JPH0720993Y2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0720993Y2
JPH0720993Y2 JP1988131014U JP13101488U JPH0720993Y2 JP H0720993 Y2 JPH0720993 Y2 JP H0720993Y2 JP 1988131014 U JP1988131014 U JP 1988131014U JP 13101488 U JP13101488 U JP 13101488U JP H0720993 Y2 JPH0720993 Y2 JP H0720993Y2
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隆次 須江
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、原稿を固定し、読取装置の走査部の移動によ
り原稿面を走査(副走査)して読み取る方式と、走査部
を固定し、原稿給送装置により送り込んだ原稿の移動に
より原稿面を走査(副走査)して読み取る方式の両方が
可能な原稿読取装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、シート原稿給送装置として、例えば、特開昭61-3
6733号公報に記載されたものが知られている。この場合
の読取装置本体は、原稿台移動式であるから、読取手段
は固定され、読取位置が決まっている。通常、原稿台に
原稿を載置して読取を行なう場合は、載置した原稿の上
から原稿押え板で押えた状態で、まず、原稿台がホーム
ポジションからスタート位置へ移動し、次に逆方向に移
動しながら読取を行ない、終了位置まで移動した後、さ
らにホームポジションまで戻るという往復移動を行な
う。
原稿給送装置は、前記読取位置に合わせて原稿押え板の
略中央部に配置されている。従って、原稿給送装置を用
いて原稿を読み取る場合は、原稿押え板は移動せず、原
稿台のみが往復移動する。斜めに立てたシート原稿導入
トレイに原稿をセットすると、原稿の先端が原稿台に突
き当たり、原稿台の移動に伴って原稿台に接するローラ
が回転し、原稿が引き込まれて前記読取位置を通過す
る。読取位置を通過した原稿先端は、原稿剥離部材によ
って原稿台からすくい上げられ、原稿押え板上に排出さ
れる。
上記従来例は、原稿台移動式であるため、読取装置の走
査部は固定され、読取位置が決まっていた。従って、走
査部の位置と原稿給送位置の位置とは正確に位置合わせ
されていなければならない。
一方、固定されたコンタクトガラス上に原稿を載置し、
移動する走査部により副走査して読みとる方式の読取装
置があり、本考案は、この方式の読取装置にさらに、読
取装置上に載置した原稿給送装置から送り込んだ原稿を
移動させながら読取を行なうものを対象にしている。こ
の場合、読取装置の走査部は、本来移動するように構成
されているので、原稿給送装置を使用した読取の際は、
走査部を停止させ、しかも、走査部と原稿給送装置との
相対位置を正確に位置合わせする必要が生じる。
走査部が移動する方式の読取装置は、コンタクトガラス
上の原稿載置範囲が全て読取エリアであるから、そのエ
リア内に原稿給送装置が載置できれば最も省スペースと
なり、かつ原稿載置エリアと原稿給送装置の設置範囲と
が一緒であれば、載置した状態等においてオペレータに
違和感を与えず、使い易い機械となる。従来、それが困
難であったのは、原稿給送装置で原稿をコンタクトガラ
ス面に送り込んだとき、その排出がうまく解決されなか
ったからである。何故ならば、排出する際に、原稿の先
端をコンタクトガラス面から離間させて外部へ取り出す
必要があるが、原稿はその厚みが薄いもの(例えば0.03
mm)から厚いもの(例えば0.2mm)まで各種であるか
ら、例えば前記特開昭61-36733号公報に記載のもののよ
うに、フィルムからなる原稿剥離部材ですくい上げるよ
うにしても、原稿のエッヂとフィルムのエッヂとが互い
に突き合った場合、ジャム発生の原因になり易かった。
第5図に示したように、コンタクトガラス41上でガイド
板42と透明なフィルムシート43とで排出ローラ44,45ま
で原稿を導く方式もあるが、フィルムシート43に傷がつ
くと読取性能が低下するという欠点がある。また、第6
図のように、コンタクトガラス47に原稿すくい上げ部材
48を植設すれば確実であるが、コンタクトガラス47に特
別な加工をしなければならないとともに、原稿給送装置
を用いないときの原稿載置エリアと原稿給送装置の読取
エリアとを別に設けなければならないとう問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) そこで、本考案は、前記従来技術の問題点を解決しよう
