JP6047590B2 - 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、デジタル複写機やイメージスキャナー等に用いられる、原稿を走査して読み取る画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真プロセスを用いた複合機等に搭載される画像読取装置には、シート状の原稿を読み取るために順次原稿載置台(コンタクトガラス)へ送り込み、読み取り終了後に原稿載置台上から排出するような原稿搬送装置(Automatic Document Feeder、原稿搬送手段)を備えたものがある。このような画像読取装置においては、原稿押さえを閉じたままで原稿搬送装置によって原稿を自動的に搬送して読み取るシートスルー方式と、読み取る毎に原稿押さえを開閉して原稿載置台上の原稿を1枚ずつ取り替えて光学系(走査手段)を移動させて原稿を読み取る原稿固定方式の2種類の読み取り方式が可能である。なお、前者のシートスルー方式では、画像読取装置内の光学系が走査移動することなく所定の画像読取位置に保持されたまま原稿の読取動作が行われ、他方、後者の原稿固定方式では、その光学系が走査移動しながら読取動作が行われる。
従来の画像読取装置に用いられるコンタクトガラスは、原稿固定方式で原稿が載置される手置き原稿用ガラスと、シートスルー方式での画像読取位置に配置される自動読取用ガラスとが別体で構成されていた。そして、各ガラスが画像読取装置の上面を構成する額縁状の上フレームと、上フレームに橋渡し状に固定される、シェーディング補正用の白基準板(シェーディング板)を貼り付ける支持部とに両面テープ等で貼り付け固定されており、上フレームまたは支持部材とコンタクトガラスとの間に原稿が入り込んだり、支持部(シェーディング板)とコンタクトガラスとの間に埃が入り込んだりする不具合を防止していた。
例えば、特許文献1には、コンタクトガラスと、コンタクトガラスを支持する支持フレームとの隙間を密閉するシール部材(原稿スケール)を設け、シール部材に、コンタクトガラスと接触する弾性材料部と、弾性材料部と所定の接合力で接合するよう2色成形された可塑性材料部とを設ける方法が開示されている。
特開2003−295359号公報
ところで、部品点数や組み立て工数の削減のために、画像読取装置の上フレームと、シェーディング板を貼り付ける支持部(サイズ指示板)とを一体形成するとともに、手置き原稿用ガラスと自動読取用ガラスを1枚のコンタクトガラスで構成することが考えられる。この場合、部品の寸法公差等の影響で上フレームの外周縁と支持部の外周縁の高さにばらつきが生じた場合、上フレームとコンタクトガラス、または支持部とコンタクトガラスとの間に隙間が生じる。
例えば、図11に示すように、上フレーム60bの外周縁に形成された第1リブ83が支持部82の外周縁に形成された第2リブ85よりも突出している場合、支持部82とコンタクトガラス(手置き原稿用ガラス25b)との間に隙間Fが生じ、手置き原稿用ガラス25bの上に載置した原稿の端部が隙間Fに入り込んだり、自動読取用ガラス25aまたは手置き原稿用ガラス25bと支持部82(シェーディング板)との間に埃が進入したりするおそれがある。
また、図12に示すように、支持部82の第2リブ85が上フレーム60bの第1リブ83よりも突出している場合、上フレーム60bとコンタクトガラス(手置き原稿用ガラス25b)との間に隙間F′が生じ、手置き原稿用ガラス25bの上に載置した原稿の端部が隙間Fに入り込むおそれがある。
ここで、上フレーム60bと支持部82の外周縁の全域に両面テープを貼り付けて隙間FまたはF′を封止することも考えられるが、両面テープを多量に使用するためコストアップに繋がるとともに、組み立て工数も増加する。また、装置の廃棄時に樹脂製の上フレームまたは支持部とコンタクトガラスとを容易に分解することができず、分別廃棄が困難となる。
本発明は、上記問題点に鑑み、上フレームと、シェーディング板を貼り付ける支持部とが一体形成される場合に、上フレームとコンタクトガラスとの間への原稿の入り込み、及び、シェーディング板とコンタクトガラスの間への埃の入り込みを防止できる画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、原稿を載置するコンタクトガラスと、該コンタクトガラスが露出する開口部が形成された額縁状のフレーム本体と、該フレーム本体の前記開口部に橋渡し状に一体形成され、シェーディング板を保持する支持部と、を有する上フレームと、該上フレームとの間に前記コンタクトガラスを挟持する下フレームと、を備えた画像読取装置において、前記上フレームには、前記開口部の周縁に沿って裏面側に突出する第1リブと、前記支持部の長手方向の側端縁に沿って裏面側に突出する一対の第2リブと、前記支持部に隣接する前記開口部の周縁の一部が外側に拡張されるとともに前記第1リブが欠損する少なくとも一つの切り欠き部と、が形成されており、前記第1リブは、前記第2リブに貼り付けられる両面テープの厚み分だけ前記第2リブよりも突出量が大きく、前記上フレームと前記下フレームとの間に前記コンタクトガラスを挟持したとき、前記フレーム本体が撓んで前記第1リブが前記コンタクトガラスに圧接されており、前記シェーディング板は、一対の前記第2リブで挟まれた領域に配置されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像読取装置において、前記コンタクトガラスに対して上方に開閉可能であり、原稿を前記自動読取用ガラスの上面に搬送する原稿搬送装置を備えており、前記原稿搬送装置を閉じたとき、前記原稿搬送装置の正面側の端縁に設けられた突起部が前記切り欠き部に係合することで、前記原稿搬送装置が前記自動読取用ガラスに対して所定の傾きとなるように位置決めされることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像読取装置において、前記コンタクトガラスは、前記支持部を挟んで自動読取用ガラスと手置き原稿用ガラスとに区画されており、前記支持部は、原稿が定形サイズである場合にサイズを確認するための目盛りが付されたサイズ指示板と、前記自動読取用ガラスを通過した原稿を前記原稿搬送装置の原稿搬送路に案内する原稿搬送ガイドと、を兼ねていることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像読取装置において、前記支持部の表面は、前記自動読取用ガラス側から前記手置き原稿用ガラス側に向かって上り勾配である傾斜面となっており、前記自動読取用ガラスを通過した原稿は前記傾斜面に沿って前記原稿搬送装置の原稿搬送路に案内されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像読取装置において、前記第1リブと前記コンタクトガラスとは両面テープによって固定されていないことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像読取装置が搭載された画像形成装置である。
本発明の第1の構成によれば、上フレームと、シェーディング板を貼り付ける支持部とが一体形成され、手置き原稿用ガラスと自動読取用ガラスを1枚のコンタクトガラスで構成する場合に、開口部の周縁に形成された第1リブがフレーム本体の撓みによってコンタクトガラスに圧接される。従って、上フレームとコンタクトガラスとの境界への原稿の入り込みを防止することができる。また、両面テープを支持部の長手方向の周縁の第2リブのみに使用するため、組み立て作業性や分解作業性に優れた画像読取装置となる。さらに、支持部に隣接する開口部の周縁の一部が外側に拡張され、第1リブが欠損する切り欠き部を設けたので、第1リブまたは第2リブの突出量にばらつきがある場合であっても、切り欠き部でフレーム本体の撓み量が調整され、突出量のばらつきが吸収されるため、上フレームとコンタクトガラスとの間における隙間の発生を防止することができる。また、一対の第2リブに挟まれた領域にシェーディング板が配置され、第2リブとコンタクトガラスが両面テープによって貼り付けられるため、シェーディング板の領域に埃が入りにくくなる。
本発明の一実施形態に係る画像読取部6を備えた画像形成装置100の全体構成を示す側面断面図 画像読取部6に原稿を自動搬送する原稿搬送装置27の内部構造を示す側面断面図 画像読取部6を正面側から見た断面図 画像読取部6内のスキャナーユニット61の内部構造を示す拡大断面図 画像読取部6の上フレーム60bを表面側から見た斜視図 画像読取部6の上フレーム60bを裏面側から見た斜視図 図5における切り欠き部90周辺の部分拡大図 上フレーム60bの第1リブ83とコンタクトガラス25との関係を示す部分断面図 支持部82の端部周辺の部分断面図 画像読取部6と原稿搬送装置27との位置決め機構を示す部分拡大図 従来の画像読取部において、支持部82とコンタクトガラスとの間に隙間Fが生じた状態を示す斜視図 従来の画像読取部において、上フレーム60bとコンタクトガラスとの間に隙間F′が生じた状態を示す斜視図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取部6を備えた画像形成装置100の概略構成図である。