JP2000042216A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2000042216A
JP2000042216A JP10228620A JP22862098A JP2000042216A JP 2000042216 A JP2000042216 A JP 2000042216A JP 10228620 A JP10228620 A JP 10228620A JP 22862098 A JP22862098 A JP 22862098A JP 2000042216 A JP2000042216 A JP 2000042216A
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prize ball
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 余剰球通路に賞球が充満したとき、賞球の払
出または打球の発射動作の停止を報知すると共に、前記
賞球の払出または打球の発射動作を停止させる。 【解決手段】 パチンコ遊技機において、球量検知手段
47の出力信号の発生に基づいて、その後賞球払出検出
手段29から出力される払出個数の信号を賞球払出個数
演算制御手段A1に入力して記憶するようにし、球量検
知板48の位置から賞球払出装置16までの間に賞球b
がほぼ充満するまでを限度として、前記球量検知手段4
7の出力信号発生後の払出個数が予め定められた所定個
数に達したとき、賞球払出装置または打球発射装置の作
動を停止させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機前
面の上・下球皿及びこられと連通する余剰球通路内に賞
球が充満したとき、打球の発射動作または賞球の払出動
作の停止を事前に警告した後に行うようにしたパチンコ
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機は入賞球の発生毎
に賞球払出装置から所定量の賞球が排出され、これら賞
球は排出通路を介して上球皿に貯留される。また、該上
球皿に賞球が充満すると余剰球通路を介して下球皿に貯
留されるようになっている。ところで、前記上球皿と下
球皿とに賞球が充満すると前記賞球払出装置からの賞球
の払出しができなくなるおそれが生ずることから、前記
余剰球通路に、充満した賞球によって作動して例えば打
球の発射を停止させるための球量検知手段が設けられて
いる。
【0003】しかるに、遊技中に前記球量検知手段が作
動し、打球の発射が停止されると、遊技者に多大な不利
益を蒙らせるということから、前記余剰球通路に賞球が
充満したとき打球の発射を停止する前にランプを点滅さ
せ或いは警告音を発する等して遊技者に前記発射停止を
事前に報知する発射停止予告手段を備えたパチンコ遊技
機が、例えば実開昭63−140983号に見られるよ
うに開示されている。その内、球量検知手段によって充
満した賞球を検知したとき、それを遊技者に報知すると
共にタイマーを利用してその後所定時間経過後に打球の
発射動作を停止するようにしているものが有る。
【0004】更に詳しく説明すると、図6に示すように
余剰球通路100の一側に球量検知板101が揺動自在
に垂設され、該球量検知板101に対向させてマイクロ
スイッチ102が配置されると共にそのアクチュエータ
片103が前記球量検知板101に接触している。ま
た、前記マイクロスイッチ102は制御回路104に接
続され、該制御回路104にはタイマー回路が内蔵され
ている。そこで、余剰球通路100内に賞球bが充満
し、該賞球bにより前記球量検知板101が押される
と、マイクロスイッチ102がOFFとなり、該マイク
ロスイッチ102の出力信号を制御回路104内のタイ
マー回路に送り、打球発射装置を作動させるためのモー
タMの停止を前記マイクロスイッチ102の作動から数
秒後(例えば10秒後)に遅らせると共にその間、発射
停止予告手段としてランプ105を点滅させ或いはスピ
ーカ106から警告音を発して遊技者に発射停止を事前
に報知するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記タイマ
ー時間の設定は、賞球払出装置から払い出される賞球が
球量検知板101の位置から賞球払出装置までの余剰球
通路100更には排出通路内にどの位の時間で充満する
かによって決められるが、前記賞球払出装置から払い出
される賞球の個数は、一般入賞口に打球が入賞した場合
と、大型の入賞装置に一度に多量の打球が入賞した場合
