JP2530163B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2530163B2
JP2530163B2 JP62154158A JP15415887A JP2530163B2 JP 2530163 B2 JP2530163 B2 JP 2530163B2 JP 62154158 A JP62154158 A JP 62154158A JP 15415887 A JP15415887 A JP 15415887A JP 2530163 B2 JP2530163 B2 JP 2530163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
surplus
prize
game machine
prize balls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62154158A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63317174A (ja
Inventor
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP62154158A priority Critical patent/JP2530163B2/ja
Publication of JPS63317174A publication Critical patent/JPS63317174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530163B2 publication Critical patent/JP2530163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は弾球遊技機に関し、特に景品玉が払出され
て受皿が満杯となったときに、遊技者に対して報知でき
るようにした弾球遊技機に関する。
【従来の技術】
パチンコ遊技機等のパチンコ玉を弾発して遊技する弾
球遊技機は、周知のように、打込まれたパチンコ玉が遊
技盤に設けられた入賞領域に入ることにより所定個数の
景品玉が遊技者に与えられるようになっている。そして
払出された景品玉が弾球遊技機前面に設けられた打球供
給皿を満たし、更に、余剰玉受皿及びこれに通ずる余剰
玉通路をも満たすと、溜った景品玉が景品玉払出し装置
の正常な動作を妨害することとなる。そこで、従来は景
品玉が余剰玉通路に所定量貯溜されると、ある種の遊技
を不能動化する遊技不能動化装置を設けたものが提案さ
れている。例えば、実公昭53−6551号に開示される考案
のように鈴筒(余剰玉通路)に貯溜する球の圧力で揺動
自在となるように押動片を枢着し、この押動片の揺動作
用でマイクロスイッチを作動させ、パチンコ玉を遊技領
域に弾発駆動するモータの回転を停止させ、もって打球
の弾発という遊技を不能動化させるものが知られてい
る。
【従来技術の問題点】
しかしながら、上記のような従来の装置では余剰玉通
路に景品玉が満杯になると、即座にパチンコ玉を弾発す
ることができなくなるので、例えば、近年流行している
可変標示器付パチンコ遊技機のように、特定遊技状態に
なったとき大型の入賞球装置が一定時間または一定個数
入賞するまで開放し、かつ開放動作を所定回数繰り返す
ものにあっては、大型の入賞球装置が一定時間(例えば
30秒)開放している途中で余剰玉通路の満杯が検知され
た場合に、遊技者が遊技に熱中してその満杯状態に気付
くのが遅れたりすると、入賞球の獲得が少なくなるばか
りでなく、特定遊技状態をも解消してしまう結果とな
る。
【問題点を解決するための手段】
この発明は上記欠点を解消するために 「弾球遊技機前面に景品玉払出し装置から払出された景
品玉を貯溜する打球供給皿と、該打球供給皿に貯溜され
た景品玉が所定量を越えたときに余剰玉通路を介してそ
の余剰の景品玉が導かれる余剰玉受皿とを設け、前記余
剰玉通路に前記余剰玉受皿の景品玉が所定量に達したこ
とを検出する検出手段を設け、該検出手段出力に応答し
て他の動作を停止することなく遊技者に認識できるよう
な態様で報知する報知手段を備える」 構成を採用したものである。
【作用】
この発明は上記構成を採用した結果、余剰玉通路に景
品玉が満杯になると、他の動作に一切影響を及ぼすこと
なく発光装置あるいは音声発生装置によって遊技者は即
座に満杯状態を認識できるので、遊技を継続したまま余
剰玉受皿から景品玉を遊技場備え付けの玉皿に移し換え
るという動作を速やかに行うことができる。
【実施例】
以下、図面に基づいてこの発明の好適な実施例を説明
