JPH0582480U - パチンコ機の球抜き装置 - Google Patents

パチンコ機の球抜き装置

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JPH0582480U
JPH0582480U JP3220991U JP3220991U JPH0582480U JP H0582480 U JPH0582480 U JP H0582480U JP 3220991 U JP3220991 U JP 3220991U JP 3220991 U JP3220991 U JP 3220991U JP H0582480 U JPH0582480 U JP H0582480U
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宏 榎本
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京楽産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 景品球の球抜きを円滑かつ迅速に行うことが
可能なパチンコ機の球抜き装置を提供する。 【構成】 電気的景品球払出装置5の下方に払出された
景品球を打球供給皿に導く排出通路7を設けると共に、
その排出通路7の途中に球抜き通路8を分岐して設けた
パチンコ機において、前記分岐個所より上方に位置した
排出通路7の一部を回動可能な切替通路71として形成
し、ソレノイド9の励磁によつて切替通路71を回動し
て球抜き通路8に連通させるようにしたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、景品球をパチンコ機前面の打球供給皿に導く排出通路の途中に球抜 き通路を分岐して設け、該排出通路と球抜き通路とを電気的に切替え可能とした パチンコ機の球抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパチンコ機の球抜き装置としては、例えば実開平2−6597 5号公報に記載のものが知られている。この従来の球抜き装置は、図6に示すよ うに電気的景品球払出装置100から払出された景品球をパチンコ機前面の打球 供給皿に導く排出通路101の途中に球抜き通路102が分岐して設けられてお り、その分岐個所に切替レバー103が回動可能に軸着104されている。そし て、切替レバー103は球抜きソレノイド105の駆動により同図実線の球抜き 通路102を閉塞する位置と、同図鎖線で示す排出通路101を閉塞する位置と に切替え動作するようになつている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の球抜き装置にあつては、切替レバー103が排出通路101と球抜 き通路102の分岐個所の内部に設けられているために、景品球の接触によつて 切替レバー103の表面が摩耗して景品球の円滑な流下を阻害したり、軸支部に ガタつきが生じるおそれがあるという安全上の問題点があった。 また、切替レバー103を排出通路内部の所定位置に回動可能に組付ける作業 は困難で手間がかかる上、損傷した場合の交換作業も容易でない等の問題点を有 する。 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、 製作が容易で故障が少なく作動確実性の高いパチンコ機の球抜き装置を提供する ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のパチンコ機の球抜き装置においては、景 品球タンクから景品球を導き出すタンクレールの下流端に電気的景品球払出装置 を配設し、該電気的景品球払出装置の下方には、払出された景品球をパチンコ機 前面の打球供給皿に導くための排出通路を設けると共に、その排出通路の途中に 球抜き通路を分岐して設けたパチンコ機において、前記分岐個所より上方に位置 した排出通路の一部を回動可能な切替通路として形成すると共に、該切替通路と ソレノイドとをリンク部材を介して枢支連結し、ソレノイドの励磁によつて切替 通路を回動させることにより該切替通路を球抜き通路に連通させるようにしたも のである。
【0005】
【作用】
切替通路は、ソレノイドの励磁によりリンク部材を介して回動されて球抜き通 路と連通する。これによって、電気的景品球払出装置から払出される景品球が切 替通路を通って球抜き通路へとスムーズに導かれて確実に景品球の球抜きが行な える。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面について説明する。 図1は本考案が適用されるパチンコ機の裏面図であり、遊技盤1の裏面には合 成樹脂製の機構板2が回動自在に装着される。この機構板2の裏面上部には景品 球タンク3が固着される。景品球タンク3の下方にはパチンコ球を2列で導き出 すタンクレール4が設けられ、その下流端に電気的景品球払出装置5が配設され る。また電気的景品球払出装置5の下方には、払出された景品球を前面枠6の前 面の打球供給皿(図示せず)へ導くための排出通路7が形成されている。また排 出通路7の途中には球抜き通路8が分岐して設けられている。 前記電気的景品球払出装置5は、図5に示すように前記タンクレール4の球通 路4aと連通してパチンコ球が連続して供給される供給通路51と、外周にパチ ンコ球が嵌合し得る複数の凹部が形成されたスプロケット52と、該スプロケッ ト52を回転制御するソレノイド53と、該ソレノイド53の非作動時に前記ス プロケット52に係止して該スプロケット52の回転を阻止し、ソレノイド53 の作動によつてスプロケット52から外れて係止を解除するストッパー部材54 と、景品球検出器55とから構成されている。そして、前記ソレノイド53の作 動によりスプロケット52が回転して供給通路51のパチンコ球を景品球として 排出通路7に払出すようになっている。
【0007】 しかして、本考案では、図2に示すように前記排出通路7と球抜き通路8の分 岐個所より上方に位置した排出通路7の一部を回動可能な切替通路71として形 成し、回動によって下端が球抜き通路8の上端開口と連通するように上端を軸7 2によつて軸支している。 一方、切替通路71の側方に位置した機構板2の裏面にはソレノイド9が固着 される。ソレノイド9のプランジャ下端には連係部材10が固設され、これにリ ンク部材11の一端がピン12によって枢支連結される。リンク部材11は、ほ ぼくの字形に形成されており、その中央の屈曲部が軸13によって機構板2の裏 面に回動可能に軸着されている。そして、リンク部材11の他端に形成した長孔 14に切替通路71の側面に突設した係合ピン73を係合させている。従って、 図3に示すようにソレノイド9が消磁されているときにはプランジヤに巻装した コイルばね15によつて連係部材10が下方に付勢されており、リンク部材11 を介して切替通路71が時計回り方向に回動付勢されて排出通路7と連通状態に 保持される。