とでは必然的に異なる。よって、例えばタイマー時間を
短く設定すると、球量検知板101より上方に賞球が貯
留されるスペースが充分に有るにも拘らずモーターMが
停止され打球の発射動作が行なえなくなり遊技が中断す
ることとなる。しかも、遊技者はその都度下球皿から球
抜き動作を行なわねばならず、これが繰り返されると面
倒な球抜き作業を幾度と繰り返すこととなる。また、逆
にタイマー時間を長く設定すると、球量検知板101よ
り上方で賞球払出装置まで賞球が充満して球詰り状態を
起し遊技を中断しなければならないにも拘らず、なおモ
ーターMが駆動して打球発射動作を行ってしまうといっ
た危険性を惹起することとなり、これらのことからタイ
マー時間を設定することは極めて困難である。そこで、
本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、球量検
知手段の出力信号発生後の払出個数を予め定めておき、
該払出個数に達したとき打球発射装置または賞球払出装
置の作動を停止させるようにしてその都度賞球の充満状
態に合わせ合理性を高めるようにしたパチンコ遊技機を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係るパチンコ遊技機は、入賞球通路の入
賞球を電気的に検出して1個ずつ排出処理する入賞球処
理装置と、該入賞球処理装置からの入賞球検出信号に基
づいて所定数の賞球を排出通路を介して上球皿へ払い出
すことができる賞球払出検出手段を備えた賞球払出装置
と、賞球払出検出手段により払い出された賞球の個数を
演算するための賞球払出個数演算制御手段と、前記上球
皿と下球皿とを連通する余剰球通路に設けられ、該余剰
球通路に所定量の賞球が充満すると球量検知板が揺動す
ることにより作動する球量検知手段と、前記球量検知手
段の作動によりランプを点滅させ或いは警告音を発して
遊技者に打球の発射または賞球の払い出しを事前に報知
する発射・払出停止予告手段とを設けたパチンコ機にお
いて、前記球量検知手段の出力信号の発生に基づいて、
その後前記賞球払出検出手段から出力される賞球の払出
個数を前記賞球払出個数演算制御手段に入力して記憶す
るようにし、前記球量検知板の位置から賞球払出装置ま
での余剰球通路及び排出通路内に賞球がほぼ充満するま
でを限度として、前記球量検知手段の出力信号発生後の
払出個数が予め定められた所定個数に達したとき、打球
発射装置または賞球払出装置の作動を停止させる構造と
した。
【0007】前記球量検知手段の出力信号発生後の払出
個数は、例えば40個、または80個と決めておく。こ
れにより、賞球払出装置から一度に払い出される賞球量
の多い・少ないに係りなく、所定個数に達したとき賞球
払出装置または打球発射装置の作動が停止される。ま
た、前記発射・払出停止予告手段は、前記球量検知手段
の出力信号に基づいてランプを点滅し、またはスピーカ
から警告音を発するようにし、一方、前記賞球払出検出
手段から送出される賞球の払出個数が前記所定個数に達
したとき、前記ランプを常灯に切り換え、または警告音
を増大させるなど異なる態様にさせるように設ければ、
遊技客にとって解り易く、遊技者は速やかに下球皿の球
抜きを行い支障なく遊技を続けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ遊技
機の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明
に係るパチンコ遊技機の正面図、図2はその裏面図であ
る。パチンコ遊技機1は、縦長の方形状に枠組された外
枠2を有し、該外枠2の前面一側に上下のヒンジを介し
て前面枠3が開閉自在に設けられている。前面枠3は、
ほぼ中央に窓孔を有する額縁状に形成されており、該窓
孔の後部に遊技盤取付枠4を介して遊技盤5が着脱自在
に取り付けられている。また、窓孔の周縁に設けられた
縁金枠6の上部に遊技盤5の遊技領域を覆うガラスが装
着されたガラス扉枠7が、その下部に開閉板8がそれぞ
れ開閉自在に設けられている。
【0009】前記開閉板8の前面には購入した遊技球や
後述する賞球払出装置16から払い出される賞球を貯留
する上球皿9が設けられている。また、前面枠3の下方
の板状部には上球皿9から溢れた余剰球を貯留する下球
皿10と、打球を発射する操作ハンドル11が設けられ
ている。
【0010】一方、図2に示すようにパチンコ遊技機1
の裏面であり、遊技盤取付枠4の一側には合成樹脂製の
機構板12が開閉自在に取り付けられている。この機構
板12は、遊技盤5の裏面に相対する板状部12(12
a)を有し、該板状部12(12a)の裏面上部に球タ
