JPS6338997Y2 - - Google Patents

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JPS6338997Y2
JPS6338997Y2 JP8031280U JP8031280U JPS6338997Y2 JP S6338997 Y2 JPS6338997 Y2 JP S6338997Y2 JP 8031280 U JP8031280 U JP 8031280U JP 8031280 U JP8031280 U JP 8031280U JP S6338997 Y2 JPS6338997 Y2 JP S6338997Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting oil
oil supply
cutting
supply source
switching valve
Prior art date
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Expired
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JP8031280U
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English (en)
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JPS579438U (ja
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作機械における切削油供給装置に関
する。
従来、一般の工作機械においては切削油(また
はクーラント)は常時加工部に供給されるように
なつているものが多いがこれは無駄であるのみな
らず、切削油供給ポンプに高圧の負荷が常時かか
ることに加えこのポンプを作動させるモータを常
時高負荷運転させる必要があるのでエネルギ損失
が大である。また、ワークを取付けあるいは取り
外す際にしばしば作業者に油が飛散することにも
なつていた。このような問題を解決するために、
切削油回路中に電磁切替弁を設けてオン、オフ制
御し、必要時のみ切削油を供給するようにした装
置も公知である。しかしながら電磁切替弁は比較
的高価であることに加えその作動制御が複雑であ
り、更に作動信頼性もそれ程高くないことから装
置の稼動率が低下するなどといつた問題があり、
満足すべきものであるとは言えなかつた。
本考案は斯かる点に鑑み、工作機械のワークの
送りテーブルの動きをそのまま利用してこれによ
りオン、オフ制御される機械操作切替弁により必
要時のみ切削油を加工部に供給し得るようにした
切削油供給装置を提供せんとするものである。
以下、添付図面を参照して本考案の好ましい実
施例につき説明する。
以下の説明は工作機械として素材の内径スプラ
インを加工する内面ブローチ盤を例にとつている
が、本考案はこれに限定されるものではなく一般
的には送りテーブルを有する型の工作機械全般に
適用し得るものである。
内面ブローチ盤自体は公知であるがその構造に
ついて簡単に説明すれば次の通りである。即ち、
基台20上に植設されるコラム1に固定されたス
ライドベース3にワークテーブル(ワークの送り
テーブル)15とツールリフタ7とが昇降自在に
取付けられる。ツールリフタ7はシリンダ5によ
り、そしてワークテーブル15はシリンダ19に
より夫々昇降駆動せしめられる。ツールリフタ7
はツールホルダ9を有しこれによりブローチカツ
タ11の上端を保持する。また、コラム1の下部
にはツールチヤツク17が固設されこれによりカ
ツタ11の下端をチヤツクする。ワークテーブル
15上にワーク10を載置してからシリンダ5を
作動してツールリフタ7を下降せしめる。その結
果ツールホルダ9に保持されたカツタ11も下降
してその下端がツールチヤツク17内に係入しチ
ヤツクされる。次いで、シリンダ5によりツール
リフタ7を再度上昇すると、ツールホルダ9によ
るカツタ11の保持機構は軸方向外力を受けると
簡単に外れるようになつているのでカツタ11を
チヤツク17内に残したまま、即ちカツタ11を
下端位置に残したままツールリフタ7のみが上昇
する。次いでシリンダ19を作動してワークテー
ブル15を上昇せしめればカツタ11はチヤツク
17によりチヤツクされ固定位置にあるのでワー
ク10とカツタ11との間に相対運動が生じ所要
のブローチ加工が行われる。
切削油供給ノズル13はカツタ11の周囲を例
えば半円弧以上の範囲に亘つて延びる略リング状
のノズルであり、その内周部に形成された複数個
の噴出口(図示せず)から切削油をカツタ11に
よるワーク10の加工部に噴出するものである。
以上の如き工作機械において本考案によればノ
ズル13と油タンク30とを連結する管路中に機
械操作式切替弁50が設けられる。切替弁50は
例えば第2図に示す如くそれ自体公知の回転スプ
ール形の弁でよく通常はポンプ23によつてタン
ク30から吸入される油は管路25、吸入ポート
54を介して切替弁50に送られるがそのままド
レンポート53、ドレン管27を介してタンク3
0に戻される。しかしながらスプール51が第2
図において反時計方向に回転しポート54がスプ
ール51の孔57を介して第3のポート56に連
結されるとタンク30からの油は管路21を介し
てノズル13に送られる。尚、24はポンプ23
を駆動するためのモータである。また、52は通
常の圧力ポートである。
このような切替弁50のスプール51を作動さ
せるために本考案によればワークテーブル15の
動きが利用される。そのためワークテーブル15
の下面にはピン43が設けられる。切替弁50は
コラム1に固定されるブラケツト41により支持
され、スプール51を回転作動するためのレバー