する。第5図ないし第7図はこの発明が適用されるパチ
ンコ遊技機を示し、第5図はパチンコ遊技機の正面図、
第6図はその背面図、第7図は前面枠及び機構板を開放
した状態を示す背面斜視図である。図において、パチン
コ遊技機1の額縁状に形成された前面枠2の開口3には
金枠4が周設され、該金枠4の一側にガラスを収納する
ガラス扉枠5及び前面板6が開閉自在に枢着される。 前記前面枠2の裏面には遊戯盤7及び図示しない発射
レール等を取付ける中枠8が固着される。遊戯盤7は中
枠8に対して着脱自在に取付けられるとともに、その表
面に発射されたパチンコ玉を遊技領域に導く誘導レール
9、図示しない多数の障害釘、各種の入賞球装置等が設
けられている。より詳しく説明すると、遊技盤7の遊技
領域には、通常入賞口10a〜10g、始動入賞口11a〜11c、
複数の回転ドラムを有する可変表示装置12、開閉扉14を
有する可変入賞球装置13、特定遊技状態標示ランプ15、
アウト口16等が夫々配設される。 入賞領域に打込まれたパチンコ玉が前記通常入賞口10
a〜10gに入賞すると、後述する景品玉払出し装置62によ
り所定個数(例えば13個)の景品玉が払出されるように
なっている。また前記始動入賞口11a〜11cにパチンコ玉
が入賞すると同様に景品玉払出し装置62から所定個数の
景品玉が払出されるとともに前記可変表示装置12の複数
のドラムを回転開始せしめる。 この可変表示装置12のドラムはパチンコ遊技機1の前
面に設けられる押ボタン12bを遊技者が押したとき、あ
るいは回転開始してから一定時間(例えば5秒)経過す
ることにより、各々ランダムに停止する。そしてドラム
に描かれた表示が予め定められた表示態様(例えば図示
のように「7」が3つ揃ったとき)になったときには前
記可変入賞球装置13の開閉扉14が開放し、打込まれたパ
チンコ玉が開閉扉14内に取り入れられ、短時間に多量の
入賞球が発生する。また、開閉扉14は一定時間(例えば
30秒)または一定個数(例えば10個)の入賞により、そ
の開放状態を終了するが、開閉扉14が開放中に開閉扉14
に形成された繰り返し条件入賞領域(図示しない)にパ
チンコ玉が飛入したときには、再度一定時間又は一定個
数の開放状態を繰り返し、そのような繰り返しを最大数
回(例えば10回)行なうように制御される。 なお、前記可変表示装置12のドラムが予め定められた
表示態様になったときには特定遊技状態表示ランプ15、
通常入賞口10f,10gに設けられた表示ランプ、前面枠2
の上部に設けられた枠ランプ17等が点滅して遊技者又は
パチンコ店の店員に特性遊技状態であることを表示し、
また可変表示装置12に設けられたデジタル表示部12aは
開閉扉14の開閉回数を、可変入賞球装置13に設けられた
デジタル表示部14aは開閉扉14に入賞したパチンコ玉の
個数を夫々表示している。 上記に説明した各種の入賞球装置に入らなかったパチ
ンコ玉は誘導レール9の最下部に設けられたアウト口16
に取り込まれる。 前記前面板6には打球供給皿18が取付けられている。
打球供給皿18の上流側には景品玉払出し装置62から排出
された景品玉が流出する景品玉出口19が、下流側には貯
溜されたパチンコ玉を1個宛打球発射レールの発射位置
に導く供給口(図示しない)が夫々形成されている。ま
た打球供給皿18の前記景品玉出口19の下方の空間内に音
声発生装置としてのスピーカー20が収納されている。更
に、打球供給皿18の上方の前面板6には発光装置として
の満タン表示ランプ21が取付けられ、遊技者が視覚的に
認識し得るようになされている。 前記前面枠2の下部にはパチンコ玉を遊技領域に打出
す打球発射機構22の一部を構成する操作ハンドル23と、
余剰の景品玉を貯溜する余剰玉受皿27とが取付けられて
いる。余剰玉受皿27の後面には余剰玉が流入する余剰玉
出口28が形成されている。 前記余剰玉受皿27は第8図及び第9図にその詳細な構
造を示すように、余剰の景品玉を貯溜する余剰玉貯溜部
29と該余剰玉貯溜部29の一側に隔壁30を介して灰皿部31
が設けられている。前記余剰玉貯溜部29の底面には玉抜
き口32が開設され、該玉抜き口32は常には遊技者の操作
により開閉される開閉弁33で閉塞されている。開閉弁33
は余剰玉貯溜部29の下部に取付けられる収納ボックス34
内で水平方向にスライドするように収納され、開閉弁33
の一端を付勢バネ35で常に玉抜き口32を塞ぐように付勢
され、開閉弁33の一側に取付けられた操作片36を遊技者
が前記付勢バネ35に抗して図示左方向に押圧すると、開
閉弁33が玉抜き口32を開放する。したがって、余剰玉貯
溜部29に貯溜されている景品玉を余剰玉受皿27から抜き
出すときには、遊技者が操作片36を移動せしめることに
