JP2737977B2 - マイクロリーダプリンタ - Google Patents

マイクロリーダプリンタ

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JP2737977B2 JP1019750A JP1975089A JP2737977B2 JP 2737977 B2 JP2737977 B2 JP 2737977B2 JP 1019750 A JP1019750 A JP 1019750A JP 1975089 A JP1975089 A JP 1975089A JP 2737977 B2 JP2737977 B2 JP 2737977B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はマイクロフイルムの投影したり、その画像
のプリントを作成するマイクロリーダプリンタに関す
る。
〔従来の技術〕 マイクロフイルムを拡大投影したり、その画像のプリ
ントを作成する電子写真方式のリーダプリンタでは、ネ
ガフイルムの原稿から反転処理してポジ画像のプリント
を作成することが多いが、原稿の画像領域の周辺に白ぬ
け部分があるため、トナーの消費量が著しく多くなって
しまう。この問題へ対処するため、感光体ドラムに原稿
画像を投影露光して静電潜像を形成するとき、事前に画
像領域の周辺の白ぬけ部分の位置を検出して画像領域を
決定し、画像領域の周辺をシヤツタによって遮光して画
像領域にのみ露光して静電潜像を形成し、トナーの無駄
な消費を防ぐようにすることが提案されている(特開昭
62−32435号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
画像領域の周辺部を遮光するシヤツタの制御は、光電
素子等から出力される信号に基いて画像領域を検出し、
その画像領域を示す信号に基いてシヤツタを制御する方
法が考えられるが、マイクロリーダプリンタ全体の動作
制御をおこなうメインプロセツサとは別個にサブプロセ
ツサを設け、メインプロセツサの制御の下にサブプロセ
ツサによる画像領域の検出を行なわせることが効果的で
ある。
しかしながら、このような構成をとるときは、サブプ
ロセツサでの処理に異常が発生したとき、例えば原稿画
像のコントラスト不足で画像領域の検出、2値化ができ
なかった場合などのように画像領域の検出処理に異常が
発生したときは、メインプロセツサによるリーダプリン
タの動作制御に異常がなくとも、装置に故障が生じたと
して処理され、リーダプリンタが使用不能になってしま
う。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記課題を解決するため、画像領域の検
出のために所定時間を割当てておき、時間内に画像領域
信号が出力されないときは作像動作を開始させるように
するもので、マイクロリーダプリンタの作像動作を制御
する作像制御手段と、マイクロフイルムに記録されてい
る画像領域を検出する検出手段と、前記検出手段により
検出された画像領域信号に基いて作像域を規制する作像
域規制手段を備え、マイクロフイルム上の画像領域周辺
部を消去して画像領域のみ作像するマイクロリーダプリ
ンタにおいて、前記作像制御手段は前記検出手段が所定
時間内に画像領域信号を出力しなかったときは作像動作
を開始させるよう制御することを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
マイクロフイルムのコントラスト不足等の理由などか
ら画像領域の検出に異常が生じても、所定時間経過後は
作像制御手段により作像動作を開始させるように制御さ
れる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例について説明する。第1図は
本発明を実施したマイクロリーダプリンタの内部主要構
造を側面から見た図で、また、マイクロリーダプリンタ
の光学系を第2図に示す。第1図、及び第2図におい
