JP3677726B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナ等の画像読取装置に関し、詳しくは、原稿を連続的に搬送・排出するシートスルータイプの自動原稿送り装置(以下、単にDFという。)を備えた画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の画像読取装置では、原稿を載置固定して読み取るための原稿台としてのコンタクトガラスとは別に、シートスルー用原稿台としてのシートスルー用コンタクトガラスが設けられており、DF使用時には、コンタクトガラス上に載置された原稿を副走査方向に走行して走査する走査手段をシートスルー用コンタクトガラスの読み取り位置に固定し、シートスルー用コンタクトガラス上で原稿を搬送しながら読み取ることが行われている。
装置の小型化を図るために、DFの搬送経路は原稿を反転させる構成となっており、読み取られた原稿はDF内の搬送ローラで搬送され排紙トレイ上に排出されるようになっている。
【0003】
また、シートスルー用コンタクトガラスの読み取り位置の下流に密着イメージセンサを設け、原稿の裏面を同時に読み取る両面走査型のものもある。密着イメージセンサを使用した場合、裏写りを防止するために、例えば特開平9−74465号公報、特開平10−136177号公報、特開平7−87260号公報に示すように、搬送路を挟んで密着イメージセンサと対向する位置に白色ガイド部材(白色ローラ又は白色ガイド板)を設ける必要がある。
【0004】
コピー原稿、のり付け原稿、鉛筆書き原稿等様々な原稿を読み取るうちに、白色ガイド部材や搬送ローラ等の搬送系部材は汚れてくる。
例えば白色ローラが汚れてくると、上記特開平9−74465号公報で指摘されているように、読み取り画像に悪影響を及ぼす。特開平9−74465号公報に記載されているようにシェーディングを行ったとしても白色ローラが汚れていれば、薄紙等では白色ローラの汚れが裏写りする。搬送ローラも汚れてくると原稿の汚損を来す。
従って、白色ローラ等の搬送系部材は清掃を必要とするが、自動的にワイパー等にて清掃する装置を配置すると多大なコストアップにつながるため、従来からユーザーに清掃させる構成が採られている。
ユーザーが清掃し易いように、従来では搬送路を境にして原稿送り装置を上下に分割する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、原稿送り装置の構成を搬送路を境にして上下に分割する方式では、分割に係る位置合わせ精度を要求されるとともに強固な締結手段が必要であるため、製造コストが高くなり、また、締結手段の解除、取付操作が面倒であるという問題があった。
【0006】
本出願人は、この問題を解消すべく、特願平11−1203号にて、原稿送り装置を分割構成とすることなく搬送路の清掃が容易にできる画像読取装置を提案した。
これは、原稿送り装置の圧板に外部から白色ローラ等にアプローチできる開口部を形成し、この開口部を覆う白板を圧板に対して着脱自在に設ける構成となっている。かかる構成によれば、圧板から白板を外し、開口部から手を入れて白色ローラ等を容易に清掃することができ、白色ローラ等の清掃の容易化を簡単な構成で実現することができる。
【0007】
しかしながら、白板を着脱する構成とした場合、取付に際しての圧板に対する白板の位置決め操作が必要となり、これが面倒であれば白板の着脱構成における上記利点が阻害されることになる。
【0008】
そこで、本発明は、圧板に対する白板の着脱構成における白板の所定位置への取付が容易に行える画像読取装置の提供を、その主な目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、原稿を載置する原稿台を有する読取部と、原稿送り装置を有し、上記原稿送り装置で原稿を搬送しながら原稿の読み取りを行うことが可能で、上記原稿送り装置は、原稿を上記原稿台に押圧する圧板と、この圧板の原稿押圧面側に重ね合わせ状態に設けられる白板を有する画像読取装置において、上記白板が上記圧板に着脱自在に設けられ、上記原稿台に上記白板を置いた状態で上記圧板を押下することにより該圧板に対する上記白板の取付がなされ、上記白板の原稿押圧面と反対側に弾性材が設けられ、この弾性材の色は、上記読取部の原稿照明の発光色に対して補色となっている、という構成を採っている。
【0010】
