JPS6240721Y2 - - Google Patents

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JPS6240721Y2
JPS6240721Y2 JP3221479U JP3221479U JPS6240721Y2 JP S6240721 Y2 JPS6240721 Y2 JP S6240721Y2 JP 3221479 U JP3221479 U JP 3221479U JP 3221479 U JP3221479 U JP 3221479U JP S6240721 Y2 JPS6240721 Y2 JP S6240721Y2
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JP
Japan
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piston rod
workpiece
fluid pressure
slide shaft
piece
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JP3221479U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動旋盤等に使用されるアンローダ
装置の改良に関するものである。
旋削加工等を終えたワークのアンローダ装置と
しては、従前から各種の装置が開発されている。
第8図及び第9図は、その代表的なものを夫々
示して居り、前者は、加工機BのチヤツクAのワ
ーク保持力を開放すると同時に、流体圧シリンダ
又はソレノイド2を作動させ、放出杆3によつて
ワーク1を前方へ蹴出すよう構成されている。
他方、後者は、ワーク1がスプリング4によつ
て常に前方へ押圧されており、加工終了時に保持
杆5を前方へ移動させ、チヤツクAへの固定を解
放すると、蹴出杆6を介してワーク1が前方へ蹴
出されるようになつている。
然し乍ら、前者にあつては、放出杆3の先端が
ワーク1の加工中常にその近傍に位置しているた
め、加工物の材質によつては放出杆3に切粉が非
常に絡み付き易く、切削加工を円滑に行い難いと
いう大きな欠点を有している。
後者にあつても、切粉や油粕等が蹴出杆6の外
周面に付着して円滑に摺動し難くなるために、
度々作業を中断して清掃を行なう必要があるう
え、切削加工中も常に監視を必要とする欠点を有
している。
而して、出願人は、先に特許第818789号とし
て、一基の流体圧シリンダにより物体をL型に移
送する装置を開発し、これを公開している。
本考案は、前記特許発明に改良を加えることに
より、これを自動旋盤等のアンローダ装置に適用
し、従前のアンローダ装置に於ける上述の如き欠
点を除去することを目的とする。
即ち、本考案は、唯だ一基の流体圧シリンダを
使用することにより装置機構の大幅な簡素化を図
ると共に、切削加工中の切粉の絡み付きを完全に
防止して円滑な連続切削加工を可能にし、且つ切
削作業中の切粉排出作業をより簡単に行えるよう
にした加工物移送装置の提供を目的とするもので
ある。
本考案の加工物移送装置は、流体圧に依り昇降
動するピストンロツドがシリンダケースから少な
くとも下突して設けられている流体圧シリンダ
と、流体圧シリンダの後側に並設されて昇降自在
なスライドシヤフトと、スライドシヤフトに設け
られた連結杆と、ピストンロツドと連結杆との間
に介設されてピストンロツドとスライドシヤフト
とを上昇位置から降下位置までストロークだけ同
期して昇降させ得ると共にピストンロツドのみを
更に降下位置から最降下位置までその圧縮代だけ
降下させ得るスプリングと、ピストンロツドの下
端部に連繋された前後方向に水平なる押込片とこ
れの後端から垂下した蹴出片とを備えてその折曲
部が左右方向の支持軸に依りスライドシヤフトの
下端部に枢着された揺動レバーと、揺動レバーの
蹴出片に設けられてピストンロツドとスライドシ
ヤフトの降下位置時にはワークの前側に達し得る
と共にピストンロツドの最降下位置時にはワーク
を後側へ蹴出し得る蹴出レバーと、スライドシヤ
フトの下端部に設けられて蹴出されたワークを受
取り得る受箱とから構成した事に特徴が存する。
以下、第1図乃至第7図に示す本考案の各実施
例に基づいて、その詳細を説明する。
第1図乃至第5図は、本考案の第一実施例を示
すものである。
各図に於いて、7は油圧若しくは空圧等にて作
動される流体圧シリンダであつて、ピストンロツ
ドを上下方向へ突出せしめた両軸型流体圧シリン
ダが使用されている。8はスライドガイド、9は
スライドシヤフト、10はピストンロツド、Bは
旋盤等の加工機、Aは旋盤等のチヤツク、1はチ
ヤツクAに固定されたワークである。
スライドガイド8は、流体圧シリンダ7と共に
支持部材12を介して加工機B等の適宜の位置に
固定されており、スライドガイド8内にはピスト
ンロツド10と並列にスライドシヤフト9が上下
方向へ摺動自在に挿着されている。
ピストンロツド10の上方部には、段付部10
aが形成されており、それより上端部は細径部1
