JPH11276689A - パチンコ遊技機における賞球流通規制装置 - Google Patents

パチンコ遊技機における賞球流通規制装置

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JPH11276689A
JPH11276689A JP10554498A JP10554498A JPH11276689A JP H11276689 A JPH11276689 A JP H11276689A JP 10554498 A JP10554498 A JP 10554498A JP 10554498 A JP10554498 A JP 10554498A JP H11276689 A JPH11276689 A JP H11276689A
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prize
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球払出し部の施錠と解錠とをなすと共に、賞
球(貯留球)の球払出し部への流通を可否状態に規制す
る。 【解決手段】 機構セット盤Cにセットした球払出し部
に対する施錠部材70の施錠状態では、係合口80と連
繋ピン88との係合により可動規制部材87が球送出路
4cから退避し、該球送出路4c内の賞球が球払出し部
のケース体内に形成された球通路28内へ流入すること
が許容される。また、機構セット盤Cにセットした球払
出し部に対する施錠部材70の非施錠状態では、カム縁
75aと連繋ピン88との当接により可動規制部材87
が球送出路4cへ延出し、該球送出路4c内の賞球は、
該可動規制部材87の規制弁部89で流通が規制され
る。従って、前記球払出し部を機構セット盤Cから取外
した際には、球送出路4cから賞球が全く流出しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
における賞球流通規制装置に係り、更に詳しくは、機裏
側の機構セット盤における賞球貯留排出部の下流に連通
状態で装備される球払出し部から賞球を払出し得る遊技
機において、球払出し部の着脱に関連して賞球の流通を
規制し得るようにした賞球流通規制装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機に代表されるパチンコ機
やアレンジボール機では、遊技に供された実施状態にお
いて、機外の補給装置から定期的に投入されるパチンコ
球を賞球として裏側の賞球貯留排出部の球タンク内に受
入れて、以降整流樋から球送出路そして最下端の賞球払
出し装置の球ケースまたは球通路に至って通入収容して
いる。そして、ゲーム中に発生したセーフ球または入賞
成立に対して賞球払出装置の球払出し部から所定数単位
の賞球を払出して、賞球排出路を介して機前側の上,下
の球皿側へ排出するようになっており、この一方で貯留
賞球の減少に伴い前記補給装置により定量のパチンコ球
が補充投入されるようになっている。従ってこのような
遊技機においては、賞球貯留排出部の点検や修理、特に
賞球払出装置の取外し点検や新旧交換に際しては、同排
出部内の賞球を所要部位で一時的に球止め(通出阻止)し
得ることが望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで従来のこの種遊
技機にあっては、賞球の球止めに係る一般的な技術とし
て、前記賞球貯留排出部の下流部上方に鈎形状をなす回
転式の制止部材が取着されており、賞球払出装置の取外
しに先立つ球止め時には、この制止部材を通常の非球止
め位置(解放位置)から整流樋側の球止め位置(拘束位置)
に反転変向させて、その爪部で整流路および球送出路内
の賞球を受止め、球止め位置から上流の球タンクに至る
賞球分を通出阻止し得るようになっている。しかしこの
ような球止め技術では、制止部材の球止め位置から下流
に亘る賞球を通出阻止し得ないために、賞球払出装置の
取外し時においては、相当数をやむなく放出しなければ
ならない。また、点検,修理済みの賞球払出装置の組付
けセット後において、賞球の球詰め,球切り状態が未だ
不充分である場合には、同装置の再度の取外し点検に伴
い相当数の賞球を放出しなければならなくなってしま
い、装置の点検,交換作業が案外煩わしくなっている。
【0004】また前述のように、賞球貯留排出部内の貯
留賞球が賞球払出装置の取外しの都度やむなく放出され
ることは、遊技機1台毎の賞球貯留状態において、前記
補給装置による投入個数と、入賞に対する正規の払出し
個数と、残存個数との関係に大幅な誤差を生ずることに
なる。これに関連して遊技店内の制御部では、1台毎の
賞球状況や誤差を把握し得ないまま当日分の球稼動状態
を管理し続けることになり、有効正味投入データとして
修正入力することが難しくまた煩わしい状況のもとで、
遊技店の営業・稼動において不都合な事態を招いてい
た。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく新規に提案されたもので、機裏側の機構セット盤
の賞球貯留排出部の下流に着脱可能に装備される球払出
し部の施錠と解錠とをなすと共に、これに関連して賞球
(貯留球)の球払出し部への流通を可否状態に規制し得る
ようにした小型で取扱い容易な賞球流通規制装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、初期
の目的を達成するため本発明は、機裏側の機構セット盤
に装備された賞球貯留排出部下流の球送出路と、同セッ
ト盤下方に形成された賞球排出路との間に、ケース体内
に形成された球通路を連通し得る球払出し部が着脱可能
にセットされて、同球払出し部から払出された賞球を賞
球排出路を介して遊技者側に排出し得るパチンコ遊技機
において、前記機構セット盤の球送出路と前記球払出し
部の球通路との連通部の近傍に、指先操作または工具操
作により操作して球払出し部のケース体の一部を係脱可
能に係止し得る係合盤部を有する施錠部材と、前記球送
出路に対して出没変位して同路内の球の拘束と解放をな
し得る規制弁部を有する可動規制部材とを夫々取着し
て、両部材を互いに連繋し、前記球払出し部の組付けセ
ット時において、前記施錠部材の施錠操作により係合盤
部をケース体の一部に係止保持することに関連して、前
記可動規制部材の規制弁部を球送出路から退出状態にし
て球の通出を可能とし、前記球払出し部の取脱時におい
て、施錠部材の解錠操作により係合盤部をケース体の一
部から解放することに関連して、可動規制部材の規制弁
部を球送出路内に突出して球の通出を不能にするように