請求項2記載の発明では、原稿を載置する原稿台を有する読取部と、原稿送り装置を有し、上記原稿送り装置で原稿を搬送しながら原稿の読み取りを行うことが可能で、上記原稿送り装置は、原稿を上記原稿台に押圧する圧板と、この圧板の原稿押圧面側に重ね合わせ状態に設けられる白板を有する画像読取装置において、上記白板が上記圧板に着脱自在に設けられ、上記原稿台に上記白板を置いた状態で上記圧板を押下することにより該圧板に対する上記白板の取付がなされ、上記白板の原稿押圧面と反対側に補強板が設けられ、この補強板の色は、上記読取部の原稿照明の発光色に対して補色となっている、という構成を採っている。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施例における画像読取装置としての両面走査型スキャナ2は、スキャナ本体としての読取部4と、この読取部4に対して支点6と支点ブラケット8等からなるヒンジ部を介して上下方向に回動自在に設けられたDF(自動ドキュメントフィーダ)10を有している。支点6にはバネ11が設定されており、DF10の開動作に付勢力を与えるようになっている。
読取部4には、照明ランプ12と第1ミラー14等を装備した第1キャリッジ16と、第2ミラー18及び第3ミラー20等を装備した第2キャリッジ22が副走査方向に往復移動可能に設けられており、これらを主として走査手段が構成されている。
【0016】
読取部4の上面には原稿を固定して読み取るための原稿台としてのコンタクトガラス24が設けられている。このコンタクトガラス22に原稿を載置固定して読み取る場合には、第1キャリッジ16が一定の速度で往動し、且つ、第2キャリッジ22が第1キャリッジ16の1/2の速度で第1キャリッジ16に追従して往動することによりコンタクトガラス24上の原稿が光学的に走査される。
原稿は照明ランプ12により照明されてその反射光像が第1ミラー14、第2ミラー18、第3ミラー20を介してレンズ26によりCCDセンサ28上に結像される。
【0017】
CCDセンサ28は、結像された原稿の反射光像を光電変換してアナログ画像信号を出力し、アナログ信号はアナログ/デジタル変換器によりデジタル画像信号に変換され、画像処理板30にて種々の画像処理(2値化、階調処理、変倍、編集)が施され、原稿の読み取りが行われる。
画像の読み取り終了後、第1キャリッジ16と第2キャリッジ22はホームポジションに復動する。図1で示す位置が、第1キャリッジ16と第2キャリッジ22のホームポジションである。
【0018】
次に、DF10の構成及びDF10を使用した場合の読取動作を説明する。
原稿トレイ32に積載された原稿54は、ピックアップローラ34により分離部へ送られ、分離部においてフィードローラ36と分離ローラ38により1枚ずつ分離されて搬送される。その後、原稿54は、フィードローラとしての搬送ドラム40とこの搬送ドラム40の周囲に配置されて搬送ドラム40に押圧された複数の従動コロ42により搬送される。
【0019】
搬送された原稿54は、シートスルー用コンタクトガラス55(図5)が設けられた読み取り位置(上記ホームポジション位置)Yに達すると、所定のタイミングで照明ランプ12により下面側(表面側)が照射され、その反射光が第1ミラー14、第2ミラー18、第3ミラー20により上記動作と同様にCCDセンサ28に結像されて光電変換される。CCDセンサ28によるアナログ信号出力以降は上記動作と同様である。原稿54は搬送ドラム40及び従動コロ42によって図1の右側へ搬送され、CCDセンサ28に入光する反射光は原稿54の副走査方向に走査される。
【0020】
読み取り位置Yの下流側には、原稿54の裏面を読み取るための密着イメージセンサ44と、この密着イメージセンサ44に対向して設けられた白色ガイド部材としての白色ローラ46と、搬送ローラ対48、50等が設けられている。搬送ローラ対48、50間には印付けをするエンドーサ52が設けられている。
読み取り位置Yで表面の画像情報を読み取られ、密着イメージセンサ44で裏面の画像情報を読み取られた原稿54は、搬送ローラ対48、50で搬送されて排紙トレイ56上に排出される。排紙トレイ56には、排出される原稿の排出方向の移動を制限するストッパ58が設けられている。
【0021】
