【0023】次いで、金型が所定温度にまで冷却された
とき、再び型締め、型開き工程41に移動して、金型を固
定側ダイプレート28に載置して可動側ダイプレートを駆
動すると、コイルスプリング25a、25bが圧縮して可動
側取付け板21および固定側受け板22が固定側ダイプレー
ト29に向って押圧されるため、凹部21c、21d、24c、
24dが近接して行く。この後、コイルスプリング25a、
25bが完全に圧縮するまで、可動側ダイプレート28が下
降されたとき、凹部21c、21d、24c、24dから締結部
材26、27の両端部を取り外す。次いで、可動側取付け板
21をプレス機の可動側ダイプレート28に取付けるととも
に、固定側取付け板24を固定側ダイプレート29に取付け
た後、可動側ダイプレート28を図3中上昇させて可動側
取付け板21および固定側受け板22を型開きしてキャビテ
ィ23内から樹脂成形品を取り出す。以後、キャビティ23
内に球状弁体を挿入して、繰り返し樹脂形成作業を行
う。
【0024】このように本実施例では、可動側取付け板
21および固定側受け板22を型締めする際にコイルスプリ
ング25a、25bを圧縮させることにより、固定側取付け
板24を型開き方向に移動させるとともに、固定側受け板
22を可動側取付け板21に向って、すなわち、型締め方向
に移動させて可動側取付け板21および固定側受け板22に
締結力を発生させるようにしているため、プレス機によ
って固定側取付け板21および可動側受け板22を型締めお
よび型開きする際に締結部材26、27と段部21e、21fお
よび24e、24fの間に隙間を発生させて、締結部材26、
27を段部21e、21fおよび24e、24fに対してスムース
に脱着することができ、段部21e、21fおよび22e、22
fと締結部材26、27の間にかじりが発生するのを防止す
ることができる。この結果、締結部材26、27の脱着作業
の作業性を向上することができるとともに、射出成形用
金型を繰り返して使用して射出成形用金型のコストを低
減することができる。
【0025】また、コイルスプリング25a、25bによっ
て可動側取付け板21および固定側受け板22の締結力を発
生させているため、可動側取付け板21および固定側受け
板22をキャビティ23に供給される樹脂圧に応じた最適な
締結力で締結することができ、可動側取付け板21および
固定側受け板22を安定して締結することができる。これ
に加えて、段部21e、21f、24e、24fの面積を増大さ
せて締結部材26、27との当接面をより多く取るようにす
れば、締結部材26、27の締結力を段部21e、21f、24
e、24fの型開き方向に対して垂直方向に取ることがで
き、固定側受け板22を可動側取付け板21に安定して締結
することができる。これに加えて、コイルスプリング25
a、25bのばね力と圧縮寸法を適宜設定することにより
所定の型締め力を得ることができ、型締め力の管理を容
易に行うことができる。
【0026】なお、本実施例では、弾性部材としてコイ
ルスプリング25a、25bを使用しているため、大きなば
ね力で可動側取付け板21および固定側受け板22を締結す
ることができる。また、弾性部材としてコイルスプリン
グ25a、25bの他に板ばねあるいはが皿ばねを用いても
良い。このようにすれば、板ばねおよび皿ばねの配設ス
ペースを多く取る必要がないため、射出成形用金型を小
型化することができる。
【0027】さらに、本実施例では、キャビティ内に球
状弁体を挿入してゲートシールする射出成形用金型に適
用した例を示しているが、可動側取付け板21および固定
側受け板22を型閉じする前に射出成形によって略最終的
な樹脂成形品形状に加工されたプラスチック母材をキャ
ビティ23内に挿入してプラスチック成形品を成形するた
めに使用しても良い。
【0028】またさらに、本実施例では、締結部材とし
て断面略コの字型の部材を使用しこの部材を凹部21c、
21d、24c、24dに挿入するようにしているが、これに
限らず、図5に示すように固定側取付け板24に該板22の
側方に突出し貫通孔45aを有する突出部45を設けるとと
もに、可動側取付け板21に該板の側方に突出部45と平行
に突出し貫通孔45aと同様の図示しない貫通孔を有する
突出部46を設け、これら貫通孔45a等に締結部材として
ピン47を挿入することによって可動側取付け板21と固定
側受け板22を締結しても良い。
【0029】図6は本発明に係る射出成形用金型の第2
実施例を示す図であり、弾性部材を可動側部材と取付け
部材の間および固定側部材と取付け部材の間の両方に介
装した例を示している。図6において、51は可動側部材