とするもので、まず、本考案の目的は、コンタクトガラ
ス上に原稿を載置、固定し、走査部の移動により原稿面
を副走査して読み取る方式と、走査部を固定し、原稿給
送装置によりコンタクトガラス上に原稿を送り込み、そ
の原稿の移動により原稿面を副走査して読み取る方式の
両方を可能とし、走査部を固定する際は、その走査部を
原稿給送装置に対する所定の読取位置に正確に位置させ
るようにした原稿読取装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、読取装置の走査
部の移動によりコンタクトガラス上に載置された原稿を
走査して読み取る方式と、前記走査部を固定し、読取装
置上に載置した別体の原稿給送装置により前記コンタク
トガラス上に原稿を送り込み、その原稿の移動により原
稿を走査して読み取る方式の両方が可能な原稿読取装置
において、前記走査部に設置され原稿面を照明するラン
プと、前記原稿給送装置に設けられ前記ランプの照明光
を検出するセンサと、前記ランプの照明光を検出した前
記センサの出力信号に基づいて、前記走査部を前記原稿
給送装置に対する所定の読取位置に停止させる駆動制御
手段とを備えた構成とする。
(作用) 上記構成によれば、走査部を固定する場合、原稿給送装
置に設けた検出手段がランプの原稿照明光を検出し、そ
の検出した出力信号に基づいて、駆動制御手段が走査部
を停止させるので、走査部は原稿給送装置に対して正確
に所定の読取位置に停止、固定されることになる。その
結果、原稿給送装置のセット位置精度を厳しく規制せず
とも、走査部と原稿給送装置との相対位置を正確、かつ
容易に位置合わせすることが可能になる。
(実施例) 以下、図面を参照して実施例を詳細に説明する。第1図
は、本考案の一実施例を示したもので、1は原稿読取装
置、2は原稿読取装置1の上に載置され、原稿押え板を
兼ねた原稿給送装置(オートマチックドキュメントフィ
ーダ=ADFと略す)である。読取装置1は、原稿を載置
するコンタクトガラス3、原稿面を照明するランプ4、
原稿からの反射光を導光するミラー5,6,7、結像レンズ
8及び光像を電気信号に変換する光電変換素子9等から
なっている。ADF2は、原稿セットテーブル11、原稿送り
込みローラ12,13および14,15、ガイド板16、送りローラ
17、排出ローラ18,19、排紙トレイ20等からなってい
る。21はコンタクトガラス上に載置した原稿を押える押
え部材で、原稿に接する面には薄いシート22が設けられ
ている。23は本考案の特徴部を構成するセンサで、走査
部に設置された照明用のランプ4の光を検出する。
なお、第4図は、コンタクトガラス3上に搭載する他の
ターン方式のADFを概念的に示したもので、原稿セット
テーブル24にセットした原稿をローラ25,26および27で
フィードし、排出ローラ28,29で排紙トレイ30に排出す
るように動作するが、原稿の移動パスの違いを除いて、
機能的には第1図のものと同じであるから、以下、第1
図についてその動作を説明する。
まず、シート原稿をコンタクトガラス3上に載置、固定
して読み取る場合は、読取装置1側の走査部、即ち、ラ
ンプ4及びミラー5が移動する。ランプ4の照明光が原
稿面を走査し、その反射光をミラー5,6,7で導光し、レ
ンズ8を介して光電変換素子9上に結像する。光電変換
素子9は、その光像を電気信号に変換する。その際、ラ
ンプ4とミラー5からなるブロック(第1走行体)とミ
ラー6,7からなるブロック(第2走行体)とは差動運動
をして原稿面から光電変換素子9に至る光路長が常に一
定になるようにしている。
次に、ADF2を用いて読み取る場合は、原稿セットテーブ
ル11にセットした原稿を送り込みローラ12,13および14,
15により送り込み、ガイド板16に沿って移動させ、排出
ローラ18,19により排紙トレイ20に排出する。その間、
読取装置1側の走査部は図の位置に停止して、通過する
原稿面を照明し、その反射光を光電変換素子9に導いて
読取を行なう。
ここで、走査部と原稿給送装置との相対位置を正確に合
わせるために、ADF2に配設されたセンサ23によってラン
プ4からの光を検出し、この検出信号に基づいて読取装
置側の駆動制御系が走査部を停止させる。この構成にお
いては、センサ23の検出信号に基づいて読取装置1側を
制御しているため、ADFの載置位置に応じて走査部の停
止位置が決定することになる。
排出ローラ19は、コンタクトガラス3に薄いシート22を
介して軽く押し当てられており、矢印方向に回転する。
そしてその周速はローラ15よりわずかに速くしてある。
従って、第2図に示したように、搬送されてきた原稿D
