JPH058026Y2 - - Google Patents

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JPH058026Y2
JPH058026Y2 JP783387U JP783387U JPH058026Y2 JP H058026 Y2 JPH058026 Y2 JP H058026Y2 JP 783387 U JP783387 U JP 783387U JP 783387 U JP783387 U JP 783387U JP H058026 Y2 JPH058026 Y2 JP H058026Y2
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air
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hole
pilot pin
driver
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、定置式ねじ締め機によりねじをワー
クの下穴に螺入する際に、ワークを所定位置に位
置決めするとともにねじの脚部先端をワークの下
穴に確実に案内するワーク位置決め装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、定置式ねじ締め機により、ワークの下穴
にねじを螺入する場合、作業台上にあるワークを
位置決めするとともに、ドライバビツトの先端の
ねじをその下穴に案内できるワーク位置決め装置
が採用されている。このワーク位置決め装置15
は、第4図に示すように作業台17に直立して穿
設された段付穴17aを有し、この段付穴17a
にはパイロツトピン18が収納されている。この
パイロツトピン18は下端に鍔部18bを有し、
しかもこの鍔部18bには前記段付穴17aに収
納されたばね19の一端が当接しており、前記パ
イロツトピン18が上方に付勢されて下降できる
ように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このワーク位置決め装置15では、その上方に
位置するドライバビツト(図示せず)がその先端
のねじ(図示せず)とともに下降すると、ねじの
脚部先端がパイロツトピン18に当接し、パイロ
ツトピン18が下降する。このパイロツトピン1
8が下降するにともなつて、ねじの脚部先端がワ
ーク14の下穴内に案内されるので、ドライバビ
ツトの回転にともなつてねじの脚部は確実にワー
ク14に螺入される。この時、ねじがタツピング
ねじであると、めねじ成形時に切粉が生じ、これ
が作業台17上に落下する。そのため、この切粉
が作業台17とパイロツトピン18との間の間隙
に詰まることがあり、次回のねじ締め作業時に、
パイロツトピン18が下降しなくなり、ねじがワ
ーク14の下穴に案内されず、所定のねじ締め作
業を行うことができない等の欠点が生じている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記欠点の除去を目的とするもの
で、シリンダの作動により一体に前進するドライ
バ台とこれに固定されたモータと、前記ドライバ
台と一体に昇降自在でかつ前記モータの回転を受
けて回転するドライバビツトとを有する定置式ね
じ締め機が配置されている。前記ドライバビツト
の下方には、作業台が固定されており、この作業
台には前記ドライバビツトと軸心を一致してパイ
ロツトピンが配置されている。このパイロツトピ
ンは、ばねにより上方に付勢され、後退可能に構
成されている。
さらに、前記作業台の上面には前記パイロツト
ピンが遊挿可能な第1遊挿穴を有するカバープレ
ートが固定されており、このカバープレートの下
面に前記第1遊挿穴と連通する連通溝が削設され
ている。一方、前記作業台には前記連通溝に連通
してエア穴が穿設されており、このエア穴にはエ
ア供給源からのエアが供給されるようにエア制御
回路が接続されている。
〔作用〕
定置式ねじ締め機のドライバビツトがシリンダ
の作動により下降すると、その先端のねじが下降
し、所望ワークの下穴を貫通して位置するパイロ
ツトピンに当接する。前記パイロツトピンが作業
台内に下降するにともなつて、ねじはワークの下
穴に案内され、ドライバビツトの回転にともなつ
てワークに確実に螺入される。
ねじがワークに螺入される際に、切粉が生じて
も、カバープレートの第1遊挿穴とパイロツトピ
ンとの間隙からはエア穴および連通溝を通つて供
給されるエアが吹上げているので、この間隙には
切粉はまつたく詰まることはない。そのため、次
回のねじ締め作業の際にも、パイロツトピンは所
定位置まで確実に上昇復帰し、その後作業台内に
確実に下降でき、ねじをワークの下穴に案内して
これをワークに螺入することができる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面について説明する。第1図