ンク13が固着されている。また、球タンク13の下方
にはパチンコ球を整列して導き出すタンクレール14が
設けられており、該タンクレール14の下流端はカーブ
レール15を介して電気的に賞球を払い出し可能な賞球
払出装置16に接続されている。
【0011】前記賞球払出装置16の下方には払い出さ
れた賞球を前面枠3の前面の上球皿9に導く排出通路1
7と、該上球皿9に賞球が充満したとき、その余剰の賞
球を下球皿10に導く余剰球通路18が形成されてい
る。19は球抜き通路であり、これら排出通路17、余
剰球通路18及び球抜き通路19は後面が開口した樋状
として機構板12の右側部分に一体に形成されており、
その後面開口が蓋板によって覆われている。
【0012】また、機構板12の板状部12(12a)
の前面と遊技盤5の裏面との間には入賞球を集合する入
賞球集合空間が形成されており、その下方部に樋状の入
賞球受皿20が設けられている。また、板状部12(1
2a)の裏面下方には入賞球受皿20に集められた入賞
球を1個ずつ排出処理する入賞球処理装置21が設けら
れている。なお、入賞球集合空間を形成する板状部12
(12a)部分には大きな開口窓22が開設されてお
り、該開口窓22を塞ぐように遊技盤5の裏面にカバー
板23が装着されている。そして、カバー板23の裏面
にはパチンコ遊技機1全体の動作を電気的に制御する制
御回路基板を収納した基板ボックス24が取り付けられ
ており、該基板ボックス24が開口窓22から後方へ突
出されている。
【0013】前記賞球払出装置16は、図3に示すよう
にカーブレール15の終端に連通する供給通路25と、
外周にパチンコ球が嵌入し得る複数の凹部が形成された
スプロケット26と、該スプロケット26を回転制御す
る球払出用のソレノイド27と、該ソレノイド27の非
作動時にスプロケット26に係合して該スプロケット2
6の回転を阻止し、ソレノイド27の作動によってスプ
ロケット26から外れて該スプロケット26をフリー回
転させるストッパー部材28と、賞球払出検出手段とし
ての賞球検出器29とから構成されており、ソレノイド
27の作動によってスプロケット26が回転して供給通
路25のパチンコ球を賞球bとして排出通路17に払い
出すと共に、その払い出された賞球bの個数を賞球検出
器29によりカウントするようになっている。このカウ
ント数は前記基板ボックス24内の制御回路Aに組み込
まれた賞球払出個数演算制御手段としての賞球払出個数
演算回路A1に記憶される。
【0014】また、賞球払出装置16の下方の排出通路
17と球抜き通路19の分岐個所には、切替レバー30
が軸31により左右に傾動し得るように設けられてお
り、該切替レバー30に連杆32及びリンク32aを介
して球抜き用ソレノイド33のプランジャ上端が連結さ
れている。そして、切替レバー30はソレノイド33の
非作動時に図3実線で示す球抜き通路19を閉鎖する位
置に回動されており、ソレノイド33の作動によって同
図鎖線で示すように排出通路17を閉鎖する位置に回動
するようになっている。
【0015】前記入賞球処理装置21は、図4に示すよ
うに入賞球受皿20の入賞球を一列で導き出す入賞球通
路34の一側に配置され、電気的駆動源としてのソレノ
イド35と、第1レバー部材36と、第2レバー部材3
7と、入賞球検出器38とから構成されている。
【0016】第1レバー部材36は、入賞球検出器38
の上方から入賞球通路34内に突入する球止部39を有
した上部腕39aと、横ピン40を有する下部腕40a
とにより形成され、これのほぼ中間に設けられた軸筒4
1に前記板状部12(12a)から突設された支持ピン
42を挿通することにより回動自在に軸支される。ま
た、前記上部腕39aの一側には前記ソレノイド35の
レバー片35aが係合する係合凹部43が設けられてい
る。
【0017】第2レバー部材37は、上端に入賞球検出
器38の下方から入賞球通路34内に突入して先頭の入
賞球を受け止める球受部44を有し、下端に設けられた
軸筒45に板状部12(12a)から突設される支持ピ
ン46を挿通することにより回動自在に支持される。ま
た、前記球受部44の一側に第1レバー部材36の横ピ
ン40が枢着され、これにより第1・第2レバー部材3
6,37が互いに連動可能とされている。
【0018】上記のように構成される入賞球処理装置2
1は、ソレノイド35が消磁しているとき、これのレバ
ー片35aが自重で下傾しており、これにより第1レバ
ー部材36は図4の時計回り方向に回動付勢され、その
球止部39が入賞球通路34から後退した位置に置かれ
ている。また、第2レバー部材37は横ピン40に押さ
