JP2513561B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2513561B2
JP2513561B2 JP4193160A JP19316092A JP2513561B2 JP 2513561 B2 JP2513561 B2 JP 2513561B2 JP 4193160 A JP4193160 A JP 4193160A JP 19316092 A JP19316092 A JP 19316092A JP 2513561 B2 JP2513561 B2 JP 2513561B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的なパチンコ球の
払出装置を設けたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ球を整列して流下させる
誘導通路の流下端に電気的なパチンコ球の払出装置を配
設し、該払出装置の下方には払出されたパチンコ球をパ
チンコ機前面の球受皿に導くための排出通路と球抜き通
路とを分岐して設けると共に、その分岐個所に切換レバ
ーを設け、払出装置の制御回路や払出されたパチンコ球
の個数をカウントするパチンコ球検出器等の関連部品が
破損すると切換レバーを排出通路を閉鎖する位置に切換
えるようにしてパチンコ球が遊技者側に無制限に払出さ
れてしまうのを未然に防ぐことができるようにしたパチ
ン機は知られている(例えば実開平2−65975号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来パチンコ機においては、切換レバーによって
排出通路を閉鎖しても誘導通路から払出装置に連続して
流下するパチンコ球が球抜き通路を通って垂れ流し状態
となるため、激しい騒音が発生したり他のパチンコ機へ
の補給球が不足したりするという問題点があった。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、払出装置及びその関連部品にトラブルが発生した
場合に、その払出装置へのパチンコ球の流下を阻止する
ようにして上記問題点を解消することができるようなパ
チンコ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、パチンコ球を整列して流下させる誘導通
路の流下端に電気的なパチンコ球の払出装置を配設し、
該払出装置の下方には払出されたパチンコ球をパチンコ
機前面の球受皿に導く排出通路と球抜き通路とを分岐し
て設け、平常時は払出装置から払出されたパチンコ球を
排出通路に導くと共に、払出装置及びその関連部品の異
常を検出すると排出通路を閉鎖して払出装置から払出さ
れるパチンコ球を球抜き通路に導くようにしたパチンコ
機において、前記誘導通路に、払出装置及びその関連部
品の異常を検出すると作動する球止装置を設け、該球止
装置の作動によって払出装置へのパチンコ球の流下を阻
止するようにしたものである。
【0006】
【作用】払出装置及びその関連部品にトラブルが発生す
ると球止装置が作動して誘導通路のパチンコ球の流下を
阻止する。このため、払出装置にパチンコ球が流れなく
なるので、誘導通路のパチンコ球が球抜き通路を通って
垂れ流し状態になるようなことがなくなる
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ機の裏
面図である。図において、1はパチンコ機の前面枠、2
は前面枠1の裏面に取付枠を介して着脱自在に装着され
る遊技盤、3は遊技盤2の裏面に回動可能に装着される
合成樹脂製の機構板である。
【0008】この機構板3の裏面上部には景品球タンク
4が固着される。景品球タンク4の下方にはパチンコ球
を整列して導き出す樋状の誘導通路5が設けられると共
に、その流下端に電気的なパチンコ球の払出装置6が配
設されている。また、払出装置6の下方には、払出され
たパチンコ球を前面枠1の前面の球受皿(図示せず)に
導くための排出通路7と球抜き通路8とが分岐して設け
られている。
【0009】前記払出装置6は、図6に示すように誘導
通路5のパチンコ球が連続して流下する供給通路61
と、外周にパチンコ球が嵌入し得る複数の凹部が形成さ
れたスプロケット62と、該スプロケット62を回転制
御する球払出し用ソレノイド63と、該球払出し用ソレ
ノイド63の非作動時にスプロケット62に係合して該
スプロケット62の回転を阻止し、球払出し用ソレノイ
ド63の作動によってスプロケット62から外れて該ス
プロケット62を自由回転させるストッパー部材64
と、パチンコ球検出器65とから構成されており、球払
出し用ソレノイド63の作動によってスプロケット62
が回転して供給通路61のパチンコ球を払出すようにな
っている。
【0010】前記排出通路7と球抜き通路8の分岐個所
には、切替レバー9が軸10によって回動自在に設けら
れており、該切替レバー9には連杆11およびリンク部
材12を介して球抜き用ソレノイド13が連結されてい
る。前記リンク部材12は、軸14によって回動自在に
軸支されており、これの二股部を球抜き用ソレノイド1
3のプランジャ下端の円板部に係合させている。また、
連杆11の両端に突設した係合ピン15,15を切替レ
バー9の凹孔16およびリンク部材12の通孔17にそ
れぞれ遊嵌することにより、切替レバー9とリンク部材
12とを連結させている。
【0011】そして、前記切替レバー9は、球抜き用ソ
レノイド13の非作動時に図6実線で示す球抜き通路8
を閉鎖する位置に回動されており、球抜き用ソレノイド
13の作動により同図鎖線で示すように排出通路7を閉
鎖する位置に回動するようになっている。
【0012】前記払出装置6の側方に位置した機構板3
の側面には球抜き用のスイッチ機構18が設けられてい
る。このスイッチ機構18は、図7に示すように中空状
に形成された箱枠19と、該箱枠19の内部に収納した
球抜き用のマイクロスイッチ20と、該箱枠19の内部
に回動可能に支持されたレバー片21とかなり、前面枠
1に設けられたピン孔22からピンを差し込んでレバー
片21を押圧することによりマイクロスイッチ20をオ
ンさせることが可能なように構成されている。
【0013】しかして、本実施例で最も重要なことは、
前記誘導通路5に球止装置23を設けた点である。この
