JPH0580425A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0580425A JPH0580425A JP24334791A JP24334791A JPH0580425A JP H0580425 A JPH0580425 A JP H0580425A JP 24334791 A JP24334791 A JP 24334791A JP 24334791 A JP24334791 A JP 24334791A JP H0580425 A JPH0580425 A JP H0580425A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- exposure
- light
- image
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ネガ状の原稿から、ポジ状の画像を
作成する画像形成装置であって、原稿の所望の部分に複
写を行うために露光規制用シャッタ等の遮光部材の移動
スペースの合理化をはかり装置全体を小型化することを
目的とする。 【構成】上記目的を達成するために本発明は、遮光部材
を円弧状に移動させる構成とした。
作成する画像形成装置であって、原稿の所望の部分に複
写を行うために露光規制用シャッタ等の遮光部材の移動
スペースの合理化をはかり装置全体を小型化することを
目的とする。 【構成】上記目的を達成するために本発明は、遮光部材
を円弧状に移動させる構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の所望の部分のみ
の複写が行える画像形成装置に関する。
の複写が行える画像形成装置に関する。
【0002】さらに詳しくは、ネガ状の原稿から、ポジ
状の画像を作成する画像形成装置であって、原稿の所望
の部分に複写を行うために露光規制用シャッタ等の遮光
部材を有するマイクロフィルムプリンタや複写機等に関
する。
状の画像を作成する画像形成装置であって、原稿の所望
の部分に複写を行うために露光規制用シャッタ等の遮光
部材を有するマイクロフィルムプリンタや複写機等に関
する。
【0003】
【従来の技術】マイクロフィルムのようなネガ原稿から
ポジ画像をプリントした場合には、例えば、図5(a)
に示すような原稿画像からは、図5(b)に示すような
画像がプリントされる。この時、図5(b)のA,Fの
文字が書かれた画像の外枠の黒い部分は、必ずしも黒で
現像される必要があるわけではなく、このような外枠部
分の現像はトナーを無駄に消費するばかりか現像器の寿
命を縮めてしまうことにもなりかねない。従来、このよ
うな問題を解決するために原稿の複写不要部分が走査さ
れているときには露光用規制シャッタにより露光用スリ
ットを閉鎖して原稿からの画像光を感光体に到達させな
いようにし、一方、原稿の複写必要部分が走査されてい
るときには露光用スリットを開放して画像光を感光体に
到達させるようにすることで原稿の所望の部分のみ複写
を行うものがある。
ポジ画像をプリントした場合には、例えば、図5(a)
に示すような原稿画像からは、図5(b)に示すような
画像がプリントされる。この時、図5(b)のA,Fの
文字が書かれた画像の外枠の黒い部分は、必ずしも黒で
現像される必要があるわけではなく、このような外枠部
分の現像はトナーを無駄に消費するばかりか現像器の寿
命を縮めてしまうことにもなりかねない。従来、このよ
うな問題を解決するために原稿の複写不要部分が走査さ
れているときには露光用規制シャッタにより露光用スリ
ットを閉鎖して原稿からの画像光を感光体に到達させな
いようにし、一方、原稿の複写必要部分が走査されてい
るときには露光用スリットを開放して画像光を感光体に
到達させるようにすることで原稿の所望の部分のみ複写
を行うものがある。
【0004】例えば、特開昭61−175631号公報
は、前記露光規制用シャッタが、露光用スリットを瞬時
に開閉するものを開示している。
は、前記露光規制用シャッタが、露光用スリットを瞬時
に開閉するものを開示している。
【0005】しかしながら、露光用スリットを瞬時に開
閉するものでは、複写必要部分の先端が露光用スリット
の一方側縁に達したときに露光規制用シャッタを開放す
ると、その時点で露光用スリット内に位置する部分、即