図1において、画像形成装置100(ここでは一例としてデジタル複合機を示す)では、コピー動作を行う場合、後述する画像読取部6において原稿の画像データを読み取り画像信号に変換する。一方、複合機本体2内の画像形成部3において、帯電ユニット4により図中の時計回り方向に回転する感光体ドラム5が一様に帯電され、画像読取部6で読み取られた原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザー走査ユニット等)7からのレーザービームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像ユニット8により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。この現像ユニット8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙が給紙機構10から用紙搬送路11及びレジストローラー対12を経由して画像形成部3に搬送され、この画像形成部3において転写ローラー13(画像転写部)により感光体ドラム5の表面におけるトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着ローラー対14aを有する定着部14に搬送されてトナー像が定着される。定着部14を通過した用紙は、複数方向に分岐した用紙搬送路15に送られて、用紙搬送路15の分岐点に設けられた複数の経路切換ガイドを有する経路切換機構21、22によって用紙の搬送方向が振り分けられ、そのまま(或いは、反転搬送路16に送られて両面コピーされた後に)、第1排出トレイ17a、第2排出トレイ17bから成る用紙排出部に排出される。
また、図示しないが、感光体ドラム5の表面の残留電荷を除去する除電装置がクリーニング装置18の下流側に設けられている。さらに、給紙機構10は、複合機本体2に着脱自在に取り付けられ、用紙を収納する複数の給紙カセット10a、10bと、その上方に設けられるスタックバイパス(手差しトレイ)10cと、を備えてなり、これらは用紙搬送路11によって感光体ドラム5及び現像ユニット8等からなる画像形成部3に繋がっている。
複合機本体2の上部には、画像読取部6が配置されており、複合機本体2の上面には画像読取部6のコンタクトガラス25(図3参照)上に載置される原稿を押さえて保持するプラテン(原稿押さえ)24が開閉可能に設けられており、プラテン24上には原稿搬送装置27が付設されている。
用紙搬送路15は、具体的には、定着ローラー対14aの下流側において、まず左右二股に分岐し、一方の経路(図1では右方向に分岐する経路)は第1排出トレイ17aに連通するように構成されている。そして、他方の経路(図1では左方向に分岐する経路)は搬送ローラー対19を経由して二股に分岐し、一方の経路(図1では左方向に分岐する経路)は第2排出トレイ17bに連通するように構成されている。これに対し、他方の経路(図1では下方向に分岐する経路)は反転搬送路16に連通するように構成されている。
図2は、原稿搬送装置27の内部構造を示す側面断面図である。カバー部材31内には、原稿給紙トレイ29から原稿排出トレイ32に至る原稿搬送路dが形成されており、原稿搬送路dに沿ってピックアップローラー33、給紙ベルト34及び分離ローラー35、レジストローラー対36、搬送ローラー対37、38、39、及び40、CISローラー41、反転ローラー対42、排出ローラー対43等から成る原稿搬送部材が設けられている。
給紙ベルト34は駆動ローラー44aと従動ローラー44bに掛け回されており、下方から分離ローラー35が所定の圧力で接触している。分離ローラー35にはトルクリミッターが内蔵されており、回転負荷が所定トルクを下回る場合のみ給紙ベルト34と逆方向に回転し、回転負荷が所定トルクを上回る場合には給紙ベルト34と従動回転するようになっている。ピックアップローラー33の上方には原稿の上面位置を検知する上面検知センサー50が配置されている。
コンタクトガラス25は、自動読取用ガラス25aと手置き原稿用ガラス25b(図3参照)を構成する1枚のガラス板から成り、自動読取用ガラス25aと手置き原稿用ガラス25bとの間に対向して配置されるシェーディング板と、シェーディング板の上部にあって白基準板を自動読取用ガラス25aに向けて押圧するための原稿押圧部(いずれも図示せず)とが設けられている。なお、原稿搬送路dはレジストローラー対36から自動読取用ガラス25aに至る間において反転するように湾曲している。また、原稿搬送路dには、原稿の存否或いは通過を検知するための給紙センサーS1、排出センサーS2を含む複数の用紙検知センサーが適所に設けられている。