て、1は筐体、11は光源ランプ、12はマイクロフイル
ム、13はマイクロフイルム上の画像をスクリーン、ある
いは感光体上に投影する投影レンズ、14は画像の上下を
反転させるためのプリズム、15は走査ミラーで、リーダ
ー系光路とプリンタ系光路の切換をおこなうほか、プリ
ント時にマイクロフイルム画像を走査する機能を備えて
いる。16はリーダー系光路上の反射ミラー、17はスクリ
ーンである。また、18,19,20はプリンタ系光路上の反射
ミラー、21は感光体ドラム、22は記録紙を示す。さら
に、プリンタ系光路の反射ミラー19と20との間には後程
詳しく説明する全シヤツタ25とサイドシヤツタ26とが設
けられる。そして、スクリーン17の下方には後程詳しく
説明する自動マスキング(以下AMという)のために画像
領域を検出するAMセンサ27及び露光制御のためのAEセン
サ28が配置されている。
今、マイクロリーダーとして使用する時は、走査ミラ
ー15がリーダ系光路位置に切換わる。光源11からの光は
マイクロフイルム12を照射し、フイルム12上の画像は投
影レンズ13、プリズム14、走査ミラー15、反射ミラー16
を経てスクリーン17上に投影される。また、プリンタと
して使用するときは、走査ミラー15がプリタ系光路位置
に切換わる。光源11により照射されたマイクロフイルム
12上の画像は投影レンズ13、プリズム14、走査ミラー1
5、反射ミラー18,19,20を経て感光体ドラム21上に投影
される。このとき、図示しない制御機構により感光体ド
ラム21の回転と同期して走査ミラー15は傾動し、マイク
ロフイルム12上の画像面のスリツト状に順次感光体ドラ
ム21上に投影する。そして、マイクロフイルムの画像領
域周辺部の作像に不用な部分は全シヤツタ25、サイドシ
ヤツタ26によって遮光され、感光体ドラム21上には投影
されないように構成されているから、マイクロフイルム
12上の画像領域のみが感光体ドラム21上に投影され、潜
像が形成される。形成された潜像は公知の電子写真方式
の画像処理により、記録紙上に顕像として記録される。
ここで走査ミラー15がリーダ系光路からプリンタ系光
路へ投影光路を切換える途中、走査ミラー15からの投影
光は反射ミラー16を経てスクリーン17から下方に向って
AMセンサ27及びAEセンサ28上を一画面分走査する。
次に、全シヤツタ25とサイドシヤツタ26とについて説
明する。
第3図はプリンタ系光路を模式的に示したもので、全
シヤツタ25とサイドシヤツタ26の挿入位置を示す。図に
おいて、12はマイクロフイルム、13は投影レンズ、21は
感光体ドラムの位置を示す。25は全シヤツタで、作動位
置では投影光路を遮断する。26はサイドシヤツタで、投
影光路の光軸に対して左右対称に一対の回動羽根からな
り、羽根が所定角度回動することによって投影光路の光
軸に対して両側を所定の巾で遮光するようになる。
第4図及び第5図は全シヤツタ25の構成の一例を示す
もので、第4図はその斜視図、第5図は側面断面図であ
る。全シヤツタ25のシヤツタ羽根251は、その前方が投
影光路を完全に遮断するだけの巾と高さを持つ遮光部25
1aと、これにほぼ直角をなす支持部251bとからなり、支
持部251bの一端は光軸Oと直交する方向の軸253により
回動自在に支持されている。支持部251bの上方には電磁
アクチエイタ252のプランジヤ254が延びており、シヤツ
タ羽根251の操作部255が取付けられている。そして、電
磁アクチエイタ252に通電するとプランジヤ254が吸引さ
れ、シヤツタ羽根251は退避位置に移動し、通電を断つ
とシヤツタ羽根251は投影光路を遮断する位置に移動す
る。
第6図及び第7図はサイドシヤツタ26の構成の一例を
示すもので、第6図はその傾斜図で、第7図はシヤツタ
羽根の駆動機構の詳細である。サイドシヤツタ26は基板
269上に光軸Oの左右に対称的に配置された一対のシヤ
ツタ羽根261a,261bとその駆動機構からなり、その構造
