JP2009040011A - 成形型装置及び高分子成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】第一型及び第二型のキャビティ内で高分子材料を状態変化させる際に、該第一型及び第二型をプレス機にかけずに済むようにするとともに、PL面に位置決め用の凹部や凸部を設けることなしに、第一型及び第二型をPL面方向に位置決めできるようにする。
【解決手段】第一型8及び第二型9の外側面の互いに反対側の2ヶ所に固定的に設けられた2対の位置決め用の被嵌合部10a,10a,10b,10bと、これに対応して2ヶ所に設けられ、型閉じ時の第一型8及び第二型9の外側面に対してその外側方位置との間で相対変位して接近及び離間する外部部材20a,20bとを備えている。そして、各外部部材20には、接近時に位置決め用の被嵌合部10,10に嵌合することにより第一型8及び第二型9をPL面7pの面方向に位置決めする位置決め用の嵌合部21と、接近時に第一型8及び第二型9の型開きを抑止する型開き抑止部22とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種成形品を成形する成形型装置、及びその成形型装置を用いて行う高分子成形方法に関する。
樹脂又はエラストマーの発泡、ゴムの加硫や発泡等の各種状態変化を伴う高分子材料の成形は、図6に示すように、PL面90pで分割形成された第一型91及び第二型92の該PL面90pに、位置決め用の凹部96及び凸部97を備えた成形型90と、該成形型90を型締めするプレス機6とを用いて、次の[1]〜[3]の手順で行うことが多い。
[1]まず、図6(a)に示すように、第一型91を第二型92から型開きした状態から、図6(b)に示すように、第一型91を第二型92に対して、凹部96が凸部97に嵌合するよう合わせることによって、型閉じするとともに該第一型91を該第二型92に対してPL面90pの面方向に位置決めする。
[2]次に、図6(c)に示すように、注入圧で型が開かないよう第一型91及び第二型92をプレス機6にかけて型締めした状態で、第一型91及び第二型92のキャビティ90cに高分子材料Mを注入する。
[3]次に、図6(d)に示すように、高分子材料Mの加硫や発泡等の状態変化による圧力上昇で型開きしないようプレス機6による型締めをしたまま所定時間保持することにより、該状態変化をキャビティ90c内で起こさせる。
なお、このようにPL面に位置決め用の凹部や凸部を備えた成形型に関する文献としては、次の特許文献1等がある。
特開2003−94118
上記手順では、[2]で成形型のキャビティ90cに高分子材料Mを注入した後も、[3]でその状態変化が完了するまでは、該成形型90をプレス機6にかけ続けなければならないため、その間に、該プレス機6に別の成形型装置を[2]と同様にかけて、そのキャビティに高分子材料を注入することができない。
また、上記成形型90において、位置決め精度を保つためには、PL面90pに設けられた凹部96及び凸部97の摺り合せ加工を頻繁に行う必要があり、手間となってしまう。また、該成形型90の第一型91と第二型92とは、PL面90pで凹部96と凸部97とが嵌合する関係上、PL面90pに略直交する方向にしか開閉させることができず、そのことが、自動化に際にて障害となってしまうおそれがある。
そこで、第一型及び第二型のキャビティ内で高分子材料を状態変化させる際に、該第一型及び第二型をプレス機にかけずに済むようにするとともに、PL面に位置決め用の凹部や凸部を設けることなしに、第一型及び第二型をPL面方向に位置決めできるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の成形型は、PL面で分割形成された第一型及び第二型と、前記第一型及び第二型の各型の外側面に固定的に設けられた位置決め用の被嵌合部と、型閉じ時の前記第一型及び第二型の両型の外側面に対してその外側方位置との間で相対変位して接近及び離間する外部部材とを備え、前記外部部材に、前記接近時に前記位置決め用の被嵌合部に嵌合することにより前記第一型及び第二型のPL面方向の位置決めをする位置決め用の嵌合部と、前記接近時に前記第一型及び第二型の型開き抑止をする型開き抑止部とが設けられている。
ここで、前記相対変位としては、特に限定されないが、静止状態の前記第一型及び第二型の両型の外側面に対して、前記外部部材が変位して接近及び離間する場合や、静止状態の前記外部部材に対して、前記第一型及び第二型の両型が変位してその外側面が前記外部部材に接近及び離間する場合や、双方が変位して前記両型の外側面と前記外部部材とが接近及び離間する場合等を例示できる。
