JPH0582016U - 高周波コイル - Google Patents

高周波コイル

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JPH0582016U
JPH0582016U JP3079692U JP3079692U JPH0582016U JP H0582016 U JPH0582016 U JP H0582016U JP 3079692 U JP3079692 U JP 3079692U JP 3079692 U JP3079692 U JP 3079692U JP H0582016 U JPH0582016 U JP H0582016U
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JP
Japan
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case
shaped core
terminal
frequency coil
shaped
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JP3079692U
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稔 中野
高田  昇
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Toko Inc
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Toko Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベースを兼ねる絶縁材からなるケースを用い
ることにより構成要素を少なくした高周波コイルを提供
することにある。 【構成】 側面に上下方向に延在する切除部2を設けた
つぼ状のケース1、片側の鍔9に端子5を設け、端子5
を切除部2からケース1の外側に露呈させたドラム状の
コア4、ケース1の内側面に螺合するつぼ状のコア3か
らなる。 【効果】 ベースや金属のケースが不要になり、価格を
安くできる。また、形状を小さくできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベースと金属のケースを必要としないインダクタンス可変形の面接 続用の高周波コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインダクタンス可変形の面接続用の高周波コイルは、図6の断面図に示 すように、合成樹脂のベース20上にコイル22を巻いたドラム状のコア21が 固着されており、コア21を被うつぼ状のコア23が上下動する構造が一般的で ある。コア23は金属のケース24内に螺合しており、ドライバーの先端を溝2 6に入れて回転される。ケース24はベース20に嵌合しており、さらにベース 20には面接続用の端子25が埋設されている。
【0003】 しかしこのような従来の構造は、金属のケース24、ドラム状のコア21、つ ぼ状のコア23、ベース20を必ず必要とするので、価格を下げたり、形状を小 さくするためには自ずから限界があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、ベースを兼ねる絶縁材からなるケースを用いることにより構 成要素を少なくした高周波コイルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の面接続用の高周波コイルは、側面に開放端から上下方向に延在する切 除部を設けた絶縁材からなるつぼ状のケース、両端に鍔を備え片側の鍔部分に端 子を設けてあり、その端子を切除部からケースの外側に露呈させ、コイルを巻か れた軸を立てた状態でケース底面に該片側の端の鍔部分を固着してあるドラム状 のコア、ケースの内側面に螺合するつぼ状のコアからなることを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の高周波コイルの実施例を示す図1から図4までを参照しながら 説明する。図1は平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は側面図、図4はド ラム状のコアの底面図である。
【0007】 図1から図4までにおいて、1は絶縁性の合成樹脂からなるつぼ状のケース、 3はつぼ状のコア、4はドラム状のコアである。 ケース1の対向する側面には、夫々2個の上下方向に延在する細長い切除部2 を設けてある。切除部2の上端はケース1の上側の開放端まで達するが、下端は 底面近傍の側面で終わっている。
【0008】 コイル8を巻いたフェライトからなるドラム状のコア3は、図4のように片側 の鍔9の外端面に4個の細長い板状の端子5を固着してある。端子5は、外端面 の十字状の凸部10により分けられた4個の凹部に固着されるが、リードフレー ムを用いて形成するとよい。端子5は、鍔9内に埋設することもできる。 コイル8のリード線は、端子5にはんだ付けや溶接により接続されるが、図示 を省略してある。
【0009】 そしてコア3は、図2と図3のようにケース1の切除部2から端子5をケース 1の外側に露呈させ、コイル8を巻いた軸を立てた状態で、ケース1の底面の内 側に鍔9部分を固着してある。鍔9部分の固着は、図2の点線で示すような位置 までケース1の底面の内側に接着材を満たして行うとよい。
【0010】 ケース1の外側に露呈した端子5は、ケース1の側面から底面に沿って延在し ている。 つぼ状のコア3は、ケース1の内側面に上下方向に延在するリブ6に螺合させ てあり、コア4を被って上下動する。7は、ドライバーの先端を入れる溝である 。コア3の外側の螺子溝は図示を省略してある。
【0011】 コア4をケース1内に固着する場合には、端子5を設けたコア4にコイル8を 巻いて端子5にリード線を接続してから、端子5を水平方向に延ばした状態で切 除部2にその上端から嵌め込み、コア4をケース1の底面の内側まで下して固着 するとよい。そして、ケース1の外側に露呈する端子5を実施例を含めて所望の 形状に加工するとよい。 なお切除部の下端は、ケース1の側面の下端まで延在させてもよい。 ドラム状のコアの鍔の数は、3個以上あってもよい。 また、図5のドラム状コアの底面図に示すように、端子5間にコンデンサ11 を接続し、コンデンサ11をケース1内に収納することもできる。
【0012】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の高周波コイルは、絶縁材からなるつぼ状のケース内 にドラム状のコアを固着してあり、つぼ状のコアがケースの内側面に螺合してい る。つまり、ケースがベースを兼ねた構造である。 従って、高周波コイルのベースや金属のケースが不要になってその構成要素が 少なくなるので、価格を安くできる。また、形状を小さくできる。
【0013】 さらに、ケースの側面に設けられる切除部には、ケースの外部に露呈させる端 子が嵌め込まれるが、この切除部はケースの側面を分割しているので、内側面に 螺合するつぼ状のコアの周囲にケースから適度の弾性力が加えられる。 従って、つぼ状のコアを安定したトルク値で回転できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の高周波コイルの平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本考案の高周波コイルの側面図である。
【図4】ドラム状のコアの底面図である。
【図5】端子間にコンデンサを接続したドラム状コアの
底面図である。
【図6】従来の高周波コイルの底面図である。
【符号の説明】
1 ケース 3 つぼ状のコア 4 ドラム状のコア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に開放端から上下方向に延在する切
    除部を設けた絶縁材からなるつぼ状のケース、両端に鍔
    を備え片側の鍔部分に端子を設けてあり、その端子を切
    除部からケースの外側に露呈させ、コイルを巻いた軸を
    立てた状態でケース底面に該片側の鍔部分を固着してあ
    るドラム状のコア、ケースの内側面に螺合するつぼ状の
    コアからなることを特徴とする面接続用の高周波コイ
    ル。
JP1992030796U 1992-04-10 1992-04-10 高周波コイル Expired - Lifetime JP2603119Y2 (ja)

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JPH0582016U true JPH0582016U (ja) 1993-11-05
JP2603119Y2 JP2603119Y2 (ja) 2000-02-28

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4513222Y1 (ja) * 1967-06-12 1970-06-08
JPS61134005A (ja) * 1984-12-05 1986-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 小型コイル
JPS61283103A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 Tdk Corp コイル装置の製造方法
JPS6390811A (ja) * 1986-10-06 1988-04-21 Kijima:Kk ケ−ス付小形巻線部品

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6390811A (ja) * 1986-10-06 1988-04-21 Kijima:Kk ケ−ス付小形巻線部品

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JP2603119Y2 (ja) 2000-02-28

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