JPH11109726A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11109726A
JPH11109726A JP9291576A JP29157697A JPH11109726A JP H11109726 A JPH11109726 A JP H11109726A JP 9291576 A JP9291576 A JP 9291576A JP 29157697 A JP29157697 A JP 29157697A JP H11109726 A JPH11109726 A JP H11109726A
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glass
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JP9291576A
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Kazuhiko Hasegawa
和彦 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手作業により清掃作業をする必要をなくし、
作業性の向上を図ると共に、読取画像の品質性に優れた
画像読取装置を提供する。 【解決手段】 クリーナー22を、密着型イメージセン
サ108の読取位置が、待機位置から読取開始位置まで
移動する間にセンサガラス108eの表面を撫でるよ
う、原稿台ガラス130aの裏面に貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス等の透明板
上に載置された固定原稿を、読取走査手段が走査しなが
ら読み取る複写機、ファクシミリ、イメージスキャナ等
の画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の画像読取装置として
は複写機、ファクシミリ、イメージスキャナ等がある。
【0003】これらの装置については、公知技術である
ので、その説明は省略するが、いずれの装置にも原稿の
画像を読み取る読取機能が備えられている。
【0004】原稿の画像を読み取る場合には、まず、ガ
ラス等の透明板などによって構成される原稿台上に、原
稿を載置して固定する。
【0005】そして、読取動作を開始すると、原稿台を
介して原稿の被読取面と対向する位置に配置された読取
走査手段(密着型イメージセンサ)が原稿を走査しなが
ら原稿画像を読み取る構成となっている。
【0006】ここで、読取走査手段は、原稿を照明する
照明手段と、照明手段により照明された原稿画像の反射
光を通過させるセルフォク(登録商標)レンズと、この
レンズによる結像された画像を読み取るイメージセンサ
と、これらを一体的に収納する筐体などから構成されて
いる。
【0007】また、筐体のうち、照明手段による照明光
および原稿画像の反射光を通る部分は、光を透光させる
ために透明部材により構成されている。
【0008】なお、光源、レンズ、およびイメージセン
サ等は筐体により密閉されているため外部から埃などの
ごみが侵入して汚れてしまうことはないようになってお
り、外部に露出する透明部材の表面のみが読取画像の画
像品質に影響している。
【0009】そこで、従来技術においては、透明部材の
表面に埃等が付着して汚れた場合には、サービスマンあ
るいはユーザ自身が原稿台(透明板)を外して、布や専
用クリーナー等で透明部材の表面を清掃していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0011】上述のように、読取走査手段(密着型イメ
ージセンサ)の透明部材の表面を清掃する際には、原稿
台(透明板)を外して清掃しなければならないため作業
性が悪く、特にユーザ自身が作業を行うのは非常に困難
であり、また、作業中に透明板の方を汚したり破損した
りするという欠点があった。
【0012】しかも、密着型イメージセンサのような短
焦点タイプのセンサでは埃による画像劣化が現れ易く、
頻繁に清掃する必要があり、清掃作業が大変であった。
【0013】また、清掃時に透明部材を擦ることによっ
て静電気が帯電し、電気回路に悪影響を及ぼす可能性も
あった。
【0014】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、手作
業により清掃作業をする必要をなくし、作業性の向上を
図ると共に、読取画像の品質性に優れた画像読取装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、原稿画像を照明する照明手段と、
照明された原稿の反射光を読み取る読取手段と、前記照
明手段および読取手段を収納すると共に透光部が形成さ
れた筐体と、を有した読取走査手段を備え、該読取走査
手段により固定された原稿に対して走査しながら原稿画
像を読み取る画像読取装置において、前記筐体に形成さ
れた透光部を清掃する清掃部材を設けたことを特徴とす