ないし第3図において、1は定置式ねじ締め機で
あり、支柱2に固定されたブラケツト3を有して
いる。このブラケツト3には、腕部4を介して2
本のガイドシヤフト5が平行に昇降自在に案内さ
れている。前記ガイドシヤフト5の下端にはチヤ
ツク台6が係止されており、さらにその上方に所
定間隔をおいてドライバ台7が摺動可能に保持さ
れている。このドライバ台7には前記腕部4の上
端に固定されたシリンダ8のロツド8aが連結さ
れており、その作動により前記ドライバ台7およ
びチヤツク台6が一体に移動し、チヤツク台6が
ストツパ9に当接して後はドライバ台7単独で下
降するように構成されている。前記ドライバ台7
にはモータ10が固定されており、その駆動軸1
0aには回転伝達機構11を介してドライバビツ
ト12が連結されている。このドライバビツト1
2は前記チヤツク台6に固定されたチヤツクユニ
ツト13を貫通するとともに、これに回動自在に
取付けられたチヤツク爪13aに保持されるねじ
Aの上方に位置し、その下降によりねじAをチヤ
ツク爪13aから離脱させて所定ワーク14の下
穴に螺入するように構成されている。
一方、前記定置式ねじ締め機1のドライバビツ
ト12の下方にはワーク位置決め装置15のテー
ブル16が配置されており、このテーブル16に
は作業台17が固定されている。この作業台17
には前記ドライバビツト12の軸心と同一中心を
有する段付穴17aが穿設されており、この段付
穴17aには下端に鍔部18bを有するとともに
上端に小径部18aを有する段付のパイロツトピ
ン18が収納されている。このパイロツトピン1
8の鍔部18bの下面には段付穴17aに収納さ
れたばね19の一端が当接して、パイロツトピン
18を常時上方に付勢しており、前記ドライバビ
ツト12の先端に保持されたねじAの脚部が当接
するにともなつて前記パイロツトピン18が下降
するように構成されている。また、前記作業台1
7にはワーク14の高さを決める当たりピン20
が前記パイロツトピン18と平行に植設されてお
り、この当たりピン20によりワーク14が所定
高さに保持されるように構成されている。さら
に、前記作業台17の上面にはカバープレート2
1が固定されており、このカバープレート21に
は前記パイロツトピン18、当たりピン20がそ
れぞれ遊挿可能な第1遊挿穴21a、第2遊挿穴
21bが穿設され、パイロツトピン18および当
たりピン20が前記カバープレート21から上方
に突出するように構成されている。しかも、前記
カバープレート21の下面には前記第1遊挿穴2
1aと連通する連通溝21cが削設されており、
この連通溝21cを通過するエアが前記第1遊挿
穴21aからのみ排出されるように構成されてい
る。
一方、前記作業台17には前記連通溝21cと
連通する第1エア穴17bおよびこれと直交する
第2エア穴17cが穿設されており、この第2エ
ア穴17cの一端にはホースジヨイント22を介
してホース23が接続されている。このホース2
3には後記するエア制御回路24が接続され、エ
ア供給源25のエアがホース23から第1エア穴
17b、第2エア穴17c、連通溝21cおよび
第1遊挿穴21aを通過して外部に排出されるよ
うに構成されている。
前記エア制御回路24は、第3図に示すように
ねじ締め作業開始信号およびねじ締め完了信号に
より作動する切換弁26を有している。この切換
弁26は、前記シリンダ8の第1給排口8b、第
2給排口8cへのエア供給方向を切換えるように
構成されており、しかも第1給排口8bから排出
されるエアは絞り弁27および逆止弁28を介し
て前記ホース23から第2エア穴17cに供給さ
れるように構成されている。
上記定置式ねじ締め機のワーク位置決め装置に
おいて、所定ワーク14の下穴にパイロツトピン
18の小径部18aが貫挿するようにワーク14
を配置し、これを当たりピン20で下方から保持
する。この状態で、定置式ねじ締め機1のねじ締
め作業開始信号が入ると、切換弁26が作動し、
エア供給源25からエアがシリンダ8の第1給排
口8bへ供給される。シリンダ8の作動によりド
ライバビツト12が下降して、チヤツク爪13a
に保持されたねじAをチヤツク爪13aから離脱
させる。そのため、ねじAの脚部はパイロツトピ
ン18に当接してこれを作業台17内に下降させ
る。同時に、ねじAの脚部ワーク14の下穴に案
内され、ドライバビツト12の回転にともなつて
ワーク14の下穴内に螺入される。
一方、前記切換弁26の作動により、シリンダ
8が作動して第1給排口8bへエアが供給される
と同時に、絞り弁27および逆止弁28を通過し
たエアがホース23を介して第2エア穴17cに
供給される。このエアは第1エア穴17bおよび
連通溝21cを通過して第1遊挿穴21aとパイ
ロツトピン18との間隙から上方に吹上げられ
る。そのため、ねじAがワーク14に螺入する際