としての可動側型板、52は固定側部材としての固定側型
板であり、これら可動側型板51および固定側型板52の間
にはキャビティ53a、53bが形成され、キャビティユニ
ットを構成している。このキャビティ53a、53bには可
動側型板51および固定側型板52の何れか一方に形成され
た図示しないスプルーを介して図示しない射出ノズルか
ら溶融樹脂が供給されるようになっている。
【0030】可動側型板51および固定側型板52には貫通
孔51a、51bおよび貫通孔52a、52bが形成されてお
り、この貫通孔51a、51bおよび52a、52bにはロッド
56〜59の一部が挿入されており、このロッド56〜59の一
端部には大径部56a〜59aが形成され、この大径部56a
〜59aは可動側型板51および固定側型板52の溝部の溝部
51c、51d、52c、52dに挿入されている。
【0031】また、ロッド56〜59の他端部には大径部56
b〜59b画形成されており、この大径部56b〜59bは取
付け部材としての可動側取付け板54および固定側取付け
板55に圧入されている。なお、溝部51c、51d、52c、
52dの図中上下方向長さ(深さ)は大径部56a〜59aの
図中上下方向長さよりも長くなるように形成されてい
る。可動側取付け板54および固定側取付け板55は可動側
型板51および固定側型板52の外周部に設けられており、
ロッド56〜59が貫通孔51a、51bおよび貫通孔52a、52
b内で摺動することにより可動側型板51および固定側型
板52との相対位置が可変するようになっている。
【0032】また、可動側型板51と可動側取付け板54の
間および固定側型板52と固定側取付け板55の間には弾性
部材としてのコイルスプリング60a〜60cおよび61a〜
61cが介装されており、このコイルスプリング60a〜60
cおよび61a〜61cは可動側取付け板54および固定側取
付け板55を型開き方向に移動するように付勢するととも
に、可動側型板51および固定側型板52を型締め方向に付
勢している。可動側取付け板54および固定側取付け板55
の外周部には断面略コの字型の締結部材62、63の両端部
が当接しており、可動側取付け板54および固定側取付け
板55は締結部材62、63によって所定量以上型開き方向に
移動するのを禁止されている。
【0033】本実施例では、型閉じ時に可動側取付け板
54が図示しない可動側ダイプレートによって押圧される
と可動側取付け板54および固定側取付け板55がコイルス
プリング60a〜60cおよび61a〜61cを圧縮して互いに
近接するように移動するため、可動側取付け板54および
固定側取付け板55の相対位置が締結部材62、63の両端部
の離隔距離(図中上下方向の距離)よりも短くなるた
め、可動側取付け板54および固定側取付け板55と締結部
材62、63の間にガタが発生し、締結部材62、63が可動側
取付け板54および固定側取付け板55にスムースに取付け
られる。このとき、コイルスプリング60a〜60cおよび
61a〜61cは可動側取付け板54および固定側取付け板55
がによって型開き方向に付勢するとともに、可動側型板
52および固定側型板52に型締め力を発生させる。
【0034】また、型開き時には、再びプレスの可動側
ダイプレートで可動側取付け板54を押圧すると、コイル
スプリング60a〜60cおよび61a〜61cが圧縮して可動
側取付け板54および固定側取付け板55を互いに近接させ
る。このため、上述したように可動側取付け板54および
固定側取付け板55と締結部材62、63の間にガタが発生
し、締結部材62、63が可動側取付け板54および固定側取
付け板55からスムースに取り外される。したがって、本
実施例にあっても、締結部材62、63と可動側取付け板54
および固定側取付け板55との間にかじりが発生するのを
防止することができ、第1実施例と同様の効果を得るこ
とができる。
【0035】図7は本発明に係る射出成形用金型の第3
実施例を示す図であり、可動側部材と固定側部材の内部
に可動側キャビティ入駒および固定側キャビティ入駒を
設け、可動側キャビティ入駒および固定側キャビティ入
駒の間に締結力を発生させた例を示している。図7にお
いて、71は可動側部材としての可動側型板、72は固定側
部材としての固定側型板であり、この可動側型板71およ
び固定側型板72の中央部には貫通孔71a、72aが形成さ
れている。
【0036】貫通孔71aには可動側キャビティ入駒73が
挿入固定されており、貫通孔72aには固定側キャビティ
入駒74が摺動自在に挿入されている。これら可動側キャ
ビティ入駒73および固定側キャビティ入駒74の間には図
示しないキャビティが形成されており、このキャビティ