ち、複写不要部分の後端部分が鮮明ではないながらも僅
かに複写されてしまい、一方、複写必要部分の先端部分
に対する露光は十分に行われないこととなって不鮮明な
複写になってしまい、複写必要部分と複写不要部分との
境界が明瞭にならないという問題があった。このような
問題を解決するために、露光用スリットを開閉するため
の平板状露光用規制シャッタを走査方向に位置変更でき
るようにし、この露光規制用シャッタを走査時に原稿か
らの画像光と同期して露光用スリットに対してスライド
させることで、複写必要部分と複写不要部分との境界を
明瞭にするものがある。(特開昭63−169635号
公報)
閉するものでは、複写必要部分の先端が露光用スリット
の一方側縁に達したときに露光規制用シャッタを開放す
ると、その時点で露光用スリット内に位置する部分、即
ち、複写不要部分の後端部分が鮮明ではないながらも僅
かに複写されてしまい、一方、複写必要部分の先端部分
に対する露光は十分に行われないこととなって不鮮明な
複写になってしまい、複写必要部分と複写不要部分との
境界が明瞭にならないという問題があった。このような
問題を解決するために、露光用スリットを開閉するため
の平板状露光用規制シャッタを走査方向に位置変更でき
るようにし、この露光規制用シャッタを走査時に原稿か
らの画像光と同期して露光用スリットに対してスライド
させることで、複写必要部分と複写不要部分との境界を
明瞭にするものがある。(特開昭63−169635号
公報)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】露光規制用シャッタを
露光用スリットに対してスライドさせるものは、露光規
制用シャッタをスライドさせるスペースが必要である
が、複写必要部分と複写不要部分との境界を明瞭にする
ためには露光用スリットと露光規制用シャッタを、より
感光体に近い場所に設ける必要がある。感光体付近には
帯電チャージャ,現像器,転写チャージャ,クリーナ,
イレ−サなどの多くの部材を設置しなければならず、露
光規制用シャッタのスライドスペースを確保することは
困難である。また、図5(b)のA,Fの文字の書かれ
た画像の中間にある黒い部分をマスキングするには、露
光規制用シャッタの開口部が2つ必要となり、露光規制
用シャッタが大型化する上にスライドスペースも広範囲
にわたって取らなくてはならず、装置全体が露光規制用
シャッタのスライド方向に長くなり、大型化する。
露光用スリットに対してスライドさせるものは、露光規
制用シャッタをスライドさせるスペースが必要である
が、複写必要部分と複写不要部分との境界を明瞭にする
ためには露光用スリットと露光規制用シャッタを、より
感光体に近い場所に設ける必要がある。感光体付近には
帯電チャージャ,現像器,転写チャージャ,クリーナ,
イレ−サなどの多くの部材を設置しなければならず、露
光規制用シャッタのスライドスペースを確保することは
困難である。また、図5(b)のA,Fの文字の書かれ
た画像の中間にある黒い部分をマスキングするには、露
光規制用シャッタの開口部が2つ必要となり、露光規制
用シャッタが大型化する上にスライドスペースも広範囲
にわたって取らなくてはならず、装置全体が露光規制用
シャッタのスライド方向に長くなり、大型化する。
【0007】
【問題を解決しようとする手段】本発明は上記の課題に
鑑みて成されたもので、本発明は、ネガ状の原稿からポ
ジ状の画像を作成する画像形成装置であって、原稿を投
影する光源と、原稿の投影画像を走査させる走査手段
と、原稿の投影画像を感光体上に導く光路を形成するた
めの光学系と、原稿の投影画像の不要部分が感光体に照
射されるのを遮るための遮光部材とを備え、遮光部材が
円弧状の軌道を描いて移動し、投影光路を遮断すること
を特徴とし、さらに、前記遮光部材が円弧状の部材にス
リットを形成したものであることを特徴とする。
鑑みて成されたもので、本発明は、ネガ状の原稿からポ
ジ状の画像を作成する画像形成装置であって、原稿を投
影する光源と、原稿の投影画像を走査させる走査手段
と、原稿の投影画像を感光体上に導く光路を形成するた
めの光学系と、原稿の投影画像の不要部分が感光体に照
射されるのを遮るための遮光部材とを備え、遮光部材が
円弧状の軌道を描いて移動し、投影光路を遮断すること
を特徴とし、さらに、前記遮光部材が円弧状の部材にス
リットを形成したものであることを特徴とする。