る。
【0016】したがって、清掃部材により筐体に形成さ
れた透光部が清掃される。
【0017】前記清掃部材は、読取走査手段による読取
領域の外部に配置されるとよい。
【0018】したがって、画像読み取り動作に影響を及
ぼすことはない。
【0019】前記清掃部材は、読取走査手段の初期の待
機位置と読取開始位置との間に配置されるとよい。
【0020】したがって、画像読み取り動作毎に清掃さ
れる。
【0021】前記読取走査手段を所定の固定位置に固定
させたまま原稿を搬送させて原稿画像を読み取らせる原
稿搬送手段を設け、読取走査手段の初期の待機位置から
所定の固定位置との間に清掃部材を配置するとよい。
【0022】したがって、原稿を搬送させながら画像読
み取りを行う場合にも、透光部が清掃される。
【0023】前記清掃部材は、導電性の多数の毛を有し
た静電気除去ブラシであるとよい。
【0024】したがって、清掃により読取走査手段が帯
電してしまうことはない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0026】(第1の実施の形態)図1〜図7を参照し
て、本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置につ
いて説明する。
【0027】なお、本実施の形態においては、画像読取
装置をファクシミリ装置として構成した場合を例にして
説明する。
【0028】まず、図1,図2及び図3を参照して、本
発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置(ファクシ
ミリ装置)の全体構成等を説明する。
【0029】図1及び図2は本発明の第1の実施の形態
に係る画像読取装置の概略構成斜視図(外観図)であ
り、図3は本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装
置の概略構成断面図である。
【0030】図中、130はフラットベットスキャナで
あり、本などの厚みのある原稿を静止させた状態で読み
取るために、原稿を載置する原稿台ガラス130aが設
けられている。
【0031】102は圧板で、使用者が上下に開閉する
ことができ、原稿台ガラス130a上に置かれた原稿B
を押さえるものである。
【0032】108は画像を読み取る読取走査手段とし
ての密着型イメージセンサである。
【0033】102eは原稿押さえ板であり、圧板10
2に対して上下動可能に支持されており、圧板102を
閉じることで原稿台ガラス130a上の原稿を押圧す
る。
【0034】130bはフラットベットスキャナ130
部の構造体となるフレームであり、原稿台ガラス130
aを支持している。
【0035】圧板102には回転中心となるヒンジ8が
フレーム130bとの間に設けられ、圧板102がフレ
ーム130bに対して所定の角度だけ揺動可能に構成さ
れており、使用者が圧板102を開き、原稿台ガラス1
30a面上に原稿を載置する構成になっている。
【0036】圧板102の上面には原稿Sを複数枚積載
することができるように構成された原稿台102bを備
えている。
【0037】106は原稿Sを一枚ずつ分離しつつ搬送
を行う原稿搬送手段を構成する原稿搬送部であり、シー
ト読取部107に原稿を搬送させながら原稿を読み取
る。
【0038】ここで、原稿搬送部106は圧板102の
一部に設けられており、圧板102の開閉とともに上下
動する。
【0039】109は排出された原稿を積載する原稿排
紙トレイである。
【0040】原稿搬送部106は原稿載置台102b上
に積載した原稿Sを、まず、予備搬送ローラ102dと
予備搬送押圧板102cにより搬送し、次に分離片10
6aと圧接した分離ローラ106bで一枚ずつ分離し、
さらに押圧バネにより押圧された給送コロ106f等で
シート読取部107に搬送する。
【0041】107aは原稿押さえローラである。
【0042】シート原稿読取時には、密着型イメージセ
ンサ108を原稿押さえローラ107aの下に停止させ
た状態で読取を行う。
【0043】ここで、原稿押さえローラ107aにより
原稿Sを原稿台ガラス130a面上に搬送させつつ原稿
Sの画像情報を読み取るようになっている。
【0044】読み取られた原稿は、原稿排紙コロ106
gと原稿排紙ローラ106hにより原稿排紙トレイ10
9に排出する。
【0045】104はレーザービームプリンタからなる
記録装置部、112はカセット給紙部、125は手差し
給紙部、111は画像形成部、116は定着部、117
は排紙ローラ対、113は排出された記録紙を積載する
記録紙排紙トレイである。
【0046】記録装置部104は、装置下部に配置さ
れ、汎用サイズの用紙Pが積層収容されたカセット11
2a内の用紙Pを給送ローラ112bにより1枚ずつ分
離し、レジストローラ対124により用紙Pの斜行を補
正し制御部120からのプリント信号と同期させ用紙P
は上方へ搬送され画像形成部111へ給送される。