よって景品玉が玉抜き口32から落下して、例えばパチン
コ遊技場に備え付けられた玉皿に移し換えることができ
る。なお、符合37は収納ボックス34の下蓋である。 次に第6図及び第7図に基づいてパチンコ遊技機1の
背面について説明すると、前記中枠8の一側上下に支持
金具38、39が固定され、この支持金具38、39に軸支金具
40、41を介して機構板42が開閉自在に設けられている。
この機構板42の前面側にはパチンコ玉の直径よりもやや
長い奥行巾を有する入賞玉集合空間43が形成され、該空
間43の下方には入賞玉を一側に集合せしめる集合樋44が
突設され、更に、集合樋44の下方の空間内には前記景品
玉出口19に連絡する排出通路出口45が、及び前記アウト
口16に連通するアウト玉出口46がそれぞれ開設されてい
る。なお、前記入賞玉集合空間43のほぼ中央には前記遊
技盤7の裏面に取付けられた前記可変表示装置12の突出
した駆動部を機構板42の裏面に突出させるための窓47が
開設されている。そして上記のように形成された機構板
42は機構板42に適宜に穿設された係合穴48と前記中枠8
に突出固定された固定部材49とが係合して前記入賞玉集
合空間43が前記遊技盤7の裏面を覆うように閉止され
る。なお、その閉止状態を確実に行うため、係合穴48の
後面には前記固定部材49の先端突部と係合する係止片48
aが回動自在に固着されている。 一方、機構板42の後面側には、その最上部に図示しな
い補給機構から排出される景品玉を貯溜する景品玉タン
ク50が取付けられ、また、該景品玉タンク50の下流側と
連接し且つ景品玉を二列に整列させる景品玉誘導樋51、
該景品玉誘導樋51に連接し且つ景品玉の玉圧を弱めるカ
ーブ樋52、該カーブ樋52に連接し1個の入賞玉によって
払出される所定個数の景品玉を収納する景品玉ケース5
3、該景品玉ケース53に連接し且つ排出された景品玉を
前記打球供給皿18に導く景品玉排出通路54、該景品玉排
出通路54に連接し且つ景品玉が打球供給皿18に満杯とな
ったときその余剰の景品玉が流出する余剰玉通路55、該
余剰玉通路55に設けられ且つ景品玉の流路を切り換える
切換弁54a、前記カーブ樋52の屈曲部に連接し且つ営業
終了時の玉抜動作により景品玉タンク50及び景品玉誘導
樋51の景品玉をパチンコ遊技機1外に導く玉抜通路56、
等も配設される。 更に、機構板42の後面側には、前記集合樋44によって
集められた入賞玉を1個宛処理する入賞玉処理器57も配
設される。 なお、機構板42には、その他各種の部材、例えば、前
記入賞玉処理器57から排出された入賞玉を流下させる入
賞玉通路58、該入賞玉通路58の垂直通路部の上下間を揺
動する自動杆59、該自動杆59の揺動動作を前記景品玉ケ
ース53の開閉動作に変換する伝達リンク機構60a〜60d、
前記入賞玉処理器57に関連して設けられ、かつ所定個数
の景品玉の払出しを確認する揺動杆機構61a〜61e等も配
設される。また、図示の実施例では前記景品玉ケース5
3、自動杆59及び伝達リンク機構60a〜60dが景品玉払出
し装置62を構成している。 前記前面枠2の下部裏面には前記打球発射機構22の一
部を構成する駆動装置が固着される。この駆動装置はセ
ット基板26上に、玉を弾発する打球杆25と該打球杆25を
間欠回動せしめる駆動モータ24とを設けたものから構成
される。更に、セット基板26に臨設する前面枠2の下部
裏面には前記余剰玉通路55の一部を構成する接続樋63が
取付けられている。 次に第1図ないし第4図に基づいて本発明の要旨に係
る構成を説明する。前記余剰玉通路55の前記打球発射機
構22寄りの側壁55a近傍に回動支軸64を突設し、該回動
支軸64には、ほぼ逆L字状の景品玉貯溜検知板65が回動
自在に枢支され、該検知板65の短辺の先端は前記側壁55
aに開設された通孔55bから外側へ突出しており、かつバ
ランスウェイト66が一体成形され、該バランスウェイト
66の重量により常に検知板65の下部が余剰玉通路55の中
心部へ向うように付勢されている。また検知板65の長辺
の下部には連結棒67の一端が枢着され、該連結棒67は前
記機構板42に形成された支持部68によってほぼ水平方向
に保持されるとともに、その他端は前記前面板6の裏面
に固着された打球供給装置90の玉送り片92と係合する玉
送り停止作動片96と臨設するように配置されている。 ここで打球供給装置90と玉送り停止作動片96との関係
について第2図に基づいて説明すると、打球供給装置90
は前記した図示しない供給口に対応して前面板6の裏面
に固着されるが、該供給口から送り込まれたパチンコ玉
は軸91で上下回動自在に枢支された玉送り片92の上動に
より打球通路93を転がり、打球出口94から前記した図示