次に、原稿搬送装置27を用いたシートスルー方式の原稿搬送動作について説明する。シートスルー方式においては、原稿給紙トレイ29に画像面を上向きにして複数枚の原稿をセットした後、画像形成装置100の操作パネル55(図1参照)のコピー開始ボタンがオンされると、昇降機構(図示せず)により上昇したリフト板45が原稿を介してピックアップローラー33を押し上げ、ピックアップローラー33を含む枠体(図示せず)の重さがリフト板45に加わることにより、原稿の上面が所定の圧力(給紙圧)でピックアップローラー33に押しつけられる。
ここで、ピックアップローラー33、駆動ローラー44a、従動ローラー44b及び給紙ベルト34は、図示しない枠体に配置されている。また、ピックアップローラー33は駆動ローラー44aと不図示のギアで連結されており、ローラー駆動モーター(図示せず)により駆動ローラー44aが回転すると、駆動ローラー44aと従動ローラー44bとにより張架された給紙ベルト34が回転駆動されると共に、ピックアップローラー33も回転駆動される。
原稿給紙トレイ29にセットされた原稿は、ピックアップローラー33によって通常上段の複数枚が給紙ベルト34と分離ローラー35のニップ部に送られる。そして、複数枚の原稿のうち分離ローラー35により最上の1枚のみが分離されてレジストローラー対36に向けて搬送される。その際、原稿の先端が給紙センサーS1によって検出されてから所定の距離だけその原稿が搬送された後、ローラー駆動モーターの作動停止によってピックアップローラー33及び給紙ベルト34の回転駆動が停止され一次給紙が終了する。一次給紙された原稿は、その先端がレジストローラー対36のニップ部に撓みが形成された状態で停止させられる。
一次給紙が終了してから所定時間経過後、二次給紙が開始される。つまり、二次給紙駆動モーター(図示せず)の作動によりレジストローラー対36が回転駆動される。原稿は、レジストローラー対36、搬送ローラー対37〜39、CISローラー41により、自動読取用ガラス25aを経て排出ローラー対43に向けて搬送された後、最終的には排出ローラー対43によって原稿排出トレイ32上に排出される。その際、排出センサーS2により原稿の後端通過を検知したことによって、原稿1枚の画像読み取りの完了を検出するようになっている。
ここで排出センサーS2は、原稿の搬送完了毎に原稿枚数を計数するカウント機能を有しており、給紙センサーS1が後続の原稿を検知していれば、2枚目以降の原稿搬送が上記と同様に続行される。なお、原稿は、自動読取用ガラス25aを通過する際に、搬送ガイド53と当接することによって上方からその原稿の画像が自動読取用ガラス25aを通じて画像読取部6(図3参照)により読み取られるようになっている。
また、両面原稿を読み取る場合は、CISローラー41に対向して設けられたコンタクトイメージセンサー51で原稿裏面の画像を読み取り、自動読取用ガラス25aで原稿表面の画像を読み取る一段階読み取り法と、自動読取用ガラス25aで原稿表面の画像を読み取った後、分岐爪47a、47b、及び47cにより原稿を反転トレイ30に振り分け、反転ローラー対42を逆転させて、原稿の裏面を上にした状態で再びレジストローラー対36の上流側に搬送し、自動読取用ガラス25aで原稿裏面の画像を読み取る二段階読み取り法とがある。
コンタクトイメージセンサー51による読み取りは読み取り時間が短縮できる反面、自動読取用ガラス25aでの読み取りに比べて画質の面で劣る。そのため、文字原稿などの場合はコンタクトイメージセンサー51を用いた一段階読み取り法を用い、写真原稿など高画質、高精細な読み取りが要求される場合は反転トレイ30を用いた二段階読み取り法を用いることが好ましい。
なお、二段階読み取り法を用いる場合、読み取り終了後の原稿をそのまま原稿排出トレイ32に順次排出すると、排出された原稿は原稿給紙トレイ29にセットした状態と表裏が逆になって積載されることになる。そこで、自動読取用ガラス25aで原稿裏面の画像を読み取った後、分岐爪47a〜47cを揺動させて原稿を再び反転トレイ30上へ導入し、搬送ローラー対40及び排出ローラー対43を介して原稿排出トレイ32へ排出する。これにより、各原稿の表裏が排出前にもう一度反転されるため、原稿給紙トレイ29にセットした状態を保持したまま原稿排出トレイ32上へ積載することができる。
続いて、原稿の画像を電気信号として読み取るための画像読取部6の構成について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る画像読取部6を正面側から見た断面図、図4は、図3の画像読取部6内のスキャナーユニット61の内部構造を示す拡大断面図である。本実施形態においては、画像読取部6にCCDセンサー方式のスキャナーユニット61を搭載した例について示している。