39を有する。レバー39はばね(図示せず)に
より常に第2図のドレン位置に付勢される。
枢軸37によりコラム1に枢着されるアクチユ
エータ35はコラム1との間に配置される引張ば
ね33により常に第1図において時計方向の回転
力を付与される。レバーの形態をしたアクチユエ
ータ35の一端はピン43に係止せしめられ、か
つその他端はレバー39に係止し得るようになつ
ている。
斯くして、ワークテーブル15が下端位置にあ
るときはアクチユエータ35は第1図に示す如く
その左端がピン43により下方に押されるのでそ
の右端はレバー39から離れ、従つて切替弁50
はドレン位置(第2図)にあり切削油はすべてタ
ンク30に戻されノズル13には供給されない。
ブローチ加工時にワークテーブル15が上昇し始
めると、アクチユエータ35はばね33により少
しづつ時計方向に回転しその結果レバー39に接
触してこれを押下することにより切替弁50のス
プール51を回転せしめ切替弁50を切削油供給
位置にもたらす。その結果ブローチ加工中は切削
油がノズル13から加工部に供給されることにな
る。ワークテーブル15が上端まで上昇してから
ワーク10をワークテーブルから取り除き次いで
再びワークテーブルを下降し始めるときもレバー
39はアクチユエータ37により依然として押下
げられているので切削油は加工部に供給され続け
る。従つてノズル13はワークテーブル15と共
に下降するときにカツタ11に付着した切粉を清
掃する役割も果たすことができる。そしてワーク
テーブル15が下端近傍まで下降するとピン43
が再びアクチユエータ35を作動して切替弁50
をドレン位置にもたらす。以上の操作が繰り返さ
れることにより切削油は必要時のみノズルに供給
され斯くして冒頭に述べた目的を達成することが
できる。
以上に記載した如く本考案によれば電磁弁を使
用していないのでその制御回路や連動タイミング
をとるための回路が不要となり構造が安価、簡単
になるのみならず機械の信頼性も向上する。更に
また不用時には切削油が供給されないので機械外
部への油の飛散も少くなり、作業性も向上せしめ
られる。
また切削油が常時加工部に供給されるような形
式の装置に比べ、切削油不用時にはポンプをアイ
ドル回転させてポンプに高負荷のかかるのを回避
しエネルギー損失を小とすることができる。
尚、切替弁50の構造は第2図に示すものに限
らずその他の例えば玉弁等の切替弁でもよい。ま
た切替弁50の作動レバー39を直接ピン43で
押すように設計変更することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る切削油供給装置の図解的
側面図、第2図は切替弁の一例を示す図。 1……コラム、3……スライドガイド、7……
ツールリフタ、11……工具、13……ノズル、
15……送りテーブル、20……基台、30……
タンク、50……切替弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプを介して切削油供給源に連結される切削
    油供給ノズルから切削加工部に切削油を供給す
    る、ワークの送りテーブルを有する型の工作機械
    の切削油供給装置において、上記切削油供給源と
    切削油供給ノズルとを連結する油路中に送りテー
    ブルによつて機械的に作動せしめられかつ送りテ
    ーブルの位置に応じて切削油供給源からの油をそ
    のまま切削油供給源に戻すドレン位置と、切削油
    供給源からの油を切削油供給ノズルに給送する切
    削油供給位置とに選択的に切り替える機械操作切
    替弁を設け、加工時のテーブル移動中及びテーブ
    ル復帰動作中にのみ切削加工部に切削油を供給し
    得るようにしたことを特徴とする切削油供給装
    置。
JP8031280U 1980-06-11 1980-06-11 Expired JPS6338997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8031280U JPS6338997Y2 (ja) 1980-06-11 1980-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8031280U JPS6338997Y2 (ja) 1980-06-11 1980-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS579438U JPS579438U (ja) 1982-01-18
JPS6338997Y2 true JPS6338997Y2 (ja) 1988-10-13

Family

ID=29442753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8031280U Expired JPS6338997Y2 (ja) 1980-06-11 1980-06-11

Country Status (1)

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JP (1) JPS6338997Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241359A (ja) * 1985-08-15 1987-02-23 カラ−フアスナ−工業株式会社 芯入り紐の製造方法
JPS6287422U (ja) * 1985-11-20 1987-06-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS579438U (ja) 1982-01-18

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