前記高分子材料としては、特に限定されないが、樹脂、ゴム、エラストマー等を例示できる。また、高分子材料の状態変化としては、特に限定されないが、樹脂又はエラストマーの発泡や冷却、ゴムの加硫や発泡や冷却等を例示できる。
前記位置決め用の被嵌合部は、特に限定されないが、前記第一型及び第二型の各型の外側面の互いに反対側の2ヶ所に設けられ、これに対応して前記外部部材も2ヶ所に設けられていることが好ましい。
前記位置決め用の被嵌合部及び嵌合部としては、凹部と凸部との組合せを例示でき、いずれが凹部でも凸部でもよい。そして、該被嵌合部及び嵌合部の一方又は両方には、前記接近時に位置決めを容易にかつ正確にするテーパーが設けられていることが好ましい。
前記型開き抑止部は、特に限定されないが、前記第一型及び前記第二型の前記PL面とは反対側の背面に当接することによって、前記型開きを抑止するものや、前記第一型及び前記第二型のうちの一方の背面にのみ当接し他方の背面には他の部材が当接することによって、該他の部材と共働して前記型開きを抑止するもの等を例示できる。
前記第一型及び第二型は、特に限定されないが、PL面で上下に分割された上型及び下型である場合や、PL面で左右に分割された左型及び右型である場合等を例示できる。
また、同目的を達成するため、本発明の高分子成形方法は、PL面で分割形成された第一型及び第二型と、前記第一型及び第二型の各型の外側面に固定的に設けられた位置決め用の被嵌合部と、型閉じ時の前記第一型及び第二型の両型の外側面に対してその外側方位置との間で相対変位して接近及び離間する外部部材とを備え、前記外部部材に、前記接近時に前記位置決め用の被嵌合部に嵌合することにより前記第一型及び第二型のPL面方向の位置決めをする位置決め用の嵌合部と、前記接近時に前記第一型及び第二型の型開き抑止をする型開き抑止部とが設けられた成形型装置を用いて行う高分子成形方法であって、前記位置決めと型開き抑止とをした前記成形型装置の第一型及び第二型をプレス機にかけて型締めした状態で、前記第一型及び第二型のキャビティに高分子材料を注入した後、前記位置決めと型開き抑止とをしたままの前記成形型装置をプレス機から取り外して他所にて所定時間保持することにより、高分子材料の状態変化を起こさせる。
そして、前記成形型装置を所定時間保持する間、前記成形型装置を取り外したプレス機に別の同様の成形型装置をかけて同様に高分子材料を注入することが好ましい。
本発明では、外部部材の型開き抑止部によって型開きを抑止するため、第一型及び第二型をプレス機にかけずにそのキャビティ内で高分子材料を状態変化させても、該状態変化による圧力上昇程度で型開きしてしまうことはない。また、本発明では、第一型及び第二型の各型の外側面に設けられた被嵌合部と、外部部材に設けられた嵌合部とによって位置決めをするため、PL面に位置決め用の凹部や凸部を設ける必要がない。また、更に、本発明では、被嵌合部と嵌合部とによる位置決めと、型開き抑止部による型開き抑止とが同時に完了するため、作業が効率的である。
本発明の成形型装置7は、PL面7pで分割形成された第一型8及び第二型9と、第一型8及び第二型9の各型の外側面の互いに反対側の2ヶ所に固定的に設けられた2対の位置決め用の被嵌合部10a,10a,10b,10bと、これに対応して2ヶ所に設けられ、型閉じ時の第一型8及び第二型9の両型の外側面に対してその外側方位置との間で相対変位して接近及び離間する外部部材20a,20bとを備えている。そして、各外部部材20には、接近時に位置決め用の被嵌合部10,10に嵌合することにより第一型8及び第二型9のPL面7p方向の位置決めをする位置決め用の嵌合部21と、接近時に第一型8及び第二型9の型開き抑止をする型開き抑止部22とが設けられている。
その成形型装置7を用いて行う本発明の高分子成形方法では、まず、上記位置決めと型開き抑止とをした成形型装置7の第一型8及び第二型9をプレス機6にかけて型締めした状態で、第一型8及び第二型9のキャビティ7cに高分子材料Mを注入する。その後、上記位置決めと型開き抑止とをしたままの成形型装置7をプレス機6から取り外して他所にて所定時間保持することにより、高分子材料Mの状態変化を起こさせる。そして、その間に成形型装置7を取り外したプレス機6に別の同様の成形型装置をかけて同様に高分子材料を注入する。
本発明の図1〜図3に示す成形型装置7は、PL面7pで上下に分割形成された上型8及び下型9と、上型8及び下型9の各型の外側面に上下に対になって設けられた位置決め用の被嵌合部10,10と、これに対応して設けられた外部部材20と、該外部部材20を、型閉じ時の上型8及び下型9の両型の外側面に対してその外側方位置との間で接近及び離間させる切換機構30とを備えている。