しない発射レールの発射位置に1個宛送られる。前記玉
送り片92の下方には前記打球杆25の下端と係合して上下
動する玉送り作動部材25aが配設され、この玉送り作動
部材25aの上下動に従動して前記玉送り片92が上下動
し、供給口から送り込まれたパチンコ玉を順次打球出口
94から発射位置に送り込むものである。また、玉送り片
92の下部側面には前記玉送り停止作動片96と接触係合す
る接触面95が形成されている。前記玉送り停止作動片96
は、ほぼ「く」字状に形成されて、その一端は前記接触
面95と係合する接触片97を構成し、その他端は前記連結
棒67と係合する係合片98を構成するとともに回動支軸99
を中心にして回動自在に設けられる。そして常には前記
接触片97が前記接触面95と接触係合しないようにバラン
スウェイト100が設けられている。 したがって、余剰玉通路55内に貯溜した景品玉によっ
て景品玉貯溜検知板65が押圧されると連結棒67が第2図
に示されるように左方向にスライドし、該連結棒67の他
端が玉送り停止作動片96の係合片98をバランスウェイト
の付勢に抗して時計方向に回動せしめ、これにより接触
片97と接触面95とが接触係合して玉送り片92を上動し、
その上動した位置で玉送り片92を固定保持する。このた
め打球杆25の往復動により上下動を続けている玉送り作
動部材25aの動作が玉送り片92に伝達されることはない
ので、発射位置にパチンコ玉が送られることはない。し
かして、余剰玉受皿27から景品玉を抜き取れば、余剰玉
通路55内の景品玉が取り除かれるので景品玉貯溜検知板
65がバランスウェイト66の付勢力で元の状態に戻り、そ
れに従動して連結棒67、玉送り停止作動片96も復帰し、
玉送り片92が上下動できるようになって玉送り機能が復
元する。 一方、余剰玉通路55の下流側に位置する接続樋63の一
側側壁の切欠部63aには検出手段としてのスイッチング
機構70が取着される。スイッチング機構70は内部空間を
有するボックス状の本体71内に作動部材72とマイクロス
イッチ76とを収納するように構成されている。作動部材
72はその上端に軸挿通筒73を有し、その真中に磁石74を
有し、更にその下端にマイクロスイッチ76のアクチュエ
ータ77と係合する作動片75とを有する。そして、作動部
材72は、支持ピン79を前記軸挿通筒73に挿通し、該支軸
ピン79の両端を本体71と本体71の一側面を覆うカバー板
80とに形成された嵌合孔81a,81bに嵌合させることによ
り揺動自在となされている。またマイクロスイッチ76は
作動部材72の下方に位置しており、本体71とカバー板80
とに突設された係合特記82a,82bをマイクロスイッチ76
に形成した係合穴78にそれぞれ係合させて本体71に固定
されている。 上記の構成よりなるスイッチング機構70は第3図に示
すように接続樋63内に景品玉が存在しないとき、作動部
材72は垂直方向に向いているため、作動片75がマイクロ
スイッチ76のアクチュエータ77と係合しない。したがっ
て、マイクロスイッチ76は作動しない。しかし、接続樋
63内に景品玉が貯溜してくると、作動部材72の磁石74が
本体71の側壁を通じて景品玉に吸引されるため、作動部
材72が反時計方向に回動し、このため作動片75がアクチ
ュエータ77と係合してマイクロスイッチ76を作動せしめ
る。マイクロスイッチ76が作動すると、その検出信号が
図示しない制御回路に送られ、これによって前記前面板
6の表面に設けられた満タン表示ランプ21を点燈あるい
は点滅させるか、又は打球供給皿18内に設けられたスピ
ーカー20から警報音あるいは音声を発生させて遊技者に
景品玉が満杯であることを報知させる。 次に第1図ないし第9図に基づいて、実施例の作用に
ついて説明する。遊技者がパチンコ遊技機1前面に設け
られた打球供給皿18に購入したパチンコ玉あるいは景品
玉として払出されたパチンコ玉を投入して、打球発射機
構22の操作ハンドル23を操作すると打球反射機構22の駆
動モータ24が回転開始し、打球杆25が往復回動するとと
もにこれに従動する打球供給装置90の玉送り片92が上下
動し、パチンコ玉を発射位置に供給し、かつ打球杆25に
よって遊技盤7に打出す。遊技盤7に打ち込まれたパチ
ンコ玉が各種の入賞口に入ることなく誘導レール9の最
下部に達すると、アウト口16に取り入れられ、パチンコ
遊技機1外に排出される。 一方、パチンコ玉が各種入賞球装置に入賞すると、該
入賞玉は機構板42の集合樋44に集められる。そして該入
賞玉は入賞玉処理器57によって1個づつ入賞玉通路58に
送られ、自動杆59を押し下げる。自動杆59の下動により
伝達リンク機構60a〜60dを作動させて景品玉ケース53内