は排出ローラ19に達した瞬間にすくい上げられ、搬送が
進むと、原稿先端は排出ローラ19に押しつけられて、ロ
ーラの回転とともにコンタクトガラス3から離間する。
そして排出ローラ18,19間に挟まれて排紙トレイ20に排
出される。排出ローラ19が原稿Dの先端を確実に捉える
ために、第3図に示したように、ローラ周面に凹凸を設
けることが好ましい。この凹凸は、ローラ19がコンタク
トガラス3との間で形成されるくさび形スキマ33を小さ
くする効果を持ち、原稿先端が奥深く入るのを防止す
る。つまり、ローラ19のコンタクトガラス3に接する部
分は凹凸がつぶれた状態になり、コンタクトガラス3か
ら離間すると、弾性により復帰して凹凸ができるので、
原稿先端が容易に引っかかり、かつ確実に持ち上げられ
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、ADF側にセンサ
を設け、走査部に設けた照明ランプの原稿照明光を検出
して、ADFに対する走査部の相対位置を高精度に設定す
ることができるので、読取装置に対するADFの載置位置
を厳しく規制する必要がなく、従って、従来のように高
精度部品を必要とせず、しかもユーザーにおいても容易
にセットできる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例のADF及びそれを載置した
読取装置の構成図、第2図は、同実施例における排出ロ
ーラの作用を示す図、第3図は、周面に凹凸を設けた他
の実施例の排出ローラを示す図、第4図は、ターン方式
ADFの構成図、第5図および第6図は、それぞれ従来例
における原稿をコンタクトガラスの位置から排出ローラ
へ導く手段を示す図である。 1……読取装置、2……ADF、3……コンタクトガラ
ス、4……ランプ、11……原稿セットテーブル、19……
排出ローラ、20……排紙トレイ、23……センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取装置の走査部の移動によりコンタクト
    ガラス上に載置された原稿を走査して読み取る方式と、
    前記走査部を固定し、読取装置上に載置した別体の原稿
    給送装置により前記コンタクトガラス上に原稿を送り込
    み、その原稿の移動により原稿を走査して読み取る方式
    の両方が可能な原稿読取装置において、 前記走査部に設置され原稿面を照明するランプと、前記
    原稿給送装置に設けられ前記ランプの照明光を検出する
    センサと、前記ランプの照明光を検出した前記センサの
    出力信号に基づいて、前記走査部を前記原稿給送装置に
    対する所定の読取位置に停止させる駆動制御手段とを備
    えたことを特徴とする原稿読取装置。
JP1988131014U 1988-10-07 1988-10-07 原稿読取装置 Expired - Lifetime JPH0720993Y2 (ja)

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JP1988131014U JPH0720993Y2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 原稿読取装置

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JP1988131014U JPH0720993Y2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 原稿読取装置

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JPH0253658U JPH0253658U (ja) 1990-04-18
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JP1988131014U Expired - Lifetime JPH0720993Y2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 原稿読取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6298370U (ja) * 1985-12-09 1987-06-23

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JPH0253658U (ja) 1990-04-18

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