図3に示すように、画像読取部6は、下フレーム60aと上フレーム60bとで構成される合成樹脂製の筐体60と、筐体60内を副走査方向(矢印AB方向)に往復移動可能に設けられたスキャナーユニット61とを有する。上フレーム60bの上面には自動読取用ガラス25aと手置き原稿用ガラス25bから成るコンタクトガラス25が設置されている。
スキャナーユニット61の主走査方向(図3の紙面と垂直な方向)に対し下フレーム60aの中央部には、スキャナーユニット61の主走査方向の位置を規制するガイド軸63と、スキャナーユニット61が固定される無端状の駆動ベルト65がスキャナーユニット61の副走査方向に沿って配置されている。また、ガイド軸63を中心として下フレーム60aの主走査方向の両端部には、スキャナーユニット61を摺動可能に支持するレール部67が形成されている。パルスモーター等のモーター(図示せず)からの駆動力が、ギア等(図示せず)を介して駆動ベルト65に伝達されると、駆動ベルト65が回動し、駆動ベルト65と共にスキャナーユニット61がレール部67に沿って矢印A、B方向に往復移動する。
図4に示すように、スキャナーユニット61には、光源70と、複数のミラー71、複数のレンズから構成される集光レンズ73と、読取手段としてのCCDセンサー75が備えられており、図4の一点鎖線矢印に示すように、光源70から照射された光が原稿(図示せず)により反射され、複数のミラー71によって光路が変更された後、集光レンズ73により集光され、CCDセンサー75に導かれるようになっている。なお、CCDセンサー75はCCD基板75aに支持されている。また、スキャナーユニット61は、シェーディング板91(図9参照)の直下をホームポジションとしている。
上記構成においては、原稿固定方式で原稿画像を読み取る場合、先ず、原稿(図示せず)を手置き原稿用ガラス25b上に画像面を下向きにして載置する。そして、光源70からの光Dにより原稿の画像面を照射しながら、スキャナーユニット61をスキャナホーム側(図3の左側)からスキャナリターン側(図3の右側)へ、所定の速度で矢印A方向に移動させる。その結果、画像面で反射された光Dは画像光となってCCDセンサー75上に結像される。結像された画像光DはCCDセンサー75において画素分解され、各画素の濃度に応じた電気信号に変換されて画像の読み取りが行われる。
一方、シートスルー方式で原稿画像を読み取る場合は、スキャナーユニット61を自動読取用ガラス25aの画像読取領域(画像読取位置)の直下(図4の位置)に移動させる。そして、原稿搬送装置27によって自動読取用ガラス25aに向けて軽く押圧されながら順次搬送される原稿の画像面を光源70からの光Dで照射しながら、画像面で反射された画像光をCCDセンサー75上に結像させて画像の読み取りが行われる。
次に、本実施形態の画像読取部6におけるコンタクトガラス25の取り付け構造について説明する。図5及び図6は、それぞれ画像読取部6の上フレーム60bを表面側及び裏面側から見た斜視図、図7は、図5における切り欠き部90周辺(図5の破線円S内)の部分拡大図、図8は、上フレーム60bの第1リブ83とコンタクトガラス25との関係を示す部分断面図、図9は、支持部82の端部周辺の部分断面図(図7のXX矢視断面図)である。なお、図6では上フレーム60bから操作パネル55を取り外した状態を示している。
図5に示すように、上フレーム60bは、コンタクトガラス25が露出する開口部80が形成された額縁状であるフレーム本体81と、画像形成装置100の正面側(操作パネル55側)から見てフレーム本体81の左端近傍に橋渡し状に一体形成された支持部82とを有する。
また、開口部80は支持部82によって左右2つの領域に分割されており、開口部80から露出する1枚のコンタクトガラス25も、支持部82の左側に露出する自動読取用ガラス25aと、支持部82の右側に露出する手置き原稿用ガラス25bとに区画される。
図6に示すように、上フレーム60bの裏面側には、開口部80の周縁に沿って突出する第1リブ83が形成されている。支持部82の裏面には長手方向の側端縁に沿って突出する第2リブ85が形成されており、第2リブ85で挟まれた領域がシェーディング板91(図9参照)を貼り付け固定する断面凹形状のシェーディング板固定部87となっている。
