JPH0582168U - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0582168U
JPH0582168U JP2010892U JP2010892U JPH0582168U JP H0582168 U JPH0582168 U JP H0582168U JP 2010892 U JP2010892 U JP 2010892U JP 2010892 U JP2010892 U JP 2010892U JP H0582168 U JPH0582168 U JP H0582168U
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JP
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JP2010892U
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Inventor
芳正 大山
真人 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿読取装置の白基準の可橈シートをプラテ
ンローラの近傍の上流に設けることにより、プラテンロ
ーラと可橈性シートの管理を容易にする。 【構成】本考案は、原稿読取位置近傍において原稿背面
より原稿に押圧給紙するプラテンローラ26と、該プラ
テンローラの近傍の上流側に設けた白色の可橈性シート
27と、前記プラテンローラ近傍の読取位置から前記可
橈性シート位置に可動自在な読取光学系部材15とから
構成し、原稿読取前に読取位置を可橈性シート部に移動
させ、白基準信号を入力し、その後、元の原稿読取位置
に復帰させて原稿の読取走査をを行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファクシミリ装置等の原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置等の原稿読取装置で、原稿読取位置近傍で、原稿読取背面よ り原稿を読取所定位置に押圧給紙するプラテンローラを備えた構成の原稿読取装 置において、例えば、実公昭62−44614号公報にて開示された図4に示す 読取装置では、コンタクトガラス41に原稿を背面より読取位置42において押 圧給紙するプラテンローラ43を備えている。
【0003】 原稿を読取センサ44により電気信号に変換し画信号処理を行うために、画信 号処理回路部に基準白原稿情報を入力する必要があり、前記プラテンローラ43 を白色ローラとし、原稿読取前に該ローラ部43を読み取り、基準白信号として いる。 上記の構成においては、該プラテンローラ43を白色ゴムにする必要があり、 ローラが高価になった。また、プラテンローラ43面が曲率を持つため、該プラ テンローラ位置を読取位置42に精度高く合わせる必要があった。また、該プラ テンローラ43が汚れるため、頻度高く清掃を行い、基準白色となるように保持 する必要があった。
【0004】 一方、別構成の特開平3−98935号公報で開示された図3に示す従来の装 置がある。該装置は、読取位置2においては可橈性シート5によって原稿を押圧 し、読取位置2前後に配置した給紙ローラ6、7とテンションローラ8、9によ って給紙を行う構成である。この装置のように、読取センサ4に密着センサを採 用したものでは、焦点深度が非常に浅いため、原稿を読取位置2に密着させて給 紙することが必要で、前記可橈性シート5背面より重り部材10等で付勢力を与 える必要があり、構成が複雑になっていた。また、該押付圧力が過大になると原 稿ジャムを生じるため、付勢力の管理が煩雑であり、図4のプラテンローラ43 による押圧給紙方式と比較し、付勢力が弱く、原稿の制限が多くなる欠点があっ た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
原稿読取位置において、読取位置規制部材に原稿を密着搬送させるために、読 み取り原稿背面より、プラテンローラで押圧給紙する構成では、該プラテンロー ラの白色度、位置精度などの管理を厳しくする必要があり、使用時においても清 掃等が容易に可能な構成にする必要があるなどの問題があった。
【0006】 また、読取位置の前後で原稿の給紙を行い、可橈性シートにて原稿背面より押 圧する構成では、原稿の位置規制を行い、且つ原稿のジャムを生じさせないため に、付勢力の管理を厳しくする必要があるなどの問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記問題を解決するために、原稿読取位置近傍において原稿背面よ り原稿に押圧給紙するプラテンローラと、該プラテンローラの上流側に設けた可 橈性シートと、該可橈性シートの原稿通路側に設けた原稿白基準読取部と、プラ テンローラ近傍の読取位置から前記白基準読取部に可動自在な読取光学系部材と から構成した。
【0008】
【作用】
上記のように構成したので、原稿読取前に原稿基準白色を読み込むために、読 み取り位置を可橈シート位置に移動させ、白基準信号を入力する。その後、元の 原稿読取位置に復帰し、原稿の走査を行う。そのために、プラテンローラの押圧 位置は読取位置のほぼ近傍でよく、位置精度を厳しくする必要はない。また、該 プラテンローラの色も制限されず、プラテンローラ直径(曲率)も影響しない。 さらに、可橈性シートは原稿押圧に関与しないので、付勢力をほとんど必要とし ない。そのため、原稿のジャムもほとんど発生しないと共に、原稿厚さ等の制約 を受けない。
【0009】
【実施例】
本考案を実施例と共に説明する。 図1は本考案による一実施例である原稿読取装置の断面図であり、図2はその 装置の読取待機時における装置断面図である。 図1、図2において、11は原稿載置台12上に置かれた複数枚の原稿13を 、分離ゴム片14とにより1枚ごとに分離し、読取部へ搬送する分離ローラであ る。15は密着イメージラインセンサユニットである。16は原稿17が押圧搬 送されるコンタクトガラスであり、この原稿面側に読取位置18が設定されてい る。該読取位置18では、LED19により原稿17に照明され、原稿17面か らの反射光をレンズアレイ20を介して、等倍イメージラインセンサ21に結像 させ、原稿17を画情報に変換している。22は前記ユニット15の取りつけ金 具であり、前記コンタクトガラス16の上面の延長線上で、且つ延長線方向に長 穴部23を備えている。24は装置の機構側部に植設され、前記長穴部23に勘 合、摺動する軸である。25は引張スプリングであり、前記ユニット15をプラ テンローラ26方向に付勢すると共に、該ユニット15を原稿排出方向へ付勢す る。27は白色の可橈性シートであり、読取部カバー28に設置された原稿ガイ ド29の一部に配設され、そのシート一端30が前記コンタクトガラス16のプ ラテンローラ26近傍で当接している。31は原稿ジャム、コンタクトガラス1 6の清掃時等に前記カバー28を開く回転軸である。32は原稿ガイドであり、 その一端は前記コンタクトガラス16上に配置され、原稿ガイド32の下部を前 記ユニット15がスライド可能に構成されている。33は前記原稿載置台12上 に置かれた原稿13を検出する原稿有無センサである。34は原稿先端及び終端 等を検知し、原稿読取範囲を制御する原稿位置決めセンサである。