は左右が対称構造である点でのみ相違しているので、一
方の構成について説明する。第7図において、261aはシ
ヤツタ羽根で、ステツピングモータ267aから歯車列265
a,264aを介して駆動される軸262aに取付けられており、
後程詳しく説明する制御装置から出力される信号により
第7図でA,B,Cとして示した位置に回動する。なお、符
号263aで示すものはシヤツタ羽根の基準位置検出用の遮
光板で、シヤツタ羽根261aが基準位置(A)にあると
き、遮光板263aが光電検出素子266aのスリツト部に入
り、検出信号を出力するよう構成されている。
次に、AMセンサ27について説明する。マイクロフイル
ムの画像領域周辺部を全シヤツタ25、及びサイドシヤツ
タ26により遮光するためには、画像領域の位置を検出す
る必要があり、これをスクリーン下方に設けたAMセンサ
により検出する。
画像領域周辺部を遮光するとき、画像欠損を防ぐため
には画像領域の周辺に枠を多少残すように全シヤツタ及
びサイドシヤツタを駆動する必要がある。この枠の巾の
最大値はAMセンサと平行な枠についてはフイルム面の副
走査方向の1走査間隔に等しく、AMセンサと垂直な枠に
ついてはセンサの検出素子の配列間隔に等しい。したが
って、AMセンサと平行の枠の巾を小さくしてやるには、
副走査方向の1方向間隔を狭くすればよい。しかし、AM
センサと垂直の枠の巾を小さくしてやるには、センサ上
の検出素子の個数を増やし、検出素子の間隔を狭めてや
る必要があるが、コスト増になる。
従来のAMセンサは第9図に示すように、フオトダイオ
ード等の検出素子が予定された検出巾全体に均等にピツ
チLaで配列されている。この例では24個配列されてい
る。しかし、一般的に云って、マイクロフイルム上の画
像をプリントする場合、その後のフアイリング等を考慮
して、マイクロフイルム化した原本がA4版のときはプリ
ントもA4版にするなどの等倍復元されることが多い。し
たがって、マイクロフイルム上の画像領域はフイルム中
央部にあることが多いから、AMセンサ27の検出素子を中
央部に少く、周辺部に多く配列することで、従来のもの
と同数の検出素子を用いても、より細かく検出すること
ができる。
第8図(a)は中央部Pには検出素子を粗いピツチLb
で配置し、周辺部Qには細いピツチLcで配置した例であ
り、第8図(b)は中央部Pにおける検出素子を中央に
近い部分にのみ複数個(この例では4個)配置した例
で、また、第8図(c)は中央部Pには検出素子を配置
せず、周辺部Qにのみ配置した例である。
第10図(a)及び(b)は第8図(a)に示すAMセン
サで画像領域を検出する状態を示し、第11図は第8図
(b)に示すAMセンサで画像領域を検出する状態を示
し、第12図は第8図(c)に示すAMセンサで画像領域を
検出する状態を示し、いづれも画像領域周辺部をより細
密に検出できることを示している。
AMセンサはマイクロフイルムの送り方向に対して直交
する方向に配列されているから、画像領域の巾を検出す
ることができるほか、フイルムの給送に伴って画像領域
のフイルム給送方向の先端位置及び後端位置も検出する
ことができる。AMセンサによって検出された画像領域の
先端位置、後端位置及び左右の巾位置信号は、後程説明
する制御装置で処理され、全シヤツタ25、サイドシヤツ
タ26の制御がおこなわれる。
第13図は、全シヤツタ及びサイドシヤツタによるマイ
クロフイルム上の画像領域のみが感光体ドラムに投影さ
れ、その潜像を反転現像して得られたプリントの一例で
ある。
なお、第10図乃至第13図において、斜線部分はマイク
ロフイルム上で濃度の高い暗色部分を示す。
第14図はマイクロリーダプリンタの制御回路のブロツ
ク図である。制御回路はAMCPU51と制御CPU52との2つの
マイクロプロセツサを備え、AMCPU51は制御CPU52の制御
の下に作動する。
AMCPU51にはROM53,RAM54が接続されるほか、I/O制御
部57を介して露光制御用に原稿画像の濃度を検出するAE