球止装置23は、図2および図3に示すように誘導通路
5の終端近くの上方に配設される球止板24と球止用ソ
レノイド25によって構成される。球止板24は、誘導
通路5の通路幅とほぼ等しい平板状に形成されその一端
が軸26によって機構板3に回動自在に支持されてい
る。また、球止板24の他端には誘導通路5の2条の球
通路5a,5bのそれぞれに上方から突入してパチンコ
球の流下を阻止する爪部27,27が形成されている。
【0014】前記球止用ソレノイド25は、取付板28
を介して球止板24の上方に位置した機構板3の裏面に
固着されており、これのプランジャ29の下端が球止板
24の上面に係止連結されている。この球止用ソレノイ
ド25は、非作動時のときプランジャ29が図3実線の
ようにコイルばね30によって上方に引上げられてお
り、このため球止板24は上方に回動してその爪部2
7,27がパチンコ球の流下を阻害しないように誘導通
路5の球通路5a,5bの上方に置かれている。
【0015】次に、図8に示すブロック図を参照して本
実施例のパチンコ機の作用について説明する。前記パチ
ンコ球検出機65および球抜き用マイクロスイッチ20
は、機構板3の裏面に配置された基板ボックス31内の
制御回路32の入力側に接続されると共に、その出力側
には払出装置6の球払出し用ソレノイド63、球抜き用
ソレノイド13、および球止用ソレノイド25がそれぞ
れ駆動回路33を介して接続されている。
【0016】しかして平常時、払出装置6から払出され
たパチンコ球は、パチンコ球検出器65で検知されなが
ら排出通路7を通ってパチンコ機前面の球受皿に排出さ
れると共に、パチンコ球検出器65から検知信号が制御
回路32へ送られる。制御回路32ではこの検知信号を
内部のカウンタでカウントし、そのカウント値があらか
じめ設定されている値に達すると所定数のパチンコ球が
払出されたと判定して球払出し用ソレノイド63の作動
を停止する。
【0017】一方、球払出し用ソレノイド63が何らか
の故障で作動不良になってパチンコ球検出器65から設
定数以上の検知信号(例えば40個以上)が送られる等
の異常事態が発生した場合、制御回路32は駆動回路3
3を介して球抜き用ソレノイド13と球止装置23の球
止め用ソレノイド25を作動させ、切換レバー9を図6
反時計回り方向に回動させて排出通路7を閉鎖すると共
に、球止板24を下向きに回動させて爪部27,27を
誘導通路5の球通路5a,5bに臨ませる。これによっ
て、払出装置6へのパチンコ球の流下が阻止されると共
に、払出装置6から払出されたパチンコ球は球抜き通路
8を通って図示しない回収部に回収され、誘導通路5の
パチンコ球が排出通路7を通って遊技者側に無制限に払
出されたり、球抜き通路8を通って垂れ流し状態になる
というようなことがなくなる。
【0018】次に、図4および図5を参照して他の実施
例に係る球止装置23aを説明する。この実施例の球止
装置23aは、誘導通路5の底部から球通路5a,5b
に出入可能な爪部34,34を有する球止部材35と球
止用ソレノイド36と連杆37によって構成される。球
止部材35は、一端が軸38によって機構板3に回動自
在に支持されており、その軸支部より下方に突出するア
ーム部39に連杆37の一端を枢支連結している。ま
た、連杆37の他端は球止用ソレノイド36のプランジ
ャ40に取付けた連結部材41に枢支連結されている。
【0019】以上説明した球止装置23aは球止用ソレ
ノイド36の非作動時にこれのプランジャ40が図5実
線のようにコイルばね42によって左方向に付勢されて
おり、このため球止部材35は連杆37を介して時計方
向に回動されてその爪部34,34がパチンコ球の流下
を阻害しないように誘導通路5の底部から後退した位置
に置かれている。一方、払出装置6に異常が発生して球
止用レノイド36が作動するとこれのプランジャ40が
コイルばね42の付勢に抗して右方向に吸引され、図5
鎖線のように連杆37で球止部材35のアーム部39を
押して該球止部材35を軸38を支点に反時計方向に回
動させるため、これの爪部34,34が誘導通路5の球
通路5a,5bに突入して払出装置6へのパチンコ球の
流下を阻止する。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のパチン
コ機は、電気的なパチンコ球の払出装置に何らかの異常
が発生した場合に直ちに球止装置を作動して誘導通路の
パチンコ球の流下を阻止するようにしたので、払出装置
にパチンコ球が流れなくなり、その結果、誘導通路のパ
チンコ球が球抜き通路を通って垂れ流し状態になるとい
うような不都合な事態を確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるぱパチンコ機の裏面図であ
る。
【図2】球止装置部分の斜視図である。
【図3】球止装置の作用を説明する正面図である。
【図4】球止装置部分の他の実施例の斜視図である。
【図5】他の実施例の球止装置の作用を説明する正面図
である。
【図6】払出装置部分の断面図である。
【図7】球抜き用スイッチ機構部分の分解斜視図であ
る。
【図8】本発明のパチンコ機の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
5 誘導通路 6 払出装置 7 排出通路 8 球抜き通路 23,23a 球止装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球を整列して流下させる誘導通
    路の流下端に電気的なパチンコ球の払出装置を配設し、
    該払出装置の下方には払出されたパチンコ球をパチンコ
    機前面の球受皿に導く排出通路と球抜き通路とを分岐し
    て設け、平常時は払出装置から払出されたパチンコ球を
    排出通路に導くと共に、払出装置およびその関連部品の
    異常を検出すると排出通路を閉鎖して払出装置から払出
    されるパチンコ球を球抜き通路に導くようにしたパチン
    コ機において、 前記誘導通路に、払出装置及びその関連部品の異常を検
    出すると作動する球止装置を設け、該球止装置の作動に
    よって払出装置へのパチンコ球の流下を阻止するように
    したことを特徴とするパチンコ機。
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