支持部82の表面にはA4、B4等の複数の目盛りが刻印されており、原稿が定形サイズである場合にサイズを確認し、原稿が不定形サイズである場合に原稿のサイズを設定するサイズ指示板としての機能を有する。また、図9に示すように、支持部82の表面は自動読取用ガラス25a側(図9の右側)から手置き原稿用ガラス25b側(図9の左側)に向かって上り勾配である傾斜面82aとなっており、シートスルー方式で原稿画像を読み取る場合に自動読取用ガラス25aを通過した原稿が傾斜面82aに沿って原稿搬送路dに円滑に搬送される。即ち、シェーディング板91を固定する支持部82は、サイズ指示板及び原稿搬送ガイドを兼ねている。
画像形成部6を組み立てる際は、先ず、支持部82の裏面側のシェーディング板固定部87にシェーディング板91を貼り付け固定した後、支持部82の第2リブ85に両面テープ93を貼り付けておく。次に、下フレーム60a(図3参照)の支持部(図示せず)にコンタクトガラス25を載置した状態で上フレーム60bを下フレーム60aに組み合わせることで、コンタクトガラス25が上フレーム60bと下フレーム60aとで挟持される。
ここで、図8(a)に示すように、第1リブ83は、上フレーム60bを下フレーム60aに組み合わせたとき、コンタクトガラス25の表面(図に破線で表示)よりもコンタクトガラス25の厚み方向(下方向)に所定量だけオーバーラップするような突出量に設定されている。そのため、図8(b)に示すように、コンタクトガラス25の表面から受ける抗力によってフレーム本体81が撓み、フレーム本体81の復元力によって第1リブ83がコンタクトガラス25に圧接される。これにより、第1リブ83とコンタクトガラス25とが隙間なく密着するため、第1リブ83に両面テープを貼り付ける必要がなくなる。
また、図9に示すように、第1リブ83の突出量は、第2リブ85に貼り付けられる両面テープ93の厚み分だけ第2リブ85よりも大きくなっている。従って、第2リブ85に両面テープ93を貼り付けた状態で第1リブ83の先端と両面テープ93とが略面一となるため、第1リブ83とコンタクトガラス25、及び第2リブ85とコンタクトガラス25とを、それぞれ隙間なく密着させることができる。また、第1リブ83とコンタクトガラス25との固定に両面テープ93を使用しないため、組み立てコストを削減できるとともに画像読取部6の組み立て作業性や分解作業性も向上する。
本実施形態の画像読取部6では、上フレーム60bの開口部80の周縁の一部を外側に拡張するとともに第1リブ83が欠損した切り欠き部90が、支持部82の手置き原稿用ガラス25b側に隣接して形成されている。この切り欠き部90によってフレーム本体81の第1リブ83と支持部82の第2リブ85とが分断されるため、部品公差等の影響で第1リブ83または第2リブ85の突出量にばらつきがある場合であっても、切り欠き部90でフレーム本体81の撓み量が調整されることで突出量のばらつきを吸収することができる。
従って、支持部82とコンタクトガラス25との間の隙間(図11参照)や、フレーム本体81とコンタクトガラス25との間の隙間(図12参照)が発生せず、コンタクトガラス25と支持部82(シェーディング板91)との間に埃が進入したり、コンタクトガラス25の上に載置した原稿の端部が隙間に入り込んだりする不具合を簡単な構成で効果的に防止することができる。
なお、第1リブ83または第2リブ85の突出量にばらつきがあるとき、切り欠き部90とコンタクトガラス25との間には若干の隙間が発生する可能性がある。しかし、切り欠き部90は、原稿の端部の位置決め基準となる開口部80の外周縁(第1リブ83)から外側に外れた位置にあるため、切り欠き部90に原稿の端部が進入するおそれはない。また、切り欠き部90はシェーディング板固定部87からも離れているため、コンタクトガラス25とシェーディング板91との間に埃が進入するおそれもない。
また、ここでは画像形成装置100の正面側(操作パネル55側)から見て支持部82の手前側に隣接して切り欠き部90を設けたが、支持部82の奥側に隣接して切り欠き部90を設けても良いし、手前側と奥側の両方に切り欠き部90を設けても良い。さらに、支持部82の自動読取用ガラス25a側に隣接して切り欠き部90を設けることもできるが、自動読取用ガラス25aとフレーム本体81との間に原稿の端部が進入するおそれはないため、支持部82の手置き原稿用ガラス25b側に隣接して切り欠き部90を設けることが好ましい。
図10は、画像読取部6と原稿搬送装置27との位置決め機構を示す部分拡大図である。原稿搬送装置27のカバー部材31には、画像形成装置100の正面側(操作パネル55側)の端縁に突起部95が形成されている。突起部95は、原稿搬送装置27を自動読取用ガラス25a(画像読取位置)に対して所定の傾きとなるように位置決めしたとき、上フレーム60bの切り欠き部90に係合する位置に形成されている。