【0008】
【作用】原稿の走査時に、原稿の複写必要部分と複写不
要部分との境界に遮光部材の片側端縁を一致させた状態
から、原稿からの画像光に同期して遮光部材を円弧状に
移動させることによって、原稿複写不要部の画像光を感
光体に到達させないように遮断し、一方、原稿の複写必
要部分からの画像光は遮断することなく、感光体に到達
させる。このとき、遮光部材の移動が円弧状であるの
で、従来の遮光部材をスライド移動させるものよりも移
動幅を短くできる。
要部分との境界に遮光部材の片側端縁を一致させた状態
から、原稿からの画像光に同期して遮光部材を円弧状に
移動させることによって、原稿複写不要部の画像光を感
光体に到達させないように遮断し、一方、原稿の複写必
要部分からの画像光は遮断することなく、感光体に到達
させる。このとき、遮光部材の移動が円弧状であるの
で、従来の遮光部材をスライド移動させるものよりも移
動幅を短くできる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であ
るマイクロフィルムリーダプリンタを示している。この
マイクロフィルムリーダプリンタにおいては、原稿であ
るマイクロフィルムf上の画像を、スクリーン1に拡大
投影するリーダモードと、記録紙に拡大複写するプリン
トモードとに切り替え可能である。リーダモードでは、
マイクロフィルムfの下方の光源2から、コンデンサレ
ンズ系3を通過し、投影レンズ4、3つのミラー5〜7
を介して、マイクロフィルムf上の画像が拡大されてス
クリーン1に投影される。一方、プリントモードでは、
投影用のミラー6は、結像光路外の図中に一点鎖線で示
す位置に退避し、光源2からのマイクロフィルムfを通
過した光は、スキャンミラー5、8、9により反射さ
れ、露光板10に形成された露光用スリット10aを通
過して、感光体ドラム11上に照射され、公知である電
子写真プロセスによって画像が形成される。
明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であ
るマイクロフィルムリーダプリンタを示している。この
マイクロフィルムリーダプリンタにおいては、原稿であ
るマイクロフィルムf上の画像を、スクリーン1に拡大
投影するリーダモードと、記録紙に拡大複写するプリン
トモードとに切り替え可能である。リーダモードでは、
マイクロフィルムfの下方の光源2から、コンデンサレ
ンズ系3を通過し、投影レンズ4、3つのミラー5〜7
を介して、マイクロフィルムf上の画像が拡大されてス
クリーン1に投影される。一方、プリントモードでは、
投影用のミラー6は、結像光路外の図中に一点鎖線で示
す位置に退避し、光源2からのマイクロフィルムfを通
過した光は、スキャンミラー5、8、9により反射さ
れ、露光板10に形成された露光用スリット10aを通
過して、感光体ドラム11上に照射され、公知である電
子写真プロセスによって画像が形成される。
【0010】そして、このマイクロフィルムリーダプリ
ンタにおいては、前述した露光板10の上方に露光用ス
リット10aを開閉するための露光規制用シャッタ12
を設けてある。この露光規制用シャッタ12は、図2及
び図3に示すように、円弧状に湾曲した曲面部に、感光
体ドラム11の長手方向に沿ったスリット12aを形成
したものである。この露光規制用シャッタ12の両側端
はマウント14に回転可能に軸支されており、その片側
は第1駆動モータ15に取りつけられている。即ち、第
1駆動モータ15の駆動で露光規制用シャッタ12がス
リット12aの幅方向、つまり、マイクロフィルムの走
査方向に移動できるように構成されている。また、露光
規制用シャッタ12の下方には、サイドシャッタ13が
設けられている。このサイドシャッタ13は、走査方向
に対して垂直方向に第2駆動モータ16によってスライ
ド移動可能である。
ンタにおいては、前述した露光板10の上方に露光用ス
リット10aを開閉するための露光規制用シャッタ12
を設けてある。この露光規制用シャッタ12は、図2及
び図3に示すように、円弧状に湾曲した曲面部に、感光
体ドラム11の長手方向に沿ったスリット12aを形成
したものである。この露光規制用シャッタ12の両側端
はマウント14に回転可能に軸支されており、その片側
は第1駆動モータ15に取りつけられている。即ち、第