センサ28、フイルム上の画像領域を検出するAMセンサ27
が接続されている。また、制御用CPU52にはROM55、RAM5
6が、接続されるほか、I/O制御部60を介してプリンタ制
御機構61、レンズ倍率制御機構62、走査ミラー駆動機構
63、AMボタン検出回路64、プリントボタン検出回路65、
全シヤツタ駆動機構66、サイドシヤツタ駆動機構67が接
続される。このほか、図示していないが、露光制御機
構、自動焦点調整機構等の制御機構が制御CPU52の制御
の下に作動するよう接続されている。
プリンタ制御機構61はフイルム上の画像を感光体ドラ
ム21上に投影して潜像を形成し、これをトナーで現像し
て複写紙上に記録する一連の電子写真方向の画像処理を
おこなう機構を含む。レンズ倍率制御機構62は図示して
ない操作キーから入力される複写倍率に応じてズームレ
ンズのズーミング制御をおこなう機構である。走査ミラ
ー駆動機構63は第1図で符号15で示した走査ミラーのリ
ーダー系光路とプリンタ系光路との切換、及びプリント
動作時の画像面の走査のためのミラー駆動制御をおこな
う機構である。AMボタン検出回路64、プリントボタン検
出回路65はそれぞれのボタンのON,OFFを検出する回路で
ある。
全シヤツタ駆動機構66、サイドシヤツタ駆動機構67は
AMセンサ27により検出された画像領域に対してその周辺
部を遮光する全シヤツタ25駆動用電磁アクチエイタ25
2、及びサイドシヤツタ26駆動用ステツピングモータ267
a,267bを駆動する機構である。
第15図は制御回路の制御CPU52の制御動作を説明する
フローチヤートである。
電源が投入されて動作を開始すると、まず、RAMの初
期化をおこない(ステツプS1)、プリントボタンがONと
されたか否かを設べる(ステツプS2)。ONでないとき
は、その他のキー入力、例えば複写倍率、複写枚数等の
キー入力信号の処理をおこない(ステツプS3)、ステツ
プS2に戻る。プリントボタンがONとなったときはステツ
プS4に進み、予め設定されたタイミングによって、操作
者が操作パネルのキーで選択したサイズの複写紙の給紙
処理をおこなう。更に、AMCPU51に対して、給紙された
複写紙のサイズを表わす信号を送信する。この信号を受
けるとAMCPU51は全シヤツタ及びサイドシヤツタの駆動
を開始する。これについては後程説明する。一方、制御
CPU52では走査ミラー15をプリンタ系光路へ切換え(ス
テツプS6)、切換の完了を待って(ステツプS7)、タイ
マT1に所定の基準時間を設定して計時を開始する(ステ
ツプS8)。このタイマT1はマイクロフイルム上の画像領
域の位置を判断して画像領域信号を出力する演算処理の
ために割当てた基準時間を計時するものである。AMセン
サ27で画像領域を検出するとき、画像のコントラストが
十分でないため等の原因により正確な信号がAMCPU51に
入力されないため画像領域の位置を判断して画像領域信
号を出力する演算処理がいつまでも終了せず、結果とし
て作像処理が不可能になることが考えられる。そこで、
これを回避するため、前記演算処理のために所定の基準
時間を割当てておき、基準時間を越える場合には演算処
理の終了を待つことなく作像動作に移行させるようにす
るためにタイマT1が使用されている。
ここで上述のタイマT1の時間はAMセンサ27が検出した
データをもとに画像域の位置を判断をおこなうための演
算処理時間であるから、プリントサイズ(サンプリング
サイズ)に応じたタイマT1の値の切換えもステツプS8で
おこなう。
タイマT1の計時を開始した後、AMCPU51からその演算
結果の受信完了を待つ(ステツプS9)。受信完了してな
いときはタイマT1の計時終了を調べ(ステツプS10)、
計時終了してないときはステツプS9に戻るが、計時終了
のときはAMCPU51による演算が基準時間内に終了しなか
ったことになるので、AMCPU51をリセツトし(ステツプS
11)、全シヤツタ、サイドシヤツタによる遮光処理しな