の所定個数の景品玉が払出され、該景品玉は景品玉排出
通路54、排出通路出口45、及び景品玉出口19を通って打
球供給皿18に導かれる。なお、景品玉排出通路54の途中
に設けられた揺動杆機構61a〜61eが排出された景品玉に
よって作動されるため、前記入賞玉処理器57及び自動杆
59が元の状態に復帰する。 また、遊技盤7に打込まれたパチンコ玉が各種入賞球
装置のうち、始動入賞口11a〜11cに入賞すると、前記し
た通りの過程を経て所定個数の景品玉を排出するととも
に、可変表示装置12のドラムを回転開始せしめる。そし
てドラムが停止して、その表示が予め定めた組合せと一
致した場合には可変入賞球装置13の開閉扉14が予め定め
た態様(一定個数の入賞玉があるまで、あるいは一定時
間経過するまで)繰り返し開放される。このような特定
遊技状態になると多量の入賞玉が発生するので、排出さ
れた景品玉は前記打球供給皿18を満たし、余剰の景品玉
が余剰玉通路55に流出し、更に、余剰玉受皿27をも満た
して、接続樋63内にも景品玉が充満する。接続樋63内に
景品玉が充満すると、スイッチング機構70内の作動部材
72が磁石74の吸引力により揺動され、マイクロスイッチ
76が作動する。するとマイクロスイッチ76の検出信号が
制御回路に送られ、満タン表示ランプ21あるいはスピー
カー20を介して遊技者に満杯であることを報知する。 つまり、遊技者は知覚的に満杯であることを知り得、
報知された場合には即座に余剰玉受皿27に設けた操作片
36を押圧して、余剰玉貯溜部29にある景品玉を玉抜き口
32から遊技場備え付けの玉皿に移し換えることができ
る。従って、特定遊技状態になったときでも、安心して
遊技に熱中することができる。また、仮に報知装置の作
動を無視して遊技を続行して、更に景品玉が貯溜されて
も、景品玉貯溜検知板65が作動して玉送り停止作動片96
を介して玉送り片92を固定保持して遊技を不能動化する
ので、パチンコ遊技機1の故障に発展することはない。 なお、遊技の不能動化の態様として図示の実施例のよ
うに機械的に玉送り停止作動片96を動作させるものに限
らず、例えば電気的に玉送り停止作動片96を動作させた
り、打球の供給口を閉塞させたり、あるいは駆動モータ
24を停止させたりしても良い。更に報知手段として特別
に満タン表示ランプ21を設けたものを示したが、例えば
特定遊技状態表示ランプ15や枠ランプ17等で兼用させて
も良い。
【発明の効果】
この発明は、上記実施例の説明から明らかなように、
余剰玉通路に景品玉が満杯になると、他の動作に一切影
響を及ぼすことなく発光装置あるいは音声発生装置によ
って遊技者は即座に満杯状態を認識できるので、遊技を
継続したまま満杯状態の解消を図る動作を速やかに行う
ことができる。また、遊技不能動化手段と検知手段とを
設け、かつ検知手段を下流側に設けた場合には、遊技が
不能動化される前に予備的に満杯状態が報知されるの
で、例えば遊技が特定遊技状態であるときに多少満杯状
態に気付くのが遅れても、その遊技者にとって有利な状
態が終了してしまうことを未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は余剰玉通路部分の概略図、第2図は第1図の詳
細図、第3図は接続樋の背面図、第4図は接続樋の分解
斜視図、第5図はパチンコ遊技機の正面図、第6図はパ
チンコ遊技機の背面図、第7図は前面枠及び機構板を開
放した状態を示すパチンコ遊技機の背面斜視図、第8図
は余剰玉受皿の一部破断斜視図、第9図は余剰玉受皿の
分解斜視図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 18……打球供給皿 20……スピーカー 21……満タン表示ランプ(報知手段) 27……余剰玉受皿 55……余剰玉通路 62……景品玉払出し装置 63……接続樋(余剰玉通路の一部) 70……スイッチング機構(検出手段)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾球遊技機前面に景品玉払出し装置から払
    出された景品玉を貯溜する打球供給皿と、該打球供給皿
    に貯溜された景品玉が所定量を越えたときに余剰玉通路
    を介してその余剰の景品玉が導かれる余剰玉受皿とを設
    け、 前記余剰玉通路に前記余剰玉受皿の景品玉が所定量に達
    したことを検出する検出手段を設け、 該検出手段出力に応答して他の動作を停止することなく
    遊技者に認識できるような態様で報知する報知手段を備
    えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】前記報知手段は、弾球遊技機の前面に設け