原稿搬送装置27を閉じる際、突起部95を切り欠き部90に係合することで、画像読取部6に対し原稿搬送装置27が所定の位置に位置決めされる。この状態でシートスルー方式の原稿画像の読み取りを行えば、画像を精度良く読み取ることができ、歪みのない画像を出力することができる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態に示したスキャナーユニット61の駆動機構の構成は一例に過ぎず、駆動ベルト65及びモーターに代えて他の駆動機構とすることもできる。
また、上記各実施形態では、本発明の画像読取装置として、画像形成装置100に搭載される画像読取部6を例に挙げて説明したが、画像形成装置と別体で用いられるイメージスキャナーにも全く同様に適用することができる。
本発明は、上フレームと、シェーディング板を貼り付ける支持部とが一体形成され、手置き原稿用ガラスと自動読取用ガラスを1枚のコンタクトガラスで構成する画像読取装置に利用可能である。本発明の利用により、上フレームとコンタクトガラスとの間への原稿の入り込み、及び、シェーディング板とコンタクトガラスの間への埃の入り込みを防止できる画像読取装置を簡易な構成で提供することができる。
6 画像読取部(画像読取装置)
25 コンタクトガラス
25a 自動読取用ガラス
25b 手置き原稿用ガラス
27 原稿搬送装置
60a 下フレーム
60b 上フレーム
61 スキャナーユニット
80 開口部
81 フレーム本体
82 支持部
83 第1リブ
85 第2リブ
87 シェーディング板固定部
90 切り欠き部
91 シェーディング板
93 両面テープ
95 突起部
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 原稿を載置するコンタクトガラスと、
    該コンタクトガラスが露出する開口部が形成された額縁状のフレーム本体と、該フレーム本体の前記開口部に橋渡し状に一体形成され、シェーディング板を保持する支持部と、を有する上フレームと、
    該上フレームとの間に前記コンタクトガラスを挟持する下フレームと、
    を備えた画像読取装置において、
    前記上フレームには、前記開口部の周縁に沿って裏面側に突出する第1リブと、前記支持部の長手方向の側端縁に沿って裏面側に突出する一対の第2リブと、前記支持部に隣接する前記開口部の周縁の一部が外側に拡張されるとともに前記第1リブが欠損する少なくとも一つの切り欠き部と、が形成されており、
    前記第1リブは、前記第2リブに貼り付けられる両面テープの厚み分だけ前記第2リブよりも突出量が大きく、前記上フレームと前記下フレームとの間に前記コンタクトガラスを挟持したとき、前記フレーム本体が撓んで前記第1リブが前記コンタクトガラスに圧接されており、
    前記シェーディング板は、一対の前記第2リブで挟まれた領域に配置されることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記コンタクトガラスは、前記支持部を挟んで自動読取用ガラスと手置き原稿用ガラスとに区画されており、
    前記コンタクトガラスに対して上方に開閉可能であり、原稿を前記自動読取用ガラスの上面に搬送する原稿搬送装置を備えており、
    前記原稿搬送装置を閉じたとき、前記原稿搬送装置の正面側の端縁に設けられた突起部が前記切り欠き部に係合することで、前記原稿搬送装置が前記自動読取用ガラスに対して所定の傾きとなるように位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記支持部は、原稿が定形サイズである場合にサイズを確認するための目盛りが付されたサイズ指示板と、前記自動読取用ガラスを通過した原稿を前記原稿搬送装置の原稿搬送路に案内する原稿搬送ガイドと、を兼ねていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記支持部の表面は、前記自動読取用ガラス側から前記手置き原稿用ガラス側に向かって上り勾配である傾斜面となっており、前記自動読取用ガラスを通過した原稿は前記傾斜面に沿って前記原稿搬送装置の原稿搬送路に案内されることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記第1リブと前記コンタクトガラスとは両面テープによって固定されていないことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像読取装置が搭載された画像形成装置。
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