1駆動モータ15の駆動で露光規制用シャッタ12がス
リット12aの幅方向、つまり、マイクロフィルムの走
査方向に移動できるように構成されている。また、露光
規制用シャッタ12の下方には、サイドシャッタ13が
設けられている。このサイドシャッタ13は、走査方向
に対して垂直方向に第2駆動モータ16によってスライ
ド移動可能である。
【0011】これらシャッタの動作を、図5(a)に示
したマイクロフィルムの原稿について枠消しを行う場合
を例として具体的に説明する。尚、図中矢印は走査方向
を表す。
したマイクロフィルムの原稿について枠消しを行う場合
を例として具体的に説明する。尚、図中矢印は走査方向
を表す。
【0012】まず、図5(a)中、D1,D2で示した
部分の遮光はサイドシャッタ13で行う。サイドシャッ
タ13には、基準穴が設けられており、初期位置に対応
した主基準穴13aと主な用紙サイズに対応する複数の
副基準穴13b,13cとがある。これら基準穴はサイ
ドシャッタ位置検出センサ17によって、検出され、そ
の検出に基づいてサイドシャッタを基準位置にセットす
る。電源がオンされるとサイドシャッタ13は、互いに
離間する方向に第2駆動モータ16によって、スライド
移動される。サイドシャッタ位置検出センサ17によっ
て主基準穴13aが検出されると図示しない制御装置に
よって、第2駆動モータ16の回転が止められ、サイド
シャッタ13の基準位置が決定される。以下、第1,2
駆動モータ15,16の回転及び停止の制御は前記制御
装置によるものとする。次に、図示しない操作パネル上
の用紙選択キーによって用紙サイズが選択されると、選
択された用紙サイズに対応する副基準穴の位置までサイ
ドシャッタ13が移動される。さらに、図示しない操作
パネル上のサイドシャッタ設定キーによって、D1,D
2の幅が設定されると、その幅に対応したステップ数だ
け第2駆動モータ16が回転し、サイドシャッタ13が
設定位置へと移動する。このようにサイドシャッタ13
の位置決めが行われる。
部分の遮光はサイドシャッタ13で行う。サイドシャッ
タ13には、基準穴が設けられており、初期位置に対応
した主基準穴13aと主な用紙サイズに対応する複数の
副基準穴13b,13cとがある。これら基準穴はサイ
ドシャッタ位置検出センサ17によって、検出され、そ
の検出に基づいてサイドシャッタを基準位置にセットす
る。電源がオンされるとサイドシャッタ13は、互いに
離間する方向に第2駆動モータ16によって、スライド
移動される。サイドシャッタ位置検出センサ17によっ
て主基準穴13aが検出されると図示しない制御装置に
よって、第2駆動モータ16の回転が止められ、サイド
シャッタ13の基準位置が決定される。以下、第1,2
駆動モータ15,16の回転及び停止の制御は前記制御
装置によるものとする。次に、図示しない操作パネル上
の用紙選択キーによって用紙サイズが選択されると、選
択された用紙サイズに対応する副基準穴の位置までサイ
ドシャッタ13が移動される。さらに、図示しない操作
パネル上のサイドシャッタ設定キーによって、D1,D
2の幅が設定されると、その幅に対応したステップ数だ
け第2駆動モータ16が回転し、サイドシャッタ13が
設定位置へと移動する。このようにサイドシャッタ13
の位置決めが行われる。
【0013】一方、図中、D3,D4,D5で示した部
分の遮光は露光規制用シャッタ12で行う。電源がオン
されると露光規制用シャッタ12は、図中時計回り方向
に、第1駆動モータ15によって回動される。露光規制
用シャッタ位置検出センサ18によって、突起部12b
が検出されると第1駆動モータ15の回転が止まり、露
光規制用シャッタ12の基準位置が決定される(図3参
照)。この基準位置では露光規制用シャッタ12は、原
稿からの投影光を遮断する状態となっている。そして、
図示しない操作パネル上のプリントキーが押されたら、
露光規制用シャッタ12は基準位置を保ったままで予備
走査が行われる。この予備走査時に感光体付近に設けら
れたフォトセンサ19で必要画像領域と不要画像領域を
検出し、その走査タイミングを図示しないメモリに記憶
する(図4参照)。次に本走査を開始する。本走査時
における露光規制用シャッタ12の回転移動は、予備走
査時に、図示しないメモリに記憶された走査タイミング
に応じて行われる。D3の部分を走査している間は、露