いことを示すLEDをONとし、ステツプS13に移る。またス
テツプS9の判断で、受信完了のときはステツプS13に移
る。
ステツプS13では、AMCPU51の演算結果に基いてサイド
シヤツタ26の駆動制御がなされる。なお、AMCPU51の演
算終了前にタイマT1の計時が終了したときはAMCPU51は
リセツトされ、演算結果が得られていないので、サイド
シヤツタ26は初期位置(最も開いた位置)に留まる。つ
いで作像動作が開始される(ステツプS14)。また、こ
の作像動作中に、画像領域の先端部前方及び後端部後方
を遮光するため、AMCPU51の演算結果に基いて所定のタ
イミングで全シヤツタの駆動制御をおこなう(ステツプ
S15)。ここでも、AMCPU51の演算終了前にタイマT1の計
時が終了し、AMCPU51がリセツトされているときは画像
領域が画面一ぱいにあるものとして全シヤツタの駆動制
御がおこなわれる。
所定部数のプリントの完了をプリントカウンタで調べ
(ステツプS16,S17)、プリントが完了していないとき
はステツプS13に戻り、シヤツタ制御を含む作像処理を
繰返す。所定部数のプリントが完了したときは全シヤツ
タ25、サイドシヤツタ26をリセツトして開放位置に設定
し(ステツプS18)、遮光処理をしないことを示すLEDを
OFFし(ステツプS19)、プリント終了信号をAMCPU51に
出力してAMCPU51をリセツトし(ステツプS20)、ステツ
プS2に戻る。
第15図のフローチヤートでステツプS15として示した
全シヤツタ制御の詳細を第16図に示すフローチヤートに
より説明する。
まず、全シヤツタを閉位置とする(ステツプS31)。
ついで、走査ミラー15の走査開始と共に、タイマTMの計
時をリセツトし、計時を開始する(ステツプS32)。タ
イマTMの計数値がAMCPU51によって演算された画像領域
先端値に達するのを待ち(ステツプS33)、全シヤツタ2
5を開く(ステツプS34)。ついで、タイマTMの計数値が
AMCPU51によって演算された画像領域後端値か否かを調
べ(ステツプS35)、画像領域後端値でないときは画像
域外値か否かを調べ(ステツプS37)、画像域外値でな
いときはステツプS35に戻り、ステツプS35の判断で画像
後端値のとき、及びステツプS37の判断で画像域外値の
ときは全シヤツタ25を閉じ(ステツプS36)、主ルーチ
ンに戻る。
第17図はAMCPU51の制御動作を説明するフローチヤー
トである。
電源が投入されて動作を開始すると、まず、RAMの初
期化をおこない(ステツプS41)、制御CPU52から遮光処
理の開始を指令するAM信号が送信されたか否かを判断し
(ステツプS42)、送信されていないときはステツプS50
に移り、自動マスキング処理を要求するAMボタンがONか
否かを調べる(ステツプS50)。ONのときはフラグFを
1にセツトし、ONでないときはフラグを0にリセツト
し、ステツプS42に戻る。ステツプ42の判断で、AM信号
が送信されてきたときはAMセンサにより画像領域を読取
る(ステツプS43)。即ち、走査ミラー15がリーダー系
光路からプリンタ系光路に切換えられるとき、AMセンサ
の検出素子が一定時間毎にマイクロフイルムの画像領域
を読取り画像領域データとしてRAMに格納される。この
際画像濃度も読取られ、プリント時の露光制御データと
してRAMに格納される。
ついでフラグFを調べ(ステツプS45)、F=1であ
れば、自動マスキング処理であるから、画像領域データ
を所定の算式に代入して閾値を定め、2値化する(ステ
ツプS46)。画像領域が決ったので、サイドシヤツタを
駆動するステツピングモータのパルス数に変換し、ま
た、走査ミラー15の走査開始から画像領域先端までの間
隔に対応するミラー回動時間多び画像領域後端までの間
隔に対応するミラーの回動時間を演算し、全シヤツタを
駆動するタイミング計時用タイマTMの設定する値を決定
する(ステツプS47)。ステツプS47で演算して得られた
全シヤツタ、及びサイドシヤツタの駆動用データと、画