【0047】そして、帯電部材111bにより静電潜像
担持体たる感光ドラム111aの表面を一様に帯電させ
この表面をレーザスキャナ110により画像情報に基づ
いて露光される。
【0048】これにより、感光ドラム111a上に静電
潜像を形成させ、画像形成部111の現像剤としてのト
ナーを現像剤担持体たる現像スリーブ111cにより感
光ドラム111a上の静電潜像に転移させ、感光ドラム
111a上にトナー画像(現像)が形成される。
【0049】そして、上記のように形成されたトナー画
像を転写ローラ111fにより用紙Pに転写し、さらに
用紙Pは上方の定着部116へ搬送される。
【0050】定着部116では、用紙P上に転写された
未定着のトナー画像を定着ローラ116bと加圧ローラ
116aにより搬送しながら、熱と圧力を付与すること
により用紙P上に定着し、この用紙Pを排紙ローラ対1
17により記録紙排紙トレイ113に順次排出する。
【0051】一方、手差し用給紙部125に積載された
用紙Pは給紙ローラ125aと対向位置に配置された分
離パット125bにより1枚に分離され、レジストロー
ラ対124により用紙Pの斜行を補正し、前述の様に用
紙Pを上方へ搬送し画像形成部111でトナー画像を転
写し、定着部116で定着し同様に用紙Pを記録紙排紙
トレイ113に順次排紙されるようになっている。
【0052】また、105は表示部・入力部等により構
成された操作部であり、120はファクシミリ装置の制
御部である。
【0053】次に、フラットベットスキャナ130の構
成等について、図4,図5および図6を参照して詳細に
説明する。
【0054】図4は本発明の第1の実施の形態に係る画
像読取装置の要部(フラットベットスキャナ130)の
概略構成断面図であり、図5は本発明の第1の実施の形
態に係る画像読取装置の要部(密着型イメージセンサ1
08を含む読取ユニット1)の概略構成斜視図であり、
図6は本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の
要部(密着型イメージセンサ108を含む読取ユニット
1)の概略構成断面図である。
【0055】108aは原稿の読取面を照らす照明手段
(光源)、108bは原稿の読取面からの反射光が通過
するセルフォク(登録商標)レンズ、108cはセルフ
ォックレンズ108bの直下に配置され、反射光を結像
させる読取手段としてのイメージセンサ、108dは照
明手段108a、セルフォックレンズ108b及びイメ
ージセンサ108cを一体的に収納し、内部に埃等が入
らないようにするセンサ筐体であり、センサ筐体108
dには、照射光や反射光を透過させるための透光部を形
成するセンサガラス108eが設けられている。
【0056】ここで、セルフォックレンズ108bは長
焦点タイプのものを使用し、例えば厚さ約3mmの原稿
台ガラス130aのおよそ面上に焦点が合うよう設定さ
れている。
【0057】2は密着型イメージセンサ108を支持す
るセンサホルダ、3はセンサホルダ2の支持軸2aを支
点に回動可能に支持するキャリッジ、4は密着型イメー
ジセンサ108の両端で、原稿台ガラス130aに密着
型イメージセンサ108を付勢するセンサ付勢バネ、5
はセルフォックレンズ108bの焦点が、原稿台ガラス
130aのおよそ面上に合うように高さを管理し、原稿
台ガラス130aの裏面に当接しながら摺動するリミッ
タである。
【0058】上記構成の読取ユニット1は、駆動モータ
9からの駆動がギア10、プーリ11を介してベルト1
2に伝えられ、ベルト12に固着されたキャリッジ3
が、ガイドシャフト6に沿って原稿Bの副走査方向(図
中A方向)に移動する。
【0059】このとき密着型イメージセンサ108は、
前述のリミッタ5により密着型イメージセンサ108と
原稿台ガラス130aとの距離が常に一定に保たれるこ
とで、原稿台ガラス130a上の密着型イメージセンサ
108の焦点位置の高さが常に一定となり、焦点位置ず
れのない良好な画像を得ることができる。
【0060】また、130cは、原稿台ガラス130a
に貼り付けられ、ユーザが原稿をセットする際の位置決
めであると同時に原稿台ガラス130aとの接触面側が
白色で、画像読み取り時の白基準となる指標である。
【0061】21は、キャリッジ3と一体的に構成され
たセンサアクチュエータ3aの通過によってフォトセン
サの受光・遮光が切り替えられ、遮光状態のときに密着
型イメージセンサ108の読取位置が指標130cの真
下、すなわち初期の待機位置(ホームポジション)に来
るよう制御するためのホームポジションセンサである。
【0062】次に、本実施の形態の特徴である清掃部材
を構成するクリーナー22について説明する。
【0063】クリーナー22は、密着型イメージセンサ
108の読取位置が、待機位置から読取開始位置まで移
動する間にセンサガラス108eの表面を撫でるよう、
原稿台ガラス130aの裏面に貼り付けられ、センサガ
ラス108eの表面に付着した埃等を除去するものであ
り、多数の毛を長尺配列したものである。