れて図4の反時計回り方向に回動付勢されており、その
球受部44を入賞球通路34内に突入させて先頭に位置
する入賞球Bの落下を阻止するようになっている。
【0019】一方、ソレノイド35が励磁されると、こ
のレバー片35aが上方へ吸引され、これによって第1
レバー部材36が図4の反時計回り方向に回動し、その
球止部39が入賞球通路34内に突入して上流側に並ぶ
後続の入賞球Bの流下を阻止し、同時に第2レバー部材
37が図4の時計回り方向に回動して球受部44を入賞
球通路34から後退させ、その上面で受け止めていた先
頭に位置する入賞球B1を下方に通過させるようにして
おり、これら動作を交互に繰り返すことによって入賞球
通路34内へ入賞球を1個ずつ排出処理するようにして
いる。そして、第2レバー部材37の球受部42で受け
止められた先頭の入賞球B1を入賞球検出器38で検出
し、その検出信号を基板ボックス24の制御回路Aに送
って賞球払出装置16のソレノイド27を作動させて所
定数の賞球を排出通路17に排出する。
【0020】一方、前記余剰球通路18には、その上下
略中間位置に球量検知手段としてのスイッチ機構47が
設けられている。該スイッチ機構47は球量検知板48
とマイクロスイッチ49とからなる。球量検知板48
は、余剰球通路18の側壁に形成された切欠部50を塞
ぐようにして配置され、その上端にストッパー用の折曲
部51が設けられると共に下端に軸筒52が一体に設け
られている。そして、球量検知板48は、前記軸筒52
に板状部12(12a)に突設された支持ピン53を挿
通し、上端の折曲部51を切欠部50の上端縁外側に設
けられた凹窪部54内に介在させ、その間で揺動自在に
支持されている。通常は、前記球量検知板48は、コイ
ルばね55の付勢によって図4実線のように折曲部51
が凹窪部54の内側面に当接した状態で保持されてい
る。
【0021】前記マイクロスイッチ49は、球量検知板
48の一側やや上方位置で板状部12(12a)に固着
されており、これのアクチュエータ49aが前記球量検
知板48に一体に突設された作用ピン56先端に接触さ
れている。前記マイクロスイッチ49は、前記基板ボッ
クス24の制御回路Aに接続されており、余剰球通路1
8内の余剰賞球が少ない通常時にはマイクロスイッチ4
9がOFF状態に維持されている。一方、下球皿10内
の余剰賞球が満杯となり余剰球通路18内に充満する
と、図4鎖線に示すように球量検知板48がコイルばね
55に抗し押されて回動し、これの作用ピン56先端で
マイクロスイッチ49のアクチュエータ49aを押圧し
て該マイクロスイッチ49をONさせる。その信号は前
記制御回路Aに送られる。
【0022】また、パチンコ遊技機1の前面側には発射
・払出停止予告手段が設けられる。すなわち、開閉板8
の前面に臨むようにしてランプ57が取着され、また開
閉板8の裏側にスピーカ58が内装されている。これら
ランプ57及びスピーカ58は前記制御回路Aに接続さ
れる。
【0023】しかして、本発明にあっては、常態で賞球
払出装置16から払い出される賞球bの払出個数が前記
制御回路A内の賞球払出個数演算制御回路A1に記憶さ
れるが、更に該賞球払出個数演算制御回路A1は、前記
マイクロスイッチ49の出力信号の発生に基づいて、そ
の後前記賞球検知器29から送出される賞球bの払出個
数を記憶するようにしている。そして、前記球量検知板
48の位置から賞球払出装置16までの余剰球通路18
及び排出通路17内に賞球bがほぼ充満するまでを限度
として、前記マイクロスイッチ49のONによる出力信
号発生後の賞球bの払出個数が予め定められた所定個数
(例えば40個または80個)に達したとき、制御回路
Aから信号が送出され、打球発射装置(図示せず。)の
モータMを停止させ打球動作を停止させるか、または賞
球払出装置16のソレノイド27を消磁させて賞球bの
払い出し動作を停止させるようにしている。
【0024】そこで、遊技中に前記余剰球通路18に賞
球bが充満して、該賞球bにより球量検知板48が押さ
れると、図5に示すようにマイクロスイッチ49がON
し、その信号が制御回路Aに送出される。これにより、
まずランプ57が点滅を繰り返すと共にスピーカ58か
ら警告音が発せられ、遊技者に打球の発射停止または賞
球の払出停止を事前に報知する。その後、賞球検知器2
9で予め定められた賞球bの払出個数をカウントしたと
き、これを賞球払出個数演算制御回路A1で記憶し、た
だちに制御回路Aから信号を発することにより打球発射
用のモータMまたは賞球払出装置16のスプロケット2
6の作動を停止させる。このとき、前記ランプ57は常