像濃度データを制御用CPU52へ送信し(ステツプS48)、
制御用CPU52から出力されるプリント終了信号の受信完
了を待って(ステツプS49)ステツプS2に戻り、待機状
態に入る。
尚、本件実施例はネガフイルムを反転現像して遮光部
材を用い画像枠消しを行うものを示したが、ポジフイル
ムを用い正規現像をする場合はイレースランプ等により
感光体上の潜像を消去して画像枠消しを行ってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、マイクロフ
イルムからプリントを作成する際、画像領域のみプリン
トし、トナーの無駄な消費を抑えることができ、その際
マイクロフイルム上の画像領域のコントラスト不足等の
理由などにより、画像領域の検出に異常に生じても、所
定時間経過後は作像動作が開始されるように制御される
ので、プリント作業を中断することなく実行することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したマイクロリーダプリンタの内
部構造の概略を示す側面図、第2図はマイクロリーダの
光学系を示す図、第3図はプリンタ系光路の説明図、第
4図は全シヤツタの外観斜視図、第5図は全シヤツタの
側面断面図、第6図はサイドシヤツタの外観斜視図、第
7図はサイドシヤツタの駆動構造を示す斜視図、第8図
(a),(b),(c)はAMセンサの正面図、第9図は
従来のAMセンサの正面図、第10図から第12図まではAMセ
ンサによる画像領域の検出を説明する図、第13図は画像
領域周辺部を遮光して得たプリント画像の一例を示す
図、第14図はマイクロリーダプリンタの制御回路のブロ
ツク図、第15図は制御CPUによる制御シーケンスを示す
フローチヤート、第16図は全シヤツタ制御シーケンスを
示すフローチヤート、第17図はAMCPUによる画像領域の
検出処理のシーケンスを示すフローチヤートである。 12:マイクロフイルム、13:投影レンズ、15:走査ミラ
ー、21:感光体ドラム、26:サイドシヤツタ、25:全シヤ
ツタ、51:AMCPU、52:制御CPU。
フロントページの続き (72)発明者 藤田 昌史 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭62−200341(JP,A) 特開 昭63−56641(JP,A) 特開 昭63−58340(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロリーダプリンタの作像動作を制御
    する作像制御手段と、マイクロフィルムに記録されてい
    る画像領域を検出する検出手段と、前記検出手段により
    検出された画像領域信号に基づいて作像域を規制する作
    像域規制手段を備え、マイクロフィルム上の画像領域周
    辺部を消去して画像領域のみ作像するマイクロリーダプ
    リンタにおいて、前記作像制御手段は前記検出手段が所
    定時間内に画像領域信号を出力しなかったときは作像動
    作を開始させるよう制御することを特徴とするマイクロ
    リーダプリンタ。
  2. 【請求項2】マイクロフィルム上の画像を記録体上に作
    成するマイクロリーダプリンタであって、 フィルムを照射する光源と、 フィルムからの光を受光するセンサと、 センサからの出力に基づいてマイクロフィルムに記録さ
    れている画像の画像領域を算出する第1制御手段と、 画像の作像域を規制する作像域規制手段と、 前記第1制御手段により出力された画像領域信号に基づ
    いて作像域規制手段を作動させて作像動作を行なうとと
    もに、前記第1制御手段が所定時間内に画像領域信号を
    出力しなかったとき、第1制御手段をリセットして作像
    動作を行なう第2制御手段と を備えたことを特徴とするマイクロリーダプリンタ。
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