には図示しないスプルーを介して射出ノズルからの溶融
樹脂が供給される。
【0037】また、可動側型板71および固定側型板72の
外周部には取付け部材としての可動側取付け板75および
固定側取付け板76が取付けられており、これら図示しな
いプレス機の可動側および固定側ダイプレートに取付け
られるようになっている。固定側キャビティ入駒74の先
端部には大径部74aが形成されており、この大径部74a
は貫通孔72aの直径よりも大径の貫通孔72bに挿通され
ている。
【0038】貫通孔72bには弾性部材としてのコイルス
プリング77が収納されており、このコイルスプリング77
は固定側キャビティ入駒74と固定側取付け板76の間に介
装されている。可動側型板71および固定側型板72の側部
には突出部78a、78b、79a、79bが設けられており、
この突出部78a、78b、79a、79bは断面略コの字型の
締結部材80、81によって狭持されている。
【0039】本実施例では、型閉じ時に可動側取付け板
71が図示しない可動側ダイプレートによって押圧される
と可動側キャビティ入駒73および固定側キャビティ入駒
74がコイルスプリング77を圧縮して互いに近接するよう
に型締め方向に移動するとともに、可動側取付け板75お
よび固定側取付け板76が互いに離隔するように型開き方
向に移動するため、突出部78a、78b、79a、79bの図
中上下方向長さが締結部材80、81の両端部の離隔距離よ
りも短くなる。このため、突出部78a、78b、79a、79
bおよび締結部材80、81の間にガタが発生し、締結部材
80、81が突出部78a、78b、79a、79bにスムースに取
付けられる。このとき、コイルスプリング77が固定側キ
ャビティ入駒74を可動側キャビティ入駒73に向って付勢
するため、可動側取付け板75および固定側取付け板76が
互いに離隔するように型開き方向に移動して突出部78
a、78b、79a、79bが締結部材80、81に当接するとと
もに、固定側キャビティ入駒74と可動側キャビティ入駒
73に型締め力が発生する。
【0040】また、型開き時には、再びプレスの可動側
ダイプレートで可動側取付け板73を押圧すると、コイル
スプリング77が圧縮して可動側型板71および固定側型板
72を互いに近接させるため、上述したように突出部78
a、78b、79a、79bおよび締結部材80、81の間にガタ
が発生し、締結部材80、81が突出部78a、78b、79a、
79bからスムースに取り外される。したがって、本実施
例にあっても、締結部材80、81と突出部78a、78b、79
a、79bの間にかじりが発生するのを防止することがで
き、第1実施例と同様の効果を得ることができる。さら
に、個々のキャビティ入駒73、74間に締結力を発生させ
ることができるため、キャビティ形状の異なる可動側お
よび固定側キャビティ入駒73、74を安定した締結力で締
結することができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、可動側部
材および固定側部材が型締めされる際に弾性部材を圧縮
させることにより、取付け部材の少なくとも一方を型開
き方向に移動させて可動側部材および固定側部材に締結
力が発生させているので、プレス等によって固定側部材
および可動側部材を型締めおよび型開きする際に締結部
材とキャビティユニットあるいは締結部材と取付け部材
の間に隙間を発生させて締結部材をキャビティユニット
あるいは取付け部材にスムースに脱着させることがで
き、キャビティユニットあるいは取付け部材と締結部材
の間にかじりが発生するのを防止することができる。ま
た、弾性部材によって可動側部材および固定側部材の締
結力を発生させているので、可動側部材および固定側部
材をキャビティに供給される樹脂圧に応じた最適な締結
力で締結することができる。この結果、締結部材の脱着
作業の作業性を向上させることができるとともに、可動
側部材および固定側部材を安定して締結することがで
き、さらに射出成形用金型を繰り返して使用して射出成
形用金型のコストを低減することができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、可動側部材
および固定側部材を型締めする際に弾性部材を圧縮され
ることにより、取付け部材の少なくとも一方を型開き方
向に移動させるとともに、可動側部材および固定側部材
の内部に設けられた可動側キャビティ入駒および固定側
キャビティ入駒の少なくとも一方を型締め方向に移動さ
せて可動側キャビティ入駒および固定側キャビティ入駒
に締結力を発生させるようにしているので、個々のキャ