に、切粉が生じても、この切粉は第1遊挿穴21
aとパイロツトピン18との間隙に詰まるような
ことはないので、次回のねじ締め作業の際にパイ
ロツトピン18は支障なく所定位置まで上昇し、
その後下降でき、継続してねじ締め作業を行うこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は作業台に下降可
能なパイロツトピンを配置するとともに前記作業
台の上面にパイロツトピンが遊挿されるようにカ
バープレートを固定し、このカバープレートとパ
イロツトピンとの間隙からエアを吹上げるように
構成しているため、ワークにねじを螺入する際に
切粉が生じても、この切粉は前記間隙に挾まるこ
とがなく、次回のねじ締め作業の際にパイロツト
ピンが確実に作業台内に下降して所定のねじ締め
作業を行うことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を切欠いた全体説明図、
第2図は本考案の要部拡大断面図、第3図は本考
案に係わるエア制御回路図、第4図は従来例を示
す要部断面図である。 A……ねじ、1……定置式ねじ締め機、2……
支柱、3……ブラケツト、4……腕部、5……ガ
イドシヤフト、6……チヤツク台、7……ドライ
バ台、8……シリンダ、8a……ロツド、8b…
…第1給排口、8c……第2給排口、9……スト
ツパ、10……モータ、10a……駆動軸、11
……回転伝達機構、12……ドライバビツト、1
3……チヤツクユニツト、13a……チヤツク
爪、14……ワーク、15……ワーク位置決め装
置、16……テーブル、17……作業台、17a
……段付穴、17b……第1エア穴、17c……
第2エア穴、18……パイロツトピン、18a…
…小径部、18b……鍔部、19……ばね、20
……当たりピン、21……カバープレート、21
a……第1遊挿穴、21b……第2遊挿穴、21
c……連通溝、22……ホースジヨイント、23
……ホース、24……エア制御装置、25……エ
ア供給源、26……切換弁、27……絞り弁、2
8……逆止弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブラケツト3に固定されたシリンダ8の作動に
    より昇降するドライバ台7と、このドライバ台7
    に固定されたモータ10と、前記ドライバ台7と
    一体に昇降しかつ前記モータ10の駆動軸10a
    の回転を受けて回転するドライバビツト12とを
    有する定置式ねじ締め機を配置し、 前記ドライバビツト12の下方に作業台17を
    固定し、この作業台17に前記ドライバビツト1
    2と軸心を一致して延びかつ所定ワーク14の下
    穴を貫通するパイロツトピン18をばね19によ
    り上方に付勢して配置するとともに、前記作業台
    17の上面にパイロツトピン18が遊挿可能な第
    1遊挿穴21aを有するカバープレート21を固
    定し、このカバープレート21の下面に前記第1
    遊挿穴21aと連通する連通溝21cを削設する
    一方、 前記作業台17に前記連通溝21cと連通する
    エア穴を穿設し、このエア穴の一端にエア供給源
    25からのエアを供給するエア制御回路24を接
    続したことを特徴とするワーク位置決め装置。
JP783387U 1987-01-21 1987-01-21 Expired - Lifetime JPH058026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP783387U JPH058026Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

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JP783387U JPH058026Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

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Publication Number Publication Date
JPS63116234U JPS63116234U (ja) 1988-07-27
JPH058026Y2 true JPH058026Y2 (ja) 1993-03-01

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JP783387U Expired - Lifetime JPH058026Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

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