0bになつている。又、その上方先端部には調整
ナツト13を固定するための螺子が、ピストンロ
ツド10の下方端部には当止リング10cが夫々
形成されている。
14は連結杆であつて、その下面側中央部には
ピストンロツド10を摺動自在に挿通する円筒体
14aが固着されており、その外周面に形成した
螺子部14bには当止ブツシユ15が螺込み固定
されている。
当止ブツシユ15は、その螺込み代を調整する
ことにより、スライドシヤフト9の下降ストロー
クLを調整するものである。
連結杆14の中央部には、挿通孔14cが穿設
されており、連結杆14はピストンロツド10の
細径部10bがその挿通孔14cに挿通されてス
プリング17を挿着したうえ調整ナツト13によ
りピストンロツド10に押圧固定されている。即
ち、調整ナツト13の締込みにより、連結杆14
はピストンロツド10の段付部10aと接当した
状態に保持されている。
連結杆14の一端は、スライドシヤフト9の上
端面に植設したボルト9aと調整ナツト16,1
6を介してスライドシヤフト9の上端部に連結さ
れている。
スライドシヤフト9は、スライドガイド8によ
り上下方向に摺動自在に保持されており、その下
端部には前後方向に水平なる押込片18bとこれ
の後端から垂下した蹴出片18aとを備えた揺動
レバー18が設けられ、その折曲部は左右方向の
支持軸19により回動自在に支持されている。
スライドシヤフト9の下端部には、受箱20の
支持部材21が固定されており、支持部材21と
揺動レバー18の蹴出片18aとの間には、スプ
リング22が介設されている。
揺動レバー18の蹴出片18aには、第3図に
示す如く下方部が二又に分割された蹴出レバー2
3が固定されている。本実施例にあつては、蹴出
片18aと蹴出レバー23とを別体としている
が、これを一体的に形成し得ることは勿論であ
る。
受箱20は、支持部材21を介してスライドシ
ヤフト9の下端部へ一体的に固着されており、第
3図及び第5図に示す如くワーク1との対向側及
び搬出シユート28との対向側は夫々開口部とな
つている。
又、その底板20aの一端は、軸20bにより
回動自在に支持されており、常時は閉方向に付勢
したスプリング20cにより上方へ引き上げられ
ている。
尚、24,25は作動流体等の供給口であり、
26はリミツトスイツチ作動片、27はリミツト
スイツチ、28はワーク1の搬出シユートであ
る。
次に、第一実施例の作動について説明する。
第1図は、加工物移送装置が作動開始前の状態
を示すものであり、供給口24からの作動流体圧
により、ピストンロツド10は上方へ引き上げら
れており、下端部の当止リング10cが、シリン
ダケース7aの下面側と接当している。
スライドシヤフト9も、スプリング17の弾性
力により連結杆14を介して上方へ引き上げられ
ている。
ワーク1の加工が完了した場合には、供給口2
5へ作動流体が供給され、ピストンロツド10は
第2図に示す如き位置まで降下する。即ち、ピス
トンロツド10は、ストロークLだけ降下し、当
止ブツシユ15がシリンダケース7aの上面に接
当した位置になる。ピストンロツド10がストロ
ークLだけ降下すれば、スプリング17の反力に
より連結杆14も同量だけ降下することになり、
結果としてスライドシヤフト9もストロークLだ
け降下する。
この時、蹴出レバー23の先端二又部は、第3
図に示す如くチヤツク軸を狭む形でワーク1の前
側に位置しており、揺動レバー18の押込片18
bは、スプリング22の反力によりピストンロツ
ド10の下端と接当している。
而して、スライドシヤフト9は、連結杆14の
当止ブツシユ15がシリンダケース7aの上面と
接当するために、この位置より更に降下すること
はできないが、ピストンロツド10の方は、細径
部10bが連結杆14の挿通孔14c内を摺動す
ることにより、スプリング17の圧縮代Hだけ多
く下降する。
即ち、ピストンロツド10が距離Hだけ下降す
ることにより、揺動レバー18は一定角度回動さ
れ、ワーク1はチヤツクAから後側へ蹴出されて
受箱20内へ放出される。
ワーク1の蹴り出しが完了すると、リミツトス
イツチ27からの信号により作動流体の切換が行
なわれ、ピストンロツド10は第1図に示す如き
最初の位置に復帰する。
最初の位置に復帰した場合には、第5図に示す
如く、受箱20の底板20aの先端が搬出シユー
ト28の底板等と接当することにより、スプリン
グ20cが引き伸ばされ、底板20aは矢印ハ方
向に回動する。その結果、底板20aが傾斜姿勢
となり、ワーク1が搬出シユート28内へ転がり
込み、一連の行程が終了する。
第6図は、本考案の第二実施例を示すものであ
り、流体圧シリンダ7として片軸型流体圧シリン
ダが使用されている。連結杆14は、その一端が
スライドシヤフト9の下方部に固着されており、
連結杆14の他端部に穿設した挿通孔14cにピ
ストンロツド10が挿通されている。
スプリング17は、連結杆14とピストンロツ
ド10の中間部に形成された鍔体29との間に嵌
着されている。
尚、30,31は調整ボルト及び調整ナツトで
あり、その他の構成は第一実施例と殆んど同様で