光規制用シャッタ12は基準位置に停止したままで投影
光を遮断している。走査が進み、画像領域Aの先端が走
査されると同時に露光規制用シャッタ12が走査速度と
同じ速度で、図中反時計回りに回転し、図4の状態と
なり、投影光が感光体に照射され、画像領域Aの画像が
書き込まれる。画像領域Aの後端が走査されるのと同時
に露光規制用シャッタ12が先ほどと同様に回転し、図
4の状態となり、投影光を遮断する。次に画像領域F
の先端が走査されるのと同時に、露光規制用シャッタ1
2が同様に回転し、図4の状態となり、感光体上に画
像領域Fの画像が書き込まれる。画像領域Fの後端が走
査されるのと同時に露光規制用シャッタ12が同様に回
転し、図4の状態となり、投影光を遮断する。このよ
うにして作成された画像が図5cであり、D1〜D5の
領域の枠消しが成され、無駄なトナーを消費することな
く、また、図5cと比べて見やすい画像となっている。
画像の作成が終わると、露光規制用シャッタ12は基準
位置に戻り、次ぎのプリント動作開始まで待機する。
分の遮光は露光規制用シャッタ12で行う。電源がオン
されると露光規制用シャッタ12は、図中時計回り方向
に、第1駆動モータ15によって回動される。露光規制
用シャッタ位置検出センサ18によって、突起部12b
が検出されると第1駆動モータ15の回転が止まり、露
光規制用シャッタ12の基準位置が決定される(図3参
照)。この基準位置では露光規制用シャッタ12は、原
稿からの投影光を遮断する状態となっている。そして、
図示しない操作パネル上のプリントキーが押されたら、
露光規制用シャッタ12は基準位置を保ったままで予備
走査が行われる。この予備走査時に感光体付近に設けら
れたフォトセンサ19で必要画像領域と不要画像領域を
検出し、その走査タイミングを図示しないメモリに記憶
する(図4参照)。次に本走査を開始する。本走査時
における露光規制用シャッタ12の回転移動は、予備走
査時に、図示しないメモリに記憶された走査タイミング
に応じて行われる。D3の部分を走査している間は、露
光規制用シャッタ12は基準位置に停止したままで投影
光を遮断している。走査が進み、画像領域Aの先端が走
査されると同時に露光規制用シャッタ12が走査速度と
同じ速度で、図中反時計回りに回転し、図4の状態と
なり、投影光が感光体に照射され、画像領域Aの画像が
書き込まれる。画像領域Aの後端が走査されるのと同時
に露光規制用シャッタ12が先ほどと同様に回転し、図
4の状態となり、投影光を遮断する。次に画像領域F
の先端が走査されるのと同時に、露光規制用シャッタ1
2が同様に回転し、図4の状態となり、感光体上に画
像領域Fの画像が書き込まれる。画像領域Fの後端が走
査されるのと同時に露光規制用シャッタ12が同様に回
転し、図4の状態となり、投影光を遮断する。このよ
うにして作成された画像が図5cであり、D1〜D5の
領域の枠消しが成され、無駄なトナーを消費することな
く、また、図5cと比べて見やすい画像となっている。
画像の作成が終わると、露光規制用シャッタ12は基準
位置に戻り、次ぎのプリント動作開始まで待機する。
【0014】実施例中では、露光規制用シャッタ12を
第1駆動モータ13によって直接駆動するように構成し
ているが、第1駆動モータと露光用規制シャッタとの間
にギア等を設け間接的に駆動しても良い。また、第1駆
動モータ13を省略し、感光体ドラム11に対する駆動
用モータあるいは走査装置のモータ等からクラッチを介
して駆動力を伝達するように構成してもよい。露光規制
用シャッタの形状は実施例中のものに限定されることな
く、角柱状でもよい。また、弾力のある平板を湾曲させ
て円弧上の軌跡を描くようにしてもよい。実施例ではサ
イドシャッタを設けていたが、露光用規制シャッタに複
数の異なる長さのスリットを設けることでサイドシャッ
タの代りとしてもよい。さらに露光用スリット10より
も露光規制用シャッタ12を感光体ドラム側に設けても
よい。先の実施例では、原稿であるマイクロフィルムは
停止した状態でスキャンミラー5,8,9等からなる走
査装置が移動することで原稿の走査が行われるように構
成したものを説明していたが、これに替えて、原稿が移
動することで走査が行われるようにしてもよい。
第1駆動モータ13によって直接駆動するように構成し
ているが、第1駆動モータと露光用規制シャッタとの間
にギア等を設け間接的に駆動しても良い。また、第1駆