【0064】このような位置にクリーナー22を配置し
たことで、密着型イメージセンサ108が駆動走査する
度にセンサガラス108eは清掃される。
【0065】ただし、密着型イメージセンサ108によ
る読取領域の外部であれば、特に、この位置に限るもの
ではなく、密着型イメージセンサ108の移動範囲内で
あればどの位置でも良い。
【0066】なお、クリーナー22の構成としては、多
数の毛を長尺配列したものに限らず、例えば外周面が粘
着性のローラや、スポンジ状の発泡部材で構成してもよ
い。
【0067】また、本実施の形態ではクリーナー22は
多数の毛を導電性の材質で構成した静電気除去ブラシと
しており、センサガラス108eの表面に付着した埃だ
けでなく静電気も除去することができ、静電気による電
気回路の誤動作を防ぐことができる。
【0068】次に読取動作について、図7のフローチャ
ートに従って説明する。
【0069】図7は本発明の第1の実施の形態に係る画
像読取装置の読取動作のフローチャート図である。
【0070】原稿台ガラス130aに載置された原稿B
を読み取る際には、まず、ユーザが圧板102を持ち上
げて、原稿台ガラス130aに貼り付けられた指標13
0cに合わせて原稿をセットする(S1)。
【0071】再び圧板102を閉じて、操作部105か
ら読取サイズや解像度等を入力し、読み取り開始を指示
する(S2)。
【0072】すると、密着型イメージセンサ108が指
標130cの裏側の白基準を読み取り、白レベルの基準
を設定する(S3)。
【0073】その後、駆動モータ9を駆動し、読取ユニ
ット1を矢印A方向に移動させる(S4)。
【0074】そして、センサアクチュエータ3aがホー
ムポジションセンサ21から外れ、ホームポジションセ
ンサ21が受光状態になってから所定量移動後に、密着
型イメージセンサ108が画像データの読み取りを開始
する(S5)。
【0075】設定された読取サイズの読み取りが終了す
る(S6)と、駆動モータ9により、読取ユニット1は
矢印C方向に戻される(S7)。
【0076】そして再びセンサアクチュエータ3aがホ
ームポジションセンサ21を遮光すると、駆動モータ9
が停止し、待機状態に戻る(S8)。
【0077】この時、原稿台ガラス130aの裏側に取
り付けられたクリーナー22がセンサガラス108eの
表面を撫でるため、センサガラス108eの表面に付着
している埃等を除去することができる。
【0078】また、クリーナー22は、密着型イメージ
センサ108の読取位置が、待機位置から読取開始位置
まで移動する間にセンサガラス108eの表面を撫でる
よう配置されているため、読み取り直前にセンサガラス
108eを清掃することができ、常にクリアな画像を読
み取ることができる。
【0079】以上のような構成によって、清掃部材を構
成するクリーナーを設けたことで、読取動作の度にセン
サガラス108eの表面が清掃されるので、手作業によ
り清掃作業をする必要がなく作業性が向上し、センサガ
ラス108eの表面の汚れが防止されるので読取画像の
品質性を保つことができる。
【0080】(第2の実施の形態)図8には、本発明の
第2の実施の形態が示されている。上記第1の実施の形
態では、清掃部材(クリーナー)を一か所のみ配置させ
て、読取走査手段(密着型イメージセンサ)が駆動走査
する際に清掃される構成を示したが、本実施の形態で
は、清掃部材(クリーナー)を二か所に配置させて、読
取走査手段を固定させたまま原稿を搬送させながら読み
取りを行わせる際にも、読取走査手段が所定の固定位置
に移動する時に清掃される構成を示している。
【0081】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0082】図8は本発明の第2の実施の形態に係る画
像読取装置の要部(密着型イメージセンサ108を含む
読取ユニット1近傍)の概略構成断面図である。
【0083】上述の第1の実施の形態においてはクリー
ナー22を一か所のみ配置させていたが本実施の形態に
おいては二か所、すなわち、クリーナー22およびクリ
ーナー22aを配置させている。
【0084】ここで、クリーナー22aは、密着型イメ
ージセンサ108の読取位置が、待機位置からシート原
稿Sの読取位置D(密着型イメージセンサ108を固定
させてシート原稿Sを搬送させながら読み取る場合の読
取位置)まで移動する間にセンサガラス108eの表面
を撫でるよう配置されているため、シート状の原稿Sを
読み取る際にも読み取り直前にセンサガラス108eを
清掃することができ、常にクリアな画像を読み取ること
ができる。
【0085】さらに、本実施の形態では、密着型イメー
ジセンサ108が待機位置にある時、センサガラス10
eの長手方向両辺をクリーナー22およびクリーナー2
2aで覆っているため、長時間使用しない間でも密着型
イメージセンサ108の読取位置に埃等が侵入しにく
く、長期にわたってクリアな画像を読み取ることができ
るという効果もある。
【0086】
【発明の効果】本発明は、筐体に形成された透光部を清