ある。
作用の方も、第一実施例の場合と略同一であ
り、ピストンロツド10とスライドシヤフト9は
一体となつて第6図の如き位置まで下降し、ここ
で、スライドシヤフト9の下降は、調整ボルト3
0がシリンダケース7aの上面側と接当すること
によりストツプされる。
然し乍ら、ピストンロツド10は、更にスプリ
ング17の圧縮代だけ下降することができ、これ
によりワーク1が前方へ蹴出される。
第7図は、前述の加工物移送装置Cの設置例の
一つを示すものであり、加工機Bの上方に固定し
た支持部材12にローダー装置Dと加工物移送装
置Cとが縦向きの放射状に設置されている。
尚、第7図に於いて、28は搬出シユート、3
2は搬入シユートである。
本考案は、上述の通りの構成と作用を有するも
のであるから、下記の如く多くの優れた効用を有
している。
(1) ワークの切削加工中は、蹴出レバーが常に上
方位置へ引き上げられており、従つてこれに切
粉等が絡み付く恐れは全くない。
その結果、ワーク廻りの監視を必要とするこ
となく、連続的且つ円滑な切削加工が可能とな
り、加工能率の著しい向上を図り得ると共に、
切削作業中の切粉の排出やチヤツク廻りの清掃
も容易に行ない得る。
(2) 一基の流体圧シリンダにより受箱や蹴出レバ
ーの上下動とワークの蹴出動作の二動作を行う
ことができるため、装置の構造を極めて簡素化
し得ると共に、制御装置もより単純化され、製
造コストの著しい低減を図り得る。
(3) 装置の構造が簡素化されるために、故障を生
じる度合が低下し、且つワークの受箱内への蹴
出もより確実に行ない得る。
(4) 受箱から蹴出シユートへのワークの引継ぎ
も、簡単且つ確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第一実施例に係る加工物移
送装置の始動開始前の状態を示す側面図。第2図
は、蹴出レバーが所定位置まで降下した状態を示
す側面図。第3図は、第2図イ−イ視に於ける概
要断面図。第4図は、揺動レバーの作動状態を示
す側面図。第5図は、ワークを収納した受箱と搬
出シユートとの接当状態を示す部分断面図。第6
図は、本考案の第二実施例を示す側面図。第7図
は、加工物移送装置の取付状態を示す概要正面
図。第8図は、従前のシリンダ型アンローダ装置
を示す側面図。第9図は、従前のスプリング型ア
ンローダ装置の部分断面図である。 1……ワーク、7……シリンダ、9……スライ
ドシヤフト、10……ピストンロツド、14……
連結杆、17……スプリング、18……揺動レバ
ー、19……支持軸、20……受箱、23……蹴
出レバー、A……チヤツク、L……ストローク、
H……圧縮代。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体圧に依り昇降動するピストンロツド10が
    シリンダケース7aから少なくとも下突して設け
    られている流体圧シリンダ7と、流体圧シリンダ
    7の後側に並設されて昇降自在なスライドシヤフ
    ト9と、スライドシヤフト9に設けられた連結杆
    14と、ピストンロツド10と連結杆14との間
    に介設されてピストンロツド10とスライドシヤ
    フト9とを上昇位置から降下位置までストローク
    Lだけ同期して昇降させ得ると共にピストンロツ
    ド10のみを更に降下位置から最降下位置までそ
    の圧縮代Hだけ降下させ得るスプリング17と、
    ピストンロツド10の下端部に連繋された前後方
    向に水平なる押込片18bとこれの後端から垂下
    した蹴出片18aとを備えてその折曲部が左右方
    向の支持軸19に依りスライドシヤフト9の下端
    部に枢着された揺動レバー18と、揺動レバー1
    8の蹴出片18aに設けられてピストンロツド1
    0とスライドシヤフト9の降下位置時にはワーク
    1の前側に達し得ると共にピストンロツド10の
    最降下位置時にはワーク1を後側へ蹴出し得る蹴
    出レバー23と、スライドシヤフト9の下端部に
    設けられて蹴出されたワーク1を受取り得る受箱
    20とから構成した事を特徴とする加工物移送装
    置。
JP3221479U 1979-03-12 1979-03-12 Expired JPS6240721Y2 (ja)

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JPS55134103U JPS55134103U (ja) 1980-09-24
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JP6053389B2 (ja) * 2012-08-10 2016-12-27 三菱重工業株式会社 液化ガス気化装置を搭載した船舶および液化ガス気化装置
JP7254553B2 (ja) * 2019-02-13 2023-04-10 株式会社Fuji ワーク取外し治具

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