JPH0580943U - 多軸車両用トラクションコントロール装置 - Google Patents

多軸車両用トラクションコントロール装置

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JPH0580943U
JPH0580943U JP2018592U JP2018592U JPH0580943U JP H0580943 U JPH0580943 U JP H0580943U JP 2018592 U JP2018592 U JP 2018592U JP 2018592 U JP2018592 U JP 2018592U JP H0580943 U JPH0580943 U JP H0580943U
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浩敬 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】少ないチャンネル数でアンチロックブレーキと
トラクションコントロールとを両立することができるよ
うにする。 【構成】左右一対の駆動輪用のホイールシリンダ25と
従動軸用のホイールシリンダ35を夫々同一のエアマス
タシリンダ5に接続し、前記駆動輪用のホイールシリン
ダ25と従動軸用のホイールシリンダ35とを接ぐ液路
81に空圧制御型カットバルブ6を介挿し、この空圧制
御型カットバルブ6で前記ブレーキへ至る液路81を断
続自在にするとともに、前記リレーバルブ151からの
空圧を空圧制御型カットバルブ6に印加することにより
前記液路81を開状態とし、トラクションコントロール
状態にあるときは前記空圧制御型カットバルブ6で前記
液路81を閉状態とするように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は多軸車両用のトラクションコントロール装置に係り、特にエア・オー バー・ハイドロリック型ブレーキとアンチロックブレーキとを備えた形式のもの に関する。
【0002】
【従来の技術】
大型車両には前1軸後2軸として荷重の分散を図るようにしたものがある。 近年、この種の多軸車両においてはアンチロックブレーキが搭載される傾向に あるが、発進時の駆動輪スリップを防止するためトラクションコントロール装置 を併設するのが望ましい。
【0003】 このような多軸車両においてアンチロックブレーキとトラクションコントロー ルを併設したものとして図4に示すものがある。図中の信号線において、細斜線 は信号空圧系、太斜線は作動空圧系、無斜線は液圧系を夫々示す。また空圧源は 略してあるが、その空圧入力を矢示Aで示してある。
【0004】 ブレーキバルブ100は空圧入力Aからの空圧を制御して、ブレーキ操作量に 応じた空気圧を2つのリレーバルブ101,101aに供給するものであり、こ のリレーバルブ101からの空圧はツーウエイバルブ103、エアコントロール バルブ102を介して後輪用エアマスタシリンダ104に印加される。
【0005】 リレーバルブ101aからの空圧はエアコントロールバルブ102aを介して 前輪用エアマスタシリンダ104aに印加される。 そして、空圧はエアマスタシリンダ104,104aで液圧に変換され、各ホ イールシリンダWCに分配される。なお前輪Fと、駆動輪Mには回転センサSが 設けられている。なお、ツーウエイバルブ103はリレーバルブ101よりの空 圧とバルブ3よりの空圧を比べ、高い方の空圧をエアマスタシリンダ104に供 給するためのものである。
【0006】 前記エアコントロールバルブ102及び回転センサSはECU200(中央制 御部)に接続されており、このECU200からの信号によってエアコントロー ルバルブ102が開閉され、車輪のロックが防止されるようになっている。
【0007】 即ち、車輪がロックすると回転センサSの回転数が落ち、これをECUが検知 してエアコントロールバルブ102によりエアマスタシリンダ104内の圧力を 制御し、車輪がロックしたままにならないようになっている。
【0008】 以上はエア・オーバー・ハイドロリック型ブレーキの一般的構成であるが、以 上の構成に加えてトラクションコントロール装置が設けられている。 即ち、駆動輪Mの過剰回転状態をECU200が検出し、作動空圧系に設けら れたトラクションコントロール用バルブ3を開状態とすることによって、エアマ スタシリンダ104に空圧を送給し後輪M,RRに対してブレーキをかけるよう に構成されている。なお駆動は軸1のみで、軸2は従動軸である。
【0009】 しかし、前記した図4に示すものでは、後輪の2軸1、2に対してブレーキを かけるものであるため、トラクションコントロール中、駆動していない軸2(従 動輪R)までブレーキがかかることとなり、従動輪RRがロックし、かえってス リップを増大させる虞れがある。
【0010】 そこで、トラクションコントロール制御時には従動輪にブレーキをかけないよ うにした例として、図5に示すものがある。なお、前記図4と同一部分には同一 符号を付してその説明を省略する。
【0011】 これはトラクションコントロール時には、駆動輪(M)が設けられた軸1のみ にブレーキをかけるもので、駆動輪(M)のブレーキを掌るエアマスタシリンダ 104に対してのみ空圧をかけるようにしたものである。従動輪(RR)に対し ては前輪と共通にした別系統のエアマスタシリンダから空圧が供給される。
【0012】 しかし図5に示すものでは、トラクションコントロール制御時には上述した問 題はないが、アンチロックブレーキ制御時には、前輪のみにロックが生じた際に 前輪と最後軸2の従動輪とを1チャンネルでまとめて制御するため、アスファル ト等の高摩擦係数の路面では急制動時に重心移動による後軸の軸重変化により最 後軸のロックが生じ、アンチロックブレーキ性能に劣るという問題がある。
【0013】 以上述べた3チャンネル型の問題点を解決したものとして図6に示すものがあ る。これは左右前輪を同一チャンネルにして、4つの後輪を夫々独立したチャン ネルにて、夫々を個別に制御できるようにしたものである。
【0014】 これにより、アンチロックブレーキ時には実際にスリップを起こしている車輪 だけを制御することができ、また、トラクションコントロール時にはスリップを 起こしている駆動輪だけを制御することができるようになっている。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図6に示したものでは5チャンネルの制御が必要となるため、3チャ ンネル型のものに比較して極めて部品点数が多くなりコスト高となるという問題 がある。
【0016】 本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、少ないチャンネル数でアンチロッ クブレーキとトラクションコントロールとを両立するとともに、加速スリップを 生じた駆動輪のみブレーキ制御することができるようにした多軸車両用トラクシ ョンコントロール装置を提供することを技術的課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記技術的課題を解決するために、駆動軸1、及びこの駆動軸に隣接 した従動軸2を有するとともに、空圧源を有し、この空圧源からのエアをブレー キバルブ100を介してリレーバルブ151を作動させ、リレーバルブを介して ツーウェイバルブ103、エアコントロールバルブ112を介してエアマスタシ リンダ5に供給し、エアマスタシリンダ5で液圧に変換して、駆動軸1とこの駆 動軸1に隣接した従動軸2とに夫々設けられたホイールシリンダ25、35に液 圧を供給するとともに、駆動輪の過剰回転時にのみエアを通過させるトラクショ ンコントロール用バルブ3を備え、このトラクションコントロール用バルブ3の 出口側を前記ツーウェイバルブ103に接続する。
【0018】 そして、前記リレーバルブ151またはトラクションコントロール用バルブ3 からのエアにより前記ホイールシリンダ25、35への液圧を制御できるように 構成するとともに、左右一対の駆動輪用のホイールシリンダ25と従動軸用のホ イールシリンダ35を夫々同一のエアマスタシリンダ5に接続し、前記駆動輪用 のホイールシリンダ25と従動軸用のホイールシリンダ35とを接ぐ液路81に 空圧制御型カットバルブ6を介挿し、この空圧制御型カットバルブ6で前記ブレ ーキへ至る液路81を断続自在にするとともに、前記リレーバルブ151からの 空圧を空圧制御型カットバルブ6に印加することにより前記液路81を開状態と し、トラクションコントロール状態にあるときは前記空圧制御型カットバルブ6 で前記液路81を閉状態とするように構成した。
【0019】 これにより制御数は前輪1チャンネル、駆動輪2チャンネルの計3チャンネル で済む。なお、前輪側を1チャンネルにしたが、これを2チャンネルにすること も可能である。この場合は総計4チャンネルとなる。
【0020】
【作用】
通常ブレーキ時には、リレーバルブ151から空圧制御型カットバルブ6にエ アが送られ、ホイールシリンダ35へ至る液圧経路81を開状態とする。このた めブレーキ液圧は各ホイールシリンダに均等に送られる。また、アンチロックブ レーキもすべてのホイールシリンダに対し有効に作用する。
【0021】 このようにブレーキ液圧は通常通りどのホイールシリンダにも均等にかかり、 車体を正常に停止させる。 次に、滑り易い路面等で駆動輪が過剰に回転した場合、即ち、トラクションコ ントロール制御が必要な時にはトラクションコントロール用バルブ3が作動する が、ツーウェイバルブ103により空圧はエアコントロールバルブ112のみに 印加される。したがって、空圧制御型カットバルブ6にはエアが送られずホイー ルシリンダ35へ至る液路は閉状態となる。この状態では駆動輪のみにブレーキ がかかりトラクションコントロールがなされる。
【0022】 以上要するに、通常ブレーキ時、及び、アンチロックブレーキ作動時にのみ、 駆動軸1に隣接した従動軸2に設けられたホイールシリンダへの液圧系を流通状 態とするように作用するため、トラクションコントロール時には駆動軸に隣接し た従動輪にブレーキがかかってしまうことを防止できる。また、アンチロックブ レーキには何等悪影響を与えない。
【0023】 また、従来と同様3チャンネルで制御することができる。また、空圧制御型カ ットバルブを追加するだけで済むので電気回路上の変更点がなく従来のECUを そのまま使用でき低コストで実施することができる。
【0024】
【実施例】
本考案の実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。なお、前記従来例と同 一部分には同一符号を付してその説明を省略する。また、図面において左右対称 に配置された機械要素にはその番号の末尾にL(左側)R(右側)を付してある 。 この実施例は、駆動軸1以外に2の従動軸、即ち、車体の後方に位置する駆 動軸1に設けられた駆動輪61、その後方に位置する従動軸2に設けられた従動 輪62、車両前方に設けられた従動(操舵)軸3に設けられた前輪63を有する 後2軸の3軸車に応用したものである。
【0025】 前記各車輪はエア・オーバー・ハイドロリック型アンチロックブレーキにより 制御されるようになっている。 即ち、ブレーキペダルにブレーキバルブ100が連結されており、このブレー キバルブ100は空圧入力Aからの空圧を制御して、前輪用リレーバルブ101 と後輪用リレーバルブ151に制御空圧を与えるようになっている。
【0026】 そして、前記リレーバルブ101からの空圧はエアコントロールバルブ102 を介してエアマスタシリンダ174に印加される。このエアマスタシリンダ17 4では空圧が液圧に変換され前輪ホイールシリンダ15に液圧を印加できるよう に構成されている。
【0027】 一方、ブレーキバルブ100からのエアはリレーバルブ151を作動させ、空 圧源Aのエアを151、ツーウェイバルブ103、エアコントロールバルブ11 2を介してエアマスタシリンダ5に供給するようになっている。
【0028】 エアマスタシリンダ5では空圧が液圧に変換されて、駆動軸1とこの駆動軸1 に隣接した従動軸2とに夫々設けられたホイールシリンダ25、35に液圧を供 給するようになっている。
【0029】 前記ツーウェイバルブ103は2入力1出力であり、一方の入力は前記したよ うにリレーバルブ151に接続され他方の入力はトラクションコントロール用バ ルブ3に接続されている。このトラクションコントロール用バルブ3はトラクシ ョンコントロール時にのみエアを通過させるものであり、ここからのエアはどち らか一方のツーウェイバルブ103を通ってエアコントロールバルブ112側に 送給される。
【0030】 前記空圧制御型カットバルブ6は図2に示すように、筐体中にエアシリンダ6 aと液シリンダ6bが形成されており、これらエアシリンダ6aと液シリンダ6 bとに密嵌するピストン6cがスライド自在に設けられている。
【0031】 一方、前記液シリンダ6bの底部にはエアマスタシリンダ5につながる入口ポ ート6f、及び従動輪のホイールシリンダ35につながる出口ポート6hが設け られており、ピストン6cの下端にはピストン6mが形成され、このピストン6 mで弁体6eを押圧することができるようになっている。
【0032】 弁体6eが入口ポート6f内の弁座6gに当接すると液圧経路81が遮断され る。なお、前記エアシリンダ6aの内径をDA、液シリンダ6bの内径をDH、 空油変換比を(DA/DH)2、コイルスプリング6dの反発力をFS、エアマス タ空油変換比をRM、ブレーキ空圧をPAとしたとき、RC>RM、FS<ピス トン摺動抵抗となるよう設定する。
【0033】 以上の条件において、図2に示すように作動空圧経路80から加圧されている ときには液圧経路81が流通状態となる。このときにはいずれのホイールシリン ダ25、35にもブレーキ液圧が印加される。一方、図3に示すように作動空圧 経路80から加圧されていないときには弁体6eが弁座6fに係合して液圧経路 81が閉鎖状態となる。このときには駆動輪61のホイールシリンダ25のみに ブレーキ液圧が印加できる状態となる。
【0034】 ここで、駆動輪の駆動力で左右いずれかの駆動輪61が空転すると従動輪と駆 動輪に速度差が生じ、回転センサSの信号によりECU200がこれを検出し、 トラクションコントロール用バルブ3が開状態となる。これにより駆動輪61の ホイールシリンダ25にブレーキ液圧が印加される。 なお、ECU200における制御数は前輪2チャンネル、駆動輪2チャンネルの 計3チャンネルとなっている。
【0035】 以下動作を説明する。 まず、通常ブレーキ時には、トラクションコントロール用バルブ3は作動しない 。リレーバルブ151が作動し、ツーウエイバルブ103により空圧制御型カッ トバルブ6に空圧が印加される。このため空圧制御型カットバルブ6の液路は開 状態を維持している。
【0036】 このため、ブレーキ液圧は通常通りどのホイールシリンダにも均等にかかり、 車両を停止させる。 次に、滑り易い路面でアンチロックブレーキが作動した場合、トラクションコ ントロール用バルブ3は作動せず、リレーバルブ151が作動して作動空圧経路 80を経てピストン6cに空圧が作用し液路81が連通状態となる。
【0037】 そして、回転センサSからの回転数情報に基づいて出されるECU200から の指令により周知の方法で、コントロールバルブ102、112が開閉制御され 、エアマスタシリンダ5、174入力空圧を減、加圧制御してブレーキ液圧を減 加圧して車輪のロックを防止する。
【0038】 この状態にあっても、空圧制御型カットバルブ6に空圧が印加されているため 従動輪用ホイールシリンダ35へも液圧はそのまま伝達される。 このようにエアマスタシリンダ5、174に供給された空圧は液圧に変換され て各車輪に対してブレーキ液圧が配分される。これにより液圧は通常通りどのホ イールシリンダ15、25、35にも均等にかかり、スリップを抑制しながら車 両を安定的に停止させる。
【0039】 次に、車両発進時に滑り易い路面等で駆動輪が過剰に回転した場合、トラクシ ョンコントロール用バルブ3がこれに呼応して開く。するとこのトラクションコ ントロール用バルブ3に連結されたエアコントロールバルブ112を通ってエア マスタシリンダ5を作動させる。しかし作動空圧経路80には空圧が印加されな いため、エアマスタシリンダよりの液圧力及びコイルスプリング6dの押圧力に よりピストン6c、6eが直ちに右方(図2)へ動き、弁体6eが弁座6gに係 合し、液路81、81が遮断される。従ってエアマスタシリンダ5よりの液圧は 従動輪のホイールシリンダ35には伝えられず、駆動輪のホイールシリンダ25 のみに伝わる。
【0040】 これにより従動輪62側にブレーキがかかってしまうことを防止する。 以上要するに、通常ブレーキまたはアンチロックコントロール状態にあるとき のみ空圧制御型カットバルブ6で従動輪のホイールシリンダへ至る液圧経路81 を流通状態とする。
【0041】 一方、トラクションコントロール時には液圧経路81を阻止状態とするように 作用するため、駆動輪に隣接した従動輪にブレーキがかかることを防止できる。 また、アンチロックブレーキには何等悪影響を与えない。
【0042】 なお、この考案ではリレーバルブ151からの空圧をそのまま利用するもので あるため、従来と同様3チャンネルで制御することができる。また、空圧制御型 カットバルブを追加するだけで済むので電気回路上の変更点がなく従来のECU をそのまま使用でき低コストで実施することができる。
【0043】
【考案の効果】
本考案によれば、通常のブレーキやアンチロックブレーキに何等影響を与える ことなく、トラクションコントロール作動時に駆動輪にのみブレーキをかけるこ とができる しかも、電気系は従来の3チャンネル型をそのまま使用できるため低コストで 実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の系統図
【図2】本考案の一実施例の動作説明のための要部の断
面図
【図3】本考案の一実施例の動作説明のための要部の断
面図
【図4】従来例の系統図
【図5】従来例の系統図
【図6】従来例の系統図
【符号の説明】
1・・駆動軸、 2・・従動軸、 3・・従動軸、 5・・エアマスタシリンダ、 6・・空圧制御型カットバルブ、 25・・ホイールシリンダ、 35・・ホイールシリンダ、 81・・液圧経路、 100・・ブレーキバルブ、 103・・ツーウェイバルブ、 112・・エアコントロールバルブ、 151・・リレーバルブ、 A・・空圧源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸、及びこの駆動軸に隣接した従動
    軸を有するとともに、空圧源を有し、この空圧源からの
    エアをブレーキバルブを介してリレーバルブを作動さ
    せ、リレーバルブを介してツーウェイバルブ、エアコン
    トロールバルブを介してエアマスタシリンダに供給し、
    エアマスタシリンダで液圧に変換して、駆動軸とこの駆
    動軸に隣接した従動軸とに夫々設けられたホイールシリ
    ンダに液圧を供給するとともに、駆動輪の過剰回転時に
    のみエアを通過させるトラクションコントロール用バル
    ブを備え、このトラクションコントロール用バルブの出
    口側を前記ツーウェイバルブに接続し、前記リレーバル
    ブまたはトラクションコントロール用バルブからのエア
    により前記ホイールシリンダへの液圧を制御できるよう
    に構成するとともに、左右一対の駆動輪用のホイールシ
    リンダと従動軸用のホイールシリンダを夫々同一のエア
    マスタシリンダに接続し、前記駆動輪用のホイールシリ
    ンダと従動軸用のホイールシリンダとを接ぐ液路に空圧
    制御型カットバルブを介挿し、この空圧制御型カットバ
    ルブで前記ブレーキへ至る液路を断続自在にするととも
    に、前記リレーバルブからの空圧を空圧制御型カットバ
    ルブに印加することにより前記液路を開状態とし、トラ
    クションコントロール状態にあるときは前記空圧制御型
    カットバルブで前記液路を閉状態とするように構成した
    ことを特徴とする多軸車両用トラクションコントロール
    装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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