位置決め用の被嵌合部10は、上型8及び下型9の各型の前側の外側面に固定的に設けられた一対の前側被嵌合部10a,10aと、各型の後側の外側面に固定的に設けられた一対の後側被嵌合部10b,10bとの2対がある。そして、各被嵌合部10は、上型8及び下型9の各型の外側面に突設された突起部11に、凹部12が平面視でテーパー状に凹設されてなる。但し、本実施例での「前」及び「後」の語は、上型8及び下型9の各型の外側面の互いに反対側の2ヶ所のうちの一方及び他方を相対的に表現する意味で使用しており、前又は後としてそれぞれ確定した方向があるわけではない。
外部部材20は、一対の前側被嵌合部10a,10aに対して設けられた前側外部部材20aと、一対の後側被嵌合部10b,10bに対して設けられた後側外部部材20bとの2つがある。そして、各外部部材20には、接近時に上下の被嵌合部10,10に嵌合することにより上型8及び下型9をPL面7pの面方向に位置決めする嵌合部21と、接近時に上型8及び下型9の型開きを抑止する型開き抑止部22とが設けられている。詳しくは、各外部部材20は、上型8の上面と下型9の下面とにそれぞれ当接する一対の型開き抑止部22,22の端どうしが、嵌合部21で連結されることによって、コ字形に形成されている。
切換機構30は、前側外部部材20a及び後側外部部材20bを前後に変位可能に支持した基板31と、該基板31に取り付けられたレバー32と、レバー32の動きに連動させて前後の外部部材20a,20bを前後に動かす動力伝達機構(図示略)とを含み構成されている。詳しくは、図1(a)に示すように、レバー32を上げた時に、前側外部部材20aが前方に動き、後側外部部材20bが後方に動くことによって、前後の外部部材20a,20b間の間隔が広がり、図1(b)に示すように、レバー32を下げた時に、前側外部部材20aが後方に動き、後側外部部材20bが前方に動くことによって、前後の外部部材20a,20b間の間隔が狭まる。
以上に示した成形型装置7を用いて行う高分子成形方法を[1]型閉じ [2]位置決め及び型開き抑止 [3]型締め及び高分子材料の注入 [4]高分子材料の状態変化 [5]離型 の順に以下に詳述する。
[1]型閉じ
まず、図1(a)、図2(a)及び図3(a)に示すように、レバー32を上げ前後の外部部材20a,20b間の間隔を広げ、その相互間に下型9を配し、その下型9に対して上型8を型閉じする。
[2]位置決め及び型開き抑止
次に、図1(b)、図2(b)及び図3(b)に示すように、レバー32を下げることによって、前側外部部材20aを後方に動かしその嵌合部21を一対の前側被嵌合部10a,10aの各凹部12に嵌合させ、後側外部部材20bを前方に動かしその嵌合部21を一対の後側被嵌合部10b,10bの各凹部12に嵌合させることにより、上型8及び下型9をPL面7pの面方向に位置決めするとともに、上側の型開き抑止部22を上型8の上面に当接させ、下側の型開き抑止部22を下型9の下面に当接させることにより上型8及び下型9の型開きを抑止する。このとき、凹部12はテーパー状に加工されているため、図2(a)に示すように、上型8と下型9とがPL面7pの面方向に多少ずれていても、各外部部材20が上下の被嵌合部10,10の各テーパー状の凹部12に進入してくるに従い、上型8と下型9とが該凹部12のテーパーに沿って所望の位置に導かれ、図2(b)に示すように、そのまま所望の位置に、容易かつ正確に位置決めされることとなる。但し、この型開き抑止は、後述する[4]で高分子材料Mを状態変化させる際に型開きしないためである。
[3]型締め及び高分子材料の注入
次に、図3(c)に示すように、高分子材料Mの注入時にかかる高圧の注入圧に耐えるため、上型8及び下型9をプレス機6にかけて型締めする。この状態で、上型8及び下型9のキャビティ7cに注入機(図示略)で高分子材料Mを注入する。
[4]高分子材料の状態変化
次に、図3(d)に示すように、外部部材20a,20bによる位置決めと型開き抑止とをしたままの成形型装置7をプレス機6から取り外して他所にて所定時間保持することにより、高分子材料Mの加硫や発泡等の各種状態変化を起こさせる。なお、その間に、該成形型装置7を取り外したプレス機6には、上記[3]同様、別の成形型装置をかけて同様に高分子材料を注入する。
[5]離型
そして、最後に、該高分子材料Mの状態変化が完了した後は、レバー32を上げて外部部材20a,20bを上型8及び下型9から外して型開きし、該高分子材料Mからなる成形品を型から外す。
本実施例によれば、外部部材20の型開き抑止部22,22によって型開きを抑止するため、上記のように、該成形型装置7をプレス機6から取り外して他所にて、キャビティ7c内の高分子材料Mの状態変化を起こしても、該状態変化による圧力上昇程度で型開きしてしまうことはない。そして、その間に、該成形型装置7を取り外したプレス機6には、別の成形型装置をかけて同様に高分子材料を注入するため、作業が効率的である。