構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】機構セット盤の球送出路と賞球排出路との間に
球払出し部をセットした状態において施錠部材を所定方
向へ回動操作すれば、球払出し部を収容したケース体の
係止部と該施錠部材の係合盤部とが係合して、球払出し
部は機構セット盤に取着セットされる。そして、前記施
錠部材の回動操作に際して該施錠部材の係合口と可動規
制部材の連繋ピンとが係合し、これにより可動規制部材
が球送出路から退避するようになるから、該球送出路内
の賞球が球払出し部のケース体内に形成された球通路内
へ流入することを許容する。また、前記施錠部材を前と
逆方向へ回動操作すれば、球払出し部を収容したケース
体の係止部と該施錠部材の係合盤部との係合が解除さ
れ、球払出し部をケース体ごと機構セット盤から取外し
得る。そして、前記施錠部材の回動操作に際して該施錠
部材のカム縁が可動規制部材の連繋ピンに当接し、これ
により可動規制部材が球送出路内へ延出するようにな
り、該球送出路内の賞球は該可動規制部材の規制弁部で
流通が規制される。従って、前記球払出し部を機構セッ
ト盤から取外した際には、球送出路から賞球が全く流出
しない。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機における賞球流通規制装置について、好適な実施例を
挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明す
る。なお本実施例では、遊技球を1個ずつ遊技盤内に打
出して遊技球の入賞ゲーム(アウト球とセーフ球との区
分)を展開するタイプにあって、機裏側の貯留球を、入
賞成立(セーフ球の発生)に対する賞球と、球貸しシステ
ムを利用した遊技用の貸し球とに区分排出して球皿側へ
供給し得るパチンコ機の場合を主に例示する。
【0009】先ず、図1に略示するパチンコ機および図
2に略示する球処理部について要約説明すると、外枠A
に組付けられた前枠Bの裏側に、夫々の球処理部を有す
る機構セット盤Cが着脱可能にセットされている。この
セット盤Cでは、遊技盤点検用の窓口1の周囲におい
て、アウト球用の排出路2とセーフ球用の処理路3が区
画形成されている一方、賞球用の球貯留排出経路部(賞
球貯留排出部)4として、最上端の球タンク4aと整列
用の整流樋4bおよび減圧用の送出樋(球送出路)4cが
順に連設されて、相当数のパチンコ球を貯留して送出し
得るようになっている。また送出樋4cの下流端に、後
述する賞球払出装置Fおよび球流路の切換えユニット装
置Gが着脱可能にセットされており、該切換えユニット
装置Gの出口下方に、上下の球皿(図示しない)側に連絡
される第1,第2の賞球路(賞球排出路)5,7が形成さ
れ、第1の賞球路5の上流部から分岐された球抜き路9
が下部外側に形成されて、前記排出路2および処理路3
に連絡されている。なお、第1の賞球路5は供給口6を
介して上球皿の上流部に連絡され、また第2の賞球路7
は供給口6の側方から分岐されて前枠Bの下部裏側に取
着された容器8を介して下球皿に連絡されている(図1
および図2参照)。
【0010】前述した機構セット盤Cにおけるその余の
構成として、図1および図2に略示するように、前記整
流樋4bと送出樋4cとの直交連絡部位に、賞球単列化
用の球送り整列部10が装備され、また整流樋4bの所
定位置に貯留球検出用のスイッチ11が設置され、そし
て第2の賞球路7の途上に賞球充満検出機構12が組込
まれている。一方、送出樋4cの近傍に球抜き操作手段
としてのレバー13およびスイッチ14が組付けられて
おり、そして前記処理路3にセーフ球検出処理装置Dが
着脱可能にセットされている。この装置Dでは、セーフ
球を1個ずつ停留検出して賞球払出し後に解放通出する
電動形態であって、図2および図3に例示するように、
処理路3と連通する通路16を形成した本体15に、通
路16内のセーフ球を1個ずつ通過検出し得るスイッチ
17と、このスイッチ17の上,下方に位置するストッ
パー部18a,18bを形成して、1回毎の処理作動に
よりセーフ球に対する拘束と解放とによる通入出規制を
行なうレバー状の規制処理部材18と、同部材18を各
規制状態に交互に切換え操作する電磁ソレノイド19と
を組付けて、全体が本体単位で構成・取扱い得るように
なっている。なお図1中、20は電源部(AC24V)に
接続されるターミナル基板、21はゲーム内容を制御す
る第1電子制御装置、22はセーフ球検出処理並びに賞
球排出(払出しと球抜き)を制御する第2電子制御装置を
夫々示す。
【0011】このような本実施例のパチンコ機は、遊技
ホール内の設置枠台(通称「島」)の各区画枠内に前記球貸
しシステムと共に設置されて縦向きで遊技に供される。
この状態において、図示しないが、各列毎の設置枠台の
補給設備における配球ユニットから必要時に供給される
相当量のパチンコ球を、前記球貯留排出経路部4の球タ
ンク4a内に受入れて各樋4b,4cに収容しており、
パチンコゲーム中に発生したセーフ球に対して所定数の
賞球を払出し得る。一方球貸しシステムでは、前記スイ
ッチ11の球有り検出条件において、使用するカードの
有効金額内における一定額単位に対して設定数球の貸出
し制御をなすもので、カードリーダ23およびカード挿
入口等を有するカードユニットEが外枠A外側に装備さ
れて(図1参照)、前枠Bの裏側下部に設置された中継制
御部(インターフェースボードともいう)24に、カード
リーダ23と上球皿側の球貸し操作部および前記第2電
子制御装置22が夫々接続されている。そして、カード
リーダ23の球貸し判読制御処理条件に応答して後述の
賞球払出装置Fが作動されることにより、払出された貸
し球が上球皿へ供給されるようになっている。
【0012】前述したパチンコ機に実施される賞球払出
装置Fは、前記第2電子制御装置22で制御作動される
もとで、セーフ球に対する賞球と遊技用の貸し球との区
分排出並びに貯留球の抜出しの制御をなす電子制御作動
形態のもので、図1および図2に略示するように、前記
機構セット盤Cの設置部内に着脱可能にセットされてい
る。この賞球払出装置Fでは、基本的な構成として図4
〜図6に示すように、縦長方形箱状にユニット化された
合成樹脂製のケース体26内に球通路を区画形成すると
共に、この球通路に臨む部位に電動式の球払出し部30
を夫々組付けて、ケース体毎に取扱い得るようになって
いる。そして機構セット盤Cの設置部、つまり前記球貯
留排出経路部4の送出樋4c下端と、前記第1,第2の
賞球路5,7および球抜き路9上端との間に形成された
凹室部25内にケース体26単位で収容され、球通路を