図2に示すように、排紙トレイ56は、コンタクトガラス24に載置された原稿を押圧する圧板(開閉蓋)60の上面に一体に形成されている。圧板60の、原稿搬送路の一部分に対応する部分には開口部62が形成されており、開口部62は、白色ローラ46と搬送ローラ対48、50が外部に臨む大きさに形成されている。圧板60の原稿を押さえる面には、白板(反射率の高い面状の白色部材)64が着脱自在に設けられている。
白板64の図面上における右端部には緩衝材66を介して面状ファスナー68が設けられており、これに対応して圧板60には面状ファスナー70が設けられている。一方、白板64の左端部には緩衝材72を介して面状ファスナー74が設けられており、これに対応して圧板60には面状ファスナー76が設けられている。かかる構成によって圧板60に対する白板64の工具を用いないワンタッチレベルの着脱が可能となっている。図2では、読取部4の内部構成は省略している。
【0022】
図3に示すように、白板64は、原稿に直接接触する原稿押圧面としての白色シート78と、この白色シート78の反対側(背面側)に設けられた白色の弾性材(クッション材)80と、補強板82からなる3層構造となっており、補強板82上に緩衝材66、72が固定されている。
図4に示すように、緩衝材66及び面状ファスナー68、緩衝材72及び74は白板64の4隅の着脱を図るべく、原稿の主走査方向に間隔をおいてそれぞれ2つ設けられており、これに対応して圧板60の面状ファスナー70、76も設けられている。本実施例では、右側の緩衝材66及び面状ファスナー68は略正方形状に、左側の緩衝材72及び面状ファスナー74は細長形状に形成されている。
【0023】
白色ローラ46、搬送ローラ対48、50を清掃する場合には、図5に示すように原稿送り装置10を上方に回動して圧板60を開放した状態とし、白板64を外す。白板64を外すと、点線で示す開口部62が露出するため、オペレータはこの開口部62から手を挿入して白色ローラ46等を容易に清掃することができる。
従来の搬送路を境にして上下に分割した構成では、工具を用いて止めネジ等を外して搬送路の下半部を取り外す必要があり、且つ、取り外した重量感のある下半部を別な場所に移動させ、止めネジ等の着脱用部品の管理もしなければならない。
これに対し、本実施例の場合には軽量物である白板64のみを取り外すことになるので、白板64をコンタクトガラス24上に置いてもこれを傷付ける心配がなく、作業が容易となる。また、片手で外すことができる上に着脱用の部品(面状ファスナー)が取り外した白板64と一体となっているのでこれを管理する必要もない。
【0024】
本実施例における画像読取装置は両面走査型のスキャナであるため、白色ローラ46が存在するが、片面走査型の場合には搬送ローラ対48、50のみが開口部62の位置に存在し、基本的にこれが清掃、メンテナンスの対象となる。
また、上記開口部62を設ける構成によれば、両面走査型、片面走査型の違いに拘らず、清掃やメンテナンスだけでなく、原稿の搬送ジャムも容易に処理することができる。すなわち、開口部62はジャム処理空間としての潜在的機能をも有している。
【0025】
次に、図6に基づいて、本発明の特徴の一つである圧板60に対する白板64の位置決め構成を説明する。
コンタクトガラス24の周囲は外装カバー100で囲まれており、外装カバー100の一部は原稿をサイズ別に位置決めするためのスケール102,104となっている。外装カバー100の一隅には、コンタクトガラス24の基準位置としての矢印106が形成されており、これに対応して白板64の補強板82上の一隅には基準位置としての矢印108が形成されている。
白板64を、その矢印108が外装カバー100の矢印106に合うようにコンタクトガラス24上に載置すると、白板64の面状ファスナー68と圧板60の面状ファスナー70及び白板64の面状ファスナー74と圧板60の面状ファスナー76が対応するように寸法設定されており、かかる状態で図7に示すように、DF10を手で下方に回動して圧板60を押下すると、白板64の面状ファスナー68と圧板60の面状ファスナー70及び白板64の面状ファスナー74と圧板60の面状ファスナー76が合致し、白板64は圧板60に取り付けられる。
【0026】
このように、コンタクトガラス24上に白板64をその裏面(面状ファスナー68等が存在する面)を表にして位置決めし、その後は圧板60を押下するだけで白板64を圧板60の所定位置に取り付けることができるので、圧板60に対する白板64の取付作業が極めて容易となる。なお、図7においては白板64の面状ファスナー68等は省略している。
