JP2524948B2 - パチンコ球の払出装置 - Google Patents

パチンコ球の払出装置

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JP2524948B2
JP2524948B2 JP4314178A JP31417892A JP2524948B2 JP 2524948 B2 JP2524948 B2 JP 2524948B2 JP 4314178 A JP4314178 A JP 4314178A JP 31417892 A JP31417892 A JP 31417892A JP 2524948 B2 JP2524948 B2 JP 2524948B2
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ball
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pachinko ball
electromagnet
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宏 榎本
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Kyoraku Sangyo Co Ltd
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Kyoraku Sangyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ球の払出装
置、詳しくは電磁石の励磁と非励磁とによりスプロケッ
トを所定角度ずつ間歇的に回転させて供給通路のパチン
コ球を1個ずつ排出するようにしたパチンコ球の払出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ球の払出装置として、パ
チンコ球が連続して供給される供給通路と、外周にパチ
ンコ球が嵌入し得る複数の凹部が形成されたスプロケッ
トと、揺動によりスプロケットを所定角度ずつ間歇的に
回転させる間歇回転機構と、該間歇回転機構を回転させ
る電磁石とからなり、前記スプロケットの所定角度の回
転により供給通路のパチンコ球を1個ずつ排出するよう
に構成したものが知られている(例えば特開昭61−7
6181号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したパチンコ球の
払出装置にあっては、例えばホールの閉店後に景品球タ
ンクのパチンコ球を抜取る場合、その抜取口から払出装
置までの間に残るパチンコ球を抜取るためには電磁石を
作動させなければならず、従って多くの電力を消費した
り球抜き専用の電気配線を必要とする等無駄が多いとい
う問題点があった。本発明は、従来技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、スプロケットを電磁石に関係なく回転操作
できるようにして経済的に球抜きを行うことができるよ
うなパチンコ球の払出装置を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパチンコ球の払出装置は、電磁石の励磁と
非励磁により揺動され、その揺動によりスプロケットを
所定角度ずつ間歇的に回転させて供給通路のパチンコ球
を1個ずつ排出する揺動爪部材に操作レバーを一体に設
け、該操作レバーを動かすことによって電磁石に関係な
くスプロケットを所定角度ずつ間歇的に回転し得るよう
に構成したものである。
【0005】
【作用】操作レバーを手で動かして揺動爪部材を揺動さ
せることにより、パチンコ球を電磁石に関係なく1個ず
つ排出することができる。このため、無駄な電力を消費
することなく経済的に球抜きを行うことが可能となる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図1は本発明が適用されるパチンコ機の裏面図であ
る。図において1はパチンコ機の前面枠、2は前面枠1
の裏面に取付枠を介して着脱自在に装着される遊技盤、
3は遊技盤2の裏面に回動可能に装着される合成樹脂製
の機構板である。
【0007】この機構板3の裏面上部には景品球タンク
4が固着され、この景品球タンク4の下方にはパチンコ
球を整列して導き出す樋状の誘導通路5が設けられると
共に、その下流端には本実施例の要部であるパチンコ球
の払出装置6が配設されている。また、この払出装置6
の下方には、図2に示すように払い出されたパチンコ球
を前面枠1の前面の球受皿(図示せず)に導くための排
出通路7と球抜き通路8とが分岐して設けられており、
その分岐個所には切替レバー9が軸10によって回動自
在に設けられている。 なお、球抜き通路8は誘導通路
5の屈曲部に形成された球抜口18まで延長されてい
る。前記切替レバー9は払出装置6から払い出されたパ
チンコ球を排出通路7または球抜き通路8に振り分ける
ためのもので、該切替レバー9には連杆11及びリンク
部材12を介して通路切替え用のソレノイド13が連結
されている。前記リンク部材12は軸14によって回動
自在に軸支されており、これの二股部をソレノイド13
のプランジャ下端の円板部に係合させている。また、連
杆11の両端に突設した係合ピン15,15を切替レバ
ー9の凹孔16及びリンク部材12の通孔17にそれぞ
れ遊嵌することにより、切替レバー9とリング部材12
とを連結させている。
【0008】前記誘導通路5の球抜口18には開閉片1
9が設けられている。この開閉片19は上端が軸20を
以って回動自在に軸支されており、常には重錘21によ
り図2実線のように球抜口18を塞ぐ位置に付勢されて
いる。また、開閉片19には操作板22の先端が軸23
により枢支連結されており、該操作板22に開設した係
合孔24を球抜き通路8の外側壁に設けた開孔25の下
端の突出片26に嵌め、それによって開閉片19を球抜
口18を塞ぐ位置に保持させるようにしている。そし
て、操作板22を図2鎖線のように上方に回動して係合
孔24を突出片26から外すことで開閉片19による球
抜口18の閉塞を開放させ、誘導通路5のパチンコ球を
球抜き通路8へ抜き取り可能なようにされている。