送出樋4cおよび各路5,7,9に整合連絡した状態で後
述する所要の係止手段で固定セットされるようになって
いる。前記ケース体26は、凹室部25内の設置面に密
着される1枚のベース板26Aに矩形のカバー26Bが
組付けられており、このケース体26内の一側部(図4
における右側)に、1列の球通路28を垂下状に形成し
た樋27が組込まれて、ベース板26Aとカバー26B
とにビス固定されている。
【0013】そして、前述のケース体26内に組込まれ
た前記球払出し部30は、球貯留排出経路部4からの球
を1個ずつ通入出検出するもので、図4および図5に例
示するように、ベース板26Aの支持部31に軸支持さ
れた回転スプロケット状の球送り体32と、球送り体3
2の回転・停止規制をなす規制片36の切換え作動源で
ある電磁ソレノイド34と、第1,第2検出具38,39
とを備えている。そして球送り体32は、外周に形成し
た受け部33(図示6個)を球通路28内に臨ませて、1
個ずつの球を受けて回転により放出し得る。また電磁ソ
レノイド34は、図示のフラッパー形式例において、ベ
ース板26Aに固定された金属製の支枠25にコイルを
巻回した磁力発生部(ボビンともいう)34Aを装着し、
通電時に発生された励磁力を磁着部34aに集中的に作
用し得、これに対して規制片36は、支枠35の一端に
傾動可能に支持されてバネ37で付勢され、磁着部34
aとバネ37を利用して球送り体32の受け部33を係
合停止,離隔解放するようになっている。一方、第1,第
2検出具38,39は、互いに1球分の検出間隔で配置
されて球通路28に臨み、通入球と通出球とを個々に検
出するよう構成される。
【0014】このような球払出し部30では、電源投入
時の作動状態において、電磁ソレノイド34の消磁(O
FF)により磁着部34aから解放された垂下状態の規
制片36が、球送り体32を拘束した通常状態に付勢保
持されている(図4参照)。従ってこの球送り体32が、
前記球貯留排出経路部4内に投入されて送出路4cから
球通路28に入っている球の最先行(最下端)を、受け部
33に受入れた状態で停止されていることにおいて、第
1検出具38がこの球を直接有検出する。一方、電磁ソ
レノイド34の励磁(ON)により磁着部34aに吸着さ
れた規制片36が傾動変化して球送り体32を解放する
と、同球送り体32が受けた1球の重みで回転して同球
を放出することにおいて、第2検出具39が放出球を直
接有検出し、電磁ソレノイド34が消磁復帰されるよう
になっている。なお第1,第2検出具38,39は、とも
に光学センサータイプが使用される例において、前記第
2の制御回路装置22側に接続される制御基板(図示せ
ず)に配置された発光ダイオードと、回路基板(図示せ
ず)に配置された受光ダイオードとが組とされている。
なお、球払出し部30内での球詰り(判定)に対して、払
出し用の電磁ソレノイド34の作動により振動を発生さ
せて球詰りを解消する制御として、例えば特願平1−2
49973号公報に開示の技術を採用可能である。また
第2検出具39の払出し球検出不良(故障)の判定処理の
制御に関しては、例えば特願平1−249975号公報
に開示の技術を採用し得る。更には、賞球(貯留球)の数
量(検出間隔時間)に応じて球払出し速度を高速用モード
と、低速用モードとに変更する制御に関しては、例えば
特願平2−6789号公報や特願平5−285821号
公報に開示の技術を採用することができる。
【0015】前記球流路の切換えユニット装置Gは、前
記第2電子制御装置22で制御作動されるもとで、賞球
および貸し球と貯留球とを切換え排出するもので、図1
および図2に略示するように、前記機構セット盤Cの設
置部内において前記賞球払出装置Fの下方に着脱可能に
セットされている。この切換えユニット装置Gでは、基
本的な構成として図4,図5,図13および図14に示す
ように、小型の方形箱体状にユニット化された合成樹脂
製のケース体41内に球通路を区画形成すると共に、こ
の球通路に臨む部位に電動式の球切換え排出部47を組
付けて、ケース体毎に取扱い得るようになっている。そ
して機構セット盤Cの設置部、つまり前記凹室部25内
において、前記賞球払出装置Fと第1の賞球路5および
球抜き路9との間にケース体単位で収容され、球通路を
前記球通路28と該第1の賞球路5および球抜き路9に
整合連結した状態で後述する所要の係止手段で固定セッ
トされるようになっている。なお前記ケース体41は、
前記凹室部25内の設置面に密着されるベース体41A
にコ字形のカバー41Bが組付けられ、このケース体4
1内の一側部(図4における右側)に球通路が画成されて
いる。
【0016】そして本実施例の切換えユニット装置Gで
は、前記ケース体41の右部に形成された区画壁42と
前記カバー41Bにより、前記賞球払出装置Fの球通路
28に整合連通される球入路40が形成され、この球入
路40の下部から垂下状に延在して前記第1の賞球路5
に連通される球払出し路43が形成されると共に、前記
球入路40の下部から後方へ分岐されて傾斜状に延在し
て前記球抜き路9に連通される球戻し路44が形成され
ており、前記ベース体41Aの略中央で上下に延在する
支切り板46と前記カバー41Bの右側壁部とにより各
路40,43,44が覆蓋されている。なお、ベース体4
1Aの各部には組付け用のボスや台座等が配設されてお
り、また球払出し路43と球戻し路44とは、図5に例
示するように互いに略逆Vの字状に連通されて、その分
岐連絡口部の一端に後述する切換え弁49用の逃し凹部
45が形成されている。
【0017】また、前記ケース体41内に組込まれた前
記球切換え排出部47は、図4,図5,図13および図1
4に示すように、前記ベース体41Aの仕切り板46の
左側に設置される電磁ソレノイド48と、仕切り板46
の右側で回動可能に支持されるレバー状の切換え弁49
とで構成されている。前記電磁ソレノイド48は、小型
で方形の外郭体52を有するロータリー式で、該外郭体
52内に組込まれた励磁力発生部53に挿通した回動軸
54を回動可能に支持して、その一端部を支点軸部54
aとして外郭体52外に延出した状態に構成されてい
る。そして、この小型のロータリー式の電磁ソレノイド
48は、前記ベース体41Aに一体成形された支片50
により画成された設置部51に前記外郭体52を収容
し、支点軸部54aを前記球払出し路43と球戻し路4
4との分岐部位に延出させた状態にセットされる。すな
わち、電磁ソレノイド48が横向きにセットされ、球払
出し路43および球戻し路44が該ソレノイド48の側
方に位置するので、殊にケース体41の前後サイズが小