白板64の面積に対してコンタクトガラス24の面積が大きい場合には、上述の位置決め構成とすることにより、簡単な構成で圧板60に対する白板64の取付時の位置決めを容易にすることができる。
【0027】
次に、図8に基づいて他の実施例を説明する。なお、上記実施例と同一部分は同一符号で示し、特に必要が無い限り重複説明は省略する(以下のその他の実施例において同じ。)。
図8に示すように、外装カバー100の内方寸法Aとこれに対応する白板64の寸法a、及び外装カバー100の内方寸法Bとこれに対応する白板64の寸法bを同じにして、外装カバー100の内方形状と白板64の周縁形状が一致する形状としてもよい。
このようにすれば、コンタクトガラス24に白板64を載せるだけで、圧板60に対する白板64の位置決めがなされ、その後は上記例と同様に圧板60を押下するだけで白板64の面状ファスナー68と圧板60の面状ファスナー70及び白板64の面状ファスナー74と圧板60の面状ファスナー76が合致し、白板64は圧板60の所定位置に取り付けられる。この例では基準位置に合わせる必要がないので、オペレータの注意力を少なくすることができ、圧板60に対する白板64の取付作業の容易化を一層高めることができる。
【0028】
次に、図9及び図10に基づいて他の実施例を説明する。
コンタクトガラス24に白板64が密着する構成では、圧板60で原稿を押圧した場合、白板64の面積に対応する領域の空気が押圧時にほぼ押し出されるため、圧板60の開放時には負圧状態となって白板64に原稿が密着してコンタクトガラス24から浮き上がる現象が生じる。この場合、原稿が無造作に落下したり、白板64に密着したままとなってその処理が面倒であった。また、オペレータが原稿のセットをし直す操作をする場合に非常に面倒であった。
【0029】
本実施例はこの問題を解消することをさらなる目的としている。図9に示すように、本実施例における白板64は、その一辺64aが凸部としての外装カバー100に乗り上げるように、寸法bが設定されている。
原稿をコンタクトガラス24上に載置して圧板60を押下した場合、図10に示すように白板64の一辺64a側ではコンタクトガラス24との間に隙間110が生じる。このため、白板64と原稿との間が負圧状態とならず、圧板60を開放しても原稿の浮き上がりは生じない。
【0030】
ところで、この種の原稿送り装置では、原稿読取時において照明ランプ12から発せられる高強度の原稿照明光が白板64を透過し、図11に示す原稿送り装置10の原稿排出口(読み取り終了後の原稿排出用空間)112から外に漏れてオペレータの目に触れ、不快感を与える懸念がある。透過光を抑えるためには白板64の厚みを大きくすればよいが、コストアップを来すとともに構成の大型化を招くことになる。
上述のように圧板60に開口部62を形成し、この開口部62を白板64で覆う構成とした場合には原稿照明光の透過率は一層高くなる。
この問題を解消するためには、上記各実施例において、白板64の弾性材80の色を、読取部4の原稿照明の発光色に対して補色となるようにすればよい。例えば本実施例における照明ランプ12にはキセノンランプが使用されており、発光色は緑であるため、弾性材80の色はピンク系の色とする。
白板64の補強板82の色を、読取部4の原稿照明の発光色に対して補色となるようにしても同様の効果を得ることができる。この場合にも例えば本実施例における照明ランプ12にはキセノンランプが使用されており、発光色は緑であるため、補強板82の色はピンク系の色とする。
【0031】
次に、図12に基づいて圧板60に対する白板64の着脱構成の変形例を説明する。
本実施例では、白板64側の面状ファスナー68,74に代えてマグネットシート84,86を設け、圧板60側には強磁性体88,90を設けている。マグネットシート84,86と、強磁性体88,90の位置関係はもちろん逆でもよい。また、圧板60の着脱面が鉄等の強磁性体で形成される場合には強磁性体88,90を別途設ける必要はない。
本実施例においても面状ファスナー同士による着脱と同様に、工具を用いないワンタッチレベルの着脱が可能となり、着脱操作が容易となる。
【0032】
次に、図13に基づいて圧板60に対する白板64の着脱構成の他の変形例を説明する。