動モータ13を省略し、感光体ドラム11に対する駆動
用モータあるいは走査装置のモータ等からクラッチを介
して駆動力を伝達するように構成してもよい。露光規制
用シャッタの形状は実施例中のものに限定されることな
く、角柱状でもよい。また、弾力のある平板を湾曲させ
て円弧上の軌跡を描くようにしてもよい。実施例ではサ
イドシャッタを設けていたが、露光用規制シャッタに複
数の異なる長さのスリットを設けることでサイドシャッ
タの代りとしてもよい。さらに露光用スリット10より
も露光規制用シャッタ12を感光体ドラム側に設けても
よい。先の実施例では、原稿であるマイクロフィルムは
停止した状態でスキャンミラー5,8,9等からなる走
査装置が移動することで原稿の走査が行われるように構
成したものを説明していたが、これに替えて、原稿が移
動することで走査が行われるようにしてもよい。
【0015】本発明による複写装置として、マイクロフ
ィルムリーダプリンタを例にとって説明したが、その
他、ネガ状の原稿を対象とした複写機であってもよい。
ィルムリーダプリンタを例にとって説明したが、その
他、ネガ状の原稿を対象とした複写機であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、遮光部材を円弧状に移動させることによって、従来
のスライド移動式の遮光部材よりもその移動幅を小さく
することができるので装置全体を小型化することができ
る。また、遮光領域の数を増やすために、シャッタの開
口部の数を増やす場合でも移動幅を大きくすることなく
実現できる。
は、遮光部材を円弧状に移動させることによって、従来
のスライド移動式の遮光部材よりもその移動幅を小さく
することができるので装置全体を小型化することができ
る。また、遮光領域の数を増やすために、シャッタの開
口部の数を増やす場合でも移動幅を大きくすることなく
実現できる。
【図1】本発明に係る画像形成装置のマイクロリーダプ
リンタの構成断面図
リンタの構成断面図
【図2】シャッタ装置の構成斜視図
【図3】シャッタ装置の側面図及び上面図
【図4】シャッタの動作の説明図
【図5】マイクロフィルム原稿と作成画像の説明図
12…露光規制用シャッタ 12b…突起部 13…サイドシャッタ 17…サイドシャッタ位置検出センサ 18…露光規制用シャッタ位置検出センサ 19…フォトセンサ
Claims (2)
- 【請求項1】ネガ状の原稿から、ポジ状の画像を作成す
る画像形成装置であって、原稿を投影する光源と、原稿
の投影画像を走査させる走査手段と、原稿の投影画像を
感光体上に導く光路を形成するための光学系と、原稿の
投影画像の不要部分が感光体に照射されるのを遮るため
の遮光部材とを備え、該遮光部材が円弧状の軌道を描い
て移動し、投影光路を遮断することを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】前記請求項1において、前記遮光部材が円
弧状の部材にスリットを形成したものであることを特徴
とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24334791A JPH0580425A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24334791A JPH0580425A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580425A true JPH0580425A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17102482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24334791A Pending JPH0580425A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0580425A (ja) |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP24334791A patent/JPH0580425A/ja active Pending
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