さくなって切換えユニット装置Gが軽量かつ小型に構成
されている。なお前記支切り板46には、電磁ソレノイ
ド48の回動軸54の挿通を許容する溝46aが形成さ
れている。これに対して切換え弁49は、図5に示すよ
うに、前記電磁ソレノイド48の支点軸部54aに直結
固定されて前記球払出し路43と球戻し路44との連絡
部分内に位置し、前記回動軸54の回動変位下に切換え
保持されるようになっている。また前記支点軸部54a
には、各端部を切換え弁49と支切り板46とに係止さ
せて、該切換え弁49に付勢力を付与するねじりばね5
5が配設されている。
【0018】このように構成した球流路の切換えユニッ
ト装置Gでは、電源投入時の作動前状態において、電磁
ソレノイド48の消磁(OFF)により回動軸54がフリ
ー状態にある場合には、前記ねじりばね55による付勢
力のもとに、前記切換え弁49が回動軸54を支点とし
て起立払出し位置に保持され、球入路40と球払出し路
43とを連通させて前記賞球払出装置Fから払出された
球を該球払出し路43側へ案内する(図15(a)参照)。
一方、電磁ソレノイド48の励磁(ON)により回動軸5
4が所定方向へ回動変位した場合には、前記切換え弁4
9が該回動軸54を支点として傾斜戻し位置に保持さ
れ、球入路40と球戻し路44とを連通させて前記賞球
払出装置Fから払出された球を球戻し路44側へ案内す
るようになっている(図15(b)参照)。なお、切換えユ
ニット装置Gの球切換え排出部47に関連する操作手段
については、図1に略示した前記機構セット盤Cにレバ
ー13およびスイッチ14が配置使用される例におい
て、レバー13の操作によりスイッチ14が検出(ON)
することに応答して、前記切換え用の電磁ソレノイド4
8と払出し用の電磁ソレノイド34とが夫々設定時間に
亘り励磁されるようになっている。ちなみにレバー13
は、前枠Bに形成された操作孔に挿入された針金状の操
作具(共に図示しない)の押込みによる操作と、外枠Aか
ら開放した前枠Bの裏側で指先による操作との何れも可
能にされている。
【0019】前述のように構成された賞球払出装置Fと
球流路の切換えユニット装置Gとは、前記機構セット盤
Cの凹室部25に対して、ビスやボルト等を一切使用せ
ずに、適宜の係止手段または施錠部材を利用したワンタ
ッチ操作で簡単かつ容易に取付けられるようになってい
る。すなわち切換えユニット装置Gに関しては、図4,
図6および図9に示すように、前記ケース体41におけ
るカバー41Bの左右両端部(外郭部)41aの上下部位
に、左右外方へ延出した係止片(係止部)65,65が一
体的に成形されており、また凹室部25の下部には、該
係止片65,65が上方から係止し得るスライド溝(掛止
部)66,66が形成されている。従って、ケース体41
単位でユニット化された球流路の切換えユニット装置G
は、前記各係止片65,65を各スライド溝66,66の
上方に整合させて位置決めし、この状態で下方へスライ
ドさせることで各係止片65がスライド溝66内に嵌入
し、該切換えユニット装置Gは凹室部25に固定セット
される。このとき、球払出し路43の出口部が第1賞球
路5の入口部に整合すると共に、球戻し路44の出口部
が球抜き路9の入口部に整合する(図5参照)。
【0020】また前記賞球払出装置Fに関しては、図
4,図6および図9に示すように、前記ケース体26に
おけるベース板26Aの下端部に、下方へ延出した係止
片67,67が一体的に成形されており、カバー26B
の上面中央には、上方に延出した係合片部(係止部)68
が一体的に成形されている。これら係止片67,67
は、前記切換えユニット装置Gのベース体41Aの上面
に凹設した係止凹部69,69に整合するようになって
おり、賞球払出装置Fを上方からセットした際に各係止
片67が各係止凹部69に嵌入して、凹室部25に固定
セットされた該切換えユニット装置Gにより下部が固定
保持されるようになっている。また前記係合片部68に
は、凹室部25の上方に回動可能に配設された施錠部材
70に係合するようになっている。
【0021】前記施錠部材70は、図4〜図9に示すよ
うに、前記凹室部25の上方にビス着されるカバー部材
71の外面から水平に延出した支点ボス(支点)72に回
動可能に配設され、該支点ボス72が嵌挿する係合孔7
4を形成した摘み部73と、該摘み部73の下端部から
側方に延在する扇状の係合盤(係合盤部)75とを一体的
に成形して構成されている。そして施錠部材70は、前
記支点ボス72に対して左回転させると、前記係合盤7
5が凹室部25の上端部から退避したロック解除位置に
変位し(図9参照)、また該ボス72に対して右回転させ
ると、該係合盤75が該凹室部25の上端部に位置した
ロック係止位置に変位するようになっている(図4参
照)。すなわち、施錠部材70をロック解除位置に保持
させた状態において、前記球流路の切換えユニット装置
Gを固定セットした凹室部25の上部に前記賞球払出装
置Fを位置決めし、この状態で該施錠部材70をロック
係止位置に回動変位させれば、係合盤75が前記係合片
部68に係合するようになり、前記係止片67と係止凹
部69との係止作用および該係合盤75と係合片部68
との係合作用下に、該賞球払出装置Fは凹室部25に固
定セットされる。
【0022】前記係合片部68には、図6に示すよう
に、前記施錠部材70における係合盤75のカム縁75
aが摺接する曲面状の係合面68aが形成されると共
に、該係合盤75の裏面端部に突設した突片76が整合
突入する係合溝77が凹設されている。従って、施錠部
材70がロック係止位置に回動変位した際には、前記突
片76が係合溝77に突入するようになり、該部材70
がロック係止位置に係止保持されてロック解除位置側へ
の容易な回動変位が防止される。また、凹室部25にセ
ットされた前記賞球払出装置Fおよび切換えユニット装
置Gは、前記施錠部材70がロック係止位置に保持され
ている状態においては、前記カム縁75aと係合面68
aとが好適に当接することにより、上下方向への移動が
好適に規制されている。なお実施例の施錠部材70は、
前記摘み部73を把持して回動変位させることの他に、
該摘み部73に形成した六角孔(係合孔)78に対応の工
具(六角レンチ等)を係止させて回動変位させることも可
能となっている。
【0023】また、前記球貯留排出経路部4における送
出樋4cの出口部には、前記施錠部材70の回動変位に
連動して作動される本実施例の球流通規制装置85が配
設され、該送出樋4cからのパチンコ球の通出規制を行
ない得るようになっている。この球通流規制装置85
は、図7および図9〜図12に示すように、送出樋4c
の出口部側方に配設された支点ピン(支点)86に揺動自