本実施例では、圧板60側に入口が狭く形成された凹部92が形成されており、白板64側にはこれに対応する位置をもって凹部92の入口より幅の大きい分割構成の凸部94が形成されている。凹部92に凸部94を強制的に押し込むと、凸部94の内方への弾性変形により凸部94は凹部92に入り込み、いわゆるスナップ係合がなされる。凹部92と凸部94の位置関係はもちろん逆でもよい。また、凹部92側を弾性変形させるようにしてもよい。
本実施例においても面状ファスナー同士による着脱と同様に、工具を用いないワンタッチレベルの着脱が可能となり、着脱操作が容易となる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、白板を原稿台の所定位置において圧板を押下するだけで圧板に対する白板の取付を完了することができ、取付作業を容易にすることができる。圧板に対する白板の取付が容易であるので、白板を着脱可能とした清掃容易化構成の利点を十分に活かすことができる。
また、白板の弾性材の色を、原稿照明の発光色に対して補色とする構成としたので、白板の厚みを大きくすることなく機外に漏れる原稿照明光の光量を抑制でき、オペレータの不快感を低減することができる。
【0034】
請求項2記載の発明によれば、白板を原稿台の所定位置において圧板を押下するだけで圧板に対する白板の取付を完了することができ、取付作業を容易にすることができる。圧板に対する白板の取付が容易であるので、白板を着脱可能とした清掃容易化構成の利点を十分に活かすことができる。
また、白板の補強板の色を、原稿照明の発光色に対して補色とする構成としたので、白板の厚みを大きくすることなく機外に漏れる原稿照明光の光量を抑制でき、オペレータの不快感を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像読取装置の概要正面図である。
【図2】原稿送り装置を上方に回動し、且つ、白板を圧板から取り外した状態の概要正面図である。
【図3】白板の拡大正面図である。
【図4】白板の原稿接触面と反対側の面を斜め上方から見た斜視図である。
【図5】原稿送り装置を上方に回動した状態の斜視図である。
【図6】原稿台に対する白板の位置合わせを示す要部斜視図である。
【図7】原稿送り装置を下方に回動して圧板を押下した状態の斜視図である。
【図8】原稿台と白板の寸法が同一である例の要部斜視図である。
【図9】白板の一辺が原稿台周辺の凸部に乗り上げる例の要部斜視図である。
【図10】図9で示した例における白板と原稿台との間の隙間を示す要部断面図である。
【図11】圧板を押下した状態の全体斜視図である。
【図12】圧板に対する白板の着脱構成の変形例を示す要部正面図である。
【図13】圧板に対する白板の着脱構成の他の変形例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
4 読取部
10 原稿送り装置
24 原稿台としてのコンタクトガラス
54 原稿
60 圧板
64 白板
80 弾性材
82 補強板
100 外装カバー

Claims (2)

  1. 原稿を載置する原稿台を有する読取部と、原稿送り装置を有し、上記原稿送り装置で原稿を搬送しながら原稿の読み取りを行うことが可能で、上記原稿送り装置は、原稿を上記原稿台に押圧する圧板と、この圧板の原稿押圧面側に重ね合わせ状態に設けられる白板を有する画像読取装置において、
    上記白板が上記圧板に着脱自在に設けられ、上記原稿台に上記白板を置いた状態で上記圧板を押下することにより該圧板に対する上記白板の取付がなされ、上記白板の原稿押圧面と反対側に弾性材が設けられ、この弾性材の色は、上記読取部の原稿照明の発光色に対して補色となっていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿を載置する原稿台を有する読取部と、原稿送り装置を有し、上記原稿送り装置で原稿を搬送しながら原稿の読み取りを行うことが可能で、上記原稿送り装置は、原稿を上記原稿台に押圧する圧板と、この圧板の原稿押圧面側に重ね合わせ状態に設けられる白板を有する画像読取装置において、
    上記白板が上記圧板に着脱自在に設けられ、上記原稿台に上記白板を置いた状態で上記圧板を押下することにより該圧板に対する上記白板の取付がなされ、上記白板の原稿押圧面と反対側に補強板が設けられ、この補強板の色は、上記読取部の原稿照明の発光色に対して補色となっていることを特徴とする画像読取装置。
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