【0009】しかして、本実施例に係るパチンコ球の払
出装置6は、図3および図4に示すように誘導通路5の
パチンコ球が連続して供給される供給通路27と、その
外周にパチンコ球が嵌入する複数の凹部28が形成され
たスプロケット29と、該スプロケット29を所定角度
ずつ間歇的に回転させる揺動爪部材30と、該揺動爪部
材30を揺動させる電磁石31とから構成されている。
【0010】前記スプロケット29は、図5に示すよう
に凹部28の端部に段状の歯部32が形成され、中央部
には突起状の歯部33が形成されている。そして、ケー
ス体6aの内部の横軸43に回動自在に支持される。
【0011】前記揺動爪部材30は、図6に示すように
両端にスプロケット29の歯部32および33にそれぞ
れ係合する爪部34a,34bを有し、ケース体6aの
内部の横軸35に揺動自在に軸支される。また、軸35
より下方部には係合凹溝36が形成されると共に、横軸
35と平行な操作レバー37を一体に設け、該操作レバ
ー37の先端をケース体6aの側壁から外方へ突出させ
ている。
【0012】前記電磁石31は、図7に示すようにケー
ス体6aの内部に固着される支持板38に取付けられて
おり、その前面には可動鉄片39が位置されている。可
動鉄片39は、上端が支持板38に回動可能に支持され
ており、図4に示すように下端を揺動爪部材30の係合
凹溝36に係合させている。そして、電磁石31が非励
磁のときには図4実線のように引張ばね40の付勢によ
つて揺動爪部材30を反時計方向に押動し、これの下端
爪部34bをスプロケット29の歯部32または33の
いずれかに係合させ、また電磁石31が励磁したときに
は同図鎖線のようにその鉄芯31aに吸引されて揺動爪
部材30を時計方向に押動し、これの上端爪部34aを
スプロケット29の歯部32または33のいずれかに係
合させるようになっている。なお、41はパチンコ球の
排出通路、42a,42bはスプロケット29の上下位
置に設けられたパチンコ球検出センサである。
【0013】以上説明したように本実施例に係るパチン
コ球の払出装置6の動作について説明すると、図8
(a),(b),(c)に示すように電磁石31が励磁
状態と非励磁状態を繰返えすことにより、可動鉄片39
が往復動し、揺動爪部材30を揺動してスプロケット2
9を一歯ずつ、すなわち、本実施例の場合30度ずつ間
歇回転させる。これによって、スプロケット29の凹部
28に支持されているパチンコ球を景品球として1個ず
つ排出通路41に排出させることができる。
【0014】一方、ホールの閉店後等に景品球タンク4
のパチンコ球を抜取る場合には、先ず誘導通路5の球抜
口18を塞いでいる開閉片19をフリー状態として球抜
口18を開放し、パチンコ球を球抜き通路8に導いて抜
き取る。次に、切替レバー9を排出通路7を塞ぐ位置に
回動させた後、払出装置6のケース体6aの外方に突出
する操作レバー37を電磁石31に関係なく手で動かし
て揺動爪部材30を揺動し、スプロケット29を間歇回
転させる。これによって、図2鎖線のように球抜口18
から払出装置6までの間に残るパチンコ球をすべて球抜
き通路8に抜取ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明は、パチンコ球が連続して供給される供給通
路と、外周にパチンコ球が嵌入し得る複数の凹部が形成
されたスプロケットと、揺動によりスプロケットを所定
角度ずつ間歇的に回転させて供給通路のパチンコ球を1
個ずつ排出する揺動部材と、該揺動部材を揺動する電磁
石とからなるパチンコ球の払出装置において、前記揺動
爪部材に操作レバーを一体に設け、該操作レバーを動か
して揺動爪部材を揺動させることによりパチンコ球を電
磁石に関係なく排出することができるようにしたので、
景品球タンクのパチンコ球を抜取る場合に、球抜口から
払出装置までの間に残るパチンコ球を操作レバーを手で
動かすことによってすべて抜き取ることができ、従来の
ように球抜きのために電磁石を作動させていた無駄な電
力消費をなくすことができ非常に経済的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の裏面図。
【図2】パチンコ機の裏面の要部断面図。
【図3】本発明に係る払出装置の透視斜視図。
【図4】同払出装置の断面図。
【図5】スプロケットの斜視図。
【図6】揺動爪部材の斜視図。
【図7】電磁石の斜視図。
【図8】作用説明図。
【符号の説明】
6 払出装置 27 供給通路 28 凹部 29 スプロケット 30 揺動爪部材 31 電磁石 37 操作レバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球が連続して供給される供給通
    路と、外周にパチンコ球が嵌入し得る複数の凹部が形成
    されたスプロケットと、揺動によりスプロケットを所定
    角度ずつ間歇的に回転させて供給通路のパチンコ球を1
    個ずつ排出する揺動爪部材と、該揺動爪部材を揺動する
    電磁石とからなるパチンコ球の払出装置において、 前記揺動爪部材に操作レバーを一体に設け、該操作レバ
    ーを動かすことによつて、電磁石に関係なくスプロケッ
    トを所定角度ずつ間歇的に回転し得るように構成したこ
    とを特徴とするパチンコ球の払出装置。
JP4314178A 1992-10-28 1992-10-28 パチンコ球の払出装置 Expired - Lifetime JP2524948B2 (ja)

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JPH06134116A JPH06134116A (ja) 1994-05-17
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JPS6176181A (ja) * 1984-09-22 1986-04-18 株式会社 真城商会 パチンコ機の賞玉放出装置
JPS6446156A (en) * 1987-08-14 1989-02-20 Ricoh Kk Document producing/editing device

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