在に枢支されて前記施錠部材70に係着しながら姿勢制
御される可動規制部材87で構成されている。前記可動
規制部材87は、その一端側が前記支点ピン86に枢支
されると共に、揺動端側には前方へ延出した連繋ピン8
8が一体的に形成されている。この連繋ピン88は、図
10に示すように、前記施錠部材70の係合盤75に形
成された係合口80と前記カム縁75aに係合または当
接するようになっており、該施錠部材70がロック係止
位置とロック解除位置との間を回動変位する際に、連繋
ピン88と係合口80およびカム縁75aの係合作用下
に、可動規制部材87の姿勢が制御されるようになって
いる。
【0024】例えば、前記施錠部材70がロック解除位
置に保持されている状態においては、図11に示すよう
に、前記連繋ピン88が前記カム縁75aに当接するよ
うになり、可動規制部材87は揺動端側が前記送出樋4
cへ延出した傾動規制状態に姿勢保持される。これによ
り送出樋4cに沿って流下するパチンコ球は、傾動規制
状態に保持されている可動規制部材87の規制弁(規制
弁部)89に当接して、該送出樋4cからの流出が規制
される。すなわち、前記施錠部材70をロック解除位置
に保持して前記賞球払出装置Fを凹室部25から取外す
際には、送出樋4cからのパチンコ球の流出が好適に規
制されるようになっている。一方、前記施錠部材70を
ロック係止位置に変位させた際には、図10に示すよう
に、前記連繋ピン88が前記係合口80に係合するよう
になり、可動規制部材87は揺動端側が前記送出樋4c
から退避した規制解除状態に姿勢保持される。これによ
り送出樋4cに沿って流下するパチンコ球は、前記可動
規制部材87に規制されることなく該送出樋4cの出口
部から流出する。すなわち、凹室部25にセットした前
記賞球払出装置Fをロック係止位置に変位させた前記施
錠部材70で係止保持した際には、送出樋4cを流下す
るパチンコ球が該賞球払出装置Fの球通路28内へ流入
するようになる。
【0025】なお前記カバー部材71には、図6および
図7に示すように、施錠部材70がロック係止位置とロ
ック解除位置との間を回動するに際して、前記突片76
が移動する軌跡に対応した位置に、円弧状の突部79が
形成されている。これにより、施錠部材70が回動変位
する際には、前記突片76が前記突部79の上面に接触
するようになり、該施錠部材70の容易な回動変位を制
御するようになっている。また、施錠部材70がロック
解除位置に変位した際には、図12に示すように、前記
突片76と突部79との当接が解除されると共に、該突
部79の端部に該突片76が位置するようになり、両者
76,79の係着により施錠部材70がロック解除位置
に保持され、これにより前記可動規制部材87が傾動規
制状態に保持される。
【0026】そして本実施例のパチンコ機のその他の構
成として、図2に示すように、前記凹室部25を開放可
能に覆蓋する開閉蓋62が、機構セット盤Cに枢着され
ている。すなわち前記開閉蓋62は、その下端部に機構
セット盤Cに枢支される枢支軸63,63を一体的に成
形すると共に、上端部には係着片62aが一体的に形成
されている。また前記凹室部25の上方には、前記係着
片62aに係脱可能なロック部材64が回動可能に配設
されている。従って、閉成した前記開閉蓋62により凹
室部25内が略完全に覆蓋されるので、該凹室部25に
固定セットした賞球払出装置Fおよび切換えユニット装
置Gは、当該パチンコ機が遊技に供されている際に塵埃
やたばこの煙等から隔離保護され、確実かつ安定した作
動を長期間に亘って維持することが可能となる。
【0027】ここで、本実施例のパチンコ機の各部に配
設された電気部品類および前記賞球払出装置Fの電気部
品類に係る入出力制御系統について付記すると、図16
に略示するように、前記第1の電子制御装置21に遊技
盤(図示しない)に配置されたスイッチ等が接続されて、
ゲームおよび賞球排出に係る制御処理がなされる。一
方、前記第2の電子制御装置22に、前記カードユニッ
トEのカードリーダ23、インターフェースボード2
4、球貸し操作用のスイッチ59および貸し球用のスイ
ッチ11と、前記セーフ球検出処理装置Dのスイッチ1
7および電磁ソレノイド19と、前記球払出し部30の
電磁ソレノイド34および第1,第2検出具38,39
と、前記球切換え排出部47の電磁ソレノイド48およ
び球抜き用のスイッチ14が夫々接続されて、貸し球と
賞球との区分払出し、セーフ球検出処理、そして球抜き
に係る夫々の制御処理がなされる。なお第2の電子制御
装置22では、球抜き用のスイッチ14の1回の検出信
号を有効入力して、球抜き指令により切換え用の電磁ソ
レノイド48、次いで払出し用の電磁ソレノイド34を
各々の時間(例えば50秒と45秒)に亘り励磁し、そし
てリセットスイッチ60の入力条件で次の球抜き用検出
信号を有効入力可能に設定されている。
【0028】
【実施例の作用】前述のように構成された本実施例のパ
チンコ機では、該パチンコ機の組立製造時に、球流路の
切換えユニット装置Gおよび賞球払出装置Fとを、機構
セット盤Cに形成した凹室部25にワンタッチ操作で固
定セットすることができ、極めて簡単かつ容易な組付け
が可能となっている。すなわち切換えユニット装置G
は、各係止片65,65を各スライド溝66,66の上方
に整合させて位置決めし、この状態で下方へスライド操
作するだけでよく、これにより各係止片65がスライド
溝66内に嵌入して該切換えユニット装置Gは凹室部2
5に固定セットされる。また賞球払出装置Fは、前記切
換えユニット装置Gを凹室部25に固定セットした状態
において、係止片67を該切換えユニット装置Gの係止
凹部69に嵌入させると共に、施錠部材70をロック係
止位置に回動変位させるだけで凹室部25に固定セット
される。これにより、賞球払出装置Fと切換えユニット
装置Gとは、上下方向に連設した状態で凹室部25に固
定セットされる。なお、施錠部材70がロック係止位置
に変位していることにより、前記可動規制部材87が規
制解除状態に姿勢保持されるので、送出樋4cに沿って
流下するパチンコ球は、前記賞球払出装置Fの球通路2
8内に流入して球払出し部30における球送り体32に
至る。
【0029】前述のように構成された本実施例のパチン
コ機では、遊技ホール内の設置枠台にカードユニットE
と共に設置されて遊技に供し得る。そして、カードユニ
ットEに対するカードの挿入並びに機前側での球貸し操
作により、機構セット盤Cの賞球払出装置Fから払出さ
れた貸し球を上球皿側へ給出して収容し得る。このもと
で遊技操作(打球発射操作)を行なうことにより、機内の
発射位置に1球ずつ送込まれた遊技球を遊技盤内に打出
して所要のゲームを展開し得る。そうして、ゲーム中に
発生したアウト球を機構セット盤Cの排出路2から機外
へ排出し、またセーフ球を処理路3からセーフ球検出処
理装置Dに導入して1球ずつ停留検出処理した後に機外
へ排出する一方、このセーフ球の検出処理に対して賞球
払出装置Fから設定数の賞球を払出して上球皿または下
球皿へ給出するようになっている。そして、球抜き必要
時の操作により球貯留排出経路部4内の貯留球を、賞球
払出装置Fの解放状態で抜出して球抜き路9から機外へ
排出することができる。
【0030】そこで、このようなパチンコ機に実施され
た賞球払出装置Fおよび本実施例の球流路の切換えユニ
ット装置Gにおける球排出作動状態について、各図を参
照しながら説明する。先ず貸し球の払出しについては、
貸し球用のスイッチ11の球有り検出入力条件にあっ
て、カードが挿入されて球貸し用のスイッチ59が操作
されたことに基づいて球払出し部30が作動される。す
なわち、同スイッチ59の操作入力に対するカードリー
ダ23,インターフェースボード24および第2の電子
制御装置22間での制御処理および球貸し指令に基づい
て、賞球払出装置Fの球払出し部30が作動されて電磁
ソレノイド34の制御作動(励磁と消磁)および規制片3
6の切換え、第1,第2検出具38,39の球有り検出入
力並びに球送り体32のピッチ回動により、所定数の球
(例えば球貸し金額100円に対して貸し球25個)が1
球ずつ払出され、切換えユニット装置Gにおける球払出
し路43から第1賞球路5へ排出され、供給口6から上
球皿へ給出される。この貸し球の具体的な排出状態を図
5および図15(a)で観ると、全ての貸し球は、球送り
体32の受け部33から解放された以降、第2検出具3
9でカウント検出されて球入路40へ通入し、起立払出
し位置に保持されている切換え弁49に沿って球払出し
路43側へ通出された後に、第1賞球路5へ排出され
る。
【0031】またセーフ球に対する賞球の払出しについ
ては、図2および図3に示す前記セーフ球検出処理装置
Dでのセーフ球検出毎に賞球払出装置Fの球払出し部3
0が作動される。すなわち、前記処理路3から通路16
に通入して規制処理部材18のストッパー18bにより
検出位置で停留されたセーフ球をスイッチ17が検出し
た条件にあって、同検出入力に対する第1,第2の電子
制御装置21,22間でのセーフ球信号と賞球信号との
処理および払出し指令に基づいて、球払出し部30が前
述と同様な態様で作動されて(図5および図15(a)参
照)、電磁ソレノイド34の制御作動および規制片36
の切換えに従う球送り体32のピッチ回動により、所定
数の球(例えば5〜15個の賞球)が1球ずつ払出され
て、球入路40,球払出し路43から第1賞球路5に通
出され、供給口6から上球皿または第2賞球路7から下
球皿へ給出される。そして、払出された所定数最後の賞
球が第2検出具39でカウント検出された時点に基づい
て、当該回の払出し作動が終了されて電磁ソレノイド3
4の消磁、規制片36の復帰に従い球送り体32が停止
保持される。なお、払出し終了後セーフ球検出処理装置
Dでは、第2の電子制御装置22からのセーフ球解放指
令に基づいて、電磁ソレノイド19が1回作動(励磁と
消磁)されることにより、規制処理部材18の切換えに
従い検出位置のセーフ球が解放されて機外へ排出され、
次のセーフ球が検出位置に入って停止される(図3参
照)。
【0032】一方貯留球の球抜きについては、球抜き操
作に基づいて、球流路の切換えユニット装置Gの球切換
え排出部47と、賞球払出装置Fの球払出し部30が順
次作動される。すなわち、前記球抜き用のスイッチ14
が操作されたことにより、この検出入力に対する第2の
電子制御装置22での制御処理および球抜き指令に基づ
いて球切換え排出部47が切換え作動されて、電磁ソレ
ノイド48の励磁による回動軸54の回動と共に切換え
弁49が傾斜戻し位置に切換え保持される(図5および
図15(b)参照)。これに次いで(例えば1.5秒後)球払
出し部30が開放作動されて、電磁ソレノイド34の励
磁により規制片36が磁着変位されて球送り体32を解
放する。この結果、同球送り体32が球通路28内の球
を受けながら連続フリー回転するもとで、1球ずつ放出
された球貯留排出経路部4内の貯留球が、切換え弁49
で変向案内されながら球戻し路44に通出して球抜き路
9から機外へ抜出される。そうして、設定時間経過後の
球抜き指令終了時に、球払出し部30が元状復帰されて
ソレノイド34の消磁により、規制片36が変位復帰し
て球送り体32を停止保持する。これに次いで(例えば
3.5秒後)球切換え排出部47が元状復帰されてソレノ
イド48の消磁により回転軸54がフリーとなり、ねじ
りばね55の付勢力下に切換え弁49が元の起立払出し
位置(図15(a)の位置)に保持される。
【0033】なお前述の球抜き作動では、球貯留排出経
路部4内で多少の球流れ遅れが発生したとしても、双方
のソレノイド34,48の励磁時間設定により全球を的
確に抜出すことができる。そして球抜き後においては、
補給設備の運転により新たな相当量の球が球タンク4a
内に投入されることにより、球払出し部30の球通路2
8内の所定位置(球送り体32の受止め位置)から球貯留
排出経路部4内の全体に亘り通入(収容)されて、前述し
た貸し球,賞球の払出しが可能とされる。ちなみに、本
実施例の賞球払出装置Fおよび球流路の切換えユニット
装置Gに係る第2の電子制御装置22での別設定例とし
て、球貸し操作信号は賞球払出し指令の終了後に入力可
能とされ、また球抜き操作信号の入力以後は入力不可
(無効)とされる。賞球払出し信号は、球貸し指令の終了
以後に入力可能とされ、また球抜き操作信号の入力以後
は入力不可(無効)とされる。また球抜き操作信号は、貸
し球,賞球の払出し指令の終了以後に1回だけ有効入力
可能とされる。
【0034】また本実施例のパチンコ機では、前述のよ
うに遊技ホール内の設置枠台に設置されて遊技に供され
ている適時に、前記賞球貯留排出経路部4や前記賞球払
出装置Fおよび球通路の切換えユニット装置Gの点検,
修理や交換等に際しては、これら賞球払出装置Fと切換
えユニット装置Gを、凹室部25からワンタッチ操作で
簡単かつ容易に取外すことが可能である。すなわち、前
記施錠部材70をロック解除位置へ回動操作して係合盤
75と係合片部68との係合を解除した状態において、
賞球払出装置Fを手前上方に引出せば該賞球払出装置F
を簡単に取外すことができる。また、前記賞球払出装置
Fを凹室部25から取外した状態において、前記切換え
ユニット装置Gを上方へ引上げれば、該切換えユニット