ビティ入駒間に締結力を発生させることができ、キャビ
ティ形状の異なる可動側および固定側キャビティ入駒を
安定した締結力で締結することができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、弾性部材を
コイルスプリングから構成しているので、大きなばね力
で可動側および固定側部材を締結することができる。請
求項4記載の発明によれば、弾性部材を板ばねから構成
しているので、板ばねを配設するスペースを少なくして
射出成形用金型を小型化することができる。請求項5記
載の発明によれば、弾性部材を皿ばねから構成している
ので、皿ばねを配設するスペースを少なくして射出成形
用金型を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形用金型の第1実施例を示
すその断面図である。
【図2】図1における可動側取付け板および固定側取付
け板に取付けられる前の締結部材の構成図である。
【図3】射出成形用金型をプレス機によって型締め、型
開きする状態を示す図である。
【図4】樹脂成形品の製造ラインを示す図である。
【図5】締結部材の他の態様を示すピンおよび突出部材
の構成図である。
【図6】本発明に係る射出成形用金型の第2実施例を示
すその断面図である。
【図7】本発明に係る射出成形用金型の第3実施例を示
すその断面図である。
【図8】従来の射出成形用金型を示す図であり、(a)
はその外観図、(b)は断面図である。
【図9】従来の射出成形用金型を示す図であり、(a)
はその外観図、(b)は一部を断面で示すその正面図で
ある。
【符号の説明】
21 可動側取付け板(可動側部材) 22 固定側受け板(固定側部材) 23、53 キャビティ 24、55、76 固定側取付け板(取付け部材) 25a、25b、60a〜60c、61a〜61c、77 コイルス
プリング(弾性部材) 26、27、62、63、80、81 締結部材 54、75 可動側取付け板(取付け部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに当接離隔可能な一対の可動側部材お
    よび固定側部材からなり、該可動側および固定側部材の
    間にキャビティを有するとともに、キャビティに連通す
    るスプルーが形成されたキャビティユニットと、可動側
    および固定側部材の少なくとも一方側の部材の外周部に
    設けられた取付け部材と、可動側部材および固定側部材
    に直接あるいは取付け部材を介して間接的に取付けら
    れ、該可動側部材および固定側部材を締結する締結部材
    と、取付け部材と可動側部材の間および取付け部材と固
    定側部材の間の少なくとも一方に介装された弾性部材
    と、を備え、前記可動側部材および固定側部材が型締め
    される際に弾性部材を圧縮させることにより、取付け部
    材の少なくとも一方を型開き方向に移動させるととも
    に、可動側部材および固定側部材の少なくとも一方を型
    締め方向に移動させて可動側部材および固定側部材に締
    結力を発生させるようにしたことを特徴とする射出成形
    用金型。
  2. 【請求項2】前記可動側部材および固定側部材の内部
    に、互いに当接してキャビティを形成する可動側キャビ
    ティ入駒および固定側キャビティ入駒を設けるととも
    に、該可動側キャビティ入駒と取付け部材の間および固
    定側キャビティ入駒と取付け部材の間の少なくとも一方
    に弾性部材を介装し、可動側部材および固定側部材が型
    締めされる際に弾性部材を圧縮させることにより、取付
    け部材の少なくとも一方を型開き方向に移動させるとと
    もに、可動側キャビティ入駒および固定側キャビティ入
    駒の少なくとも一方を型締め方向に移動させて可動側キ
    ャビティ入駒および固定側キャビティ入駒に締結力を発
    生させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の射
    出成形用金型。
  3. 【請求項3】前記弾性部材がコイルスプリングから構成
    されることを特徴とする請求項1あるいは2記載の射出
    成形用金型。
  4. 【請求項4】前記弾性部材が板ばねから構成されること
    を特徴とする請求項1あるいは2記載の射出成形用金
    型。
  5. 【請求項5】前記弾性部材が皿ばねから構成されること
    を特徴とする請求項1あるいは2記載の射出成形用金
    型。
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