    られた発光装置である特許請求の範囲第1項記載の弾球
    遊技機。
  3. 【請求項3】前記報知手段は、弾球遊技機に関連して設
    けられる音声発生手段である特許請求の範囲第1項記載
    の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】ある種の遊技を不能動化する遊技不能動化
    手段と前記検出手段とを前記余剰玉通路に設け、 前記検出手段を前記遊技不能動化手段と前記余剰玉受皿
    との間となるように配置した特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載の弾球遊技機。
JP62154158A 1987-06-20 1987-06-20 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP2530163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62154158A JP2530163B2 (ja) 1987-06-20 1987-06-20 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62154158A JP2530163B2 (ja) 1987-06-20 1987-06-20 弾球遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2179196A Division JP2573170B2 (ja) 1996-01-12 1996-01-12 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63317174A JPS63317174A (ja) 1988-12-26
JP2530163B2 true JP2530163B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=15578105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62154158A Expired - Fee Related JP2530163B2 (ja) 1987-06-20 1987-06-20 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530163B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536551U (ja) * 1976-07-02 1978-01-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63317174A (ja) 1988-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5445138A (en) Coin game
JP2534504B2 (ja) パチンコ遊技機
US5988637A (en) Ball release apparatus for balls which are rolling play objects and dispensed as prizes
JP2530163B2 (ja) 弾球遊技機
JP2573170B2 (ja) 弾球遊技機
JP3454185B2 (ja) 遊技機
JPS6359984A (ja) パチンコ機の中央入賞装置
JP2003144720A (ja) パチンコ機
JP2000042216A (ja) パチンコ遊技機
JP2908849B2 (ja) 遊技機の景品玉払出装置
JPH0527983Y2 (ja)
JP2545236B2 (ja) 弾球遊技機
JP2545235B2 (ja) 弾球遊技機
JPH0811139B2 (ja) パチンコ機
JP2627155B2 (ja) 弾球遊技機
JP3082055B2 (ja) 弾球遊技機
JPH066861Y2 (ja) パチンコ式組合せゲーム機
JP2999456B1 (ja) パチンコ遊技機の入賞球処理装置
JPH0241015Y2 (ja)
JP2747717B2 (ja) 弾球遊技機
JPH041637B2 (ja)
JPH07106248B2 (ja) パチンコ遊技機
JPH02189175A (ja) 弾球遊技機
JPH0341980A (ja) パチンコ遊技機の玉送り停止構造
JPH0627186Y2 (ja) パチンコ機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees