JPH0580762U - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0580762U
JPH0580762U JP2010992U JP2010992U JPH0580762U JP H0580762 U JPH0580762 U JP H0580762U JP 2010992 U JP2010992 U JP 2010992U JP 2010992 U JP2010992 U JP 2010992U JP H0580762 U JPH0580762 U JP H0580762U
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JP
Japan
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lever
head
platen
hole
print head
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Pending
Application number
JP2010992U
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English (en)
Inventor
敏 内山
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータが各種操作、メンテナンスなどで
無意識の内にレバーに接触しても、印字ヘッドとプラテ
ンとの間の隙間が変化しないようにする。 【構成】 ヘッドアジャストレバー16の上部には、こ
のヘッドアジャストレバー16と一体に固定爪23が形
成されており、フレーム2上には、この固定爪23と対
向した位置に、ヘッドアジャストレバー16の回動方向
に沿って複数の穴からなる固定穴群24が設けられてい
る。そして、常時は、固定爪23と固定穴群24の内の
一カ所の穴24aとが係合している。オペレータがヘッ
ドアジャストレバー16を弾性変形させることにより、
固定爪23を現在係合している穴24aから離脱させる
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印字装置に関し、特に、印字装置における印字ヘッドとプラテンと の間の隙間を調整するヘッドアジャストレバーのロック機構に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の印字装置では、厚みの違う用紙に対応するため、それぞれの用 紙に合わせて印字ヘッドとプラテンとの隙間を、ヘッドアジャストレバーを用い て変更する機構を有していた。
【0003】 この機構の一例を示すと、図4に示すように、印字ヘッド7を積載したキャリ ジ6をプラテン3の長手方向に摺動可能に保持するガイド軸4は、フレーム2に 回転可能に取り付けられた偏心軸受け12に、その偏心軸受け12の外径中心1 3と同心にならないように陥没形成されている軸受け部12aに挿入されており 、それにより、偏心軸受け12の外径中心13とガイド軸4の中心14とが一致 しないように保持されている。
【0004】 また、ヘッドアジャストレバー16は、エンボス17により中間座金18に位 置決めされ、その中間座金18は、エンボス19により偏心軸受け12に位置決 めされ、それぞれネジ25によりガイド軸4に固定されている。これにより、ヘ ッドアジャストレバー16とガイド軸4とは一体に回転可能となる。
【0005】 また、ヘッドアジャストレバー16の下部には、球形状をした突起部21が形 成されており、この突起部21はフレーム2に配設された複数の穴22のうちの 一ヶ所の穴22aにヘッドアジャストレバー16の弾性力により係合される。
【0006】 そして、オペレータが、上記ヘッドアジャストレバー16の上部に形成されて いるレバー部20を持って、図4に示す矢印B方向へ回動させることにより、前 記突起部21が、係合していた穴22aと、穴22aと隣接する穴22bとの間 の段差を乗り越えて、穴22bと係合する。このとき、ヘッドアジャストレバー 16に回動に伴って偏心軸受け12と一体にガイド軸4が回転し、また、偏心軸 受け12の回転中心とガイド軸4の回転中心とが一致していないので、ガイド軸 4に取り付けられたキャリジ6に載置された印字ヘッド7とプラテン3との隙間 を適当な間隔で調整することが可能であった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の印字装置においては、ヘッド隙間設定時 以外の各種操作、またはメンテナンス時に、オペレータが気づかない内にヘッド アジャストレバーに接触し、ヘッド隙間が他の設定になることがあった。
【0008】 そして、そのままの状態で印字を行うと、用紙汚れ、用紙ジャム、ヘッド破損 などの不具合を生じるといった問題点があった。
【0009】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、オペレータ が各種操作、メンテナンスなどで無意識の内にレバーに接触しても、印字ヘッド とプラテンとの間の隙間が変化することのない印字装置を提供することを目的と する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の印字装置は、印字ヘッドと、その印字ヘッ ドと対向する位置に配置されるプラテンと、前記印字ヘッドとプラテンとの隙間 を調整する調整手段と、前記調整手段と作動連結する移動操作可能なレバーとを 有する印字装置であって、前記レバーの操作時の移動方向に沿って設けられた複 数の第一係合部と、前記レバーに設けられ、前記複数の第一係合部の何れかと係 合可能な第二係合部とを備え、前記レバーは常には前記第一係合部と第二係合部 の係合により移動操作不能となると共に、オペレータが前記レバーを弾性的に変 位させることにより前記係合を解除可能とした。
【0011】
【作用】
上記の構成を有する本考案の印字装置では、常時は、第一係合部と第二係合部 とが係合しており、レバーは移動不可となる。オペレータがレバーを操作して調 整手段により印字ヘッドとプラテンとの隙間を調整する際には、オペレータがレ バーを弾性的に変位させることにより、第一係合部と第二係合部との係合が解除 され、レバーが移動操作可能な状態となる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
【0013】 なお、上述した従来例と同一の部材に関しては同一符号を付すことにする。
【0014】 まず、図2を参照してプリンタ全体の構成を説明すると、プリンタ1のフレー ム2には、用紙送りと印字受けの為のプラテン3が回転可能に設けられており、 このプラテン3に対向した位置には、プラテン3の長手方向と平行にガイド軸4 が設けられている。このガイド軸4と所定の距離をおいた位置には、同様にプラ テン3の長手方向と平行にキャリジ受け5が配設されている。また、これらのガ イド軸4とキャリジ受け5には、キャリジ6が摺動可能に取り付けられており、 キャリジ6には、図示しないマイクロコンピュータの指令により、所定の文字を 点の集合として印字用紙(図示せず)に打撃印字する印字ヘッド7が備えられて いる。印字ヘッド7とプラテン3との間には、印字用紙上に文字を形成するため のインクリボン(図示せず)が案内されており、このインクリボンはリボンカセ ット8内に収納されている。前記キャリジ6は、フレーム2に取り付けられたモ ータ10の駆動により移動するタイミングベルト9と一体に移動可能である。
【0015】 次に、本発明の趣旨であるヘッドアジャストレバーの構成を図1を参照して説 明する。
【0016】 前記ガイド軸4は、フレーム2に回転可能に取り付けられた偏心軸受け12に 、その偏心軸受け12の外径中心13と同心にならないように陥没形成されてい る軸受け部12aに挿入されており、それにより、偏心軸受け12の外径中心1 3とガイド軸4の中心14とが一致しないように保持されている。
【0017】 また、ヘッドアジャストレバー16は、エンボス17により中間座金18に位 置決めされ、その中間座金18は、エンボス19により偏心軸受け12に位置決 めされ、それぞれネジ25によりガイド軸4に固定されている。これにより、ヘ ッドアジャストレバー16の回動角度と同量だけガイド軸4が回転することとな る。
【0018】 また、ヘッドアジャストレバー16の下部には、球形状をした突起部21が形 成されており、この突起部21はフレーム2に配設された複数の穴22のうちの 一ヶ所の穴22aにヘッドアジャストレバー16の弾性力により係合される。ヘ ッドアジャストレバー16の上部には、このヘッドアジャストレバー16と一体 に固定爪23が形成されており、フレーム2上には、この固定爪23と対向した 位置に、ヘッドアジャストレバー16の回動方向に沿って複数の穴からなる固定 穴群24が設けられている。そして、常時は、固定爪23と固定穴群24の内の 一カ所の穴24aとが係合している。このとき、固定穴群の穴の深さ、すなわち 、固定爪23の固定穴群24へのはめ込み量Cは、固定爪23と固定穴群24と の係合方向におけるヘッドアジャアストレバー16の弾性たわみ量Dよりも小さ く、且つ、固定爪23と固定穴群24とが係合状態にあるときに、ヘッドアジャ ストレバー16の上部に設けられているレバー部20にそのヘッドアジャストレ バー16の回動方向に力が加えられても、前記固定爪23と固定穴群24との係 合が解除されないように構成されている。
【0019】 具体的には、ヘッドアジャストレバー16の固定爪23と固定穴群24の穴と の接触面の法線をレバー部20の回動方向と平行とする。このようにすることに より、レバー部20の回動による接触面の垂直抗力がこの係合をはずす方向に作 用しないようにする。
【0020】 続いて、このように構成されたプリンタ1において、印字ヘッド7とプラテン 3との間の隙間を設定する際の動作について説明する。
【0021】 まず、オペレータはヘッドアジャストレバー16のレバー部20に、図1(c )に示す矢印E方向へ力を与え、ヘッドアジャストレバー16を弾性変形させる ことにより、固定爪23を現在係合している穴24aから離脱させる。
【0022】 次に、オペレータが、上記ヘッドアジャストレバー16の上部に形成されてい るレバー部20を持って、図1に示す矢印A方向へ回動させることにより、前記 突起部21が、係合していた穴22aと、穴22aと隣接する穴22bとの間の 段差を乗り越えて、穴22bと係合する。このとき、ヘッドアジャストレバー1 6に回動に伴って偏心軸受け12と一体にガイド軸4が回転し、また、偏心軸受 け12の回転中心とガイド軸4の回転中心とが一致していないので、ガイド軸4 に取り付けられたキャリジ6に載置された印字ヘッド7とプラテン3との間の隙 間を適当な間隔で調整することできる。
【0023】 この状態でオペレータはヘッドアジャストレバー16の弾性変形を元の状態に 戻して、固定爪23を固定穴群24の別の穴24bと係合させることにより、ヘ ッドアジャストレバー16はその位置で固定されるので、前述の通り、不用意に ヘッドアジャストレバー16に触れた場合でも印字ヘッド7とプラテン3との係 合が解除されることがない。
【0024】 なお、本考案は上述した実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱 しない範囲において種々の変更を加えることができる。
【0025】 例えば、上記実施例においては、ヘッドアジャストレバー16と一体に形成さ れた固定爪23を、フレーム2に配設した固定穴群24のうちの一カ所の穴と係 合することにより、ヘッドアジャストレバー16の回動を阻止したが、図3に示 すように、フレーム2と一体に上記と同様の固定爪26を形成し、ヘッドアジャ ストレバー16に上記と同様の固定穴群27を配設して、前記固定爪26と前記 固定穴群27のうちの一カ所の穴とを係合させて、同様にヘッドアジャストレバ ー16の回動を阻止してもよい。
【0026】 また、単一の固定爪を固定穴群のうちの一カ所の穴と係合させることにより、 ヘッドアジャストレバー16の位置決め及び固定をしていたが、複数の固定爪群 のうちの一つの固定爪を単一の固定穴と係合させることにより、ヘッドアジャス トレバー16の位置決め及び固定を行ってもよい。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したことから明かなように、本考案の印字装置によれば、常には、第 一係合部と第二係合部とが係合してレバーの移動操作を不能としており、印字ヘ ッドとプラテンとの隙間を調整する際には、オペレータがレバーを弾性的に変位 させて係合を解除することによりレバーの移動操作を可能としたので、オペレー タが気がつかない内にレバーに接触しても、印字ヘッドとプラテンとの隙間が変 化することがなく、その隙間が不適性であることに起因するトラブルを未然に防 ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案を具体化したプリンタにおけるヘ
ッドアジャストレバー周辺機構の構成を示す側面図であ
る。 (b)本考案を具体化したプリンタにおけるヘッドアジ
ャストレバー周辺機構構成を示す正面図である。 (c)本考案を具体化したプリンタにおけるヘッドアジ
ャストレバーの係合解除動作を示す正面図である。
【図2】本実施例のプリンタの構成を示す斜視図であ
る。
【図3】(a)別の例のヘッドアジャストレバー周辺機
構の構成を示す側面図である。 (b)別の例のヘッドアジャストレバー周辺機構の構成
を示す正面図である。
【図4】(a)従来のヘッドアジャストレバー周辺機構
の構成を示す側面図である。 (b)従来のヘッドアジャストレバー周辺機構の構成を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 フレーム 3 プラテン 7 印字ヘッド 16 ヘッドアジャストレバー 21 突起部 22 穴群 23 固定爪 24 固定穴群

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドと、その印字ヘッドと対向す
    る位置に配置されるプラテンと、前記印字ヘッドとプラ
    テンとの隙間を調整する調整手段と、前記調整手段と作
    動連結する移動操作可能なレバーとを有する印字装置に
    おいて、 前記レバーの操作時の移動方向に沿って設けられた複数
    の第一係合部と、 前記レバーに設けられ、前記複数の第一係合部の何れか
    と係合可能な第二係合部とを備え、 前記レバーは常には前記第一係合部と第二係合部の係合
    により移動操作不能となると共に、オペレータが前記レ
    バーを弾性的に変位させることにより前記係合を解除可
    能としたことを特徴とする印字装置。
JP2010992U 1992-04-03 1992-04-03 印字装置 Pending JPH0580762U (ja)

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JP2010992U JPH0580762U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 印字装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2010992U JPH0580762U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 印字装置

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Publication Number Publication Date
JPH0580762U true JPH0580762U (ja) 1993-11-02

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ID=12017955

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JP2010992U Pending JPH0580762U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 印字装置

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