JPS6023948Y2 - チップ型固定インダクタ - Google Patents

チップ型固定インダクタ

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Publication number
JPS6023948Y2
JPS6023948Y2 JP3514880U JP3514880U JPS6023948Y2 JP S6023948 Y2 JPS6023948 Y2 JP S6023948Y2 JP 3514880 U JP3514880 U JP 3514880U JP 3514880 U JP3514880 U JP 3514880U JP S6023948 Y2 JPS6023948 Y2 JP S6023948Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
fixed inductor
type fixed
chip
coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP3514880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56139211U (ja
Inventor
正人 鈴木
秀雄 星
Original Assignee
東光株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高周波コイルに関するもので、回路基板上に載
置して使用される小型かつ機械的強度の良好なチップ型
固定インダクタを提供するものである。
従来この種のチップ型固定インダクタは、第1図に示す
様に、ドラムコア1のツバ5間にコイル7を巻回腰その
ツバ5から突出する突出部9に導電性金属キャップ3を
被せ、コイル7のリード7′をキャップ3の外周に半田
11で接続固定する構造がよく知られている。
しかしこの構造のチップ型固定インダクタは、キャップ
3がドラムコア1の突出部9に単に被せられた構造であ
る為、機械的強度が低くキャップ3が外れたり動き易く
、コイルのリード7′の断線を生じる原因になっていた
またコイルのリード7′がキャップ3の゛外周に半田付
けされている為、キャップ3の外周で半田11の盛り上
り部分ができてチップ型固定インダクタの外形・寸法が
一定せず電子部品の自動挿入機にはかかりにくい欠点が
あったし、さらに回路基板に載置して回路パターンにキ
ャップ3を半田付けする場合、回路パターンとキャップ
の接続半田と前記コイルのリード7′接続用半田11と
が融合しやすく、半田11が溶けてリード7′がキャッ
プ3から外れる事故も多発していた。
本考案は、以上の欠点を改善するもので以下実施例を説
明する。
第2図は本考案の一実施例を示すもので、両端にツバ1
3を一体に設けたドラムコアボビン15のそのツバ13
間にコイル17を巻回し、そのツバ13に挿入した導電
性金属キャップ19にコイル17のリード17′を接続
して成るチップ型固定インダクタにおいて、そのキャッ
プ19の挿入開放端19′がツバ13の外周側面に形成
した環状溝21内に曲げ入れられ、コイルリード17′
がその溝21内にてキャップの挿入開放端19′に半田
23で接続されるとともに、その半田23がキャップ1
9の外周より突出しない構造を特徴とするチップ型固定
インダクタを示している。
なお25は絶縁性合せ樹脂であって、コイル17、ツバ
13、溝21及び半田23を被い、キャップ19の外径
と同−若しくは小さく形成されている。
この様な構造のチップ型固定インダクタは、ドラムコア
ボビン15のツバ13の外周に環状溝21が設けられて
ツバ13が溝21によって内側と外側のツバに分割され
、キャップ19の挿入開放端19′が溝21内に曲げ入
れられた先細りにつぼめられている為、ツバ13のうち
外側のツバ13′が障害となって挿入されたキャップ1
9がツバ13から外れなくなる。
また本考案のチップ型固定インダクタのキャップ19を
被せる製造工程においても、外側のツバ1,3′と溝2
1を金型として利用でき導電板をしぼり込み包む如く成
型してキャップ19を形成することができる。
従って機械的強度の良好なチップ型固定インダクタが提
供できる。
またツバ13には、キャップ19が被せられていない内
側のツバ13“が存在する為、コイル17によって生ず
る磁束は最短距離である内側のツバ13″を通りやすく
、ドラムコアボビン15の両端に導電性キャップ19が
被せられてもキャップ19を通りに<<、導電体による
インダクタンスとQの低下を防ぐことが可能となって高
いインダクタンス及びQを保つことができる。
さらに本考案のチップ型固定インダクタは、ドラムコア
ボビンの外側のツバ13′に挿入されたキャップ19の
互いに対向する開放端19′が溝21内に先細りに曲げ
入れられ、くぼみを形成してコイルのリード17′が半
田付接続されるので、接続半田23が盛り上ってもキャ
ップ19の外径より突出しずらく、全体の外形・寸法が
一定し見栄えもよくなる。
その為回路基板への取付用自動挿入機のマガジンにも支
障なく収納されるので、自動化に適するチップ型固定イ
ンダクタが得られる。
その上、回路基板上の回路パターンに半田付けする場合
にも回路パターンとキャップ19との接続半田とコイル
リード17′のキャップ19への接続半田23とは位置
が離れている為双方融合しに<<、コイルのリード17
′がキャップ19から外れる事故が改良される。
そして本考案のチップ型固定インダクタに用いるドラム
コアボビン15、ツバ13’、13“、導電性金属キャ
ップ19及びコイル17の形成・寸法は実施に際し任意
に決定すればよい。
例えばドラムコアボビン15を円筒形にしたり第3図の
如く角柱形にすることが考えられる。
特に外側のツバ13′や溝21の環状の底部を角形にす
ると、ツバ13′に挿入されたキャップ19も角に成形
に成形じやすくキャップ19が回転することもなく、<
ぼみに偏平部が形成されてコイルのリード17′の半田
付けも更に容易となる。
またキャップ19も第4図の様にキャップ19の開放端
19′にその端から縦方向のスリット27を形成して切
片29を形成すると、キャップ19の開放端19′を溝
21内に曲げ入れることが極めて容易となる。
なお前記絶縁性合成樹脂25は、その中に磁性体粉末を
混入することによりコイルのインダクタンスやQの低下
の防止に効果的であり、全体の機械的強度の向上にも役
立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図:従来のチップ型固定インダクタを示す断面図。 第2図:本考案のチップ型固定インダクタの一実施例を
示す断面図。 第3図ニドラムコアボビンの他の実施例を示す部分斜視
図。 第4図ニドラムコアボビンとキャップの実施例を示す分
解斜視図。 1.15ニドラムコアボビン、3,19:キャップ、7
.17:コイル、19′:キャップの開放端、13.1
3’、13“ニッパ、21:溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端にツバを設けたコアボビンのそのツバ間にコイルを
    巻回し、そのツバに挿入した導電性キャップにコイルリ
    ードを接続して成るチップ型固定インダクタにおいて、
    そのキャップの挿入開放端がツバ外周に形成した環状溝
    に曲げ入れられるとともに、コイルリードがその溝内で
    キャップに接続され、その接続部分が少なくともキャッ
    プの外周より突出しない構造を特徴とするチップ型固定
    インダクタ。
JP3514880U 1980-03-19 1980-03-19 チップ型固定インダクタ Expired JPS6023948Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3514880U JPS6023948Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 チップ型固定インダクタ

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JP3514880U JPS6023948Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 チップ型固定インダクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56139211U JPS56139211U (ja) 1981-10-21
JPS6023948Y2 true JPS6023948Y2 (ja) 1985-07-17

Family

ID=29630780

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JP3514880U Expired JPS6023948Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 チップ型固定インダクタ

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