灯し、またスピーカ58の警告音は増大させるようにす
る。
【0025】このように、余剰球通路18に賞球bが充
満したとき、ランプ57の点滅またはスピーカ58の警
告音により遊技者に事前に打球の発射停止または賞球の
払出停止を事前に報知した後、払い出される賞球が予め
定められた払出個数に達したとき、打球の発射動作また
は賞球の払出動作を停止するようにしたので、賞球の充
満常態に合わせることができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るパチンコ
遊技機は、球量検知手段の出力信号発生後の賞球の払出
個数を予め定めておき、該払出個数に達したとき打球発
射装置または賞球払出装置の作動を停止させるようにし
たので、余剰球通路内の賞球の充満状態に合わせること
ができ、極めて合理的であり、従来のタイマーを働かせ
る場合に比較し、無駄がなくしかも余剰球通路内で停止
前に賞球が詰り、賞球払出装置から賞球が払い出しでき
ないといった支障も回避される。
【0027】また、発射・払出停止予告手段として、ラ
ンプを点滅させたりスピーカから警告音を発することに
より、遊技者に停止の予告を容易に知らせることがで
き、遊技者が速やかに対処できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図。
【図2】同裏面図。
【図3】賞球払出装置部分の正面断面図。
【図4】機構板の下部を一部断面にして示す裏面図。
【図5】作用説明図。
【図6】従来の作用説明図。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 9 上球皿 10 下球皿 16 賞球払出装置 17 排出通路 18 余剰球通路 21 入賞球処理装置 29 賞球払出検出手段(賞球検出器) 34 入賞球通路 47 球量検知手段(スイッチ機構) 48 球量検知手段(球量検知板) 49 球量検知手段(マイクロスイッチ) 57 発射・払出停止予告手段(ランプ) 58 発射・払出停止予告手段(スピーカ) A 制御回路 A1 賞球払出個数演算制御手段(賞球払出個数演
算制御回路) b 賞球 B 入賞球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勝彦 愛知県名古屋市熱田区二番二丁目25番10号 株式会社内藤商会内 Fターム(参考) 2C088 BA13 BA32 BA43 BC07 BC22 CA14 CA27

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞球通路の入賞球を電気的に検出して
    1個ずつ排出処理する入賞球処理装置と、 該入賞球処理装置からの入賞球検出信号に基づいて所定
    数の賞球を排出通路を介して上球皿へ払い出すことがで
    きる賞球払出検出手段を備えた賞球払出装置と、 賞球払出検出手段により払い出された賞球の個数を演算
    するための賞球払出個数演算制御手段と、 前記上球皿と下球皿とを連通する余剰球通路に設けら
    れ、該余剰球通路に所定量の賞球が充満すると球量検知
    板が揺動することにより作動する球量検知手段と、 前
    記球量検知手段の作動によりランプを点滅させ或いは警
    告音を発して遊技者に打球の発射または賞球の払い出し
    を事前に報知する発射・払出停止予告手段とを設けたパ
    チンコ機において、 前記球量検知手段の出力信号の発生に基づいて、その後
    前記賞球払出検出手段から出力される賞球の払出個数を
    前記賞球払出個数演算制御手段に入力して記憶するよう
    にし、前記球量検知板の位置から賞球払出装置までの余
    剰球通路及び排出通路内に賞球がほぼ充満するまでを限
    度として、前記球量検知手段の出力信号発生後の払出個
    数が予め定められた所定個数に達したとき、打球発射装
    置または賞球払出装置の作動を停止させるようにしたこ
    とを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 発射・払出停止予告手段は、前記球量検
    知手段の出力信号に基づいてランプを点滅させまたはス
    ピーカにより警告音を発し、その後前記賞球払出検出手
    段から送出される賞球の払出個数が前記所定個数に達し
    たとき、前記ランプを常灯に切り換えまたは警告音を異
    なる態様にさせるようにした請求項1記載のパチンコ遊
    技機。
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