【0008】 次に、本考案の作用について説明する。 図3に示すように切替通路71と排出通路7とが連通状態のとき、電気的景品 球払出装置5から払出された景品球は切替通路71、排出通路7を流下してパチ ンコ機前面の打球供給皿へ導かれる。そして、遊技店において例えば閉店後に景 品タンク3内の景品球を球抜きする場合には、指令室からの球抜き信号によりソ レノイド9を励磁させると同時に電気的景品球払出装置5を作動させる。前記ソ レノイド9が励磁されると、これのプランジャがコイルばね15の付勢に抗して 上昇し、連係部材10を介してリンク部材11が時計回り方向に回動する。これ によつて、図4に示すように切替通路71が時計回りと反対方向に回動して球抜 き通路8に連通される。従って、電気的景品球払出装置5から払出される景品球 タンク3内の景品球は切替通路71、球抜き通路8を流下して全て球抜きされる ことになる。 そして、球抜き終了後にソレノイド9を消磁させればプランジャがコイルばね 15の付勢力により下降し、リンク部材11を介して切替通路71を時計回り方 向に回動させる。これによって、切替通路71と排出通路7とが連通して景品球 を打球供給皿へ導くことが可能となる。
【0009】 なお、本考案では電気的景品球払出装置5に何らかの誤作動が生じて無制限に 景品球を払い出し打球供給皿へ排出するような事態が起きたときに、その異常を 検出してソレノイド9を励磁し、切替通路71を回動して球抜き通路8に切替え て前記打球供給皿への景品球の排出を中断できるようにすることも容易に可能で ある。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、本考案においては、景品球の排出通路の一部を回動可能な切替 通路として形成し、ソレノイドの励磁によつて切替通路を回動して球抜き通路に 連通させるごとくその切替通路自体を回動させて、球抜きを行なうようにしたも のであるから、球抜き時の球の流れが非常にスムーズとなり無理なくかつ迅速に 球抜きが可能となる。 また従来例のように通路内に切替レバーを設けたものに較べて球噛みの危険性 や構成部品の損傷等が少なく長期間に亘って高い作動確実性を保証することがで きる。さらに組立作業や保守点検が容易にできる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用されるパチンコ機の裏面図であ
る。
【図2】本考案の要部の斜視図である。
【図3】本考案の要部の正面図である。
【図4】本考案の作用を示す要部の正面図である。
【図5】景品球払出装置の一部断面図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
3 景品球タンク 4 タンクレール 5 電気的景品球払出装置 7 排出通路 8 球抜き通路 9 ソレノイド 11 リンク部材 71 切替通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 景品球タンクから景品球を導き出すタン
    クレールの下流端に電気的景品球払出装置を配設し、該
    電気的景品球払出装置の下方には払出された景品球をパ
    チンコ機前面の打球供給皿に導くための排出通路を設け
    ると共に、その排出通路の途中に球抜き通路を分岐して
    設けたパチンコ機において、前記分岐個所より上方に位
    置した排出通路の一部を回動可能な切替通路として形成
    すると共に、該切替通路とソレノイドとをリンク部材を
    介して枢支連結し、ソレノイドの励磁によつて切替通路
    を回動させることにより該切替通路を球抜き通路に連通
    させるようにしたことを特徴とするパチンコ機の球抜き
    装置。
JP3220991U 1991-04-09 1991-04-09 パチンコ機の球抜き装置 Expired - Lifetime JPH0722304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3220991U JPH0722304Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 パチンコ機の球抜き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3220991U JPH0722304Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 パチンコ機の球抜き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0582480U true JPH0582480U (ja) 1993-11-09
JPH0722304Y2 JPH0722304Y2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=12352526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3220991U Expired - Lifetime JPH0722304Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 パチンコ機の球抜き装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0722304Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07328207A (ja) * 1994-06-02 1995-12-19 Okumura Yuki Kk パチンコ機の賞球排出ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07328207A (ja) * 1994-06-02 1995-12-19 Okumura Yuki Kk パチンコ機の賞球排出ユニット

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Publication number Publication date
JPH0722304Y2 (ja) 1995-05-24

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