装置Gも簡単に取外すことが可能である。しかも、前記
施錠部材70がロック解除位置に保持されている状態に
おいては、前記球流通規制装置85における可動規制部
材87が傾斜規制状態に姿勢保持され、更には該可動規
制部材87が送出樋4cの出口部に配設されていること
に伴い、例えば球貯留排出経路部4内にパチンコ球が残
留していたとしても、該パチンコ球が送出樋4cから流
出することは全くない。
【0035】このように、本実施例の賞球流通規制装置
85では、施錠部材70の施錠・解錠操作に可動規制部
材87が連動するので、賞球払出装置Fの取付け,取外
しと賞球の流通規制,規制解除とをワンタッチ操作で行
なうことができ、球貯留排出経路部や賞球払出装置Fお
よび切換えユニット装置Gの点検,交換作業が極めて簡
単となる。また、可動規制部材87が賞球払出装置Fの
球通路28に連通する送出樋4cの出口部に設けられる
ので、該賞球払出装置Fをケース体26ごと機構セット
盤Cから取外した際には、機外へ流出する賞球が全くな
い。このため、補給装置による投入個数と、入賞に対す
る正規の払出し個数と、残存個数との関係に大幅な誤差
を生ずることがなくなり、遊技店の営業・稼動において
は、各遊技機に対する賞球状況や球稼動状態を正確に管
理し得る。
【0036】なお本実施例では、前記施錠部材70が支
点ボス72に枢支させた回動操作形態、また流通規制部
材87が支点ピン86に枢支された揺動変位形態とし
て、施錠部材70の回動変位に連動して流通規制部材8
7を傾動規制状態と規制解除状態とに姿勢変位させる動
作形態につき例示したが、本発明に係る賞球流通規制装
置では、施錠部材70と流通規制部材87の動作形態は
これに限定されるものではない。すなわち施錠部材70
においては、賞球払出装置Fの係合片部68に向けて前
進・後退する直線移動(直動)形態とし得ると共に、また
流通規制部材87においても、送出樋4cに向けて前進
・後退する直線移動(直動)形態とすることが可能であ
る。これにより、施錠部材70と流通規制部材87とを
適宜連繋して連動させる前提において、前記実施例に示
した回動形態の施錠部材70と揺動形態の流通規制部
材87の組合わせの他に、回動形態の施錠部材70と
直動形態の流通規制部材87の組合わせ、直動形態の
施錠部材70と揺動形態の流通規制部材87の組合わ
せ、直動形態の施錠部材70と直動形態の流通規制部
材87との組合わせ等が実施可能である。
【0037】
【変更例】図17は、前記球流路の切換えユニット装置
の変更例を示す分解斜視図であり、また図18は、球切
換え排出部における切換え弁の動作態様を示す縦断側面
図である。この変更例に係る切換えユニット装置G1
は、前記実施例で示した切換えユニット装置Gに対し、
ケース体26におけるカバー26Bの前面に形成した設
置部93に、出没式のスイッチボタン91を該ケース体
26内に指向させた保全スイッチ90が装備され、また
前記切換え弁49の側方には、該スイッチボタン91を
押圧する押圧片92が一体的に形成されている。この保
全スイッチ90は、スイッチボタン91の非押圧状態で
はOFF状態に保持され、切換え弁49が傾斜戻し位置
へ回動変位して押圧片92がスイッチボタン91を押圧
している間だけON状態とされる「a接点」タイプのもの
で、第2の電子制御装置22に接続されている(図16
参照)。そして、前記球抜き用のスイッチ14が操作さ
れた条件において前記保全スイッチ90がOFF状態と
なると、切換え弁49の非検出条件が第2の電子制御装
置22に入力され、球払出し部30が払出し解放不能状
態に制御されて払出し用の電磁ソレノイド34が停止制
御される。すなわち、切換え弁49が傾斜戻し位置に位
置していることを検出する保全スイッチ90を装備する
ことにより、例えばパチンコ機の前側から挿入させた針
金等の不正物を利用した貯留球の不正抜取りを好適に阻
止し得る。なお、カバー26Bの側面に円弧状の細長通
孔94を形成してあり、切換え弁49の側面に形成した
操作孔95に該通孔94を介して差込んだ操作杆を係止
させて、該切換え弁49を手動で回動操作可能となって
いる。
【0038】このように構成した切換えユニット装置G
1では、前枠Bから挿入した操作杆により前記球抜き用
のスイッチ14を操作すると、球切換え排出部47にお
ける切換え用の電磁ソレノイド48が励磁して、回転軸
54の回動変位により切換え弁49が傾斜戻し位置に切
換え保持される。このとき、切換え弁49の押圧片92
が保全スイッチ90のスイッチボタン91を押圧するこ
とにより、該保全スイッチ90がON状態となり、切換
え弁49の検出条件が第2の電子制御装置22に入力さ
れると共に、払出し用の電磁ソレノイド34が作動制御
されて貯留球が払出される。
【0039】そして、貯留球の球抜出し状態において、
前記不正物を供給口6および第1賞球路5を介して球払
出し路43側へ侵入させると、該不正物の先端が切換え
弁49に当接して該切換え弁49が起立払出し位置側へ
回動し、押圧片92によるスイッチボタン91の押圧が
解除される。すなわち、前記保全スイッチ90がOFF
状態となって切換え弁49の非検出条件が第2の電子制
御装置22に入力されるから、前記払出し用の電磁ソレ
ノイド34が消磁されて貯留球の払出しが中止される。
従って、不正物により前記切換え弁49を強制的に起立
払出し位置まで回動変位させ得たとしても、前記払出し
用の電磁ソレノイド34が消磁されるから、以後の貯留
球の払出しが規制されて球払出し路43の上流部にあっ
た1,2個の球しか抜き取ることができない。
【0040】また図19は、球切換え排出部47におけ
る球払出し路43と球戻し路44を、逆Y字状に形成し
た変更例を例示したもので、電磁ソレノイド48の回動
軸54に配設した切換え弁49が、左右に傾動変位可能
に配設されている。そして、貸し球の払出しおよび賞球
の払出しに際しては、切換え弁49を右方へ傾動させた
球払出し位置に保持させ、パチンコ球を球払出し路43
側へ通出案内する。また、貯留球の球抜きに際しては、
前記電磁ソレノイド48の励磁による回動軸54の回動
下に、切換え弁49を左方へ傾動させた球戻し位置に保
持させ、貯留球を球戻し路44側へ通出案内する。
【0041】更に本実施例のパチンコ機では、前述した
ように、賞球払出装置Fおよび切換えユニット装置Gの
取外しが極めて簡単かつ容易に行ない得るので、例えば
当該パチンコ機を廃棄処理するに際し、部品毎の分解作
業の迅速化および合理化を図り得る。
【0042】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るパチ