また、本実施例では、被嵌合部10の凹部12がテーパー状になっているため、上記[2]で示したように、上型8と下型9とがPL面7pの面方向に多少ずれていても、容易かつ正確に位置決めされる。
また、本実施例では、上型8及び下型9の各型の外側面に設けられた被嵌合部10と、外部部材20に設けられた嵌合部21とによって位置決めするため、PL面7pに、従来例で示したような位置決め用の凹部や凸部を設ける必要がない。そのため、該従来例のように、位置決め精度を保つために該PL面の凹部や凸部に頻繁にすり合わせ加工を施す必要がなく、メンテナンスが簡単であり、また、型開き方向についても、該従来例のように、PL面の略直交する方向に限定されることはない。
また、本実施例では、被嵌合部10,10と嵌合部21とによる位置決めと、型開き抑止部22,22による型開き抑止とが同時に完了するため、作業が効率的である。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもでき、例えば、次の変更例1,2のように変更してもよい。
[変更例1]
前側外部部材20aを前側被嵌合部10a,10aに嵌合させ、後側外部部材20bを後側被嵌合部10b,10bに嵌合させる際に、実施例のように、レバー32を下げるのに連動させて、前側外部部材20aを後方に動かし、後側外部部材20bを前方に動かす代わりに、図4に示すように、前側外部部材20aを固定にし、レバー32を下げるのに連動させて、型閉じ状態の上型8及び下型9を前方に動かし、後側外部部材20bを該上型8及び下型9のストロークよりも大きいストロークで前方に動かすようにしてもよい。
[変更例2]
実施例のように、上型8及び下型9の各型の外側面に凹部12を備えた被嵌合部10を設ける代わりに、図5に示すように、該外側面に嵌合凸部としての被嵌合部40を設け、外部部材20に該被嵌合部40に嵌合する凹部42を備えた嵌合部41を設けてもよい。
本発明の実施例の成形型装置を示す斜視図である。 同実施例の成形型装置を示す平面図である。 同実施例の成形型装置で高分子材料を成形する際の様子を示す側面断面図である。 同実施例の変更例1の成形型装置を示す斜視図である。 同実施例の変更例2の成形型装置を示す斜視図である。 従来例の成形型で高分子材料を成形する際の様子を示す側面断面図である。
符号の説明
6 プレス機
7 成形型装置
7c キャビティ
7p PL面
8 上型(第一型)
9 下型(第二型)
10 位置決め用の被嵌合部
20 外部部材
21 位置決め用の嵌合部
22 型開き抑止部
40 位置決め用の被嵌合部
41 位置決め用の嵌合部
M 高分子材料

Claims (4)

  1. PL面で分割形成された第一型及び第二型と、前記第一型及び第二型の各型の外側面に固定的に設けられた位置決め用の被嵌合部と、型閉じ時の前記第一型及び第二型の両型の外側面に対してその外側方位置との間で相対変位して接近及び離間する外部部材とを備え、
    前記外部部材に、前記接近時に前記位置決め用の被嵌合部に嵌合することにより前記第一型及び第二型のPL面方向の位置決めをする位置決め用の嵌合部と、前記接近時に前記第一型及び第二型の型開き抑止をする型開き抑止部とが設けられた成形型装置。
  2. 前記位置決め用の被嵌合部は、前記第一型及び第二型の各型の外側面の互いに反対側の2ヶ所に設けられ、これに対応して前記外部部材も2ヶ所に設けられた請求項1記載の成形型装置。
  3. PL面で分割形成された第一型及び第二型と、前記第一型及び第二型の各型の外側面に固定的に設けられた位置決め用の被嵌合部と、型閉じ時の前記第一型及び第二型の両型の外側面に対してその外側方位置との間で相対変位して接近及び離間する外部部材とを備え、
    前記外部部材に、前記接近時に前記位置決め用の被嵌合部に嵌合することにより前記第一型及び第二型のPL面方向の位置決めをする位置決め用の嵌合部と、前記接近時に前記第一型及び第二型の型開き抑止をする型開き抑止部とが設けられた成形型装置を用いて行う高分子成形方法であって、
    前記位置決めと型開き抑止とをした前記成形型装置の第一型及び第二型をプレス機にかけて型締めした状態で、前記第一型及び第二型のキャビティに高分子材料を注入した後、前記位置決めと型開き抑止とをしたままの前記成形型装置をプレス機から取り外して他所にて所定時間保持することにより、高分子材料の状態変化を起こさせる高分子成形方法。
  4. 前記成形型装置を所定時間保持する間、前記成形型装置を取り外したプレス機に別の同様の成形型装置をかけて同様に高分子材料を注入する請求項3記載の高分子成形方法。
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