【0010】 次に、本考案の一実施例の動作を図1、図2と共に詳しく説明する。図2にお いて、複数枚の原稿13が原稿載置台12の置かれ、原稿有無センサ33により 原稿13が検出されると、図示していない副走査駆動パルスモータが逆転し、プ ラテンローラ26を逆転させる。この時、分離ローラ11は該モータと一方向ク ラッチを介して連結されているため空転する。プラテンローラ26のゴム面はセ ンサユニット15のコンタクトガラス16面に直接付勢当接しているため、その 摩擦力により引張スプリング25の付勢力に抗して矢印A方向に移動させられ、 可橈シート27の端部でコンタクトガラス16に当接しているシート一端30の 位置まで移動し、図2の状態になる。この移動範囲は、長穴部23と軸24によ って規制される。この状態でセンサ21により読取走査がなされ、前記シート一 端30面を読み取り、基準白情報として画像処理回路に取り込まれる。その後、 図1に示す通り、前記モータは正回転し、プラテンローラ26、分離ローラ11 は時計回転方向に回転させられ、複数枚の原稿13は分離ローラ11、分離片1 4等の作用により、1枚ごとに分離給紙される。この時、プラテンローラ26の 正転により、前記と同様に、その摩擦力により、センサユニット15は矢印B方 向に移動させられ、所定の原稿読取位置の図1の状態にセットされる。原稿の読 取開始、終了等については、センサ34の情報により従来の装置と同様に行って いる。また、原稿の画情報処理等については従来と同様であるので省略する。
【0011】 また、原稿の照明をLED19により行っているので、光量の時間変化はほと んどないため、複数原稿枚の連続読取時においても、基準白情報の読取を読取開 始前に1度行うことで充分であるが、毎回行うことも、駆動系を変更することに よって可能である。
【0012】
【発明の効果】
本考案は上記の様に構成したので、プラテンローラの押圧位置は読取位置のほ ぼ近傍でよく、位置精度を厳しくする必要はない。また、該プラテンローラの色 も制限されず、プラテンローラ直径(曲率)も影響しないので直径を小さくでき 、小型、安価な装置を提供できる。さらに、可橈性シートは原稿押圧に関与しな いので、付勢力をほとんど必要とせず、原稿ジャムが発生しないと共に、原稿厚 さに制約を受けることのない読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による一実施例である原稿読取装置の断
面図。
【図2】本考案の原稿読取待機動作における原稿読取装
置の断面図。
【図3】従来の原稿読取部の断面図。
【図4】他の従来の原稿読取装置における断面図。
【符号の説明】
15 密着イメージラインセンサユニット(読取
光学系部材) 25 引張スプリング 26 プラテンローラ 27 可橈性シート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読取位置近傍において原稿背面より
    原稿に押圧給紙するプラテンローラと、該プラテンロー
    ラの上流側に設けた可橈性シートと、該可橈性シートの
    原稿通路側に設けた原稿白基準読取部と、前記原稿読取
    位置から前記原稿白基準読取位置間を可動自在に構成さ
    れた読取光学系部材とからなるシート原稿移動方式の原
    稿読取装置。
  2. 【請求項2】 読取位置の可変駆動源と、プラテンロー
    ラの駆動源とが同一であることを特徴とする請求項1の
    原稿読取装置。
  3. 【請求項3】 読取位置可変制御手段としてプラテンロ
    ーラの回転摩擦力を用いたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2の原稿読取装置。
JP2010892U 1992-04-03 1992-04-03 原稿読取装置 Pending JPH0582168U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2010892U JPH0582168U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 原稿読取装置

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JP2010892U JPH0582168U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 原稿読取装置

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JPH0582168U true JPH0582168U (ja) 1993-11-05

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ID=12017928

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JP2010892U Pending JPH0582168U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 原稿読取装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003055199A1 (en) * 2001-12-21 2003-07-03 Canon Kabushiki Kaisha Sheet transport apparatus and image reading apparatus
JP2007124110A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置

Cited By (3)

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