ンコ遊技機における賞球流通規制装置では、球払出し部
を機構セット盤に取着セットする施錠部材に可動規制部
材を連動するよう構成して、この施錠部材の施錠操作時
には可動規制部材が賞球の流出規制状態となり、施錠部
材の解錠操作時には可動規制部材が賞球の規制解除状態
となるようにした。すなわち、施錠部材の施錠,解錠操
作に可動規制部材が連動するので、球払出し部の取付
け,取外しと賞球の流通規制,規制解除をワンタッチ操作
で行なうことができ、賞球貯留排出部や球払出し部の点
検,交換作業が極めて簡単となる。しかも、可動規制部
材が球払出し部の球通路に連通する球送出路の出口部に
設けられるので、該球払出し部をケース体ごと機構セッ
ト盤から取外した際に機外へ流出する賞球が全くない。
このため、補給装置による投入個数と、入賞に対する正
規の払出し個数と、残存個数との関係に大幅な誤差を生
ずることがなくなり、遊技店の営業・稼動においては、
各遊技機に対する賞球状況や球稼動状態を正確に管理し
得る等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カードユニットを併設したパチンコ機の背面図
である。
【図2】パチンコ機裏側の機構セット盤に配設した球処
理部の背面図である。
【図3】セーフ球検出処理装置を作動変化状態で示す正
面図である。
【図4】賞球払出装置および球流路の切換えユニット装
置をケースの一部破断状態で示す正面図である。
【図5】賞球排出装置および球流路の切換えユニット装
置を一部断面状態で示す縦断側面図である。
【図6】機構セット盤の凹室部,賞球払出装置,切換えユ
ニット装置,施錠部材および球流通規制装置を示す分解
斜視図である。
【図7】本実施例の施錠部材および球流通規制装置の分
解斜視図である。
【図8】施錠部材および球流通規制装置の組付け状態を
示す横断平面図である。
【図9】機構セット盤の凹室部に対する賞球払出装置と
球流路の切換えユニット装置の取付け形態を示す正面図
である。
【図10】ロック係止位置に回動変位した施錠部材に連
動して球流通規制装置が規制解除状態に姿勢変位した状
態を一部破断して示す作動説明図である。
【図11】ロック解除位置に回動変位した施錠部材に連
動して球流通規制装置が流通規制状態に姿勢変位した状
態を一部破断して示す作動説明図である。
【図12】図11における施錠部材の係合盤と可動規制
部材の連繋ピンとの係合状態を拡大して示す説明図であ
る。
【図13】本実施例の球流路の切換えユニット装置の分
解斜視図である。
【図14】凹室部に取付けられた球流路の切換えユニッ
ト装置の横断平面図である。
【図15】切換え弁の起立払出し位置と傾斜戻し位置と
で示す球流路の切換えユニット装置の縦断側面図であ
る。
【図16】制御系統のブロック図である。
【図17】切換え弁の球戻し位置への変位を検出可能な
スイッチを装備した球流路の切換えユニット装置を示す
分解斜視図である。
【図18】図17に示す切換えユニット装置を、切換え
弁の起立払出し位置と傾斜戻し位置とで示す縦断側面図
である。
【図19】球払出し路および球戻し路の形態変更例を示
す側面図である。
【符号の説明】
4 賞球貯留排出経路部(賞球貯留排出部) 4c 送出樋(球送出路) 5 第1の賞球路(賞球排出路) 7 第2の賞球路(賞球排出路) 26 ケース体 28 球通路 30 球払出し部 68 係合片部(係止部) 70 施錠部材 72 支点ボス(支点) 73 摘み部 74 六角孔(係合孔) 75 係合盤(係合盤部) 75a カム縁 80 係合口 86 支点ピン(支点) 87 可動規制部材 88 連繋ピン 89 規制弁(規制弁部) C 機構セット盤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機裏側の機構セット盤(C)に装備された
    賞球貯留排出部(4)下流の球送出路(4c)と、同セット盤
    (C)下方に形成された賞球排出路(5,7)との間に、ケース
    体(26)内に形成された球通路(28)を連通し得る球払出し
    部(30)が着脱可能にセットされて、同球払出し部(30)か
    ら払出された賞球を賞球排出路(5,7)を介して遊技者側
    に排出し得るパチンコ遊技機において、 前記機構セット盤(C)の球送出路(4c)と前記球払出し部
    (30)の球通路(28)との連通部の近傍に、指先操作または
    工具操作により操作して球払出し部(30)のケース体(26)
    の一部を係脱可能に係止し得る係合盤部(75)を有する施
    錠部材(70)と、前記球送出路(4c)に対して出没変位して
    同路(4c)内の球の拘束と解放をなし得る規制弁部(89)を
    有する可動規制部材(87)とを夫々取着して、両部材(70,
    87)を互いに連繋し、 前記球払出し部(30)の組付けセット時において、前記施
    錠部材(70)の施錠操作により係合盤部(75)をケース体(2
    6)の一部に係止保持することに関連して、前記可動規制
    部材(87)の規制弁部(89)を球送出路(4c)から退出状態に
    して球の通出を可能とし、前記球払出し部(30)の取脱時
    において、施錠部材(70)の解錠操作により係合盤部(75)
    をケース体(26)の一部から解放することに関連して、可
    動規制部材(87)の規制弁部(89)を球送出路(4c)内に突出
    して球の通出を不能にするように構成したことを特徴と
    するパチンコ遊技機における賞球流通規制装置。
  2. 【請求項2】 前記施錠部材(70)は、前記機構セット盤
    (C)の外側所定位置の支点(72)に回動可能に支持され
    て、指先操作用の摘み部(73)または工具操作用の係合孔
    (74)を形成すると共に、前記球払出し部(30)のケース体
    (26)の係止部(68)と係脱可能に係合し得る前記係合盤部
    (75)を形成して、この係合盤部(75)に円弧状のカム縁(7
    5a)と係合口(80)とを形成し、前記可動規制部材(87)
    は、前記球送出路(4c)の出口部外の支点(86)に回動可能
    に支持されて、支点(86)に対する自由端部側に球送出路
    (4c)に出没し得る前記規制弁部(89)を形成すると共に、
    前記施錠部材(70)のカム縁(75a)に当接して係合口(80)
    に係脱可能に係合し得る連繋ピン(88)を外向きに突出し
    た請求項1記載のパチンコ遊技機における賞球流出規制
    装置。
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