掃する清掃部材を設けたので、手作業による清掃作業が
必要なくなり、作業性が向上する。
【0087】清掃部材は、読取走査手段による読取領域
の外部に配置することで、画像読み取り動作に影響を及
ぼすことはない。
【0088】清掃部材は、読取走査手段の初期の待機位
置と読取開始位置との間に配置されることで、画像読み
取り動作毎に清掃されるので、読取画像の品質性を良好
に保つことができる。
【0089】読取走査手段を所定の固定位置に固定させ
たまま原稿を搬送させて原稿画像を読み取らせる原稿搬
送手段を設け、読取走査手段の初期の待機位置から所定
の固定位置との間に清掃部材を配置することにより、原
稿を搬送させながら画像読み取りを行う場合にも、透光
部を清掃することができる。
【0090】清掃部材は、導電性の多数の毛を有した静
電気除去ブラシとすれば、清掃による読取走査手段の帯
電を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像読
取装置の概略構成斜視図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施の形態に係る画像読
取装置の概略構成斜視図である。
【図3】図3は本発明の第1の実施の形態に係る画像読
取装置の概略構成断面図である。
【図4】図4は本発明の第1の実施の形態に係る画像読
取装置の要部の概略構成断面図である。
【図5】図5は本発明の第1の実施の形態に係る画像読
取装置の要部の概略構成斜視図である。
【図6】図6は本発明の第1の実施の形態に係る画像読
取装置の要部の概略構成断面図である。
【図7】図7は本発明の第1の実施の形態に係る画像読
取装置の読取動作のフローチャート図である。
【図8】図8は本発明の第2の実施の形態に係る画像読
取装置の要部の概略構成断面図である。
【符号の説明】
1 読取ユニット 22,22a クリーナー 106 原稿搬送部 108 密着型イメージセンサ 108a 照明手段 108b セルフォックレンズ 108c イメージセンサ 108d センサ筐体 108e センサガラス 130 フラットベットスキャナ 130a 原稿台ガラス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を照明する照明手段と、照明され
    た原稿の反射光を読み取る読取手段と、前記照明手段お
    よび読取手段を収納すると共に透光部が形成された筐体
    と、を有した読取走査手段を備え、 該読取走査手段により固定された原稿に対して走査しな
    がら原稿画像を読み取る画像読取装置において、 前記筐体に形成された透光部を清掃する清掃部材を設け
    たことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記清掃部材は、読取走査手段による読取
    領域の外部に配置されることを特徴とする請求項1に記
    載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記清掃部材は、読取走査手段の初期の待
    機位置と読取開始位置との間に配置されることを特徴と
    する請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記読取走査手段を所定の固定位置に固定
    させたまま原稿を搬送させて原稿画像を読み取らせる原
    稿搬送手段を設け、読取走査手段の初期の待機位置から
    所定の固定位置との間に清掃部材を配置することを特徴
    とする請求項1,2または3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】前記清掃部材は、導電性の多数の毛を有し
    た静電気除去ブラシであることを特徴とする請求項1,
    2,3または4に記載の画像読取装置。
JP9291576A 1997-10-07 1997-10-07 画像読取装置 Withdrawn JPH11109726A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7593146B2 (en) * 2005-01-17 2009-09-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Image scanning device with cleaning unit
JP2010038997A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013207315A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2021122115A (ja) * 2015-03-02 2021-08-26 株式会社デンソーウェーブ 情報読取装置

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